このページでは亀井亜紀子参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○亀井亜紀子君 参議院憲法審査会規程案について、国民新党を代表し、賛成の立場から討論いたします。 国民新党は、日本の伝統、文化に誇りを持ち、独立国家として自主憲法を制定することを公約としています。もちろん、現行憲法が果たしてきた役割、すなわち、日本に民主主義を根付かせ、再び戦争に巻き込まれることなく、経済発展を遂げる土台をつくったことは疑う余地がありません。戦争に突入した反省に基づき、政府の権限を制限して個人の権利を拡大した憲法の下で国民は自由主義を謳歌してきました。 けれども、東日本大震災、原発事故という国難に見舞われた今、公と私の折り合いをどう付けるべきかが改めて問われています。非常事……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 政府四演説について、みどりの風を代表し質問いたします。 我々は何のために国会議員を志したのかと総理は演説で問いかけました。私は二〇〇七年夏の安倍内閣のときに初当選したのですが、当時最も熱く訴えたことは、米国主導の新自由主義、いわゆる市場原理主義からの脱却でした。この思想は規制改革を伴うことが特徴です。小泉・竹中路線の構造改革は、総合規制改革会議や規制改革・民間開放推進会議を設置して進められました。安倍内閣においても、聖域なき規制改革を進めるため、規制改革会議が発足しました。経済財政諮問会議も復活し、産業競争力会議のメンバーには竹中平蔵氏……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。 COP10の開催中でありますから、まずCOP10に関する質問から始めさせていただきます。 昨年の事業仕分におきまして、私はたまたま環境省の事業の一部を担当いたしました。そのときに初めてCOP10が開催されるということを意識いたしましたし、随分関連の予算がございました。 その中で、事業仕分の対象となったもので、国際SATOYAMAイニシアティブ構想、これを推進するための国連大学への拠出金についての議論がございました。環境省そのものの予算が小さいので、その中でCOP10を開催しなければいけないということで、私たちもほとんど環境省の事業につい……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。 質問に先立ちまして、まず、COP10におきまして名古屋議定書の採択にまでこぎ着けたこと、それまでに至る松本大臣始め関係者の皆様の御努力に対しまして敬意を表したいと思います。 では初めに、COP10で表明された日本の支援約千六百三十億円、今後三年間で二十億ドルの支出ということでございますけれども、この点について質問させていただきます。 前回の委員会のときに、私は、元々環境省の方で予算を計上しておられた五年間で五十億円の生物多様性日本基金について質問をいたしました。そしてそのときに、昨年の事業仕分のときにどうしてもこの五十億円だけは確保した……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。この拉致問題に関する特別委員会におきまして私は初質問になりますが、よろしくお願いいたします。 今後の対北朝鮮外交について、主に外務大臣にお尋ねをいたします。 まず、先日、権力の継承が行われました。金正恩氏が登場いたしましたけれども、彼はまだ若いので後見役として二人の人物が注目をされております。一人は金正日氏の妹、金敬姫氏。もう一人はこの金敬姫氏の夫、国防委員会副委員長の張成沢氏です。この張成沢氏は経済開放政策論者と言われております。 今後、権力の継承とともに、北朝鮮が中国と歩調を合わせて、中国が改革・開放路線を取ったように、一党独裁の体制……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。 まず、今回の東北地方太平洋沖地震において犠牲となられた方々に心より哀悼の意を表したいと思います。また、被災された方々にお見舞いを、そして、日々復興支援のために御尽力されている政府の皆様また関係者の皆様に敬意を表したいと思います。 今回の震災は、いわゆる地震・津波とそれから原発事故という二重の被災でございまして、連日各党と政府の合同の震災会議というのをやっておりますけれども、初期の段階で震災対応と原発対応、その指揮命令系統を分けるようにという要望を各党で出しまして、ようやくその整理がされてきたところだと思います。 今回、私は原発のことを取……
○亀井亜紀子君 今日は、先ほどの川口先生の質問と重なる部分もありますけれども、災害地の瓦れき処理についてまずお伺いをしたいと思います。 今回の震災については、各党が知恵を集めよう、そして政府に対してばらばらに要望するのではなく、なるべく一元化して要望しましょうということで、三月の十八日から各党・政府震災対策合同会議実務者会合という会合を毎日開催しております。そしてその場で、後ほど法整備が必要であるかもしれないけれども、瓦れき処理を早急に行うために指針を示す必要があるという指摘がされまして、三月の二十三日の会合において、小川法務副大臣より有価物、無価物の区別と扱いについて説明がありました。その……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。 環境アセス法の質問に移る前に、幾つか震災関連の質問をさせていただきます。 初めに、瓦れき処理についてお伺いいたします。 三月二十五日に災害廃棄物の撤去等に関する指針が地方自治体に対して伝えられました。また、瓦れき処理については阪神・淡路大震災以上の対応をするという松本大臣のテレビでの御発言もあり、公費負担というメッセージも明確になりました。これによって、現場で作業を進めるための第一歩は踏み出したと思いますが、今後の見通しについて、例えばどのくらい瓦れきを撤去するのに時間が掛かるのか、今何が次の課題なのかについて質問いたします。 また、……
○亀井亜紀子君 今日は、まず初めに、自然公園内の瓦れき処理についてお伺いをいたします。
現行制度では、自然公園内の堆積土砂の撤去や自然公園内の庁舎の災害復旧費については国庫支出金交付対象外になっています。また、市町村施設の災害復旧費に対しては国庫補助制度がありません。今回、沿岸部を中心に、自然公園内、陸中海岸国立公園内の被害が甚大であると、私たちが視察に行った宮城県から対策が要望されておりますけれども、環境省の対応はいかがでしょうか。樋高政務官にお伺いいたします。
【次の発言】 是非早急な対応をよろしくお願いいたします。
次に、瓦れきの利用についてお伺いいたします。
先日、この委員会で、……
○亀井亜紀子君 国民新党、亀井でございます。
今日は、まず、水質汚濁の際の責任の所在について確認をさせていただきます。
水質汚濁防止法では無過失責任を規定しておりますので、原因となった事業者等が特定できた場合、故意又は過失がなくても賠償責任を負うと理解しておりますけれども、この点、よろしいでしょうか。
