このページでは佐藤泰介参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○佐藤泰介君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました財政構造改革の推進に関する特別措置法の停止に関する法律案に反対する立場で討論を行います。 国家財政は、国家存立の基礎と言えます。国家の基本方針とも言える財政方針をわずか一年の間に三回も大変更することが許されるでしょうか。厳しい経済状況の中で、必死に生き抜く努力をしている民間企業の経営者や働く国民は許すはずがありません。 昨年十一月、急激な消費の冷え込みや株価の低迷、日を追うごとに我が国の経済の混迷が深まりつつある中で、北海道拓殖銀行や山一証券等の大型金融機関の倒産が連続し、大不況にまさに入らんとする厳しい経済状況を全く把……
○佐藤泰介君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま提案されました政府案に対し、厚生大臣に質問をいたします。 政府案に対する質問に入る前に、政府が二〇〇〇年度からの実施を約束している医療保険制度の抜本改革と、制度実施から一カ月余りが経過した介護保険制度について伺います。 二十一世紀を目前にした今日、年金、医療、介護などの社会保障制度の再構築が我が国における重要課題となっていることは衆目の一致するところだと思います。その中でも、特に医療保険制度の抜本改革は緊急の課題です。 政府は、今国会提出の健康保険法改正案が改革の一歩と位置づけられているようですが、先般の本会議でも、森総理大臣は、我……
○佐藤泰介君 石田美栄議員の参法に対する質問は四問あったかと思いますが、私の方から二問を答えさせていただきたいと思います。 まず、昨年五月十六日の文教・科学委員会で採択された新しい学校教育確立のための教育改革推進に関する決議と今回提出の参法との関係はいかにについてお答えをさせていただきたいと思います。 昨年一月二十日、民主党は、小学校、中学校及び高等学校の学級規模の適正化の推進等に関する法律案、いわゆる三十人以下学級推進法案を本院に議員立法として提出し、四月二十五日に審議をさせていただきました。審議において、未来を担う子供たちのために、我々は、まず教育改革を最優先課題として取り組み、三十人……
○佐藤泰介君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました地教行法一部改正案、学校教育法一部改正案、社会教育法一部改正案について、総理並びに文部科学大臣に質問をいたします。 まず、質問に入る前に、去る六月八日、池田市の大阪教育大学附属池田小学校での悲惨な事件は、社会、特に子供たちや保護者、教育関係者に強い衝撃を与えたことは言うまでもありません。今後、この事件に遭遇した子供たちはもとより、周辺の小学校、そして全国の小学生に対する早急なケアを考え、実施しなければなりません。特に、岩手県の小学校で実施された、一年生を対象とした、不審者に変装した警察官による避難訓練などによる子供たちの……
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介です。よろしくお願いします。 九月二十一日に第十六期の中教審が今後の地方教育行政のあり方について答申をまとめ、大臣に提出をされました。この答申は、市町村や学校の自主性、自律性を確立して、創意と工夫のある教育事業を進めていこうという姿勢が感じられます。内容の細かな点についてはこれからより突っ込んだ論議や確認が必要だと思いますが、私は、評価できる点もあり、敬意を表したいと思います。 しかし、この答申に対する自治体、学校サイドには戸惑いも多く見られると思います。特に強いのは人材と財源への不安であろうと私は思いますけれども、実施までの国の十分な環境整備を強く要求するも……
○佐藤泰介君 民主党・新緑風会の佐藤泰介でございます。 まず、大蔵大臣に伺いますが、日本債券信用銀行に対して、金融再生法三十六条に基づき破綻認定により特別公的管理を命じましたが、今後の金融再生に向けて、これまでの護送船団方式から個々の銀行に対する厳格な対応等々が報道されています。 また、これまで日債銀には、昨年十月の日銀資金と民間資金を合わせて二千九百億円を導入し、本年三月の優良銀行としての公的資金六百億円の多額の導入を行ったと思いますけれども、結果として破綻を認定することになった事実について、まずどのように考えておみえになるか、大臣の所見をお伺いしたいというふうに思います。
