このページでは小斉平敏文参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○小斉平敏文君 私は、自由民主党を代表し、総理に質問をいたします。 安倍総理は、昨年九月、内閣総理大臣に指名をされ、所信表明演説で美しい国づくりを目指し国政運営を行っていくことを表明されました。その後、電撃的に中国、韓国を訪問され、途絶えていた両国との首脳会談を行い、外交上最も大きな懸案の一つであるアジア外交の再構築に見事に着手をされました。内政では、臨時国会において、教育基本法の改正、防衛省設置法、地方分権改革推進法を始めとする国家百年の大計の基本となる法律が成立をいたしました。 本年は、こうした成果の上に、美しい国づくりに向けて、教育の再生、憲法改正手続法の制定を始め、当面する諸課題に……
○小斉平敏文君 自民党の小斉平でございます。 まず、質問に先立ちまして、さきの新潟、福井方面への集中豪雨、そして四国、中国地方を襲いました台風によりお亡くなりになられました皆様方に謹んで哀悼の誠をささげたいと思います。また、行方不明の御家族を始め、多大な被災を被られた方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、救援に当たられたボランティアを含む数多くの方々に敬意を表したいと思います。 ただいま亀井大臣の方からさきの災害についての被害状況、あるいは対策について御説明をいただきましたので、どうかこの被災者の立場に立って迅速で万全な対策を講じていただきますように重ねてお願いを申し上げたいと思いま……
○小斉平敏文君 おはようございます。自由民主党の小斉平でございます。 まず、さきの福岡県西方沖地震に際しまして、被災者の皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 森林組合法の一部を改正する法律案の背景には、森林・林業の現状に対処するために、森林組合を強化をして森林・林業の多面的機能を発揮をさせて林業の採算性を取ると、守るという願いがあります。もちろん、この改正案に期待するところは非常に大きなものがあるんですけれども、この森林組合法の改正は当然のこととして、もっと根本的な問題に目を向けなければ我が国の森林・林業、この危機的状況を救うことはできないと、このように私は思います。そういう観……
○小斉平敏文君 自由民主党の小斉平でございます。 ちょうど一週間前の新聞に、「漁業、水資源消滅の危機」という見出しで国連がまとめましたミレニアム生態系評価、この記事が載っておりました。その中で、生態系の中でも漁業資源と水資源、この危機が最も深刻であると。漁獲量は一九八〇年代をピークとして、その後は漁猟技術が向上したにもかかわらず減少しておるという内容でありました。 マイワシやカタクチイワシあるいはサバ等、これは豊漁と全く取れないときというこの周期があるわけでありまして、二十世紀以前は、一九八〇年物すごく取れた、二十世紀に入ってから、一九三〇年、そして一九八〇年と五十年周期で大体最も取れると……
○小斉平敏文君 自由民主党の小斉平でございます。前回の当委員会で内閣府が政府参考人の出席を拒まれたということにつきまして大変遺憾に思っておりますことをまず冒頭に申し上げておきたいと思います。 本日は、食品安全委員会プリオン専門調査会の座長、座長代理、お見えでございますのでいろいろと御意見を、率直な御意見をお聞かせを賜りたいと、このように思う次第であります。 BSEの問題に入る前に、昨日茨城で鳥インフルエンザが発生いたしました。通告いたしておりませんけれども、その状況と発生から今までの対応、今後の対応、これについてお聞かせを賜りたいと思います。
○小斉平敏文君 自由民主党の小斉平でございます。ただいま岩永委員の方から大所高所からの質問がございましたので、私は小さな質問を重ねてまいりたいと思います。 大転換期を迎えた農林水産業の中で幅広い政策課題に全力で取り組む姿勢を示されました岩永大臣に、まず心からの敬意を表したいと思いますし、我が国の農政を力強く今後とも牽引をしていただきたいということをまず冒頭にお願いを申し上げたいと思います。 さて、私の地元である宮崎県を中心に大変大きな被害をもたらした台風十四号、村田防災担当大臣を団長とする政府の調査団を始め、大臣も、あるいは農水省の幹部の方々も続々と現地に入っていただいて、県とその対応に当……
