このページでは荒井正吾参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○荒井正吾君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文教科学委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、IPマルチキャスト放送による放送の同時再送信について、著作権法上、有線放送と同様の取扱いとすること、視覚障害者に対する録音図書のインターネット送信等をより円滑に行えるようにするための措置を講ずること、著作権等を侵害して作成された物の輸出行為を著作権等の侵害行為とみなすことなどを内容とするものであります。 委員会におきましては、通信・放送技術の進歩及び通信と放送の融合に合わせた著作権法の在り方、著作権保護の実効性の確保策等について質疑が行われましたが、その詳細は……
○大臣政務官(荒井正吾君) 命を受けまして、事故直後、沖縄へ参りました。 ブラックマンさんという四軍の調整官、陸軍、空軍、海兵隊、海軍の調整、沖縄での調整官で、また海兵隊のトップの方と現場に行く前にお会いいたしました。私がお会いいたしましたら、ブラックマンさんは、大変心から申し訳ないということと、事故原因の解明のために機体と部品を早急に回収したいということを強く申されました。 その前に、沖縄の現地の外務省の大使から現地の管轄が大変もめているという話を聞いておりましたので、事故原因の解明には、再発防止のためには事故原因の解明が不可欠でございますので、その点は理解できるけれども、日本の警察を信……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾と申します。御質問させていただきます。 本日は、十五年度決算及び十四年度決算への警告決議への回答等の資料を早期に提出していただきました。財務大臣の御努力にまず感謝申し上げる次第でございます。 来年の常会でも、省庁別審査などを通じて決算の議論を進めさせていただきたいと思います。今国会では、予算編成期を控えておりますので、決算審査を通じて予算に反映すべき事項を中心に、国政の中心課題を総括的に質問させていただくこととさせていただきたいと思います。よくプラン・ドゥー・シーと言われますが、私は、シー・プラン・ドゥーの順が大切だと思っております。プランに結び付くシーの……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾と申します。 三参考人に大変貴重な意見を聞かしていただきまして感謝申し上げます。 立場が違う面もあって、その御意見に少々ニュアンスがあるというふうに感じました。ただ、この今回の法案にはすべて賛成ということでございます。 まず、山本参考人でございますが、今回の措置を大きな目標に対する第一歩として評価されていると。ただ、理想とされるところはまだ大きいように思いました。共感いたします点は、司法制度は、官に独占されていたのが、官から民と、民の部分があるんじゃないかと。司法制度の市場化というようなのの試みだというふうに、大変共感いたしました。それと、民間主導で、む……
○荒井正吾君 自民党の荒井正吾でございます。 法案審議に引き続き、総括質疑をさせていただきます。 これまでの参考人質疑、法案質疑を通じまして、法案提出の背景、必要性、目的、関係者の意向などが明らかになりました。我々が理解し、共感できると思いますのは、一つには、代替紛争解決手段が今後更に必要になってくるということ。中でも、民間型代替紛争解決手段の育成が望まれること。さらに、将来の在り方について関係者の間でいろいろ議論のある中で、認証紛争解決事業者を中心とする制度を創設し、市場のテスト、いわゆる市場化テストを受けようとされていることであります。法務省また司法制度改革本部の努力を多としたいと思い……
○荒井正吾君 二つの点、片山参考人中心にお聞きしたいんですが、一つは、決算の審査の内容をどのように、片山先生中心にお聞きしたいんですが、決算の内容をどのように予算に反映されているのか、各国においてはという点ですが、予算を変えるというのは、過去の査定に傷が付いたり与党の部会に傷が付いたりする可能性もあります。何で変えるんだと、これせっかく付けたのにという声が非常に秘めやかに出る可能性がある分野で、まして内閣の中では、要求と査定がある循環の中でなかなか変えにくい面があろうかと思います。それを外部的に決算の審査をして変えるのに、今まで変わった例は、例えばグリーンピアなんかやめようとかというのは、スキ……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 二点、会計検査院の方にお聞きしたいと思います。一点目は地方行財政の監査の在り方でございます。二点目は会計検査の独立性についてであります。 一点目の地方行財政の監査の在り方について加藤参考人から大変有益な意見を賜ったわけでございますが、現実の話をやり方に引き合わせて考えますと、なかなか困難もまだあるように感じる点がございます。地方の行財政をオンブズマンがいろいろ関与されたり、この太田市のように具体的にされているところはあるわけでございますが、現実には、県知事が多選であったり、県議会の監査能力あるいは地方監査の能力全体からすれば、なかなか情報が……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 今日は、外交・防衛分野の成果をどう評価するかということ、それから広報の重要性、それから情報の重要性について質問させていただきたいと思います。 こんなたくさん呼んだ覚えはないんですが、ちょっと質問の調整が遅くなって、こんな結果になって少々申し訳なく思いますが。 