このページでは若林秀樹参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○若林秀樹君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題になりました内閣提出の消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案について、関係大臣に質問いたします。 さて、今回の法改正の背景としては、パロマ製瞬間湯沸器による一酸化炭素中毒事故等、我々の消費生活の安全を脅かすような深刻な製品事故が相次いで発生してきたことにあります。被害の一次的な責任は、製造者や流通、保守にかかわる関係業者にあることは間違いありません。 しかしながら、パロマ社製品の事故に着目すれば、二十年前から事故を把握していながら、縦割り行政の弊害等で適切な対策を取らずに放置してきた経済産業省にも大きな責任があると断じざるを得……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 今般の参議院選挙を通じての民意を踏まえて、自衛隊の多国籍軍参加問題中心にお伺いしたいと思います。 その前に、非常に、第一委員会室と比べてここ、非常に距離が離れているんで、是非、距離感を感じさせないような答弁を是非とも外務大臣、よろしくお願い申し上げたいというふうに思っております。 まず初めに、イラクの治安情勢でございますけれども、先ほど吉川審議官の方からお話が、局長からお話がありまして、ちょっと非常に型どおりだなという感じがして少し残念です。 例えばサマワの情勢についても、昨日、サマワで活動しているNGOの四人の方が、これフランス人だ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 国家基本政策委員会の余韻が消えないうちに、少し関連して御質問させていただきたいと思います。少し、私も準備していませんし、質問通告をしていませんが、せっかく総理が貴重な御発言をされましたので、再度確認をさせていただきたいと思います。 総理が、自民党が活動しているところが非戦闘地域だ、これが、あっ、失礼しました、自衛隊が、つい自と自衛隊をメモで間違えまして、失礼いたしました。 自衛隊が活動している地域が非戦闘地域だ、これがイラク特措法の趣旨だということの発言に対しまして、正しいかどうか、まず大野長官にお伺いしたいと思います。
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 まずは、本題に入る前に、靖国問題についてお伺いしたいと思います。 昨日、千葉地裁の判決が出まして、勝訴ですから、何も申し上げることはありませんとおっしゃられました。私は、そのように喜んでいる場合じゃなくて、今回は損害賠償について棄却したわけで、棄却したわけですから、むしろ総理の行為は総理大臣としての職務、公務だという認定がされました。そして、憲法判断も避けていたわけですから、違憲なのか合憲なのか、それも今現時点ではしてないという意味において、だんだんやっぱり公務だという認定が増えてきているわけです。 その上で、あえて申し上げたいと思いますが、私……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林と申します。 この臨時国会からこの財政金融委員会に所属しましたので、この委員会で初めての質問になろうかと思います。そういう意味で、過去の経緯を詳しく承知しているわけではありませんので、繰り返しの議論になったり、少しずれた質問になるかもしれませんが、学ぶべきところは学び、言うべきことはきちっと言って、なるべく質の高い議論ができるよう私なりにも頑張っていきたいと思いますので、是非御指導をよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。 まず、やはり今年は台風の被害、あるいは新潟県中越地震ということでお亡くなりになられた方へ本当に心から御冥福をお祈り申し上げ、……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林と申します。 今日はメキシコとのEPAについてということでございまして、まず私の基本認識を述べたいというふうに思います。 EPA、経済連携協定というのは日本の新しい経済戦略として推進すべきであるということでございまして、そのコンセンサスは我が国においても徐々に深まりつつあるんではないかなというふうに思います。それはあくまでガット、WTO等の政策規律に反しないということがもちろん前提ではありますけれども、二国間である程度やっぱり自由度が高く協定できるという意味ではやりやすさがあるんですが、一方、そのコストとしての代償をやっぱりきちっと見極めておく必要がある……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました信託業法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 信託業法案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 受託可能財産の範囲の拡大及び信託業の担い手の拡大に当たっては、受益者保護を図るため、信託会社に対し適切な法令遵守体制を整備するよう指導・監督すること。また、信託の対象となる権利や財産の価値や内容の公正性、客観性を確保する観点から、専門家の活用を含め、適切な対応を検討すること。 