○大臣政務官(小斉平敏文君) 黒岩委員の方からお話がありましたとおりに、委員からも魚沼のコシヒカリをいただいておりますので、しっかりした答弁を申し上げたいと思います。 委員の御指摘のとおりに、十六年度の補正で予算措置をいたしたわけでありますけれども、もろもろの事情によりまして繰越措置を講じまして、十八年度末までの復旧に対応をしておるところでございます。 しかしながら、新潟県からも、県の方からもこの十九年度以降、いわゆる道路の復旧等々非常に困難な部分もありまして、十九年度以降に復旧を繰り越してくれと、十九年度以降もしてくれというような箇所が多数あるということは聞き及んでおりますし、農水省とい……
○大臣政務官(小斉平敏文君) お答えいたします。 商品先物取引に顧客が望む場合を除き勧誘を禁止すると、いわゆる不招請勧誘の禁止を導入することにつきましては、営業の自由との関連やほかの金融商品との均衡等にも考慮をしつつ慎重に検討する必要があると、このように考えております。 なお、金融商品取引法案におきましては、不招請勧誘の禁止の対象は政令で指定することとされておりますけれども、その対象は外国為替証拠金取引等の店頭金融先物取引に限定して指定する方向と承知をいたしております。 商品取引所法では、一度断った者に対する再勧誘、これを禁止をする処置を既に講じておりまして、同法の適切な運用により委託者……
○大臣政務官(小斉平敏文君) 踏み込んだお答えになるかどうか分かりませんけれども。 商品取引所法では、商品先物取引における店頭取引、これにおきましてはそもそも個人向けの取引そのものを禁止をいたしておるところでありますし、また、取引所取引におきましては、平成十六年の法の改正、これによりましていわゆる再勧誘の禁止等々を措置いたしておるところでございまして、利用者保護の観点から規制の強化を図ると、そして、この法の適切な運用によって委託者保護の徹底を図ってまいりたいと、このように思っておりますけれども、お尋ねでありますから、そういう対応で万が一まだ問題、あるいは苦情、相談等々が出てきたらどうするのか……
○大臣政務官(小斉平敏文君) 先般、大臣政務官を拝命いたしました小斉平でございます。 中川大臣始め両副大臣、金子政務官共々に、御指導をいただきながら、抱える諸問題、全力を挙げて取り組んでまいりたいと、このように思います。 岩城委員長を始め委員の皆様方の御指導、心からよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(小斉平敏文君) ただいま野村先生御指摘のとおりでございまして、宮崎、鹿児島に限定ということでありますけれども、あと一県、三重の松阪辺りも若干足らないという状況にあることも事実でございます。 この足らなくなった状況というのは、委員御承知のとおりに、中国産の稲わらというものが二〇〇五年の五月の二十七日、輸入停止になっておるということから、稲わらが足らないという非常に現実な問題になっておるわけであります。 中国等、いわゆる口蹄疫汚染国からの輸入というのは禁止をされております。ただし、いわゆる生産地の条件、いわゆる各省で過去三年以上口蹄疫が発生していないという条件と、なおかつ農林水産……
○大臣政務官(小斉平敏文君) お答えいたします。 地産地消につきましては、生産と消費、このかかわりや伝統的な食文化への認識を深めるとともに、食育の推進等の観点からも大変重要でありまして、その推進に積極的に取り組んでおるところでございます。 このような中、学校給食への地場農産品の活用、これも促進をいたしておるところでありますけれども、ただいま先生御指摘のように、その取組について農水省でも調査をいたしました。その結果、御指摘のとおりに、連携できる組織がない、あるいは必要な量の確保ができない、どのような農産品があるか分からないと、このように解決すべき課題がたくさんありまして、今後これらの課題の解……