○佐藤泰介君 それではよろしくお願いします。 まず、きょう私は、九年度決算報告について伺いたいというふうに思います。 平成九年度の決算報告の指摘件数は、前年度よりわずかに減少したものの総指摘金額が二十二億円の増加で、過去十年間で二番目の大きな額となっていると聞いております。本来は、会計検査院の活躍する場がなく開店休業の状況で適正に予算が執行されていることが私は基本であると思っております。この間の少ない職員で役務を果たされている会計検査院に敬意を表したいと思っております。 さて、防衛庁の装備品等の調達に係る問題、郵便物の新型区分機等の調達の問題、石油等の探鉱投融資事業問題、航空タービン燃料……
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介です。 まず冒頭、先週の金曜日、東京地検特捜部と警視庁捜査第二課は、証券取引法違反の疑いで日債銀の前会長を初め当時の経営陣の六名を逮捕しました。このことについて大蔵省としてどのように考えてみえるのか、大臣から御感想を伺いたいというふうに思います。先週の土曜日の新聞で読みましたので、通告がしてありませんが、お許しをいただきたいと思います。 私は、この逮捕容疑はその一部に関する容疑のみであると考えております。本来、日債銀の崩壊を招いた大部分は、既に時効が成立しているとはいえ、その道義的な責任は、問われるべきはここのところにあるのではないかというふうに思っております……
○佐藤泰介君 それでは、よろしくお願いします。 過日のこの委員会においても人権教育にかかわってさまざまな議論がされてきましたけれども、私は、きょうは人権教育のための国連十年における文部省の取り組みについて伺わさせていただきたいと思います。 御存じのように、本年は人権教育のための国連十年のちょうど中間年に当たります。私は、九七年七月四日に発表されたこれまでの国内行動計画の取り組みを、文部省としても点検をして、より一層推し進めていかなければならない大変大切な折り返し点であると思っていますけれども、まず、この点について文部省としての御認識、お考えを説明していただけますか。
○佐藤泰介君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○佐藤泰介君 民主党・新緑風会の佐藤泰介です。 私は、地元に帰りましてこの行革税制特別委員会のことを説明しておりましたら、今国会でのこの特別委員会の焦点はと質問されてこの独立行政法人のことだと答えましたが、その内容を質問されてもなかなか説明がつかないほど私自身には理解しづらい内容であることを再認識しております。 地元での質問は、この独立行政法人法ができることで私たちにはどんなメリットがあるのか、この法律ができることでだれが得をするのか、この法律で経費の節減になるのか、以前と比べてどうなるのか、何人ぐらいリストラになるのか、これまでとどう変わるのかというような質問が出されました。的確な政府答……
○佐藤泰介君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました中央省庁等改革関係法施行法案、国立公文書館法の一部を改正する法律案等独立行政法人個別法関係五十九法律案並びに独立行政法人の業務実施の円滑化等のための関係法律の整備等に関する法律案に対し、反対討論を行います。 前国会において中央省庁等改革関連法が審議され、今般の独立行政法人の流れになったところです。私どもが通常国会における反対討論で指摘したとおり、政府案では実質的な行政改革は全く進まない、十分な審議が必要と懸念されてきました。 行政機関で続発する不祥事、介護制度の迷走等、国民から行政府に対する立法府のチェック機能のあり方……
○佐藤泰介君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○佐藤泰介君 私は、委員長に陣内孝雄君を推薦することの動議を提出いたします。
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介でございます。 私は、まず法案から少し離れるかと思いますけれども、地方分権推進法の一部を改正する法律案に関連して質問させていただく前に、この連休を挟んで社会的にも衝撃的な少年による犯行が続いて発生しました。この問題について少し伺わせていただきたいと思います。 私も二十年余の教員生活をしてきた者として、少年が人の命の重さを認識できず、多くの人を傷つけ死に至らしめた事実に大きな衝撃を受けています。なぜ、子供たちが私たちの理解を超えた生命を軽視する行動をするのか。ここにも、家庭や学校、地域社会で子供を育てる過程で今日私たちが気づかなかった要素が現代社会にあるのではな……
