このページでは小野次郎参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 私は、みんなの党を代表して、馬淵国土交通大臣問責決議案に賛成の立場から討論を行います。 以下、簡潔に賛成の理由を申し述べます。 第一に、国土交通大臣馬淵澄夫君は、尖閣諸島沖中国船衝突事件に関し、我が国の主権や領土の保全に大きな影響を与える事案であることの認識を忘れ、海上保安庁当局による速やかな情報公開を妨げ、国民に対する説明責任を怠った。 第二に、馬淵大臣は、本事件への対応に関して、広く我が国に対する国際世論の理解と支持を得るべき重要な局面において、我が国のとった措置の正当性を説明できる記録映像の公開を妨げた。 第三に、国会審議の過程……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 私は、みんなの党を代表して、ただいま趣旨説明のございました衆議院提出東日本大震災復興基本法案について質問を行います。 まず、今回の大震災で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。 こうした被災地域の迅速な復興は、地域住民と行政ばかりでなく、与野党一致で実現に努めるべき国政上の最大課題です。最近、主要政党が与野党の垣根を越えて一つの政権を構成するいわゆる大連立政権を模索する動きがございますが、国会の場では国政全般の基本政策が異なる政党間での徹底審議を確保する見地から、我が党はこの大連……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 私は、みんなの党を代表して、一川防衛大臣問責決議案に関し、問責に賛成する立場から討論を行います。 一川大臣には、元々、国の独立と国民の安全を守る国務大臣としての資質に欠ける点が多々認められます。 まず第一に、国務大臣としての自覚がない。国賓として来日されたブータン国王陛下御夫妻を招いての宮中晩さん会に欠席して、同僚民主党議員の政治資金パーティーに出席した。国賓の接遇は内閣を挙げて厳粛に執り行われるものであり、私事をもって公務を怠ること自体、国務大臣としての自覚に欠けると言わなければならない。宮中晩さん会の出席は、個人的立場で招かれたものではなく全……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 私は、みんなの党を代表して、社会保障と税の一体改革関連八法案に対し、反対の立場から討論を行います。 同僚議員の皆さん、採決直前ではありますが、いま一度私が申し上げる反対の理由に素直に耳を傾けてください。 まず第一の理由は、消費増税は、三年前の政権交代に際して民主党が国民に行った約束に明らかに反しています。 これから、二〇〇九年、大阪における野田総理のシロアリ演説の要旨を朗読します。 書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらないんです。それがルールです。書いてないことを平気でやる、これっておかしいと思いませんか。シロアリ退治しない……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 私は、国民の生活が第一、みんなの党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、みどりの風、新党改革及び新党大地・真民主を代表して、本日、七会派が提出した内閣総理大臣野田佳彦君問責決議案について、提案趣旨の説明を行います。 内閣総理大臣野田佳彦君問責決議、主文、本院は、内閣総理大臣野田佳彦君を問責する。右決議する。 提案趣旨の主な内容は、決議案に添付した理由の朗読によって、趣旨説明に代えます。 野田内閣が強行して押し通した消費税増税法は、二〇〇九年の総選挙での民主党政権公約に違反するものである。 国民の多くは今も消費税増税法に反対しており、今国会で消費……
○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、本問責決議案に賛成の立場から討論を行います。 安倍総理、安倍総理とは、平成十三年四月に小泉内閣で、安倍総理が官房副長官であり、私が総理秘書官として一緒に官邸に勤務させていただいた、その私がこうした形で対面しなければならないのはまさに断腸の思いでございますが、政治家は常にどんなときであっても私情を交えることなく己に与えられた任務を完遂するようにというのが、私に政治を教えていただいた小泉総理からの言葉でございます。私は、今置かれた立場において、この務めをしっかりと果たしてまいりたいと思っています。 私は、二〇一〇年の秋以来、予算委員会の理事を務めていま……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 片山大臣、端的に質問をさせていただきますが、まず、地方議会議員の年金の問題です。 特に市町村議会議員の年金の財政って急激に悪化していると。このままだと来年度にも積立金枯渇すると言われていますけれども、政府、特に民主党政権になられてから、様々な動き、努力はされてきたと思いますけれども、これ、廃止するのか存続するのかもう決めなきゃいけない時期に来ていると思うんですが、その大方針がさっぱり示されない。鳩山内閣のころからのこの答弁なんか見ましたけれども、今年の一月ごろには秋口にはと言っていたけれども、北海道じゃもう雪が降っている季節になっているのに……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 十月十五日の予算委員会で言いっ放し、聞きっ放しになったままお答えをいただいていないものがございますので、しっかりと、官房長官が中心になると思いますけれども、お聞かせいただきたいと思っております。 ビデオのコピーの問題ですが、これまでの衆参審議を通じまして、石垣の海上保安部にマスターテープというものがあると、それから那覇の地検には証拠として保管中のコピーがあると、それ以外に十五日の予算委員会では、今度、海上保安庁本庁というところにコピーが存在するということが分かっています。これら以外にどこに何巻の、巻というか、板かもしれない、何枚かもしれませ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 冒頭、小川副大臣にはお忙しいところを急遽出ていただくお取り計らいをいただきました。委員長、理事の方にもお礼を申し上げたいと思います。 まず、中国漁船の衝突事件のビデオについてお伺いします。 小川副大臣に対する質問になると思いますが、前回、当委員会で黒岩法務大臣政務官が、捜査や証拠以外の目的で保有されているビデオの録画物についても次のように答弁しています。捜査と関係なく、例えば記録としてされているビデオでも、仮にそれが捜査機関が証拠物として持っているものと同一の内容でしたら、これは公開は禁止されておりますと答えているんですね。 私としては……