○大臣政務官(小斉平敏文君) お答えをいたします。 農林水産研究を効率的、効果的に推進をし、その成果を確実に実用化、産業化に結び付けていくということは、我が国の農業、食料産業の発展にとって不可欠であることは間違いがございません。農林水産省といたしましても、産学官の連携を推進する必要があると、このように考えております。 そこで、このような産学官の連携に資するために、農水省といたしましては、競争的研究資金の活用、あるいは技術移転機関の活動強化、関係者の交流促進、この場の設置を行っておるところでございます。 農林水産省といたしまして、引き続き種々の施策を通じて産学官の連携が一層図れるように努力……
○大臣政務官(小斉平敏文君) 御指名でもないんですけれども、私の地元の宮崎のお話でありますので、若干お答えをさせていただきたいと思います。 総理の言われることでありますから、全面的に頭から否定するわけにはまいりませんが、しかしながら、私もこの話、予算委員会で取り上げられまして、その後宮崎に帰った折に、お話にありました宮崎の森林組合に参りました。こういう話を総理がされたと、あんたのところはもうかっておるなという話をいたしましたら、現実はとんとんであります。赤字は辛うじて出しておりませんけれども、とんとんというのが現実でありまして、一時期こういうことが瞬間的にあったという話でありまして、現実は、……
○大臣政務官(小斉平敏文君) ただいま谷合委員から御指摘がありましたとおりに、今回の問題におきましてはリーダーの存在というものが非常に重要だと、このように認識をいたしております。 水田集落の約半数におきましては担い手がいないという現状でございまして、そういう中で、担い手のいない水田集落、これを中心にして将来どのような形で農業を維持していくのか、そういう危機感が非常に強いということも十二分に承知をいたしておるところであります。 また一方、昨年六月に農林水産省が公表いたしました「集落の農業の将来展望に関する意向調査結果」、これによっても、集落営農の組織化あるいは法人化に当たっての最大の問題点と……
○大臣政務官(小斉平敏文君) 米につきましては、米政策改革の下で、効率的かつ安定的な経営体が市場を通じて需給動向を鋭敏に感じ取って、売れる米作りを行う米作りの本来あるべき姿の実現を目指しておるところでございます。 そのような中で、米価がコストを割り込んだ場合、不足払い的な支援を行うことについては、現在、米政策改革の下で需給に応じた米作りを推進していることとの関係から見ましても、これを阻害し、モラルハザードが発生する等から対応困難であると、このように考えております。 なお、このために、品目横断的経営安定対策、この中で、収入変動影響緩和対策につきましても、市場価格あるいは収量の大幅な変動を緩和……
○小斉平敏文君 おはようございます。自民党の小斉平でございます。 早速質問に入らせていただきますけれども、去る十二月の五日の日に政府は関係閣僚会議を開かれまして、オーストラリアとの自由貿易協定の交渉に入るということを決定をされました。その際、松岡大臣におかれましては、重要品目は守り抜くと交渉に臨む強い決意を示されたわけでございます。心強い気がしたことも事実であります。 さて、この相手国であるオーストラリアでありますけれども、農産物輸出国十八か国のケアンズ・グループの中心国であると同時に、これまでも我が国に一貫して農産物の貿易自由化、これを迫ってきた国であることも事実であります。しかも、豪州……
○小斉平敏文君 自民党の小斉平でございます。 私は、鳥インフルエンザについていろいろお尋ねをいたしたいと思います。 宮崎県の清武町、そして日向市、そして新富町、で、岡山でも高梁市と、連続して発生をいたしました鳥インフルエンザ。周辺農場への感染もなく、三月の一日に移動制限が完全解除をされました。発生農場あるいは県、市、町の各自治体、そして政府、本当に的確かつ迅速な対応をしていただいたおかげであると心からまず冒頭に感謝を政府にも申し上げたいと、このように思います。しかしながら、今後のことを考えますと、いわゆる防疫体制の強化、それと早期通報、これらを更に徹底する必要があると、私はそのように感じて……
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