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介でございます。
私は、今回新しく提案されました年金資金運用基金法案と、それに引き継がれる年金福祉事業団の解散及び業務の承継等に関する法律案に絞って質問をさせていただきます。
まず、グリーンピア事業についてでございます。大変素朴な質問をさせていただきますけれども、今回撤退されるということですが、グリーンピア事業をなぜ撤退されるのか、最初にこの点について大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 今、大きな流れの中で、民間でできる事業だというような御答弁だったと思いますけれども、グリーンピアがいろいろ取り上げられるようになって、私も一度見ておこうということで、昨年初……
○佐藤泰介君 戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案に関連して質問をさせていただきます。 民主党の佐藤泰介です。 援護法に関する資料を見ておりましたら、昭和五十三年の障害年金、遺族年金、遺族給与金の受給者数は十三万七千九百十八人でしたが、平成十一年十二月末には四万四千三百九十二人と実に九万三千五百二十六人の方々が亡くなられているとのことです。戦後の五十年余の時の流れを感ぜずにはおられませんが、この援護法がさきの戦争が多くの家族の生活や未来を打ち砕いた国家の責任の重さを証明しているようにも思います。 この援護法は何のためにあるのか、そんなような思いを冒頭述べさせていただきましたが……
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介でございます。よろしくお願いします。 児童手当に関する基本的な認識をお尋ねさせていただきたいと存じておりますが、その前に一、二質問をさせていただきます。 我が国において、少子化と高齢化のスピードは非常に速いものです。何とか切り抜けていかなければならないのがこの人口問題であろうというふうに思います。しかし、この人口問題に関しては複雑な背景と私的領域があり、国家が単純に介入できない領域を多く含んでいる部分もあると私は思っております。 そうした認識を十分に持ってこの課題に取り組んでいかなければならないのであろうと思いますが、まず大臣に伺いますが、少子化をどのように……
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介です。よろしくお願い申し上げます。 本法案の改正は、社会福祉、地域福祉の一層の推進を目標としている、このように考えております。そのためには、現制度の問題点にも検討を加える必要があるであろうというふうに思います。 過日、五月九日の衝撃的な少年犯罪の問題に関する私の質問に対して、大臣は幾つかの答弁をされた中で、児童相談所の役割の再検討あるいは幼少期の健全育成の重要さを述べられました。 そこで、これらの答弁に関連して質問をさせていただきますけれども、大臣が述べられた点と合致するものの一つとして、乳児院が私は挙げられるのではないかというふうに思います。そこで、全国に……
○委員以外の議員(佐藤泰介君) 授業時数の軽減を具体的に示せというような御質問だったかと思いますが、現行の配置は、義務標準法あるいは高校標準法によって、基本的に教員一人当たりの週授業時間数をもとに教員の配置が定められていると思います。 この授業時数は、小学校が大体二十六時間、中学校が二十四時間、高等学校が十八時間を基礎としていると、このように理解しているわけですけれども、先ほど先生冒頭御質問されたように、大変学校内さまざまな問題を抱える中で、教育内容の複雑化、あるいは体験学習、学校行事、研修、課外の生活指導、部活動、情報機器への対応など、ますますその業務の質、量は過重になってきている。そうい……
○佐藤泰介君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介でございます。 きのう、きょうと大変暑い中、答弁される方も大変御苦労さまでございます、私どもも大変でございますけれども。委員長にもいろいろお話をさせていただいておりますけれども、何とかこういう状況でないところで決算委員会が開かれるようにお互いに委員として努力をしていきたい、鎌田委員長にもそんなことを、日ごろ私自身も御指導いただいておりまして全く同感でございますが、残念ながら今回のこの委員会もこういう時期になったことを、やむを得ないとは思いますが、これからお互いに与野党含めて十分な時間がとれて、こういう無理な状況でないところで開かれるように私どもも努力をしていきた……