○小野次郎君 覚悟を持った政治家の政党でありますみんなの党から、今日は小野次郎が質問させていただきます。 先日亡くなられた大沢監督、大沢親分ありせば、仙谷官房長官、あなたは喝ですよ。私はそう思います。 おとといの官房長官記者会見、そして昨日の予算委員会のやり取り、自分を小村寿太郎外務大臣になぞらえていますね。私はおこがましいと思いますよ。命を懸けて国益を守った小村寿太郎氏とあなたは似ても似つかないじゃないですか。 民主党代表選挙に──まだ早いですよ。民主党代表選挙に皆うつつを抜かして中国に付け込むすきを与えてしまった、それは民主党政権ではございませんか。あなたは内閣全体を考えなければいけ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 しょっぱなから総理にお伺いいたしますが、最近のスー・チーさんの釈放、私も大変喜んでおりますけれども、総理も同じ印象だろうと思います。これ、やっぱり国際社会の一致した要請、要望というものが寄与したものと私は思います。 みんなの党は、既に参議院の方にノーベル平和賞受賞者である劉暁波氏の釈放要求決議案、提出しております。これにはすべての会派の賛同が必要なんです。もう時間もないんです。十二月十日に授賞式が行われます。 民主党の代表でもある総理の御認識をお伺いするとともに、また、総理の言動というのは内外に大きな影響があるんです。大きな影響があるから……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 私どもの会派はいつもこの三時半ぐらいに当たるんで、官房長官がおられる時間あと十五分しかないんで、たくさん質問したかったんですけれども、順番を変えまして、まず官房長官へのお尋ねから始めさせていただきます。 午前中には、どなたでしたでしょうか、明るい話題で宇宙開発の話題、宇宙利用の話題も出ましたけど、今の菅内閣、私はもうムーンウオーク状態じゃないかなと思うんですね。閣僚のほとんどが何か地面に足が付いていないような状態になっています。今日、私は一つ一つ、どこが浮いちゃっているのか、浮き上がっているのか、その問題点を指摘してまいりたいと思っています……
○小野次郎君 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、みんなの党を代表して、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 本年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震とこれに引き続いて発生した津波や原子力発電所における原子力災害等により、広範な地域にわたって未曽有の甚大な被害が生じており、時間の経過とともに被害状況が刻々と悪化し、拡大しているところであります。 このような中、統一地方選挙は、本年四月十日及び同二十四日に実施されることとなっておりますが、多くの国民が被災し若しくは避難し、又は救難若しくは復……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 選挙の管理執行というのは本来公正中立な立場の選管が行うべきだということは私も十分承知しています。しかし、先日の千葉県議会議員選挙の浦安市選挙区における経緯を見ても、選挙は選管だけじゃできないということは明らかだと思うんですね。言うことを聞かない地方選管の問題だといって割り切って済まされる問題でもなくて、やはり政令なりで定めてやっているわけですから、そういった政府とかあるいは大臣自身の見通しの悪さというのはやはり問われるんだろうと私は思います。 今般の大災害による被災地において、多くの困難はもうあるんですよ。困難を押してでも、克服してでも選挙をやると……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 質問に先立ちまして、まずもって今回の震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、今なお大変厳しい状況に置かれておられる被災された全ての皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。また、自衛隊、行政関係、ボランティアの方々、震災発災直後から救難のためあるいは復興のため尽力されている方々、全ての皆さんに敬意を表したいと思います。 その上で質問に入らせていただきますが、私は、今回の災害、震災の中で、寒い思いをし、ひもじい思いをし、あるいは暗い中に取り残された何千、何万の方の気持ちになって問いただしたいことがございます。それは、十一日の……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 今日は主に蓮舫大臣と節電方策について意見の交換をしたいと思いますけれども、その前に一問だけ中野国家公安委員長に質問させていただきます。 それは、一昨日、予算委員会の締めくくり総括でも菅総理に質問を申し上げた、災害時の安否情報の照会のための公的なサイトをつくってもらいたいということでございまして、総理からも、最後は何か検討しますという言葉が付いていましたけれども、余り何か特段の反応が得られなかったものですから、是非、大臣にもう一度前向きに検討をしていただきたいということでお訴えをさせていただきたいと思います。 それは、今回の災害、未曽有の規……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。 官房長官に御質問させていただきますが、連日お疲れさまでございます。しかし、いろいろ問いたださなければいけない点がございますので、その点はしっかりと、なおできるだけ簡潔にお答えいただければと思います。 まず、昨日からの総理と松本健一内閣官房参与のやり取りというのはどういうことなんですか、これ。綸言汗のごとしという言葉を官房長官、御存じだと思いますが、最高、トップにある方の発言というのが後で訂正したり修正しても元には戻らないというのはもう二千年前から言われているんですよ。これ官房長官、昨日の夕方は、自分は承知していないからという前提でお話しされ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 PFIの対象というのはもっと広げて積極的に活用すべきだと私も思っておりますけれども、その際にいろいろ感じられる不安、念を押しておきたいところがございますので、そういう点を中心に質問させていただきますが、最初に蓮舫大臣にお伺いします。民間事業者選定に当たって、公平な競争を確保するためにどのような方策を取っているかという点です。 つまり、今度の法改正というのは、やはり選定される民間事業者にとっても受けやすい、使いやすい形にしようということでございますけれども、それは逆に言えば、そういういい話、魅力的な話を、公平な形で競争が担保されない形になると弊害が起……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
