国会議員白書トップ参議院議員坂本由紀子>委員会発言一覧(全期間)

坂本由紀子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

坂本由紀子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは坂本由紀子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。坂本由紀子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

20期(2004/07/11〜)

第161回国会 厚生労働委員会 第4号(2004/11/11、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私は、二十一世紀はユニバーサル社会を目指していくものと考えております。ユニバーサル社会というのは、性や年齢、障害の有無にかかわらず、すべての人がその能力を発揮して自立した生活を営むことができる社会を望ましいものと考えます。  そこで、本日は、障害者の自立、地域における自立した生活が営める社会に関する取組についてお伺いしたいと存じます。  まず最初に、支援費制度が十五年の四月から実施をされました。これは、自己決定が尊重される利用者本意の考え方が基本になった、あるいは知的障害者についてはこれまで不十分であったサービスが提供されるような市町村が……

第161回国会 厚生労働委員会 第6号(2004/11/25、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  児童虐待につきましては、その虐待を行う者につきまして実母の割合が平成十五年度で六割を超えておりまして、年を追うごとに増えている。虐待をされる児童でとらえますと、三歳未満の子供の数というのは平成十年度からの五年間で四・三三倍という、極めて激増をしているわけであります。  このような児童虐待を早期に発見して子供たちの命を救うということはもちろん大事なことでありますが、それと併せて、児童虐待が生じないような予防を幅広く講じていくということが大事なことであろうと思います。特に核家族化が進んでいるということ、そして少子化で大人になるまでに赤ちゃんに接したこ……

第161回国会 厚生労働委員会 第7号(2004/11/30、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  法案の質疑に入る前に、新潟中越地震の関係で一問御質問をいたしたいと思います。  全国的には雇用情勢はやや回復の兆しが見られておりますが、新潟県は、さきの中越地震の影響で事業所が休業し従業員の解雇が多数発生するなど非常に厳しい状況になっております。被災した失業者をどう雇用対策を講じて職を、就くことができるように対策を取るかということは急がなければいけない大事な課題であります。  その場合には、それに伴う財源をどうするかということが大きな問題でありまして、私は、本年度末で終了することになっている緊急地域雇用創出特別交付金、これを大いに活用すべ……

第162回国会 決算委員会 第2号(2005/02/15、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  先ほど加藤参考人がおっしゃった、政策判断が重要だというのは誠にそのとおりだと思います。地方自治体の場合には、首長であるとか議会のリーダーシップでこういうところはしっかりできるんですが、国の場合を考えたときに、その政策判断の是非を判断するのは、基本的には私は財務省の査定なり予算委員会でしっかりと審議をするということが前提としてあるのではないかと思います。国のそういうチェック機能は、決算委員会だけではなくて、国全体として考えて、いかに効率的にやるべきかということであると思いますので、そういう意味で、参考人がおっしゃった問題提起のようなことを決算委員会……

第162回国会 決算委員会 第4号(2005/03/01、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず初めに、社会保険庁の業務実施体制について取り上げたいと思います。  まず、社会保険庁の担う業務は全国規模で展開されるわけですが、これが適切に実施できる体制になっているかどうかということが問題であろうと思います。これについて総務省は昨年二回にわたって勧告をされていますが、その指摘事項について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今御説明いただいたうちの最初の点について先に取り上げたいと思います。  職員配置について各事務局間で非常に大きな開きがある、この見直しを指摘されているわけですが、社会保険庁としてこれにどういう取組をしてい……

第162回国会 決算委員会 第10号(2005/04/27、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私は、今日は、まず第一に予算の執行につきまして、特定の相手方との、相手方を選択して契約を行う随意契約というのがかなり今現在まだ広く行われております。これは、ともすれば競争が排除されることによってより高い金額のものになったり、あるいは、ともすれば不祥事の温床にもなるものでございまして、予算の適正な執行を行うという意味では、会計法に規定をされた一般競争契約が原則である、これをしっかりと遵守していかなくてはいけないのではないかと思っております。  そこで、各省庁の決算を検査しておられます会計検査院におかれては、きっと各省庁の中で最も適正な執行が……

第162回国会 厚生労働委員会 第1号(2005/02/24、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  高橋参考人に二点お伺いいたします。  一点は、各国の自殺率についてなんですが、いただいた資料の中で、高い自殺率の国に東欧の諸国が多いんですが、これは、ソ連が崩壊した後にこういう国々の自殺率が非常に高く出たというような、そういう経済的な要因が影響しているかどうかということと、アメリカについては、厳しい競争社会だと言われていますけれども、このデータで見る限りは低い状況になっていますが、これはどういう理由なのかという点。  それと、もう一点は、この問題については残された方々のケアの問題が大変大事なことだろうと思います。特に急いで取り組まなくてはいけない……

第162回国会 厚生労働委員会 第3号(2005/03/15、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党の坂本由紀子でございます。  私は、まず最初に少子化対策について伺います。  少子化の問題は、今私たち日本の社会で起こっている経済的な問題、社会的な問題、様々な問題の根っこの部分に当たる問題でありまして、そういう意味では、この問題を解決するためには、政策を総動員して、政府挙げて、国民挙げて、全力で取り組まなくてはいけない課題だと思います。  そういう意味で、先般策定されました子ども・子育て応援プランにつきましては、総花的だという意見も一部にはありますが、むしろ政策総動員という意味では総花的になるのは当たり前であろうと思います。  特に、今般のプランの中では、仕事と家庭……

第162回国会 厚生労働委員会 第12号(2005/04/07、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  社会保険労務士法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。  このところの企業経営をめぐる環境の変化で就業形態の多様化が進み、また人事労務管理の個別化が進んでいる、こういうことを背景にいたしまして、個々の労働者とそれから事業主との間の紛争が増加をしてきております。平成十三年度からは個別労働関係紛争解決促進法によりまして、このような紛争解決の手続が促進されるようにということで取組が行われております。都道府県の労働局には総合労働相談コーナーが設けられまして、一般からの相談を受け付けていますが、これも年を追うごとに増えてきております。……

第162回国会 厚生労働委員会 第14号(2005/04/14、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、岩渕参考人と紀陸参考人にお伺いいたします。  この年金を利用した施設等が建設されてきたわけですけれども、これが果たしてきた役割、一定の役割があると、あったと先ほど岩渕参考人おっしゃいましたが、これをどう評価されるかということと、今日でもなお、これら施設についてはそれを維持する必要性があるとお考えかどうか。先ほど小島参考人は、今なお企業外のそのような公的施設が必要性があるという御指摘でしたが、岩渕参考人、紀陸参考人についてはいかがお考えかということを最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。

