このページでは坂本由紀子参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○坂本由紀子君 私は、自由民主党を代表して、昨日の山崎幹事長に続いて、総理の所信表明演説に関して質問させていただきます。 麻生総理、第九十二代内閣総理大臣御就任おめでとうございます。国内の景気後退が懸念される中で、世界経済はアメリカの金融危機の拡大による混乱回避が焦眉の急となっております。麻生総理が、困難なこの時期に、日本の底力を引き出し、強くて明るい日本をよみがえらせ、強力なリーダーシップで国民に希望と自信を与えてくださることを期待して、質問させていただきます。 我が国は今や世界一の長寿国となりましたが、急激な少子高齢化が進む中で、社会保障制度の持続可能性を維持するため、大胆に必要な改革……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 私は、自由民主党及び公明党を代表して、平成二十一年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。 アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融資本市場の混乱は、世界的な景気後退を招き、我が国経済にも深刻な影響を与えており、輸出や生産の減少、消費の停滞などにより、昨年十―十二月の実質GDPは年率一二・一%という記録的な落ち込みとなりました。世界各国も経済政策、金融政策を総動員して景気を回復させようと懸命になっていますが、残念ながら依然としてその兆しは見えてきません。 我が国においては、麻生内閣として、当面は景気対策、中期的には財政……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。
ただいま審議が行われております法案について質問させていただきますが、最初に、この趣旨説明等々を拝見いたしますと、しきりに年金保険料流用禁止法案なる言葉が飛び交っておりますけれども、条文等を拝見すると流用というような言葉は一切ないのでございます。そもそもこの流用というのをどういう意味で提案者は使っていらっしゃるのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今の御説明を伺って、度々法案の名称の中に民主党は流用禁止法案という言い方を常になさっておりますので、今のような御説明を受ける限りではこの法案の名称としてこういう略称を使うことが適当だ……
○坂本由紀子君 今朝の新聞各紙に大きく年金記録検証委員会の最終報告書が報道されておりました。その中に職員団体の問題についても書かれておりまして、自分たちの待遇改善を目指すことのみに偏り過ぎて、使命感や視点が希薄だったと、当局と職員団体との間に多数の覚書、確認事項が存在したというようなことも指摘をされております。 先ほど来話題になっておりますマッサージ機、これはどうも聞くところによりますと、職員団体が健康器具の購入の予算を増額してくれというようなことを毎年要求をしていて、そういうことに基づいて買われたことになったというようなことでありまして、民間の労働組合のリーダーとして頑張ってこられた津田議……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。 日本では少子高齢化が進んでおりまして、いよいよ人口減少社会が到来をしております。さらには、経済のグローバル化が進展していることによりまして、企業は国際競争が激しくなって、このようなことが様々な面で雇用労働面に影響を与えておるところでございます。このため、さきの通常国会に、これら雇用労働問題の解決のために法案が多数提出をされまして、言わば雇用労働国会とも称されたわけでございます。 振り返ってみますと、雇用対策法の改正によりまして、募集、採用に係る年齢制限の禁止が義務化をされましたし、若者の能力、経験の正当な評価等による雇用機会の確保が規定されるな……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 今日は、五人の参考人の皆様、お忙しいところを貴重な御意見を伺いまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。 荒木参考人がおっしゃいましたように、現実に様々、労働条件あるいは解雇等をめぐって紛争が生じております。かつてはそのような個別紛争が監督署等に持ち込まれても、基準法違反とかそういう明確に所掌している法律違反でなければ何も手が出せないといいますか、裁判所で解決してもらう以外手がなかったのが、様々、個別労働紛争であるとか、あるいは労働審判の制度ができて、そういう意味で解決の道筋がつくられてきたことというのは、社会のニーズに合っていい……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 平成十四年に母子寡婦福祉法の一部改正法によりまして児童扶養手当法が改正されて、児童扶養手当の受給開始から五年を経過した場合等の一部支給停止措置が規定をされました。先般、来年度の政府予算の原案が決定されたところでございますが、この児童扶養手当の支給停止の問題につきまして与党のプロジェクトチームで様々検討した中で、この問題については慎重に取扱いをしてもらいたい、母子家庭の置かれた状況は依然として厳しく、低所得の世帯が多い、また働いていらっしゃる方もパートタイム労働等でなかなか正社員等に就けないという実態を踏まえた対応をしていただきたいというこ……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 初めに、渡海文部科学大臣には御就任おめでとうございます。この大変な時期の教育再生の対策の先頭に立って御活躍いただきたいと念じております。 