このページでは沢雄二参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 私は、公明党を代表しまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、関係大臣に質問をいたします。 まず最初に、新防衛計画大綱の第二項、我が国を取り巻く安全保障関係について伺います。 この中では、中国や北朝鮮を固有名詞を挙げて警戒感を明らかにされています。これは一九七六年に防衛計画大綱が策定されて以来初めてのことで、国会でも度々議論されました。しかし、これまでの防衛計画大綱にはない大きな記述の変化がもう一つありました。それは、中国や北朝鮮のことを記したすぐ後のフレーズです。そこには、「日米安全保障体制を基調とする日米両……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくお願いを申し上げます。 最初に、外務大臣にアメリカ大統領選挙の結果について一つ質問をさせていただきます。 今、東京証券取引所の前場の数字が届きまして、前日比八十二円四十四銭高というので、兜町は大統領選挙の結果を好感しているようでございます。ブッシュ大統領が再選をされたということで、日米外交の基軸に特に大きな変化はないというふうに思いますが、イラク関連について一つ質問をさせてください。 それは、御存じのように大接戦でございました。ということは、ブッシュ大統領のイラク政策についてアメリカ国民の半分近くが言わばノーの表示をしたとも言えるわけでござ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 本日は、ミサイル防衛システム、それから先日の中国の原潜の領海侵犯、それから、前回もお尋ねをしましたが、米軍のヘリの墜落事故、この三点についてお話をお伺いしたいと思っております。 最初に、ミサイル防衛システムについてお伺いしますが、防衛庁長官にお尋ねをいたします。 先日、ワシントンに行かれましたときに同行の記者団に対して、迎撃ミサイルの防衛出動の手続、閣議それから安全保障会議等を省略してできるだけ早く対応するようにしたいという構想を話されていらっしゃいました。国会の場で改めて現時点での構想についてお話を伺いたいと思います。
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくお願いを申し上げます。 昨日、中国の全人代が閉幕をいたしました。最初にこの関連の質問をさせていただきます。 この全人代の報告によりますと、最初に二〇〇五年、中国の今年の国防費は日本円で三兆一千八百億円、前年比一五・六%の伸びで、日本円にして初めて三兆円の大台を突破いたしました。この点についてが第一でございます。 そして、また、昨日でありますけれども、注目の反国家分裂法が成立をいたしました。内容を読みますと、まず最初、一九九〇年代に考えられていた当初の構想よりかなり穏当な表現になっておりますし、そして、従来から言っております台湾の平和的統一に……
○澤雄二君 今日は、ミサイル防衛につきまして、中でも第三国が日本への弾道ミサイルの攻撃をしようとしているということを想定した場合に、我が国がどういう迎撃態勢を取るかというその手続の中で、特にシビリアンコントロール、それがどうやって守れるのか、本当に守れるのかという点に絞って防衛庁長官にお伺いをしたいと思っています。 第三国が我が国に対して弾道ミサイルの攻撃を仕掛けようとしていると。そういう兆候というのは多分いろんなところにあるんだと思いますが、発射口を開いた、若しくはミサイルに対して燃料を注入し始めた、また、発射台が付いている移動式の車両が活発に動き始めたとか、ある地点に集結をし始めた、そう……
○澤雄二君 最初に、防衛庁長官にシビリアンコントロールについてお伺いをいたします。
言うまでもなく、自衛隊の存在の大前提がシビリアンコントロールでございます。この文民の最高責任者は総理大臣で、自衛隊の最高指揮者でもあります。また、防衛庁長官は具体的な運用面における自衛隊の最高意思決定者でございます。言ってみれば、シビリアンコントロールの象徴の一つでございます。
そういうお立場にある防衛庁長官に改めてお伺いしますが、シビリアンコントロールについてどういうお考え、認識をお持ちなのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 シビリアンコントロールをしっかりと守っていただけるように、よろしくお願いを申……
○澤雄二君 お二人から非常に根源的という意味でラジカルな御提案をいただいて、今日は大変有効であったというふうに思っておりますけれども、樋渡参考人にお伺いしますけれども、自衛隊独自の戦略考えたことないんじゃないかと、ないんではないかというお話がございました。 それで、自衛隊独自の戦略というのはどういうものかというのを検証しなきゃいけないんですが、ある事態を想定した場合の戦略、戦術というのを詳細に詰めれば詰めるほど、多分補わなきゃいけないところ、足らざるものというのがどんどん見えてくると。これは先生おっしゃるとおりに、そういう戦略、戦術を詰めれば詰めるほど多分もっとお金、装備が必要だよねというこ……
○澤雄二君 外務大臣、質問の通告はしていないんですけれども、中国の反日運動について、一つだけ質問を最初にさせてください。 この反日運動のデモ、それから投石の騒ぎでありますけれども、一体どういうきっかけでこれが起きたのか、どういう人たちが呼び掛けをしたのかとか、参加した人はどういう人か、そこに何か組織的なものがあったかどうかとかというような分析を冷静にする必要があるんではなかろうかというふうに思っていますけれども、現段階ではどういう認識をされているかということと、来週の日中外相会談で中国側の謝罪、責任を問われると思いますけれども、責任を問うだけでは多分解決をしないんで、これはみんな分かっていま……
○澤雄二君 今日は、柳井参考人、小島参考人、大変貴重な、また示唆に富む意見たくさん、どうもありがとうございました。 私、小島参考人に幾つか御質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども、最初に、参考人が言われました中国政権のジレンマについて、ちょっと元の職業であります記者に返ってジャーナリスティックに聞かせていただきたいなというふうに思います。 今回の、最初にデモのきっかけでありますけれども、一体どういうことが引き金になったのかと。事の真実はよく分かりませんが、そのきっかけになったのはアメリカ西海岸からのインターネットで、それは華僑若しくは韓国の人たちが発信したものだという情報があ……