第162回国会 厚生労働委員会 第15号(2005/04/19、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私も西島議員と同様に、先般の当委員会における参考人質疑に当たっての参考人の御意見を伺っていて、特に、これら施設を受託している法人のトップの方々の認識を伺っている中で、置かれている状況についての御認識が随分足りないのではないかという思いを感じました。  今日は、そのうちの特に厚生年金事業振興団につきまして状況を少しお伺いしたいと思います。  先ほど同僚議員の質問に対して、これら施設の建設に一兆四千億円というお金をこれまで投じてきたという説明がございました。財団法人の厚生年金事業振興団、これまで各種施設を受託してやってきたわけですが、この法人……

第162回国会 厚生労働委員会 第18号(2005/04/28、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 先般のJR福知山線での大きな事故により、大勢の命が失われ、またたくさんの方がけがをされました。亡くなられた方には心から御冥福をお祈りいたしますとともに、けがをされた方は一刻も早く回復されるようお祈りしている次第であります。  厚生労働省は災害防止についての責任を持つ役所でありまして、今般のJR福知山線の事故については、国土交通省を中心にして事故原因の究明と再発防止についてしっかりとした取組が行われることを期待するものでありますが、厚生労働省としては今回のこの事故をどうとらえていらっしゃるのか。新聞報道等によりますと、運転士についてはこれまでも何回かの処分を受けたことがあった。適……

第162回国会 厚生労働委員会 第21号(2005/05/19、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  介護保険制度スタート前には果たして大丈夫だろうかというような心配がなされておったんですが、施行五年を経て、それなりに国民の中にはこの介護保険の制度に期待をし、信頼も得てきた部分もあろうかと思います。要支援、要介護一の軽度の方たちの給付が予想を超えて大幅に上回ったと、ここのところについてはより自立度を高める予防給付を新たに導入して、その辺適正なものになるようにしようということが今回改正の大きな一つの柱になっておりますが、私は、この介護保険の施行の中で、要介護認定の事務に非常に問題があったのではないかというふうに考えております。特に、その基礎……

第162回国会 厚生労働委員会 第22号(2005/06/07、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は、大変お忙しい中、五人の参考人の方にはこちらに御出席をいただきまして、貴重な御意見をお述べいただきましたことに心から感謝を申し上げます。  質問に入りますが、まず花井参考人にお伺いいたします。  介護については、年齢等により区分することなく対象者を広く拡大をして行うことが必要だという御意見でございました。紀陸参考人の方からは、若者についてはなかなかその理解が得られないのではないか、保険料等の未納も起こるのではないかという御意見がございました。  この対象者を拡大した場合に、特に若者について果たして理解が得られるか、保険料の支払の確保……

第162回国会 厚生労働委員会 第28号(2005/06/28、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  障害者の雇用の促進を進めるということは、今衆議院の方で審議中の障害者自立支援法のサポートをするという意味でも大変大切なことであります。自立支援法について、専ら、障害者の所得が少ないのに応益負担が可能であるかどうかというようなことが議論されておりますけれども、私は、雇用促進をしっかりと進め、そして障害者の所得、きちっとしたものにすることによって障害者が誇りある自立した生活ができると思うのであります。  そこで、障害者の就職の状況について初めに取り上げてみたいと思いますが、このところ就職件数、ハローワークが取り扱っている障害者の就職件数はかな……

第162回国会 厚生労働委員会 第33号(2005/07/28、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  私は、障害者の福祉につきましては、日本ではまだまだ予算も不十分で、施策も立ち後れているという認識を持っております。  そこで、支援費制度でございますが、支援費制度については、精神障害者は対象になっておりませんで、身体障害者、知的障害者だけですが、その両障害者も約四百万人おられるわけです。こういう障害者に対してこの支援費制度がどの程度サービスをしっかりカバーできているのかどうかということについて、まず一点伺います。
【次の発言】 障害者についていえば、身体、知的の障害者のうち支援費制度のサービスを受けている人は一割にも満たないということ、そ……

第162回国会 予算委員会 第11号(2005/03/14、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。関連で質問させていただきます。  郵政民営化に勝るとも劣らない国政の重要課題が少子化対策であります。次世代の育成支援をどう進めていくかというのは大変大事な課題であります。  先般、子ども・子育て応援プランが策定されました。このプランにつきましては、あらゆる政策を総動員して、そしてそのプランの実現に向けて不退転の決意でお取り組みいただきたいと思います。厚生労働大臣の決意のほどをお伺いいたします。
【次の発言】 とりわけ重要なのは、働く女性が増えている中で、社会全体の意識改革、企業における抜本的なこの問題に対する前向きの取組が必要であります。  ……

第163回国会 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 閉会後第1号(2005/12/12、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  中東地域の安定は世界の平和にとって大変重要でありますし、とりわけ、イラクにつきましては、一刻も早いイラク人自身による国づくり、そして、イラクをテロの温床とせず、民主的で平和な国家の建設が急がれるところであります。そういう中で、世界が協力してイラクの復興を支援しようという中で、今般、日本もイラクへの自衛隊の部隊の派遣期間の延長を決めたということは、総合的に適切な判断だったのではないかというふうに思います。  そういう中で、これまでイラクにおいてはどの程度復興が進んできたのか、そして、私たち日本の国民も大変大きな不安を持って見ている治安の回復……

第163回国会 厚生労働委員会 第1号(2005/10/06、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、障害者自立支援法案、前国会で一度しか委員会審議が行われませんでしたので、基本的なところを一応確認のためにお伺いしておきたいと思います。  これまで障害者につきましては支援費制度で福祉サービス等を提供されておるわけでございますが、支援費制度については、ただ単に財政的な基盤が脆弱だというだけではなくて、精神障害者が対象になっていないとか、あるいは大変大きな地域格差が生じている等々、多々問題が出ているところだと思うのであります。  今般、障害者自立支援法が政府の方から出されましたのは、単に、支援費制度で、裁量的経費ということで、特に在宅サ……

第164回国会 決算委員会 第3号(2006/02/22、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は、山谷参考人、北沢参考人には、貴重な御意見をありがとうございます。  まず初めに、山谷参考人にお伺いしたいと存じます。  ただいまお話がございました、独立行政法人についての存続の可否を考える上で政策評価との連携が重要だということは御指摘のとおりだと思います。現在行われているこの独立行政法人に対する評価についてはそのような大局的な判断ができていないという御指摘でありますが、それでは具体的にどういう形にすればそのような政策評価に立ったきちっとした評価ができるかということについてのお考えをお聞かせください。

