このページでは佐藤雄平参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○佐藤雄平君 ただいま議題となりました沖縄振興特別措置法案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 本年は、沖縄が復帰して三十年になる節目の年であります。 去る三月二十二日に当委員会に付託されました本法律案は、沖縄の自立的発展に資するとともに、沖縄の豊かな住民生活の実現に寄与するため、これまでの沖縄の振興のための諸般の特別措置の成果をも踏まえ、新たに沖縄の振興の基本となる沖縄振興計画を策定し、これに基づく事業を推進するなどの特別の措置を講ずることにより、沖縄の総合的かつ計画的な振興を更に一層図ろうとするものであり、平成十四年度から十か年を目途とする沖縄振興計画の策定……
○佐藤雄平君 初めに、本日の質問の中で危機管理について予定をしておりましたが、二月の十八日、お隣の韓国での地下鉄の火災事故、事件、二百七十人以上の犠牲者が出たことは大変悲惨な事件であり、心から哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げます。 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成十三年度決算について、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。 幕末の思想家、また教育家でもある横井小楠の名言、国家の目的は民を安ずるにあるを冒頭御紹介いたします。 さきの参議院での総理の所信表明は、国会に身を置く者、そしてテレビの前の国民の皆さんもさぞかし失望を感じたことと思います。全く精彩に欠……
○委員長(佐藤雄平君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆さん方の御推挙により本委員会の委員長に選任していただきました佐藤雄平でございます。 本委員会の所管する沖縄の問題、そしてまた北方の問題につきましては、戦後、ある意味では日本の最大の問題であるかなと。そういう意味で、今なおたくさんの問題を抱えております。そういう意味からも、本委員会に課せられた使命というのは大変大きなものと言わざるを得ません。 微力ではありますけれども、皆さん方の御協力を賜りまして公平円満な委員会の運営に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に脇雅史君を指名いたします。
【次の発言】 この際、尾身沖縄及び北方対策担当大臣及び田中外務大臣からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。尾身沖縄及び北方対策担当大臣。
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官安達俊雄君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、内閣府北方対策本部審議官坂巻三郎君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛施設庁長官伊藤康成君、総務省自治財政局長香山充弘君、外務省北米局長藤崎一郎君、外務省欧州局長齋藤泰雄君、財務省理財局次長松田広光君、文部科学大臣官房審議官玉井日出夫君、厚生労働大臣官房審議官三沢孝君、水産庁長官渡辺好明君、国土交通……
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
沖……
○委員長(佐藤雄平君) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま皆さんの御推挙により前国会に引き続き委員長に選任されました。皆さん方の御協力を賜りまして公平円満な運営に努めてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に中川義雄君、脇雅史君、海野徹君及び渡辺孝男君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時……
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査を議題といたします。
先般本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。脇雅史君。
【次の発言】 御苦労さんでした。
以上で派遣委員の報告は終了いたしました。
ただいまの報告につきまして、別途、詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
まず、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に内閣府北方対策本部審議官坂巻三郎君、防衛施設庁長官嶋口武彦君、総務省自治財政局長林省吾君、外務省北米局長藤崎一郎君、外務省欧州局長齋藤泰雄君及び外務省国際情報局長今井正君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のうち……
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十日、木俣佳丈君が委員を辞任され、その補欠として浅尾慶一郎君が選任されました。
【次の発言】 去る三月十九日、予算委員会から、三月二十二日の一日間、平成十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち内閣本府(沖縄振興局)、北方対策本部、沖縄総合事務局及び沖縄振興開発金融公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
