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小野次郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小野次郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
444位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
395位

22期委員会出席TOP50
48位
22期委員会発言TOP25
12位
22期委員会出席(幹部)TOP10
7位
22期委員会発言(非役職)TOP10
10位
23期委員会出席TOP50
46位
23期委員会発言TOP50
28位
23期委員会発言(非役職)TOP50
26位

このページでは小野次郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小野次郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

22期(2010/07/11〜)

第176回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2010/10/27、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  片山大臣、端的に質問をさせていただきますが、まず、地方議会議員の年金の問題です。  特に市町村議会議員の年金の財政って急激に悪化していると。このままだと来年度にも積立金枯渇すると言われていますけれども、政府、特に民主党政権になられてから、様々な動き、努力はされてきたと思いますけれども、これ、廃止するのか存続するのかもう決めなきゃいけない時期に来ていると思うんですが、その大方針がさっぱり示されない。鳩山内閣のころからのこの答弁なんか見ましたけれども、今年の一月ごろには秋口にはと言っていたけれども、北海道じゃもう雪が降っている季節になっているのに……

第176回国会 内閣委員会 第2号(2010/10/21、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  十月十五日の予算委員会で言いっ放し、聞きっ放しになったままお答えをいただいていないものがございますので、しっかりと、官房長官が中心になると思いますけれども、お聞かせいただきたいと思っております。  ビデオのコピーの問題ですが、これまでの衆参審議を通じまして、石垣の海上保安部にマスターテープというものがあると、それから那覇の地検には証拠として保管中のコピーがあると、それ以外に十五日の予算委員会では、今度、海上保安庁本庁というところにコピーが存在するということが分かっています。これら以外にどこに何巻の、巻というか、板かもしれない、何枚かもしれませ……

第176回国会 内閣委員会 第3号(2010/10/28、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  冒頭、小川副大臣にはお忙しいところを急遽出ていただくお取り計らいをいただきました。委員長、理事の方にもお礼を申し上げたいと思います。  まず、中国漁船の衝突事件のビデオについてお伺いします。  小川副大臣に対する質問になると思いますが、前回、当委員会で黒岩法務大臣政務官が、捜査や証拠以外の目的で保有されているビデオの録画物についても次のように答弁しています。捜査と関係なく、例えば記録としてされているビデオでも、仮にそれが捜査機関が証拠物として持っているものと同一の内容でしたら、これは公開は禁止されておりますと答えているんですね。  私としては……

第176回国会 予算委員会 第3号(2010/10/15、22期、みんなの党)

○小野次郎君 覚悟を持った政治家の政党でありますみんなの党から、今日は小野次郎が質問させていただきます。  先日亡くなられた大沢監督、大沢親分ありせば、仙谷官房長官、あなたは喝ですよ。私はそう思います。  おとといの官房長官記者会見、そして昨日の予算委員会のやり取り、自分を小村寿太郎外務大臣になぞらえていますね。私はおこがましいと思いますよ。命を懸けて国益を守った小村寿太郎氏とあなたは似ても似つかないじゃないですか。  民主党代表選挙に──まだ早いですよ。民主党代表選挙に皆うつつを抜かして中国に付け込むすきを与えてしまった、それは民主党政権ではございませんか。あなたは内閣全体を考えなければいけ……

第176回国会 予算委員会 第5号(2010/11/17、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  しょっぱなから総理にお伺いいたしますが、最近のスー・チーさんの釈放、私も大変喜んでおりますけれども、総理も同じ印象だろうと思います。これ、やっぱり国際社会の一致した要請、要望というものが寄与したものと私は思います。  みんなの党は、既に参議院の方にノーベル平和賞受賞者である劉暁波氏の釈放要求決議案、提出しております。これにはすべての会派の賛同が必要なんです。もう時間もないんです。十二月十日に授賞式が行われます。  民主党の代表でもある総理の御認識をお伺いするとともに、また、総理の言動というのは内外に大きな影響があるんです。大きな影響があるから……

第176回国会 予算委員会 第7号(2010/11/19、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  私どもの会派はいつもこの三時半ぐらいに当たるんで、官房長官がおられる時間あと十五分しかないんで、たくさん質問したかったんですけれども、順番を変えまして、まず官房長官へのお尋ねから始めさせていただきます。  午前中には、どなたでしたでしょうか、明るい話題で宇宙開発の話題、宇宙利用の話題も出ましたけど、今の菅内閣、私はもうムーンウオーク状態じゃないかなと思うんですね。閣僚のほとんどが何か地面に足が付いていないような状態になっています。今日、私は一つ一つ、どこが浮いちゃっているのか、浮き上がっているのか、その問題点を指摘してまいりたいと思っています……

第177回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2011/03/17、22期、みんなの党)

○小野次郎君 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、みんなの党を代表して、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  本年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震とこれに引き続いて発生した津波や原子力発電所における原子力災害等により、広範な地域にわたって未曽有の甚大な被害が生じており、時間の経過とともに被害状況が刻々と悪化し、拡大しているところであります。  このような中、統一地方選挙は、本年四月十日及び同二十四日に実施されることとなっておりますが、多くの国民が被災し若しくは避難し、又は救難若しくは復……

第177回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号(2011/05/18、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  選挙の管理執行というのは本来公正中立な立場の選管が行うべきだということは私も十分承知しています。しかし、先日の千葉県議会議員選挙の浦安市選挙区における経緯を見ても、選挙は選管だけじゃできないということは明らかだと思うんですね。言うことを聞かない地方選管の問題だといって割り切って済まされる問題でもなくて、やはり政令なりで定めてやっているわけですから、そういった政府とかあるいは大臣自身の見通しの悪さというのはやはり問われるんだろうと私は思います。  今般の大災害による被災地において、多くの困難はもうあるんですよ。困難を押してでも、克服してでも選挙をやると……

第177回国会 内閣委員会 第2号(2011/03/25、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  質問に先立ちまして、まずもって今回の震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、今なお大変厳しい状況に置かれておられる被災された全ての皆様に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。また、自衛隊、行政関係、ボランティアの方々、震災発災直後から救難のためあるいは復興のため尽力されている方々、全ての皆さんに敬意を表したいと思います。  その上で質問に入らせていただきますが、私は、今回の災害、震災の中で、寒い思いをし、ひもじい思いをし、あるいは暗い中に取り残された何千、何万の方の気持ちになって問いただしたいことがございます。それは、十一日の……

第177回国会 内閣委員会 第3号(2011/03/31、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  今日は主に蓮舫大臣と節電方策について意見の交換をしたいと思いますけれども、その前に一問だけ中野国家公安委員長に質問させていただきます。  それは、一昨日、予算委員会の締めくくり総括でも菅総理に質問を申し上げた、災害時の安否情報の照会のための公的なサイトをつくってもらいたいということでございまして、総理からも、最後は何か検討しますという言葉が付いていましたけれども、余り何か特段の反応が得られなかったものですから、是非、大臣にもう一度前向きに検討をしていただきたいということでお訴えをさせていただきたいと思います。  それは、今回の災害、未曽有の規……

第177回国会 内閣委員会 第4号(2011/04/14、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  官房長官に御質問させていただきますが、連日お疲れさまでございます。しかし、いろいろ問いたださなければいけない点がございますので、その点はしっかりと、なおできるだけ簡潔にお答えいただければと思います。  まず、昨日からの総理と松本健一内閣官房参与のやり取りというのはどういうことなんですか、これ。綸言汗のごとしという言葉を官房長官、御存じだと思いますが、最高、トップにある方の発言というのが後で訂正したり修正しても元には戻らないというのはもう二千年前から言われているんですよ。これ官房長官、昨日の夕方は、自分は承知していないからという前提でお話しされ……

第177回国会 内閣委員会 第5号(2011/04/19、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  PFIの対象というのはもっと広げて積極的に活用すべきだと私も思っておりますけれども、その際にいろいろ感じられる不安、念を押しておきたいところがございますので、そういう点を中心に質問させていただきますが、最初に蓮舫大臣にお伺いします。民間事業者選定に当たって、公平な競争を確保するためにどのような方策を取っているかという点です。  つまり、今度の法改正というのは、やはり選定される民間事業者にとっても受けやすい、使いやすい形にしようということでございますけれども、それは逆に言えば、そういういい話、魅力的な話を、公平な形で競争が担保されない形になると弊害が起……

第177回国会 内閣委員会 第6号(2011/04/21、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず冒頭、官房長官に一点確認させてください。  午前中以来、佐藤議員、宇都議員の質疑の中でもかなり官房長官は明確におっしゃっていると思いますが、確認したいのは、十七日に東京電力が作って発表しましたロードマップ、工程表、この実施という、実現ということについては、政府もしっかりと責任を持って実現を図るということ、これは政府の責任でもあるんだということを確認していただきたいと思います。
【次の発言】 きちっとお答えいただいたと受け止めさせていただきます。  特に、四月十九日にはウクライナで原子力サミットございましたですね。高橋外務副大臣が日本政府を代表して……

第177回国会 内閣委員会 第7号(2011/04/26、22期、みんなの党)

○小野次郎君 今日は、私、十四年前の新聞に自分が「論壇」に投稿した、資料として配らせていただきました。この時期が九八年の前年で、第二回の対日審査を迎える前の年だったんですね。そのときには、この見出し自体がこれを取り上げてくれた新聞社と論争になったんです、前夜まで。マネロンと書きたかったんだけど、マネロンという言葉は社会的に認められていないと言われて、資金洗浄と、こう直されたんです、新聞社から。それぐらい、この十数年間の間に制度も変わったし私たちの認識も変わったと思うんですが、私が日本で最初のFATFの国際審査員なんです。アメリカに対する対米審査の国際審査員で、日本で最初に選ばれて行ったこともあ……

第177回国会 内閣委員会 第9号(2011/06/16、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  冒頭、是非、官房長官にも配付している資料の地図を見ていただきたいと思うんですが、これは元々は文科省のホームページから取ったもので、この赤く色を塗りましたのは、私の事務所の方で等高線に沿って塗らせていただきました。  つまり、今の規制というのは、二十キロ以内が警戒区域に入っていて、それから黄色い線でくくったのが緊急時避難準備区域、そして緑の線でくくったのが計画的避難区域と、基本的には同心円状になっていて、プラス飯舘村という感じで行政区画で切ったというのが大まかな説明かなと思いますけれども、私は、五月の予算委員会のときから、基本的には積算線量に沿って生活……

第177回国会 内閣委員会 第10号(2011/06/21、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  総合特区法案、この審議が、この会期はどうなるか、まあ延長される可能性が高いと思いますけれども、いずれにしてもこの会期末というところで回ってきたときに、私が思いましたのは、この法案は大震災の復興にも早速活用されることもあるんだろうという意味で認識をしたわけですけれども、被災地域で今回の総合特区制度の活用について、現状として地元から何か具体的な構想がもう上がってきているのかどうか、現状をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 復興基本法の方の復興特区については更にまた詰めなきゃいけない部分があるわけですけれども、この総合特区法案の特区と復興基本法の復興特……

第177回国会 内閣委員会 第12号(2011/07/14、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  細野大臣にお伺いします。  昨日の六時からだったと思いますが、菅総理のエネルギー政策についての記者会見の内容を閣僚としてどのようにお受け止めになりましたか。
【次の発言】 質問通告を特にしていなかったんで、ちょっと当惑されたかもしれませんが、あの記者会見の中で総理が触れておられた安全優先、そして脱原発依存、そして自然エネルギーで立国していこうという方針というのは、実は四月以降、みんなの党の電力アジェンダに書いてある基本的な方針と同旨、同じ内容になっています。  さらに、昨日の記者会見以外ですけれども、衆参の様々な委員会等でのやり取りの中で、総理あるい……