○澤雄二君 外務大臣、中国それからインドネシア、お疲れさまでございました。 今日は、少し時間が、持ち時間が短いので、幾つか提案したいことがございますので、先にそこから質問をさせていただきます。 四月の十六日、上海では一万人から二万人というデモが行われて、上海の在留邦人は三万四千人ぐらいというふうに言われておりますけれども、この人たちは一日じゅう非常に不安な気持ちで過ごされたというふうに思います。この上海の三万四千人の方たちに、外務省といいますか、総領事館は、そのデモの状況その他についてはどういう形で在留邦人に情報伝達されたんでしょうか。
○澤雄二君 西山参考人にお尋ねをします。 今、石川参考人が言われたことともちょっと関連をしますけれども、弾道ミサイルのバーンアウト速度で、射程千三百キロのものについては三キロメートル・パー・セカンドというようなお話をしてくださいましたけれども、この攻撃用の弾道ミサイルとそれからこれを迎撃するミサイルのそのスピードというのはほぼ完璧に正対する、比例するものなのか。例えば、千三百キロの射程のミサイルを撃ち落とすためには迎撃ミサイルのスピードもそれぐらい必要なのかということが一つと。 それから、来年度から始まろうとしている日米の共同開発の中で、ロケットの推進力を上げるというのがございますね。これ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。
最初に、ミサイル防衛と国民への告知の問題についてお伺いをいたします。
ミサイル防衛の破壊措置でいわゆる第一項が発令されましたときに、国民への告知及び避難勧告等については現在どのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 第一項が発令される前後、一体日本だとか国民とかというのはどういう事態になっているんだろうかということを、元テレビ局の報道にいて政治部にも籍を置いた経験から少し考えてみました。
それで、第一項が発令される前にはいろんな兆候があるということが条件になっていますね。例えば、その兆候というのは、偵察衛星が、移動式のミサイルが動き始めた……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。国民の生命、財産を守るために、今日は防災対策について質疑をさせていただきます。
最初に、スマトラ島沖の地震に関連をいたしまして、気象庁の地震・津波情報について気象庁長官にお尋ねを申し上げます。
十二月二十六日九時五十九分、スマトラ島沖で地震が起きましたが、この情報は、気象庁はいつどこから入手をされましたでしょうか。
【次の発言】 気象庁がこのスマトラ沖地震の発生をマスコミにお伝えになったのは何時でございましょうか。
【次の発言】 それでは、震源の近くで津波の影響があるという情報は、いつ、どこから得られましたか。
○澤雄二君 おはようございます。公明党の澤雄二でございます。 最初に、小泉総理の靖国神社参拝に関連してお伺いをいたします。 町村外務大臣は、この週末、中国訪問を予定されておりましたが、中国側の拒否声明によって中止となってしまいました。極めて残念であるというふうに思いますが、この外務大臣の訪中は、東シナ海のガス田開発に関する協議が主な内容だったというふうに聞いております。 実は私、先月の末に中国へ参りまして、ある中国の要人と話をしてまいりました。その方は、日中の外交問題についてはほとんど熟知をされている、また知っておられる方で、そういう立場の方でございますが、そのときに、この東シナ海の油田……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 防衛庁の職員の給与に関する法律の改正案について質問をさせていただきます。 公明党は、この法律の改正案については賛成でございます。その立場を表明させていただいて、幾つか疑問な点について質問をさせていただきたいと思います。 まず、浅野委員も質問をされましたけれども、地域手当の導入でございます。浅野委員も説明されておりましたけれども、これは地方の民間企業と国家公務員の給与の差、これを地方と都心との差をなくして平準化させようというのが目的でございます。簡単に言うと、国家公務員の給料が高い地方ではそれを下げる、逆に民間よりも低い都会ではそれを上げるというこ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 今日は、四人の参考人の方々、お忙しい中、本当にありがとうございました。また、それぞれに大変経験に基づいた含蓄のあるお話を伺えたというふうに思っております。 私は、最初に佐伯参考人にお伺いをいたします。 参考人は全国の中小企業をまとめられて、三百十一万社ですか、まとめられてこられています。また、御自分でも長年にわたって、先ほど御紹介がありましたけれども、会社を経営されていました。ですから、佐伯参考人のさっきのお話というのは大変切実な、また説得力のある御意見だというふうに伺っておりました。 それで参考人にお伺いしたいのは、今後の政策金融機関、それか……
○澤雄二君 おはようございます。公明党の澤雄二でございます。 最初に、労働保険特別会計につきまして、気になる新聞記事が最近二つ出ましたので、そのことについて確認をさせていただきます。 その記事は、五月七日の読売新聞と五月十四日の日経新聞でございますけれども、二つとも趣旨は同じであります。その趣旨は、雇用保険の積立金の中から一千億円程度を〇七年度の政府の少子化対策として活用させてもらえないかという方向で政府が検討に入ったということでございます。 この雇用保険の積立金は確かに増えてきております。それは、景気回復による運用益が増加しているのと失業率が下がっておりますから、この積立金は急激に増加……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。今日は日本郵政株式会社の承継の骨格の内容について質問をいたします。 公明党はもとより郵政民営化は大賛成でございます。私もその成功を心から期待している一人でございますけれども、ただ、まだ心配なこと、不満なこと、不安なこともありますので、その点についてちょっとお聞きしたいなと思っております。 