このページでは今野東参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○今野東君 民主党の今野東でございます。 この間、大臣の所信を伺いまして、私は、鳩山大臣が昨年九百五十四人もあった難民申請者について、昨年とりわけ多かったんですけれども、その大臣の所信の中で何らかの言及があるだろうと期待をしておりました。しかし、大臣は、入管行政については不法滞在者を厳しく取り締まるんだという決意は述べていらっしゃいますが、日本に自由を求めてやってくる難民の方々をどのように救うのかということについては一言も触れておられませんでした。私は大変残念に思いました。 今、答弁の中で人の命を大切にするということを大臣はおっしゃっておられました。人の命を大切にする、恐らく人権というもの……
○今野東君 おはようございます。民主党の今野東でございます。 私たちはこの委員会で、この間、東京拘置所に行きまして刑場を視察をさせていただきました。そこで法務省は七日に刑を執行されたと。そして、その執行された方の氏名、犯罪事実、執行場所について、従来の方針を変更して公表いたしました。あの刑場を見たばかりの私にとっては心に波立つものがあったわけでありますが。 で、この従来の方針を変更して、氏名、犯罪事実、執行場所について説明をするペーパーが、このようなものがそれぞれの、衆参の法務委員会に所属しているそのメンバーの部屋に渡されたようなんですけれども、これはどこから出たものなんでしょうか。これは……
○今野東君 民主党の今野東でございます。 今日は裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の審議をさせていただくわけですけれども、私たちもほぼこれでいいのではないかと考えてはおりますが、周辺の事情を二、三お伺いしたいと思います。 この定員法の中に入るわけですが、裁判官を採用する場合ですけれども、これは司法修習生の中から、別の口もありますけれども、一般的には司法修習生の中から採用するのだと思いますが、聞くところによりますと、司法修習をしている中で、修了が近くなってくると、教官に、君、君、裁判官にならないと声を掛けられた、検事になる人も同じような傾向があるそうですが、そうやって声を掛けられた人が裁……
○今野東君 民主党の今野東でございます。 提案、去年の十月に提出されておりました刑事訴訟法の一部を改正する法律案、いわゆる取調べ可視化法についてようやく質疑をさせていただけることになりましたことを喜びながら質問をさせていただきます。 さて、我が国の刑事司法については国連人権機関から度々勧告を受けております。特に二〇〇七年の国連拷問委員会からは、未決拘禁に対する効果的な司法的統制の欠如が指摘されておりまして、刑事裁判における自白に基づいた有罪の数の多さに深刻な懸念を持たれております。 なるほど、警察拘禁中の被拘禁者に対する適切な取調べの実施を裏付ける手段がありません。また、取調べ持続時間に……
○今野東君 民主党の今野東でございます。
今日は少年法の改正案について質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、近ごろ永田町あるいは霞が関で話題になっております、官僚の方々が深夜お帰りになるときにタクシーをお使いになって、その中で缶ビール等の接待を受けているということで、各省庁にまたがってその実態が明らかになってきております。
これは官僚の方がタクシーの中で缶ビールなんかを出された新しいカンカン接待だというふうに思いますけれども、これは法務省では、各省庁調査をしたようですけれども、法務省ではどうだったんでしょうか、大臣。
【次の発言】 今のところそういう接待は受けている人はゼロだとい……
○今野東君 民主党の今野東でございます。
今年度もこの沖縄関係の経費、今大臣から説明をいただきましたように、多額の財政支出が予定されているわけであります。沖縄が復帰してから、沖縄振興開発計画を策定して、長期間の間、多額の財政支出を投入してまいりました。これまでで七兆円を超えているわけでありますけれども、国としては、こうした多額の財政支出について当然どのような効果があったのかという評価をしておくべきだと思いますけれども、どのような形でどういう評価が行われているんでしょうか。大臣に伺います。
【次の発言】 私は、そういう社会資本整備というよりも、むしろ県民の生活の向上というところに視点を置いてお……
○今野東君 民主党の参議院議員今野東でございます。 ブレナー博士には、世界中を飛び回っていらっしゃる大変お忙しい中でこの時間を割いていただきましておいでいただきまして、本当にありがとうございます。 私たちはこの沖縄科学技術大学院大学について準備を重ねているわけでありますが、そういう中で大変御苦労をしていらっしゃることに、議員の一人として敬意を表します。 さて、私は、今日ブレナー博士にお話を伺うについて、一番最初に、なぜこんな大変なお仕事をお引き受けになったのかという理由をお尋ねしようと思いました。しかし、そのことは既にお話をしてくださいましたが、まず一つは、科学的イノベーションを生かして……