第177回国会 内閣委員会 第13号(2011/07/26、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今回の原発事故を踏まえてというか端を発して、今、日本のエネルギー政策が再構築しなければいけない事態に追い込まれていると思います。一つは、エネルギーを生産するのを原子力発電に重点を置くか、あるいは脱原発依存の方向に向かうかという問題と、もう一つは、エネルギーの総量において不足するんじゃないかというエネルギー危機にどう対応するかという二つの問題だと思います。  その中で、私は、だんだん多くの人間が気が付き始めているのは、一点集中型のエネルギー生産基地に頼るのではなくて、なるだけ地産地消というんでしょうか、各地域でエネルギー生産あるいは節エネルギー、両方を……

第177回国会 予算委員会 第4号(2011/03/08、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は最初に、まず杉花粉症防止、減少対策についてお伺いいたします。  先週の金曜日に林芳正議員と総理のやり取りも伺わせていただいて、私としてもお伺いしたいし、また注意喚起したい点があって、今回またこれを取り上げさせていただきました。  この平成二十一年度の補正予算資料、この右隅が大事なんです。右隅、ちっちゃい字で書いてありますけれども、なぜこれ首都圏って書いてあるのか、あるいは十年後に花粉を大量に飛散させる杉林を半減させるって書いてありますが、これが非常に大事な部分でありまして、私は前に衆議院議員だったときからこの問題をずっと追っかけているんです。だ……

第177回国会 予算委員会 第10号(2011/03/29、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は締めくくり総括質疑ということで、総理、閣僚の皆さんに質問をいたします。  よく命を大切にする政治という言葉を耳にしますけれども、私は、この言葉は同時に死というものを社会として大切に扱わなければいけない、丁寧に扱わなければいけないということと同じ意味だと思っています。  その意味で御質問させていただきますが、まず冒頭、松本防災担当大臣に御質問いたします。質問通告しておりませんが、先ほど礒崎委員の質問に対して大臣は御自身のお言葉で、救われる命が救われなかった面もあったと思いますがとおっしゃいましたけれども、これはどういう点についての責任を認められた……

第177回国会 予算委員会 第11号(2011/04/18、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、総理、十五年ほど前に警察庁で危険物の行政の責任者をやっていました。そのときに、この福島第一原発ではありませんけれども、原発等原子力関係の施設を何回か訪問しましたけれども、そのときに案内をしていただいた方がいつも同じマジックのようなものを見せてくれるんですけれども、それは、施設に入るときに付けて入ったものを、出るときにまた、今日持ってきましたけれども、カウンターの、もっと立派なものだったと思いますが、こういう放射線のカウンターのところにさらして、入ったときと余り増えていないんですけれども、それを見せてくれるんです。どうするんですかと聞くと、これは……

第177回国会 予算委員会 第13号(2011/05/01、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず、今回の東日本大震災で亡くなられた方々に御冥福をお祈りし、また、全ての被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。そしてまた、今日も現地で、そして様々な復旧復興、さらには原発災害対応に当たっておられる自衛隊、警察、その他行政の方々、企業の方々、そしてボランティアの方々、皆様に心から敬意と感謝を申し上げさせていただいて、質問に入らせていただきます。  総理、四月二十九日に小佐古敏荘前内閣参与は辞任されましたけれども、今回の原発災害に対して、特にその政府の対応について厳しく批判しています。総理自身が選任して、総理にアドバイスをもらうために内閣参与に……

第177回国会 予算委員会 第14号(2011/05/02、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党を代表して、平成二十三年度補正予算三案について賛成の立場から討論を行います。  今回の震災では、日本社会は地震、津波による未曽有の被害ばかりでなく、原発事故による広域の放射能汚染に今なおさらされています。放射能の大量放出による汚染から国民の生命と財産を守る対策に全力を挙げなければなりません。さらに、今なお大規模な放射能放出の危険が残る原発プラントの速やかな事態収拾が喫緊の課題です。  私たちは、原発事故による大規模な放射能汚染という深刻な試練を民族の教訓として、安全で健康な社会をつくり上げていく責任があります。安全の保証のない経済効率性は成り立たないという当たり前のこと……

第177回国会 予算委員会 第17号(2011/05/27、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は参考人の先生方にはこうして私どもの前でお話をしていただいて、大変貴重な情報をたくさんいただいた、そのことにまずお礼を申し上げたいと思います。  その上で、私が今日お尋ねしたい大変重要なことは、今、福島県の学校の校庭の放射線量の基準が、その数値あるいはその数値の意味が大変問われているように思います。  まず、柴田参考人にお伺いしたいと思いますけれども、その計測の仕方自体が、いろんなことを言う人いるんですね。一・五メーターの高さで測るんだと言っている人と、多分ちり一つないようないわゆるフローリングのところの屋内で測ったり、あるいはアスファルトできれ……

第177回国会 予算委員会 第18号(2011/06/03、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  総理、本日、私は、あなたが内閣総理大臣に必要な資質というものを全く備えていないということを、質問を通じて国民の皆さんの前で明らかにしていきたいと思います。  まずお伺いしますが、昨日の衆議院で不信任決議が否決されましたが、今のあなたの心境を伺いたいんです。つまり、総理は今、衆議院で自分の続投について信任を受けたという認識なんでしょうか、お伺いします。
【次の発言】 今、私は、あなたが速やかに退陣するという趣旨だというのであれば、改めて参議院で問責決議を出す必要があるかどうかという議論出ると思うんです。その意味でお伺いしているんですから、簡潔にかつどち……

第177回国会 予算委員会 第19号(2011/06/10、22期、みんなの党)

○小野次郎君 私は、四月から、今そこにある危機ということで放射能汚染の問題をただしております。  福島県内の学校校庭における放射能汚染の基準について高木文科大臣にお尋ねいたしますが、当委員会で文科大臣が、年間二十ミリシーベルト以下なら安心してくださいと発言された、そのことがその後も保護者や教育の現場に誤解を与えております。誤解や無理解を払拭する、そして保護者の不安に誠実に対応するというのは、私どももそれを求めているし、大臣も恐らくそれをお考えなんだろうと思います。全ての学校で年間一ミリシーベルト以下を目指して除染その他の安全、安心確保の措置をとっていく、そういう方針であることを丁寧に国民にお話……

第177回国会 予算委員会 第22号(2011/07/22、22期、みんなの党)

○小野次郎君 おはようございます。みんなの党の小野次郎でございます。  総理、通告はしておりませんけれども、本来の質問に入る前に聞かせていただきたいことがあります。昨日、岡田民主党幹事長は二〇〇九年の民主党のマニフェストについて実現できないものが含まれていたと謝罪をされておりますけれども、総理からもう一度、二〇〇九年の民主党のマニフェストについてどういう評価されているのか、今の時点で、かつてじゃなくて今どういう評価されているのか。国民に対して釈明するべき点があるならば総理自らも釈明すべきだと思いますが、どうお考えでしょうか。
【次の発言】 今、総理はおわびを申し上げたいと言われました。元々財源……

第177回国会 予算委員会 第23号(2011/07/25、22期、みんなの党)

○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、政府提出平成二十三年度第二次補正予算案に対して、賛成の立場から討論を行います。  まず申し上げたいのは、提出がさんざん遅れたにもかかわらず、提案された予算規模が小さ過ぎる。これでは被災地の本格的な復旧復興に取りかかることができない。それにもかかわらず、予算総則には、原子力損害賠償支援機構法案に係る交付国債を二兆円、政府保証枠を二兆円計上されている。これは東京電力をゾンビ企業として存続、救済するもくろみであり、電力会社による送発電一体の地域独占体制を前提にするものである。すなわち、脱原発依存に不可欠な電力自由化の方向に逆行する予算だけがしっかりと確保され……

第178回国会 予算委員会 第3号(2011/09/29、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎でございます。  野田総理には是非、国家と国民のためにいい成果を上げていただくように心から期待しております。  総理、これからやっぱりいろんな苦境に接すると思いますけれども、総理を一番力強く最後まで支える力、守る力って一体何だと思いますか。
【次の発言】 それを国民に知ってもらう、やはり国民の支持というものだと思いますね。党内で幾ら足引っ張られても、あるいは私たち野党から幾ら攻撃されても、世論が支持してくれているということは総理の座をしっかりと守ってくれる一番力強い力だと思うんです。  総理は、昨日までの御発言伺っていると、ぶら下がり取材をやっぱり受けない、記……

第179回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(2011/12/16、22期、みんなの党)

○小野次郎君 おはようございます。みんなの党の小野次郎です。  今回の原発事故、私たちに二つの大きなことを教えてくれました。一つはエネルギーの大切さであり、もう一つは安全、安心ということだと思います。  原発中心の社会では、放射能汚染の不安がどうしても拭えません。同時にまた、原発に限らず、一点集中型のエネルギー構造では災害、事故に弱い社会であることが明らかになりました。長い目で見ると、安全に優越する経済効率性は成り立たないと私は思います。原発に頼らない、再生可能エネルギー中心の社会をつくり上げていきたいと考えています。  今後は、それぞれの地域が豊かな自然環境を生かして、太陽光、小水力、バイオ……

第179回国会 農林水産委員会 第2号(2011/10/27、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今回、所属する政党の中で担当委員会替えがありまして、農林水産委員会に所属させていただくことになりました。私は、かねてから農は国の基なりということを思っておりまして、希望がかなってこの委員会に所属させていただきましたので、委員長また同僚の議員の皆様、そして農水省の大臣以下、どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず最初にお伺いしたいのは、農産物及び食料品の安全、安心の確保という問題です。  みんなの党は、特に子供と妊婦の安全と安心を守るということをこの原発事故以降取り上げるべきだということを主張しておりまして、そのための議員立法も準備しているような段階……

第179回国会 予算委員会 第4号(2011/11/16、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず、小宮山厚生労働大臣、お聞きいただきたいんですが、私は十月二十九日、土曜日だったと思いますけれども、山梨県のある社協が窓口になって福島県に冬物衣料をお届けしようということで、ボランティアの力を借りて集めたものを届けた。私は、ささやかですけれどもできるだけの協力はしましたけれども、その後、無事に終わって現地に着いた方から聞いたら、飛ぶようにというか、もう皆さんが必要だというので、冬を迎える前に暖かいものを、着るものとか毛布なんかもあったと思いますけれども、はけたということなんです。  でも、後で私不思議だなと思いましてね、震災直後なら、それはもうあ……

第179回国会 予算委員会 第6号(2011/11/21、22期、みんなの党)

○小野次郎君 私は、みんなの党を代表して、平成二十三年度第三次補正予算案に対して賛成の立場から討論を行います。  今、日本は、三つの大きな課題について待ったなしの決断と実行が求められています。課題の第一は脱原発、第二は行財政改革、第三はTPPであります。それぞれが既存の行政、経済社会の仕組みに大胆な改革を要する課題であり、これに対して、既得権にぶら下がる勢力からは組織的抵抗の姿勢が見られています。  危機的な状況の下で政権運営に当たる内閣には、何よりも多くの国民の理解を得る積極的努力が求められています。しかし、野田総理は、安全運転を目指すという言い訳の下に、国家の重大課題にいかなる方針で取り組……