その最大のものは、外資系の、外資の金融機関等に郵貯銀行、保険会社が買収される心配はないのかということでございます。この点については、民営化法案の審議のときに度々議論されたことを承知しております。そのときの答弁というのは、政府側が答弁されましたので竹中大臣がほとんど答……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 今も降り続いています豪雪に関連して質問をいたします。 その前に、今度の豪雪では既に百人以上の方がお亡くなりになっております。心からお悔やみを申し上げたいと思います。また、負傷された方、家を失われた方に対して心からまたお見舞いを申し上げたいと思います。これに対して、政府、関係省庁、それから支援に全力を挙げていらっしゃる警察、消防、自衛隊、全国のボランティアの方に感謝を申し上げたいと思います。 それでは質問に移らせていただきます。 先ほどもほかの委員が質問をされておりましたけれども、平成十七年度の補正予算により増額をした地方交付税、そのほとんどは翌……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。今日は、放送と通信の在り方について質問をさせていただきたいと思います。 時々思うんでありますが、質問の順番は早い方がいいなと、大会派の方に次から次へと予定している質問をされると大変つらい、今日もちょっとそんな雰囲気を持っておりますが、私はテレビ局に三十数年間在籍をしておりました。また、ニューヨークにおりましたときには、ちょうどインターネットが爆発を、大ブレークをして、新しいルールが次々確立されているのを目の当たりで見てまいりました。また、地上デジタル放送についても、アメリカの流れがほぼ決まった時期でございました。そして、帰ってきてからは、スカイエンター……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 最初に、消防研究所の研究テーマについて質問をさせていただきます。 今、景山委員が御質問の中にもありましたけれども、おととしの新潟の中越地震のとき、長岡市の妙見堰、あそこで母親と子供が土砂崩れに埋まりました。そのときにいろんなところから、東京からももちろん行ったんですが、消防隊員が出動をしてその母子救出に一生懸命作業に当たりました。母親は残念ながら亡くなったんでございますが、優太君は生きて救出をされました。そのときの映像が日本国じゅうにテレビで伝えられて、日本国じゅうが拍手を送ったんですが、実はそのときに、そのがけ崩れの現場で救出に当たっている消防隊……
○澤雄二君 公明党、澤雄二でございます。 私は最初に、皆様もお聞きになっていましたけど、NHKの一連の不祥事による受信料の不払による巨額な赤字についてお伺いをしたいと思います。 今年度の予算は実に五百十八億円という赤字が見込まれております。それで、この五百十八億円の赤字でございますが、実は去年の四月に、十六年度の未払による赤字分、これが三月末、年度末で数字が出てまいりますので、ある程度の数字が分かっておりました。 その数字でございますが、不祥事による支払拒否、それから、会長もおっしゃっていましたが、振替を中止したことによって未収入になってしまった分等の数字が出てきまして、この数字を合計す……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 今、鳥インフルエンザの被害が世界に拡大をしておりますが、この鳥インフルエンザのウイルスが変異をしまして、人から人に感染をする、いわゆる新型インフルエンザの流行というのが今大変心配をされているわけでございます。 そこで、その流行時に、真っ先にその患者といいますか、感染源と向き合ってその人たちの、市民の命を守ると同時に、自分の身をも守らなければいけない救急隊員、消防隊員の対応について今日は伺いたいというふうに思います。 四十年ぶりに新しいインフルエンザが人類を今襲おうとしています。今この鳥インフルエンザが恐れられている理由は、これまでのインフルエンザ……
○澤雄二君 その時間、いただくわけにはいかないんですよね。拍手もらえなくなります。 公明党の澤雄二でございます。 内藤委員とは思考のベクトルが同じなのかなと、前回もそうでしたけれども、少し重なるところがございますが、視点を変えてお伺いをしたいと思います。 今回の法改正の目的の一つに、犯罪から個人を守るということがあったと思います。独居老人であるとか性犯罪であるとか、それから犯罪ではありませんけれども、ドメスティック・バイオレンスの問題もありました。余りこれまでそのことが議論されていなかったんですが、ほかの犯罪、例えば振り込め詐欺、こういうものにも実はこの台帳が使われていたんじゃないかとい……
○澤雄二君 三人の参考人の皆様、今日は本当にお忙しい中、また貴重な御意見、ありがとうがございます。 私、松原座長にお伺いをいたします。 おととい、懇談会の論点整理が出ました。今日も説明をいただいたんですけれども、私もこの懇談会が目指しているものについては大賛成でございます。多分、日本の将来を決める大事なことだというふうに思っております。 ただ、当初からこの懇談会のメンバーにはテレビのことを残念ながらよく御存じの方がいらっしゃらなかったという不安がありました。それで、論点整理の結果を見ても、正しくテレビのことを認識、理解したとは少し思えないところも出てきております。松原座長も経済が御専門で……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。
政府は、国民の利便性の向上、それから行政運営の簡素合理化を図るために行政手続等のオンラインを進められていらっしゃるわけでございます。これを実現するためには、今審議されている電子申請に際しての本人確認を確実にできるという個人認証サービスが必要になってくるわけでございますが、最初にお伺いしたいのは、住民基本台帳カードの取得者は平成十七年八月末で六十八万枚、〇・五%となりました。このうち、電子証明書の取得件数というのはどのくらいになったんでございましょうか。