【次の発言】 それでは、放射性物質による水質汚濁の責任の所在についてお伺いいたします。
水質汚濁防止法と同様に放射性物質による水質汚濁の責任についても、原因となった事業者等が特定できた場合、故意又は過失がなくても賠償責任を負うと考えられますが、いかがでしょうか。
○亀井亜紀子君 国民新党、亀井でございます。 江田新大臣の所信に対する質問ですので、環境省の役割という大きな質問から入りたいと思います。 環境省は、予算が少ない一方で、地球温暖化、再生可能エネルギーなど守備範囲は広がる一方で、また環境保全分野でも今は放射性物質への対応まで求められています。 私は事業仕分のときに国土交通省と環境省の仕分をいたしまして、その予算規模の大きさにかなり、ほかの仕分人も一緒ですけれども、驚いた覚えがあります。ですので、あのときに、ただでさえ少ない環境省の予算からばさばさ切ったら何もできませんというような雰囲気がありまして、要求どおりの判定が多かったと記憶をしており……
○亀井亜紀子君 国民新党を代表して質問させていただきます。
まず、国の責任についてお伺いをいたします。
この法案では、地方公共団体は国の施策への協力を通じて適切な役割を果たすと書いてありますので、協力を通じてということは、この問題についてはまず国に責任があると理解してよいでしょうか。
また、国は社会的責任とあり、原子力事業者は国又は地方公共団体の施策に協力ということは、この両者の関係においてもまず国に責任があると、そう理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 今回の法案の概要を読んだときに、私は、この瓦れきに関しては、国が一歩もしかしたら出たのかしらというふうに思ったんですね。ですけれ……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。持ち時間が十分ですので、早速質問に入ります。 今回、被災地が復興できるかどうか、日本経済が立ち直れるかどうか、それは政府、具体的には財務省が国民のためにお金を出すかどうかに全て懸かっていると思います。 一次補正のときに国民新党は十兆円規模の主張をしましたけれども、そしてその一部はファンドにして、今問題になっている例えば二重ローンの問題などに対応すべきだと主張しました。財源は無利子国債を復興債として出すという主張だったんですけれども、当時、総理と財務大臣の方針で、国債は一次補正において発行しないということを決められまして、これがかなり固かったので、……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。前回の質問に続きまして、今日は財務大臣に集中的に質問をさせていただきます。 日本の財政は危機的状況であるとよく総理や財務大臣はおっしゃいますが、何を根拠に財政危機であると認識をされているんでしょうか。 実は、昨年十二月の予算編成のときに、無利子非課税国債を発行すべきであると国民新党は主張しました。そのときに、財務省がどうしてもできないと言うので、主計局と主税局の局長クラスの方を党に呼んで説明を聞きました。そのときに、国債は今のところ安定的に償還されているので、そんなものを出したら、無利子の国債を出したら日本は財政危機だと思われてしまう、そんなこと……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 今日最後の質問者なので、多少ほかの先生方と質問、重複する部分ございますけれども、確認をさせてください。 まず、これは基本的な質問だと思うんですけれども、この法案の位置付けについて教えてください。 今、東京電力によって損害賠償の仮払金の支払が行われている中で、政府の方は原子力損害賠償支援機構法案を衆議院に提出し、一方でこちらの仮払い法案が議員立法として出てきたわけですけれども、法案提出者の皆様は、その政府案の対案としてこの法案を作成されましたか、それとも政府案の足らざるところを補完する法案という位置付けでしょうか。
○亀井亜紀子君 前回の質問の続きをさせていただきます。 私、この法案については事前に佐藤先生に随分御説明もいただいておりまして、その思いは理解しているつもりです。ただ、私の疑問は、政府の方から機構法というものが出てきて、そして一つの原子力賠償というテーマに対して二つの法案がある状態、そのイメージがいま一つはっきりしない部分がありまして、そこが混乱のもとになっております。 そこで、前回、この法律というのは、政府案に対する対案であるのか、それとも政府の足らざるところを補う法案であるのか質問いたしましたら、この二つの法案は同時に存在し得る法案だというお答えでした。そして、政府案の方は機構にまずお……
○亀井亜紀子君 国民新党、亀井でございます。 これまでの中小企業対策について振り返りながら質問したいと思います。 国民新党は、返済猶予法案も作りましたし、元々中小企業に対しては非常に力を入れている政党です。返済猶予法案に関しては、震災がありましたから全会一致で三月末に延長することができました。そして、四月の十四、十五に党で視察に行きまして、そのときに被災した中小企業の方との懇談会を持ちました。その時点で二重ローンの話というのがもう出てきておりましたので、それを持ち帰って、民主党に対しても二重ローンのこと出てきますということを、ずっと対策に入れるように要望をしておりました。一次補正、本当は十……
○亀井亜紀子君 昨日に続いて質問したいと思います。 独立行政法人中小企業基盤整備機構についてですけれども、今回皆様が法案提出されるに当たって、結局、この独法では駄目なんだと、この独法では十分な仕事ができないから新機構が必要なのだということでこの法案を提出されたんだと思います。 それで、事業仕分のことですとかいろいろと昨日から皆様の御答弁や質問などに上がっていて、今日私、事業仕分のときの資料ですとか中小企業基盤整備機構のヒアリングしたときのパンフレットですとかいろんなものを持ってまいりまして、もう一度この機構のことなどもちょっと見てきたんですけれども、皆様、結局どちらの仕組みであればより被災……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 まず初めに、この週末の集中豪雨で新潟県、福島県で被災された方々に心からお見舞いを、そして犠牲になられた方へ御冥福をお祈りいたします。 集中豪雨がございましたので、初めに汚染水に関する質問から始めたいと思います。 この週末、実は東京電力福島原発、大丈夫だろうかと、汚染水があふれ出したりしないだろうかと私は非常に不安に思っておりました。最近余り汚染水の報道がないんですけれども、四月の四日に突然海水に汚染水を流出させて、国際社会から非難を受けました。もう一度こういうことがあったら、本当に日本は信用をなくすと思います。 あの汚染水があふれ出ていたと……