第179回国会 予算委員会 第7号(2011/12/06、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、まず平成七年の沖縄における女子暴行事件、そして日米地位協定の問題から質問いたします。  私は、一川大臣、聞いていただいていますか、あなたと違って、この事件は大変鮮烈な思い出、記憶があります。平成七年九月、私は警察庁の国際課長でした。つまり、米軍人犯罪の主管課長だったんです。詳細が分かりましたから、これは許されざる行為だと、外務省に対して厳しく、身柄を日本側に引き渡すように、早期に引き渡すように主張しました。余り強く主張し過ぎて、委員長、上から上に連絡が行って、あの課長はちょっと過激な発言するから日米合同会議に出させるなという声が出て、私は外れ……

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号(2012/08/03、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日、何か三時から野党、自民党、公明党を除く野党の党首会談もセットされたようですけれども、風雲急を告げてきましたので、この委員会の平穏な審議というのも今週末までぐらいかなという感じになってきましたので、私、今委員長もお話しいただいたとおり、元々の委員ではなかったんですが、是非質問させてもらいたいということで同僚議員にその機会を与えていただいたということで今日ここに立っております。  安住財務大臣には先週、委員会は違うんですけど、この同じ部屋で、積極的に答弁されているというのを何か遮らざるを得ない、立場柄なりまして、大変恐縮に思っております。質問者の意……

第180回国会 農林水産委員会 第3号(2012/03/22、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  ヨーロッパでは、牛とか豚のお肉屋さんのことはブーシュリーというんですけれども、それとは別にどの町にもシュバリーヌという馬肉屋があるんですね。料理が好きな方、私も食べる方は好きですけれども、御存じのとおり、タルタルステーキという料理がありますけれども、生肉を使った料理ですけど、あれは牛じゃなくて馬を使うのが本来の料理なんですね。それで、このシュバリーヌというのがどの町にもあるんですけれども、それぐらい肉が傷まないというか、人に影響する伝染病が少ない、低カロリーだということで、最近ではヘルシーだというふうなことを言って大変好評でございます。  日本の国内……

第180回国会 農林水産委員会 第4号(2012/03/28、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  春といえば花粉症の季節でもあります。私の得ている情報では、鹿野大臣も若干花粉症があるという話ですが、症状を感じておられる方と感じておられない方では全然この話題受け止め方が違うので、是非、一緒に考えていただきたいと思うんですけれども。  この問題、私取り上げるのは、前、衆議院議員だったときに平成十九年の春に一回取り上げて、去年は予算委員会で菅総理にもお伺いしたことがあります。三回目なんですけれども、ああ花粉症かってみんな知っているようにおっしゃるんですけれども、今日は特に杉花粉症について話をさせていただきますが、篠田審議官にまず知識の整理という意味で、……

第180回国会 農林水産委員会 第6号(2012/04/12、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  木を見て森を見ずという言葉がありますが、今日は専門家の森本政務官もお見えですので、是非木を見て森も見、さらには木を見て山を考える質疑をさせていただければと思います。  最初に、政府参考人、林野庁長官にお伺いしますけれども、国有林野事業における民間委託の現状をお伺いしたいと思います。  川上というんでしょうかね、苗を育成するところから、川下というんでしょうか、最後、伐採という、いろんな過程で民間委託の努力をされているようでございますけれども、その現状をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  次に、この国有林野事業、今回の法改正……

第180回国会 農林水産委員会 第8号(2012/06/19、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  再生可能エネルギーの大幅導入というのは、今、日本の社会全体にとって最大の課題の一つでもあると思います。昨年以来のこの委員会のいろんなやり取りの中でも、特に農水省所管の分野、農水省の果たせる役割というのが潜在的には極めて大きいと認識しています。  それで、この国会には農水省自身が農水省所管分野での再生可能エネルギーの活用の可能性を広げようという法律も出しておられるんですけれども、審議がまだこちらに回ってこないので、私たちとしても何とかしてあげたいと思ってもどうにもならない状況が続いていますが、是非、大臣、新しくなられたこともあり、この再生可能エネルギー……

第180回国会 農林水産委員会 第9号(2012/08/28、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  放射能で汚染された樹木、花、草、廃材など植物系の資源、東日本全域で膨大な量に達していて、その処理が大きな問題になっています。除染が進めば進むほど、また、季節が移り変わるとともにまた地中から出てくる、成長してくるものがありますから、更に増え続けると思います。国土の自然環境の回復と東日本の農林水産業の復興のためにも、この木質系、植物系素材の目かさを減らすと言うんですかね、言葉が私専門的じゃないのかもしれませんが、何か焼き締めてその後の処理を容易にする技術、処理が必要だと思うんですけれども、一方で、放射性物質がそれによって飛散するんじゃないかという不安がま……

第180回国会 予算委員会 第4号(2012/02/07、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。おはようございます。  早速、総理に伺いますが、一月二十四日に今国会が開会して以来、消費税引上げを柱とする社会保障・税一体改革、毎日話題、議題になっているわけですけれども、この際に、総理は身を切る改革、あるいは身を切る覚悟というのを度々おっしゃっています。  整理のためにもう一度伺いますけれども、具体的に総理が考えている身を切る改革、列挙してください。
【次の発言】 総理、今幾つも並べられて、最後にそれ以外でもと何か例示みたいにしてしまいましたけれども、どれとどれが増税の前にやるべきことなんですか。

第180回国会 予算委員会 第7号(2012/03/13、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  早速質問に入りますが、岡田副総理、再来年度、二〇一三年の国家公務員の採用について、二〇〇九年比で政府の行革実行本部は四割、あなた自身は七割以上の大幅削減を指示したと伝えられていますが、それは事実ですか。
【次の発言】 質問通告していませんが、今朝のことですけれども、総務大臣、あなたは閣僚懇談会で同じようなことを各省に要請しているんじゃありませんか。
【次の発言】 お二人の答弁を聞くと、四割とか七割以上というのは全く事実無根だということですか、その数字は。
【次の発言】 これ、べらぼうな話だと思いますよ、四〇%とか七〇%以上なんというのは。  小宮山厚……

第180回国会 予算委員会 第15号(2012/03/30、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  冒頭、質問通告していませんが、総理にお伺いいたします。  昨日から今日にかけて国民新党の亀井代表とお会いになっておりますが、今の政権は国民新党との連立は解消したんですか、それとも継続されているんですか。
【次の発言】 それでは、前から存じ上げておりますけれども、自見さんに今日はお伺いしますけれども、人には帰る住みか、家というものがあります、住所があります。あなたは、国民新党にいるんですか、それとも無所属になったんですか。
【次の発言】 党の代表というのは党の顔ですよ。党の代表が連立解消と言っているのに、あなたはどういうステータスでそこに座っておられる……

第180回国会 予算委員会 第18号(2012/04/04、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。今日は最初から、極めて不本意、こんな理不尽なことがあっていいのかという思いでこの席に立っています。  委員長、御存じのとおり、私は昨日の夕方、質問通告を政府にしました。その問いの筆頭が、三副大臣、一政務官を呼んで消費増税に対する内閣の方針、この方針に対してそれぞれの政治家の認識を問いたい、問い一に掲げて提出したのが、うちの秘書が出したのが午後四時過ぎ。私自身は十八時三十分に質問通告をしました、レクチャーを。そうしたら、十九時〇七分に官邸から連絡があって、小野先生の質問の時間までにこの四人の方には退職してもらうからと。こんなばかげた回答ありますか。審議権の……

第180回国会 予算委員会 第20号(2012/04/18、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  総理、冒頭、通告はしていませんが、お答えいただける範囲でお答えいただきたいことがございます。  それは、私は、この内閣の十日、二週間余りの余りに前のめりな原発再稼働の動きには断固反対でございます。みんなの党は、この原発再稼働前のめりの姿勢に対して、国会決議で反対するという決議を各党に呼びかけようとしています。そしてまた、明日には、超党派で、総理、与党も含めてですよ、超党派で議員の集会、急ぐな再稼働という、議員会館で開く予定になっています。私自身もその呼びかけ人になっておりますが、御党、与党の中でも、この再稼働前のめりの姿勢に対しては大変多くの方が厳し……

第180回国会 予算委員会 第21号(2012/06/13、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  朝からの予算委員会の質疑を聞いておりまして、目的も効果もよく分からない消費増税、そしてどんな世論調査をしてもなかなか国民の間には理解されていないこの消費増税が、この委員会の場では何か既定事項のように議論されていることに大変私は違和感を感じました。  安住さん、まあ同じ民主党の方とのやり取りではありますけれども、先ほど、私聞いておりましたら、大臣は今回増税させていただきますがというふうに言っていましたけれども、増税はもう可決、成立したんですか。
【次の発言】 要するに、増税について国会で審議してもらっているという意味ですね。

第181回国会 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号(2012/11/15、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今回の法案が各選挙区間における人口較差を緊急に是正し、違憲状態を早期に解消するためのものであるという趣旨は私たちも理解しておりますが、確認の意味を込めて何問か提案者に質問したいと思います。  一問目は、自民党の法案発議者は、衆議院選挙制度改革各党協議会で二段階方式を主張されて、まず一票の較差是正を先行させて、その後抜本改革と定数是正を行うとしてきましたけれども、この法案のどこを見ても今後の抜本改革等については触れてないんですけれども、なぜなんでしょうか。
【次の発言】 私が聞いているのは、今後の抜本改革等について触れていないと、そもそも。今のお話は、……

第183回国会 外交防衛委員会 第2号(2013/05/09、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  昨日質問通告したときとちょっと質問の順番を今朝変えましたので、警察庁の方、お見えになっていると思いますが、冒頭、一問だけ警察庁に質問させていただいて、その後、予定の質問に入りたいと思いますが。  アルジェリアの事件の後、グアム島でも邦人旅行者の犯罪被害が発生しました。みんなの党は、犯罪被害者給付制度を海外の日本人被害者にも適用拡大する法案を既に準備しました。各党に今御相談に回っているところですが、与野党を超えてほとんどの政党が趣旨には賛同だという意向を示しておられます。  政府としても海外での事件被害者に適用されるような法改正を検討しているやに聞いて……

第183回国会 外交防衛委員会 第4号(2013/05/21、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  早速このハーグ条約についての質問に入らせていただきますが、そもそも、両親が破綻して、子の連れ去りあるいはそれに対する返還の訴えというのは、国際間の場合と国内の場合でもあるんだと思うんですね。このハーグ条約入った場合の、ハーグ条約の規定する国際間の場合と、国内で同じように両親が破綻して一方が連れ去った、一方が返してくれという訴えをした場合とで司法判断の目的なり手続なりどこが違うのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっと質問の順番を変えますけれども、外務省にお伺いしたいと思うんですが、連れ帰った子が日本国籍で常居所国籍ではない場合に、こ……

第183回国会 外交防衛委員会 第6号(2013/05/30、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  質問に入る前に、私の気付きの点を一点触れさせていただくと、どうしても防衛問題というのは専門的な用語が出てきますが、私個人はヒトロクだのフタフタだのという言い方は業界用語なんだろうと思っています。私自身も、だから、国会議員になる前の仕事も防衛関係のことを担当していましたから知らないわけじゃありませんけれども、やはりある種隠語に近いようなものをお互いに国会議員が使い合うというのは、やっぱり私は、シビリアンコントロールという言葉の中には、何か権力が、権限がという以前に、国民が分かる話をしようということなのであって、特定の人だけが分かる用語でやり合うというの……