【次の発言】 住基カードの取得者は〇・五%、六十八万で、この電子証明書の取得件数、今十三万九千とお……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 先ほど二之湯先生もおっしゃっていましたけれども、昔の市会議員は楽だった、まさか先生が市会議員されているときの話ではないと思いますけど、戦前の話かなと思って聞いておりましたが、今の市会議員は物すごく仕事をしております。 実は、先日の週末も、来週の日曜日、立川の市議選が告示になりますが、応援に行ってまいりました。私が入った市会議員のところの、その市会議員の方は三期十二年議員をされておるんですが、その十二年間で自転車に乗った距離が八万七千五百キロだとおっしゃった、地球を二・一周する。何で自転車に乗るんですかと、雨風もあるし暑い寒いもあるから車に乗った方が……
○澤雄二君 公明党、澤雄二でございます。よろしくお願いをいたします。 最初に、竹中懇ですか、松原懇ですか、の報告書の内容について一つだけ確認をさせていただきます。ソフト・ハード分離のことでございます。 私の認識としては、あの報告書は分離というよりもむしろ一致の方向を打ち出しているというふうに認識をしておりますが、それでもあの報告書の中には、通信と放送の融合に対応して法体系を見直すとか、先ほども大臣ちょっと言われましたけれども、プラットホームとか伝送路とかコンテンツによって法体系をつくると。それは水平分離の法体系ということでございますから。それから、NHKの改革の中では、娯楽・スポーツ部門を……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 今日、世界じゅうに広がりました鳥インフルエンザ、そしてそのウイルスが変異をして出現をしますヒト型新型インフルエンザについてお伺いをしたいというふうに思います。 この新型インフルエンザは今までのインフルエンザと違いまして、今までのインフルエンザのウイルスは弱毒性でありました、この新型インフルエンザは人類が初めて立ち向かうわけでありますが、強毒性であります。今までがマイルドであったのに対して、大変シビアになってきております。したがって、厚生労働省がお作りになりました対策の行動計画でも最大死者は六十四万人、我が国でであり……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 本日は、総務省でも現在研究会をつくられて検討を進めております放送と通信の融合若しくは連携ということについて最初にお伺いをしたいというふうに思います。 この問題は、前の竹中総務大臣のときの懇談会の主要テーマでございました。本委員会でも集中論議をするなど、度々議論を重ねてまいりました。その結果、この六月の二十日に、政府、与党の合意案といたしまして、放送と通信の総合的な法体系の検討がうたわれまして、現行の基幹放送の概念の維持を前提に早急に検討に着手して、二〇一〇年までに結論を得ることとなりました。 この与党合意案につきましては私も及ばずながら参画をさせ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。質問をさせていただきます。 今度の地方分権改革というのは、以前の機関委任事務制度を廃止するなどの一括法の制定を一次といたしますと、去年、おととしの三位一体が第二次と。で、今度は三回目の改革になります。先ほどから議論されていますように、一次、二次のときの改革でも相当中央官庁を始めとして激しい抵抗があったと。で、今度のは三度目でございますけれども、地方と国の役割の見直し、それから規制緩和、財源問題、言ってみれば最後に残された一番難しい問題がたくさんやってくるんだろうというふうに思っております。 言葉では見直しと言いますけど、具体的なテーマになると大変難し……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 今日は、お二人のお話を聞かせていただきまして、関係者がどういう思いで今までいらっしゃったかということが大変よく分かりました。どうもありがとうございました。 元島参考人にお話をお伺いしたいというふうに思います。 参考人が書かれたものを幾つか読ませていただきました。お父上を亡くされて、母上と幼い弟妹を養うために中国に渡られたと。召集をされて、戦後でシベリアに抑留をされたと。先ほどからもよく言われていますけれども、奴隷のような非常に非人道的な扱いを受けられたというお話を幾つか読ませていただいて、正に辛酸をなめられた歴史に対して、もう言葉がなくてただ深く……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 十八年度補正予算における地方交付税法の改正案について質問をいたします。 今年度の普通交付税の増額調整額と言われているものでございますが、これは八百八十一億円であります。平成十六年度、十七年度と額が違ってきております。この調整額とはどういうものなのか、もう皆さん理解されているとは思いますが、復習の意味を兼ねてもう一度分かりやすく説明をしていただきたいと思います。 あわせて、この八百八十一億円が各地方団体に配分される場合に、平均的な県、市でどの程度のものなのか、その額は各地方団体が独自に把握できるものなのかどうかについても併せて説明をお願いいたします……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 最初に、来年度の予算で三億円計上されています新しい国際放送についてお伺いいたします。 これ、平成二十一年度放送開始予定と聞いておりまして、今度の通常国会で放送法改正が提出される予定でございますが、その中の一部にもこのことが入っているというふうに聞いております。現在どのような方向で検討が進んでいるのか、次の四点について簡潔にお答えをいただきたいと思います。誠に恐縮でございますが、一項目十五秒、全部で一分ぐらいで、一言ずつで結構でございます。 放送する主体、会社はどのようなことを考えていらっしゃるのか。それから、放送の媒体はどのようなことを考えていら……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 文科省の小渕政務官、お見えになっていただきまして、後で廃校利用についてお伺いをいたしますが、本日、最初に地方財政計画と地方交付税の改正案についてお伺いをいたします。 最初に、先ほどからずっと議論になっておりますけれども、新型交付税についてお聞きをいたします。 この新型交付税の導入につきましては、当初単純に面積と人口だけで算定されるというような話が広がったために、財政力の弱い自治体では随分と縮減されるんではないかという心配の声が上がりました。