まず冒頭、官房長官に一点確認させてください。
午前中以来、佐藤議員、宇都議員の質疑の中でもかなり官房長官は明確におっしゃっていると思いますが、確認したいのは、十七日に東京電力が作って発表しましたロードマップ、工程表、この実施という、実現ということについては、政府もしっかりと責任を持って実現を図るということ、これは政府の責任でもあるんだということを確認していただきたいと思います。
【次の発言】 きちっとお答えいただいたと受け止めさせていただきます。
特に、四月十九日にはウクライナで原子力サミットございましたですね。高橋外務副大臣が日本政府を代表して……
○小野次郎君 今日は、私、十四年前の新聞に自分が「論壇」に投稿した、資料として配らせていただきました。この時期が九八年の前年で、第二回の対日審査を迎える前の年だったんですね。そのときには、この見出し自体がこれを取り上げてくれた新聞社と論争になったんです、前夜まで。マネロンと書きたかったんだけど、マネロンという言葉は社会的に認められていないと言われて、資金洗浄と、こう直されたんです、新聞社から。それぐらい、この十数年間の間に制度も変わったし私たちの認識も変わったと思うんですが、私が日本で最初のFATFの国際審査員なんです。アメリカに対する対米審査の国際審査員で、日本で最初に選ばれて行ったこともあ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 冒頭、是非、官房長官にも配付している資料の地図を見ていただきたいと思うんですが、これは元々は文科省のホームページから取ったもので、この赤く色を塗りましたのは、私の事務所の方で等高線に沿って塗らせていただきました。 つまり、今の規制というのは、二十キロ以内が警戒区域に入っていて、それから黄色い線でくくったのが緊急時避難準備区域、そして緑の線でくくったのが計画的避難区域と、基本的には同心円状になっていて、プラス飯舘村という感じで行政区画で切ったというのが大まかな説明かなと思いますけれども、私は、五月の予算委員会のときから、基本的には積算線量に沿って生活……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
総合特区法案、この審議が、この会期はどうなるか、まあ延長される可能性が高いと思いますけれども、いずれにしてもこの会期末というところで回ってきたときに、私が思いましたのは、この法案は大震災の復興にも早速活用されることもあるんだろうという意味で認識をしたわけですけれども、被災地域で今回の総合特区制度の活用について、現状として地元から何か具体的な構想がもう上がってきているのかどうか、現状をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 復興基本法の方の復興特区については更にまた詰めなきゃいけない部分があるわけですけれども、この総合特区法案の特区と復興基本法の復興特……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
細野大臣にお伺いします。
昨日の六時からだったと思いますが、菅総理のエネルギー政策についての記者会見の内容を閣僚としてどのようにお受け止めになりましたか。
【次の発言】 質問通告を特にしていなかったんで、ちょっと当惑されたかもしれませんが、あの記者会見の中で総理が触れておられた安全優先、そして脱原発依存、そして自然エネルギーで立国していこうという方針というのは、実は四月以降、みんなの党の電力アジェンダに書いてある基本的な方針と同旨、同じ内容になっています。
さらに、昨日の記者会見以外ですけれども、衆参の様々な委員会等でのやり取りの中で、総理あるい……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今回の原発事故を踏まえてというか端を発して、今、日本のエネルギー政策が再構築しなければいけない事態に追い込まれていると思います。一つは、エネルギーを生産するのを原子力発電に重点を置くか、あるいは脱原発依存の方向に向かうかという問題と、もう一つは、エネルギーの総量において不足するんじゃないかというエネルギー危機にどう対応するかという二つの問題だと思います。 その中で、私は、だんだん多くの人間が気が付き始めているのは、一点集中型のエネルギー生産基地に頼るのではなくて、なるだけ地産地消というんでしょうか、各地域でエネルギー生産あるいは節エネルギー、両方を……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今日は最初に、まず杉花粉症防止、減少対策についてお伺いいたします。 先週の金曜日に林芳正議員と総理のやり取りも伺わせていただいて、私としてもお伺いしたいし、また注意喚起したい点があって、今回またこれを取り上げさせていただきました。 この平成二十一年度の補正予算資料、この右隅が大事なんです。右隅、ちっちゃい字で書いてありますけれども、なぜこれ首都圏って書いてあるのか、あるいは十年後に花粉を大量に飛散させる杉林を半減させるって書いてありますが、これが非常に大事な部分でありまして、私は前に衆議院議員だったときからこの問題をずっと追っかけているんです。だ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今日は締めくくり総括質疑ということで、総理、閣僚の皆さんに質問をいたします。 よく命を大切にする政治という言葉を耳にしますけれども、私は、この言葉は同時に死というものを社会として大切に扱わなければいけない、丁寧に扱わなければいけないということと同じ意味だと思っています。 その意味で御質問させていただきますが、まず冒頭、松本防災担当大臣に御質問いたします。質問通告しておりませんが、先ほど礒崎委員の質問に対して大臣は御自身のお言葉で、救われる命が救われなかった面もあったと思いますがとおっしゃいましたけれども、これはどういう点についての責任を認められた……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 私は、総理、十五年ほど前に警察庁で危険物の行政の責任者をやっていました。