富樫練三 参議院議員
19期国会発言一覧

富樫練三[参]在籍期 : 18期-|19期|
富樫練三[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは富樫練三参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院19期)

富樫練三[参]本会議発言(全期間)
18期-|19期|
第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 参議院本会議 第7号(2002/02/08、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、アフガン復興国際会議へのNGO出席拒否をめぐる一連の対応についてです。  これまでの審議を通じて、鈴木宗男議員による不当な介入、圧力、それに屈した外務省の卑屈極まる対応が明らかになっています。何よりも道理がないのは、外務省の誤りを正した田中眞紀子前外務大臣が事実上罷免されたのに対し、鈴木宗男議員、野上事務次官らは事実上おとがめなしとされたことであります。  そこで伺います。  第一は、その後の外務省の不遜極まる態度についてであります。野上次官は今、外務省や外務省OBから、外務省を守ったとして英雄扱いでありま……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 参議院本会議 第15号(2003/03/28、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、二〇〇三年度政府予算三案に反対の討論を行います。  まず、世界の平和とともに日本の経済にも重大な影響を及ぼしているイラク問題であります。  米英軍による道理のない戦争が、毎日、罪のないイラクの市民の命を奪っています。二十六日にはバグダッド市内の住宅地や市場などにミサイルが撃ち込まれ、多くの死傷者が出ました。正に、無差別爆撃が繰り返されています。この戦争は国連憲章と国際法に照らして断じて許されないものであります。私は、この暴挙を厳しく糾弾するとともに、軍事攻撃の即時中止を強く要求するものであります。同時に、小泉内閣に対し、武力攻撃支持を直ちに撤回すること……

第156回国会 参議院本会議 第30号(2003/06/06、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、有事法制三法案に対し、強い憤りと平和への熱い思いを込めて反対の討論を行います。  五十八年前、私たちは過去の侵略戦争を反省し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように決意し、復興と平和の道に足を踏み出しました。これは、私たち日本国民の固い決意であると同時に、あの戦争で重大な被害を与えたアジアと世界の諸国民への公約でもあります。  憲法第九条を、今の国際情勢に合わないとか、時代後れだという議論がありますが、これほど、戦争と平和の歴史の教訓に学ばず、世界の平和を願う人々の期待を裏切ることはありません。  世界的にも、かつては戦争は合法とされ……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 参議院本会議 第28号(2004/06/05、19期、日本共産党)

○富樫練三君 厚生労働大臣坂口力君問責決議案について、提案理由の説明をさせていただきます。  第一に、坂口厚生労働大臣は政府案の説明において、給付水準はモデル世帯で現役世代の五〇%を確保する、国民年金保険料の上限は一万六千九百円で固定するとしてきました。しかし、法案の審議の中で、この二つの看板は全くの偽りであることが明らかになりました。  給付水準五〇%の確保は受給開始時だけのことで、その後年々低くなり、五〇%を大幅に下回ることが明らかになりました。また、国民年金の保険料も、名目額では二〇二七年度で二万五千六百八十円、二〇三七年で三万一千六百十円となることが明らかになりました。所管大臣が法案の……

第159回国会 参議院本会議 第30号(2004/06/14、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、有事関連法案に反対の討論を行います。  有事関連法案は、憲法を真っ向から否定し、アメリカの戦争に日本が官民挙げて参戦するためのものであります。日本をアメリカと一緒に戦争のできる国にしようとする本法案は、戦争はしない、戦力は持たない、交戦権は認めないという憲法九条に違反することは明らかであり、断固反対であります。  憲法と日本の進路にかかわる重要な法案を、中央・地方公聴会も行わず、委員会審議三十一時間という極めて短時間で質疑を打ち切り、採決を強行することは、議会制民主主義を自ら否定するものであり、断じて容認できません。  政府は、有事関連法案は日本が攻め……

富樫練三[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院19期)

富樫練三[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 国土交通委員会 第6号(2001/11/29、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今も議論されております住宅金融公庫の五年以内廃止という問題について伺いたいと思います。  これは、どうも物事を考える順序が逆だなというふうに私は思っているんですけれども、最初に廃止ありき、廃止するということを前提にしてこれからどうするかということをいろいろ考えよう、考えた結果として廃止するのではない、廃止が先にあると、こういうふうに逆転していると思うんですけれども。  私は、住宅金融公庫が一九五〇年、昭和二十五年に設立されてから今までに千八百六十万戸の住宅建設に融資をしてきた。そして、現在でも五百四十七万世帯が公庫の住宅ローンを利用して、融資……