例えば、和歌山県では二百億円、島根県では三百億円も減少するといって全国に不安が広がったこともありました。 ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくどうぞお願い申し上げます。 最初に、おとといの能登半島地震、被災に遭われました方々に心からお見舞いを申し上げるものでございます。 一九九五年の阪神・淡路大地震のときに、私はフジテレビの報道センターで編集長というのをやっておりまして、全力でこのニュースに伝えさせていただいたということを思い出しました。また、昨日の地震でも、テレビ各局の取材、報道ぶりが大変重要であるということを痛感をいたしました。テレビのニュースの大切さを痛感しましたと同時に、今総務省が考えておられます行政処分という形で公権力、総務省が放送内容について、特に報道内容について干渉さ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 先ほどから議論されておりますけれども、今回の法改正は、火災だけではなくて地震災害に対応した消防計画を作成することを求めていると。それで、高部長官も先ほどから言われておりますけれども、地震に対しては地震の固有のいろんな、誘導でありますとか避難でありますとか、対応があります。そういうものに対しての制度を導入するということと、それから自衛消防組織を設置を義務付けるということがメーンであろうかというふうに思うわけでありますけれども、そして、今回の法改正の対象となっているのは、大規模、それから高層の建物、全国で四千か所でございます。 今回の法改正の一番の重点……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 今回の育児休業それから自己啓発休業に関する公務員関係四法案の改正につきましては、少子対策、それからワーク・ライフ・バランスという新しい働き方の考え方、両立支援、それに公務員の資質、能力の開発ということに非常に有効だというふうに考えておりまして、賛成の立場から質問をさせていただきますが、最初に育児休業についてお尋ねをいたします。 先ほどからずっと議論がされておりますけれども、この公務員の育児休業制度というのは平成四年に導入されて、当初七〇%台でありました女性の取得率、現在は九〇%を超えております。ですから、非常に少子対策、両立支援としては制度として定……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 総務省統計局の建物は新宿の若松町にありまして、余り高さはないんですけれども非常に大きな建物で、一体この建物はどういうことをしているんだろうとずっとかねがね思っていたわけでありますが、今回、質問させていただくに当たって、初めて、ああ、こういうことをしているんだということが初めて分かりました。 これは余計なことでありますけれども、その統計局の横の道というのは一方通行になっていまして、明治通りが渋滞したときの抜け道として非常にいい道で今でも使わせていただいておりますので、もし大臣、これから明治通りが混んでいるぞというときは統計局へ行けと言えば早く行けると……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくお願いをいたします。 地方分権の進展の一方で、地方自治体は過去に発行した多額の地方債の元利償還金に苦しんでいて、市場化の進展の中で今後の地方債発行について悩んでいます。 私は、去年十二月五日でございますが、この総務委員会で、地方自治体が高金利時代に財政融資資金などから借り入れた地方債の補償金なしの繰上償還について質問をさせていただきました。地方団体がかつて高金利時代に借りたその負債の金利のコストに今苦しんでいるということを申し上げました。長い期間で政府から借りている地方債は高金利のものが多いんでありますが、住宅ローンで認められている補償金なし……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくお願いを申し上げます。 私も最初に愛媛県愛南町を始めとする住民の個人情報漏えいについてお伺いをいたします。 これまでもいろいろ質疑が行われておりますのでダブらないように質問をさせていただきたいというふうに思いますが、今回の情報漏えいはいわゆる、何といいますか、住基ネット本体からの漏えいではなくて、地方自治体が持っているシステムからの漏えいであります。ですから、住基ネット本体のセキュリティー対策は万全なんだろうというふうに思います。御答弁いただこうと思いましたけれども、時間の関係があるので、万全だと今局長うなずいてくださいましたので万全だという……
○澤雄二君 公明党、澤雄二でございます。よろしくお願いを申し上げます。 今回の健全化法案は二つ大事な点がありまして、一つは、自治体が四つの指標を算定して監査を受けた後に議会に報告し公表する、それがその一つであります。もう一つの重要なことは、財政事情によって財政健全化計画と財政再生計画の策定を義務付けられたことでございます。 地方分権を安心して推進するために、本当に任せていいんだというふうに安心して推進するために必要な透明性のあるルールとも言えると私も考えておりますけれども、改めて義務付けられた基本的なお考えについて、大臣のお考えを教えてください。
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくお願いを申し上げます。 最初、この法案の審議から少し離れますけれども、今全国民が一番関心を持っている、心配していることについて質問をさせていただきます。それは、もう五千万件の宙に浮いた記録を始めとする年金の問題でございます。 この年金の記録を公平、公正の立場で確認をするという第三者委員会の設置が、当初厚生労働委員会であったのが総務省に移されました。総務大臣は大変だと思いますけれども、できる男のところに仕事はたくさん来るのかなということで頑張っていただきたいということで。 もうこの総務委員会で大臣にこの問題をお聞きするの、もしかしたら今日が最……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。
今日は四人の参考人の先生方、大変忙しい中、貴重な御意見、ありがとうございます。選挙で声がかれておりまして、お聞き苦しい点は申し訳ございません。