一……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました金融先物取引法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 金融先物取引法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 外国為替証拠金取引の規制に当たっては、業界の健全な育成に十分配意するとともに、悪質な業者に対しては厳格な措置を講ずることにより、被害の発生・拡大の防止に全力を挙げること。 一 金融先物取引業を許可制から登録制に変更するに当たって……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 まず、私の方からも、イラクで拘束されたと思われる齋藤昭彦さんの安否の確認、そして拘束されていることが事実であるとすれば、一刻も早い解放に向けての御努力を私の立場からもよろしく冒頭お願い申し上げたいというふうに思っております。 今日は前半、五十分の時間をいただきましたので、前半イラク情勢、そして後半国民の保護指針に関する内容について御質問させていただきたいと思います。 まず、このたび新しいイラクの移行政府ができたということに対しまして、私もこのイラク特別委員会ずっとかかわっておりまして、イラクにも行きましたし、様々なかかわりの中で、時……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました平成十六年度の水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 平成十六年度の水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 新たな生産調整手法の実施に当たっては、関連する交付金等の見直しをはじめ、より効果的で適切な支援策等の検討の中で、当該交付金等に……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 冒頭、やや骨太の政策をちょっと議論していきたいなと思います。 目指すべき国の姿、そしてその財政運営はどうするかということで、今日、お手元にカラフルな資料を三枚ほど用意をさせていただきました。非常に秘書が一生懸命徹夜をして作っていただいたということで、私のオーダーが厳しいんですけれども、きちっと作っていただいたということで、これは院内のテレビの方には見れないわけですけれども、こういうものももう少し電子情報が国会の中でもう少しビジュアルにみんなで共有化できるようにすべきではないかなと思いますので、e―Japan、その中にもe―国会ということで……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 主に総理にお伺いしたいと思います。 先週、十七年予算が参議院を通過いたしました。しかし、今日この審議している二法が通らなければこの予算も執行できないと、そういう意味じゃ、厳密にはまだ予算は成立してないということでありますんで、是非緊張感を持って御回答願いたいなというふうに思っております。 予算、確かに新規の国債発行は減りましたけれど、やっぱり三十兆円を超える国債を発行しているというこの現実をやっぱり麻痺してはならないというふうに私は思っております。 産経新聞に、伊東正義元外務大臣が言っておりました。三十兆円もの赤字国債を出して予算……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 関税率の改正に当たっては、我が国の貿易をめぐる諸情勢を踏まえ、国民経済的な視点から国内産業、特に農林水産業及び中小企業に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和ある対外経済関係の強化及び国民生活の安定・向上に寄与するよう努めること。 なお、関税の……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府、金融機関その他の関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 金融機関の窓口における不正な預貯金の払戻……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 私も櫻井議員に引き続きまして、ちょっと視点を変えて、どちらかといえばイコールフッティングという観点から民営化の本質について質疑をさせていただきたいというふうに思います。 まず、その前ですが、今資料をお配りしていただいていると思いますが、中央省庁等改革基本法の第三十三条の問題について伺いたいと思います。 私は、この問題について五月二十日の予算委員会で取り上げさせていただきました。かれこれもう二か月前になるのかなというふうに思いますが、どうもやっぱりこれは納得できにくい箇所があるんで、それについて質疑させていただきたいと思います。 御案内のとおり……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。比例区選出でございますので、全国を一応選挙区としている者でございます。 今日は、大変お忙しいところ、この郵政民営化の特別委員会にお越しいただきまして、民主党を代表しまして厚く御礼を申し上げたいなというふうに思っているところでございます。 今のお話を伺っておりまして、やはり情報不足というんでしょうか、四人の参考人のお話を聞いていても、本当に正しくこの法案の中身をどこまで理解されているのかなという若干不安になるところもありました。それぞれの立場で民営化に賛成の方、慎重派、反対の方いらっしゃると思うんですが、全員に共通して言えるのは、今の郵便局……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 午前中の藤本議員に続きまして、郵政民営化の誇大広告について御質問させていただきたいと思います。 コンビニということで、引き続きこの議論をさせていただきたいと思いますけれども、現在二万四千七百ある郵便局がコンビニのように機能すると、将来へ。これをやはり一般の国民が読んだらどういう気持ちになるか、どういうことに郵便局がなるかという、そのことを思いを致して私はやっぱり広告というのはあるべきだなというふうに思います。 そしてまた、このそうだった通信におきましては、グラフまで入れて、二万四千七百、その隣に大手コンビニAチェーン七千九百、チェー……
