このページでは有馬朗人参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○有馬朗人君 御提案申し上げます。 主宰者の指名に一任することの動議を提案いたしますが、いかがでしょうか。
○有馬朗人君 北川知事のお話、大変印象深く伺っていたのですけれども、ちょっとさかのぼってお聞きしたいのは、この前、私が最後に国会等移転審議会の会長代理としてお聞きしたときとどのくらい変化したのかということです。あのときにも北川知事が随分御丁寧にお話しくださったことを印象深く覚えているんだけれども、それ以後、例えば飛行場ができるとか、あのときも問題になっていましたね、そういう飛行場の実現性であるとか、それからそれ以外の準備態勢がどのくらいできたか。 哲学論争じゃなくて現実論争でちょっとお聞きしたいんですけれども、例えば一体人数をどのくらいの、人口をどのくらいのものにするのか、十万都市にするのか……
○有馬朗人君 有馬でございますが、国会等移転審議会でなぜ三つ出したかということを、私はその方針をとった人間でありますので、この際申し上げておきますと、やはりいろんな条件で客観的な条件を出さざるを得ないと。ですから、客観的な条件を出しておいて、どこの県の人間がどこをひいきするかということじゃなくて、客観的な条件を出した上で同じようなところが幾つあるかということで絞っていきまして、やはり三カ所ぐらいで国会にお返しするのがよかろうという、そういう態度をとった人間でございますので、今しまったと思ってお聞きしておりました。一カ所に絞ってお返しすれば、ここでその弾にぶつからなくて済んだだろうと思いました。……
○有馬朗人君 有馬でございますけれども、先ほど保坂委員がおっしゃったように、私は国会等移転の審議会でずっと議論をしていた中心的な人物であったわけでありまして、会長になる直前に参議院の方へ出ちゃったものですから会長は森亘先生にお願いをしたんですけれども、一つここで、私がその議論を通じて感じていたことは、平成二年の国会等移転に関する決議がなされた時期とそれから今日とでやっぱり事情が変わっている。この点は保坂委員が御指摘になられたことでありますが、そこをもう一度我々考えなくちゃならないんだろうと思うんです。 ですから、どれだけその決議をしたときと今とでどんな条件が変わっているか、この辺について一度……
○有馬朗人君 皆さん、おはようございます。 今日は、国立大学の法人化について中心に御質問申し上げたいと思います。この問題を論ずる際にいつも私は自己批判をしているようなところがありまして、今までの一生のことを総括するような気がして、今日御質問申し上げます。 まず、英国のエージェンシーの日本版である独立行政法人の考えが初めて浮上しましたのは、当時の橋本龍太郎総理を会長とする行政改革会議においてでありました。そして、一九九七年九月には東京大学と京都大学を独立行政法人化しようという提案が会議の中で水野清事務局長よりなされました。 私は、直ちに反対いたしました。その主な理由は、日本は高等教育への公……
○有馬朗人君 皆さんおはようございます。有馬朗人でございます。 今日の質問をさせていただく機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。 四つの項目について順次お聞きいたしたいと思います。易しい問題でありますので御心配なく。 第一は義務教育における国の関与の仕方でございます。第二は高等教育について、第三は教科書の検定制度につき、第四は留学生について触れさせていただきたいと思います。 まず、義務教育における国の関与の仕方についてお聞き申したいと思います。 大分前、私の質問でも触れたことがございますが、今日お手元にそのデータをお配りしてございますので、御参考にしていただければ幸い……
○有馬朗人君 有馬朗人でございます。ロウジンと読まないようにいただきたいと思います。 まず、教育問題を今日は中心に、そしてまた遠山文部科学大臣を中心に質問をさせていただきます。 大臣は、大学を活性する方策、いわゆる遠山プラン、大学の構造改革の方針を実行されたり、学びのすすめを推進されたりいたしまして、次々に強力な政策をお進めになっておられることに敬意を表します。 まず、初中教育についてお伺いいたします。 この四月より、新学習指導要領に移行して学校完全週五日制が導入されます、これは随分長い間準備してきたことでありますが。そこで、まず世界の諸国、特に先進国中の初中教育は週何日行っているかを……