先ほどから最低投票率の話がいろいろ議論をされていますので、この点からちょっとお聞きしたいなと思っています。
木村参考人が御意見の中で、八〇%は問題だけれども妥当な数字ならばいいんではないかという御発言がございましたけれども、参考人としてはどれぐらいの数字が妥当だと思われていますか。
【次の発言】 この当委員会でもこの最低投票率、いろいろと議論をこれまでされてきました。それで、例えば野党側からの意見として五……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。
私は、最初に、今日も議論をされましたけれども、両院の憲法審査会と合同審査会の在り方について、当委員会でもこれまでいろいろ議論をされているんですけれども、いまだにはっきりとしたイメージがつかめないんですね。
それで、今日の質問でも、山本委員の質問の中で、これまでの国会法にのっとってやるのか、それとも新たなことを考えて憲法改正の審議を進めていくのかという質問の中で、赤松委員が、両院合同調査会で議論を詰めていくというふうに答弁されましたですか、そういう方向だというふうに考えてよろしいですか。
【次の発言】 この両院で合同で調査をするというのがよくイメージ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。よろしくどうぞお願い申し上げます。 最初に、先ほどからずっと議論をされておりますけれども、テレビのコマーシャル規制が二週間前にこの法律ではされています。渡辺参考人はもちろん反対であると、あらゆる規制はするべきではないということ、石村参考人も記者として、常識の範囲としてこういう規制はあるべきではないし、それからさらに、二週間前というのは、最も議論が盛り上がってくるときにこういう規制をするというのはいかがなものかという否定的な意見をいただきました。 そこで、雑誌、新聞の立場でどうお考えになるか、まさかテレビのCMがなくなった分をうちにコマーシャルが来てと……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。総理、よろしくどうぞお願いを申し上げます。 最初に、今の憲法に対する公明党がどのように考えているかということについて少しお話をさせていただきたいと思います。 今の憲法は、今年施行六十年という佳節を迎えました。公明党は今の憲法は大変優れた憲法であるというふうに考えております。特に三原則、国民主権、基本的人権の尊重そして恒久平和主義、これは正に憲法の原則として大変なすばらしい基本原則であるというふうに考えております。さらに、平和主義の核心となっていますのが、憲法九条第一項、戦争放棄、そして第二項、戦力の不保持であります。これが平和国家日本のシンボルになっ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 安倍総理には初めて質問をさせていただきます。よろしくどうぞお願いを申し上げます。 今日は、新型インフルエンザについて絞って質問をさせていただきたいと思います。 この新型インフルエンザにつきましては、実は去年三月の予算委員会でも一時間にわたって質問をさせていただきました。この一年間、およそ一年間の間に世論の認識も相当深まりましたし、政府の対応もすごく進んだというふうに認識はしております。しかし、国民を守るためにはまだまだ至っていないというふうに思っております。折に触れて、この予算委員会でもまた質問をさせていただきたいと思っております。 最初に、質……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 最近、インフルエンザの澤と言われておりますけれども、めげずに今日もこの質問をさせていただきたいというふうに思います。 インフルエンザ対策というのは、国民の生命にかかわることはもちろんでございますけれども、この当委員会でいろいろ議論されております経済とか雇用とか格差とか、そういった政策が、もしかしたらこのインフルエンザ対策、誤ったがゆえにすべて御破算になるぐらいの破壊力を持っている、そういうふうに考えておりますので、今日も少し詰めた議論をさせていただきたいというふうに思っております。 最初に、当委員会で、二月の五日、先月の五日に、新型インフルエンザ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 私は今日は、新型インフルエンザではなくて、「あるある大事典」問題をきっかけに今放送法の改正の中で放送事業者に対する新たな行政処分について政府で検討を進められていると思いますが、この点について質問をさせていただきます。 放送事業者ということでございますから、NHK、民間放送事業者に対しての新たな行政処分でございます。これ、テレビの放送内容について新たに行政処分を与えるということですから、処分、つまり放送内容について政府が罰則を与えるということでございますね。「あるある大事典」がやったことはもう言語道断であります。私もかつてテレビ局に籍を置いた者として……
○澤雄二君 ありがとうございます。 公明党の澤でございます。 私は、日本と中国の安全保障の問題についてお伺いをしたいと思います。 先ほど国分先生、半分ぐらい答えられておりましたけれども、去年、原子力潜水艦の問題が起きましたけれども、時々、日本と中国との安全保障問題と、こうぽっと出てくるんですけれども、基本的には根っこにずっとある問題だと思います。この問題を考えるときに一つ複雑だなと思うのは、日本とアメリカ、中国とアメリカという、その日米、米中のそれぞれの問題をバイラテラルで持っています。これ、日米中で考えると、どういうふうにこの日中の安全保障を考えていけばいいのかというのは少し難しいかな……
