このページでは草川昭三参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○草川昭三君 私は、公明党を代表して、総理の施政方針を始めとする政府四演説に対する質問をいたします。 平成十四年度の予算案は、今日の極めて深刻なデフレ不況を解決するため、さきに成立をした平成十三年度第二次補正予算と一体との発想に立って、厳しい財政事情の中で景気にも最大限配慮したものであります。 公明党が連立に参加をして二年四か月になりますが、我が党がこの間主張してきました都市再生、環境、少子化対策などに配慮をした支出が計上されており、一日も早い成立を望む立場から、若干の質問と問題提起を行いたいと思います。 最初に、アフガン復興会議への出席問題に端を発しました政府の対応に関連し、一言申し上……
○草川昭三君 公明党の草川昭三でございます。私の方も大分とうが立った新人でございますが、きょう初めてでございますので、どうぞひとつよろしくお願いを申し上げます。 まず最初に、何といいましても、いろいろと午前中も経済問題が出ておるわけですが、貿易収支の黒字が急減をしているという、こういう事実を我々は重大なものとして受けとめなければいけないのではないか。これは、世界的な景気後退といった短期的な問題ではなくて、構造的なものではないだろうか。それは、日本の製造業というのが急速に国際競争力を失っている。何かいろいろと発表されているところによりますと二十一番目だとか、大変悪い数字が出ておるわけでございま……
○草川昭三君 公明党の草川であります。
まず最初に、中小企業の金融機関の貸し渋り状況についてお伺いをしたいと思います。
御存じのとおり、十一月二十七日に重機メーカーの新潟鉄工が東京地裁に二千二百七十億の負債で申請をしておるわけでありまして、ついにここまで来たかというような感じであります。かなりの関連する中小企業も大変困っておみえになると思うんですが、全国の中小企業の貸し渋り状況を把握している当局の見解を賜りたいと思います。
【次の発言】 そこで、中小企業に対する金融機関の対応なんですが、たまたま商工中金というのがあるわけでありますし、中小企業金融公庫、いわゆる政府系の金融機関の果たすべき役……
○草川昭三君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの和田さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に沓掛哲男君を指名いたします。(拍手)
○草川昭三君 公明党の草川であります。 最初に、多分あすではないかと思いますが、テロ特別法についての基本計画の閣議決定が行われるのではないかと思うんですが、そのことについて長官と総理に一問ずつ最初に御質問したいと思います。 現在、防衛庁設置法の情報収集を目的に三隻の自衛艦が出動をしておりますけれども、基本計画閣議決定後はこの三隻の任務はテロ対策特別措置法の派遣任務に一元されるのか。一元されないとするならば、防衛庁設置法の情報収集は地域制限もないために、地域と任務を限定をしているところのテロ対策特措法がしり抜けになるのではないかというおそれを私も本日ちょっと思ったものですから、特に冒頭にこの……
○草川昭三君 草川であります。 質問の順番を変えていただきまして、委員長始め各党の皆さんに御礼を申し上げます。 午前中の質疑にもあったと思いますけれども、自由貿易を主張するアメリカが鉄鋼のセーフガードを発動したと聞きましたが、その背景はどうか。それから、同じく、昨年のアメリカのテロに対しまして一貫して協力をしてきたイギリスのブレア首相が今回のアメリカの対応について、米国自身の問題の矛先をイギリスなりEUに向けるということはおかしいじゃないかというように米国の批判をしているわけでありますが、今後のEU諸国とアメリカの関係、あるいはまた我が国の対応をどのように考えておられるのか、お伺いをします……
○草川昭三君 公明党の草川です。 いよいよ特殊法人等の合理化計画ということが実施をされることになりまして、本日、議題になっております石油公団法等の廃止になったわけでありますが、資源の乏しい日本として、主要なエネルギー源であるところの石油の安定的な供給あるいはその他エネルギーの確保をする、そういう国家戦略というものが私やはり並行して議論がなかなか出ていないというところに一抹の不安というものを持ちながら、今日の質問をさせていただきたいと思うわけであります。 特に日本の場合は、石油の輸入の依存量は九九・七%、これはドイツは九七・五%、フランスも同様に九七・九%でございますが、石油ということに限っ……
○草川昭三君 私の方からは、平成十四年度の春闘をめぐる情勢について、労働省、旧労働省の見解を承りたいわけであります。 厚生労働省の平成十四年度春闘をめぐる情勢のメモを見ますと、今度の春闘は、三月十三日以降、自動車、電機、造船、いわゆる金属労協傘下の組合を中心に、民間の主要組合はベアはなし、定期昇給程度の回答が示された、雇用を重視をした春闘と思うというようなコメントがされておりますが、全くそのとおりだと思います。 ところが、私が今日問題提起をしたいのは、定期昇給、すなわち賃金カーブ維持分ということは、それはそれなりに労使で非常に理解をされた結果だと思いますけれども、その翌日に日立製作所を始め……