そのときに、この福島第一原発ではありませんけれども、原発等原子力関係の施設を何回か訪問しましたけれども、そのときに案内をしていただいた方がいつも同じマジックのようなものを見せてくれるんですけれども、それは、施設に入るときに付けて入ったものを、出るときにまた、今日持ってきましたけれども、カウンターの、もっと立派なものだったと思いますが、こういう放射線のカウンターのところにさらして、入ったときと余り増えていないんですけれども、それを見せてくれるんです。どうするんですかと聞くと、これは……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 まず、今回の東日本大震災で亡くなられた方々に御冥福をお祈りし、また、全ての被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。そしてまた、今日も現地で、そして様々な復旧復興、さらには原発災害対応に当たっておられる自衛隊、警察、その他行政の方々、企業の方々、そしてボランティアの方々、皆様に心から敬意と感謝を申し上げさせていただいて、質問に入らせていただきます。 総理、四月二十九日に小佐古敏荘前内閣参与は辞任されましたけれども、今回の原発災害に対して、特にその政府の対応について厳しく批判しています。総理自身が選任して、総理にアドバイスをもらうために内閣参与に……
○小野次郎君 みんなの党を代表して、平成二十三年度補正予算三案について賛成の立場から討論を行います。 今回の震災では、日本社会は地震、津波による未曽有の被害ばかりでなく、原発事故による広域の放射能汚染に今なおさらされています。放射能の大量放出による汚染から国民の生命と財産を守る対策に全力を挙げなければなりません。さらに、今なお大規模な放射能放出の危険が残る原発プラントの速やかな事態収拾が喫緊の課題です。 私たちは、原発事故による大規模な放射能汚染という深刻な試練を民族の教訓として、安全で健康な社会をつくり上げていく責任があります。安全の保証のない経済効率性は成り立たないという当たり前のこと……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今日は参考人の先生方にはこうして私どもの前でお話をしていただいて、大変貴重な情報をたくさんいただいた、そのことにまずお礼を申し上げたいと思います。 その上で、私が今日お尋ねしたい大変重要なことは、今、福島県の学校の校庭の放射線量の基準が、その数値あるいはその数値の意味が大変問われているように思います。 まず、柴田参考人にお伺いしたいと思いますけれども、その計測の仕方自体が、いろんなことを言う人いるんですね。一・五メーターの高さで測るんだと言っている人と、多分ちり一つないようないわゆるフローリングのところの屋内で測ったり、あるいはアスファルトできれ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
総理、本日、私は、あなたが内閣総理大臣に必要な資質というものを全く備えていないということを、質問を通じて国民の皆さんの前で明らかにしていきたいと思います。
まずお伺いしますが、昨日の衆議院で不信任決議が否決されましたが、今のあなたの心境を伺いたいんです。つまり、総理は今、衆議院で自分の続投について信任を受けたという認識なんでしょうか、お伺いします。
【次の発言】 今、私は、あなたが速やかに退陣するという趣旨だというのであれば、改めて参議院で問責決議を出す必要があるかどうかという議論出ると思うんです。その意味でお伺いしているんですから、簡潔にかつどち……
○小野次郎君 私は、四月から、今そこにある危機ということで放射能汚染の問題をただしております。 福島県内の学校校庭における放射能汚染の基準について高木文科大臣にお尋ねいたしますが、当委員会で文科大臣が、年間二十ミリシーベルト以下なら安心してくださいと発言された、そのことがその後も保護者や教育の現場に誤解を与えております。誤解や無理解を払拭する、そして保護者の不安に誠実に対応するというのは、私どももそれを求めているし、大臣も恐らくそれをお考えなんだろうと思います。全ての学校で年間一ミリシーベルト以下を目指して除染その他の安全、安心確保の措置をとっていく、そういう方針であることを丁寧に国民にお話……
○小野次郎君 おはようございます。みんなの党の小野次郎でございます。
総理、通告はしておりませんけれども、本来の質問に入る前に聞かせていただきたいことがあります。昨日、岡田民主党幹事長は二〇〇九年の民主党のマニフェストについて実現できないものが含まれていたと謝罪をされておりますけれども、総理からもう一度、二〇〇九年の民主党のマニフェストについてどういう評価されているのか、今の時点で、かつてじゃなくて今どういう評価されているのか。国民に対して釈明するべき点があるならば総理自らも釈明すべきだと思いますが、どうお考えでしょうか。
【次の発言】 今、総理はおわびを申し上げたいと言われました。元々財源……
○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、政府提出平成二十三年度第二次補正予算案に対して、賛成の立場から討論を行います。 まず申し上げたいのは、提出がさんざん遅れたにもかかわらず、提案された予算規模が小さ過ぎる。これでは被災地の本格的な復旧復興に取りかかることができない。それにもかかわらず、予算総則には、原子力損害賠償支援機構法案に係る交付国債を二兆円、政府保証枠を二兆円計上されている。これは東京電力をゾンビ企業として存続、救済するもくろみであり、電力会社による送発電一体の地域独占体制を前提にするものである。すなわち、脱原発依存に不可欠な電力自由化の方向に逆行する予算だけがしっかりと確保され……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。
野田総理には是非、国家と国民のためにいい成果を上げていただくように心から期待しております。
総理、これからやっぱりいろんな苦境に接すると思いますけれども、総理を一番力強く最後まで支える力、守る力って一体何だと思いますか。
【次の発言】 それを国民に知ってもらう、やはり国民の支持というものだと思いますね。党内で幾ら足引っ張られても、あるいは私たち野党から幾ら攻撃されても、世論が支持してくれているということは総理の座をしっかりと守ってくれる一番力強い力だと思うんです。
総理は、昨日までの御発言伺っていると、ぶら下がり取材をやっぱり受けない、記……