○澤雄二君 ありがとうございます。 それでは、渡邊参考人に一つだけお尋ねをいたします。 今日のお話の中で、日本とアメリカ、それから欧州との関係の話の中で、日欧を先行させるというか、深化、日欧だけで深化させるんではなくて、米欧の中にアクターとして日本が介在をする、むしろ日本がビルトインされる、そのことの方が日本のプレゼンスを高めますよねというお話と、それから東アジア共同体のところでは、東アジア共同体なんだけれども、この共同体はまあ賛成である。だけれども、大事なことは、日米関係が大事で、米国の説得が非常に大事であるというお話をされて、多分この二つの考え方の底流には、日米関係が日本にとってのすべ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。今日はありがとうございます。 実は、質問を用意しておりましたけれども、山影参考人には、東アジア共同体は私は余り進んで賛成ではないと言われました。それから、末松委員と佐藤委員が質問されたこととほとんどかぶっておりまして、改めて、質問は一番最初がいいなと実感をしておりますけれども。 今日のお話を伺って、ちょっと質問の内容を変えて、今日のお話に沿って何点か質問をさせていただきたいと思います。 山影参考人に最初お伺いしますけれども、アジアにおけるどのような防衛、多角的防衛協定であったとしても、ASEANの強化というのが必要だと、これは参考人もおっしゃって、……
○澤雄二君 ありがとうございます。 私も、今起きています、韓国、中国で起きている反日運動について少し自分の考え方を述べてみたいというふうに思います。 韓国、中国の反日運動については、少し前から言われていますけれども、これはナショナリズムの対立じゃないかという意見があります。確かに、オリンピックですとかワールドカップのサッカーなんかを見ていますと、日本人は日本が大好きであります。愛国心の論争はともかくとして、もしかしたら日本を愛しているかもしれません。だけど、イズムと言われるような、日本の国民の、引っ張っていくような行動規範にまでそのナショナリズムというのは日本にあるのかというと、少なくとも……
○澤雄二君 何か靖国の議論で腰を折るようで気が引けますけれども、少し靖国の話もじゃさせていただいて、対中国政策、どう考えるかということですけれども、もう当たり前のことでありますけれども、対中国政策というのは中国と日本の関係だけではもちろん駄目で、ふっと考えると、主な国四つか五つの関係を常に考えておかなければいけないんだろうと、それが中国問題の解決のかぎだと。それが中国ですね。それから、これからのことを考えたらインドですね。それから、朝鮮半島といいますか、北朝鮮と韓国ですね。それから、最も大事なのがアメリカ、そして日本との関係、この五か国の関係を常に考えていかなければいけないというふうに、それは……
○澤雄二君 ありがとうございます。 公明党の澤雄二でございます。朱先生と天児先生、一問ずつと思っておりましたが、時間がなくなりましたので、天児先生に一つだけお伺いをいたします。 今日のお話の中で、問題提起として三番目に、仮に利用価値が弱まった日本を米国はどう見るかと、永遠のパートナーであり続けるのかという問題提起がございました。そのお話の中でアメリカの対中接近外交の話をされました。それは多分、七〇年、七一年にかけて行われたキッシンジャーの隠密外交のことだろうというふうに思います。 実は、その少し前の一九六九年の十月から七〇年の三月にかけて、アメリカは対中国に対して小さなカードを毎日送り続……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 坂元、岡崎両参考人、今日は本当にありがとうございます。 日米関係というのは、同時にアジアの関係でもありますし、なかんずく東アジアとの関係だと思いますので、日米と東アジアの関連についてお話をお伺いしたいというふうに思います。 これまでのこの調査会の議論を振り返ってみますと、日米同盟は堅持する、維持する、強化をする、一方で東アジア共同体構築というのも志向しようじゃないかというのが多数意見に今なりつつあるような気がしております。しかし、そのそれぞれに懸念があるという意見も出されているところでございます。 日米同盟は、去年の十月の2プラス2で「未来のた……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。今日は、両参考人、誠にありがとうございます。 最初に、藤原参考人にお伺いをいたします。 先ほど、北朝鮮に対する抑止というお話をされました。実は、去年、日本の国会ではミサイル防衛が承認をされました。このミサイル防衛というのは、日米安保にとって新しい局面を迎えたというふうに私は思っております。新しい局面を迎えたんですが、北朝鮮のミサイルを守るためだから当然であろうという多数の意見の中で、余り深く議論をされなかった、日本国内で、ということも感じております。 そこで、改めてお伺いをいたしますけれども、このミサイル防衛について藤原参考人はどのようにお考えにな……
○澤雄二君 今日はどうも両参考人ありがとうございます。 手短にお二人に質問をいたします。 十年後に中国のGDPは日本と並ぶ可能性があるというお話もございましたが、それにしても中国の経済成長は本当にいつまで続くの、どれぐらいのレベルで続くんだろうかという疑問は残ります。そのことを考える要件はたくさんあると思うんですが、その中で、先ほども話が出ましたけれども、エネルギーと環境問題について伺います。 この問題について中国政府が本気になって取り組んでいるというのは津上参考人言われたとおりであります。先週、ある政府関係者とお話をしましたときに、実は去年から資源とエネルギーを前年並みに抑えるという目……
○澤雄二君 両参考人、貴重な御意見を今日は大変にありがとうございます。 最初に稲田先生にお伺いしますが、稲田先生はその著書の中で、人間の安全保障の言葉について、国際的議論の中で多用されてきた、それは、この言葉を使って多くのテーマについて議題にすることが可能だからだ、さらに、意見と焦点の相違を残しながらも協調する形を取りやすいからだ。非常にまとめやすかったと、この言葉を使えばという意味だと思いますけれども。また、そのことは、でも、共通の目標と価値観の共有を可能とする幅広い言葉として大きな役割を果たしてきたというふうにその価値も認められておられます。そして一方で、今後の課題として、人間の安全保障……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 この国際問題調査会で一年半にわたって質疑、討議をさせていただきまして、そのことを踏まえまして、自分の今考えておりますことの一端を述べさせていただきたいと思います。 今のアジアでの日本の外交・安全保障政策を一言で言うならば、日米同盟は強化されたけれどもアジアでの日本の影響力は低下をし続けています。そうした中で、日米同盟を基軸にしつつ東アジア政策でバランスを取っていく、その具体的方法として東アジア共同体構想が浮上して、その是非を問うのが当調査会の目的の一つでもあります。 今日、東アジア地域で客観的情勢を眺めてみますと、経済的側面が顕著でございます。東……