○亀井亜紀子君 国民新党、亀井でございます。国民新党を代表して質問させていただきます。 先日、橋本先生からこの法案に関する御説明をいただきまして、党に持ち帰りました。党のメンバー、週に一度全員が顔を合わせますので、その場でこの法案を諮りましたところ、なかなか厳しい指摘がありました。 先ほどから議論を伺っておりますと、公立と私立の格差ということが言われておりますけれども、我が党で最初に返ってきた答えというのが、私立にもいろいろあるよと、私立にも格差があるよということを言われました。やはり経営状況が非常にいいところもある、理事長の給料が高いところもある。また、本校が別のところにあって、それでそ……
○亀井亜紀子君 国民新党、亀井亜紀子でございます。 質問に先立ちまして、この度、東日本大震災において犠牲になられた方に心よりお悔やみを、また被災された方にお見舞いを申し上げたいと思います。 先ほど山谷委員の方から台湾についての言及がございましたので、私も一言お願い申し上げたいと思います。 台湾は、日本と国交はありませんけれども、御存じのとおり非常に親日的な国です。今週たしか王金平立法院長、日本にお見えになるはずですので、是非外務大臣の方から謝意をお伝えいただきたいとお願いを申し上げます。また、昨年双十節の式典に私参加いたしましたけれども、プログラムに第九十九回とありましたので、今年の秋の……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。 震災復興に与党も野党もありませんから、私は今日、一人の国会議員としておかしいと思っていることをストレートに質問いたします。 振り返ってみますと、三月十一日に震災があって、そして三月十三日に私はNHKの日曜討論に出ておりました。そのときに、一次補正の規模はどの程度がふさわしいかという質問があって、国民新党は十兆だと言いました。最低限あの震災の規模を見たら十兆は必要だと思いました。ほかの政党もそういう雰囲気でした。そして、復興債はこれは出さなければいけないよねという意識はもう共有されていました。 ところが、この日の、三月十三日の夜に、菅総理……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。 今日は、地球温暖化というのはどんな科学的根拠を基に語られているのかという、かなりそもそも論について初めに質問いたします。 皆様に参考資料をお配りしております。一つが日経新聞、二〇〇九年十二月のもの、「温暖化データ改ざん疑惑」、もう一つが二〇一〇年八月の記事ですね、朝日新聞の「私の視点」という論説をお配りいたしました。 まず初めに細野大臣にお伺いしたいんですけれども、クライメートゲート事件について御存じでしたか。もし耳にしたことがあったとしたら、それはいつごろ最初にお知りになったでしょうか。
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 まず初めに、先ほどみんなの党の水野議員からの御質問にもございましたけれども、一言、再生可能エネルギーの調達価格等算定委員会の同意人事に関して、私も、通告はしておりませんけれども、申し上げたいと思います。 実は、この時間帯、私はこの委員会があるので同席しておりませんけれども、三党以外の党、みんなの党、日本共産党、社民党、国民新党、新党日本の政策担当者が三党の政策担当者のところを回っております。今ちょうど民主党に行っている時間帯かと思います。 同意人事、五人なんですけれども、皆様も余り御存じがないかもしれないので、どういう人事かという情報だけお伝……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 冒頭に、西岡参議院議長の御逝去に際しまして、心より御冥福を申し上げます。参議院の選挙制度改革に先頭に立って熱心に取り組まれたお姿ですとか、国会閉会時の議長メッセージ、読み上げられたそのお姿が強く印象に残っております。 それでは質問に入らせていただきます。 まず初めに、原子炉の中の状態についてお伺いいたします。 先週の質問で民主党の谷岡先生が、冷温停止状態とはどういう状態をいうのか、そしてその冷温停止状態というのは事実上の安全宣言なのかどうかという質問がございました。そのときに細野大臣が冷温停止状態の定義をおっしゃっております。圧力容器底部の……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 今回の修正案には国民新党は賛成をいたします。けれども、この法案の作成段階にかかわっておりませんし、やはりいろいろ懸念もございますので、今日はその点について質問させてください。 元々与党側におり、そして、中小企業庁などが今のねじれ国会の中で新しい法案を可決させるのには時間が掛かるので既存の仕組みでやらせてくださいということだったので様子を見ておりましたけれども、政府の対応が遅いということも事実ですから、この法案をもって少しでも被災者のためになればそれは良いことだと思っております。 そこで、最初の質問なんですけれども、これは修正案に入ったものでは……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。
まず初めに、復興特区と総合特区の違いについて質問をさせていただきます。
新成長戦略を実現するための政策課題解決の突破口として総合特区制度が提案されまして、今、内閣府が特区の選定作業を行っております。その総合特区には、国際戦略総合特区と地域活性化総合特区という二つのパターンがあります。この地域活性化総合特区の要件を読んだんですけれども、これと復興特区というのが余り私は違いが分からなかったんですけれども、この二つの違いというのは何でしょうか。
【次の発言】 今までいろんな事業を見てきて、事業仕分もやってきましたけれども、異なる役所が、目的がちょっと……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。今日は財源と財政に絞って質問させていただきます。 初めに、復興財源についてです。 うわさでは明日国会が閉まるということで、国民新党は延長すべきだと主張しております。もし明日国会が閉まった場合に、復興に関して増税の部分だけが決まって、税外収入ですとか歳出削減の部分は決まらずに終わることになります。これでは国民の理解を私は得られないだろうと思います。 具体的に申し上げますと、一つは公務員給与削減法案です。これをやらないで閉めてしまうとやはり国民の理解を得られないでしょうし、また今年も、今、予算編成やっておりますが、文部科学省から三十五人学級と……
○亀井亜紀子君 まず初めに、瓦れきの広域処理についてお伺いをいたします。 瓦れきの総量についてなんですけれども、阪神・淡路大震災の瓦れきは約二千万トン、今回の岩手、宮城、福島の三県からの瓦れきの総量は二千二百万トン、実は瓦れきの総量に余り大差はありません。 そこで、過去についてお伺いしたいんですが、阪神・淡路大震災のときは瓦れきの約半分が土地造成などに利用されたと聞くんですけれども、広域処理もあのとき行われたのでしょうか。これは参考人の方で結構です。 また、阪神・淡路大震災と比較したときに、東日本大震災の瓦れき処理の難しさというのは何でしょうか。そして二千二百万トンのうち、四百万トンにつ……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 今日は、初めに福島の原発の事故と関連させて、環境省のエコチル調査についてお伺いをしたいと思います。 このエコチル調査とは、平成二十二年度から始まった事業でして、二十三年の一月から三年間掛けて十万人の参加者、サンプルを募って、いわゆる化学物質、環境ホルモンと言われるようなものでしょうけれども、それが子供の生育にどのような影響を与えるかということを調査する非常に大規模な疫学調査です。 この事業が新規事業として計上されたときに、たまたま私は第一回事業仕分でこの事業を担当しておりました。そのときに、やはりあれはなるべく無駄を切ろうとしていた事業仕分で……