第164回国会 決算委員会 第7号(2006/04/17、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。  自由民主党では、去る二月に、行革推進本部が国会事務局等の改革に関する提言を取りまとめました。これにつきましては、それぞれ衆参の議長に申入れをいたしまして、今後、国の財政が厳しい中で、国会におきましても歳出削減等々の努力をするということを要請をいたしたところでございます。  したがいまして、今日はこの国会事務局等を中心にお話を伺いたいと思っております。参議院の決算委員会ではございますが、両院事務局の業務の統一的な処理等についてお伺いしたいということもございまして、衆議院の事務総長にもおいでいただいております。よろしくお願いをいたします。  ま……

第164回国会 決算委員会 第11号(2006/05/29、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  十六年度決算につきまして、また会計検査院より多くの不当事項等が指摘をされ、また改善がされたところであります。このうち、特に厚生労働省につきましては、毎年多くの指摘を受けておりますし、今年も地方の労働局の取組を始めとして大変その決算の適正性についての指摘を会計検査院より受けたところでございます。  厚生労働省は、このような指摘を受けまして、今後こういうことがないような改善の取組をしていく必要があると思うんですが、その点、どのようなお取組をなさったのか、お伺いいたします。
【次の発言】 各省庁同じように会計処理をしておりますが、私は基本的には……

第164回国会 厚生労働委員会 第3号(2006/03/16、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 先日の本委員会における大臣の所信表明の中で、少子化への対応は国民的な重大課題である、若者の自立、子育てに十分な時間を取れる働き方、そして経済的支援の拡充について取り組むという力強いお言葉をいただきました。  若者の自立につきましては、労働力人口が減っている中でとりわけ大事な課題だと考えます。二〇〇五年のフリーターの数が二百一万人と推計されておりまして、二年連続で減少をしているのではありますが、対象人口が減少していることを考えますと、私はこのフリーターについては横ばいに近い減少ではないかというふうに思えるのであります。  調査によりますと、結婚相手の条件として経済力を考慮するかと……

第164回国会 厚生労働委員会 第6号(2006/03/28、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今般の法律では三つの研究所が対象になっております。独立行政法人は、法人の裁量権を認めることによって効率的で質の高いサービス、この場合は研究の成果かと思いますが、こういうものをしっかりと出してもらおうというために行われるものだと考えます。  ただ、産業医学総合研究所、それから産業安全研究所について言えば、労働災害はこのところ減少はしてきておりますが、重大災害については昭和六十年ころを境にやや増える傾向にあることでありますとか、メンタルヘルス等については広く多くの人たちがこういう問題にかかわるようになってきたという新たな課題も出てきているかと……

第164回国会 厚生労働委員会 第7号(2006/03/29、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  五人の参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。  まず、岩渕参考人にお伺いをいたします。  第一に、先ほど全体の御意見、私も全くそのとおりでありまして、今の置かれた状況を考えますと、特に次世代育成支援については、あらゆる政策を総動員してスピーディーにやらなきゃいけないと思います。それで、若年雇用についてですが、強制力のある法的な措置が必要だという御意見も誠にもっともだと思います。で、一面、若者の場合には、すぐに辞めてしまう者がいたりとか、やや強制力のある立法措置だけでは解決しない課題もあると思いまして、この点についてどのような対策があ……

第164回国会 厚生労働委員会 第14号(2006/04/20、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  清水委員に引き続きまして、男女雇用機会均等法の改正法案についてお伺いをいたします。  先ほど清水委員からお話がありましたように、雇用機会均等法ができて二十年がたちました。この均等法というのは、働く女性の応援団として女性を育てると同時に、均等法自身がそういう女性たちによってまた育てられてきたということも言えるのではないかと思います。もちろん、働く女性を取り巻く男性たちの理解を得てということではありますが。  最近は少子化が進んでいることもありまして、両立支援について非常に大きな関心が寄せられております。ただ、私は、女性が働くという意味で、こ……

第164回国会 厚生労働委員会 第16号(2006/04/26、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は六人の参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。大勢いらっしゃるので全員の方にお伺いできないかもしれませんが、その際はお許しいただきたいと思います。  まず、川本参考人にお伺いいたします。  法の規定に仕事と生活の調和を入れるか入れないかということが大分、多くの参考人から御意見が出されました。均等法というのは、できた当初は、女性に対して男性と均等な機会を与えるということで設けられたわけでありまして、制定当時は、家庭責任を負う女性は勤続期間が短いでありますとか、家庭責任を負っているがゆえになかなか男性と同じような働き方ができ……

第164回国会 厚生労働委員会 第23号(2006/06/02、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は五人の参考人の皆様、大変貴重な意見をありがとうございました。時間の都合がございますので、全員の参考人の皆様に御意見を重ねて伺うことができないかもしれませんが、その際はお許しください。  まず、河内山参考人にお伺いいたします。  国民皆保険は世界に冠たるもので、私たち日本はこの制度を更に持続し、国民の健康の安心感を確保し続けられるようにしなくてはいけないと思っております。特に国民年金につきましては、市町村の現場で大変御苦労をしてこられたわけでありまして、今回、都道府県を単位としたこの医療保険制度の再編が図られたのは大きな前進だという御……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第4号(2006/11/28、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。本日は自由民主党が最後の質問者になります。よろしくお願いいたします。  昨今の我が国におきましては、自分に対する肯定的な評価ができない、あるいは自らの社会や国に誇りを持てないという人が多い状況になっております。これらは、我が国の歴史や伝統文化、こういうものについての認識の欠如でありますとか、自虐的な社会の風潮というようなものが根底にあるので、教育の基本に立ち返って、求められる人材像を再構築していくことが必要ではないかと思います。そういう点で、今回提案されている政府提案の教育基本法の中に、教育の目的、目標が的確に記載されておりますことについては……

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第9号(2006/12/07、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  本日は、四人の公述人の皆様、大変お忙しい中、突然の公聴会の開催でしたが、御出席をいただきまして貴重な御意見をお述べいただき、誠にありがとうございます。  時間が限られておりますので、四人の方全員に重ねてお伺いすることができないかもしれませんが、その際はお許しいただきたいと思います。  私たち日本は、戦後六十年、新しい憲法の下で基本的人権が享受され、平和で自由な社会がもたらされたのは教育の大きな成果であったろうと思います。ただ、昨今は非常に自己中心的で思いやりがない人間が増えている、あるいは規範意識が欠けている、自分に自信が持てない子供たち……