○澤雄二君 本日は、両公述人、どうもありがとうございます。公明党の澤雄二でございます。 それでは、日本の外交について、特に今までも御質問がありましたけれども、日本、アメリカ、中国との関係について質問をさせていただきたいと思います。 もう日本の外交は言うまでもなく、戦後は日米基軸、安全保障の面でも経済の面でももうこれ一本でやってまいりました。そのために日本の成長も大成長を遂げてまいりました。これは今後も不変であろうというふうに思っております。他方、アジア各国、特に中国、韓国との関係をどうバランスを保つかということは、これもやっぱり大事な問題でありまして、渡辺公述人も今日おっしゃいましたけれど……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 経産省と厚労省の御説明を伺っていて思い付いたまま質問いたしますんで取り留めございませんが、できるだけ短く質問いたしますんで、御答弁も簡潔にお願いをしたいなと。委員長には、ちょっと多く質問しますので、時間が来たらそこで答弁を終わってくださって結構でございますので、よろしくどうぞお願いします。 最初に、今日は財務省いらっしゃいませんのでざっくばらんにお答えいただきたいなと思うんですが、経済成長と消費税の問題についてお伺いをしたいというふうに思います。 八九年に消費税が導入されて、あれ増収のために導入したんですが、九〇年に少し税収増えましたが、あと全部……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 お三方の参考人、大変貴重な意見どうもありがとうございました。 それぞれにお伺いしたいと思います。 城参考人、済みません、ちょっとくどくなりますけれども、今の問題なんですけれども、リクルートというのはやっぱり普通の企業と違うと思うんですよね。あそこは、何ていいますか、意欲とかアイデアとか能力のある人を一杯求めてて、おれはそうだと思う人があそこを受ける会社ですよね。ですから、特にいろんなビジネスをやっていて、固定したビジネスがあるわけではなくて、新しいアイデアがあればどんどんそのビジネスをやっていきなさいという企業内起業みたいなものをどんどん進めてい……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。三人の参考人の皆さん、本当に今日は貴重な意見、ありがとうございました。 永井参考人にお伺いしますが、いただいた資料の六ページ目に、女性はどのように働いているのかというスウェーデンの例がグラフに載っていますけれども、これを見てびっくりしましたが、女性に多い公務員、市町村、県の公務員は実に八〇%が女性だということで、スウェーデンが女性が非常に働いている職場が多いということの秘密がここにあるのかなと思いました。先生だとか介護だとかそういう仕事に就いているというお話がありましたけれども、もう少し詳しく、日本にしてみればこの八〇%というのは驚異的な数字で、どうい……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。三人の参考人の皆さん、本当に今日はどうもありがとうございました。 最初に家本参考人にお伺いをいたしますけれども、家本参考人に対する皆さんの御関心は同じところにあるようで、中小企業でよくそんなことができるねというところに先ほどからの御質問の焦点があって、同じことになるかもしれませんけれども、家本さんの御発言の中で、ほかの経営者からよくそんなことやってるねって、余裕があるねって言われたって話もありました。 それから、川口参考人の数字の中で、ワーク・ライフ・バランスができているところは大企業だと、中小企業ほど難しいんだというお話がありました。そこのところを……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 ワーク・ライフ・バランスと女性の、何といいますか、労働力の向上といいますか、働き場所を拡大するということの関係の中で、出産後の女性の再就職についてちょっとお話を伺いたいというふうに思います。 女性の労働力、これから少子化になるとますますそうでございますけれども、大変重要だということは今まで議論されているとおりでございます。それで、今御説明いただいた労働市場改革専門調査会の数値目標の中でも、二十五歳から四十四歳の既婚女性の就業率を五七%から七一%に一四%引き上げる。この一四%引上げというのは相当高い数字であります。だから、高い数字であるということはこ……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 当調査会は、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について三年にわたり調査を進めてまいりました。三年間の締めくくりとして、公明党を代表して意見を表明させていただきます。 我が国は人口減少社会に突入をいたしました。国勢調査によりますと、平成十七年の我が国の総人口は戦後初めてマイナスとなりました。出生数は過去最低を記録し、六十五歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合は初めて二〇%を超えました。また、厚生労働省の人口推計によりますと、およそ五十年後の二〇五五年の人口構成は、総人口が約九千万人、六十五歳以上の老年人口がおよそ四〇%、十四歳以……
○澤雄二君 公明党の澤雄二でございます。 荻原、田代両公述人、今日はお忙しいところ、また貴重な御意見聴かせていただきまして、本当に感謝しております。ありがとうございます。 田代公述人にお伺いをいたします。 先生は、国立感染症研究所でウイルス部長でいらっしゃって、WHOが世界の学者の中で新型インフルエンザ対策のために六人の学者をピックアップされたその中のお一人、日本代表で今参加をされておりますが、その田代先生にお伺いしますが、去年の五月にインドネシアで七人か八人の家族といいますか一族の方が、新型インフルエンザといいますか鳥インフルエンザでお亡くなりになりました。このときのウイルスは非常にヒ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。