○今野東君 民主党の今野東でございます。 この大学院大学構想ですけれども、私は当初から大変疑問を持っておりまして、この法案については賛成をしなければならないのかなとは思っておりますが、疑問の点もたくさんあります。 まず、大臣も今お話しでいらっしゃいましたが、地元の方々が大変熱心だったと言いますが、その熱心な地元の方々というのを見ていると、県庁の方、それから内閣府が呼びかけた推進委員の方々、この方々だけです、熱心というのは。私、実際に沖縄に行って一般県民の方々に聞いてみると、来てもらうのは、別に我々が負担するわけじゃないから来てもらってもいいけれどもというのが普通でした。 もう一度ここで、……
○今野東君 何点か質問をさせていただきますが、まず、森法務大臣とはこういう形では初めてですので、基本的なところからお伺いしたいと思いますが、憲法についてであります。 憲法第三章は、国民の権利及び義務について書かれています。この中で基本的な人権とか、あるいは法の下に平等であるとか、あるいは健康で文化的な最低限度の生活を営む権利とかいうのは、この書き出しがすべて国民はという書き出しになっているんですね。 十一条、国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。十三条、すべて国民は、個人として尊重される。そして、幸福追求の権利があるわけですが、十四条は、すべて国民は、法の下に平等であって、二十五……
○今野東君 おはようございます。民主党の今野東でございます。 それでは、早速質問に入りたいと思いますが、初めは大臣との議論を少しさせていただきたいと思っているんですが、今回のこの出入国管理に関する特例法の一部の改正案ですけれども、先日伺いました趣旨説明によりますと、在留外国人の方が多くなってきていて在留状況の適切な把握が困難になっているから在留管理に必要な情報を一本化していくんだということでありました。確かに、これまでの外国人の入国・在留状況は、入管法に基づく入国・在留審査と、それから外国人登録法に基づく外国人登録制度という二本立てでありました。私は、この外国人の在留管理が二元的に処理されて……
○今野東君 おはようございます。民主党の今野東でございます。 今日は大臣の所信に対する質疑ということでございまして、先日、大臣の所信を伺いました。この中にはしっかりと取調べの可視化についても大臣の決意が書かれてありまして、取調べの可視化の成立については大臣の中にも変わらぬ情熱がめらめらと、めらめらとかどうか分かりませんけれども、燃え続けていることを知り、ほっとしたところでありますし、できるだけ早い時期に取調べの可視化成立に向けてやっていかなければならないという思いを強く改めてしたところでございます。 また、適正な入国管理というところについては、近年急増している難民認定申請について、一層の処……
○今野東君 ありがとうございます。民主党の今野東でございます。 参考人の皆様、大変貴重な意見をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。二、三質問をさせていただきます。 私は、子供のころ、よく親に悪いことをしたって絶対捕まるんだからというふうに言われて育ちました。平成二十一年の犯罪白書を見ますと、かつて刑法犯全体で検挙率は七〇%前後で推移していたと。そういうところから、市民の感覚としては悪いことをしたって捕まると、親も子供に対してそういう言い方ができていたのではないかと思いますけれども、しかし、平成十三年には刑法犯全体で三八・八%、一般刑法犯では一九・八%と低下いたしました。これ、若……
○今野東君 おはようございます。民主党の今野東でございます。 今日は国際受刑者移送法の一部を改正する法律案についての質疑でありますが、今回のこの移送法の改正は、従来の欧州議会との条約締約国との間で行われてきた外国にいる日本人受刑者あるいは日本にいる外国人受刑者を本国のそれぞれの刑務所に入ることが適切な場合に受刑者の移送ができるというものを、個別の条約でタイとの間でも行えるようにするという趣旨だと思いますけれども、これはこれでいいと思うんですが、日本と中国の間であります。 日中の受刑者移送に関しては、四年前には中国の司法部長と当時の法務大臣が会談をして、協議をしていこうということで合意をして……
○今野東君 今野東でございます。 まず、経済産業省にお聞きしたいんですが、ちょっと重複してしまうかもしれませんけれども、経済界とそれから経済官庁の温暖化防止への理解というのがどうも進んでいないのではないか。企業に、先ほどもちょっとお話出ましたけれども、排出上限を設定するキャップ・アンド・トレード型の排出量取引、あるいは排出削減量の国別目標にも反対で、日本は自らの排出削減目標を語れないでいるということがよく言われます。温暖化防止については日本は今や抵抗勢力ではないかということまで言われておりまして、先ほどのお話の中にも、何だかこれはもうしようがないんですよというようなお話だったように思うんです……