第165回国会 厚生労働委員会 第2号(2006/10/26、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず初めに、高齢化社会を迎えている中で、全国で質の高い医療が提供されることが大変大事だと思っておりますが、昨今、産婦人科、小児科はもとより、各地で病院の医師不足が指摘される等、この問題が大きな社会問題となっていると考えます。また、都道府県におきまして大変人口比での医師の数に格差があり、この点が一向に改善されないというような状況がございますが、この点についてどう認識していらっしゃるのか、そしてどのような対策を講じる御所見なのか、伺いたいと存じます。
【次の発言】 そもそも、我が国は人口千人当たりの医師数で見てみましても、日本が二・〇に対して……

第166回国会 厚生労働委員会 第4号(2007/03/15、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  柳澤厚生労働大臣は先日の本委員会における所信表明の中で、地域医療における医師不足の問題について具体的で実効性ある各般の医師確保対策を進めていくという決意を示されております。具体的にはどのようなお取組を進めていただけるのか、教えていただきたいと思います。
【次の発言】 大臣がおっしゃいましたように、各地域様々な事情を抱えております。私の地元の静岡県でも国の方から診療機能の集約化、重点化を言われておりますけれど、先日、県としては、小児科、産科については困難だというような方針を示したというようなことがございまして、国が号令を掛けるだけでは地域の……

第166回国会 厚生労働委員会 第7号(2007/03/27、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  ただいま柳澤厚生労働大臣から、本法律案提案の理由の御説明がございました。  最近の景気回復を受けて、雇用情勢は全体としては改善をし、この結果、雇用保険財政も持ち直しをしてきているところでございますが、今回、失業等給付に係る国庫負担に関しまして、行革推進法で廃止を含めて検討するということを受けて、国庫負担の減額が措置されているところであります。  この失業等給付について、国庫負担を導入していることの意義についてどのようにお考えか、伺いたいと存じます。
【次の発言】 そういう考え方からすると、政府が雇用政策とのかかわりでこの責任を負うことの一端として……

第166回国会 厚生労働委員会 第9号(2007/04/10、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆様、お忙しい中をありがとうございます。  まず初めに、先ほどの午前中の厚生労働委員会で雇用保険法等の一部を改正する法律案が可決をいたしました。この雇用保険法等の一部を改正する法律案は年度内の成立が本来望ましかったものでございますが、厚生労働省の一部不手際もございまして、このような形で法案の成立が遅れているわけでございますが、私の事務所にも、この雇用保険法案の成立が遅れているということで大変事業所等でも困っているという意見が寄せられておるところでございます。  今日は、日本経団連の紀陸専務理事においでいただいておりま……

第166回国会 文教科学委員会 第17号(2007/06/05、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、私は、初めに幼児期の教育についてお伺いしたいと思います。  幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う極めて重要なものだと考えます。今次の改正におきましては、幼稚園の規定が整備をされました。そして、家族等への信頼感を深める、あるいは規範意識の芽生えを養うなどの目標が追加されたことは、私は評価をするものであります。  加えまして、学校教育法の二十四条が追加をされておりました。これが全国の幼稚園で実際行われるようになりますと、家庭でありますとか地域の教育力の回復につながることが期待をされるわけですが、具体的にどのようにこの条文に基……

第166回国会 予算委員会 第5号(2007/03/07、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 坂本由紀子です。よろしくお願いいたします。  まず、子育て支援の強化について伺いたいと思います。  柳澤大臣は、前回の衆議院選挙のマニフェストに、子供は社会で育てる旨を盛り込んでくださいまして、子育て支援について大変理解がある大臣だと私は認識をいたしております。したがいまして、スピード感のある子育て支援策を実施してくださるものと期待しているところでございます。  そこでまず第一にお伺いしたいのは、保育サービスについてであります。  働く女性が多い中で、この問題は大変重要であります。公立保育園について一般財源化が行われましたが、この待機児童の解消というのは、それぞれの市町村の首長……


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 厚生労働委員会 第3号(2007/10/30、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  ただいま審議が行われております法案について質問させていただきますが、最初に、この趣旨説明等々を拝見いたしますと、しきりに年金保険料流用禁止法案なる言葉が飛び交っておりますけれども、条文等を拝見すると流用というような言葉は一切ないのでございます。そもそもこの流用というのをどういう意味で提案者は使っていらっしゃるのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今の御説明を伺って、度々法案の名称の中に民主党は流用禁止法案という言い方を常になさっておりますので、今のような御説明を受ける限りではこの法案の名称としてこういう略称を使うことが適当だ……

第168回国会 厚生労働委員会 第4号(2007/11/01、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 今朝の新聞各紙に大きく年金記録検証委員会の最終報告書が報道されておりました。その中に職員団体の問題についても書かれておりまして、自分たちの待遇改善を目指すことのみに偏り過ぎて、使命感や視点が希薄だったと、当局と職員団体との間に多数の覚書、確認事項が存在したというようなことも指摘をされております。  先ほど来話題になっておりますマッサージ機、これはどうも聞くところによりますと、職員団体が健康器具の購入の予算を増額してくれというようなことを毎年要求をしていて、そういうことに基づいて買われたことになったというようなことでありまして、民間の労働組合のリーダーとして頑張ってこられた津田議……

第168回国会 厚生労働委員会 第6号(2007/11/20、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  日本では少子高齢化が進んでおりまして、いよいよ人口減少社会が到来をしております。さらには、経済のグローバル化が進展していることによりまして、企業は国際競争が激しくなって、このようなことが様々な面で雇用労働面に影響を与えておるところでございます。このため、さきの通常国会に、これら雇用労働問題の解決のために法案が多数提出をされまして、言わば雇用労働国会とも称されたわけでございます。  振り返ってみますと、雇用対策法の改正によりまして、募集、採用に係る年齢制限の禁止が義務化をされましたし、若者の能力、経験の正当な評価等による雇用機会の確保が規定されるな……