○亀井亜紀子君 国民新党改めまして、無所属の亀井亜紀子でございます。今日は十分という短い時間ですので、原子力一本に絞って質問したいと思います。 大飯原発の再稼働問題が注目を集めておりますけれども、私は、原子力発電というのは、それが持続可能であるかということは、安全性よりも、安全性はもちろんですけれども、放射性廃棄物の最終処分に全て懸かってくるのではないかと思います。ですので、最終処分についてお伺いをいたします。 放射性廃棄物の最終処分についての検討というのは、そもそも政府のどの部署が担当で、担当大臣はどなたでしょうか。また、現時点でどのような会議が存在し、どのようなスケジュールになっている……
○亀井亜紀子君 無所属の亀井亜紀子でございます。 先に質問者が何人かいらっしゃいまして、特に市田議員が私が質問したいと思っていたことを質問してくださいました。それに対して、本当は総理にお聞きしたかったでしょうけれども、細野大臣が代わりにお答えになって、それは、原発再稼働するという方向性ですけれども、何か起きたときにどう責任を取るのでしょうかという質問に対する御答弁でした。そのときに大臣は、大前提として事故は起きない、そして、福島レベルの事故が起きたときにはこれは対応できますとおっしゃったんですけれども、私、これを聞きまして、言いにくいですけれども、やはり大臣御自身も安全神話に陥っているのでは……
○亀井亜紀子君 無所属の亀井亜紀子でございます。
初めの質問ですけれども、今回の特措法の延長による対象事業についてお伺いをいたします。
今回の延長は、延長しなかった場合、期限内に完了しない現在進行中の事業と既に判明している不法投棄のみを対象とし、平成二十五年三月三十一日までに実施計画を策定して環境大臣に協議する。言い換えれば、この締切りを過ぎたら対象とはしないという理解でよろしいでしょうか。その場合、例外はないと理解してよいでしょうか。
【次の発言】 今の質問をいたしましたのは、例外をつくってしまうと、この十年後に、十年の直前にまた駆け込み需要が発生して、また延長と、延々と法律が延長されて……
○亀井亜紀子君 亀井亜紀子でございます。 昨日の質問を続けたいと思います。 私は、今回の三党協議による修正で規制委員会が独立委員会になったことで責任と権限がどういうふうに変わってくるのかということに一番興味を持っています。ですので、そういった観点から質問をしたいと思います。 昨日、私、最後の質問でしたけれども、この法律が施行されたときに主務大臣が規制委員会の方に変わるということで、主務大臣がいなくなる、所管官庁がなくなるということを指摘いたしました。 その中で、なかなかこの五人の委員が決まらなかったときに、大飯原発の再稼働は先に決めておいて、そして主務大臣がいなくなったとき、一体これは……
○亀井亜紀子君 無所属の亀井亜紀子でございます。 この二日間の質問を総括する意味で、確認の質問をさせていただきます。 まず、細野大臣にお伺いいたします。 昨日の小坂委員の原発再稼働に関する質問に対し、絶対的な安全宣言はない、安全性と再稼働の判断は規制委員会が行うが、なぜ再稼働が必要かという説明は規制委員会が行うべきではない、再稼働の必要性を地元に説明する役割は、あえて言うなら資源エネルギー庁、これは規制と利用を分けるという観点でそうおっしゃったと思います。そして、安全性の判断は規制委員会が行うが、再稼働を説得するのは資源エネルギー庁という一連の答弁がありました。 また、他の委員の質問に……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 私は、この国会中、三度所属が変わりまして、初めは国民新党、その次は無所属、今回はみどりの風で、みどりの風としては初めての質問になります。よろしくお願いいたします。 それでは質問に入ります。 今回、小型家電リサイクルの法案ですけれども、初めの二問を同意人事について質問させていただきます。と申しますのは、私たち小会派は、議院運営委員会でも質問の時間ございませんので、全くこの問題に関与することができません。ですので、今日、細野大臣がいらっしゃるので、同意人事について初めに質問させてください。 まず、委員長候補、田中氏についてですけれども、……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 まず初めに、マイクロチップについてお伺いをいたします。 私は、この法案の第一の目的は、幼齢の犬猫を余り早いうちに親から引き離さないということであろうと理解をしておりましたが、この第五の、今日の趣旨説明でも、そのマイクロチップのところが妙に前のめりに聞こえるんですね。その装着を義務付けることに向けて検討というのは、例えばTPPへの参加に向けて検討というようなもので、何かこう、装着することを前提に議論しているような感じがして気になりました。 それで、このマイクロチップの装着というのは、どのような経緯で今回法案に盛り込まれたんでしょうか。ま……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 今日は、内閣府に対して異なるトピックで質問がございますが、まず領土問題から始めたいと思います。それは、連日、竹島問題について、また韓国側の対応が刻一刻と変わってきているからです。先ほどネットニュースを見ましたら、韓国政府が従軍慰安婦の問題について仲裁委員会の設置を提案するというような情報も流れておりました。ですので、領土問題から入りたいと思います。 竹島問題について、こんなに日本全国の注目を集めるようになるとは思っておりませんでした。ついこの間まで竹島が島根県だということを御存じない方が多かったのではないかと思います。島根県民は、この竹……
○亀井亜紀子君 新会派みどりの風の亀井亜紀子でございます。みどりの風としては私の今日が初質問になります。 御存じのとおり、私は長い間与党に、政権交代後ずっと与党におりまして、この社会保障の議論の最初からかかわっておりました。そして、この消費税の増税法案が原因で国民新党を離党することになりました。いろいろな思いがございます。私の基本的な考え方は、別に消費税を未来永劫上げてはいけないと言っているわけではありません。ただ、そのときの経済状況ですとか制度との一体性等々、いろいろな問題を解決した上での増税であるべきだと思います。 まず、今日、私、お配りした資料がございます。一枚目。社会保障改革に関す……