○今野東君 今野でございます。 私、林さんにお尋ねしたいんですが、私も宮城県の塩釜の出身でして、石巻と環境が非常に似ていて、石巻も度々行くんですが、あの駅前の商店街は三分の一がシャッター通りと言われております、シャッターが下がっていると言われていて。 少し皆さんの観点と違うんですが、こういう地球温暖化によって魚の取れる時期が違う、種類が変わってしまった、あるいは取れたものが取れなくなってしまったということはよく分かったんですが、地域経済に与える影響ということについて、これ突然のことですからどれだけお話しいただけるかと思いながら、お答えいただける範囲内でお答えいただきたいと思いますが。 そ……
○今野東君 今野でございます。 今日は、お忙しいところおいでいただきまして、大変熱心にこのCO2の削減に取り組んでおられる各企業のお話を伺わせていただきまして、その御苦労を高く評価させていただきたいと思います。 今日おいでいただいた企業の方々は、口幅ったいですが、CO2の削減ということについては大変優秀な企業でいらっしゃるということを認識しておりますが、日本の特に自動車産業がこのCO2の削減ということについては優位に立っているというふうに思いますが、これはやはりかつて二度の石油危機を見事な技術革新で乗り切ってこられたことが大きな要因だと思いますが、ただ、お話を伺っていて、JFEスチールの関……
○今野東君 今野でございます。ありがとうございます。 今日、四人の参考人の方々のそれぞれ企業の環境対策、お話を伺わせていただいて、大変前向きに取り組んでおられる姿勢を評価したいと思います。しかし、経済界全体でいえば必ずしも足並みがそろっているとは言えなくて、経団連でいいますと、従来、二酸化炭素、CO2など温室効果ガスの排出量が多い鉄鋼とかあるいは電力などの業界に配慮して、この取引について公平な排出枠の割当ては困難などと言って反対をしてまいりました。そこのところが日本は非常に後ろ向きだというふうにとらえられがちだったと思うんですけれども。 しかし、おとといですか、経団連の御手洗会長は記者会見……
○今野東君 地球温暖化対策でそれぞれが大変先進的な取組をなさっている自治体のお話を伺ったわけですが、その自治体のそれぞれの、今日おいでいただいた自治体の方々だけではなくて、多くの自治体がある意味苦悩を伴いながらこの温暖化対策はなさっているのではないかと思います。様々な苦心をなさっていらっしゃるんじゃないかと思いますが、自治体の方々はそうやって一生懸命努力をしていらっしゃる。そういう自治体と政府の落差というのが大変気になっております。 この調査室からもらった資料の中に入っていた朝日新聞の自治体調査ですけれども、九割以上の自治体が省エネあるいはライフスタイルの転換など、住民への啓発を挙げておりま……
○今野東君 ありがとうございます。今野東でございます。 今日は大変貴重なお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。私たちは、回を重ねてこの日本の発信力ということについて調査をし、勉強させていただいているわけですが、そこを考えるときに、日本を取り巻く言語環境というのを一つ置いておかなければならないと思います。 我が国の言語環境というのは大変特殊であると思っておりまして、日本という国の領土、それから言語、そして様々に共有する日本人同士の文化というものが全く同じ枠の中にはまっております。そこにいる人たちがみんな日本語を使う、こういう言語環境というのは世界の中でも大変珍しいのではないか……
○今野東君 今野東でございます。 外務省の山本さんにお伺いします。 この資料を基に二、三お伺いしたいと思いますが、世界に対する影響という点ですけれども、肯定的という国はドイツと日本が並んで五六%となっている。これは大変いいことだろうと思うんですけれども、こういう肯定的な評価を受けてきた理由あるいは根拠についてどういう分析をされていらっしゃるのか。例えば、日本もドイツも第二次世界大戦を引き起こした大きな責任がありますけれども、そのことへの反省あるいは平和の発信などによる影響はどのようにお考えか、その辺りのところを特に中心に伺いたいと思います。 それから、もう一点は日本に対する評価があります……
○今野東君 それは、基になる意見はある程度出たという前提で、それを整理するメンバーの中に希望すれば入ってやったらいいということでしょうか。
【次の発言】 そうですか。
○今野東君 今野でございます。 この調査会での議論を通して、特に発信力について意見を発信したいと思います。 日本の発信力を強めるということはどういうことでしょうか。資料では、「日本の真の姿・魅力や日本人の考え方などを諸外国に伝える」というふうにあります。これは間違いとは言えませんが、そこになければならない哲学が欠けているのではないかと思います。 憲法の前文には、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と、国際的な役割について明快な位置付けをしています。つまり、平和、自由、抑圧の除去、人権擁護の……
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