このページでは黒岩宇洋参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○黒岩宇洋君 初めまして。 このたび内閣委員に指名され、初めての質問をさせていただきます黒岩宇洋でございます。 私は、このたびの参議院新潟補欠選挙で、日本を変えましょう、そしてそのためには政治を変えましょうと訴え、多くの有権者の支持を受け、当選することができました。 現在、新潟県民のみならず、すべての国民が今のままの政治、行政では日本が沈没してしまうという危機感を抱いています。改革をしてくれというのは新潟県民の願い、いやそれ以上の祈りで、切実な祈りでございます。 一年前、小泉首相も改革への国民の期待、祈りを一身に受けていたはずです。しかし、この一年、外務省改革、特殊法人改革等、何ら行政……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。
今日は参考人の皆様、本当にありがとうございます。
まず、高木参考人にお聞きいたします。
参考人のお考え方の中で、民営化の基本的な大前提で事業の採算性が高いこととあります。そして、加えて採算性の観点からすると、日本道路公団以外はすべてマイナスという認識もお持ちのようです。そうしますと、この四公団一くくりの民営化というのは、事業の採算性が高いと言えるのか否か。あわせて、又は採算性が高い民営化のスキームというのは一体どういうものがあるのか、お聞かせください。
【次の発言】 一括で、事業の採算性が仮に高くないとすれば、要するに四公団のくくり方、例えば……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。
福田官房長官にお尋ねします。
自衛隊が原子力潜水艦を保有することは、法理論上可能でしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
今はっきりと、原子力基本法上、法律上、核兵器を保有できないというお言葉をいただきました。
そうしますと官房長官、官房長官がおっしゃられた核兵器を法理論上保有できるというこの認識は誤りではないでしょうか。いかがでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、この原子力基本法では、原子力の利用目的というのは平和に限るんだと、こう明言されています。この規定は、我が国が原子力を利用する場合、平和利用だと、それに限定することを……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 男女共同参画社会について、福田官房長官にお伺いいたします。 先日出されました経済財政諮問会議の骨太の方針第二弾におきまして、男女共同参画会議の影響調査専門調査会の中間報告の反映のされ方についてお聞きいたします。 第十二回経済財政諮問会議におかれまして、長官は一議員として、さきの中間報告に基づいた資料を提出しておられます。そこでは、一、税制、二、社会保障制度、三、雇用システムと、三分野に分けて提案をされています。この提案も踏まえた上で、経済財政諮問会議から出されました骨太の方針第二弾、この方針をよく見ますと、先ほどの三分野のうち、一つ目の税制、……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 午前中の質疑の中で、本法案は品性を欠くという御発言がございました。私は、品性を欠くのはこの法案ではなくて旧日本軍だと思っております。戦時性的強制被害者問題は、やはり認識、感覚の問題だと私は考えます。少なくとも我が国は過ちを認めたわけですから、その過ちによって不幸を味わった又は味わっている方々に対して誠意を持って償いましょうというこの認識、感覚が重要だと考えています。私は三十五歳ですから、あと半世紀近く生きていかなければなりません。そして、きっとこの国で生きていくでしょう。半世紀後のこの国の国民にこの国を世界の平和をリードする国として届けるには、今……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。私は、無所属であるのは、田嶋先生の言うように政府を信頼していないからではなく、選挙の約束ですので、念のため。 それでは質問いたします。 まず、北朝鮮拉致問題について福田官房長官にお聞きします。 実は、私の伯母、私の父の姉ですけれども、戦前に朝鮮に渡りました。朝鮮人留学生と日本で結婚し、その後朝鮮に移り住んだんですけれども、朝鮮戦争後、運悪く伯母は北朝鮮の住人となってしまいました。私が子供のころまでは音信はありました。そのうち、手紙は届きますが、靴や傘など物品を送っても向こうに届かなくなりました。