○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林でございます。 外交問題に入る前に、郵政民営化について一問させていただきたいと思います。 聞くところによりますと、今日の衆議院の本会議で特別委員会の設置がされるやに報道がなされているところでございます。 私は、郵政民営化法案は、今お手元に資料をお配りしていますので、是非この委員会室にいらっしゃる皆さん方もよくじっくり常識で考えていただきたいと思いますが、中央省庁等改革基本法第三十三条六項の見直し化等、「民営化等の見直しは行わない」との規定に矛盾し、法律違反の可能性というよりは法律違反であるということを少し検証してみたいなというふうに……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。 このイラクの特措法を審議し始めてちょうど三人目の外務大臣、防衛庁長官、官房長官ということで、今日も川口元外務大臣が後ろに座られていて、ああ、大分たったのかなと、隔世の感があるなと。まさかこのような長く自衛隊の人道復興支援が続くとは、私は当時夢にも思っておりませんでした。 御案内のとおり、民主党の考え方につきましては、アメリカのイラクへの攻撃への過程、それ以降の様々なプロセスを経て、基本的にはイラクへの自衛隊派遣には反対しておりましたし、もう二年を過ぎたこの状況においては、行ったからにはやはり無事ミッションを終えて帰っていただくのは必要で……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。 まず私は、参議院議員として今回の解散・総選挙、私は解散権の濫用だというふうに思っております。これは、百歩譲って憲法上問題がないとしても、私は今のこの民主主義の、大切な民主主義のルール、あるいは理念上極めて問題だというふうに思っております。 なぜ参議院が存在するのか。これは、二院制におけるある意味での良識の府であり、衆議院をチェックするのが我々の役目であります。ですから、法案の中身を一番知っている我々が、これは国民のためにならない、やめておいた方がいいというのがあの八月の判断であります。それにもかかわらず、小泉総理は衆議院を解散したという……
○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。 今日は、二階大臣に初めて御質問をさしていただきたいと思います。 私も、民主党の次の内閣、ネクスト経済産業大臣ということで、カウンターパートと言ったらちょっとおこがましいんで、そこまでは申し上げませんが、これから民主党の経済産業の政策の責任者として議論をさしていただきたいと思います。 もちろん私は、二階大臣と対決するつもりはありませんので、日本経済発展のためによりよい産業政策あるいはエネルギー政策を構築していくことが重要だという視点で質問さしていただきたいと思います。ただ、その意味においては、いろいろ厳しい意見、ある……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。私の方からも質問をさせていただきたいと思います。 知的財産権の保護強化というのは、我が国競争力強化のある意味じゃ生命線と言っても過言ではないと思います。その意味において、民主党では、二階大臣も是非御認識をいただきたいんですけれど、結党以来、この知的財産権の保護強化についてはずっと取り組んでまいりました。とりわけ、九八年だったと思いますけれど、「はばたけ 知的冒険者たち」ということで知的財産権についての二十一世紀戦略をまとめたところであります。その意味においては、憲法でまず知的財産権をきっちり規定せよというところから、知財庁の設置あるいは知……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 私の方からは、この三つの廃止法案につきましては、基本的にその役割を終えたということで、具体的には小林正夫議員の方から後ほどまた質問さしていただきますけれど、この中小企業ものづくり基盤技術の高度化に関する法案に絞って質問をさせていただきたいと思います。 私も、大臣の所信に対する質疑におきまして、ものづくり産業の重要性、位置付けについてはお話をさせていただいたところであります。企業にも選択と集中が必要なように、国においてもやっぱり選択と集中が必要な時期に来ていると。その意味では、ものづくりに成果が表れるような、帰結するような、やはり資源の……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員鈴木陽悦君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 京都議定書に定められた温室効果ガス排出削減義務を確実に履行するため、政府は、本法施行に当たり、次の諸点……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派並びに各派に属しない議員鈴木陽悦君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地域の伝統や文化を尊重し、住民にとって真に魅力ある持続可能なまちづくりを実現するため、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 ……