第183回国会 外交防衛委員会 第7号(2013/06/04、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私が外務省へ出向してフランス大使館の一等書記官で行ったのは二十七年も前なんですが、そのときは家内を連れて一歳の子供を連れて赴任しました。もちろん、この三年間の勤務で外務省の方には大変大切にしていただいて、その人間関係は今に至るまで続いているわけですけれども、また、フランスの政府あるいは当局からも大切に扱っていただいて、大変いい思い出ではあるんですが、その思い出を思い返したときに、一つだけやっぱりずっと何とか改善できないかなと思っていたのは、在外勤務のときの住居なんですね。  国内でも、私たちというか、国家公務員の人は結構転勤するんですが、在外の場合も……

第183回国会 外交防衛委員会 第9号(2013/06/13、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、租税、脱税防止の関係の協定が多いわけですが、私は、今日は常に脱税と裏腹の関係になるマネロンの問題についても質問してみたいと思っています。  まず、今日、法務省刑事局長、お越しいただいていますが、連日報道されていますオリンパスの利益隠し事件の概要をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いわゆるマネロン事件だと思うんですが、報道では二十二億円、今金額も局長言っておられましたけれども、リヒテンシュタインのペーパーカンパニーの口座に入金したと言っていますけど、詳細はいいですけど、話の流れはそういうことでよろしいんでしょうか。

第183回国会 外交防衛委員会 第10号(2013/06/18、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日、少し前の委員と質問がかぶる部分があるかもしれませんが、我が国とアメリカは、この食料・農業植物遺伝資源条約について採択を棄権したわけですね。その結果、我が国は条約採択から十年以上加入が遅れていたわけですけれども、EUのように解釈宣言をした上で加盟、加入というんですか、そういう態度に同調することもないまま過ごしてきたと。なぜ今になって改めて条約加入の承認を国会に求めているのか、理由をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私が伺っているのは、EUがそういう対応を取ったというときにも同調しないという決断をしていたのに、なぜ今になって加入しようとなった……

第183回国会 外交防衛委員会 第11号(2013/06/20、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず第一、最初に外務大臣に御質問させていただきますが、質問じゃないんですけど、要望ですけれども、この旅券法改正の中で知ったんですけど、この発行手数料が法律で書いているということが、逆に言えば法改正の理由にもなっているわけですけれども、将来、今回はいいですけど、将来はこれを、その時期に応じて合理的に算出して決めることができるように、下位法令でも定められるような形のことも将来のときには考えていただきたいということを要望事項として申し上げさせていただきます。  さて、今回、旅券の様式が国際的にICAOで読み取りの仕組みができている、それに対して、修正をいわ……

第183回国会 議院運営委員会 第6号(2013/02/15、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今度は私の方から幾つか聞かせていただきますが、まず、私の認識では、我が国の会計検査院というのは、明治憲法と新憲法でほとんど変わらなかった唯一の役所じゃないかなと思っています。つまり、行政、司法、立法、特に国権の最高機関が国会だとなった後も、会計検査院は政府の一部にありながら内閣からも独立を保障された特別な機関と位置付けられています。  政府の活動をチェックするという点では国会と同じ機能を有しており、外国ではこの会計検査を担当する国家機関が国会に属している例もあることは参考人も御存じだと思うんですが、さて、それでは、じゃ会計検査院と今の我々国会とでどの……

第183回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号(2013/06/12、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、限られた時間しかございませんので、一つの話題についてお伺いしたいと思います。今日は厚労省の矢島局長にもお越しいただきまして、ありがとうございます。  まず局長にお伺いしますが、在外被爆者の実態、そして在外被爆者に対する被爆者援護実施の仕組みについて、今日は時間ないので簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 厚労省からいただいた資料を見ても、この手帳を受ける、あるいは原爆症として認定されるということになると、医療費の無料化であったり、あるいは健康管理手当、医療特別手当、まあ結構な金額になる、そういった援護を受けられるということですね。  ところ……

第183回国会 予算委員会 第3号(2013/02/19、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  安倍総理を六年ぶりに総理としてお迎えして質問することについて個人的には思いもありますけれども、今日は安倍政権の隅々、コーナーをついてその存念をお伺いしたいと思いますので、ここからが純粋野党の質問時間ですから、是非心しててきぱきとお答えいただければと思います。  まず、学校やスポーツ現場での体罰の問題について触れさせていただきます。  私は二つの面からショックを受けました。それは、最初報道されたものが氷山の一角にすぎなくて、次々と、いろんな社会の隅々に体罰がまだあるということが一つ目のショック。そして二つ目には、私はこれは抵抗できない立場の人間に対する……

第183回国会 予算委員会 第14号(2013/05/07、22期、みんなの党)

○小野次郎君 今日は、それぞれの公述人の皆さん、お忙しいところ来ていただきまして、大変貴重なお話を聞かせていただいて、ありがとうございます。  私は東日本大震災の直後からずっと自分なりに追っかけているテーマがありまして、それは、災害に関するボランティアとNPOの位置付けが極めて曖昧で、もっと積極的に定義すべきだろうということをいろんなところで感じておりました。その意味で、特にほかの公述人の方もそうなんですけれども、今日、村里さんのお話を聞かせていただいて大変参考になりました。  大学に関しても、まず質問になりますけれども、中村公述人と岩渕公述人と、どちらの順番でも結構ですが、お伺いしたいのは、……

第183回国会 予算委員会 第17号(2013/05/14、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、安倍総理、私から総理にだけ質問をさせていただきます。  総理は、前回、二〇〇六年だったでしょうか、政権を担って以来、戦後レジームからの脱却ということを言われております。ですから、いろいろ考え抜いた挙げ句のこのフレーズだと思いますが、まず、脱却すべき戦後レジームというのは、総理がお考えになっているのは具体的にどんな制度や仕組み、頭に置いておられるのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 二〇〇七年に答弁されているのは、戦後の憲法を頂点とした行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの基本的枠組みと答弁されていま……

第183回国会 予算委員会 第18号(2013/05/15、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  総理、質問通告するいとまがありませんでしたけれども、私自身も横田さんの御両親始め拉致被害者の家族の方とお会いしたことがございますし、また、何しろかつて机を並べた同僚であった方が今内閣官房参与として北朝鮮へ、かの地に赴いておられるわけですから、国民の一人としても何とかこの膠着してきた拉致問題について進展の方向に前進が図られるように、心から私も祈っております。  さはさりながら、ただ、もう平成というか昭和のころからですけれども、先方に弄ばれていたような結果に終わっている結果も多いですよね。次々といろんな方が行って、何かお米をあげたりいろんなことをしたけれ……

第183回国会 予算委員会 第20号(2013/06/25、22期、みんなの党)

○小野次郎君 冒頭、政府側の国会との窓口であります内閣総務官室から日付も作成者の署名もない文書が、今朝、国会に届きました。読み上げます。  六月二十四日付け、国務大臣等の出席御要求について。閣僚などの国会への出席の取扱いについては、国会運営に関する事柄であることから、政府としては、従来から、与野党で協議し合意されたところに従って対応しているところです。今般の御要求に係る件については、与野党の協議で合意されたものでなく、さらに、参院議長に対する不信任決議案も提出され、その処理もなされていない状況にあることから、政府は出席しないことといたします。  明確に出頭拒否、出席拒否を伝えてきています。私は……


23期(2013/07/21〜)

第185回国会 外交防衛委員会 第2号(2013/11/05、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は、特定秘密保護法案について御質問させていただきます。  まず、外務大臣にお伺いしますが、この特定秘密保護法案で、外務大臣、ユーザーとしての外務大臣にお伺いしますけれども、この秘密指定の対象なんですけれども、私は、政府が度々言っているように、こういう立法が必要だという一番の目的が安全保障に関する情報の国際的な信頼を高めるということであるならば、今、私はこの一号、二号、三号、四号という表を見ていますけれども、この秘密指定の対象を条約その他の国際約束に基づく場合とか、あるいは国際機関又は外国の行政機関からの情報というものに限定すべきじゃないかと思うん……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第2号(2013/11/13、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  大野に続きまして小野が質問に立ちましたが、まず最初、官房長官にお尋ねしますけれども、実は六年前の最初に安倍内閣が同じ名前の法案を出したとき、私は与党の衆議院議員でもいたし、直近まで自分自身がそういう秘密に関係するところを担当していたり安保会議の担当でもありましたんで、非公式にですけれども法案を作る立場の方からも御相談いただきました。私はそのときから、反対じゃないんですけれども、そんなに、この問題というのは何かあったときに音もなくちゃんと手だてを取ることが大事なんで、大上段に振りかぶって日本版NSCとかっていうようなものが必要なんですかねというふうに一……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第5号(2013/11/20、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は森大臣にもお越しいただきましたけれども、これまでの審議を踏まえて主に総理にお尋ねしたいと思いますが、私は、この今かかっているNSC法、そして既に公表されて衆議院の方で審議している秘密保護法、一対のものだというふうに説明、総理もされて、政府もしていますので、この二つがうまく機能するのかどうかということを、マッチングするのかどうかということを私は実務経験があるだけに考えてきました。NSC法が言わば入れ物というかボディーだとすれば、その神経に当たるものが秘密保護法なんだろうと私は思っています。その二つがうまく機能するかどうかという視点でいろいろ問題点……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第7号(2013/11/22、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私の方からは、これまでの審議を踏まえて、更に深めたいところを何点か御質問させていただきます。  まず、森大臣だと思いますが、森大臣は、違法な情報収集による情報は違法でございますから、違法収集情報を行政機関の長が特定秘密として指定することはできませんともお答えになり、また、万一指定してもその指定は無効であるとも答弁されていますが、その認識は変わりませんか。
【次の発言】 四十八時間前のことですからそう変わられては困るんでありますが。  では、お伺いしますけど、これを前提にすれば、その点を法律上明確に規定すべきだとは考えませんか。

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第8号(2013/11/25、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、本日の議題である衆議院で修正された安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案について、みんなの党を代表して、賛成の立場から討論を行います。  四年半にわたり安全保障・危機管理担当の総理秘書官を務めた経験を通じて、私は我が国の国家安全保障上の三つの大きな課題を実感してまいりました。  課題の第一は、千差万別な対応の緊急事態、すなわち国家の危機に当たって機動的な対応を取れる体制の確立です。  危機管理の要諦はただ一つ、最初に最大、最悪の事態を意識するとともに、臨機応変な対応でスマートにまとめることであります。その意味で、国家安全保障に関する政府の司……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第9号(2013/11/28、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  まず冒頭申し上げなきゃいけないのは、今日の審議の入り方、非常に委員長の議事進行が無理があって、はっきり言って、私も質問を十分に練ることもできないし、また、恐らく答弁に立たれる方々も答弁を十分に検討するいとまがなくこういう審議に入ったということは大変遺憾だと。これからはきちんと各会派、各質問者の意向を確認して、その合意に基づいて議事進行を進めていただくよう、今委員長代理になっていますけれども、与党筆頭理事も含めて、しっかりと守っていただきたいと、ルールをですね、思います。  その上で質問を始めますが、まず森大臣にお伺いします。  今、同僚議員のいろいろ……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第12号(2013/12/03、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  今日は三人の方にお越しいただいて、大変有益な話を聞かせていただきました。私の方から何問か質問させていただきます。  まず、瀬谷参考人にちょっと幾つか聞かせていただきますが、この国会で、参議院での議論の中で、やっぱり各党、党派を超えて出ている問題は、こういったかなりがちっとした秘密保護の仕組みをつくる中で、行政機関の長、大臣の側が不適正な指定を禁止すべきだと、そういうことを行われないようにという議論が出ているんですね。やみからやみに葬るという話とか、臭い物には蓋だということをどうやって防止できるだろうかという問題提起が各党から出ています。  ちょっと法……