○草川昭三君 公明党の草川であります。
私は、昨年の十一月十五日の予算委員会で、医療費の削減のために薬価の安いいわゆる後発医薬品、ジェネリックを国立病院や国立大学附属病院が率先して使用すべきではないだろうか、こういう立場から使用状況を質問したわけであります。その際、坂口大臣からは、後発医薬品の全国的な使用状況についてはデータを持ち合わせていないので実態調査をしたい、この種の御答弁がありました。
そこで、このたび調査結果がまとまったというように聞いておりますので、まずその内容を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今のお話だと、採用比率が〇・六四ということですが、日本の全国のデータから見……
○草川昭三君 公明党の草川であります。 最初に、これはちょっと私、議会側としても反省をしなければいけなかったのではないかと思うのは、いわゆる会計基準制度というのがありまして、会計基準の中の退職金の引当金が引き上げられたというのがありましたね。これに対する対応が大企業の中においても決算期に非常に重い負担になっておるというのがあるわけですけれども、ほとんど実は会計基準の変更のときにかつての大蔵委員会あるいはその他関連する委員会でも退職金の引当準備金という積み増しの問題については触れられていなかったということは私ども実は今回改めて考えなければいけなかったのではないかということがあります。しかし、こ……
○草川昭三君 公明党の草川であります。 まず最初に、五月の月例経済報告を見ますと、景気は依然として厳しい状況にあるけれども底入れをしたと。底入れ宣言という言葉が今新聞紙上をにぎわしているわけでございますが、一方、中小企業の白書等々を見ますと、デフレ、空洞化、貸し渋り等で倒産件数は一万八千八百件を上回り、これは史上三番目の高水準だと、こういう言い方もされているわけでありまして、私は雇用という面から景気を眺めてみますと、非常にこれは厳しいものがあるのではないか。 元々、雇用は景気に後れて動く指標だと言われているわけであります。それで、若干景気展望は良くなるとはいっても、アメリカの経済に非常に依……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。 今日は御陳述、大変皆様ありがとうございました。 まず、草刈参考人にお伺いをいたしますけれども、日本赤十字社は、日本でただ一つの献血の受入団体として大変な御苦労があると思うんですが、今回の法案に期待するものは一体何か。あるいはまた、献血に協力をする国民の皆様方に対する信頼や血液製剤を使用する患者の期待に一層こたえなければいけないと思いますが、その辺りの決意をお伺いをしたいと思うんです。 特に、昨年の三月から今年にかけて、遺伝子組換えの第[因子製剤のアメリカからの輸入の停滞があったわけでありますけれども、幸い、献血者の方々の御協力で無事切り抜けたので……
○草川昭三君 公明の草川であります。 今朝、午前中に今井先生の質問をお聞きして、非常に感銘深い気がしたんですが、先生が去年の九月ですか、総理官邸に行かれていろいろと御党の医療政策についてお話しになり、最終的には意見が一致をしなかったもののという、こういうお話がありました。 私は、その話を聞いておりまして、もう十か月ぐらい前になりますか、坂口大臣は非常に苦労をされまして官邸に何回かの出入りをされていたわけでありますし、また与党の中でもいろんな様々な意見がございましたし、あるいはまた各種団体等と連日のごとくお話しになりまして、ようやくと言うと言葉が悪いんですが、今日に至りました。大臣の御努力に……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。 恐らく国会始まって以来、参議院でもそうだと思いますが、今日のような不幸な審議は初めてではないだろうかと私は思います。大変亡くなった患者の方々の御冥福もあり、また今後の日本の医療をどう信頼すべきかという重大な役割を担った者として、若干の質問をさせていただきたいと思います。 それで、時間が短いので佐々木参考人に二、三点集中してちょっと御質問させていただきたいんですが、先ほど法的には殺人事件に該当する可能性があること、安楽死の要件を明白に欠いていること、医療界の歴史に残るような深刻な事件であるということを認識したと。これはいつ認識をされたんでしょう。