もう本日ほとんどの先生方が御指摘になっておられますし、大臣の先般のごあいさつの中にもございましたが、教育再生への取組を実効あるものにするためには、それを担う優れた人材を教員として確保することが必要だというのは、これはもう共通した思いとして私もございます。文部科学省も二十年度に向けて意欲的な要求を出しておられまして、これが実現することを心から願っております。 ただ、現実には定員削減計画について厳しい計……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。 まず冒頭、国会は与野党の話合いの下に行われるものでございますし、特に参議院は良識の府としてこのことを重視してきたということを申し上げたいと思います。そして、委員会の開催に当たっても、事前に理事の間で十分な協議が重ねられてきたのでございます。しかるに、本日の委員会の開催に当たりましては、理事の間での協議が十分に行われないままに民主党から委員会開会要求が出されまして、理事懇も開催されないままで民主党が委員会の開催日時を決めたことが報道されております。 民主党並びに委員長におかれましては、これまでの話合いを重視する国会の姿勢を大事にしていただきたいと……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 まず最初に、先ほど来お話が出ておりますが、地方公共団体が本年度の予算の執行に難渋をしておるところでございます。四月一日現在で三十六団体が事業の執行を留保して、うち十一団体は道路以外にも影響を受けている。かつ、各地方公共団体、都道府県が本年度の予算を策定しているわけでございますが、このうち、民主党も賛成して暫定税率を前提とした予算を可決をしているところが四十近くに上っているわけでございます。 御承知のように、地方の道路事業というのは道路特定財源だけで賄えておるわけではございませんで、特に市町村においては一般財源を多額に投入をしております。……
○坂本由紀子君 ただいま残念ながら西田議員から提出されました質疑を終局して直ちに採決をすることの動議が否決をされました。 しかしながら、これまで総務委員会におきまして審議されてきた法案は、参議院に衆議院から送付され、やがて六十日を迎えようとしております。この総務委員会においては、残念ながらすべての委員会がそうですが、民主党等は定例日以外は審議をしないという御方針でいらっしゃるわけであります。そうしますと、やがて六十日を迎えようとしているこの法案についての本日は最後の委員会になってしまうわけであります。 委員長、憲法の中に衆議院から送付されて参議院が六十日以内に議決しないときは否決したものと……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 初めに、幼児期の教育についてお伺いをいたします。 三つ子の魂百まで、あるいは鉄は熱いうちに打てと言われますように、小さい時期にしっかりとした教育を受けられるということは大変重要なことだと思います。最近は、家庭における教育力の低下が心配されておりますし、あるいは子供たちの数が少なくなっておりますので、家庭の中においても兄弟の数が減っています。そういたしますと、やはり家庭の中だけではなくて、幼稚園ですとかあるいは保育園等の集団の中で受けられる教育というのが大変大事になってきていると思います。 教育基本法の改正におきましても幼児期の教育につ……
○坂本由紀子君 短い時間ですが、三点伺います。一点は年金制度に対する国民の信頼回復、二点目は子供と家族を応援する日本の社会をどう実現するか、三点目は新型インフルエンザ対策の強化についてです。 初めに、年金制度に対する国民の信頼回復について伺います。 もう世界一の長寿国となった日本ですが、この長寿社会を支える社会保障制度が揺らいで国民が不安を感じているというのは事実でございます。その最たる原因が年金制度についてでございます。この年金記録問題にしっかりと対応して国民の信頼を回復することが大切でございますが、厚生労働大臣に伺います。 先般、ねんきん特別便についての新たな取組というのを発表されま……
○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。 労働基準法の一部を改正する法律案に関連して質問をさしていただきます。 午前中の委員会の審議でも指摘をされておりましたが、このところ大変厳しい雇用情勢になってきておりまして、内定取消しあるいは雇い止めなど様々な問題が生じてきておるところでございます。アメリカの金融危機に端を発したものでございますし、世界的な景気後退の影響が今後日本においても深刻なものになってくることが大変懸念されるところでございます。 労働基準法は、労働者として企業に採用され、その下で保護をされるということになるわけでありますが、そういう世界に入ってこれない、あるいはそう……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。 まず、大臣に、去る十一月二十八日に出された調査委員会報告書について御見解を伺いたいと思います。 この調査委員会はそもそも、社会保険庁職員の関与について調査をすると、そしてこの結果に基づいて対応策も検討すると言っているんですが、この報告書を見ると、果たして期待したものになっているだろうかというと、私は極めて不十分なものではないかというふうに思うのであります。 そして、その最後にこの方たちが結論として言っているのは、自分たちは十分な調査ができなかった、ヒアリングも本当にごく少数の者しか行われていない、だけれど自分たちの経験則でこういう結論を出した……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 厳しい経済情勢の中で雇用の問題は大変大事でございますので、自由民主党並びに与党においてもこの問題に真摯に取り組むことに異存はございませんので、そういう意味で雇用の問題を多くの国会議員が真剣に議論をするということは大事なことだろうと思います。 