第168回国会 厚生労働委員会 第7号(2007/11/22、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、五人の参考人の皆様、お忙しいところを貴重な御意見を伺いまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。  荒木参考人がおっしゃいましたように、現実に様々、労働条件あるいは解雇等をめぐって紛争が生じております。かつてはそのような個別紛争が監督署等に持ち込まれても、基準法違反とかそういう明確に所掌している法律違反でなければ何も手が出せないといいますか、裁判所で解決してもらう以外手がなかったのが、様々、個別労働紛争であるとか、あるいは労働審判の制度ができて、そういう意味で解決の道筋がつくられてきたことというのは、社会のニーズに合っていい……

第168回国会 厚生労働委員会 第12号(2007/12/25、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  平成十四年に母子寡婦福祉法の一部改正法によりまして児童扶養手当法が改正されて、児童扶養手当の受給開始から五年を経過した場合等の一部支給停止措置が規定をされました。先般、来年度の政府予算の原案が決定されたところでございますが、この児童扶養手当の支給停止の問題につきまして与党のプロジェクトチームで様々検討した中で、この問題については慎重に取扱いをしてもらいたい、母子家庭の置かれた状況は依然として厳しく、低所得の世帯が多い、また働いていらっしゃる方もパートタイム労働等でなかなか正社員等に就けないという実態を踏まえた対応をしていただきたいというこ……

第168回国会 文教科学委員会 第2号(2007/10/30、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  初めに、渡海文部科学大臣には御就任おめでとうございます。この大変な時期の教育再生の対策の先頭に立って御活躍いただきたいと念じております。  もう本日ほとんどの先生方が御指摘になっておられますし、大臣の先般のごあいさつの中にもございましたが、教育再生への取組を実効あるものにするためには、それを担う優れた人材を教員として確保することが必要だというのは、これはもう共通した思いとして私もございます。文部科学省も二十年度に向けて意欲的な要求を出しておられまして、これが実現することを心から願っております。  ただ、現実には定員削減計画について厳しい計……

第169回国会 厚生労働委員会 閉会後第1号(2008/09/18、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず冒頭、国会は与野党の話合いの下に行われるものでございますし、特に参議院は良識の府としてこのことを重視してきたということを申し上げたいと思います。そして、委員会の開催に当たっても、事前に理事の間で十分な協議が重ねられてきたのでございます。しかるに、本日の委員会の開催に当たりましては、理事の間での協議が十分に行われないままに民主党から委員会開会要求が出されまして、理事懇も開催されないままで民主党が委員会の開催日時を決めたことが報道されております。  民主党並びに委員長におかれましては、これまでの話合いを重視する国会の姿勢を大事にしていただきたいと……

第169回国会 財政金融委員会 第6号(2008/04/15、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず最初に、先ほど来お話が出ておりますが、地方公共団体が本年度の予算の執行に難渋をしておるところでございます。四月一日現在で三十六団体が事業の執行を留保して、うち十一団体は道路以外にも影響を受けている。かつ、各地方公共団体、都道府県が本年度の予算を策定しているわけでございますが、このうち、民主党も賛成して暫定税率を前提とした予算を可決をしているところが四十近くに上っているわけでございます。  御承知のように、地方の道路事業というのは道路特定財源だけで賄えておるわけではございませんで、特に市町村においては一般財源を多額に投入をしております。……

第169回国会 総務委員会 第12号(2008/04/24、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 ただいま残念ながら西田議員から提出されました質疑を終局して直ちに採決をすることの動議が否決をされました。  しかしながら、これまで総務委員会におきまして審議されてきた法案は、参議院に衆議院から送付され、やがて六十日を迎えようとしております。この総務委員会においては、残念ながらすべての委員会がそうですが、民主党等は定例日以外は審議をしないという御方針でいらっしゃるわけであります。そうしますと、やがて六十日を迎えようとしているこの法案についての本日は最後の委員会になってしまうわけであります。  委員長、憲法の中に衆議院から送付されて参議院が六十日以内に議決しないときは否決したものと……

第169回国会 文教科学委員会 第3号(2008/03/27、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  初めに、幼児期の教育についてお伺いをいたします。  三つ子の魂百まで、あるいは鉄は熱いうちに打てと言われますように、小さい時期にしっかりとした教育を受けられるということは大変重要なことだと思います。最近は、家庭における教育力の低下が心配されておりますし、あるいは子供たちの数が少なくなっておりますので、家庭の中においても兄弟の数が減っています。そういたしますと、やはり家庭の中だけではなくて、幼稚園ですとかあるいは保育園等の集団の中で受けられる教育というのが大変大事になってきていると思います。  教育基本法の改正におきましても幼児期の教育につ……

第169回国会 予算委員会 第2号(2008/01/31、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 短い時間ですが、三点伺います。一点は年金制度に対する国民の信頼回復、二点目は子供と家族を応援する日本の社会をどう実現するか、三点目は新型インフルエンザ対策の強化についてです。  初めに、年金制度に対する国民の信頼回復について伺います。  もう世界一の長寿国となった日本ですが、この長寿社会を支える社会保障制度が揺らいで国民が不安を感じているというのは事実でございます。その最たる原因が年金制度についてでございます。この年金記録問題にしっかりと対応して国民の信頼を回復することが大切でございますが、厚生労働大臣に伺います。  先般、ねんきん特別便についての新たな取組というのを発表されま……

第170回国会 厚生労働委員会 第6号(2008/12/02、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。  労働基準法の一部を改正する法律案に関連して質問をさしていただきます。  午前中の委員会の審議でも指摘をされておりましたが、このところ大変厳しい雇用情勢になってきておりまして、内定取消しあるいは雇い止めなど様々な問題が生じてきておるところでございます。アメリカの金融危機に端を発したものでございますし、世界的な景気後退の影響が今後日本においても深刻なものになってくることが大変懸念されるところでございます。  労働基準法は、労働者として企業に採用され、その下で保護をされるということになるわけでありますが、そういう世界に入ってこれない、あるいはそう……

第170回国会 厚生労働委員会 第7号(2008/12/04、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず、大臣に、去る十一月二十八日に出された調査委員会報告書について御見解を伺いたいと思います。  この調査委員会はそもそも、社会保険庁職員の関与について調査をすると、そしてこの結果に基づいて対応策も検討すると言っているんですが、この報告書を見ると、果たして期待したものになっているだろうかというと、私は極めて不十分なものではないかというふうに思うのであります。  そして、その最後にこの方たちが結論として言っているのは、自分たちは十分な調査ができなかった、ヒアリングも本当にごく少数の者しか行われていない、だけれど自分たちの経験則でこういう結論を出した……