決算委員会の審議は外交、防衛の予算執行の成果を評価する役割があると思います。外交、防衛についても、成果を評価するシステムを開発、導入して、それに沿った審議がこの決算委員会でも行われることを日ごろから期待しております。 しかし、なかなか難しいことでございます。難しいせいで、外交、防衛……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 本日の法律案審議の質問をさせていただきます。 先日、あるマスコミの調査がございました。日本人の関心事項、とりわけ政治に対する期待ということでございましたが、治安対策への期待が最大で、景気、雇用などを上回っておりました。また、郵政民営化などの期待は、期待があるのかどうか分からないようなアンケートの結果でございました。 国民の皆さんが治安の状況に不安を持っておられる原因は、若年の凶悪犯罪、近所で発生する放火、窃盗、家族を巻き込む殺人事件など、身につまされる思いがする事件が多発していることに深い関係があると思います。中でも、我が国在留の外国人に……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井と申します。 大変有意義でかつ豊富な量の情報をいただきまして感謝いたします。また、感銘いたしました。 時間が限られておりますので、たくさんお聞きしたいんですけれども、絞ってお聞きしたいと思います。 川端先生にお聞きしたいんですけれども、刑法の内容につきまして、人身売買で買ったというような言葉で表現されて、その買うというのが構成要件の法律言葉になっているんですが、今先生は、対価を得て人に対する不法な事実的支配というような言い方をされました。要件が、法上の表現の仕方があいまいじゃないかという気がしているんですが、今、先生が先ほど述べられたような言い方の構成要件を……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。引き続き、総括的な質問をさせていただきたいと思います。 最初の提案理由説明の中で、南野大臣は、近年、我が国でも人身取引やこれに関連する反社会的行為が発生していることがうかがわれるということで立法動機を述べられました。そこで実態についてお聞きしたわけでございますが、私の印象では、うかがわれるという実態は客観的に十分示されなかったように感じております。一方、受入れ大国日本という国際的レッテルが張られたままでございますので、ただ、刑事局長が人身売買を明確に犯罪化することで実態解明に迫りたいという意欲を表明されましたので、それに御期待申し上げて、今後の……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございますが、質問をさせていただきます。 本日は、財務大臣、また会計検査院長、昨年に引き続きまして決算及び決算検査の早期提出をしていただきまして、感謝申し上げます。閉会中でございますが、このような形で審査をして、次の予算編成、決算のサイクルにつなげていきたいというふうに思います。 今、小さな政府が重要な国家目標でございます。小さな政府という意味はいろいろあろうかと思いますが、行政が事前チェック型から事後チェック型にするというのも小さな政府の大きなことだと思います。しかし、小さな政府の中でも、司法とか会計検査、事後チェックの機能はより重要になってきていると……
○荒井正吾君 お先に失礼いたします。 自由民主党の荒井正吾と申します。各先生に一問ずつ御質問させていただきたいと思います。 富田先生には、今日お示しいただきました特別会計の改革についての鋭い考え方、具体的な方向というものが、今日の特会というテーマじゃありませんが、国、地方の財政を連結して見た場合の改革に資するふうにするにはどのようにすればいいのかという点について御示唆を願えればと思います。 一般会計と特別会計の関係は、塩川大臣が一般会計はおかゆすすっているのに特会はすき焼きを食べているという、実は、地方は、国が借金でおかゆをして、地方は何食べているのかな、御飯食べているのかアワなのかすき……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 防衛庁の予算について質問をさしていただきますが、その前に、普天間の地元調整についてちょっと伺いたいことがございます。同僚の西銘議員も後刻御質問あるかもしれませんが、先日の予算委員会で地元調整の重要性ということを質問させていただきまして、防衛庁長官は最大限努力するとおっしゃっていただきまして、報道によりますと大変な御苦労をされているというふうに思います。 うまくまとまればいいかと思いますが、その中で、三月末までの日米2プラス2の最終期限というか、やろうというのが延長されたという報道の中で、毎日新聞の記事でございますが、三月二十九日の二面で、「……