○小野次郎君 おはようございます。みんなの党の小野次郎です。 今回の原発事故、私たちに二つの大きなことを教えてくれました。一つはエネルギーの大切さであり、もう一つは安全、安心ということだと思います。 原発中心の社会では、放射能汚染の不安がどうしても拭えません。同時にまた、原発に限らず、一点集中型のエネルギー構造では災害、事故に弱い社会であることが明らかになりました。長い目で見ると、安全に優越する経済効率性は成り立たないと私は思います。原発に頼らない、再生可能エネルギー中心の社会をつくり上げていきたいと考えています。 今後は、それぞれの地域が豊かな自然環境を生かして、太陽光、小水力、バイオ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今回、所属する政党の中で担当委員会替えがありまして、農林水産委員会に所属させていただくことになりました。私は、かねてから農は国の基なりということを思っておりまして、希望がかなってこの委員会に所属させていただきましたので、委員長また同僚の議員の皆様、そして農水省の大臣以下、どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず最初にお伺いしたいのは、農産物及び食料品の安全、安心の確保という問題です。 みんなの党は、特に子供と妊婦の安全と安心を守るということをこの原発事故以降取り上げるべきだということを主張しておりまして、そのための議員立法も準備しているような段階……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 まず、小宮山厚生労働大臣、お聞きいただきたいんですが、私は十月二十九日、土曜日だったと思いますけれども、山梨県のある社協が窓口になって福島県に冬物衣料をお届けしようということで、ボランティアの力を借りて集めたものを届けた。私は、ささやかですけれどもできるだけの協力はしましたけれども、その後、無事に終わって現地に着いた方から聞いたら、飛ぶようにというか、もう皆さんが必要だというので、冬を迎える前に暖かいものを、着るものとか毛布なんかもあったと思いますけれども、はけたということなんです。 でも、後で私不思議だなと思いましてね、震災直後なら、それはもうあ……
○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、平成二十三年度第三次補正予算案に対して賛成の立場から討論を行います。 今、日本は、三つの大きな課題について待ったなしの決断と実行が求められています。課題の第一は脱原発、第二は行財政改革、第三はTPPであります。それぞれが既存の行政、経済社会の仕組みに大胆な改革を要する課題であり、これに対して、既得権にぶら下がる勢力からは組織的抵抗の姿勢が見られています。 危機的な状況の下で政権運営に当たる内閣には、何よりも多くの国民の理解を得る積極的努力が求められています。しかし、野田総理は、安全運転を目指すという言い訳の下に、国家の重大課題にいかなる方針で取り組……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今日は、まず平成七年の沖縄における女子暴行事件、そして日米地位協定の問題から質問いたします。 私は、一川大臣、聞いていただいていますか、あなたと違って、この事件は大変鮮烈な思い出、記憶があります。平成七年九月、私は警察庁の国際課長でした。つまり、米軍人犯罪の主管課長だったんです。詳細が分かりましたから、これは許されざる行為だと、外務省に対して厳しく、身柄を日本側に引き渡すように、早期に引き渡すように主張しました。余り強く主張し過ぎて、委員長、上から上に連絡が行って、あの課長はちょっと過激な発言するから日米合同会議に出させるなという声が出て、私は外れ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今日、何か三時から野党、自民党、公明党を除く野党の党首会談もセットされたようですけれども、風雲急を告げてきましたので、この委員会の平穏な審議というのも今週末までぐらいかなという感じになってきましたので、私、今委員長もお話しいただいたとおり、元々の委員ではなかったんですが、是非質問させてもらいたいということで同僚議員にその機会を与えていただいたということで今日ここに立っております。 安住財務大臣には先週、委員会は違うんですけど、この同じ部屋で、積極的に答弁されているというのを何か遮らざるを得ない、立場柄なりまして、大変恐縮に思っております。質問者の意……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 ヨーロッパでは、牛とか豚のお肉屋さんのことはブーシュリーというんですけれども、それとは別にどの町にもシュバリーヌという馬肉屋があるんですね。料理が好きな方、私も食べる方は好きですけれども、御存じのとおり、タルタルステーキという料理がありますけれども、生肉を使った料理ですけど、あれは牛じゃなくて馬を使うのが本来の料理なんですね。それで、このシュバリーヌというのがどの町にもあるんですけれども、それぐらい肉が傷まないというか、人に影響する伝染病が少ない、低カロリーだということで、最近ではヘルシーだというふうなことを言って大変好評でございます。 日本の国内……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 春といえば花粉症の季節でもあります。私の得ている情報では、鹿野大臣も若干花粉症があるという話ですが、症状を感じておられる方と感じておられない方では全然この話題受け止め方が違うので、是非、一緒に考えていただきたいと思うんですけれども。 この問題、私取り上げるのは、前、衆議院議員だったときに平成十九年の春に一回取り上げて、去年は予算委員会で菅総理にもお伺いしたことがあります。三回目なんですけれども、ああ花粉症かってみんな知っているようにおっしゃるんですけれども、今日は特に杉花粉症について話をさせていただきますが、篠田審議官にまず知識の整理という意味で、……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
木を見て森を見ずという言葉がありますが、今日は専門家の森本政務官もお見えですので、是非木を見て森も見、さらには木を見て山を考える質疑をさせていただければと思います。
最初に、政府参考人、林野庁長官にお伺いしますけれども、国有林野事業における民間委託の現状をお伺いしたいと思います。
川上というんでしょうかね、苗を育成するところから、川下というんでしょうか、最後、伐採という、いろんな過程で民間委託の努力をされているようでございますけれども、その現状をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