やがて伯父が他の女性と家から逃げたという手紙が私ど……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 それでは、まず福田官房長官に、前回の委員会に引き続いて北朝鮮の拉致問題についてお尋ねいたします。 先週、私は新潟市を訪れまして、横田めぐみさんが拉致された現場に足を運んできました。今までにも私は何度も行っているんですけれども、改めてその場に立ってきました。本当にその通りというのは普通の通りなんです。めぐみさんの家から、元の家のあった場所から目と鼻の先の道なんです。人通りもきっちりとある、どこにでもある住宅街です。こんな普通な町で普通の生活を送っていた普通の中学生めぐみさんが、拉致により一瞬にして異常な状況に陥ったわけです。私は今もこの平穏な町を……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 大臣にお聞きしますけれども、このたびの改正は、昭和五十七年七月以来の二十年ぶりの改正です。その間、警備業に対する社会的需要は大幅に増大し、業界売上げは二兆五千六百九十三億円にも達するような本当に一大産業となりました。業界が大きくなっただけではなく、犯罪の質も変わり、ますます凶悪化が進んでいます。使われる武器も凶悪化し、またハイテク機器も登場しています。 今回の改正は、何度も繰り返しおっしゃられていますけれども、三本の柱から成り立っています。一つ目は、精神病者に係る欠格事由の見直し、二つ目は、暴力団員等に係る欠格事由の追加、そして三番目で変更届手……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 衆院の内閣委員会でも、そして本日でも大分議論が尽くされまして、私の質問も大分ダブりが出てきているんですけれども、理事の皆さんに頼んで質問時間を取っていますので、同じような質問で何々委員と以下同文というわけにもいかないので、重複ございますけれどもお許しください。 それでは、谷垣大臣に御質問いたします。 私は、正直申しまして、今回の古物営業法の改正案の提出には唐突さと、言葉は悪いんですけれども、拙速さを感じずにはいられません。オークション業者と話をしても全く同様のことをおっしゃっていまして、何で今ごろこんなに急いでこの法案を改正しなきゃいけないん……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。
本日、先ほど来から国民生活センターの独立行政法人化について様々議論されていますけれども、独法化自体は単なる特殊法人改革の手段にすぎません。どうも本法案についての議論が、特殊法人改革という総論と国民生活センターの改革という各論がうまくかみ合っていないような、そんな気が私はいたします。そして、その中において、目的と手段が交錯して更に分かりづらくなっているようにも思えます。
改めてお聞きいたします。そもそも特殊法人改革の目的は一体何なのか、お答えください。
【次の発言】 官から民へ、国から地方へという、そういった総論的なことは分かりました。ただ、独法……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 六時間コースももう五時間半迎えまして、多分大臣もお疲れのことと思います。各委員も事務方の皆さんもお疲れだと思います。実は私も結構くたくたでございまして、というのは、私、今回に限らずいつも最後ですので、自分の質問とダブるかどうかということをいつも冷や冷やして皆様の御発言聞いておりまして、実は本日もう四人目の山口先生辺りで私の質問全部出尽くしてしまいました。かといってお役御免というわけにはいきませんので、ちょっとずつ角度を変えながら御質問をさせていただきます。大臣、もうお気楽にお答えくださって結構でございますので。 それで、私、今回、大臣に対しての……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 大臣、喜んでください。私の出番ということはあと三十分ぐらいで委員会終わりますから、あともう少しの辛抱。どうかお付き合いください。本日は、太田農水副大臣、そして厚労省の木村副大臣にもお付き合いいただきます。よろしくお願いいたします。 前回、私、大変総論的なことで大ざっぱなことを聞きました。本日は、ちょっと細かなことを聞かさせていただきます。農水省、そして厚労省、そして最後に文科省にお聞きして、政府参考人の方で結構でございますから細かなことをお聞きいただいて、そのほか各副大臣に省としての所感聞きまして、一番最後に鴻池大臣にそのやり取りについて御感想……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。三人の参考人の先生方、本当に忙しい中、国会までおいでいただきまして、ありがとうございます。 まず最初に、角瀬先生にお聞きします。 