第153回国会 国土交通委員会 第7号(2001/12/04、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫でございます。  いわゆるPFI法の改正案について、幾つか提案者そして政府に伺いたいと思います。  実は、十一月の二十七日に衆議院の国土交通委員会で我が党の瀬古議員が質問しましたけれども、この質問の中身というのは、受け手、いわゆる受注者は大手が中心ではないかと、こういう質問に対して政府の答弁はこういうふうに言っているんです。必ずしも大手事業者に限定されているわけではないと、受注者が。今後、PFI事業が広い分野で導入が進めば中小企業者を含む事業者の参加機会がふえてくるというふうに考えていると、こう答弁をいたしております。  本当にそうなのかというところがきょうの質問……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 国土交通委員会 第3号(2002/03/20、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私、交通バリアフリー問題について質問をさせていただきます。  法律が施行されて約一年でありますけれども、まずこのバリアフリーの基本理念について大臣に伺います。  今から二十年前、一九八一年でありますけれども、国際障害者年を前にした七九年の国連総会で国際障害者年行動計画が採択されました。この中で、全面参加と平等、これを総合テーマとして社会生活及び彼らの生活する社会の発展に参加する権利、これを明らかにして権利の主体としての障害者、こういう位置付けが行われました。  フランスでは、一九八二年に制定された新交通基本法、これでは社会権の一つとしての交通……

第154回国会 国土交通委員会 第4号(2002/03/26、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  都市再生特別措置法と都市開発法の一部改正について伺いますけれども、この都市再生特別措置法によって都市再生緊急整備地域を指定するということ、その中に都市再生特別地区を設定をするということが出されています。都市再開発法の一部改正については、再開発会社が施行者として参入できるようにすると、こういうのが含まれています。  最初に、大臣に考え方をちょっと伺っておきたいと思うんですけれども、こういうふうに今回の法改正で、あるいは新法を作るということなんですけれども、端的に言ってこれらの行う目的というのは何でしょうか。

第154回国会 国土交通委員会 第5号(2002/03/28、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  お忙しいところ、三人の参考人の方、ありがとうございます。  最初に、都市再生についての基本的な考え方について、三人の方に同じ質問を最初にさせていただきたいと思います。  私の理解では、ちょうど一九六〇年代の後半から高度成長政策が始まったと思うんですけれども、それ以来、日本の大規模開発や都市計画というのはどうしても経済政策、経済の活性化、そのための一環として位置付けられてきたのではないかという印象を持っています。今回もそういう考え方が変わっていないのではないかというふうに感じるわけです。  その結果、例えば首都圏でいえば東京一極集中、これが生み……

第154回国会 国土交通委員会 第8号(2002/04/09、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、鉄道事業法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、貨物自動車運送事業法にある営業区域規制の廃止により、積荷を求めて全国どこへでも次々とトラックを回していくことが可能になります。そのことが、トラック労働者の労働条件を悪化させ、過労運転による交通事故の増加につながることは、警察庁などの資料からも明らかであります。  長距離トラックの運転労働者は、家を出てから戻るまで三日から四日を掛けて大型トラックの運転に従事しています。しかも、この間の睡眠は専ら車両内の狭いベッドで取るという労働者が圧倒的多数であります。一たび交通事……

第154回国会 国土交通委員会 第10号(2002/04/16、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、ちょっと総論的に考え方についてまず伺っておきたいと思います。  今回の建築基準法の改正なんですけれども、先日審議されました都市再生関連法ですね、これらの問題と、あるいは都市の再開発法、これらと一体のものとして理解した方が都市再生という角度から見れば理解しやすいのかなというふうに感じているわけですけれども、この点、一体のものという理解でよろしいんでしょうか。いかがでしょう。
【次の発言】 今度の建築基準法と都市再生については、それぞれ相まって、関連し合って効果を発揮するということのようです。先日の都市再生特別措置法、これについては時間や……

第154回国会 国土交通委員会 第11号(2002/04/18、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  都市計画の問題とシックハウスの問題について伺いたいと思います。  最初、都市計画の問題について二、三伺いますけれども、特に計画についての住民参加の問題であります。  私は先日もこれに関連する質問をしたんですけれども、そのとき大臣の方から、住民参加の方法として公聴会という制度もあるし、あるいは都市計画案の公告縦覧、そして意見書を出すという制度もあると。確かにそういう制度が現在あります。ただ、この制度だけでは私は大変不十分だというふうに思っています。ですから、住民が十分納得しないまま計画が進められることによって、むしろその事業の期間が長引いてしま……

