このページでは水落敏栄参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○委員長(水落敏栄君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。
去る七月三十日の本会議におきまして、再度、文教科学委員長に選任されました水落敏栄でございます。
理事及び委員の皆様方の御支援、御協力を賜りまして、引き続き公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。現在、理事が一名欠員となっておりますので、その選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一……
○委員長(水落敏栄君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、藤谷光信君及び横峯良郎君が委員を辞任され、その補欠として轟木利治君及び石井一君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文化庁次長吉田大輔君外二名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○水落敏栄君 前委員長として一言ごあいさつを申し上げます。 昨年十月に委員長に選任されて以来、委員長の職責を大過なく全うすることができましたのは、ひとえに委員各位の御指導、御協力のたまものであると深く感謝申し上げる次第でございます。 なお、今後は理事として、二之湯委員長の下で引き続き本委員会の運営に力を尽くしてまいりたいと存じますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 一昨日もごあいさつをさせていただきましたけれども、一年間、本委員会の委員長を務めさせていただきました。おかげさまで、委員各位の御協力をいただき、公正中立に委員会を運営をさせていただきました。そして、先生方のすばらしい質問をお聞きして、常々感心をいたしておりました。一年間ということでございますから、一年ぶりの質問でございまして、何とぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 さて、私事を申し上げて恐縮ですけれども、私は二歳半のときに父親を戦争で亡くしています。縁あって戦後処理の問題や戦没者の御遺族の援護にかかわる団体に長年勤務をいたしました。そ……
○水落敏栄君 自民党の水落敏栄でございます。 かつてアフリカを訪問する機会がございまして、南アと、それからアンゴラ、ナミビア、タンザニア、マダガスカルの五か国でございましたけれども、そこに参りました。各国でお聞きしたことなんですけれども、日本の、我が国のODAは本当に有り難いと、しかしながら、もう少し援助を拡大して拡充してもらえないかと、そうした国々が口々に言っておりました。 他方、さっきも中国の話が出ましたけれども、中国の進出はすさまじいわけでございまして、例えば、大統領府や首相公邸など、中国が無償で造ってその国に提供しているんですね。これは、その国の鉱物資源等の採掘権を得たいばっかりに……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 この度の国難というべき災害で、具体的に申し上げれば、七月十四日現在までに一万五千六百四十二人もの方々がお亡くなりになって、五千一人の方々が行方不明、避難者は九万一千五百五十二人に上り、いまだ不自由な避難所生活を余儀なくされております。まさに国難であります。 そうした中で、この度の震災で孤児になった子供さんや児童生徒のことを大変心配しております。さきの大戦では三百十万人の方々が亡くなりました。私も父を戦争で失って母子家庭となって、暮らしは壮絶を極めました。さきの大戦では二万八千人の戦争孤児が生じました。そして、阪神・淡路大震災では六十八人の震……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 この度、政府から提出されている展覧会における美術品損害の補償に関する法律案について、まず質問いたします。 大臣の提案理由説明でもお話がありましたように、国民が優れた芸術作品を鑑賞し、文化芸術に親しむことは、国民の日々の生活に潤いを与えるだけではなくて、子供たちの感性や創造性を育み、我が国の将来を担う人材の育成、経済社会の創造的発展にもつながります。また、優れた芸術作品を多く展示する質の高い展覧会を開催することは、その開催地の観光の振興や地域経済の活性化にも効果があると思われます。そのために政府は美術品政府補償制度を創設すべく本法案を提出され……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。よろしくお願いいたします。 まず初めに、私も、去る三月十一日に発生した巨大地震、巨大津波によって亡くなられた方々、被災された多くの皆様に心から御冥福をお祈りし、またお見舞いを申し上げたいと思います。 