次に、この国有林野事業、今回の法改正……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 再生可能エネルギーの大幅導入というのは、今、日本の社会全体にとって最大の課題の一つでもあると思います。昨年以来のこの委員会のいろんなやり取りの中でも、特に農水省所管の分野、農水省の果たせる役割というのが潜在的には極めて大きいと認識しています。 それで、この国会には農水省自身が農水省所管分野での再生可能エネルギーの活用の可能性を広げようという法律も出しておられるんですけれども、審議がまだこちらに回ってこないので、私たちとしても何とかしてあげたいと思ってもどうにもならない状況が続いていますが、是非、大臣、新しくなられたこともあり、この再生可能エネルギー……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 放射能で汚染された樹木、花、草、廃材など植物系の資源、東日本全域で膨大な量に達していて、その処理が大きな問題になっています。除染が進めば進むほど、また、季節が移り変わるとともにまた地中から出てくる、成長してくるものがありますから、更に増え続けると思います。国土の自然環境の回復と東日本の農林水産業の復興のためにも、この木質系、植物系素材の目かさを減らすと言うんですかね、言葉が私専門的じゃないのかもしれませんが、何か焼き締めてその後の処理を容易にする技術、処理が必要だと思うんですけれども、一方で、放射性物質がそれによって飛散するんじゃないかという不安がま……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。おはようございます。
早速、総理に伺いますが、一月二十四日に今国会が開会して以来、消費税引上げを柱とする社会保障・税一体改革、毎日話題、議題になっているわけですけれども、この際に、総理は身を切る改革、あるいは身を切る覚悟というのを度々おっしゃっています。
整理のためにもう一度伺いますけれども、具体的に総理が考えている身を切る改革、列挙してください。
【次の発言】 総理、今幾つも並べられて、最後にそれ以外でもと何か例示みたいにしてしまいましたけれども、どれとどれが増税の前にやるべきことなんですか。
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
早速質問に入りますが、岡田副総理、再来年度、二〇一三年の国家公務員の採用について、二〇〇九年比で政府の行革実行本部は四割、あなた自身は七割以上の大幅削減を指示したと伝えられていますが、それは事実ですか。
【次の発言】 質問通告していませんが、今朝のことですけれども、総務大臣、あなたは閣僚懇談会で同じようなことを各省に要請しているんじゃありませんか。
【次の発言】 お二人の答弁を聞くと、四割とか七割以上というのは全く事実無根だということですか、その数字は。
【次の発言】 これ、べらぼうな話だと思いますよ、四〇%とか七〇%以上なんというのは。
小宮山厚……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
冒頭、質問通告していませんが、総理にお伺いいたします。
昨日から今日にかけて国民新党の亀井代表とお会いになっておりますが、今の政権は国民新党との連立は解消したんですか、それとも継続されているんですか。
【次の発言】 それでは、前から存じ上げておりますけれども、自見さんに今日はお伺いしますけれども、人には帰る住みか、家というものがあります、住所があります。あなたは、国民新党にいるんですか、それとも無所属になったんですか。
【次の発言】 党の代表というのは党の顔ですよ。党の代表が連立解消と言っているのに、あなたはどういうステータスでそこに座っておられる……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。今日は最初から、極めて不本意、こんな理不尽なことがあっていいのかという思いでこの席に立っています。 委員長、御存じのとおり、私は昨日の夕方、質問通告を政府にしました。その問いの筆頭が、三副大臣、一政務官を呼んで消費増税に対する内閣の方針、この方針に対してそれぞれの政治家の認識を問いたい、問い一に掲げて提出したのが、うちの秘書が出したのが午後四時過ぎ。私自身は十八時三十分に質問通告をしました、レクチャーを。そうしたら、十九時〇七分に官邸から連絡があって、小野先生の質問の時間までにこの四人の方には退職してもらうからと。こんなばかげた回答ありますか。審議権の……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 総理、冒頭、通告はしていませんが、お答えいただける範囲でお答えいただきたいことがございます。 それは、私は、この内閣の十日、二週間余りの余りに前のめりな原発再稼働の動きには断固反対でございます。みんなの党は、この原発再稼働前のめりの姿勢に対して、国会決議で反対するという決議を各党に呼びかけようとしています。そしてまた、明日には、超党派で、総理、与党も含めてですよ、超党派で議員の集会、急ぐな再稼働という、議員会館で開く予定になっています。私自身もその呼びかけ人になっておりますが、御党、与党の中でも、この再稼働前のめりの姿勢に対しては大変多くの方が厳し……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
朝からの予算委員会の質疑を聞いておりまして、目的も効果もよく分からない消費増税、そしてどんな世論調査をしてもなかなか国民の間には理解されていないこの消費増税が、この委員会の場では何か既定事項のように議論されていることに大変私は違和感を感じました。
安住さん、まあ同じ民主党の方とのやり取りではありますけれども、先ほど、私聞いておりましたら、大臣は今回増税させていただきますがというふうに言っていましたけれども、増税はもう可決、成立したんですか。
【次の発言】 要するに、増税について国会で審議してもらっているという意味ですね。
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
今回の法案が各選挙区間における人口較差を緊急に是正し、違憲状態を早期に解消するためのものであるという趣旨は私たちも理解しておりますが、確認の意味を込めて何問か提案者に質問したいと思います。
一問目は、自民党の法案発議者は、衆議院選挙制度改革各党協議会で二段階方式を主張されて、まず一票の較差是正を先行させて、その後抜本改革と定数是正を行うとしてきましたけれども、この法案のどこを見ても今後の抜本改革等については触れてないんですけれども、なぜなんでしょうか。