第185回国会 国家安全保障に関する特別委員会 第13号(2013/12/04、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  私は、国の安全保障のために、一定の機密保全、保護の法制度が必要だという立場には立っています。しかし同時に、内容が内容であるだけに、権力側というか当局側が十分に自制の利いた体系になっているかどうかという見地からこの法案を見てまいりました。  確かに、四党修正協議というんでしょうか、によって修正された部分もあります。中には、みんなの党の修正要求が受け入れられた部分もありますけれども、しかし、この参議院で議論していくと、どの部分も詰め切れていない、詰まっていない。これから考えますとか、初めて聞いた会議の名前が出てくるとか、そんな状態では、国民が安心してこの……

第185回国会 財政金融委員会 第4号(2013/11/21、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  いただいた時間の範囲内で同僚議員に続きまして私から質問させていただきます。  私は、政治に入る前、役人でございまして、警察庁の暴力団対策課長を務めておりました。どこの企業でも今コンプライアンスの担当の方が使っている暴力団排除ハンドブックみたいなものの中で、一番基本になっている金融システムへの反社勢力の侵入を防ぐために暴力団情報を提供しなさいという通達は平成十二年に初めて出たんですが、それは私が鉛筆なめなめ、実際はワープロですけど、作った通達なんですね。それが改正改正されながら今も使われているということでしたので、いつもは外交防衛委員会にいるんですが、……

第185回国会 予算委員会 第2号(2013/10/24、23期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  質問に入ります前に、今回の台風で被害に遭い、亡くなられた方に哀悼の意を表し、また御遺族の方に心からお悔やみを申し上げます。そして、多くの被災者の方に心からのお見舞いを申し上げるとともに、今日この時点においても自衛隊、警察、消防、行政、ボランティアの方、多くの方々が、被害の防止なりあるいは救難のために働いておられる全ての方に、その御労苦に心からの敬意を表したいと思います。  それでは質問に入りますが、防災の話を質問するつもりでおりましたが、その前に一問、総理に直接お伺いしたいことがございます。  総理は、今年の六月からだったと思いますが、しっかりしたル……

第186回国会 外交防衛委員会 第3号(2014/03/13、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  今日は両大臣の所信に対する質問ということでございますが、外務大臣について、まず冒頭、一言、所信自体について触れさせていただくと、これ、後で僕の質問に関係するんですが、これ所信行われたのが三月十一日付けになっているんですね。ところが、ウクライナの問題あるいはロシアのウクライナとの関係について、もう三月の頭から世界中で大きな問題になっているにもかかわらず、十一日付けの、日ロ関係については、今後とも政治対話を重ねつつ、我が国の国益に資するよう進めていきますと。これ、こんな認識でいるのかということを、僕はあのとき非常に違和感を感じました。ウクライナ情勢について……

第186回国会 外交防衛委員会 第4号(2014/03/17、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  まず、外務大臣にお伺いします。  総理もおっしゃっています、菅官房長官が何度もおっしゃっていまして、私に対しては、岸田外務大臣も十三日の質問に対する答弁で、河野談話の策定経過は検証する、しかし河野談話自体を見直すことはないという御説明されています。同趣旨のことを官房長官、何度もお答えになっていますが、こういう説明というのは、韓国、米国始めとして、内外から受け入れられているとお考えでしょうか。
【次の発言】 私が聞いているのは、その後段の方じゃなくて前段の方ですよ。検証はするって言っているのは、検証はするけれども、その結果のいかんにかかわらず見直しはしな……

第186回国会 外交防衛委員会 第5号(2014/03/25、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  岸田外務大臣含めて、政府は繰り返し、河野談話の策定経過は政府として再検証する、それは国民への説明責任を果たすためだと、しかし、検証結果のいかんにかかわらず河野談話の見直しはしない。何度伺っても、何か二つのものを、両方の顔を立てようとしてつなぎ合わせているけど、すっきりとは理解できない説明を繰り返しておられる。その結果がいろんなところにはじけてきている気がするんですね。  ほかの議員も質問されていましたけれども、萩生田自民党総裁特別補佐、二十三日、もう間もなく日米韓の首脳会談があるわけですが、三日前ですよね、三日前になってもまだ問題のある発言をされている……

第186回国会 外交防衛委員会 第6号(2014/03/27、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  岸田外務大臣、二年前の七月、外務人事審議会で公邸料理人制度についての改善勧告というのが出ているんですね。去年の六月四日だったと思いますが、岸田外務大臣、そしてまた、今日、越川官房長もお越しですが、お二人に私質問していまして、その際に、この公邸料理人制度の改善勧告について、審議会での勧告、それから委員からの御提案、こういうことを踏まえて検討していきたいという趣旨の答弁をいただいて約一年たつんですが、その後、どのような具体的検討あるいは実施が図られたのか、お伺いします。
【次の発言】 勧告が出たのが二年前、私が指摘したのが去年で、ずっと検討し続けているとい……

第186回国会 外交防衛委員会 第7号(2014/04/01、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  小松法制局長官、今日もまたお越しいただきまして、ありがとうございます。私は、別に長官を、毎回質問させていただいて、今この時点で集団的自衛権の行使を小松さん自身が容認するかどうかとか、法制局として容認するかどうかという見解を求めるのは、その時期ではないということは承知していますけれども、しかし、あなたは同時に、今日現在も内閣法制局長官という大変重要なポストにおられるわけですから、私たちが議論をしていく際に、この問題は法的側面から見ればこういう問題点と整理されますよという話はしていただかなきゃ困るので、集団的自衛権という五文字が出てくるとぴたっと何も話はし……

第186回国会 外交防衛委員会 第9号(2014/04/08、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  まず、柳澤参考人にお伺いしたいと思うんですが、集団的自衛権の議論の際に、ちょっと今日は憲法との関係というのはおいておいて、なぜこの集団的自衛権に有効性があるのかという議論のときに、私は二つの機能に分けて考えるべきだと思うんですね。一つは抑止力、抑止機能の部分と、もう一つは対処能力というんですか、対処力の問題だと思うんですが。  同僚議員からも、専守防衛と集団的自衛権というコンセプトは成り立ち得るのか、両立し得るのかという、たしかそういう趣旨の質問もありましたけれども、この対処する部分だけを考えれば、どう考えても専守防衛からはみ出るんじゃないですかと誰も……

第186回国会 外交防衛委員会 第10号(2014/04/10、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  昨年の一月、アルジェリアで十人の日本人が亡くなる人質殺害事件がありました。我が党の林宙紀、当時はみんなの党でしたけれども、宙紀議員が去年の四月三日にも私と同じ質問をしているんですけれども、事件当初に安倍総理自身が、アルジェリア軍の軍事オペレーションによって結果として尊い日本人の命が失われたことは本当に残念だとおっしゃっているんですね。その趣旨のことは城内当時の外務政務官もたしかアルジェリアでもそういうコメントをされていたと思うし、日本へ帰ってきてからもそんな趣旨のことをおっしゃっておられます。それで、我が党の林議員も、その後、犯人は分かったんでしょうか……

第186回国会 外交防衛委員会 第11号(2014/04/15、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  前回の当委員会において、警察庁に対して昨年一月発生のアルジェリアにおける邦人人質殺害事件についてお尋ねしました。その件については理事会で預かりということになりまして、私から改めて質問させていただきます。  できるだけ丁寧にお答えいただきたいと思いますが、この事件について、事件の捜査状況及び両国当局間の捜査協力の状況について警察庁にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 警察当局には私から改めてお願いをいたします。  まず、国民感情として、これだけ多くの日本人の方が人質になり殺害されたという事件のことを我々は忘れてはいけないわけでありまして、過去において……

第186回国会 外交防衛委員会 第12号(2014/04/17、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  早速質問に入りますが、福島で原発事故のあった二〇一一年以降に我が国の企業が海外の原発建設に関して、既に受注、あるいは優先交渉権を得た、若しくは今セールス中だ、売り込み交渉中だと、そういう諸国について御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 完全に一対一対応じゃないとは思いますけれども、しかし、私は、やはり今の話聞いてみても、実態は、日本企業の原発売り込みセールスが先行していて、その後追いとして政府が後から原子力協定を用意しているというだけじゃないかと、そういう批判があるんですけれども、これについてどういう御認識をお持ちでしょうか。

第186回国会 外交防衛委員会 第13号(2014/04/22、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  今日は、武器の中でも小型の銃器について、中心に議論をさせていただきます。  今日は、委員長を始め同僚議員の御理解をいただきまして、ちょっと提出が遅くなりましたが、統計資料を二枚お配りさせていただきました。  これ見ていただくと分かるんですけれども、日本の殺人事件というのは大体年間千件ちょっとなんですね。アメリカはその十数倍ございます。人口が二・五倍ほど大きいですから、それを割り返したのが、十万人当たりの数字が発生率として出ていまして、日本が一とすればアメリカは約五というのが数字でございます。  二枚目の紙の方は、この殺人の中で銃を使ったものはどれぐらい……

第186回国会 外交防衛委員会 第15号(2014/05/15、23期、日本維新の会・結いの党)

○小野次郎君 日本維新の会・結いの党の小野次郎でございます。  今日は、まずバラスト水の関係の条約の方から御質問させていただきます。  まず、バラストという言葉も、私も余りこの条約がかかるまではよく知らなかったぐらいですけれども、このバラスト水というのが船舶の運航安全に果たす機能について、国土交通省の方から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 大変重要な役割を果たすものだということが分かりました。  さっき同僚議員が最後にちょっと触れていたので、通告はしていませんが、もし分かれば分かる範囲でお答えいただきたいのは、あのセウォル号の事件ですけれども、過積載の問題が報道では毎日のように言わ……

第186回国会 外交防衛委員会 第17号(2014/05/22、23期、日本維新の会・結いの党)

○小野次郎君 日本維新の会・結いの党の小野でございます。  今日は、防衛省が中心になると思いますが、質問させていただきます。  まず、同僚議員も話題にしておりましたけれども、五月十五日にいわゆる安保法制懇の報告書が出て、それを受けて安倍総理が、大変熱のこもった自らプレゼンテーションを国民に対してもされた。その中で検討の基本的な方向性というものも示されたわけでありますが、防衛省においては、どういった検討のための体制を組んでこれから検討しようとしているのか、そしてまた検討のテーマとしてはどのような点を中心に検討していこうとお考えなのか、お伺いしたいと思います。

第186回国会 外交防衛委員会 第19号(2014/05/29、23期、日本維新の会・結いの党)

○小野次郎君 日本維新の会・結いの党から、小野次郎が質問させていただきます。  総理、まず、できるできないという議論にこの集団的自衛権の問題はすぐ行きますけれども、私はちょっと違う視点からお話をしたいと思うんですが。  戦後六十年間、国の基本政策として、我が国は集団的自衛権というのを採用というか選択してこなかった。その結果として、自国の安全、独立を守る中で他国と一度も戦わず、そして戦死者を一名も出していないというのが一つの事実であり、また重い事実だと私は思います。  ですから、集団的自衛権行使容認の議論をする際に、そのことによるメリットというか抑止力の強化みたいなことはもう総理からもほかの方か……