委嘱審査のため……
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、浅尾慶一郎君が委員を辞任され、その補欠として木俣佳丈君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
沖縄振興特別措置法案の審査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官安達俊雄君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、警察庁長官官房国際部長村上徳光君、防衛施設庁長官嶋口武彦君、外務省北米局長藤崎一郎君、農林水産省農村振興局長太田信介君、国土交通省総合政策局次長伊藤鎭樹君、環境省総合環境政策局長炭谷茂君、環境省環境管……
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。 沖縄振興特別措置法案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、参考人として琉球大学名誉教授・放送大学沖縄学習センター所長尚弘子君、九州大学大学院法学研究院助教授前泊博盛君及び環境運動家・沖縄県高等学校障害児学校教職員組合教文部長前川盛治君に御出席いただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ、当委員会に御出席をいただき、誠にありがとうございます。 皆さんから忌憚のない御意見を賜り、本案の審査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願……
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 沖縄振興特別措置法案の審査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官安達俊雄君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、防衛施設庁長官嶋口武彦君、金融庁総務企画局長原口恒和君、法務省刑事局長古田佑紀君、外務省北米局長藤崎一郎君、外務省欧州局長齋藤泰雄君、外務省経済協力局長西田恒夫君、財務大臣官房審議官木村幸俊君、財務省理財局次長松田広光君、厚生労働大臣官房審議官三沢孝君、厚生労働省医政局長篠崎英夫君、厚生労働省職業能力開発局長酒井英幸君、厚生労働省雇用均等・……
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。 まず、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 沖縄及び北方問題に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官安達俊雄君、内閣府沖縄振興局長武田宗高君、内閣府北方対策本部審議官坂巻三郎君、防衛施設庁施設部長大古和雄君、外務省欧州局長齋藤泰雄君、水産庁資源管理部長海野洋君、国土交通省航空局次長鈴木朗君及び国土交通省北海道局長林延泰君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(佐藤雄平君) ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第五〇〇号北方領土返還促進に関する請願を議題といたします。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
理事会において協議の結果、第五〇〇号北方領土返還促進に関する請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致いたしました。
以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じ……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 新緑風会でございまして、地方出身というふうなこともあり、民主党の政策とは若干違うところはあります。しかしながら、総理と自民党よりは違いがありません。 通告していないんですけれども、土曜日と日曜日、総理、地元へ行ってきました。そうしたら、もう本当に、金曜日の四公団民営化推進委員会の正に不測の事態、この話で実は持ち切りでございます。私は福島県出身、地方出身ということもあり、私は高速道路の推進派でございます。一連の状況を私が見ている中で、本当に今井さんが、むしろ何のための委員長だったのかなと。この半年間様々ないろんな意見を聞きながら、私は、……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。質問も一年ぶりかと思いますけれども、大臣のお顔を拝見しながら一年前のことをまた改めて思い出しておりますけれども。 冒頭、これ余りいい話じゃありませんけれども、せっかく今公団の民営化で、ある意味では政府も政治も行政も含めて国民の信頼を取り戻さなきゃいけないというやさきに、阪神公団のあの不祥事については誠に情けない、残念至極でございます。先ほども大臣がお話がありましたけれども、これについて猛省を是非促していただきたいという御要望を冒頭申し上げておきます。 それと、先ほど脇さんの緑のダムの話でありますけれども、私は緑のダム自身を承知しておりません。無所属、緑風……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 午前中も木村委員から質疑がありましたけれども、私も、重複すると思うんですけれども、これは本当に大事なことであろうということで、あえてまた質問をさせていただきます。 