そして、家族を失い、家を失った十四万人余の人々が震災一か月を経た現在も、お互いが励まし合い、助け合って不自由な避難生活を余儀なくされております。災害から免れた私たちができるものは何か。国難とも言うべき大災害であります。日本人の英知を結集して、国を挙げて復旧復興、全力を尽くさなければならない、こう強く思うものであります。 質問に移ります。 まず……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 この度の東日本大震災、我が国の経済社会あるいは国民生活に大きな影響を、しかも長期にわたって及ぼすことが予測されるわけであります。そして、この国難ともいうべき大災害から復興を遂げる重要な決め手が科学技術にあることは間違いない、こう思います。 我が国の科学技術を推進していく上で最も重要な支援制度が科学研究費補助金であります。現在審議されている日本学術振興会法の一部を改正する法律案は、複数年にわたって効率的に科学研究を進める仕組みの導入を目的とするものであることは、我が党としても承知しているところであります。 そこで、伺いますけれども、本法案を……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。よろしくお願いいたします。 私は、子ども・子育て三法案に関連をいたしまして、主に幼児教育の質の向上について質問をさせていただきます。 自公政権下で平成十八年に約六十年ぶりに改正された教育基本法では、第一条に、教育の目的として、人格の完成や国家、社会の形成者として心身共に健康な国民の育成を規定をいたしております。そして、この教育の目的を実現するために、第二条に、幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度や、個人の価値を尊重してその能力を伸ばすこと、生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度、伝統と文化を尊重し、それを育んできた我が国……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本委員会の審議も相当深まってきたと思いますけれども、本日は主に教育の観点から、新制度を含む子ども・子育て政策について質問をしたいと思います。 まず、前回の質疑の際に政府側から明確な答弁がなかった事項について改めて質問をいたします。 前回、幼児教育に対する株式会社の参入を取りやめた理由について、自民党の提案者である馳衆議院議員より、教育基本法第六条で公の性質を有すると言う以上は、やはり安定性、継続性といったものの観点から株式会社は参入させるべきではない、幼保連携型の認定こども園を拡充していくという案で三党で合……
○水落敏栄君 ODA調査第一班について御報告をいたします。 第一班は、本年一月二十八日から二月六日までの十日間、南部アフリカのモザンビーク共和国、南アフリカ共和国及びザンビア共和国を訪問しました。派遣議員は、団長の友近聡朗議員、吉川沙織議員、そして私、水落敏栄の三名でございます。 以下、調査の概要及び調査を通じまして得た所見について報告をさせていただきます。なお、東日本大震災に際し、各国からお見舞いの言葉をいただきましたことに対し、政府要人等との会談において感謝の意を表明してまいりました。 まず、モザンビーク共和国から申し上げます。 首都マプト市では、東洋の星小学校、モザンビーク道路公……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 今日は、平成二十四年度予算の委嘱審査でございますから、私は主に科学技術関連の質問をさせていただきたい、このように思います。 二年前ですけれども、二〇一〇年ですが、根岸英一パデュー大学の特待教授、そして鈴木章北海道大学名誉教授のお二人がノーベル化学賞を受賞されて、我が国の研究水準の高さを世界に示すとともに、お二人の受賞は国民にとりまして誇りと励みになったと私は思っています。 また、大臣は所信の中で、科学技術イノベーションの振興を国家戦略として強力に推進していくんだと、こう述べておられます。つきましては、大臣、文部科学省として科学技術の振興に……
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 注目されている大切な大切な法案でありますので、これから早速質問に、いろんなことを申し上げたいので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、写り込み規定のガイドラインについて、文部科学省にお伺いをいたします。 今回の改正案では、いわゆる写り込み、これは付随対象著作物としての利用等にかかわる規定が整備されております。これについては、一つ、写真撮影、録音、録画の場合に限り、二つ目は、対象物から分離困難な付随物や音を、三、軽微な構成部分として複製、翻案し、その後利用することができる、四、ただし、著作者の……
○理事(水落敏栄君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員長が欠員となっておりますので、私が委員長の職務を行います。