しかし、ということで委員長にお伺いしたいのでございますが、この今回の法案については、会期末も近い今週の月曜日に突然出されました。そして、満足な説明すらなされていないのであります。そして、民主党以外はこれについて慎重に審議をすべきだということを求めておられるという新聞報道もございます。そして、法案の数……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 雇用情勢が急激に悪化する中でセーフティーネットの強化が極めて重要な問題となっておりますし、本日審議をいたしております雇用保険法等の一部を改正する法律案もまさにこのためのものでございます。そして、全国のハローワークは、この雇用のセーフティーネットという点ではその重要な担い手になっているかと思います。 そこで、法案の審議に入る前に、お忙しい中、宮澤副大臣においでをいただきましたので、地方分権改革推進委員会の第二次勧告がハローワーク等について取り上げておりますので、この点について少し政府の御見解をお伺いしたいと思う次第でございます。 ハロー……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 この厳しい経済状況、この経済危機を克服するために、政府はさきに経済危機対策をまとめられ、二十七日にも補正予算を提出されるやに報道されておるところでございますが、先般策定されました経済危機克服の道筋を定めたところの対策について少し内容をお伺いしたいと思います。 まず、喫緊の雇用対策についてでございますが、雇用対策につきましては、これまでも雇用調整助成金、これまでになく充実し活用されているところでございますが、政策の中には雇用調整助成金の拡充等ということで盛り込まれております。具体的にどのようなことを考えているかということと、それからそれに……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。
まず、提案者に伺います。
本法案によって必要となるすべての経費の所要額を、その積算の根拠も含めて教えていただきたいと思います。
【次の発言】 今、あっせん率五〇%くらいまでに高められるのではないかというお話でしたが、この五〇%というのは望ましいあっせん率ということでお考えになっていらっしゃる率なんでしょうか。
【次の発言】 現在、年金記録の回復を求めて救済を申し立てていらっしゃる方のうち半分ほどはこの今回の法案によっても救われないケースであると。つまり、一応確からしいだけではなくて、社会通念上明らかに不合理なものだというふうにお考えとい……
○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。 私は、まず雇用対策についてお伺いをいたします。 年末、いわゆる年越し派遣村について大きく報道されました。全国のハローワークでは、昨年末は例外的に二十九日、三十日も窓口を開け相談に乗るということが行われていたはずですし、あるいは職を失うと同時に住居を失った方たちに対しては、雇用促進住宅への入居等についても相談に乗るということを進めていてくれたはずであります。 しかしながら、必ずしもそういう政策がうまく機能していなかったからあのような報道になったということなんでしょうか。それとも、最近、週刊誌等の取材記事を拝見いたしますと、あの年越し派遣村……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 今日は、三人の参考人の皆様には大変お忙しいところ、急なお願いにもかかわらず御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。 今大変大きな問題でございます経済、雇用について、皆様方の御意見を伺う中で議論を深めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 先ほど川本参考人からは、労使で雇用安定・創出に向けた労使共同宣言を出したというお話がございました。私もあらかじめ新聞報道等で承知しておりましたので、この共同宣言を拝見してまいりました。 古賀参考人からは特にこれについてのコメントはなかったように思いますが、こ……
○坂本由紀子君 まず初めに、農水省がやみ専従の疑惑を把握していながらこれを隠したという新聞報道がございましたが、この事のてんまつについて御説明ください。
【次の発言】 今の調査のやり方、極めておかしいと思うのですが、そういうきちっとした勤務状態が確保されていないということを把握したら、それを是正するというのは、なかったことにすればいいということではなくて、もしそれが事実であればきちっとした処分をするということが大事だろうと思うんですが、そこの視点はないんですか。
【次の発言】 その後、新聞には、処分を受けた職員の賞与を幹部が組合の要求に沿って自腹で賞与の穴埋めをしたというような非常に信じられな……
○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。 地域のコミュニティーの再生は、私たち日本が少子高齢化が進む中で、きずなを強め様々な問題を克服して、あらゆる人たちが支え合って生きていく上で大変大きな基盤になるものだというふうに思います。 先般、中川副大臣から御説明をいただきました中に、地域コミュニティーの再生のために、平成十七年度以降、特定非営利活動法人などの市民活動団体と地域の多様な主体との協働事業について様々支援を行っていらっしゃるという御説明がございました。これは大変大事なことだと思いますが、これについての評価をどのように受け取っておられるか、また今後、こういうものについて更にお……
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