○荒井正吾君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 去る一月十六日及び十七日の二日間、司法行政及び法務行政等に関する実情調査のため、長崎県及び福岡県を訪れました。派遣委員は、弘友委員長、簗瀬理事、木庭理事、仁比委員及び私、荒井の五名でございます。 一日目は、まず、長崎県の大村入国管理センターを訪れました。 同センターは、旅券を有していないなど送還までに時間を要する人たちが収容されておりますが、その大部分は中国人が占めております。収容定員は八百名でありますが、視察当日は、女性三十六名を含む七十六名が収容されておりました。また、昨年の平均収容日数は一人当たり二……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井でございますが、予算委員会の委嘱審査に当たりまして、これから法務委員会で基本となります事項を法務省に幾つかお聞きさしていただきたいと思います。 まず最初は、いわゆる治安指数と体感治安のギャップということでございます。実際の治安が悪くなっているのかどうかというのと、国民の方が感じる治安というのがギャップがあるんじゃないかという問題でございます。 日本の年間の検挙件数は約二百万件以上と言われておりますが、約半数が道交法違反でございます。残りのうちの六、七〇%は交通関係の業務上過失致死傷罪ということでございますが、この年末、新年で交通事故の報道がテレビでたくさんあり……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。質問させていただきます。 裁判所職員定員法は、目的もない二条から成る簡素な法律でございます。この定員を法定する意味といいますか、立法府に持ってこられて定員の数だけを決めるというのは、どういう審議をすればいいんだろうかというふうにちょっと悩んだわけでございます。それで、法務省にもいろいろ、最高裁にもいろいろ聞きましたが、まず憲法七十九条では、最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成しと。員数は憲法上出てくるということと、裁判所法がありまして、五条三項で、下級裁判所の裁判所の員数は、別に法律でこれを定めると、裁……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。刑法及び刑事訴訟法の質問をさせていただきます。 今回の改正は、窃盗罪、公務執行妨害、職務強要罪で選択刑として五十万円以下の罰金刑を新設する、あるいは業務上及び重過失致死傷罪の罰金刑の上限を五十万円から百万円へ引き上げることを主な内容とする刑法及び刑事訴訟法の改正でございます。 罪刑法定主義と言われますように、刑罰規定は国民の代表機関であります我々が、代表しております国会が具体的に決定するということでございますが、立法府の我々は、どのような罪にどのような罰を科すべきかということについて専門的知見はないわけでございます。罪刑制定の基本的な考え方を……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。御質問をさせていただきますが。 今度の法律は、旧法、法例という二文字の法律の改正でございますが、二文字の法律は四つあるそうでございますが、民法、刑法、商法、法例と。四つのうちの一つがなくなるということで大変寂しいことでございますが、憲法は日本国憲法ということで五文字だそうでございます。最近、三文字の景観法というのができて、作った人は大変褒められたと。二文字の法律というのはなかなかこれからできないというような感じがいたしますが。 ところで、今度の法律の名前が法の適用に関する通則ということでございますが、これも若干意味がもう少し分からないところが……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。二法について御質問をさせていただきます。 今回の改正のきっかけは、犯罪被害者対策等基本法、平成十六年十二月八日、パールハーバー攻撃の日ですが、に成立した法律がきっかけと聞いております。同法二条三項では、犯罪被害者等のための施策という大事な項目がございまして、犯罪被害者等の受けた被害の回復又は軽減、平穏な生活への復帰の支援、犯罪被害者等の被害に係る刑事手続への適切な関与という三つの重要な項目が規定されているわけでございます。 それを受けて、同四条で、国の犯罪被害者等の施策の策定、実施の責務ということで、国の責務が書かれ、また同十二条で、法務省に……
○荒井正吾君 三先生、どうもありがとうございました。自民党の荒井正吾と申します。若干御質問をさせていただきます。 私は、参議院議員になる前に海上保安庁の長官をしておりまして、密輸、密航の取締りの現場に当たっておりました。また、その前には観光部長、運輸省の観光部長をして観光客を日本にたくさん持ってくる仕事を一生懸命いたしました。この調和というのが課題になっておりますので、この法案の実効に大変関心を持っております。今日のお話も大変参考になりました。 それで、まず大きな論点は、公共福祉、治安の維持というのの維持と個人情報のプライバシー確保ということが大きな課題になっておりますが、犯罪の現場を見ま……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。質問をさせていただきます。 今回の法律改正は長年の経緯を経たものでございますが、なぜ問題があるとされながらこんなに改正に時間が掛かったのかというのがまず不思議に思います。明治四十一年に制定された監獄法が廃止されるという大きな意味がありますが、その中で代用監獄が冤罪と人権侵害の温床といわれてきたことがその改正が遅れた大きな原因だというふうに報告書にもございます。本当にそうなのか、あるいはそのような証拠があってのことなのか、あるいは観念的な批判ではないのかというようなことについての疑問がわき起こります。 警察留置が明治以来歴史上容認され、治安が維……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 追加質問を若干させていただきます。 参考人の質疑もございまして、その中で前回の質疑も併せて大きな問題点は、代用監獄が冤罪の温床であるかどうか意見が分かれているように思います。その中で、管理と捜査が厳密に分離されているのかどうか。管理の態様が捜査の強要になっていないかどうかというようなことが大きな焦点だったと思います。 