○亀井亜紀子君 新会派みどりの風の亀井亜紀子でございます。 先日、民主党を離党した行田邦子さん、谷岡郁子さん、舟山康江さんとともに四人で会派を設立いたしました。先週、正式に会派が認められまして、一足遅れてこの委員会に参加しております。昨日から質問時間をいただいております。よろしくお願いいたします。 それでは、質問に移ります。 初めの質問は、社会保障関連ではございませんが、厳しい財政状況の中で少し政府が助かる話ではないかと思いますので、提案をさせていただきます。それは政党交付金についてです。 政党交付金の支給は、総額の二分の一が議員数割、残り二分の一は得票数割で計算されます。議員数割は、……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 先週できたばかりの会派でして、元々は国民新党というところで、与党におりました。まさにこの消費税の増税法案がきっかけとなりまして四月の頭に離党して、今、野党をやっております。 私の考えは、未来永劫、消費税を増税してはいけないということではないんですけれども、このデフレ不況の真っ最中に上げることはいかがなものかと。また、財政再建と、あと消費増税と両輪でやっていくんだと言いますけれども、景気対策と両輪でやるというふうに政府は言いますけど、アクセルとブレーキを同時に踏むようなもので大して思ったような効果が上がらないのではないかと、そういう意見を……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 今日は、民自公三党から時間を配慮していただきましたので、初めてゆっくりいろいろと細かく質問させていただきます。 前回の質問で軽減税率について質問を一問してそこで終わってしまったので、その続きという意味合いで質問させていただきます。 火曜日の質問のときに、私は井堀利宏教授の政府の集中検討会議で使われた資料を提出をいたしました。そのときに、政府の集中検討会議においては、井堀教授の理論というのがかなり当時の担当大臣、与謝野担当大臣に評価をされておりまして、軽減税率ということが余り積極的に採用されなかったんです。 彼の理論は、私が前回御説明……
○亀井亜紀子君 私は、みどりの風を代表し、一体改革関連八法案について反対討論を行います。 本法案は、手続にも内容にも問題があります。 まず、手続については、与党民主党内の合意形成において多数決を取らず、ごく少数の執行部に一任させるという独裁的手法で推し進めたため、民主党から六十人近い離党者を出すという混乱を招きました。 また、民主党と国民新党の連立合意文書に今回の選挙で負託された政権担当期間中において消費税率引上げは行わないという公党間の約束があり、本法案は連立政権の正統性を証明する連立合意文書に違反しています。 国民新党の代表であった亀井静香氏は、法案提出前に野田総理と党首会談を行い……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子でございます。 先日、環境委員会の方で瓦れきの処理についての質問をしたんですけれども、今日はその続きのつもりで質問をさせていただきます。 先日、環境委員会では、広域処理について質問をいたしました。私は、広域処理について否定するものではありませんけれども、できることなら被災地あるいは被災地に近いところで処理をして再利用した方が効率が良いわけですから、何が今回の瓦れき処理の難しさなんですかということを伺いました。阪神・淡路大震災のときの瓦れきの総量が二千万トン、今回の瓦れきの総量が二千二百万トンですね、それほど大きく総量は変わらないので、何が難しいのですかと……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 今日は、SPEEDIについて、その文科省の責任範囲との関連で質問をいたします。 SPEEDIは正確には緊急時迅速放射能影響予測ネットワークといいます。けれども、現実に起きたことは緊急に迅速に活用はされなかったと、これは誰もが思っています。SPEEDIというのは、一九七九年のアメリカのスリーマイル島原発事故を踏まえて開発をされたものです。そして、日本で開発をされて、その翌年には福島と佐賀を対象に運用を始めている。つまり、福島県というのは最も早い時期にSPEEDIの対象となった地域です。 緊急時に迅速に情報提供しなかったのは、SPEEDIの予測は……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 今日は、島根県選出の国会議員として、竹島問題について質問をいたします。 私は、永田町に籍を置いて五年たちましたけれども、この竹島問題については積極的にかかわってまいりました。それは、ついこの間まで竹島というのは国の関心も国民の関心も薄い問題だったからです。ほとんどの人が竹島が島根県に帰属するということを知らなかったのではないかと思っております。 島根県としては、この問題を北方領土並みに扱っていただきたいということを強く要望してまいりました。例えば、北方領土の日があります。国が規定をして、そして東京で大きな式典が行われて、総理も出席をす……
○委員以外の議員(亀井亜紀子君) みどりの風の亀井亜紀子でございます。 本日は、重要な人事に関し、みどりの風にも発言の機会をいただきましてありがとうございます。お礼を申し上げます。 今回の日銀の人事に関してですけれども、日銀の独立性という観点から見ますと、政府のやり方に私は問題があったと思います。日銀法の改正もちらつかせながら協力を求めたという、そういう局面にあって、その改正には至らないように共同声明で落ち着いたというのは、ある意味妥協点である、妥当なところだろうと思っております。 それで、今までも皆様の質問にありましたけれども、どこまで政府と歩調を合わせて、仮に賃金が上がっていかないに……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 まず初めに、杉下参考人にお伺いしたいと思います。グローバル人材の育成についてでございます。 実は、私は二十代のころにFASIDに数か月勤めたことがございます。国際会議の事務局におりまして、翻訳などを担当いたしておりました。当時のFASIDは国際開発機構ではなくて、たしか高等教育という言葉が入っていたと思います。FASIDのASはアドバンスト・スタディーズだと記憶をしております。当時から、日本の大学では国際開発にかかわる高等教育のカリキュラムがない、だから大学院でそのようなカリキュラムを作って人材育成すべきであると、そのような活動をされて……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 今国会の途中からこの総務委員会に異動してまいりましたので、今日が総務委員会の初質問になります。よろしくお願いいたします。 まず、新藤総務大臣には竹島問題について、私は島根県選出の議員ですけれども、今まで非常に熱心に取り組んでいただいたことをお礼申し上げます。 そして、竹島の関連で外国人の地方参政権について質問をいたします。 実は去年、予算委員会、八月二十七日の予算委員会におきまして、私は当時の川端総務大臣に外国人地方参政権についての質問をいたしました。そのときに隠岐の島の例を挙げました。 今、全国に韓国、北朝鮮から永住されている方……