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員鈴木陽悦君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、相互扶助の精神に基づいて運営する中小企業組合制度の趣旨を踏まえ、本法施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 中小企業組合の行う共済事業に対する規制に当たっては、従来の無認可共済が中小企業組合の形態を悪用して事業を継続する……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 いよいよこの法案も民主党としては三人目、最後のバッターになりました。私も当選してこの七月でちょうど五年になります。小泉総理も政権を担当してから五年ということでございますので、この五年の評価と課題を踏まえまして、法案を広くとらえて質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、今の景気回復でございますけれども、バブル景気に並んだということで、ひょっとしたらイザナギ景気を超えるんではないかという状況まで今来ているというふうにされておりますが、今日も午前中、景気は回復軌道に乗っているというお話がありました。私はそれを聞いて、国民……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 今日、私の方は前座として、まず税財政あるいは所得の再配分について質問をしたいと思います。量的緩和等については、後ほど真打ち峰崎委員が出てきますので、伺いたいというふうに思います。 ただ、量的緩和について私は一つだけ発言させてください。それは、政策決定後の閣僚の発言であります。 私は、政府は日銀と一体となって経済運営を負う責任があるわけであります。その責任ある政府の閣僚が決定後に、説明責任を果たしてないとか大変残念な結果であるとか、その責任は日銀にあるなんていうことを言っていいんでしょうか。私は、それは自らが政策効果を足を引っ張っているこ……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 先週の税財政の集中審議に続きまして、まず谷垣大臣に税財政の個別の課題について伺いたいと思います。 先週、前回、小さな政府と言いながらも平年度で実質二兆円の増税の税制改革が今回行われようとしているところでございます。所得税の抜本的な見直しがない中での定率減税の廃止は法律違反であるということを申し上げました。 そして、続きまして、たばこ税について伺いたいと思います。 今回、一本一円、一箱につき二十円の増税が検討されているわけでございますが、当初、私は一円、一本一円だという理解をしておりましたところ、一本につき〇・四二六円、地方税と合わせて……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。私の方からも質問させていただきたいと思います。 実は私も競輪、オートレースに行ったことがなかったので、今、甘利大臣、加納委員が競輪場に行ったと、そういうことが分かっていれば私はオートレースへ行くべきだったと思うんですが、実は競輪、昨日午後行きまして、川崎競輪場に行ってまいりました。ですから、ここは土日の場合と平日というのはまたちょっと状況が違うんではないかなというふうに思いましたんで、先ほどのカキクケコですか、のイメージそのものでありまして、事前に抱いていたイメージから大きく変わったということでは私自身はありませんでした。 確かに、川崎市側の努力……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 今日お二人の参考人の御意見を伺いまして、事前に用意していたわけじゃないんですが、触発されて私の感想を述べたいというふうに思いますんで、質問ではございません。 基本的にはお二人の参考人の御意見については賛同いたします。全くそのとおりだというふうに思います。アフリカは遠いと言いながらも、私の娘はアフリカに興味を持って大学でアフリカのゼミを取りまして、これも実は池上さんと触れたりなんかしたという過去の経緯があったりしたから、ということがやっぱり重要ではないかなというふうに思っております。 私も縁がありましてTICADの最初の第一回目の九三年に少しか……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 十九年度ODA予算について、私としてはそろそろ下げ止めにすべきではないかという問題意識から幾つか質問させていただきたいと思います。 ただ、その前に一つ苦言を呈したいと思いますが、昨日の長崎県での講演の中で、今日の日経新聞にありますけれど、「青い目、金髪は駄目」というこの見出しにありますように、米国人にできないことを日本がやっている。日本というのは信用がある。青い目で金髪だったら多分駄目よ。我々は幸いにして黄色い顔をしている。中東で搾取をしてきたとか、ドンパチ、機関銃を撃ったとか一回もないという、こういう御発言であります。 私は、これ前後の文脈……
○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。今日は、総理になって初めて質問させていただきたいと思います。