第154回国会 国土交通委員会 第12号(2002/04/23、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  三人の参考人の方、お忙しい中ありがとうございます。  最初に、私は、先ほどの三人の方々の御意見を伺って、バリアフリーを実行していく上でかなめになるのは、障害者の皆さん、利用する皆さん方の意見がきちんと反映されるかどうかと、ここが一つの大きなかぎだなということを大変強く感じました。  人が移動するには目的があって移動するわけであって、例えばレストランに入るには食事をするために入るわけで、食事ができなければ目的は達成されないわけですし、ホテルの場合でいえば宿泊ができなければ目的は達成されない、こういうことだと思うんです。  私は、先日、大宮の現地……

第154回国会 国土交通委員会 第13号(2002/04/25、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律案、いわゆるハートビル法の一部改正案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  全面参加、平等をうたった国際障害者年を経て、障害者基本法、高齢社会対策基本法、交通バリアフリー法の成立と、世界でも日本でもバリアフリーが大きな流れとなっています。日本の障害者人口は二百九十三万人と年々増加しています。その六割が頻繁に外出していると政府の調査で発表されているように、障害者の社会参加は目覚ましいものがありま……

第154回国会 国土交通委員会 第15号(2002/05/23、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今度の特殊法人の主たる事務所の移転のための関係法律の整備に関する法律、これについて伺いますけれども、これは六つの特殊法人が対象になっているんですが、私は都市基盤整備公団の事務所移転について質問をさせていただきます。  これは、現在の千代田区にある本社を横浜のアイランドタワー、先ほどもちょっと出ていましたけれども、ここに移転するというものであります。この移転先のビルは二十七階建て、基盤整備とビル本体の建設費で約四百八十億円というものです。移転費用と内装などの整備に約十八・八億円掛かりますから、合計しますと約五百億円ぐらい掛かると、こういうことに……

第154回国会 国土交通委員会 第17号(2002/06/04、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  提案されております法律はマンションの建替え円滑法ということでありますけれども、私はまず最初に、現在住んでいるマンション、建て替えの前、その段階のことについて一、二伺っておきたいと思います。  現在、マンションは戸数が全体で、約二〇〇〇年度末で三百八十五万戸、一千万人が居住していると言われています。特に都市における居住形態としては広く普及をしているわけですけれども、マンションの管理の適正化の推進に関する法律という法律、この中で「国及び地方公共団体は、マンションの管理の適正化に資するため、管理組合又はマンションの区分所有者等の求めに応じ、必要な情……

第154回国会 国土交通委員会 第18号(2002/06/06、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。今日はお忙しいところ、ありがとうございます。  最初に、門田参考人と千代崎参考人に伺いますけれども、先ほどのお話の中で、門田参考人から、マンション建て替えるんだけれども、その場合に高齢者の問題は避けて通れないと。そこで一生過ごしたいというか、やっぱり年を取ってから環境が変わるというのは大変つらいものがあるわけで、何とかそれを保障したいという気持ちなんだろうと思います。このことはとても今大事なことだというふうに、私も同感なんです。  そこで、その高齢者の方が同じマンションにずっと住み続けられるためには、だれが所有者になるかはともかくとして、その一区……

第154回国会 国土交通委員会 第21号(2002/07/02、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。  反対理由の第一は、産業廃棄物処理は排出者の責任で処理すべきことは現行法にも明記されている大原則であります。ところが、本案では、民間活力の名の下に、事業者に対して税制優遇や公的資金がつぎ込まれることになっていることであります。  また、本法案による産廃施設等の事業者に対する貸付資金の財源が国債の償還のために積み立てているNTT株の売却収益からの流用であることも重大であります。これは、国債の増発と変わらない隠れ借金による予算の膨張として……

第154回国会 国土交通委員会 第23号(2002/07/09、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  道路運送車両法の改正案について質問をさせていただきます。幾つかの問題点がありますけれども、今回は特にリコール問題について中心的に質問させていただきたいと思います。  御承知のように、二〇〇二年度の交通安全白書では、二〇〇一年度の交通事故死者数は八千七百四十七人、二十年ぶりに九千人を下回ったと言われておりますけれども、事故発生件数は九十四万七千百六十九件、死傷者数のトータルでは百十八万九千七百二人ということになっています。この百十八万というのは、私が住んでいるのは今度合併しましたさいたま市、百万の人口ですけれども、このぐらいの人が一年間に傷が付……