○亀井亜紀子君 まず、今日は初めに、地方分権についてお伺いいたします。 今回の国会で予防接種法の改正が行われます。地方自治体の負担分を国が負担するということで、九割負担までになるということ、この改正を歓迎いたします。このことで思い出したのが、実は片山元総務大臣です。消費税の……(発言する者あり)民主党政権時代の片山大臣なんですが、済みません。 消費税の増税の議論が政府で行われていたときに、その地方負担分について、当時の大臣がかなり頑張られて、いろいろな健診ですとか予防接種、地方自治体が実質国の業務を肩代わりしてやっているのだから、その負担はきちんとしてもらわないと困るということでかなり頑張……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。今国会から総務委員会に移りまして、NHKの予算審議に立ち会うのは初めてでございます。 伺いますと、これまで全会一致で必ずNHK予算というのは通過をしてきたということでして、恐らく毎回附帯決議が付いて、そこにいろいろな注文が、本来追及すべき注文がたくさん付いているという、そのような形ではなかったかと推測しております。 この附帯決議案、今こちらにございますが、四番のところで「放送の自律性、不偏不党性を確保して、正確かつ公平な報道に努めること。」とございます。この点について、昨今疑問に思うことが幾つかございましたので、今日は、まず公共放送の中立……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 早速質問に入らせていただきます。 まず初めに、地方の活性化という観点から質問をいたします。 アベノミクスが成功するかどうかというのは、第三の矢、成長戦略がうまくいくかということが一番大事だと思うのですが、今報道で聞こえてくるものというのは、大都市を中心にした発想、例えば三大都市圏で戦略特区をつくって法人税を下げてというような構想が聞こえてくるわけですけれども、一向に、地方にそれがどのように影響するか、地方交付税が減るのではないかと私は心配をしてしまうのですけれども、地方を活性化する計画が見えてまいりません。私はそういう視点で今回この予……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。
早速質問に入らせていただきます。
今回の義務付け・枠付けの見直しの法律というのは、非常に実務的な法案だと思いました。現場からの要請があってこのような措置がとられるものと理解しておりますけれども、今回の改正の中で、特に被災地の復興に資するものというのはありますでしょうか。もしありましたら教えてください。
【次の発言】 今日は農林水産省においでいただいているので、復興関係で一つ質問させていただきます。
参議院のODA特別委員会で東北を視察いたしまして、宮城県の東松島市に行きました。そのときに、東松島市として環境未来都市構想を提案をしており……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。早速質問に入らせていただきます。 先ほどから他の委員の御指摘にもありますように、この法案は、便利さは理解しながらも、非常に心配の多い、かなり大きな法案だと思います。ですので、今日、私は懸念していることを順番にお尋ねをいたします。 まず初めに、成り済ましの問題です。 私はカナダに住んでいたことがあるんですけれども、カナダでこれ、社会保障番号、ソーシャル・セキュリティー・ナンバーといいまして、様々な証明、手続のときにその番号を書き込む欄があります。銀行の口座を開設するときもそうです。私は単なる留学生でしたから、そこは番号はありませんし記入は……
○亀井亜紀子君 私は、みどりの風を代表し、地方公共団体情報システム機構法案について賛成の立場から討論を行います。 国家が国民に番号を振って情報管理するという構想は、かつて国民総背番号制度とやゆされ、社会のあらゆる分野でIT化が進んだ現在であっても、国民感情として漠然とした不安があることは否定できません。それは、根本的に、情報管理の主体者が国か民間かという違いによるもの、つまり、情報管理なのかサービス提供なのかという個々の受け止め方の問題と、国に対する信用の低さに由来していると思います。また、住基ネットのように、つながない、様子を見てからつなぐという選択肢が見当たらないことも不安材料の一つです……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井でございます。
質問に入らせていただきます。
まず、今回の法改正までの経緯についてお伺いいたします。今回の改正は、東日本大震災が出発点だったのでしょうか。その震災の教訓から始まり、その後、行政刷新会議があり、電波料の話が議論されて、その提言を受けて改正に至ったということでしょうか。それとも、放送のデジタル化があり、東京スカイツリーも完成し、長年の計画の中で電波利用料の話も含まれていて今回の改正ということになったのでしょうか。
【次の発言】 東日本大震災の後の予算編成で、消防の緊急援助隊の役割ですとか、かなり予算要求があったと記憶をしております。震災のときに、……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井でございます。 早速、質問に入らせていただきます。 今回の法案を拝見して、この法案自体には特段問題はないと思ったのですけれども、ふと、公務員制度改革はどうなったのだろうと思いました。政権交代してからアベノミクスなどのニュースに偏っておりますけれども、一方で、全く聞かなくなったことが公務員制度改革ですとか天下りの問題だと思います。 そこで、お伺いいたします。 二〇〇八年に成立した国家公務員制度改革基本法では、五年以内に必要な措置を講じることとなっております。実は、今日御答弁されている笹島局長は、何年も公務員制度改革の御担当者でおられて、とにかく法律を作った……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 今日は、舟山委員がTPPの調査でワシントンに行っておりまして、私は、舟山委員の代わりに質問をいたします。 農林水産委員会は約三年ぶりの出席になります。今回の法案を拝見いたしまして、私が農林水産委員会におりましたころに質問したことを思い出しましたので、今日はその関連で質問をさせていただきます。 私が農林水産委員会にいたころ、事故米のことがかなり世間を騒がせておりました。あのときミニマムアクセス米が話題になりまして、つまり、事故米の件というのは、ミニマムアクセス米というのが日本人の口に合わないので倉庫にたなざらしになっていた、それを、本来……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 今日はアベノミクスに関する質問ですので、全ての御答弁を総理にお願いしたいと思います。 総理とは超党派のデフレ脱却議員連盟で御一緒しておりました。総理はこの議員連盟の会長でした。ですから、アベノミクスで出てくる政策について理解できる部分もあります。 このデフレ脱却議員連盟の大原則というのは、デフレのときに増税をしてはいけない、それは景気の足を引っ張るのでデフレのときには増税をしてはいけないということが大原則です。 震災が起きたときに、復興増税の話が出ました。デフレ脱却議連では増税によらない復興財源を求める会をつくり、増税ではなくて復興……