○草川昭三君 公明の草川です。 まず最初に、大臣に被用者保険の在り方の見直しについてお伺いをしたいと思います。 今回の改正案には、医療保険制度の改革に関する数多くの検討規定が盛り込まれているわけですが、その中に、保険者の統合及び再編を含む医療保険制度の体系の在り方、また政府管掌健康保険事業及び当該事業の組織形態の在り方の見直しに関する検討規定が盛り込まれているわけでありまして、本委員会でも議論になっておるところです。 最近の報道というよりは、大臣もテレビに出ていろいろと対談をしてみえるわけでございますが、そんなところからニュースに流れておるところを見ますと、政管健保については民営化を含め……
○草川昭三君 ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。
これより委員長の選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの鈴木君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に西川きよし君を指名いたします。(拍手)
○草川昭三君 もう私はごく簡単に要望だけ、選定に当たっての要望なんですが、候補地の移転先の選定基準の中に国際的な空港というのがございます。それで、欧米主要各国の元首専用機等が発着可能な滑走路を有し、四十分程度以内で到達可能というのが一つあると思うんです。非常にまあこれはポイントだと思うんです。 それで、翻りまして、その候補地の、二つあるんですが、いわゆる岐阜と愛知、それからもう一つは畿央ですね、この前も皆様方に参加していただいたんですが。実は、現在、名古屋空港というのがあるんです。ところが、地元の方では、もう御存じのとおり、中部国際空港というものに対して一元化しようということで現在進行中でご……
○草川昭三君 簡単に質問をします。公明の草川です。
ありがとうございました。知事の方で、「ここがポイント!首都機能移転問題」というのを賛否でやった議事録を見まして、非常におもしろい、興味がありまして、最後に横尾という司会者が、東京都にとってなぜ首都が大切かということのきちんとした理論付けが必要だと思うという、これ非常にポイントをついた問題点だと思うんで、その点についてのお答えを願いたい。横尾って、たしかNHKの方だったと思いますけれども、それが……
【次の発言】 知事は出席されていないと思うんです、討論会ですから。賛成、反対、二人ずつ、東京都が一月の十八日にやられたと思うんです。そのまとめで……
○草川昭三君 お疲れさんです。 総理は最後に一問、それとあとは全部柳澤大臣にお願いします。 新生銀行の融資態度の問題について提起をしたいと思います。 特別公的管理下にありました旧長銀は、平成十二年の三月にアメリカのリップルウッド社が中心になりまして受皿銀行を作り、現在は新生銀行として営業を続けています。御存じのとおりであります。 昨年の末にこの新生銀行が東京地裁に対しまして、中小企業向けの不動産担保融資を営んでおりますファーストクレジット社に会社更生法の手続の申立てを行いました。新生銀行は同社のメーン行であることから、企業再建にメーン行が協力をしなくて会社更正の手続開始の申立てを行った……
○草川昭三君 川口大臣が三時に退場されるそうですから、手短に総理と大臣にお伺いをします。 先週来からの鈴木宗男議員をめぐる動きを見ておりますと、私は、元々本問題は外務省改革であったと思いますし、その改革はどこへ行ったんかなという気が率直に私はします。 もちろん我が党は、鈴木宗男氏の問題については徹底的に究明をしなきゃいけない、こういう原則は明確でございますけれども、例えば外交機密費の詐欺事件、裏金作り、様々な不祥事件があったわけでございますが、それがいつの間にか鈴木議員の問題になってまいりまして、すべて悪いのは鈴木議員だと、こういう雰囲気の中で、本来当事者であったところの外務省が、いや実は……
○草川昭三君 公明党の草川であります。 最初に、官房長官にお伺いをしたいと思います。 去る七月四日、外務省は、五月に起きました瀋陽の亡命者連行事件の対応の不手際のあった関係者十三人の処分と、緊急事態に省内の連絡調整役となる危機管理官を置くということを柱とする事件の再発防止策を発表しました。しかし、中国との間で合意したと言われる再発防止に向けた作業の方は進んでいないようでありますし、再び同じような事件が起きた場合、適切に対処できるのか、私は懸念をするものであります。 そもそも今回の事件の背景には、難民の方々や亡命希望者が我が国の在外公館に飛び込んできたときの対処方針があいまいなところに原因……