第170回国会 厚生労働委員会 第10号(2008/12/18、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  厳しい経済情勢の中で雇用の問題は大変大事でございますので、自由民主党並びに与党においてもこの問題に真摯に取り組むことに異存はございませんので、そういう意味で雇用の問題を多くの国会議員が真剣に議論をするということは大事なことだろうと思います。  しかし、ということで委員長にお伺いしたいのでございますが、この今回の法案については、会期末も近い今週の月曜日に突然出されました。そして、満足な説明すらなされていないのであります。そして、民主党以外はこれについて慎重に審議をすべきだということを求めておられるという新聞報道もございます。そして、法案の数……

第171回国会 厚生労働委員会 第3号(2009/03/24、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  雇用情勢が急激に悪化する中でセーフティーネットの強化が極めて重要な問題となっておりますし、本日審議をいたしております雇用保険法等の一部を改正する法律案もまさにこのためのものでございます。そして、全国のハローワークは、この雇用のセーフティーネットという点ではその重要な担い手になっているかと思います。  そこで、法案の審議に入る前に、お忙しい中、宮澤副大臣においでをいただきましたので、地方分権改革推進委員会の第二次勧告がハローワーク等について取り上げておりますので、この点について少し政府の御見解をお伺いしたいと思う次第でございます。  ハロー……

第171回国会 厚生労働委員会 第9号(2009/04/21、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  この厳しい経済状況、この経済危機を克服するために、政府はさきに経済危機対策をまとめられ、二十七日にも補正予算を提出されるやに報道されておるところでございますが、先般策定されました経済危機克服の道筋を定めたところの対策について少し内容をお伺いしたいと思います。  まず、喫緊の雇用対策についてでございますが、雇用対策につきましては、これまでも雇用調整助成金、これまでになく充実し活用されているところでございますが、政策の中には雇用調整助成金の拡充等ということで盛り込まれております。具体的にどのようなことを考えているかということと、それからそれに……

第171回国会 厚生労働委員会 第10号(2009/04/23、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  まず、提案者に伺います。  本法案によって必要となるすべての経費の所要額を、その積算の根拠も含めて教えていただきたいと思います。
【次の発言】 今、あっせん率五〇%くらいまでに高められるのではないかというお話でしたが、この五〇%というのは望ましいあっせん率ということでお考えになっていらっしゃる率なんでしょうか。
【次の発言】 現在、年金記録の回復を求めて救済を申し立てていらっしゃる方のうち半分ほどはこの今回の法案によっても救われないケースであると。つまり、一応確からしいだけではなくて、社会通念上明らかに不合理なものだというふうにお考えとい……

第171回国会 予算委員会 第2号(2009/01/19、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子でございます。  私は、まず雇用対策についてお伺いをいたします。  年末、いわゆる年越し派遣村について大きく報道されました。全国のハローワークでは、昨年末は例外的に二十九日、三十日も窓口を開け相談に乗るということが行われていたはずですし、あるいは職を失うと同時に住居を失った方たちに対しては、雇用促進住宅への入居等についても相談に乗るということを進めていてくれたはずであります。  しかしながら、必ずしもそういう政策がうまく機能していなかったからあのような報道になったということなんでしょうか。それとも、最近、週刊誌等の取材記事を拝見いたしますと、あの年越し派遣村……

第171回国会 予算委員会 第4号(2009/01/21、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆様には大変お忙しいところ、急なお願いにもかかわらず御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。  今大変大きな問題でございます経済、雇用について、皆様方の御意見を伺う中で議論を深めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  先ほど川本参考人からは、労使で雇用安定・創出に向けた労使共同宣言を出したというお話がございました。私もあらかじめ新聞報道等で承知しておりましたので、この共同宣言を拝見してまいりました。  古賀参考人からは特にこれについてのコメントはなかったように思いますが、こ……

第171回国会 予算委員会 第17号(2009/03/23、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 まず初めに、農水省がやみ専従の疑惑を把握していながらこれを隠したという新聞報道がございましたが、この事のてんまつについて御説明ください。
【次の発言】 今の調査のやり方、極めておかしいと思うのですが、そういうきちっとした勤務状態が確保されていないということを把握したら、それを是正するというのは、なかったことにすればいいということではなくて、もしそれが事実であればきちっとした処分をするということが大事だろうと思うんですが、そこの視点はないんですか。
【次の発言】 その後、新聞には、処分を受けた職員の賞与を幹部が組合の要求に沿って自腹で賞与の穴埋めをしたというような非常に信じられな……



各種会議発言一覧(参議院)

20期(2004/07/11〜)

第161回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2004/11/17、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党の坂本由紀子です。  まず、文部科学省にお伺いしたいのですが、子供をなかなか持てない理由の一つに経済的負担が重いということがあります。これは特に教育費についての経済的な負担が日本ではとりわけ重いものになっています。私学助成等も一部なされているところではありますが、現実には一人の子供が大学を卒業するまでに何千万というお金が掛かる。こういうものについて国として積極的な支援策をお考えなのかどうか、税法上の措置も含めて今後どういうふうに考えていかれるのかというのを教えてください。  次に、国土交通省ですが、ユニバーサルデザインの考え方で町をつくっていくというのは、私は、大変こ……