○亀井亜紀子君 今の話の流れの延長でお伺いしたいと思います。 人口減少というのはいつも否定的にとらえられます。何一つ余りいい要素がないというようなとらえ方をされておりまして、実は私はほかの調査会、国民生活・経済という調査会におりましたときに、あえてその逆説を証明しようみたいなことをやりまして、少子化は怖くない、人口減少は怖くないみたいな仮説を立てて参考人の方を呼んだことがあるんですね。 そのときにいらした人の一人が堺屋太一さんなんですけれども、彼は人口減少は怖くないという理論なんです。ただ、そのベースが移住をベースにしているんですね。ですので、中世に人口が減少したときに、イタリアは、都市部……
○亀井亜紀子君 木内参考人と古川参考人に違う質問を伺います。 まず、木内参考人なんですけれども、農業も製造業であるということがちょっと引っかかっていまして、また植物工場ということをおっしゃいました。最近、この植物工場、私も初めて、地元島根県なんですけれども、先ほどのアイメック栽培と書いてありましたが、初めて知りました。 この植物工場、私は、例えば田舎でいうと、工業団地で誘致に失敗して土地の造成だけしたようなところがありますから、ああいうところでハウスを建てて農業栽培をする、そういうことにはいいんじゃないかなと思ったんですけれども、やはり、いわゆる農地、土と結び付かない農業というのに違和感が……
○亀井亜紀子君 四人の参考人の方、どうもありがとうございました。 時間が限られておりますので皆様に御質問いたしませんけれども、いろいろ感じたことを、まだ頭の中は整理されておりませんけれども、幾つかお伺いしたいと思います。 今日は、文化による地域再生ということでしたけれども、疲弊した町にとって文化というのは一番遠いところにありまして、やはり身近な病院であるとか、もっと生活に密接したところをまず助けてほしいわけで、なかなか文化って地域住民にとっては最後に考える部分ではないかと私も実感をしています。 そして、また、元気がない町というのは自信をなくしている町ですから、何か始めるときに一体何がそん……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井亜紀子です。 まず初めに、中小企業庁の方がいらっしゃるので質問させていただきます。 先日、被災地の信用組合から中小企業向けのファンドをつくってほしいという要望がありました。これはなぜかといいますと、やはり今後被災地でいわゆる零細企業に対して長期的に支援をしなければいけない中で、信用組合の場合にはそう簡単に株式会社のように増資はできないという状況にあります。つまり、例えば一組合員が全体の出資金の十分の一を超えて出資をすることができないですとか、そういういろいろな取決めがあるもので、株式会社とはちょっと資金調達の仕方が違うと。ですので、国から直接中小企業が使えるフ……
○亀井亜紀子君 国民新党を代表いたしまして質問させていただきます。 初めに、法案提出者の方に伺いたいと思います。 まず、この修正案で加わった調達価格等算定委員会についてでございます。 今回の法案は、元々政府案、閣法として震災の前に作られたものですから、政府案についてはよく存じております。ですので、この修正の部分、私もなかなか中身が分からなかったんですけれども、その辺りの経緯について伺いたいんですけれども。 日本の電力料金の決め方について非常に大きな問題があると思います。これを私は震災復興特別委員会で経産大臣に質問いたしました。総括原価方式、ヤードスティック方式、燃料費調整制度、その三つ……
○亀井亜紀子君 お二人の参考人に同じ質問をさせていただきたいと思います。 新しい公共というスローガンの下でNPO法を改正し、寄附税制を取り入れ、今新しい方向に向かって進み出していると思います。 私はNPO議連というのに入っておりまして、NPO法の改正と寄附税制と両方かかわりました。そんなこともありまして、実は先日、イギリスで新しい公共について話をしてほしいというお話いただいて行ってまいりました。 イギリスは、今の政権が大きな政府ではなくて大きな社会を目指すのだという宣言をして今改革を行っておりますけれども、結局、イギリスのNPOから不満が高いのは、お金を切る、補助金を切る手段ではないだろ……
○亀井亜紀子君 国民新党、亀井亜紀子でございます。 本日は、関谷先生にお時間いただき、これまでの経緯について御説明いただきまして本当にありがとうございます。冒頭、参議院が若返ったということをおっしゃいましたけれども、私も一期目の議員でございまして、今までの経緯をお伺いできたことは大変参考になりました。ありがとうございました。 国民新党は自主憲法の制定を政策に掲げております。ですので、今回の憲法審査会の再開は歓迎をいたします。 現在、TPP交渉など、国家を超えた枠組みの創設が国際交渉において議題となっているわけですけれども、その中で日本が自主独立国家として主権を保っていくためには、憲法の改……
○亀井亜紀子君 国民新党、亀井でございます。 議論を拝聴しておりまして、余りにも幅が広いものですから、一体どこから始めていいのやらというふうに思っておりました。そもそも占領下で作られた憲法なのであるからこれは無効であるという考え方から、絶対に変えてはならないというところまで広いわけですから、この審査会が何を目的として、どこを目指してやるのかという意思統一は必要なのではないかなと感じております。 日本国憲法が占領下で作られたのでそもそも無効であるという、そういう学者さんの見解があることも私は学校で学びましたし、その理論というのも理解はできます。ただ一方で、その現実というものがありまして、やは……
○亀井亜紀子君 国民新党の亀井でございます。 済みません、皆様のプレゼンテーションの時間帯にちょっとこちらにおりませんで、資料をベースに質問をさせていただきます。 お一人お一人質問をさせていただきたいんですが、初めに、山内参考人にお伺いいたします。 NPOの専門家でいらっしゃるのでお伺いしたいんですけれども、ソーシャルワーカーという肩書がございます。よく海外の人が、何の仕事をしているんですかと聞くとソーシャルワーカーですと答えるんですよね。それに対して、日本でいうとソーシャルワーカーというのはどういう仕事の範囲の人に当たるんだろうかと説明に困ったことがあります。ですので、先生のお考えにな……