第154回国会 国土交通委員会 第25号(2002/07/23、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私は、建設業界におけるこの不況の下での下請代金や賃金の不払問題、これと関連して幾つかの点について伺いたいと思います。  帝国データバンクによりますと、長引く不況などによって、二〇〇一年、平成十三年度の建設業の倒産、これは過去二番目の四百九十一件を記録しています。特に資本金一千万円前後の中小規模の倒産が増えているわけであります。そして、大工とか塗装とかあるいは内装工事などの職別工事業者や、あるいは電気、管工事などの設備工事業者、こういうところに代表される外注業者、いわゆる下請業者の倒産が近年大変高い水準で推移しているわけであります。  私の地元……

第154回国会 予算委員会 第21号(2002/07/10、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  長期の不況の下で日本の経済は大変深刻な事態に陥っています。これに拍車を掛けているのがBSE問題。消費と畜産業に重大な打撃を与えています。  まず、BSE対策に関連して、国産牛肉の買取り事業について伺います。  福岡市の食肉販売会社日本食品が、在庫牛肉買取り事業で輸入牛肉のアキレス腱を国産牛と偽って申請し、補助金を受け取っていた。一月に実施された農水省の検査直前に、偽装発覚を逃れるために、倉庫で保管していたアキレス腱を国産牛に入れ替えていた。 報告によると、倉庫保管の全量百二十二トンが輸入牛のアキレス腱、いわゆるすじ肉だったというひどいものであ……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 国土交通委員会 第2号(2002/11/05、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私、四十分の時間でございますけれども、二つの問題について質問をさせていただきます。一つは、一千四十七名に対するJRの採用差別問題、もう一つは、公共施設や小中学校などの耐震診断・改修問題についてそれぞれ質問をさせていただきます。  最初に、千四十七名に対するJRの採用差別問題でありますけれども、この問題は未解決のまま既に十六年目に入りました。国策として行った旧国鉄の分割・民営化に伴って、旧国鉄職員をJRに採用する際に組合間の差別を行ったところに最初の原因があります。その後、地労委や中労委の裁定があり、更に裁判が続いて、そしてILOの勧告及び報告……

第155回国会 国土交通委員会 第4号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は、全体として三十分の時間をいただいておりますけれども、不審船問題と併せて、特に国土交通に関連します民間都市開発の問題について、二点、伺いたいと思います。  最初に、不審船問題についてでありますけれども、私ども日本共産党は、既に今年の一月に、不審船問題に対する日本共産党の見解と提案、これを発表いたしました。その中で、特に排他的経済水域での不審船に対する対応として、周辺諸国と協力、共同して不審船などに対応できるように協議と連携の体制を取る、そして必要なルール作りを行うべきであるという提案をしてまいりました。そのためにも特に北朝鮮との外交ルー……

第155回国会 国土交通委員会 第6号(2002/11/28、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  区分所有法について伺います。  この法案については法務省が主な所管というか、こういうことになっておりますので、法務省を中心に伺いたいというふうに思います。  今度の法案というのは、最大のこの法改正の目的、眼目、それは建て替えをスムーズに行えるようにしようと、こういうことだったと思います。建て替えを進めようということについての動機は、立場によっていろいろあるようでありますけれども、しかしながら現に老朽マンションが今後急速に増えるということを考えれば、区分所有者がスムーズに建て替えができる制度、これを作ることには異論はないというふうに思います。現……

第155回国会 国土交通委員会 第7号(2002/12/03、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、建物の区分所有等に関する法律及びマンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部を改正する法律案に反対し、ただいま提案しました修正案に賛成する討論を行います。  原案に反対する第一の理由は、多数決の前提である客観要件の削除により、建て替えに賛成できない区分所有者の財産権を危うくするものだからです。  現行の区分所有法は、客観的に建て替えの合理性が明らかなときだけ財産権の制約を受ける制度になっています。法制審議会でも全国のマンション関係者も、今回の法改正に当たって求めていたものは客観的要件としての費用の過分性の内容の具体化と明確化であったはずであります。 ……

第155回国会 国土交通委員会 第9号(2002/12/10、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私は最初に営団の民営化の問題について伺いたいと思います。地下鉄の問題であります。  営団民営化の方針が八六年の六月に行革審で答申されて、その後、民営化という名の下で利益優先の経営方針を求める閣議決定が次々と行われました。コストの削減や安全の軽視、利益優先、こういう経営方針の中であの日比谷線の事故が発生したわけであります。  私どもの調査では、一九八八年の軽量車両の導入の後、一九九二年当時、鷺沼車庫での輪重、いわゆる車輪の重量でありますけれども、このアンバランスによる脱線事故が二回発生している。このとき、営団の内部では輪重バランスの管理が必要で……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 国土交通委員会 第2号(2003/03/20、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は公団住宅の家賃の値上げ問題とバリアフリー問題について質問をさせていただきますが、御承知のように、今日午前、アメリカによるイラクに対する軍事攻撃が開始をされました。平和を求める国際世論と平和解決の努力への最悪の挑戦、こういうふうに言わなければなりませんし、国際の法と正義に照らしても断じてこれは認められないというふうに思います。特に、国連憲章のルールを破るということや、あるいは平和的に解決する道、これを力ずくで打ち切るとか、あるいは罪なき人々の命を奪う、こういう点でも正に非人道的なものであります。  私ども日本共産党は、今まで戦争に反対して……