国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○水落敏栄君 自由民主党の水落敏栄でございます。 岸田大臣、そして今日はJICAの堂道副理事長さんにもおいでをいただきました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 最初の質問でございますけれども、まず、JICA地球ひろば敷地内の慰霊碑の取扱いについてお伺いをしたいと思います。 まず、慰霊碑の現在の管理状況について確認をしたいと思いますけれども、本委員会は昨年の二月に、広尾のJICA地球ひろばを視察をいたしました。そして、敷地内の慰霊碑に献花もいたしました。青年海外協力隊発祥の地に設けられたこの慰霊碑は、多くの方々の思いの詰まったものであり、私も視察に際し、地球ひろばが閉鎖された後の管理や国……
○水落敏栄君 どうしてもじゃないけれども。 確認の意味でちょっと吉村先生にお聞きしたいと思いますけれども、昨日でありますけれども、藤原委員長と一緒にODAの視察で名古屋の中部JICAに参りました。そこで、中部経済界の代表の方々とお会いして懇談したんでありますけれども、本日、本調査会で勉強している水の問題、特に水ビジネス事業を中部経済界が産学官一体となってこれから展開していくんだと、こういうお話でした。 すばらしいと思ったんですが、まず最初の事業として、スリランカに上水道を造るんだと、こういうことでしたけれども、ところが、ただいまお話を承って、こんなに自治体や企業が海外におけるビジネスをやっ……
○水落敏栄君 ありがとうございます。自由民主党の水落でございます。 両先生、ありがとうございました。 星先生にお聞きしたいと思います。 冒頭、お答えにくいことを承知の上で質問させていただきますが、原発の放射能汚染で強制的に退避させられた浪江、双葉、大熊あるいは楢葉、富岡、こういうところに住んでおられた方々、いつふるさとに帰れるのか自宅に帰れるのか、先の見えない不安な気持ちで毎日過ごしているわけでありますけれども。先生の御説明では、それらの地域は少ないところで六十万から多いところで三百万ベクレルという数値で汚染されているということですけれども、どのくらいの期間が経過すればこうした値が少なく……
○水落敏栄君 自由民主党の水落です。藤末先生が大変高尚な今お話をしまして、私はごく簡単に申し上げたいと思っているんですが。 バンコクはちょくちょく洪水があるんですけれども、こんな大洪水は初めてで、大変な被害が出ていますが、水没したホンダの車がようやく見えてきたというふうなことで、大変な被害なんですが、そうした中で、資料によりますと、水田が一四%近くも被害が受けていると、タイの水田の全体の一四%。したがって、その輸出価格も、米の輸出価格は一トン当たり資料によりますと六百二十五ドルにアップだと。 そうなりますと、島尻先生いらっしゃいますけれども、タイの米で造っているのがあの沖縄の泡盛なんですね……
○水落敏栄君 今日は先生方、ありがとうございました。貴重な御意見いただきまして、参考になりました。 実は素朴な疑問がありまして、実はつい二週間ちょっと前に、ODAの調査で、今はいなくなりましたが、友近議員、団長に、アフリカのモザンビークという国を訪ねてまいりました。そして、ザンビアと南アフリカと三国行ったんですが、実はそのザンビアの首都ルサカ市というのがありまして、百八十万人ぐらいの都市なんですね。そこの市街の未計画居住地、言い換えればスラム街ですけれども、そこの住環境改善策として、ODAがJICAを窓口として共同水栓五十五か所造ったんです。 ちなみに、その居住区七万二千人が住んでいるんで……
○水落敏栄君 ありがとうございます。先生方、今日は本当に勉強になりました。 自由民主党の水落敏栄でございます。 青山先生のお話の中で、中国の六四%の都市の水が重度の汚染をされている、あるいは三分の二の都市が水が欠けている、欠水しているというふうなお話も承りました。そうした中で、中国の六百六十の都市が水ビジネスの対象になると。しかしながら、それらの自治体は財政が非常に低下しているんだと。そうした自治体を相手にしてのビジネスを展開しなければならないので非常に苦労があるだろうと思います。一方、中国には価格法というのがあって水の値段が抑えられているということも教わりました。 そうしたことから考え……
○水落敏栄君 自由民主党の水落と申します。 今日は三人の先生方、貴重なお話ありがとうございました。 実は昨年の二月に、ODAの派遣でアフリカのザンビアに参りました。首都ルサカ市の未計画居住区、スラム街ですけれども、この居住区の環境あるいは衛生改善のために安定した水量、水質を提供する、こうした目的で我が国が行った給水事業のプロジェクト、これを視察したわけです。 ちょっとそれますけれども、これ、二〇〇四年に始まって二年間掛かったんですが、当時三万三千人が住んでいた居住区で、水は、簡易な井戸を掘って、浅い井戸を掘って、そして水が湧いてくる、それをろ過をしないでもう澄んだ上澄みだけを飲んだりして……
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