その中で、前回の参考人質疑で日弁連の代表の方がこのように述べておられます。代用監獄は、警察の意に沿う被疑者には便宜を与え、否認している者には、いつ食事にあり付けるか分からない、いつ房に戻って眠れるか分からないという不安な状態……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 今日は、外交・防衛の集中審議ということで、まずは米軍再編協議について御質問をさせていただきたいと思います。 米国は、日本への攻撃を自国への攻撃とみなす唯一の同盟国でございます。憲法によって戦争を放棄し、また自衛のための必要最小限の防衛力しか保持しない我が国にとりまして、日米安全保障体制は我が国の平和と安全のかなめだと思います。この日米再編協議の議論はとても大事な議論だと思っております。 昨年の十月に出されたペーパーによりますと、この三月末までに最終合意を得るというふうになっているように書かれております。具体的計画を両国事務方が作成するとい……
○委員長(荒井正吾君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。
去る九月二十八日の本会議におきまして文教科学委員長に選任されました荒井正吾でございます。
委員各位の御支援、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、後藤博子君、神本美恵子君、河合常則君、山下栄一君、浮島とも子君、中島啓雄君、山崎正昭君及び林久美子君が委員を辞任され、その補欠として蓮舫君、水落敏栄君、鰐淵洋子君、山本……
○委員長(荒井正吾君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。(発言する者あり)佐藤委員どうぞ。
【次の発言】 七ですね。与党は七、八、九……(発言する者あり)ちょっと待ってください。まだ議事進行していますので……(発言する者あり)
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を再開してください。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、柳澤光美君が委員を辞任され、その補欠として林久美子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を……
○委員長(荒井正吾君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、警察庁長官官房審議官巽高英君外七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 マイクを入れてください。
○委員長(荒井正吾君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官荒木二郎君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査を議題といたします。
去る七日に行いましたいじめ問題及び高等学校の履修科目不足に関する実情調査のための視察につきまして、視察委員の報告を聴……
○委員長(荒井正吾君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
著作権法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。伊吹文部科学大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時二分散会
○委員長(荒井正吾君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
著作権法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務大臣官房審議官中田睦君外一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 著作権法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 大変参考になる御意見ありがとうございました。幾つか限られた時間で御質問をさせていただきます。 まず、戦前のことを聞いて恐縮でございますが、現在の外交で日中関係あるいはアジアとの関係である程度影を落としておりますのが、戦前の軍の行き過ぎ、軍の政治介入あるいは民主的な政治関与の排除という面があると思います。その際、戦前の軍が使った概念で統帥権という言葉が、考えがございます。統帥権は、政治権力からの軍事行動への介入を排除して、むしろ天皇の下の軍隊だという考えかと思いますが、そういたしますと、軍事行動の責任が天皇に及ぶという危険な内容を包含しておる……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾と申します。 両先生とも大変有益なお話をしていただきまして、ありがとうございました。 この場では、我々は、憲法を頂点とする法の支配の実効性を議題に、話題にしているように理解いたしております。とりわけ、司法の役割、憲法規範の実効性に対する司法の役割を議論しているように感じております。とりわけ、違憲立法、憲法規範の実効をあらしめるための違憲立法審査権の実効性ということを両先生、お触れになったように思います。 ところで、憲法規範の内容の問題と憲法規範の実効力の問題と議論の方向は二つ違っていると思いますが、そこで両先生にお聞きしたいんですが、憲法規範、我が国の憲……