○有馬朗人君 おはようございます。有馬朗人でございます。 多少講義調になりますのでお許しいただきます。お返事は短くしていただけると幸いでございます。 まず、研究費配分関係の特殊法人の独法化について御質問させていただきます。 細川内閣時代、総理の私的懇談会といたしまして国際文化交流に関する懇談会が設けられまして、私はその座長として日本の文化交流を根本的に改善すべく討論を重ね、平成六年六月に答申をまとめまして、当時の村山総理大臣に提出いたしました。 そのとき、日本学術振興会の財政基盤、人員構成をブリティッシュカウンシル、ドイツの学術交流会などと比べましたが、余りにもその格差に愕然といたしま……
○有馬朗人君 ただいまから個人情報の保護に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの岡崎君の動議に御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。御異議ないと認めます。
それでは、委員長に尾辻秀久君を指名いたします。よろしく。(拍手)
○有馬朗人君 自民党の有馬朗人でございます。 今日は、お二人、どうもありがとうございました。大変勉強になることをお聞かせいただきました。もう既にいろいろな御質問が出ておりますので、繰り返しになることを避けたいと思いますが、多少似通った質問をさせていただくかもしれません。 私は、一番端的に今お聞きしたいことは、現在の経済状況でこの国会等移転のことをどう計画していくか、その点について、私もずっと審議会手伝っていたものですから、そのころから気になっていることですが、今日お聞きしたいと思うんです。 具体的に申しますと、現在、状況が非常にデフレで悪いということは皆さんお分かりのとおりでありますけれ……
○有馬朗人君 有馬朗人でございます。 実は、質問を一時間半する予定だったのが一時間になりましたので、たくさん多くの質問をさせていただくことになろうかと思いますが、なるべく手短にお答えを賜れれば幸いでございます。 まず、今回の国立大学法人化は、一八七七年に東京大学が、一八九七年に京都大学が、ともに国立大学として発足して以来の大改革と言ってよいと思います。それだけに、単なる経済原理だけで変革をしてはならないのであります。しっかりとした理念、理想を実現するためのものでなければなりません。 一九九七年九月、行政改革会議で国立大学の独立行政法人化が提案されましたとき、私は直ちに反対いたしました。独……
○有馬朗人君 国立大学法人化に関しまして、今回は主として財政に関することと評価に関することについてお聞きいたしたいと思います。 本題に入る前に一、二述べておきたいことがあります。 先日も申し上げましたように、私は、一九九七年の行政改革会議で国立大学の独立行政法人化案に反対いたしました。その理由は先日述べたとおりでありますが、実はもう一つ、私が深刻に感じていたことがありました。それは、国立大学民営化の第一歩であるというおそれが感じられたからであります。議論の中にそういうことが示されました。現在も大変大勢の方たちから国立大学民営化、むしろ促進せよという方たちがおられるということを聞いております……
○有馬朗人君 自民党の有馬朗人でございます。どうぞよろしく。 日本の経済はバブル崩壊後の長い低迷からやっと脱却しつつあります。明るい兆しも見え始めておりますが、輸出や設備投資に牽引された大企業に比べまして、中小企業は依然として厳しいようであります。 我が国の先端産業の競争力を支え、地域の経済活力を担っているのは紛れもなく中小企業であります。中小企業に対する配慮なくしては真の経済の活性化はあり得ないと考えております。今後、経済全体の明るい兆しを中小企業に浸透させていくことが重要でございまして、そのためには、中小企業への資金供給の円滑化、技術開発支援、人材の育成・確保、支援などあらゆる手だてを……
○有馬朗人君 自民党の有馬朗人でございます。おはようございます。
日ごろの河村大臣以下、文部科学省が大変御努力になっておられることを心から感謝を申し上げます。
まず最初に、私が最近非常に心配していることから始めたいと思います。それは、小学校、中学校の安全であります。非常に残念な事故が度々引き続いて起こっておりますので、この事故に対してどういう対策をお考えか。安全について、特に教職員、地域社会、そしてまた家庭に対して、十分安全に関して考えが進んでいるかどうか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。ひとつよろしく御努力をお願いを申し上げます。
……
○有馬朗人君 自民党の有馬朗人でございます。おはようございます。今日も一時間ほど質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。文科大臣始め大変お疲れだと思いますが、もう一頑張りお願いをいたします。 まず、質問に入る前に繰り返しお願いをしておきたいことは、やはり日本の小学校、中学校、高等学校、そしてまた大学、大学院への財政的基盤が非常に弱い、これを何とか今世紀中にと言うと百年もお考えになるといけませんが、十年ぐらいの間、二十年の間には是非とも世界並みにしていただきたいということをお願いをいたしたいと思います。初中教育の予算も、比べますとやっぱり少ない。これを直さない限り日本の教……