二週間ほど前に十五知事の提言ということがありまして、霞が関行政の縦割り行政についての一つの提言であろうかなと、そんな思いをしております。 その中で、前の国土交通委員会のときにも道路行政の一元化の話をさせていただきました。さらにまた、今度の下水道についても、農林省でも環境庁でもまた同じことをしている中で、地方自治体にとっては非常に分かりにくいということの提言がありまして、これを読んでみました……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 決算審議ということになりますと、ついつい私は思い出されるのが、昭和四十四年に参議院の本会議で佐藤元総理が、もしこの決算が通らなかったならば、内閣総辞職、さらにまた解散もあり得る旨の発言をされました。 私は、正にこの決算というのは国のある意味では要諦であろうと。ややもすれば予算が注視され、注目され、決算の方がある意味ではおろそかというか、余り関心を持たれなかったというのが今日までの右肩上がりの日本の国会の中であったかな、そんな思いをいたします。しかし、今、景気の不況、倒産、リストラ、さらにまた三百五十万人を超す就職のできない方を見たとき……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 吉田議員に続いて質問をさせていただきますけれども、吉田議員も私自身も、密集市街地とか都市河川とか、全くどこを見ても、長野県にも密集市街地はないし福島県にも密集市街地はないし都市河川もないと。そういう地方出身の者が都市の問題についてこう熱っぽい議論をしているというのが正に国会であるなと改めて感激をしておりまして、この姿を石原慎太郎知事によく見てもらって、地方の者がこれほど都市のことを心配しているんだから都市の者もまた逆に地方のことを心配しなきゃ駄目だよと、あえてそんなことを申し上げておきたいと思います。 私も、当選させていただいて五年目でございますが、終……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 本来でありますと、素直にこの法案の質疑に入りたかったんですけれども、たまたま昨日、法案の質問取りに国土交通省の職員の方が来ておりまして、そして登録業者に対して検査、査定、公正公明にやろうと、しかもこの法案の中にも冒頭書いてあるのが、いわゆる不祥事なんか起こさないようなためのその法案もきちっと入っているというふうな中で、終わってから夕刊を見ましたら、何と陸運検査員ら逮捕と。本当に、今、この大事な、民間に任そうという私は非常にいいこれは法律案だと思って、すばらしいことだなと思っておりましたら、このような不祥事が起きた。 政治も行政も、今国民の皆さんに対して……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 今日は、同僚の若林議員と一緒に公聴会に参加をさせてもらっておりますけれども、時間、二十分という制限の中でございますので、代表して私がそれぞれ質疑をさせていただきます。 公述人の皆さん方には今本当に貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございました。 その中で、沢田市長さんから今お話がありました正に武力攻撃事態と、予測と、どういうふうな、現実問題としてなかなか想像ができないと。正に今、国会の中でもここがどこの党も質問のまず冒頭に出てくる話でありまして、正にこれは国民の皆さんがテレビの中継を見ていても何か納得のできようのないところ……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 大臣の皆さん方には、連日、本当に御苦労さんでございます。 私も、ここの委員会に所属をさせていただきましていろんな議論を聞いております。どうしても質問者よりも答弁者の方が何となく奥歯に物の挟まった、オブラートだけ、場合によってはあんこのないまんじゅうの皮だけを議論しているような、特にまた法制局の答弁等を聞いておりますと、どっちにでも理解できるような答弁で、この委員会を国民の皆さん方がごらんになっていれば、何か歯がゆさを感じるのではないかなと、そんな思いをいたします。 それも冷静に考えてみると、日米安全保障条約、そして集団自衛権、それか……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤です。 今、広野先生と全く同じ質問、会計検査院の在り方についてお伺いをしようと思っていたんですけれども、あえて一言申し上げさせていただきますと、国会は予算を作るわけです。予算の執行のその審議を当然する責任がある。その最前線として会計院があるわけです。 今日までの決算委員会の審議を見ておりますと、どうしても会計検査院の皆さん方の答弁というか、何となく弱腰なところがあるんです。私は、よくよく見てみますと、やっぱりこれは一つのバックボーンというか、そういうふうなものでも何か欠如しているような気がしてならないんです。 そういうふうな意味から、国会が予算を作って……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 今の質疑を聞きながら、なるほど会計検査院の指摘事項がこの二十年で最高に達したんだなとつくづく感じました。 齋藤委員と石川局長との質疑の中で、石川局長が自ら所管しているところの関西空港の資料がないと、こんな答弁は私はもう本当に聞き捨てならぬ、正に会計検査院もこれしっかりしてもらわなきゃいけないな、そんな思いを今したところでございます。 続き、会計検査院、国土交通省それから環境庁という順番でそれぞれ質疑をさせていただきます。失礼しました、環境省、昇格しておりますからね。 そういうふうな中で質疑をさせていただきますけれども、昨年、決算委……