第186回国会 外交防衛委員会 第21号(2014/06/05、23期、日本維新の会・結いの党)

○小野次郎君 元気ですか。今日は日本維新の会・結いの党を代表して小野次郎が質問いたします。  まず外務大臣にお尋ねしますが、私は何度か国際贈賄容疑について指摘をしてきました。最近の報道では、外務省もベトナムとの関係では新規ODAの停止を通告して事実関係の調査と再発防止策の策定を求めたわけですけれども、このいわゆる不正リベート事案というんですかね、これに関しては、インドネシア、ウズベキスタン、両国についても挙がっておりますけれども、政府としてこの二国についてはどのような対応を求めているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 石兼局長とはもう二十数年前に一緒に同じ職場で仕事をしたこともあるん……

第186回国会 議院運営委員会 第35号(2014/06/20、23期、日本維新の会・結いの党)

○小野次郎君 日本維新の会・結いの党の小野次郎です。  私から、まず参議院の発議者にお伺いしますが、昨日から私、実はそこで座らせていただいて傍聴もしていたんですけれども、この今かかっている参議院の規則、規程というのは、実質的には衆議院で審議してもらった規則、規程と違いがあったんですか、なかったんですか。
【次の発言】 最後にささいなという話をされると、じゃ、要するに、実質的には衆議院と同じ内容だと考えていいんですか。
【次の発言】 憲法上も院の自主性、自律性というのがはっきりと規定されていて、だからこそ参議院規則、規程というのがあるわけでしょう。  そうすると、じゃ、参議院の発議者、もう一遍聞……

第186回国会 経済産業委員会 第17号(2014/06/17、23期、日本維新の会・結いの党)

○小野次郎君 日本維新の会・結いの党の小野次郎です。  私たちは、消費増税の前に、増税の前にやるべきことがあるということを言ってきました。今、八%に増税になりました。法律に書いてあるとおりいくと、来年の秋にまた一〇%に上がるということも想定されるわけですけれども、小規模事業についてよく知られている、知っておられる皆様方の目から見て、私たちは増税の前にやるべきことって何だというと、一つは行財政改革、政治家だとか役所の側が身を切る努力をしていないんじゃないかという指摘もしてきましたし、また、福祉の充実と増税が中身に入っていたはずなのに、ちっともその辺の方の見通しは立っていないじゃないかという指摘も……

第186回国会 決算委員会 第7号(2014/05/12、23期、日本維新の会・結いの党)

○小野次郎君 日本維新の会・結いの党、統一会派できまして、二番手として私から質問させていただきます。  まず、JTCというんですか、日本交通技術の、容疑の段階でしょうけれども、ODAに関する国際贈賄事件についてお伺いします。  三月二十七日の私の質問に外務大臣は、事実関係の確認に努めて、それに基づいて適切に対処するという趣旨の答弁されました。  その後、四月の二十五日には、JTCの第三者委員会がリベート提供の事実を認める報告書を公表し、それを前提にして同社の社長は引責辞任の意向を表明しました。さらに、今月六日付けの報道では、ベトナムの鉄道公社副総裁ら四人が逮捕されたという報道もあります。  こ……

第186回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号(2014/02/20、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  結いの党のと初めて今日名のれるようになりました。委員長、また同僚議員の皆様の御配慮に心から感謝申し上げます。  いただいた予定表よりも同僚議員の質問が早いのでどうしてかなと考えておりまして、なかなか人間って自分のことは気が付かないので、私がこの度入れていただいたので、その時間を皆さんが捻出していただいているんだと気が付きました。無駄に時間を使わないように、貴重な質問の機会を充実した質問でさせていただきたいと思います。  それでは、最初に木原政務官に伺いますが、今、安全保障をめぐる議論が大変国会でもかまびすしくなっておりますけれども、私はやっぱり安全保障……

第186回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2014/03/18、23期、結いの党)

○小野次郎君 結いの党の小野次郎です。  今日は、大臣、時間も限られていますので、私からは太陽光発電など再生可能エネルギーに関するODA協力をもっと活用すべきだという話をさせていただきたいと思います。  実は、去年の十月になりますけれども、在日ケニア大使、ベンソン・オグトゥ大使という、おられるんですが、ケニア山と富士山の何か自治体レベルの交流を進めたいので案内してくれと言われて、私、御案内したんですね、一泊二日で。そして、ついでに山梨県のいろんな実情も見せたいと思って行ったら、だんだん話題が再生可能エネルギーの話になってきまして。  山梨県の私の住んでいる北杜市というのは日本一の日照時間がある……

第187回国会 外交防衛委員会 第2号(2014/10/16、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  まず一問目は、岸田外務大臣にお伺いします。  今、拉致問題の解決に関して政府担当者の北朝鮮派遣の問題が話題になっています。私は、対話の、何というんですか、継続というのを閉ざすべきではないと思っている一方で、やはり拉致被害者の方たちなどがおっしゃっているとおり、目算もなく、めどもなく、招きに応じて行くというのは、それで打切りになってしまったり、あるいは空振りになるという心配もあると思っています。ですから、具体的成果を上げる確証を得た上で派遣を決断すべきだと思うんですが、大臣の御認識をお伺いしたいと思います。

第187回国会 外交防衛委員会 第3号(2014/10/21、23期、維新の党)

○小野次郎君 委員長、委員長。
【次の発言】 それ、まず認めてくださいよ。認めなきゃ、指摘あったじゃなくて、あなた、そうだったというふうに言ってくれないと持ち帰れませんよ。

第187回国会 外交防衛委員会 第4号(2014/10/28、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  最初にまず、参議院の外交防衛委員長が防衛、外務両省から大臣答弁資料を、ひそかにというんでしょうか、ひそかに、極秘裏に取り寄せていたという件についてお伺いします。  これはまず、外務大臣、防衛大臣にお伺いします。  お二人にお伺いしますが、お二人の立場からすれば、一つの省の長として、防衛省の長として、外務省の長として、部下職員が大臣答弁資料をいわゆる立法府に属している参議院外交防衛委員長に事前に提供していたということが明らかになったわけですが、この件について、外務省の長として、防衛省の長として、どのように受け止めておられるか、お伺いしたいと思います。

第187回国会 外交防衛委員会 第6号(2014/11/06、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  今日は、日豪EPAの審議ということでありまして、私もお聞きしたい質問を作りましたが、外務大臣、また外務省の方には恐縮ですが、その前に江渡大臣への質問ありますので、何とかたどり着きたいと思っていますが、場合によってはたどり着けないことがあるということをお許しいただきたいと思います。  なぜ私がまず江渡大臣の方にお尋ねするかというと、大臣の資質という問題はこの委員会にとってもやはり優先案件だと私は思うからです。  既に、この委員会だけじゃなく様々な委員会で江渡さんの政治資金をめぐる問題について議論されてきました。雇用保険は納入せず、源泉徴収は怠り、賃金台帳……

第187回国会 外交防衛委員会 第7号(2014/11/13、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  今日はPSIについて質問させていただきます。これは二〇〇三年以降新しい多国間協力の枠組みとして存在しているわけですが、余り議論されたことがない問題ですので、是非今日はしっかりと質問させていただきたいと思っています。  まず、外務大臣にお伺いしますが、このPSI、イニシャルで言ってしまっていますけれども、これどういう協力の枠組みなのか、内容を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、大量破壊兵器というのは、核兵器とか、具体的には例示するとどういうものですか。
【次の発言】 二〇〇三年以降、我が国がこのPSI多国間訓練、主催した状況並びにこれ……

第187回国会 外交防衛委員会 第8号(2014/11/18、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  今日は、CSC条約について質問させていただきます。  まず、大臣にお伺いしますが、このCSC条約加盟によって、こういう声があるんですね。国内、さらには諸外国における原子力損害補償の額の一般的な相場観というんですかね、それを知っているのは、相場観というか、現実に一番経験しているのは日本なんですけど、そういった日本がこれにすんなりと入ってしまうことで、逆に一般的傾向を低いレベルに誘導してしまうんじゃないかという声があるんですね。  それでは、福島の原発事故を経験して、このことは今日は特に深くは入りませんけれども、そんなものじゃ済まないということを一番全国民……

第187回国会 予算委員会 第3号(2014/11/04、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  まず、総理にお伺いします。  私は、十月二十日、維新の党の拉致問題対策本部長として、官邸で開かれた拉致問題に関する与野党協議に出席させていただきました。こういった野党からも意見を聞こうという姿勢に対しては評価をいたしております。しかし、その場で、私だけではなくて出席したほとんどの方から出た意見として、先方のペースに乗せられないように、具体的成果を上げる確証を得た上で訪朝を決めるべきだという意見が出たわけでございます。しかし、総理はその日のうちに、メリット、デメリットだったか、両方のリスクを比較してということで訪朝を決めたわけでございますが、改めて伺いま……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号(2015/08/04、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。当委員会の理事を務めておりますが、質問に立つのは今日が初めてでございます。  今日は総理に、本当に専門家から酷評されていますよね、存立危機事態、憲法違反だと、この存立危機事態を中心に質問していきたいと思います。  専門家からも、そしてまた学者だけじゃなくて法制局長官経験者からも、違憲だ、違憲の疑いが濃いと言われている存立危機事態、何がこの違憲性を主張されている一番大きな理由だと思いますか、総理。
【次の発言】 私がお尋ねしたのは、憲法違反だと言われているのはどういうところに理由があるとされていますかと聞いたんですよ。

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号(2015/08/26、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  今日は、ちょっと問いの順番を通告とは変えて、問い六というところから始めたいと思いますが、まず、今日、お手元に四枚の資料を配らせていただいています。前にも使ったことがありますが、最初に見ていただきたいのは、我が党の武力攻撃危機事態は、これはまだ委員会付託になっていないのでちょっと参考までに見ていただいて、今日は存立危機事態、政府案、これは自衛隊法七十六条一項二号の規定でよろしいですね、大臣、一項二号の規定。──じゃ、続けさせていただきますが、一度読みます。「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第14号(2015/08/28、23期、維新の党)

○小野次郎君 私は、維新の党及び賛成者を代表して、ただいま議題となりました五法案について、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。  これら法案は、衆議院に提出された維新の党独自案と内容の点で大きな変化はありません。ただ、安保法制に関する最近の質疑で新たに指摘された問題点に対応するため、幾つかの修正を施しました。  参議院では、より審議を深めやすくすることに配慮して、テーマごとに審議しやすい形式の法案とするため束ね法案を分野ごとに六本に分割し、これに二本の新しい法案を加えて、全体で八本としました。今回は、これらのうち束ね法案に対応する法案四本と国際平和支援法案に対応する新法案一本を提出……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第15号(2015/09/02、23期、維新の党)

○委員以外の議員(小野次郎君) お答えいたします。  お尋ねは、人道支援実施要件のうち、そうした勢力が存在しないことをどうやって確認するのかというお尋ねだと思いますが、当該勢力が存在しないことは、人道復興支援活動の実施についての基本的な原則であると考えます。その点の確認がしっかり行われる必要があると考えております。  維新の党の案では、この基本原則を満たしているかどうかについて、自衛隊による活動の実施までに幾重にも判断がなされる仕組みとなっています。まず、基本計画において活動を実施する区域の範囲及び区域の指定について定める。外国の区域については当該外国等との協議が必要でございます。また、基本計……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第16号(2015/09/04、23期、維新の党)