○佐藤泰介君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○佐藤泰介君 佐藤でございます。よろしくお願いします。 まず、文化全般について大臣に伺いたいというふうに思います。 著作権法はその第一条で、著作物、著作権、著作隣接権の有する文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もって文化の発展に寄与することを目的とすると規定をしております。本法案もその第一条で、著作権等の権利を保護し、その円滑な利用を確保することによって文化の発展に寄与することを目的とすると規定しております。 著作権法、今提案されています本法案の規定は、我が国が世界に向けて我が国の文化の発展にどれだけ関心を示しているのか、あるいは示さなければならないのか、いわ……
○佐藤泰介君 私は、ただいま可決されましたヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び無所属の会の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に際し、次の事項に関して特に配慮すべきである。 一、法第四条第一項の規定に基づき、本法施行後早急に指針を策定することとし、その指針には以下の要件が盛り込まれること。 ア 法第三条に掲げる胚以外の特定胚についても、人又は動物の胎内……
○佐藤泰介君 我々参法と閣法との費用の違いが若干冒頭言われましたけれども、五年と十年という差がございまして、五年ぐらいですとある程度の子供の数が予測できるという状況が一つはあると思いますが、私ども、そうした財政事情も考えながら、長期に十年ということになりますと生まれていない子供の数もちょっと考えなければならぬという状況もあって、その辺の苦しさがあって、どちらが正しいのかということになるとちょっと予測がつかない部分はございます。その点は御理解をいただきたいというふうに思います。 それで、今、阿南委員の費用の財源についてでございますけれども、今、阿南委員が言われましたように、私どもとしても現下極……
○佐藤泰介君 石田委員の三十人学級の具体例についてという問いにお答えをさせていただきたいと思いますが、その前に一学級当たりの児童生徒数の平均を平成十二年度の文部省調査で見ますと、小学校で二十七・〇、中学校では三十二・一となっております。しかし、三十一人以上の学級数は、小学校では十三万二百五十二学級、全小学校の学級数の五三・五%、中学校で何と八六・七%となっていると思います。 よく例を出す場合に特別な例を引用する場合が多いわけですが、今、石田委員が申された例は決して岡山だけの特別な例ではなくて、全国に見られる例だということを申し上げながら、参法により学級編制を三十人にしますと、小学校の場合です……
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介です。よろしくお願いします。 冒頭に、質問通告をしておりませんけれども、私も十分にまだ中身を読んだわけではございませんけれども、けさ、ある紙に「核燃が裏金二百五十四億円」というような記事が載りました。要約しますと、文部科学省の特殊法人核燃料サイクル開発機構が、二十年にわたって社内調整費と呼ばれる裏金を捻出していた。その額は最近五年間だけで二百五十四億円に上り、一部は職員の給与の水増し分に事実上充てられていた疑いがあると報道されています。この報道の中では、二重帳簿ともいえるシステムすらつくり上げて虚偽の報告を国会に提出していたことになるというようなことを私も読ませ……
○佐藤泰介君 民主党の佐藤泰介でございます。おはようございます。 大臣初め副大臣、また役所の方々、大変御苦労さまでございますが、いよいよ大詰めになってまいりました、私はきょうは、地教行法、学校教育法、社会教育法一部改正案に関する議論、これまで多くなされてきた疑問点、課題が明らかになってきましたので、ここまでの審議を踏まえて私なりに論点整理をさせていただいて、運用に当たっての疑問点を中心に、既に答弁をいただいた部分もあり重なる部分もあるかと思いますが、最終的な確認の意味も含めてそれぞれ確認の質問を中心にさせていただきたいというふうに思っております。 民主党としては衆議院段階において賛成してき……
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