○佐藤雄平君 民主党・新緑風会の佐藤雄平でございます。 今日は会派の佐藤雄平というよりは地方から出ている国会議員の一人として、あえて東京都出身の石原大臣に、地方のこれが声なんだということを含めながらひとつ質疑をさせていただきたいと。 小泉内閣が発足をしてちょうど今三年目、丸三年になります。昭和三十七年に全国総合開発計画、全総というのができました。それが基本的には国土政策の中心は均衡ある日本の発展という前提の中で今日まで来ているかなと、そんな思いをします。それが、小泉内閣になってから、ちょうど十三年のときに経済財政諮問会議で、私の記憶が正しければ、特色ある地方と都市の再生ということに日本の国……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。おはようございます。 都市再生の質疑のちょうどやさきに、先週の二十六日、ある意味では大都市部の都市開発、都市の再生のシンボルである六本木のヒルズに正に痛ましい事故が起きてしまいました。改めて、溝川涼君の御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 私も、六本木ヒルズ行ったことありません、なかったです。で、昨日実は行ってきました。回転ドアを見ましたら、もう本当に何か凶器のような感じがしまして、また、あのビルを見ると、何か人間性とか温かみとか全くなくて冷たいなと、これが何か大都市圏の中の都市再生のある意味ではシンボルなのかなと、そんな気持ちがありました。そうこうし……
○佐藤雄平君 両参考人、貴重なお話ありがとうございました。 入澤さんからもありましたけれども、最大の問題というのは、これ貧困が絶望になっていろんな事件が起きていると。その前提に立つと、まず経済復興だと思うんです。 経済復興で二点。一つは、このアフガンを中心とした中東地域における自立経済、これは具体的にどういうふうな産業が将来的に立地できるであろうかということと、もう一つは、いつまでも、未来永劫援助というのはあり得ないわけですから、その中で自立の前にいろんな資本が入っていく、市場経済が入っていく、そのときに宗教それから民族、こういうふうなものは障害にならないのか、この二点について両参考人から……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。今日は本当にありがとうございました。 この調査会で何人かの講師の話を聞いている中で、やっぱり一番その印象に残っているのが緒方高等弁務官の話でございます。その中で緒方さんが言っていたのは、中東、特にアフガンの例の様々な問題の究極は貧困である、その貧困が絶望になっていると。 となってくると、結論から申しますと、やっぱり中東の経済がどういうふうな次の時代のあるべき姿であろうかと。今、いろいろ支援とか援助、これ、やっておりますけれども、支援とか援助というのは永劫つながるものでもない。いずれ、やっぱり自立経済をどこかで踏んでいかなきゃいけない、それが平和と安定の大……
○佐藤雄平君 この調査会でいろんな話をお伺いしてまいりましたけれども、その中で私は緒方高等弁務官の話にじんときました。緒方さんが文芸春秋で十年間を振り返ってという話を、手記録を書いておりまして、何回か中東に行くことをためらおうかと思ったと。そして、飛行機に乗ると追撃される、正に低空飛行機、それからまたヘリコプターの中で、あの難民のところに行って、それでもなおかつまた日本に戻って大学の教授に戻ろうかなと思った。しかし難民の中に子供がいて、その子供の目を見たときに、このこんな澄んだ目を持った子供がこんなつらい思いをしているのか、命懸けでこれは頑張らなきゃいけないということで着任したわけでありますけ……
○佐藤雄平君 中座しちゃってごめんなさい。 二つほどありまして、一つは要望。 一つは、これは出たかも分かりませんけれども、政教分離、それはもう理解しますが、その教育と宗教、これはどんなふうな感じになっていたか分かる方いたら。 もう一つは、さっき沢先生もおっしゃられましたけれども、この調査会何回か開いている中で、やっぱり国連の役割というのは本当に何をしているのかなというふうなこと何回か感ずることがありました。やっぱり諸外国でもそういうふうなことであるかなと。となると、国連の、やっぱりひとつこの国際問題研究会の中で国連研究というか、やってみるのも一つの我々の課題かなと、そんな思いで提案させて……
○佐藤雄平君 畠山、深川参考人、本当に今日は貴重なお話ありがとうございました。 私は福島県で、その昔、農産物がいつも工業製品の犠牲になっているという話がありましたけれども、あえて今日はそれはその逆になっているなという話は申しません。 お二人の参考人の中で、ちょっと興味あるというか、お話を今聞きました。 一つは、深川さんからの、経済統合で、先ほど日本の企業にとってはプラスだけれども、日本にとっては必ずしもそうでない。これは非常に興味ある話だなと。さらにまた、畠山参考人から、自由貿易協定は焦眉の急であるな、正にそうかなと。 しかし、私は、そうなった際の今、日本の最大の問題というのは、少子化……
○佐藤雄平君 佐藤雄平でございます。 この国際問題研究会、調査会、本当にいろんな勉強をさせていただきまして、ありがとうございました。 私は、この勉強会の中でやっぱりアジアという大事さを改めて今痛感しておりまして、世界経済の中のアジア経済、こういう、これをこれからどういうふうな形の中で日本は示していくのかなと。世界の人口の約半分いる、人口がいるというのは消費がある、消費と同時に、最近は中国を中心に生産工場でもあると。だから、需要と供給というのが一番ある地域がアジアでありますから、そういうふうな意味から申しますと、アジアが世界のある意味では経済の中心になってもおかしくないと、そんな思いをしてお……
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