私は、今回、医療の分野への株式会社参入というこの件に関して参考人の御意見をお聞きしたいんですけれども、先ほど角瀬先生の提言の中で、やはり弱者に優しい社会を作っていきたい、それにはちょっと利潤追求主義というのが相反するというふうな表現があったんですけれども、私、今回の特区法案の審議の中で再三申し上げているのは、官と民の在り方、そして公と営利というものの関係で、私はこの公と営利というものは決して相反しないものだと。 私は……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 今まで、本当に長きにわたって特区法案についての論議がなされました。大変有意義な議論であったと私は感じております。途中、阿部理事の熱弁に与野党から拍手が沸き起こったり、松井委員の御質問、まるで私、講義のような思いで聞き入らせていただきました。その中で、この特区法案そのものにとどまらず、様々な法体系や役所の権能も含め、この国の形というものがうっすらと見えてきた、そんな気さえいたします。 そのような高尚な議論の中で恐縮ではございますけれども、大変小さいことなんですが、一つだけ聞き忘れていたことがございました。それは、私の住んでいる新潟県南魚沼郡大和町……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日は、官房長官に内閣府の障害者対策についてお聞きしようと思っております。 二十日の日に、イラクへの米国の攻撃始まりまして、大変今戦火で緊張しておりますけれども、戦争というのは最大の障害者を生み出す行為であるとよく言われております。アメリカの障害者施策も、実は二次大戦の傷痍軍人対策から始まったということで、今回の戦争で、いずれにせよ復興に当たっては障害者対策というものが盛り込まれることを私は大変悲しく思っております。 それでは、我が国の障害者対策、すなわち、昨年十二月に出されました今後十年間の日本の障害者、皆さんの暮らし、生活を支える障害者基……
○黒岩宇洋君 何か田嶋さんの御自分の議員生活を総括するようなすばらしい質問の後でやりづらいんですけれども、まず構造改革特区について昨日の、ちょっとこうぶつ切りになって寸断された形で恐縮なんですけれども、鴻池大臣そして厚労省木村副大臣に御質問いたします。 私は、昨日の質疑の中でもどうもこの各省庁が不承不承の態度でいる限りなかなかこの規制改革は進まない、特区構想というものは進まないという、このことについて疑念を生じていると申し上げました。 実はこの厚労省、特に株式会社の医療参入という象徴的なことを私取り上げさせてもらいますけれども、三月十八日のいわゆる閣議で改正案の閣議決定をしたこの日に出てき……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私は、臨時国会の際にもこれ、食品安全基本法について概要もお聞きいたしましたし、衆院の内閣委員会においてもかなりやり取りがされておるようですので、十五条から二十条辺りの、若干今までの質疑で薄かったところを中心に質問させていただきたいと思います。 まず、この十五条なんですけれども、「関係行政機関の相互の密接な連携」と、これが行われなければいけないと、これ、あっさりと書いてあるんですけれども、今回、繰り返しになりますけれども、食品安全を確保しようというこの発端はBSE問題ですね。すべてが、私は、このヒントはBSE問題に詰まっていると、そう考えておりま……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。
本日は、本当に四名の参考人の先生方、貴重な御意見ありがとうございます。
まずは、大森参考人にお聞きいたします。
イトーヨーカ堂のトレーサビリティーとか説明責任のこの取組、大変すばらしいものとお聞きしましたけれども、ちょっとお聞きしたいんですが、やはり非常にコストも掛かるでしょうし、能力的にも、私、このイトーヨーカ堂の取組というのは大変なものだと思うんですが、いわゆる本当に小さな小売店、こういったところで果たしてここまでのことというのはできるんでしょうか、それをお聞かせください。