○草川昭三君 日銀さんにちょっと集中して聞きますが、集中というよりも日銀さんにお伺いしますが、ネットの防災対策なんですが、メーンセンターというのは、これ、東京のことを言っているわけですね。東京のことをこちらに言ってみえると思うんです。問題は、各金融機関ですね。各金融機関の端末の接続というのは、いざというときにこのメーンセンターから横には出ないんですね、この絵で言うところの横には。いわゆるこれで見ると、通信ネットワークのDDXの回線網から各地方に流れるという、こういうことになりますね、御説明では。 それで、実際、どのような災害かということにもよりますが、全国の金融機関に果たしてどの程度これが、……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。 私は、今回、国として専門教育を重点的に推進するために学校教育法を改正するということについては基本的に賛意を表しながら、若干の質問をさせていただきたいと思います。 まず、内閣府にちょっとお尋ねをいたしますが、我が国の経済が失われた十年と言われて大変長い時間がたっておるわけですが、かつてはジャパン・アズ・ナンバーワンというんでしょうか、日本の産業の国際競争力は高く評価されたわけでありますが、最近の実情は世界でも大変下位のところに落ちてまいりまして、国際競争力というのは急速に低下をしてきております。既存の経済システムが、先ほども大臣、午前中におっしゃって……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。
今回提案されました独立行政法人改革の法案、各法案について基本的に賛成する立場でございますが、若干の質問をさせていただきたいと思います。
まず、宇宙開発事業団と、旧文部省の所管になると思うんですが、宇宙科学研究所が、過去、ロケット及び衛星を開発、打ち上げをしてみえたわけでございますが、どういうような経過になっているのか、この際、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 私どもも随分以前に糸川ロケットという、そういう名前から旧文部省関係の研究所、そしてまたその後はNASDAという形で大変大型の衛星に取り組んでいるという、それなりの評価をしておるわけで……
○草川昭三君 公明党の草川であります。 このたびの義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特措法の一部を改正する法律案の基本的な問題について、先ほど来からも議論があるわけですが、お尋ねをしたいと思うんです。 それで、この義務教育費国庫負担金の在り方について、先ほど大臣も答弁されておられましたが、経済財政諮問会議等が主導してきたと、そのとおりだと思うんですね。問題は、財源論のみが優先をして議論をされてきたところに恐らく各党の先生方も一番強い不満を持ってみえるのではないかと思うんです。私もその点は同様でございます。 今回の措置は、いわゆる教育論なしで財源論のみによるものではないだろうか、この……
○草川昭三君 公明党の草川であります。 特殊教育諸学校の施設整備費の補助費関係の予算についてお伺いをします。 特殊教育関係の施設整備補助が平成十五年度予算を見てまいりますと前年に比べて減少をしております。元々余り大きな予算ではないんですけれども、基本的な取り組む姿勢に私、若干問題があるんじゃないかと、こういう趣旨でこの質問をしたいと思うんです。 また、公立特殊教育施設整備費の減を見てまいりましても、平成十四年度には三十億三千六百万であったわけですが、これが二十五億七千八百万というふうに減少をしております。各地域ではそれぞれの増設計画、改築等があったと思うのでございますが、こういう補助が減……
○草川昭三君 草川であります。
まず最初に、国立大学法人化の問題に関する有識者、大学関係者等による検討の場では、日本の大学が著しく国際競争力を失ってきたこと、優秀な研究者が海外に頭脳流出をしていること、優秀な高校生までが日本の大学に進学せず欧米の大学に入学していることなど、日本の大学の空洞化していくということへの危機感が背景に様々な議論がなされてきたと思います。
今回のこの国立大学法人法案の成立によってこのような心配はなくなるのかどうか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 今そういう御答弁があったわけでございますが、この法案を作るに当たって国立大学協会と十分な意見交換をされてきたと……
○草川昭三君 公明党の草川です。
前回の質問に引き続きまして、国立大学附属病院の施設整備に係る借入金の債務は、平成十四年度末で約一兆二千六百億円あるという答弁がありました。法人化をした場合の償還は毎事業年度の償還計画を立てて行うということでございますけれども、長期資金の調達方法についてはどのように対処されるのか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 二番目の質問ですが、現在、科学研究費の補助事業というのがあるわけですが、これは、我が国の学術を振興するため、独創的あるいは先駆的な研究を発展させることを目的としているわけでございますが、この交付を受けようとする者は前年に研究計画調書を提出を……