【次の発言】 私が聞いているのは、今後の抜本改革等について触れていないと、そもそも。今のお話は、……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 昨日質問通告したときとちょっと質問の順番を今朝変えましたので、警察庁の方、お見えになっていると思いますが、冒頭、一問だけ警察庁に質問させていただいて、その後、予定の質問に入りたいと思いますが。 アルジェリアの事件の後、グアム島でも邦人旅行者の犯罪被害が発生しました。みんなの党は、犯罪被害者給付制度を海外の日本人被害者にも適用拡大する法案を既に準備しました。各党に今御相談に回っているところですが、与野党を超えてほとんどの政党が趣旨には賛同だという意向を示しておられます。 政府としても海外での事件被害者に適用されるような法改正を検討しているやに聞いて……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
早速このハーグ条約についての質問に入らせていただきますが、そもそも、両親が破綻して、子の連れ去りあるいはそれに対する返還の訴えというのは、国際間の場合と国内の場合でもあるんだと思うんですね。このハーグ条約入った場合の、ハーグ条約の規定する国際間の場合と、国内で同じように両親が破綻して一方が連れ去った、一方が返してくれという訴えをした場合とで司法判断の目的なり手続なりどこが違うのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと質問の順番を変えますけれども、外務省にお伺いしたいと思うんですが、連れ帰った子が日本国籍で常居所国籍ではない場合に、こ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 質問に入る前に、私の気付きの点を一点触れさせていただくと、どうしても防衛問題というのは専門的な用語が出てきますが、私個人はヒトロクだのフタフタだのという言い方は業界用語なんだろうと思っています。私自身も、だから、国会議員になる前の仕事も防衛関係のことを担当していましたから知らないわけじゃありませんけれども、やはりある種隠語に近いようなものをお互いに国会議員が使い合うというのは、やっぱり私は、シビリアンコントロールという言葉の中には、何か権力が、権限がという以前に、国民が分かる話をしようということなのであって、特定の人だけが分かる用語でやり合うというの……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 私が外務省へ出向してフランス大使館の一等書記官で行ったのは二十七年も前なんですが、そのときは家内を連れて一歳の子供を連れて赴任しました。もちろん、この三年間の勤務で外務省の方には大変大切にしていただいて、その人間関係は今に至るまで続いているわけですけれども、また、フランスの政府あるいは当局からも大切に扱っていただいて、大変いい思い出ではあるんですが、その思い出を思い返したときに、一つだけやっぱりずっと何とか改善できないかなと思っていたのは、在外勤務のときの住居なんですね。 国内でも、私たちというか、国家公務員の人は結構転勤するんですが、在外の場合も……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
今日は、租税、脱税防止の関係の協定が多いわけですが、私は、今日は常に脱税と裏腹の関係になるマネロンの問題についても質問してみたいと思っています。
まず、今日、法務省刑事局長、お越しいただいていますが、連日報道されていますオリンパスの利益隠し事件の概要をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いわゆるマネロン事件だと思うんですが、報道では二十二億円、今金額も局長言っておられましたけれども、リヒテンシュタインのペーパーカンパニーの口座に入金したと言っていますけど、詳細はいいですけど、話の流れはそういうことでよろしいんでしょうか。
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
今日、少し前の委員と質問がかぶる部分があるかもしれませんが、我が国とアメリカは、この食料・農業植物遺伝資源条約について採択を棄権したわけですね。その結果、我が国は条約採択から十年以上加入が遅れていたわけですけれども、EUのように解釈宣言をした上で加盟、加入というんですか、そういう態度に同調することもないまま過ごしてきたと。なぜ今になって改めて条約加入の承認を国会に求めているのか、理由をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私が伺っているのは、EUがそういう対応を取ったというときにも同調しないという決断をしていたのに、なぜ今になって加入しようとなった……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 まず第一、最初に外務大臣に御質問させていただきますが、質問じゃないんですけど、要望ですけれども、この旅券法改正の中で知ったんですけど、この発行手数料が法律で書いているということが、逆に言えば法改正の理由にもなっているわけですけれども、将来、今回はいいですけど、将来はこれを、その時期に応じて合理的に算出して決めることができるように、下位法令でも定められるような形のことも将来のときには考えていただきたいということを要望事項として申し上げさせていただきます。 さて、今回、旅券の様式が国際的にICAOで読み取りの仕組みができている、それに対して、修正をいわ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 今度は私の方から幾つか聞かせていただきますが、まず、私の認識では、我が国の会計検査院というのは、明治憲法と新憲法でほとんど変わらなかった唯一の役所じゃないかなと思っています。つまり、行政、司法、立法、特に国権の最高機関が国会だとなった後も、会計検査院は政府の一部にありながら内閣からも独立を保障された特別な機関と位置付けられています。 政府の活動をチェックするという点では国会と同じ機能を有しており、外国ではこの会計検査を担当する国家機関が国会に属している例もあることは参考人も御存じだと思うんですが、さて、それでは、じゃ会計検査院と今の我々国会とでどの……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
今日は、限られた時間しかございませんので、一つの話題についてお伺いしたいと思います。今日は厚労省の矢島局長にもお越しいただきまして、ありがとうございます。