【次の発言】 そうしましたら、次の質問は大森参考人と品川参考人に……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 ちょっと法務委員会がもめているようなので、ちょっと質問を順番を変えたりどたばたするんですが、一問目、谷垣大臣、ちょっと恐縮なんですが、通告していないんですが、一つ聞かさせていただきます。 というのは、午前中の松井委員の質問に対して谷垣大臣、ちょっと踏み込んでくださったので、その件でお聞きしたいんですが、要は特命大臣についてなんですが、恐らくは置くであろう、置くべきだというところで、前回私が質問したときよりは一歩踏み込んだと思います。 それで、私、実はこの特命大臣を置くことに対しての是非ではなく、いざ置いたときに若干の私、疑問が生じるんで、その……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私は、このセンターの今後の形は、累積点数通知業務、これ正しく不採算事業ですから、これについては元の行政に戻す。そして、あとの二つの証明業務、これは、これも行政として国の業務に戻すか、ないしは独立行政法人にやってもらう。そして研修事業についていえば、これはもう完全民営化ないしはもう民間に任すということで、廃止という、私はこの立場で議論を進めていきたいと思いますし、なぜそうであるかを、大臣そして局長とともに論じていきたいと、そう思っております。 で、私は非常に、今日の答弁聞いておりまして、苦しい答弁だなと思って、むしろ同情するぐらいに聞いておりまし……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。
それでは、まず一点、ピッキング用具を使用した侵入盗の認知件数、これは何度も出てきましたけれども、平成十二年が約三万件であったと。これは十三年に二万件に急減しているんですね。十四年は横ばいの二万件ですけれども、ちょっとここをお聞かせください。十二年からいきなり一万件急減したその理由をお聞かせください。
【次の発言】 何で私こんなことを聞いたかというと、今回法案を作らなくても、いや、作らなくていいと言っているんじゃないんですよ、一万件も減らすことができるという、いろんな対策があるわけですよね。それに比して、果たして、今日も何度か議論になっていますけれ……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 大分、構造改革特区法案、改正案についても含めて議論が進み、そして煮詰まっていると私は今感じております。やはり今回の特区法案、もう何度も何度も議論されていますけれども、官から民へという、この風穴を空けていくという、大変重要な大きな役割がある法案であると私も認識しております。 今日の議論は、細部細部をお聞きしながら、やはり役所の抵抗、これをもっともっと和らげて進めていきたいというその願いと、そして、特区については実績も出てきました。ということは、この委員会でも議論されたり、あとは特区推進室での今までの取組に対しても結果が出てきております。その点につ……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 ちょっと質問通告の順番変えて、五番目の質問ですね、しょっぱなにお聞きします。 私は、この法案に対しては、やはり小手先のびほう策を繰り返していく中で、本当に当初の目的というものが達成できるのか。すなわち、児童の性を商品化することが防げるのかという、このことに疑問を呈す意味で質問をしたいと思っております。 ここでちょっと考えてみたいんですけれども、売春というものは一体なぜいけないのか。誤解しないでください。私もいけないものと思っているし、悪いものとは思っているんですが、いざ突き詰めてこのことを子供たちに問われた場合、どう答えることができるのかと、……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 実は、おととい委員会終了後、私は夜、渋谷のセンター街に行ってまいりました。大臣、行ったことありますか。高校生や大学生、非常に、若者のちょっと行動様式なんかを見てこようなんという気持ちで行ってまいりました。 私、学生時代のころはよく渋谷も行っておったんですが、そのころと同じように大変騒々しさ、にぎやかさは変わんないんですけれども、ある一つのちょっと違いにふと気付いたんです。というのは、ナンパをしている少年というのが一人もいないんですね。ナンパって分かりますか。街角を通り過ぎる子に声掛けるんですけれども、私が学生のころは、本当にセンター街の入口とか……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 まず最初に、万景峰号の今回入港阻止に成功したんですけれども、この件について国土交通省を中心にちょっとお聞きいたします。 本当に、この万景峰号という船、今では日本で一番有名な船になったようです。新潟県民、市民にとっては大変忌み嫌う船であることを私も再三指摘しておりました。今回、六月九日、新潟西港に入港予定のこの万景峰号が入港を見送ったということがございます。この原因として、これも今回の報道で、ポートステートコントロール、PSCと言うんですが、これも本当に脚光を浴びました。簡単に申しますと、船の航行安全のためのチェックを運輸局の方でするということな……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩でございます。 私は、今回のこの少子化社会対策基本法案ですか、この審議に当たって、一九八五年、私が大学に入学したときのあることを思い出しました。私の下宿先の御主人が、これは自分の書いた本だと言って一冊の本を私に手渡しました。その本を探して、ちょっとなかったんですけれども、要は、我が国においても人口爆発を抑制せよという、そういう趣旨の本なんですね。データは八〇年代だったと思うんですけれども、我が国の合計特殊出生率は二・二幾つでした。当時一番低いところで西ドイツが一・七五。その御主人が言うには、黒岩君、とにかく子供は二人までだよと。そういう教えを受けまして、残念ながら私……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日は、四名の参考人の皆様、本当に貴重な御意見、ありがとうございます。 私、本日、私自身も非常にいい機会に恵まれたと思っております。 というのは、ここに新聞記事がございます。これ、八木先生がちょっと触れているんですけれども、私の選挙区である新潟県白根市のある小学校が男女混合名簿をやめたと、御存じだと思うんですけれども。私の時代も、学級名簿というのは男子と女子が分かれて、そして男子が先に書かれておりました。多分ほとんどの学校はそうだったと思うんですが。今、私の新潟県では、九三%の小学校が男女同じ名簿なんですね、あいうえお順で。これによって男女も……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 今日の質疑の中でも出てきたんですけれども、せんだっての参考人質疑、高崎経済大学の八木助教授から非常に面白い主張をお聞きしました。それは、要はジェンダーフリー教育、男女共同参画社会というのはフェミマルキストだという、非常に我々も唖然として聞いておったんですが、それで、やっぱり非常に子育ての社会化を否定するであるとか、理想の家庭は何かという質問に両親がいてそして子供がいる核家族だという、こういうような意見が今回のこの委員会でもちょっとまかり通っていることに私は大変懸念をしておりまして、その関連で男女共同参画局に対してちょっと質問をしたいんです。 そ……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日は、本当に朝から官房長官、金子大臣、お疲れさまでございます。とにかく私が出てくるとあと三十分で終わるので、あと最後までお付き合いください。あと、阿部副大臣もおいでくださいまして本当にありがとうございます。 最初に、金子大臣に、私、構造特区についてお聞きします。 小泉総理の本当に官から民へ、国から地方へ、私このことに関してはもう大賛成なんです。いろいろの看板掲げたりいろいろな政策打ち出しますが、私は掛け声倒れ、看板倒れがややあるかなと思っておりますが、この点につきましては、次回委嘱審査がございましたらその点でつまびらかにしていきたいと思って……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日は、予算委員会の委嘱審査ということなんで、内閣府内閣官房の予算、どのくらい効率的に使われているのか、すなわち内閣府内閣官房の仕事がどれほど効果的に行われているか、その観点で質問させていただきたいと思っております。 小泉総理着任以来、政治主導という名の下に、当内閣委員会、内閣官房と言ってもいいんですが、どんどん看板政策を投げ込んできます。例えば、BSEが起こればその対応策として食品安全委員会、これも内閣府の所管ですね、内閣官房。そのほか、例えば規制緩和だといえば構造特区、こういった政策が投げ込まれます。地域再生でいえば地域再生プログラム、これ……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 今回、警察法の一部改正ということで組織改正が盛り込まれております。警備局の下に外事情報部を設けて、その下に外事課、元々として外事課の中にあった国際テロ対策室を国際対策テロ課に再編するという。 ここで私、警察にかかわらず我が国の特に国際テロに対する危機管理体制、時間短いんで、これについて雑駁にお聞きしたいと思っております。 本当に、スペインの列車爆破事故、あれ以来、元々国民の中でも大変なる国際テロに対する不安は高まっていましたが、より今現実的なものになっていると感じております。新幹線に乗っても本当に物々しい警備、致し方なしかなと、そう思っており……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋と申します。 本当に今日は四人の参考人の先生方、貴重なお話をありがとうございました。 それでは、時間もないんで、まず飲酒運転の関係で高山先生と中西先生にちょっとお伺いしたいと思います。 