○委員以外の議員(小野次郎君) お答えいたします。  極めて核心をついた質問をいただきました。  私どもが、昨年七月の閣議決定の中で、全てに賛同できるわけではありませんが、同じ思いをしましたのは、これまでの個別的自衛権と集団的自衛権のいわゆる解釈の境界線というものが、常に必然的に憲法適合性の合憲と違憲の境界線とは限らないという内容の部分でございました。  我が党は、その結果、自衛権の再定義、我々が憲法によって容認されている自衛権というのはどういう行使なんだろうか、行使の態様なんだろうか、そのことを考えてまいりまして、我が国に対する武力攻撃に対して必要不可欠、必要最小限の武力でこれに反撃する、撃……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第17号(2015/09/08、23期、維新の党)

○委員以外の議員(小野次郎君) 私は、維新の党を代表して、ただいま議題となりましたPKO協力法の一部を改正する法律案及び周辺事態法及び船舶検査活動法の一部を改正する法律案について、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。  まず、PKO協力法の一部を改正する法律案について御説明いたします。  この法律案では、人命救助と憲法上の要請との調和の観点から、いわゆる駆け付け警護をPKO司令部からの要請に基づく限定的な要件でのみ認めます。他方で、国連が統括しない活動は、現行法同様、人道支援、選挙監視の枠内の協力にとどめます。その概要は、以下のとおりです。  第一に、国際平和協力業務について、統治……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号(2015/09/09、23期、維新の党)

○委員以外の議員(小野次郎君) お答えいたします。  これまでの、個別的自衛権と集団的自衛権とのいわゆる解釈の境界線が常に憲法適合性における合憲と違憲の境界線とは限らないという考え方については、我が党も共有しております。この点において、我が党は、自衛権の再定義を念頭に置きながら、目的、手段、効果のいずれを取っても徹頭徹尾自国防衛のために行う必要最小限度の武力の行使は憲法上容認されるという観点に立って我が党案を作っております。  今般の安保法制では、武力攻撃を受けた米艦を防護することが可能であるかが焦点となっております。この点、政府案は、我が国に戦禍が及ばなくても、すなわち我が国に対する武力攻撃……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号(2015/09/11、23期、維新の党)

○委員以外の議員(小野次郎君) お答えいたします。  まず、維新の党案に御質問いただきまして、ありがとうございます。  まず、我が党は、安全保障環境の変化に対応した安保法制の整備は重要だと認識しております。その点では政府と変わらないわけでございます。そしてまた、七月一日の去年の閣議決定の中でも、我が党は、今までの個別的自衛権と集団的自衛権の解釈上の境界線が、常に一〇〇%、憲法に言う合憲と違憲の境界線とは限らないという点についても認識を共有しているものであります。ただ、政府・与党は、その後、限定的集団的自衛権の容認の方向へと進んでいったんだろうと思います。  私たちは、まず国連報告、国連への武力……

第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第20号(2015/09/14、23期、維新の党)

○委員以外の議員(小野次郎君) お答え申し上げます。  大塚議員の議論を妨げないようにコンパクトに二点申し上げますが、佐藤正久議員が先ほど触れられました、今回の法制が必要だということで、小笠原の村議会からも意見出ている、たしか石垣島からも出ているというお触れがありましたけれども、地理的状況をお考えになっていただければ誰にも明らかなんですけれども、地元の方が求めているのは日本の領域警備力の強化、現行法で十分だと政府・与党おっしゃっていますけれども、何らかの領域警備の強化を求めているのではないでしょうか。そうだとすれば、まさに民主党御党と我が党維新の党が共同提出しています領域警備法案、あの条文全て……

第189回国会 外交防衛委員会 第3号(2015/03/24、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  沖縄県の翁長知事が、昨日、海底ボーリング調査など全ての海上作業を三十日までに停止するよう文書で指示したと、それに対して政府が応じなければ、岩礁破砕許可の取消しも考えているように伝えられています。この事態に政府はどのように対応するのか、もう一度お考えをお聞きしたいと思います。防衛大臣、お願いします。
【次の発言】 私は公務員二十数年やり、その後、総理秘書官も四年半、確かに大臣おっしゃったとおりやりました。政治家になって約十年になりますけれども、ますます強い信念を持っているのは、民意と懸け離れた政治とか行政というのは、一時的には動く、力でやることができるけ……

第189回国会 外交防衛委員会 第5号(2015/04/02、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  集団的自衛権の行使容認の議論を聞いておりますと、まず申し上げにゃいけないのは、これ、集団的自衛権の行使容認そのものが憲法が許さないものだと、日本国憲法が許さないものだという立場の方もおられる一方で、一国だけでは今の安全保障環境の中で自国の安全を守ることできないという考え方で、集団的自衛権の行使容認が日本の安全保障に必要だ、有効だ、あるいは不可欠だという考え方の下に集団的自衛権の行使容認、これまで認められないとされてきたものを認めようという立場があるんだなと思っております。  ただ、議論の中で、今法制局長官もおっしゃっておられますけれども、やはりこの集団……

第189回国会 外交防衛委員会 第6号(2015/04/07、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  前回に引き続いて、私は、集団的自衛権の行使容認によって本当に抑止力は向上するのか、リスクの拡大があるのではないかという点について質問を続けさせていただきます。  なぜ私がこの点について質問をしているかといいますと、憲法上の解釈による制約というか要件というのも極めて重要な要件ではもちろんあります。しかし、そのもっと前提として、本当に日本の安全保障のために必要であり、最小限であり、またそのリスクはないのかという議論が先行しなければいけないだろうと私は思っているからでございます。前回の質問で防衛大臣から余りクリアな回答がいただけなかったと思いますので、そこか……

第189回国会 外交防衛委員会 第9号(2015/04/21、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  昨日も夕方まで両大臣には決算委員会の方でお付き合いいただきました。引き続きのことになりますけれども、昨日も申し上げました、辺野古に対する政府の対応、評価が悪いですよと。毎日新聞の世論調査結果を申し上げて、それから日テレのデータも挙げました。今日、朝日新聞が更に悪くなっている、評価せずが五五%、評価するが二五%でもうダブルスコアを超えるぐらいの感じで、やっぱりこの数か月の政府のこの問題についての対応が良くないと。一言で言えば、多分、沖縄の方の声に耳を貸さず、上から目線で押し切ろうとしているという姿勢が悪い評価を受けているんだと私はますます意を強くしている……

第189回国会 外交防衛委員会 第10号(2015/04/23、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  ここのところ何回か、中谷大臣、また岸田外務大臣に同じ質問をしています。今日もその質問を続けます。  集団的自衛権容認による抑止力の向上に関して、我が国に対するどんなタイプの武力攻撃について、どのような作用によって我が国に対する侵略を抑止する機能が向上するのかという問いを何度かしましたが、中谷大臣からはきちっとした答弁をいただけていません。  私の理解では、この安全保障法制全体というか、それに伴う様々な体制の整備そのものが抑止力の向上であって、この集団的自衛権の行使容認だけで抑止力の向上に直結するものではないという趣旨のお答えをいただいたように理解してい……

第189回国会 外交防衛委員会 第11号(2015/05/07、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  ちょっと私も連休明けで調子がまだ出ていないかもしれませんが、早速質問に入らせていただきますが、まずこの基金の支援内容について、個別案件の選定というのは理事会で適切に選定されていくと説明されておりますけれども、我が国としては、発言権がやっぱりあるわけですけれども、具体的にどのような案件が採択されるように働きかけていくのか、お考えを外務省にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今御答弁ありましたとおり、緩和と適応と両方カテゴリーがあるようですけれども、私は、その緩和の方でしょうか、特に太陽光発電とか風力発電など再生可能エネルギーを導入することは、地球温暖……

第189回国会 外交防衛委員会 第12号(2015/05/12、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  まず、私は、今回のガイドラインの作り方、もっと言えば、総理、そして両大臣が訪米されてのアメリカへの公約とも受け取れるような様々な発言というのは、極めて物事の進め方が遺憾だと思っています。  そもそも、去年の七月一日に、元々は有識者懇の出した意見を政府あるいは与党でたたいて閣議決定に持っていったと。私に言わせれば、憲法解釈というのは、いわゆる条文、法律についての合憲性を判断するもの、若しくは公権力による行政処分についての合憲性を判断するために必要なものだから、そういう裏付けがあったときに初めてその解釈を維持するか、解釈を変えるかということが問題になるはず……

第189回国会 外交防衛委員会 第14号(2015/05/19、23期、維新の党)

○小野次郎君 今日の私の質問に入る前に、私は、昨日、私自身が代表質問で総理に聞きました質問のやり取りについて触れざるを得ません。  それは、私の方が、今日の質問にも関係するんですが、石油供給の断絶など経済的に甚大な支障があれば、我が国が直接武力攻撃を受ける事態でなくても集団的自衛権行使による武力行使の正当な理由になるんですかということをお伺いしましたところ、総理のお答えは、我が国に対する武力攻撃が発生していない場合であっても、例えば、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国において生活物資の不足や電力不足によるライフラインの途絶が起きるなどという答弁をいただいたん……

第189回国会 外交防衛委員会 第17号(2015/05/28、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  まず、武蔵参考人にお伺いしますが、私は、政治の世界に入る前、二十九年ぐらい警察におりまして、最後の四年半は総理秘書官ということで、防衛省を含めた安全保障・危機管理の担当秘書官をやっていまして、そういった仕事の経験からすると、今度の議論は、問題提起される側も政府の答弁も分かっていないなと思う部分があるんですね。  それは、防衛省・自衛隊のことだけ、皆さん、特にシビリアンコントロールの問題をよく議論されますが、実は似たような問題点というのは、実力手段、権力を直接に、むき出しで権力や実力を行使する機関には常にある心配なんですね。それは検察も同じだし、警察も似……

第189回国会 外交防衛委員会 第18号(2015/06/02、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  今日は三十五分の質問時間をいただきました。御配慮いただきました委員長、そしてまた同僚議員の皆さんにまずお礼を申し上げたいと思います。  それでは、質問に入らせていただきますが、最初は文官による大臣の補佐の問題でございます。  私は中谷大臣の説明を何度か聞きましたけれども、文官職員による大臣の補佐というのは制服組の補佐と同質ではないと私は思っています。あの二十数万の制服組の職員に囲まれ、また圧倒的な殺傷能力を有する兵器に取り囲まれている防衛省という中で、単に文官の補佐は政策的な補佐ですよ、制服組の補佐は軍事的な問題だというような専門分野が違うだけの補佐で……

第189回国会 外交防衛委員会 第19号(2015/06/04、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  予定された質問を始める前に、中谷大臣に一言申し上げます。  おとといの質疑、私とのやり取り、念のため、昨日議事録、未定稿を取り寄せて秘書と二人でよく読みましたけれども、やっぱり大臣は何回も意味不明なことをお答えになっている。その結果として、三回もこの委員会を止めているんですね。そのことについて謝罪なり反省の言葉をいただきたいと思います。
【次の発言】 安保法制担当大臣が、議事録に、で、お尋ねの質問は何でしたかと、そんな答弁されているんですよ。これ、恥ずかしいと思いませんか、大臣として。だから、そういうことについて謝罪なり反省の言葉を一言と言っているので……

第189回国会 外交防衛委員会 第20号(2015/06/09、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  防衛大臣にお伺いしますが、施設庁の入札談合事件を受けて、平成十九年九月には施設庁を廃止して、また省移行に合わせて施設庁の所掌事務を本省に統合したわけですが、今回の法改正では装備庁を本省の外局に置くということになっていますけれども、こういうことで本省からのガバナンスが利きにくくなるというような好ましくない影響は考えられないのか。また、好ましくない影響が出ないための防止策についてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、前回、大臣とやり取りさせていただいた内容というのは、国際機関を通じて、あるいはNGOを通じての人道支援ということだと思います。で……