○荒井正吾君 まず、よくまとめていただいたと思います。小委員長に感謝申し上げますとともに、小委員会に参加されました委員、また、本日はおられませんが、参考人として意見をいただいた皆様に、冒頭でございますので感謝を申し上げたいと思います。 この論点整理に、若干の補足と強調すべき点を発言させていただきたいと思います。 一ページ目の真ん中よりやや、「是非と理由」の三行目でございますが、「二院制を堅持することで一致」、二院制の堅持というのは我々としてはとても大事なことで、強調し過ぎることはないとも思っております。 次のページでございますが、二行目、「両院の違いを明確にすることが国民に理解を得る上で……
○荒井正吾君 今日の議論から触発されて若干の意見を申し上げたいと思います。 今日の先生の意見の大きなのは、政治的な意思決定に民意をどう反映するかというのが基本的な議題であったかと思います。その中で、人を選ぶ、まあ選挙制、人を選ぶのか、政策を選ぶのか、政党を選ぶのかというのが基本のテーマであったかのように思います。選挙制度は、人を選び、政党を選ぶ、どう組み合わすかという提言がなされたわけでございますけれども、政策を選ぶという手法が、今日は話なかったですが、もう少し開発された方がいいんじゃないかというふうに考えます。 今度のアメリカの大統領選挙では、大統領を選ぶ、セネターを選ぶ、知事を選ぶほか……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 限られた時間でございますが、発言をさしていただきます。 憲法調査会小委員長の、参議院の在り方について、論点別に発言さしていただきたいと思います。 論点として考えられますのは、一院制か二院制かという点。二番目に、二院制とすれば衆参の役割分担はどうなのか、参議院が独自の機能を持つべき分野はどこかと。それから三番目に、国会の意思決定の在り方について、両院の意思の調整をどのようにすれば効率性を達成できるのか。四番目に、その第二院、参議院と政党との関係はいかなるものか。第五番目に、院の構成、その役割分担を反映した院の構成、選挙制度はいかなるものかと……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。 約十分ほどの時間で、私は、憲法と安全保障の分野についての会派を代表した意見を言わせていただきます。 ちょっと難しい問題ですのでレジュメを用意いたしましたので、に沿って説明させていただきます。なお、レジュメは少々ワープロミスがございますので、訂正しながらいたします。 レジュメの第一項で、なお、このレジュメは、自民党の中でも相当一致している意見もありますし、分かれている意見もありますし、余り議論されてない意見もありますので、これは私自身の個人の意見陳述ということでさせていただかないといけないと思います。 始めさせていただきます。 憲法第九……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾でございます。会派を代表して意見を申し上げます。 まず、取りまとめに当たられました舛添小委員長始め、関係者の皆様に感謝を申し上げます。御苦労はありましたが、大変立派な報告書をまとめていただいたと思います。 それと、自民党は小委員会の報告案に賛成でございます。その上で、強調したい点を三点ほど申し上げます。 第一点目は、第二院の意義という点でございます。 本憲法調査会は、第二院の意義について深みのある議論をし、意味のある御意見を多数聞かせていただく機会を与えていただきました。感謝を申し上げます。 特に、三権分立、議院内閣制、政党中心政治の下での第二院の意……
○荒井正吾君 恐縮ですが、自民党の荒井正吾でございます。 小委員会のための発言をさせていただきますが、よろしければ、時間の節約もありまして、お手元配付の論点メモを参考にしながらお聞き願いたいと思います。 この論点メモは発言メモのレジュメでございますが、四角に囲んであるのが発言メモの内容でございます。項目を太字で分けておりますのは、論点として私が思っている論点ということでございます。それと、この発言メモの論点整理では、憲法上の論点と憲法事項以外の論点というふうに分けて、議論しやすいようにちょっと工夫をいたしました。 時間の節約もありますので、始めさせていただきます。 憲法上の論点の一が、……
○荒井正吾君 参議院の役割について一言意見を申し上げさせていただきたいと思います。 先ほど二院制の基本論について森元先生からありましたが、参議院の、衆議院と院を構成しておりますが、大事なのは役割の分担じゃないかと思います。同じことを二回やるというのは、一部分あって、必要である部分はあると思いますが、慎重審議という観点からは。ただ、同じことをやっているじゃないか、意味があるのかという批判があるのもありますので、できるだけ重複を避ける、役割を分担するというのが参議院の生きる道として大事じゃないかと思います。 もう少し具体的に申し上げますと、国会の役割は、立法と内閣の、議院内閣制です、内閣の選出……
○荒井正吾君 自由民主党の荒井正吾と申します。 両先生に同じ質問を続けてさせていただきます。 私は、民主党の前川先生と同じ奈良の出身でございます。十七条憲法が千二百年前に生まれたところでございますが、日本は十七条憲法のほか、明治憲法と日本国憲法、三つしかございませんので、憲法と名の付くのは。十七条憲法では、和をもって貴しとなすとか意見を尊重しろという、参議院の性格を表したような憲法でございます。 ところで、十七条憲法、明治憲法、日本国憲法とも、当時の海外の政治思想の大きな影響を受けていた憲法のように思います。その間できた貞永式目でございますとか武家諸法度とかは、どういう訳か憲法の名が付い……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。