先ほど、高山先生のお話で地方の方に行くと居酒屋に駐車場が完備といって、皆さん笑っていましたけれども、私の住んでいる新潟の田舎はこれは当たり前で、むしろ飲み屋選ぶときに駐車場がどれだけ広いかで選ぶような、そんな状況です。ですから、残念ながらほとんどの方が飲酒運転の経験がございまして、だから、先ほど高山先生のおっしゃった飲酒運転の経験はほとんど皆さんないと、ですからいかに飲酒運転……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 質問通告の順番、ちょっと変えたり、はしょったりしますので、逐次御対応ください。 それではまず、違法駐車対策の、やはり今日本当に議論されてきましたが、民間委託についてお聞きします。 参考人質疑も含め、本日の議論でも、やはりなかなか、この民間委託の契約形態というものがいまだに私にはきっちりと明確にイメージがわいてこないんです。特に、この定額制、要するに月々であるとか年であるとか決まったお金でその受託会社に、受託法人にお金を支払うという形と歩合制とでは、全くもってその効果、そして問題点が違ってくると思うんです。 一つの文章をちょっと御紹介いたしま……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩でございます。 本日は、前段に暴対法改正案についてお聞きして、後段の方で先ほどからの警察行政一般に関するいわゆる裏金についてお聞きしたいと思っております。 今回の暴対法改正案なんですけれども、私は、そもそも警察の暴力団対策という、この目的というのは、この目標というのは、やはり暴力団、反社会的存在である暴力団をなくしたいんだと、当然、そこの構成員を減らし、そして最終的にはなくしたいという、私、これが最も大きく掲げる第一の目標だと思っております。 当然、この目的のために平成四年に暴力団対策法というものが施行されて、その後三年間は、いわゆる構成員そして併せて準構成員の……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 それでは、警備業法の一部改正案について質問したいと思いますけれども、前回の一部改正、この前委員会でも私、質問させていただいたんですけれども、ちょっと一点積み残しといいますか、そのときも私はあえて質問したんですが、確認させていただきたいと思います。 第三条の十号で、これは警備業を営んでいいとか悪いとかいう、その決め事なんですけれども、第七号に該当する、これはすなわち心身障害者です。心身障害者に該当する者が法人の役員に一人でもいるとその法人は警備業を営むことができないと、そう記してあります。その理由は一体何でしょうか。大臣、大臣、お願いします。
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私の方から質問させていただきますけれども、まずお聞きしたいのは、一次提案、二次提案を受けまして規制特例事項、すなわちこれについては規制改革しますよという、こういう事項が一次提案、二次提案合わせて百四十事項ございました。で、実際にその規制特例を受けて、じゃこれから特区の認定の申請を受け付けると、認定しましょうという、今その時期ですね、一次提案についてはこの一年間申請を受け付けています。二次提案については半年間受け付けていますね。じゃこの実際に規制特例事項として百四十あるんですけれども、このうち現実に特区の認定が下りていない、その事項というのはお幾つ……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私も、議員になりました二年前から、多くの消費者の皆様や、そして消費者団体の皆様とこの消費者保護基本法について様々な意見交換をしてまいりました。その際も、やはり消費者の権利の明確化であるとか、コンシューマーズインターナショナルの八つの権利を盛り込んでいただきたいとか、様々な政策課題がありましたが、今改正案ではこれらすべてが盛り込まれているということに対して私自身も大変評価いたしておりますし、消費者団体の皆様からも大変感謝しているという、そういう言葉を聞いております。その意味におきましては本当に提案者の皆様に敬意を表したいと思っております。 ただ、……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 本日の、これ、障害者基本法の改正、大変、九三年に制定し、今回の改正についても、基本理念に障害者差別禁止も盛り込まれて、私は本当に一歩、二歩も前進したということで評価いたしております。 ただ、今日の議論の中でもございました、この差別禁止規定がやはり裁判規範性がないんだと。