○亀井亜紀子君 亀井でございます。 今村参考人から順番に、平野参考人、牧野参考人という順番でお聞きしたいと思います。 今、島根県の事例出ましたけれども、島根県選出の議員です。そして、一番高齢者が多い県に今なっております。沖縄ではなくて、たしか島根になっておりますけれども。元気なお年寄りが非常に多くて、あんまり七十ぐらいだとお年寄りと言っていられないような県でありまして、この人たちをどう活用していくか、いかに若者と交流させていくかというのが一つの課題であり、また光でもあり、それに取り組んでいる一つの事例だと思います。 始めに今村参考人にお伺いしたいのは、斜めの関係が足りないということを先ほ……
○亀井亜紀子君 私は、成人年齢と選挙権年齢は一致することが望ましいと思っています。けれども、選挙権年齢が仮に十八歳に引き下がったとして、それに合わせて成人年齢も引き下げるべきかといいますと、やはりこの年齢条項に関する法令の多さから考えても余り現実的ではないと思います。 では、どういう場合に選挙権年齢と成人年齢を分けて論理的に成り立つかということを考えてみたんですけれども、日本の歴史を振り返りますと、やはり納税者に対して初めに選挙権が与えられました。ですので、十八歳が幼稚で二十歳は大人かというとこれも言い切れませんし、十代できちんと働いて税金を納めて社会参加している者もおります。 ですから、……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 本日は、公述人の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。限られた時間でございますので、全員の皆様に質問する時間はないかと思いますので、一部の方に御質問をさせていただきます。御了承ください。 まず初めに、私は飯田公述人にお伺いをしたいと思います。 飯田公述人は、今回の消費税増税というのは財政再建の根本的な解決策にはならないので反対であるとおっしゃいました。私も全く同感です。私は、やはり本当の意味での社会保障と税の一体改革が必要だと思っておりまして、今回のこの消費税の増税法案というのは、制度改正とその抜本改革……
○亀井亜紀子君 みどりの風を代表して意見を述べさせていただきます。 まず、みどりの風は、今は衆議院を加えての政党ですけれども、元々参議院の会派として四人でスタートしております。その趣旨は、やはり二院制を是とした上で参議院を改革をしていくべきである。以前、緑風会という無所属のグループがあって、もっと緩やかな党議拘束のない無所属の議員が活動していたという時代を振り返りまして、本来参議院とはそういう姿であるべきではないかと。そこで、緑風会から名前を取りまして、みどりの風という政党名にいたしました。 ですので、今ねじれ国会で、決められない国会といって批判をされており、その批判の対象が参議院に来るの……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 両参考人に一つずつ違う質問をしたいと思います。 まず初めに、加藤秀治郎参考人にお尋ねをいたします。 昨今、現憲法はGHQが作った占領憲法であるので、一番過激な人はこの憲法を破棄すべきであると言いますし、そうでなくても前文から書き直す、いわゆる自主憲法を制定すべきである、それでこそ独立国家だという意見が強くなってきております。 今日お配りいただいたこの資料を拝見していて感じたことなんですけれども、先生の資料の二ページ目に、憲法制定過程での両院制に関しての記述がございます。このとき、GHQ草案は一院制であった、マッカーサーは一院制をよし……
○亀井亜紀子君 二院制について、みどりの風の見解を申し上げます。 みどりの風は、参議院で会派としてそもそも結成をされました。その名前をかつて参議院で存在した緑風会から取っております。緑風会のように、本来、参議院は党派対立を超えた良識の府であるべきと、その思いを強く持っておりまして、本来の参議院の良識の府としての立場を取り戻すべく参議院改革を提唱しております。 この憲法審査会で明らかになったことですが、憲法制定時に参議院というのは日本側の修正によって設置されました。GHQの原案は一院制でありました。このことを踏まえますと、今、現行憲法は押し付け憲法なので改正すべきである、前文から全て書き直す……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 両先生に二つ同じ質問をさせていただきます。先に質問だけ申し上げます。 一つ目は、土地の権利についてです。憲法上の人権というのは、国家と国民の間の人権の規定である、一方で公共の福祉という概念があるという御説明がありました。戦前の反省から日本の憲法解釈というのは、どちらかといえば個人の尊厳に重きを置かれてきたのではないかという御見解がありましたけれども、欧米は個人主義であります。けれども、その中で土地の権利については日本は少々強いのではないかというような感覚を私は持っておりまして、これがまた問題視されたのが東日本大震災のときであったと思いま……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 先週も新しい人権についてお二人の参考人をお招きして御意見をお伺いいたしました。そのお二人の参考人も、新しい人権を憲法改正をするのであれば入れる、議論になるだろうけれども、必ずしも憲法改正をしなければ守れないというものでもないというような御意見をいただきました。 そこで、確認なのですが、今日お二人の御意見を伺っていても、憲法改正するのであれば新しい人権を入れていただきたいけれども、改正をしなければ守れないというものでもないし、また、憲法に書き込んだからといって、文言を書き込んだからといってそれで守れるというものでもないというように私は理解……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 みどりの風の考え方を御説明したいと思います。 我が国の憲法論は、現行憲法が一度も改正されていないので変えるべきであるという論と、一度も変えたことはないのは、現行憲法、憲法を変えてはいけないから、変えてはいけないという、その極端な二つの主張の間で論争を続けていると感じております。 私たちは、憲法改正自体には反対ではありません。憲法は改正可能であるべきだと考えています。けれども、立憲主義の観点から、つまり、憲法とは他の法律と違って国民が国家権力を縛るものであるという考え方に立つこと、手続が大事だと考えております。 その観点で新しい人権を……
○亀井亜紀子君 みどりの風の亀井亜紀子でございます。 小田参考人とJICAの不破参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど、小田参考人が盗水とおっしゃったときに思い出したことがあります。それは、数年前にODAの特別委員会の視察でツバルに行ったときのことです。ツバルでは日本が海水の淡水化をする施設を提供しましたが、それが非常に大事にされておりまして、つまり、厳重に金網で囲ってあるんですね。やはり水が非常に貴重なので盗水の心配があるということで、いわゆる緊急用といいますか、とにかく厳重に囲まれておりました。 そこで、質問ですけれども、今まで設置された、いわゆるあのアフリカの草原の真ん中に施設が……
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