○有馬朗人君 皆さん、おはようございます。自民党の有馬朗人でございます。 日本学術会議法の一部を改正する法律を審議するに当たりまして、まずその歴史についてお聞きいたしたいと思います。 私は、初期の学術会議の果たしてきた功績といたしましては、原子力平和利用についての三原則を確立したこと、南極地域観測を恒久的事業として再出発させることについて勧告を出されたことを挙げたいと思います。そして、国立大学の附置研としての共同利用研究所、後に国立大学共同利用研究所の創立を求める申入れや勧告を多数出し、政府がそれを実現してこられたことであります。 一九四五年、敗戦時、日本では原子核の実験的研究、原子力の……
○有馬朗人君 おはようございます。自民党の有馬朗人でございます。よろしくお願いいたします。 放射線に関しての法律でございますので、少し放射線の歴史を振り返ってみたいと思います。ただし、それだけやりますと五時間ぐらい掛かりますので、かいつまんで十分程度、そこの話をした上で質問に入らせていただきたいと思いますが。 レントゲンによるエックス線の発見ということが人類の上で極めて重大なことでありました。一八九五年のことであります。このレントゲンの発見によって人間の病気の治療、診断等に画期的な変化が起こったわけであります。 その翌年、ベックレルというフランスの物理学者が放射能を発見いたします。それは……
○有馬朗人君 自民党の有馬朗人でございます。 今日は大変いい御意見を賜りまして、ありがとうございました。 三人の先生方に御質問申し上げますが、まず児玉先生に三問御質問申し上げたいと思います。 それは、この六年制をしくということは、もう先ほどもおっしゃられたように、昭和四十二年の御提案以後、私が国立大学協会の会長をしていたときもさんざんこの話をしました。同じころに六年制になったのは獣医です。獣医の方は非常に早く、それも結構大変でしたけれども、かなり早く六年制の合意が得られて実行に移ったんですが、薬学に関しては大変な激論があって、とうとう今まで実現いたしませんでした。私の誤解があるかもしれま……
○有馬朗人君 皆さんおはようございます。有馬朗人でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律について質問するに当たりまして、まず文科大臣にこの法律改正の意義についてお伺いいたしたいと思うんです。
この改正が提案されるに至る議論の過程で、コミュニティ・スクールの導入の必要性が指摘されました。そのための制度整備に関する法令と思われるのですが、そうでしょうか。
また、なぜ現行の公立、私立諸学校に加えて更にこのような新しい学校が必要なのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
そこで、少し歴史を見ながら……
○有馬朗人君 おはようございます。有馬朗人でございます。 今日は、質問というより、最後にお願いを主に申し上げたいと思います。 東京大学を始め国立大学協会、大学審議会、学術審議会と、高等教育に関することにずっと携わってまいりました。日本の大学は社会からいろいろ批判を受けておりまして、世界で何十番目と、百番の中でしりの方だとか、そういうことをよく言われるんですが、決してそうではないと私は思います。日本の大学は随分努力をして、しかも活躍をしてきていると思います。この十年くらいでまた実力も大変大きく向上しております。例えば研究で申しますと、物理や材料科学、化学等々では、もう世界の第一位を占める、第……
○有馬朗人君 私は、児童虐待を、せっかく法律ができながら依然として十分阻止できないというのは残念に思っています。 確かにいろいろ御議論があって、この調査会として何かの格好をまとめなきゃいけないというお気持ちはよくわかるけれども、ともかく現実問題として児童虐待があり、あれだけ子供が死んでいるような状況のもとで何とかしなきゃいけないと。これはだれがやるかというと、やはりここしかない。今のところここしかないと私は思いますので、やはり早急に、半年なら半年、一年なら一年でこの問題を相当解決すべく、まず一つ答えを出していったらどうかと思うわけです。 同時に、それ以外のいろんな御提案もきちっと取り上げて……
○有馬朗人君 いや、もう時間が遅くなったから。
【次の発言】 手を挙げましたけれども、大変今日、三人の参考人の方たち、いいお話を伺って、教えてくださってありがとうございました。