第161回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2004/11/24、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 坂本由紀子です。  私は、少子高齢社会の調査会は、これまで高齢化対策というのはそれなりに進んできていると思いますし、また各委員会でも、厚生労働委員会を始めとしていろいろ議論が行われてきていると思います。非常に抜けているのが子育て支援といいますか、子供が健やかに育つことについてどう社会が取り組むかということについての対策なり熱意が欠けているんじゃないかと思うんです。  そういう意味で、少子高齢社会は、ほかの委員会でもやっているようなことを重ねてやるのではなくて、本当に必要なんだけれども抜けているというようなことをやはりメーンにしてやる方がいいのではないか。子育ての支援というのは、……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2005/02/09、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 御説明ありがとうございました。  まず、今回のこのプランの中で最後に、先ほど衛藤副大臣の御説明にもありましたが、検討課題ということで、その財源の問題も含めて今後検討しなければいけないという認識を持っていただいているのはこれは大変大事なことだと思います。  現在の少子化対策が十二分に効果を上げれない一つの原因は、私は、この対策を総合的に進めるに必要な財源、財政的な裏付けが十分にないということが一つあると思います。  そういう意味では、今後これを検討するに当たっては、早期に抜本的な財源的な裏付けの在り方というのを検討していただきたい。その際に、一つは税制面、フランスはN分N乗の税制……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2005/02/16、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず、松尾参考人にお伺いしたいのですが、親教育の必要性を御指摘されました。今、出産適齢期と申しましょうか、団塊のジュニアを始めとする若い人たちの親は恐らく、母親は専業主婦で子育てをしたのではないかと思いますので、そういう意味で、母親が間近にいて育った子供が今大きくなっている。その子たちが結婚しない、子供を産まないというようになってきていたり、あるいは親としての意識が欠けるところがあるというような問題があるかと思うんですが、そういう意味で、乳幼児期に必ず母親がそばにいなければ、しっかりとした子供が育たないと必ず言えるんだろうかというところに私はやや……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2005/02/23、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党坂本由紀子です。  樋口先生にお伺いいたします。  育児休業の制度の取得率が必ずしも高くないんですが、その育児休業の対象者全員が育児休業を取れるように、あるいは子育て中の働いている人が原則として超勤をしなくても済むようにということになると、恐らくその労働力が更に必要だということになってくると思います。そうしますと、今の日本の全体としての働き方の枠組みの見直しが必要になってくるんじゃないかと思うんですが、そういう子育て支援を充実させるために無理のない、働くことと子育てが無理なく両立できるようにというためには、育児休業取得、超勤をしないとかいうのが当たり前になれるようにす……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2005/03/02、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党の坂本由紀子です。  無藤参考人にお伺いしたいのですが、子供と親とのきずなをつくる上で、時間的なかかわりと質的なかかわりの深さとの掛け算で私は関係ができるのではないかと思っておるんですが、時間的に、例えば非常にある程度の時間、母親なり父親が子供と一緒にいないとかかわりが薄れてくるというような、そういう時間的な境目のようなものというのがあるのかどうかということと、それからもう一点は全然違う問題で、今、親が割合幼児化しているとか、あるいは家庭教育が非常に、家庭教育力が弱くなっているというふうに一方で言われていますけれども、現に、子供がいて親をやっているとすると、現に親であ……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第5号(2005/04/06、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。二点お伺いいたします。  まず一点は八代参考人にですが、最近は中高年のフリーターの問題も出ていますが、正社員の方がフリーターより早くに結婚できているというような話もございまして、このフリーターは少子化との関係で解決しなくてはいけない課題の一つではないかと思うんですが、その解決策について、参考人のお考えをお聞かせください。  もう一点は篠原参考人です。コンパクトシティー、コミュニティー圏の実現、私は、少子化問題の解決には、保育園の問題だけではなくて、こういうコンパクトシティーをもっと実現するというようなことが大変大事ではないかと思っておるんですが、こう……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第6号(2005/04/20、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。今日はどうもありがとうございます。  それで、一つは、大日先生にお伺いしたいのは、安楽死、尊厳死の問題について先生自身はどうお考えか、お差し支えなければ教えてください。  それと、堀先生にお伺いしたいのは、教育費が掛かるというのが少子化を加速している大きな要因になっていると思いますが、大学教育までほとんどの子供を受けさせようと親は思っておるわけです。私は、今の日本だと、大学生の中にはその大学教育を受けた成果を必ずしも身に付けずに卒業している者が余りに多いのではないかと。フリーターであるとか、その後の社会の中でのありようをなかなか大学を卒業して……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第7号(2005/05/11、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  三人の参考人の方にそれぞれ二点ずつお伺いいたします。  まず一つは、人工妊娠中絶であるとか性感染症が十代の若者に増えているわけですが、これを少なくとも増大を食い止めて減らしていかなくてはいけない。そうした場合に、学校の中での教育の在り方ですとか、あるいはそういう問題についての情報の伝達、あるいは各種の相談の在り方等々について、それぞれの参考人の皆様からこうしたらいいというような御提言がありましたらいただきたいというのが一点です。  それからもう一点は、援助交際を始めとする売買春の問題については、これは私は、やはり大人の社会の改革、規制が必……

第162回国会 少子高齢社会に関する調査会 第8号(2005/05/18、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 少子化対策として一つ大事なのは、子供が健やかに育つ環境整備を早急に進めることだと思います。  第一に障害児教育、これは学校教育だけではないのですが、発達障害の場合には早期発見、早期対応が必要だということに典型的に見られるように、幼児期から子供に対して必要な教育を始めとするサービスがしっかり提供できるような環境を整えるということが大事であろうと思います。  このためには、特に、最近は親の教育力の不足というようなことも言われますので、保育園でありますとか幼稚園、学童保育、学校等々を早急に整えると。学校が義務教育としてすべての国民に開かれているのと同じように、子育てのサービスがすべて……

第163回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2005/10/19、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  一つは、私たち、長寿社会になってきておりますので、年齢に対する考え方を大きく転換する時期に来ているのではないかという思いがしております。  一つは、高齢者について言えば、基本的には年齢差別禁止法のような形で高齢期にだれもが社会で働いてもらえるようなことをもっと積極的に推進すべきではないかという考え方が最近は示されておりますが、これについて厚生労働省としてどうお考えになるかというのが一点です。  それからもう一点、高齢者について、生涯学習をしていただくとかいうようなことも大事かとは思いますが、むしろそういうのはもう勝手にやっていただいて、む……

第163回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2005/10/26、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。本日は三人の参考人の方、大変ありがとうございます。  私も団塊の世代で、団塊の世代の行動パターンについて大変貴重な御意見いただきまして、それで、世代を考えた際には、団塊のジュニアというのがこれからどのような、社会の中で行動していくか、どういうことを社会に及ぼしていくかということは大変大きな問題だろうと思いますが、この点について、三人の参考人の方、団塊ジュニアについてどのようなものとしてとらえ、どのような課題があるとお考えか、教えていただけると有り難いと思います。