第156回国会 国土交通委員会 第3号(2003/03/25、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。よろしくお願いします。  今日は、社会資本整備重点計画法案、これについて質問をさせていただきたいと思います。  この法案の第三条に「社会資本整備重点計画の基本理念」というのがありまして、その第二項に「重点計画は、社会資本整備事業の実施に関し、地方公共団体の自主性及び自立性を尊重しつつ、適切な役割分担の下に国の責務が十分に果たされることとなるよう定めるものとする。」と、こういうふうにあります。この中で特に、「地方公共団体の自主性及び自立性を尊重しつつ、」というふうに、これ考えてみれば当たり前のことで、わざわざ法律に明文化するほどのこともない常識の問……

第156回国会 国土交通委員会 第5号(2003/03/27、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。今日はお忙しいところ、本当にありがとうございます。  最初に三人の先生に伺いたいと思いますけれども、この間、公共事業の在り方について大変大きな問題になってきました。その中で、公共事業に対する批判というのが大変厳しいものがあったというふうに思います。その中心は、何といっても無駄が多いのではないか、それから腐敗の温床になっていないだろうかということとか、あるいは財政の硬直化、国や地方の借金が増えるということにつながっていないだろうか、あるいは自然破壊になっていないだろうかと、大きくいえばこういう四つのことが、ほかにもたくさんありますけれども、問われて……

第156回国会 国土交通委員会 第8号(2003/04/22、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は、高速自動車国道法一部改正について伺いたいと思います。  これは高速道路建設に新たに直轄事業を導入するということなんですけれども、これは現状でいうと整備計画のいわゆる九三四二、九千三百四十二キロ、これの建設が財政上なかなか困難だというわけで、ここに税金を投入して建設しようと、こういうものだと思います。  そこで、局長さんに伺いますけれども、先ほど午前中の質問の答弁でも若干ありましたが、この直轄事業の対象となる路線というのはどういう基準なのか、まずこの点についてお知らせいただきたいと思います。

第156回国会 国土交通委員会 第9号(2003/04/23、19期、日本共産党)

○富樫練三君 どうも、富樫でございます。  今日は、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  最初に、三人の方に共通の点についてお教えいただきたいと思うんですけれども、特殊法人改革の中で、道路関係の公団、四公団ですね、これについて民営化ということを前提として今事態がずっと進んでいるということなんですね。  ただ、計画からいうと、全体の計画からいうと一万四千キロぐらいあって、そのうちの整備計画が約九千ありますね。そのうち二千ぐらいがまだできていないと。民営化した場合には恐らくその二千は無理だろうと、全部民営でやるのはですね。したがって、直営、直営というか直轄事業が今回法案として出てきた、こ……

第156回国会 国土交通委員会 第11号(2003/05/08、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は空の問題、空港整備法の一部改正について伺いたいと思います。  今回の法改正の内容の一つとして、照明施設と計器着陸システム、いわゆるILSと言われているものの位置付けを附帯設備から基本設備に言うなれば格上げをすると。同時に、今まで附帯設備であったときには、二種A空港については国が全額負担でやってきたんだけれども、今度は地方に三分の一負担をしてもらうと、こういうものが同時に今度の法案には含まれています。  そこで伺いますけれども、二種Aの空港で、今後、照明設備や計器着陸システム、これをカテゴリーV、一番水準の高いものですね、これに引き上げる……

第156回国会 国土交通委員会 第13号(2003/05/15、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。密集市街地問題について質問をさせていただきたいと思います。  今度の法案で、密集市街地の整備について一部法改正をすると、こういう内容でありますけれども、そもそもその密集市街地というのは大体どのぐらいあるものなんでしょうか。
【次の発言】 東京の場合でいいますと、東西にこうあるようなんですけれども、特に山手線の外側ですね、西側でいえばちょうど環状六号線、七号線の辺りに沿って南北にずっとベルト地帯というか、こういうふうにできているというふうに資料にありましたけれども、これはいつごろどんな形でできたのか、どういう経済情勢の下でそういう状況ができたのか、……