ただ、最後に私がお聞きしたかったのは、一つは、森田さんに、アメリカで私がいたころはむしろ増えてきて大変だったと。最近減ったということをお話お聞きしてうれしかったということ。ただ、そのときに私が関心を持ったのは、アメリカの中の文化、いろいろな文化のバックグラウンドを持った人がいるので、その間の違いがあるのではないだろうかということをお聞きしたかったんですけれども、時間がありませんので今日はもうお答えをいただかなくて結構……
○有馬朗人君 先ほど小宮山さんが質問しておられたことに関連するんですが、汐見さんにお聞きしたいことが一つ。それから、坪井さんと徳永さんにちょっとお聞きしたいことがあります。 まず、汐見さんへの質問に関連して、今、正に今月から総合的学習の時間、それから土曜日は完全休むということをやることになりましたね。私はそれを望んでいたわけです、長年。ところが、このごろ、学力問題で大分これが逆に非難の的になってきていることを私は非常に残念に思っている。なぜ私が土曜日休みにしろと言ったか、それから総合的学習の時間を導入しろと言ったかということの中の一つは、正に今日、今御議論になっていることでありますので、その……
○有馬朗人君 有馬でございます。 二、三申し上げたいことは、中教審の会長をしているときに問題になったのは、子どもたち同士の殺人事件というようなことがあって、あるいは子どもが先生を刺すというそういうことがあって、私は心の教育ということを随分議論していたんですが、その結果パンフレットを二つ作りました。 まず、子どもたちを育てる親に対するお願いをしようというので、一つは生まれたての子どもたちに対するものと、もう一つは小学校、中学校、義務教育を受ける子どもの親に、どちらも親に対するものですが、こういうふうに育ててくれというふうなパンフレットを作って全国に配ったわけです。 その中には、お父さん、お……
○有馬朗人君 自民党の有馬でございますが、先ほどの吉川委員のお考えに近いものがあるんですけれども、私も理化学研究所の理事長や何かをやっていて、まず第一にこういう障害のある人を雇おうとするときに一般の人の意識が非常に低いということですね。そこで、一・六%、今それを一・八にすると、こういうふうなことがあるんだけれども、まず第一にお聞きしたいのは、どのくらいこの一・六なり一・八なりパーセントが充足されているか、この点が一つ。 一つ我々の方にというか、人を雇う責任者の方の問題は、どんな障害を持っている人がどのくらいいて、そして例えば私の場合ですと、理化学研究所なり東京大学なりにどのくらい役に立つのか……
○有馬朗人君 どうも今日はありがとうございました。 大変参考になる御意見賜りましたが、ちょっと違う観点から御質問申し上げてみたいことが一つと、それからお伺いしたいことが一つあります。 この児童虐待にいたしましても、あるいは家庭内暴力にしても、その子どもたちを集めて避難させるというふうなことが今行われつつあるわけで、例えばグループホームとかそういうことが行われる。この点はよく分かる、非常にやるべきことだと思うんですが、違う観点からというのは、そこに育った子どもたちが学校に行く、あるいは地域社会の中で遊ぶ際に、そこで、地域社会の中で虐待を受ける可能性はないのだろうか。何となく、そういう特別なホ……
○有馬朗人君 今日は大変参考になる御意見を賜りまして、ありがとうございました。 少し違った観点から御質問申し上げたいと思うんです。なぜかというと、今警察の方から、ちゃんと被害者が出たときにその調査をするというふうなことをおっしゃっておられたんだけれども、そこで、私の長い間の経験で見ていますと、こういうトラブルの裏側に必ず精神病理的な問題があると思うんです。今日のお話を伺っていても、まだ精神病理学的な面からのこの問題についての追及がないような気がして、そこにちょっとお伺いしたいことがあるんですが。 非常に激しい加害者、場合によって被害者すらあるかもしれない加害者の中にどのくらい精神的に異常な……
○有馬朗人君 自民党の有馬朗人でございます。 今日は大変いいお話を伺いまして、ありがとうございました。 共通しての問題と、それから個別の御質問をさせていただきたいと思うんですが、まず共通に近いところはノーマリゼーションということで、専ら教育のことについてお聞きしたいんですが、ノーマリゼーションということは私も理想的だと思うんですが、ただ、教育をする際に、全く普通の人と一緒にすることがかえって障害を持っている人たちに、困らないだろうか、特別なことをしなきゃいけないんじゃないかと私は思っていまして、その点、ノーマリゼーションというのはどういうふうに考えて教育の上に反映していったらいいか、この点……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。