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2006/02/08、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  副大臣、おいでくださっていますので、様々な政策が講じられているにもかかわらず、なかなか出生数の低下に歯止めが掛からないというのが現実ありますが、この点についてそれぞれの所管行政の中で何が最大の課題だという御認識かということと、その解決に対しての副大臣の御決意をそれぞれお伺いしたいというのが一点です。  それから、もうあと三点あって、済みません。  一つは、働き方の見直し。週六十時間働く人が非常に多いとか、あるいは再就職が円滑にできないとか課題がありますが、そういう働き方の見直しについての企業側の課題解決というのが欠かせないと思うんですが、これにつ……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2006/02/15、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  私は、三人の先生方に、この少子化問題と企業の貢献の在り方について御意見を伺いたいと思います。  少子化が進む中で、男性を含めた働き方の見直しということが重要だというのはあらゆるところで言われておりますし、今日も御指摘があったかと思います。  ただ、個別の企業で見た場合には、より生産性を上げるとかいうようなことからすると、必ずしも長期にわたっての育児休業であるとか、あるいは働き盛りの男性職員に残業ゼロにするというようなことでは、そういう方向にはなかなか働いていかないわけであります。  これをいつまでも放置しておいていいかというと、やはりある程度効果……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第3号(2006/02/22、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 本日はどうもありがとうございます。  まず、北城会長にお伺いしたいのですが、先ほど企業トップの理解が大変大事だということをおっしゃっていただきました。働き方の見直しですとか育児休業の取得には企業トップの方の理解が不可欠だと思いますが、現実には、中小企業の経営者の方を含め、必ずしもこの点について十分御理解いただけてないという部分もあるかと思いますが、経営者団体としてこの点、実効ある方策としてどのようなことがあるかというようなことでお考えをお聞かせいただけると有り難いと思います。  もう一点、逢見副事務局長にお伺いしたいのですが、子育てと仕事を両立するためにはともに職場で働いている……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第4号(2006/03/01、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  今日は、三人の参考人の皆様、大変ありがとうございました。  まず、柿本参考人にお伺いしたいのですが、県庁の中に設けたシングルクラブ、これは成果のほどはいかがなものだったのでしょうか。  私も今の少子化というのは晩婚化、非婚化がかなり影響していると思いますので、出会いの場をつくるということはやはり大きな意味を持つと思っておるんですが、その成果のほどをはっきり測ることは難しいと思うのですが、どういうふうな、結果としてどのような効果があったとお考えなのかというのを一点。  それからもう一点は、県でこの「新米パパの子育て読本」ですとか、子離れ、親離れ等々……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第5号(2006/04/05、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  まず、鴨下先生にお伺いしたいのですが、不妊治療に対する保険適用の問題につきまして、様々な論があるかと思いますが、先生のお考えを教えていただきたいというのが一点です。それと、加えて、不妊治療によって生まれた子供さんに生命力等の点において何かリスクが大きいとか、そういうような問題があるのかどうかということも併せて教えていただきたいと思います。  それと、堀口参考人には、性の早熟化を抑止するためにも性教育が必要ではないかと私は思っております。先ほど、少しその点に関連して出版物等についても非常に問題があるというお話が出ましたが、子供たちの性の早熟化以外に……

第164回国会 少子高齢社会に関する調査会 第6号(2006/04/12、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  品川参考人にお伺いいたします。  私も、家庭を大事にするというメッセージを国民に出すためにもN分N乗というその税制は非常に意味が大きいと考えております。ただ、そのN分N乗にするときに幾つかの課題があるかと思います。一つは、家庭単位でありますので、すべての人が確定申告をしなくてはならないというような、そういう徴税面での手間暇が掛かるのではないかと思うんですが、多くのサラリーマンが源泉徴収で税を払っている現状から考えて、この点についての有効な打開策としてどんなお考えがあるかというのが一点です。  それから、二点目といたしまして、このN分N乗には低所得……

第165回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2006/10/25、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  二点質問があります。  一点は、武見副大臣にですが、少子化対策の中で、私は、最近は脚光を浴びてないんですが、やはり予算の増だとか対策を強化しなくてはいけないと思うのは、児童養護施設等、本当に保護を必要とする子供たちに対してしっかりとしたサポートをすることではないかと思うのであります。里親や養子縁組制度の充実等も含めて、この点について今後各段の力強いお取組をしていただきたいということでお考えを伺いたいというのが一点です。  それからもう一点は、文部科学副大臣にお伺いしたいのですが、子育て家庭の経済的な負担は教育費の問題が大きいと思います。  教育費……

第165回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2006/11/08、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は、三人の参考人の皆様、貴重な意見をありがとうございました。  まず、大澤参考人に伺います。  先ほど御説明いただきました働き方の希望と現実の中で、これは父親も大分その理想と現実が違っておりまして、この父親の現実が希望に近づくことがワーク・ライフ・バランスの実現のためには不可欠だと思うのですが、これがかなり違っているところの原因と、それから、その解決のために必要と考えられるその対策としてどのようなものがあるかということを伺います。  それから、諏訪参考人にお伺いいたします。  キャリア形成の重要性は御指摘のとおりだと思います。少子高齢……

第166回国会 少子高齢社会に関する調査会 第1号(2007/02/07、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  今日は三人の参考人の皆様に本当に貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。感謝申し上げます。  日野原先生には、私たち日本人にとって理想の生き方をしていらっしゃるように思いまして、だれもが日野原先生のように本当に長寿で常に新しいことに向かって生き続けられたらいいなと思います。本当にそういう人生ができる秘訣といいましょうか、今日のお話の中にもいろいろございましたが、心掛けておくといいというような御示唆をいただけると有り難いと思います。  それから、三和参考人にお伺いしたいんですが、このNPOを立ち上げるときに、具体的に最初に声を掛けら……

第166回国会 少子高齢社会に関する調査会 第2号(2007/02/14、20期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子です。  今日は三人の参考人の皆様、大変ありがとうございました。  本日のテーマは高齢期の生活保障基盤ということで先生方のお話を伺ったわけですが、それぞれ御指摘の点は誠にそのとおりで、私も同感するところが大変多うございました。  そういう中で、高齢者と家族の在り方を考えたとき、高橋参考人から御指摘がありましたように、子供と同居する割合が減り、また、独り暮らしの高齢者が増えているという事実がございます。そういう事実は事実として政策的な対応が必要だということはもとより私も賛成するものでありますが、一方で、これからの日本社会において家族の意義、それは三世代同居等……


21期(2007/07/29〜)

第168回国会 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第3号(2007/11/21、21期、自由民主党)

○坂本由紀子君 自由民主党、坂本由紀子でございます。  地域のコミュニティーの再生は、私たち日本が少子高齢化が進む中で、きずなを強め様々な問題を克服して、あらゆる人たちが支え合って生きていく上で大変大きな基盤になるものだというふうに思います。  先般、中川副大臣から御説明をいただきました中に、地域コミュニティーの再生のために、平成十七年度以降、特定非営利活動法人などの市民活動団体と地域の多様な主体との協働事業について様々支援を行っていらっしゃるという御説明がございました。これは大変大事なことだと思いますが、これについての評価をどのように受け取っておられるか、また今後、こういうものについて更にお……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

坂本由紀子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。