第156回国会 国土交通委員会 第15号(2003/05/22、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫でございます。  住宅金融公庫法及び住宅融資保険法の一部改正案について質問をさせていただきます。  最初に、先日二十日の日に大臣からこの法案についての提案理由の説明を聞かせていただきました。その冒頭のところで、平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画に基づき、貸付け自体は民間にゆだね、その貸付けに係る債権を住宅金融公庫が証券化すること等を通じて、民間金融機関による住宅資金の融通を支援する証券化支援業務を実施する必要がありますと、こういうふうに説明がございましたけれども、提案理由の説明なんですけれども、なぜ実施する必要があるかという、そのなぜという理……

第156回国会 国土交通委員会 第16号(2003/05/29、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は、三人の参考人の方々、お忙しい中、ありがとうございます。三人の方にそれぞれ同じ質問をさせていただきたいというふうに思います。  最初は、今度の法改正の特徴というのは、住宅金融公庫が民業圧迫にならないようにということで、公庫融資による住宅の建設の枠を狭めて、それを民間の銀行ローンに置き換えていくというか、市場をそこに移していくということが一つであります。そのために、民間銀行ローンの比率を高める、いわゆる証券型、証券化支援事業を行う、その中には買取りと保証型と二つあると、こういうふうになっています。  もう一つは、五年後に住宅金融公庫を廃止……

第156回国会 国土交通委員会 第17号(2003/06/03、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、住宅金融公庫法及び住宅金融保険法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  第一に、住宅金融公庫の融資の事実上の縮小、さらに五年後は廃止もあり得るという今回の法改定は、住宅建設に対する国民の要望に逆行するものだからであります。  住宅金融公庫の長期、固定、低利の直接融資は、国民が住宅を建設するときの最も頼りになる命綱であります。委員会の審議や参考人の発言でも明らかなように、民間の銀行ローンでは公庫並みの長期、固定、低利の融資はできないということでした。選別融資の問題でも、民間の銀行ローンでは公庫並みの公平な融資はできないということも明らかに……

第156回国会 国土交通委員会 第18号(2003/06/05、19期、日本共産党)

○富樫練三君 それでは、公益法人に係る改革を推進するための国土交通省関連法案、改定法案について伺います。  最初に、法案の内容との関連で幾つか伺いますけれども、今回の改定のポイントというのは、今までは指定制であったものが今度は登録制になるというふうに、一番分かりやすく言えばそういうことでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 そもそも、配られました資料をずっと見ていますと、従来の指定制の場合でも公益法人について国土交通省始め所管の官庁がそれぞれ指導なり監督なりやってきたと思うんです。指定制の場合にどういう弱点というか、欠陥というか、不十分さというか、そういうのがあって、それでこれから登録制になる……

第156回国会 国土交通委員会 第19号(2003/06/10、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、公団の経営の問題について二、三伺っておきたいと思いますけれども、公団の経営の現状の中で、賃貸住宅管理部門について、すなわち家賃収入等、賃貸住宅の管理、修繕とか掛かる経費、それの差引き、さらにはそれに関連する金利の支払、それらを差引きした場合に、現状では賃貸住宅の管理部門は赤字なのか黒字なのか、そこをまず伺います。
【次の発言】 要するに二百億以上黒字だということですね。  もう一つは、宅地管理・市街地整備部門、こちらの方はどうですか。
【次の発言】 要するに、準備金で穴埋めをした結果、黒になっているんだけれども、それがなければ赤字だと……

第156回国会 国土交通委員会 第20号(2003/06/11、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫でございます。  お忙しい中、三人の参考人の方、ありがとうございます。  最初に、今度の、今出されております法案ですけれども、これは公団を機構に変えるわけですけれども、これは名前だけの変更ではなくて、法案の中身は、国の住宅政策の根幹にかかわる大変大事な問題だというふうに感じております。  国連のいわゆるハビタットUの宣言では、住まいは福祉、住まいは人権、こういうふうに言っておりまして、これはもう世界の流れというふうに言われているわけです。この立場というのは、国民の住宅を安定して確保するのは政治と国の責任、ここが明確になったということだと思います。  そういう点で、……

第156回国会 国土交通委員会 第24号(2003/07/10、19期、日本共産党)