要は、法規範性はあるけれども、抽象的権利にとどまっているがために政治部門での救済しか望めないという、これが基本法の性格だということで、今日の話にも出てきましたけれども、やはり裁判規範性を持った日本版障害者差別禁止法、通常JDAと呼んでいますけれども、こういったものを作ってはいかが……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 今日は本当に四人の参考人の皆様から意義深いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございます。 それでは、取り急ぎ三木参考人にまずお聞きしたいんです。 三木参考人のお話の中で、本当に現場の声をお聞きして私も大変貴重だったんですけれども、NPOの方にお電話が掛かってきて、その方々がやはり内部通報することが大変怖いという、そういう御発言ございました。その点でお聞きしたいんですけれども、もう少しいろんな事例も踏まえて、やはりどうしてそんなに内部通報することが労働者の皆さんにとっては怖いのか、この点をお聞かせいただけますでしょうか。
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 昨日も今法案について議論させていただきました。それで、私はやはりこの法律を実際の現場で現実感を出して議論したいと。要は、通報する側の人間の立場であるとかないしはその職場の状況であるとか、こういうものをやはりリアルにこの場で語り合っていきたいと、そういう趣旨で質問を昨日いたしました。今日もその観点で何点かの切り口からお聞きしたいと思っております。 まずは、いわゆる通報と相談のこの区別というものについてお聞きしたいんです。 昨日も参考人質疑の中で、やはりこのような公益通報者保護法案の貫徹には民間や行政機関の相談窓口の充実が欠かせないという、このこ……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 それでは、警察にお聞きしますけれども、今年の三月三十一日に九州管区警察局で、本来保存しなければいけない期間の書類をシュレッダーで掛けまして廃棄してしまったという、この件に関しまして、四月十六日に十人のこの実行行為者及び監督責任者の処分が下されております。 今回、この三月二十四日の保存期間延長の指示後に廃棄してしまった例が十部局十七所属ありますけれども、同じような九州管区では四月十六日に処分が下されております。当然この十七所属についても何らかの処分が下されていると思いますけれども、どのような処分が下されたのかお答えください。
○黒岩宇洋君 総理、最後ですので締まっていきましょう。私、無所属の黒岩宇洋でございます。 冒頭、こちら、これ、ニューヨーク・ポストの全面広告なんですね。(資料を示す)これ、実はリーダーではなく、ブッシュ大統領のことをまあミスリーダーとやゆしてありますね、ミスリーダーと。これ、実は、左の部分に今までブッシュ大統領が発言した内容を日付ごとに五項目書きまして、最後にウイ・ウオント・ツー・ザ・トゥルース・ナウと、私たちは真実を求めるということで、ブッシュの今までの発言がうそではないかという、そういう全面広告なんです。 これはNGO団体が出しているんですけれども、ちょっと二点ほどここを読みますけれど……
○黒岩宇洋君 あと二十分です。もうしばらくお付き合いください。 申し遅れました。私は無所属の黒岩宇洋でございます。私は内閣委員会に所属しておりますので、本日は農水、そして厚労省の方に若干の質問をさせていただきたいと思っております。 今回のこの食品安全基本法案、これは言うまでもなくBSEに端を発し、そしてBSE問題検討委員会の報告書に基づいて今この法案審議、そして安全委員会の設立と、こういった道筋で話が進んでいるわけです。私は、やはりこのBSE問題の検討委員会報告書、ここに立ち入ることこそが、こういった問題を未然に防ぎ、そして解決していく、その本当の王道だと、そう思っております。 それで、……
○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。 私は、本日時間がございませんので、次世代法案について根本的なところを一問、そして少子化対策基本法案、これは先週私どもの内閣委員会で大枠について私質問をいたしましたので、細部になるかもしれませんが、時間の限り質問させていただきたいと思っております。 まず、次世代育成支援対策推進法案なんですけれども、第三条「基本理念」のところにこうございます、「父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、」と。これ実は内閣委員会の少子化対策法案でも私質問したんです。第二条、少子化対策法案の第二条に全く同じ文言がございます。私は大……
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