○草川昭三君 公明の草川でございます。 最初に、臨床心理士の問題についてお伺いをしたいと思います。 ストレスの多い時代になってきたわけでございまして、いわゆる心の問題というのが非常に重要でございます。 私、二〇〇二年の最初の予算の本会議で総理にもこの問題に対して質問をいたしました。それからまた厚生労働委員会でも問題提起をいたしましたが、いわゆる基本的な問題は残念ですけれどもまだ解決をいたしておりません。そればかりではなく、特に最近では、社会的な問題として学校あるいは通学途上の子供さんたちのもろもろの非常に悪質な事件も相次いでおりまして、青少年が被害者になっておる、あるいはまた時には加害者……
○草川昭三君 私の方からは、この義務教育の充実と地方財政の問題、これを取り上げていきたいと思っております。 現在、地方自治体が発行している地方債の引受状況というのは非常に悪くなってきておるわけです。特に、国債の利回りが低下をしていた時期は地方債の利回りの方が高いわけでございまして、公債としての信用度から何とかこれは各地方自治体、特に収入役等にお話を聞いても、何とか消化をすることができたと。しかし、今日のような状況になってくると、投資家を集めづらいという状況が率直に出てきておる。 また、この一月に、日本格付研究所というところがあるわけですが、ここが三位一体改革のこの進み状況を踏まえまして、こ……
○草川昭三君 草川でございます。
一番最初に、中教審の答申と諮問が過日行われたわけでございますけれども、その問題について本委員会でもいろいろと議論がされておりますし、また少し教育委員会の在り方等についても先取りで議論があるわけでございますが、いわゆる答申の中にコミュニティースクール等の提言というのがございましたので、そこに絞って、まず最初にどのような経緯あるいはどのような問題点があるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 またその審議の機会にいろいろと問題提起をさせていただきたいと思います。
それで、これはフォローアップの意味でお伺いをするわけですが、国立大学の法人化によって産学官……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。 まず最初に、栄養教諭制度の基本的な創設の意義について改めてお伺いをしたいと思います。 今回、栄養に関する高度の専門性と教育に関する資質を備えた栄養教諭を小学校等に配置できるようにするのは、午前中あるいは午後の議論もあったわけでございますが、今日の児童生徒の食生活の乱れを正し、望ましい食習慣を身に付けることができるように、家庭だけではなくて学校においても食に関する指導の充実を図るというような説明をずっとされておみえになるわけであります。 そこで、中教審の答申の中にもこの問題が触れられておりまして、児童生徒の朝飯ですね、朝食の欠食や偏食、そして肥満等……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。 最初に、今回の文化財保護法の改正は従来の保護対象の拡大が提案をされているわけでございますが、例えば文化的景観というところに絞って質問をしたいと思うんですが、これは具体的にどこのどの場を指定するかということになりますと、先ほど来からの御意見もあるんですが、大変難しい問題が出てくると思うんです。 現行法では、例えば有形文化財の美術工芸品、この中では絵画、彫刻、工芸品等具体的に明示をされているわけでございますが、文化的景観という抽象的なくくりになりますと当然広範囲にならざるを得ません。地方自治体からの申出によりまして選定をするということになっていますけれ……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。 最初に、六三制を含む義務教育制度の見直しについてお伺いをしたいと思うんですが、平成十五年の五月に、当時の遠山大臣から中教審に対し、今後の初等中等教育改革の推進方策についての諮問が出されております。その中で、今回の法律案のベースとなっておりますコミュニティ・スクールの導入など学校の管理運営の在り方、あるいは学力低下問題等への対応策として学習指導要領の見直し、そしてまた就学年齢の五歳から七歳の幅で弾力化しよう、あるいは幼稚園と小学校の連携、小学校と中学校の連携、義務教育費にかかわる経費負担の在り方など、検討課題とされているわけです。 特に、この義務教育……
○草川昭三君 公明党の草川でございます。 最初に、港湾の問題について御質問したいと思います。 近年、日本の港湾は香港やシンガポールなどアジアの主要港に比べてコンテナの取扱いのシェアというものが大幅に低下をしています。こういうことに対しまして、国は全国で数港を国際コンテナの拠点港として育成をする計画を立てておりまして、港湾コストの三割削減などを目標とするスーパー中枢港湾育成プロジェクトというのをかつて打ち出したわけであります。水深十五メーターを超える大水深の岸壁や奥行き五百メーター以上の大規模なコンテナヤードを有する次世代のコンテナターミナルを整備をする方針を打ち出し、本年三月、今月中でござ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。