○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、成田国際空港株式会社法案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、成田空港の民間会社化は、公共性の高い日本の空の玄関口、その管理運営についての国の責任を放棄することにつながるからであります。  そもそも成田空港は、空港整備法上の第一種空港として、本来ならば国土交通大臣が設置、管理する空港であります。しかし、これに代わるものとして、新東京国際空港公団法に基づいて公団が設置、管理してきたものであります。国際拠点空港として公共性が極めて高いからこそ、広大な用地の買収や造成など莫大な初期投資に対し、国からの出資や財投資金が投入されてきたものであります。す……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 国土交通委員会 第3号(2004/03/24、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。奄美の問題に限って質問をさせていただきたいと思います。  最初、今回出されております法律案ですけれども、この法案の第二条でこういうふうに書いてあります。国土交通大臣、総務大臣及び農林水産大臣は基本方針を定める、こうなっています。その基本方針の内容については第二条の第二項で十四項目挙げられています。その中で、例えば六項目の保健衛生の向上、七項目の高齢者の福祉その他の福祉の増進、それから八項目めの医療の確保、十一項目の教育及び文化の振興などがあります。これらについては、本来厚生労働大臣や文部科学大臣の所管事項であるというふうに思います。しかしながら、……

第159回国会 国土交通委員会 第4号(2004/03/25、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  羽田の再拡張問題について伺います。  この再拡張問題というのは、様々な問題、たくさん問題を抱えているというふうに私は考えています。例えば、四本目の滑走路建設、本当にこれが必要なのかどうかという問題や、あるいは四十万回を超える離着陸というわけですけれども、限られた空域の中で安全性がきちんと保たれるのかどうか、こういう疑問であるとか、あるいは飛行コースの下に住んでいる住民の騒音被害、これをどう解決するのかという問題とか、あるいは莫大な建設費用、これをどうするのかという問題もあります。さらに、この再拡張と関連をして、臨海部の再開発、都市再生問題、こ……

第159回国会 国土交通委員会 第5号(2004/03/30、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、六本木ヒルズ森タワーの回転ドアの事故に関連して伺います。  三月二十六日、森タワーの回転扉による事故で六歳の子供さんの命が奪われるという大変痛ましい、しかも重大な事故が発生いたしました。亡くなりましたお子さんの冥福を祈るとともに、家族の皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。  この事件について伺いますけれども、昨年四月二十五日オープンの翌日にはもう既に早くも回転ドアの事故が発生をして、以来三十三回事故が発生していると。正に異常としか言えない状態であります。センサーの問題であるとか、ドアの回転の速さの問題など、今それぞれ報道さ……

第159回国会 国土交通委員会 第9号(2004/04/13、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について伺います。  今回の改正は、大気汚染防止の立場から、MARPOL条約に基づいて国内法を整備するという内容であって、私どもはこの法律案には賛成の立場でありますけれども、なお改善すべきと思われる点について幾つか伺います。  この改正について、内容は大気汚染を防止しようとするものでありますけれども、その規制の主な対象は窒素酸化物、硫黄酸化物、揮発性有機化合物、フロン、ハロンなどのオゾン層破壊物質、こういうものの規制をしようと、こういう中身であります。その中でも、大気汚染の重……

第159回国会 国土交通委員会 第11号(2004/04/20、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  最初に手数料の問題について伺います。今までも手数料の問題、何人かの方から出されております。  最初、状況について伺いますけれども、今度のワンストップサービスということになった場合に、一つは、登録手続をディーラーなどに頼まなくてもユーザーが自分で自分の自宅のパソコンで登録手続ができると、もう一つは、今までどおりディーラーなどに登録手続の代行をお願いすると、こういう二つの方法になりますか、どちらかを選ぶということになりますか。
【次の発言】 自分で自分の自宅のパソコンで登録手続をやるという場合には、ディーラーなどにお願いして代行をお願いした手数料……

第159回国会 国土交通委員会 第13号(2004/04/27、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。私は、船員法と船員職安法、この関係について幾つかお尋ねをしたいと思います。  最初、船員保険についてですけれども、船員保険というのは疾病部門や失業部門、年金部門、福祉部門、こういうものを含む総合的な保険制度であります。これは、健康保険や労働災害補償保険とか雇用保険、年金、こういうものに当たるわけで、船の場合、特別な条件にあります。一たび船に乗って海に出れば常に危険と隣り合わせ、船員やその家族にとっては正にこの保険制度というのは命綱とも言うべき制度であります。  ところが、最近、この船員保険、強制保険でありますから全員入ることになっているんですが、……