まず冒頭でございますけれども、先週発行されましたニューズウイーク英語版、全世界に発行されているものですが、その表紙を安倍総理が飾ったのを御存じでしょうか。
【次の発言】 これはアジア版というよりはワールドエディションの分で、日本版がこれなんですけれど、同じ記事を扱っても、表紙は安倍総理に配慮をして表紙を変えているんですよね。いずれにしましても、これ見ますと、ザ・レットダウンといって、期待外れという全体的な特集記事でありまして、私は一日本人として、こういう記事が全世界に発信される……
○若林秀樹君 ありがとうございます。民主党の若林でございます。 まず、新しい人権に入る前に、基本的な人権の考え方について述べたいと思います。 やはり、基本的人権というのは個人が生まれながらにして有する自然権的権利の総称だというふうにとらえております。自然権的権利というのは、ある意味では社会契約説を背景としておりまして、国家に先立つ権利として言われているわけであります。日本国憲法も、すべての基本的人権は侵すことのできない永久の権利として公共の福祉に反しない限りそれは認められているわけでありますし、制約される場合でも最大限の尊重を必要とすることが求められているわけであります。過去の歴史的な事実……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 基本的に小委員長報告の内容に賛意を示しつつ、若干の感想を申し上げたいというふうに思います。 とりわけ、衆議院との違いを明らかにするため、やっぱり独自性を発揮すべき分野をより強化をしていくということは賛成であります。 ただ、全体的には、今ある力の上に強化するんじゃなくて、逆に弱めるところ、やらないところをもう少し明示的にはっきりさせることも今後のまとめ方では必要ではないか。予算に対する審議の機能を弱めると言いますが、弱めることの幅もありますし、中途半端にやるんだったら思い切ってもうやらないぐらいの、やっぱりやらないことをきっちり決めることも必要じゃ……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 一年間の議論を経て今回のこういう報告書が出たことを非常にうれしく思っているところであります。 先ほど吉川議員の方から反対の旨の意見が出されましたけれど、それは立場として分かるところもありますが、実質的に、これまでの共産党さんの議論を踏まえても私は実質的にこれが、私が言う立場でありませんが、全会一致で採択されたものと私には実質とらえているところでございます。 私は、一年前の委員会におきまして、参議院が自らの存在を否定することの難しさを申し上げました。しかし、当事者だからこそ責任持って議論できることもあるんではないかなというふうに思います。当事者……
○若林秀樹君 民主党の若林でございます。締めくくり自由討議の最後の意見陳述になるわけですが、主に人権問題を中心に幾つかの視点を申し上げたいと思います。 まず、総論として一つだけ付け加えたい点は、憲法は国際的な視点や世界における日本の位置付けを重視すべきであるということであります。 確かに、現行憲法の前文には国際協調の崇高な理念が書き記してありますが、より法的な根拠となる条文には具体的な行動を義務付けるところが極めて少ないと言わざるを得ません。 国家とは、国民の生命、財産、領土を守る、ある意味では他国に対して排他的な存在であり、その排他的な主権国家と国民との関係を規定付けるのが憲法であると……
○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。 まず、五十嵐公述人にお伺いしたいと思います。 先ほどの質問とちょっと関係があるんですが、国民主権という問題について伺いたいと思います。 憲法が制定されて約六十年近くたって、なかなかそれが、国民の、ともにこれまで活用されてこなかったんではないか、やっぱり置き去りにされてきたんではないかという問題意識もありまして、なかなかこれが本当に使いこなされた憲法なのかということに対するある問題提起でありまして、その意味において、国民主権というものがなかなか体現できないというんでしょうか、感じられないということが、恐らく国民も思っているんだろうなというふうに思……
○若林秀樹君 ありがとうございます。 私も、二つの点について、参議院の構成の在り方について述べさしていただきたいと思います。 今、これまでの議論を聞いておりますと、参議院は本来のあるべき姿としての良識の府、再考の府という議論があるという一方、今、地域主権の流れの中で、やっぱり地域代表としての人が集まって地域主権を定着させる、機能させるような院の在り方という大きな二つの流れがある中で、これまでのそれぞれの皆さん方の御意見は私は圧倒的に前者の方ではないかなというふうに思っております。 そういう意味では、衆議院を前提とした場合のその補完機能としての参議院は、やはり例えば決算であったり外交、条約……
○若林秀樹君 民主党の若林です。 経済問題について簡単に二点、まずは唐参考人にお伺いしたいというふうに思います。 世界銀行の来年度の予測によれば、経済発展、中国、来年も一〇%近いということで、恐らくしばらく続くんだろうというふうに思いますが、いつかはやはり調整期が来ると私は思います。そのときに、微妙な調整期なのか、それともバブルの崩壊のような大きなマイナス成長も視野に入れたショックが起きるのか、まだそこは予測はできないですけれど、やっぱりいずれそうなるときに、どういうシナリオを持ってどういうように対応していくかというのは非常に重要なことではないかなと思いますし、不良債権も、新しい投資先の民……
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