まず局長にお伺いしますが、在外被爆者の実態、そして在外被爆者に対する被爆者援護実施の仕組みについて、今日は時間ないので簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 厚労省からいただいた資料を見ても、この手帳を受ける、あるいは原爆症として認定されるということになると、医療費の無料化であったり、あるいは健康管理手当、医療特別手当、まあ結構な金額になる、そういった援護を受けられるということですね。
ところ……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 安倍総理を六年ぶりに総理としてお迎えして質問することについて個人的には思いもありますけれども、今日は安倍政権の隅々、コーナーをついてその存念をお伺いしたいと思いますので、ここからが純粋野党の質問時間ですから、是非心しててきぱきとお答えいただければと思います。 まず、学校やスポーツ現場での体罰の問題について触れさせていただきます。 私は二つの面からショックを受けました。それは、最初報道されたものが氷山の一角にすぎなくて、次々と、いろんな社会の隅々に体罰がまだあるということが一つ目のショック。そして二つ目には、私はこれは抵抗できない立場の人間に対する……
○小野次郎君 今日は、それぞれの公述人の皆さん、お忙しいところ来ていただきまして、大変貴重なお話を聞かせていただいて、ありがとうございます。 私は東日本大震災の直後からずっと自分なりに追っかけているテーマがありまして、それは、災害に関するボランティアとNPOの位置付けが極めて曖昧で、もっと積極的に定義すべきだろうということをいろんなところで感じておりました。その意味で、特にほかの公述人の方もそうなんですけれども、今日、村里さんのお話を聞かせていただいて大変参考になりました。 大学に関しても、まず質問になりますけれども、中村公述人と岩渕公述人と、どちらの順番でも結構ですが、お伺いしたいのは、……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。
今日は、安倍総理、私から総理にだけ質問をさせていただきます。
総理は、前回、二〇〇六年だったでしょうか、政権を担って以来、戦後レジームからの脱却ということを言われております。ですから、いろいろ考え抜いた挙げ句のこのフレーズだと思いますが、まず、脱却すべき戦後レジームというのは、総理がお考えになっているのは具体的にどんな制度や仕組み、頭に置いておられるのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 二〇〇七年に答弁されているのは、戦後の憲法を頂点とした行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの基本的枠組みと答弁されていま……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 総理、質問通告するいとまがありませんでしたけれども、私自身も横田さんの御両親始め拉致被害者の家族の方とお会いしたことがございますし、また、何しろかつて机を並べた同僚であった方が今内閣官房参与として北朝鮮へ、かの地に赴いておられるわけですから、国民の一人としても何とかこの膠着してきた拉致問題について進展の方向に前進が図られるように、心から私も祈っております。 さはさりながら、ただ、もう平成というか昭和のころからですけれども、先方に弄ばれていたような結果に終わっている結果も多いですよね。次々といろんな方が行って、何かお米をあげたりいろんなことをしたけれ……
○小野次郎君 冒頭、政府側の国会との窓口であります内閣総務官室から日付も作成者の署名もない文書が、今朝、国会に届きました。読み上げます。 六月二十四日付け、国務大臣等の出席御要求について。閣僚などの国会への出席の取扱いについては、国会運営に関する事柄であることから、政府としては、従来から、与野党で協議し合意されたところに従って対応しているところです。今般の御要求に係る件については、与野党の協議で合意されたものでなく、さらに、参院議長に対する不信任決議案も提出され、その処理もなされていない状況にあることから、政府は出席しないことといたします。 明確に出頭拒否、出席拒否を伝えてきています。私は……
○小野次郎君 こういう質問をさせていただく機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 まずもって、今回の震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りさせていただくとともに、今なお厳しい状況に置かれています被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また、自衛隊を始め、現地で今日も本当に命懸けの救難あるいは復興のための努力をされている全ての方々に心から敬意を表したいと思います。 それでは、まず森本公述人にちょっと御意見を聞かせていただきたいことがございます。 先ほど、まず、森本さんが有事法制の話、平成十二年か十三年かとおっしゃいましたけど、私の記憶では、小泉内閣ができたのが平成十三年の……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 村田公述人にお伺いしますけれども、昨年末に我が国会は日本と四か国の間の原子力協定を承認しました。それは、ジョルダン、ベトナム、韓国及びロシアでございました。原発輸出に関連する協定なわけですけれども、ほかにも、報道ではトルコだとかリトアニアなどとも政府は協議を開始しているようでございます。 こうした原発輸出先国について、私は、自然災害による事故、これは福島の場合には少なくとも原因は自然災害から始まったわけですけれども、このリスク以外に、原発の耐用年数というのは、造り始める段階から終わりまでを考えれば四、五十年あるわけですけれども、この非常に長い時間に……
○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。 三人の公述人の方にはお忙しいところを来ていただきまして、大変有効な、有益な話を聞かせていただきました。特に孫崎さんには、私も、勤めた役所は違いますけれども、やはり国際畑が長かったものですから、孫崎国際情報局長ですかね、でおられたときにはインテリジェンスの世界として仰ぎ見る存在でありましたけれども、今日こうやって質問できる機会を与えていただいて大変光栄に思っています。 また、宮家さんとは、同い年生まれで共通の知り合いも大変多いんですが、世界中のいろんなところで一緒に仕事したり出会ったりしましたけれども、最近は何か安倍総理夫人の外交ブレーン、さらには安……
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