第159回国会 国土交通委員会 第15号(2004/05/13、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  今日は建築基準法の一部改定の関連で伺いたいと思います。  最初、建築基準法に大変深く関連しております自動回転ドアの問題について最初に伺いたいと思います。  もう御承知のように、三月二十六日に六本木ヒルズの回転ドア、これで六歳の子供さんが挟まれて死亡事故がありました。この問題で、私はその直後の三月三十日の委員会で、政府が責任を持って調査することと法整備をすることを要請いたしましたけれども、その後政府はどのような取組をしてきたのか、概要を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 専門家が集まって検討会を開いて、それで今後の対策を検討するという……

第159回国会 国土交通委員会 第16号(2004/05/18、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  公団の民営化問題について伺いたいと思います。  最初に、冒頭ですけれども、大臣に一言伺っておきたいと思います。  先日の提案理由の説明の中で、真に必要な道路を、会社の自主性を尊重しつつ、できるだけ少ない国民負担の下で建設することを目的として民営化を実施すると、こういうふうにおっしゃいました。この言葉は、今日、午前中からの答弁の中でも何度かおっしゃっておりますけれども、この中で、真に必要な道路を造るということは、無駄な道路は造らないということですか。
【次の発言】 局長に伺います。  今、三つ、何が必要な要素かという大臣からの答弁がございました……

第159回国会 国土交通委員会 第18号(2004/05/25、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  三人の参考人の方には、大変お忙しいところ、今日はありがとうございます。  道路公団の改革、そしてこの中心は民営化の是非、これが問われているというふうに思います。道路は必要なんだけれども、それが、今、政府が考えているようなすべて高速道路で必要なのか、あるいはその規格はどうかと、こういう点も含めて改めて検討が迫られているのではないかというふうに感じています。  そういう中で、私どもとしては、無駄な高速道路は造らないこと、二つ目に、四十兆円を超える累積債務、これは国民の負担に転嫁しないこと、そして三つ目に、政官業の癒着をきちんと断ち切って国民が納得……

第159回国会 国土交通委員会 第19号(2004/05/27、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  全体の時間は四十分でありますけれども、前半の二十分、私の方から質問をさせていただきたいと思います。  道路公団の改革問題について、私どもは三つの点を今まで提案をし、主張してまいりました。一つは、無駄な高速道路は造らないこと、二つ目に、四十兆円を超える累積債務を国民負担に転嫁しないこと、そして三つ目には、政官業の癒着を断ち切って国民の納得いく道路行政を行うこと、この三つを提案してまいりました。今日は、そのうち三つ目の政官業の癒着を断ち切る問題、この点に絞って伺いたいと思います。  第一は、日本道路興運という会社と国土交通省、道路公団との契約の問……

第159回国会 国土交通委員会 第20号(2004/06/01、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  大きく三点ほど伺いたいと思います。  最初は、民営化することによってその民営会社が道路を建設するときには自ら資金を調達する、今までのように財投というお金ではなくて金融機関から借り入れる。したがって、市場規律が導入されるので無駄な道路建設には歯止めが掛かると、こういうのが今までの国土交通省の主張だったというふうに思います。  しかし、民営会社が調達した借金、資金で造った道路は、その資産とその借金は同時に、一緒に保有・返済機構に移管をされます。機構が融資をした銀行などに対して返済責任を負うという仕組みになっているわけでありますから、造った民営会社……

第159回国会 国土交通委員会 第22号(2004/06/10、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  資料を配付をお願いいたします。
【次の発言】 今日は私、法律案が三本出ておりますので、それぞれ伺いたいと思います。  最初、都市緑地保全法一部改正に関連しまして、一、二伺いたいと思います。  今資料を配付しておりますけれども、埼玉県の所沢市と三芳町というところがありますが、この周辺三市二町にわたる三富新田周辺地域というのがございます。今、「イラストで見る三富開拓地割遺跡」というコピーをお配りしているかと思いますが、三つの富と書いてこれはサントメと読むわけです。  この場所というのは江戸時代から新しい新田の開発が行われたところで、屋敷と農地と平……

第159回国会 国土交通委員会 第23号(2004/06/11、19期、日本共産党)

○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。  私ども日本共産党、三つの角度から北朝鮮問題の解決の方向を提案、提起をしてまいりました。第一は、やっぱり朝鮮半島の軍事的な衝突の危機、これは絶対に避けるという点であります。あくまでも平和的、外交的手段によって問題を解決していくということであります。二つ目には拉致問題。これは日本国民の人権と安全を脅かした国際的な犯罪行為として断じて許せないものだという立場から、この問題の全面的な究明、そして被害者家族の皆さんの帰国を実現をすること。そして三つ目には、戦前の植民地支配の歴史を清算すること。これは戦後の日本が負った大変重大な歴史的な責任に属する問題だ……


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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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