第189回国会 外交防衛委員会 第21号(2015/06/11、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  私も法制局長官にまずお伺いしますが、政府は、昭和三十四年の最高裁判決や昭和四十七年の政府見解と対比して、憲法解釈の基本的論理の枠内だと繰り返し述べておられますけれども、私は、変更が見られていないのは、要するに自衛権行使の目的の部分に関して断絶していないということにすぎないんじゃないかと思っています。つまり、他国を防衛するための武力の行使ではなくて、あくまでも我が国を防衛するため、やむを得ない必要最小限度の自衛の措置にとどまるという点だけではないかと思います。  憲法九条は、我が国に対する武力攻撃、若しくは我が国に向けた直接の軍事的脅威に対してでなければ……

第189回国会 外交防衛委員会 第22号(2015/06/16、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  中谷大臣、前回、十一日の日に私が、存立危機というんですかね、緊密な関係を有する他国が攻撃を受けた場合の存立危機について、その他国への攻撃が未然段階のときに、今、現行法案にはないですけれども、他国事態の切迫事態とか予測事態とかということで、防衛出動とか防衛出動待機命令とか、そういう規定を置くことはできるんですかという趣旨をお伺いして、報道も一部されたんですが、どうもすれ違いのまんま終わっていた面があるので、ちょっと確認だけさせていただきたいんですけれども。  まず、そういう存立危機というか、存立危機事態について、今までの法律にあるような切迫事態とか予測事……

第189回国会 外交防衛委員会 第23号(2015/08/27、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  昨日に引き続いて、存立危機事態の構成要件についてお尋ねをさせていただきます。  最初に外務大臣にお伺いしますが、昨日も議論をしましたけれども、国連憲章の五十一条、これが各国の自衛権、個別的と集団的とあるんでしょうけれども、自衛権行使と国連による集団安全保障の措置との関係について規定していると思うんですが、憲章五十一条についてできれば読み上げていただきたいと思いますし、それが長過ぎるとかいうのであれば、内容を改めて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 言っているところは極めて明確だと思います。つまり、国連が集団安全保障の措置をとるまでの間、各国が……

第189回国会 決算委員会 第6号(2015/04/20、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  質問通告しておりませんが、週末にかけてニュースがいろいろありまして、ちょっと時事問題的にお伺いさせていただきます。  最初は中谷大臣だと思いますが、毎日新聞の今朝の世論調査結果が出ているんですね。辺野古移転についてどう思うかといったら、非常に厳しい結果が、これ全国の調査ですけれども、反対が五三、賛成が三四ということで反対の方が大きく上回っていると。あれっと思って、私、ほかの報道機関のあるかなと思ったら、その前日、十九日に日本テレビもその世論調査結果を出していますけど、それでもやっぱり厳しい結果で、たしか四五対三七だったかな、反対の方が多くなっている。 ……

第189回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号(2015/03/04、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。薬師寺さん、長さん、今日はどうもありがとうございます。  お話を伺っていましたら、こういう場に来ていただいたということで何か新大綱の側に立った御説明だったような気がして、本当は多分もっといろいろ心配されていることがあるのではないかと、だんだん同僚議員の質問に対するお答えの中でそういう感じがしてきたわけですが。  ずばり私のお伺いしたいのは、現政権は積極的平和主義というのを掲げています。現政権になってから、いろんな見直しをするたびにその色がすごく出てきている、まあある意味では出過ぎているような気がしているわけです。例えば武器輸出三原則についても、今までのよう……

第189回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号(2015/04/06、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  私は、今回のODA大綱の見直しについてお伺いいたします。  今回のODA大綱の改定は十二年ぶりということですけれども、どういう背景でこの大綱が見直されたかということについて外務省から資料をいただきました。一番最初に出てくるのが国家安全保障戦略としてODAの見直しをしたという趣旨のことが挙がってくるんですが。  まず、石兼国際協力局長の方にお伺いします。今回の見直された大綱の中で、この国家安全保障戦略の趣旨というのはどういうところに変更されたというか表れているんでしょうか、御説明いただきたいと思います。

第189回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号(2015/05/27、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  私は、ODAというのは物すごく使われ方が幅が広いなと思います。ほかのいろんな予算、大体ほかの予算は各省各局別ぐらいになっていますけれども、このODAという一つの言葉で取り上げられるものの中に、極めてハードというんですかね、端的に言えば公共事業みたいなものが多いわけですけれども、一方で、今日お話をいろいろ伺ったように、市民の協力というんでしょうか、NGOであったりNPOであったり、の方たちのお金に換えられないような努力について、ODAという一つの予算の仕組みの中でそれをサポートし発展してもらっているという部分があって、金額なんかでいうと、丸が二つも三つも……

第189回国会 予算委員会 第3号(2015/02/03、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  私は、維新の党を代表して、平成二十六年度補正予算案に対して、反対の立場から討論を行います。  安倍政権は、補正予算と翌年度本予算の合計、いわゆる十五か月予算ベースで、三年連続でほぼ百兆円という巨額の予算を組んでおり、歳出を膨張させ続けています。  我が党が主張するように、まずは徹底した規制改革と地方分権で経済を成長させ、次いで身を切る改革など徹底した歳出削減を行い、増税は最後の手段とする考え方の方が財政再建は成功しやすく、必要となる増税の幅も小さくて済みます。景気対策としての補正予算の規模も政府予算案よりも小さく済むはずであり、現在の歳出膨張の財政運営……

第189回国会 予算委員会 第13号(2015/03/27、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  総理、早速ですが、総理あるいは総理の御家族の方は花粉症をお持ちでしょうか。
【次の発言】 じゃ、御理解いただけると思うんですが、今週、特にひどいんですね。(資料提示)  恐縮ですが、厚生労働大臣に、この日本の杉花粉症の規模というか実態について厚生労働省の立場から御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうなんです。  まず、総理にも御理解いただきたいんですが、この杉花粉症というのは日本にしかないんです。諸外国にはほとんどないと言われています。  もう一つは、地域的に物すごく差がある。北海道と沖縄が有意的に低いです、少ないです。  なぜかというと、……

第189回国会 予算委員会 第18号(2015/04/09、23期、維新の党)

○小野次郎君 私は、維新の党を代表して、平成二十七年度一般会計予算、平成二十七年度特別会計予算及び平成二十七年度政府関係機関予算につき、反対の立場から討論いたします。  本年の予算委員会では、最初から最後まで大臣の政治と金の問題でたくさんの時間が割かれました。補助金を受け取った企業が、その補助金を出した役所の大臣や総理大臣に違法献金を行っていた事実が明らかになりました。ところが、受け取った側が、補助金の件を知らなかったから献金受領は違法でないと繰り返し強弁する姿は見苦しいものでした。  また、国会議員の文書交通通信滞在費についても、維新の党は領収書のインターネット公開を既に始めています。領収書……

第190回国会 外交防衛委員会 第1号(2016/01/19、23期、維新・元気の会)

○小野次郎君 維新・元気の会の小野次郎です。  ちょっと今、同僚議員の質問を聞いていて、どうしても私も聞きたいことがございますので、質問の内容を変えさせていただきますが、大臣でも局長でも結構ですけれども、お伺いしたいと思いますが、懲戒処分、懲らしめという字書いてありますけれども、特に上司、上官への懲戒処分の目的、意味は何だと思っていますか。
【次の発言】 僕が聞いているのは、その本人じゃなくて、上司、上官への懲戒処分は何のためにやっているのかと聞いているんですけれども、今局長の答弁聞いていて、非常に理解が足りないと思いますよ。局長の答弁だと、その上司、上官へ反省を求めるという意味しか捉えていな……

第190回国会 外交防衛委員会 第4号(2016/03/10、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  中谷防衛大臣にお伺いしますけれども、今回、辺野古埋立てに関して政府が裁判所の和解案を受け入れるに至った認識と、受け入れることでどういうことを目指したのか、意図ですね、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 和解勧告を受け入れるに至った認識についてもお伺いしました。また、誠実にこれを履行してまいりたいというお考えもお伺いしました。  それでは次にお尋ねしますけれども、本件についての最終判決が確定するまでは埋立工事などの作業は中断するという理解でよろしいんでしょうか。
【次の発言】 全く、キャンプ・シュワブの中ではあるけれども、別の作業についてはやっ……

第190回国会 外交防衛委員会 第5号(2016/03/17、23期、維新の党)

○小野次郎君 小野次郎です。  第二次安倍内閣になって三年四か月ぐらいたったでしょうか。総理自らが安倍内閣の間にもうこの拉致問題の解決を図るんだという意気込みについては何度かおっしゃっておられるし、その意気込み自体は私も理解しているつもりなんですけれども、成果が上がっているのかということについては、とても政府の外から見ていると上がっているようには見えないんですけれども、この三年四か月の間に、拉致問題の解決に向けて、政府としてどのような具体的な取組をしてどんな成果が上がったと国民に説明できるのか、見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ストックホルム合意というのがあるんですけれども、これは……

第190回国会 外交防衛委員会 第7号(2016/03/23、23期、維新の党)

○小野次郎君 小野次郎です。  昨年の九月、いわゆる安保法案は極めて強行的手段によって採決され、成立したわけでございます。今日は、そういった力ずくの採決が行われただけではなくて、その裏で、甚だ後になって検証できないような不適切な対応を取っているんじゃないかという、手続の面についても指摘させていただきたいと思います。  九月十九日には安保会議の決定、閣議決定がございました。その紙は今日同僚議員の皆さんにもお配りしていますけれども、この四に、政府は、五党合意の趣旨を尊重し、適切に対処するものとするというふうになっています。  そこでお伺いしますけれども、この五党間の合意を踏まえて、政府部内において……

第190回国会 外交防衛委員会 第10号(2016/03/31、23期、民進党・新緑風会)

○小野次郎君 おはようございます。国民とともに進む改革政党、民進党、昨日から所属になりました小野次郎でございます。民進党としてはこの委員会では初めての質問になりますが、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。  まず、在日米軍の駐留経費負担に係る特別協定についてですが、五年ごとの時限協定としている趣旨をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それは、だから、一年ごとでもなく恒久的なものにもしなかった、五年にしたという理由だと思うんですけど、時限にしている理由はなぜですかと聞いているんです。
【次の発言】 トランプさんのああいう発言もあるので私は聞いているんですけれども、日本ではこれは当然今慎重……

第190回国会 外交防衛委員会 第18号(2016/05/19、23期、民進党・新緑風会)

○小野次郎君 民進党の小野次郎です。  外務大臣、大臣に直接は後で質問させていただきますけれども、今回のオリンピックの東京招致をめぐる疑惑というんでしょうね、疑惑については、非常に私も、多分多くの国民も心を暗くしている出来事だと思います。  というのは、みそを付けるという表現がありますけど、みそを付けっ放しですよね、このオリンピック。最初にエンブレムがあんなことになり、スタジアムがあんなことになり、聖火台がないという話になって、それで、招致したことについてまでこうやって国際的なレベルで疑惑を提示されるというのは非常に心が暗くなります。  私が、東京オリンピック、前の東京オリンピックのとき、自分……

第190回国会 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号(2016/03/22、23期、維新の党)

○小野次郎君 小野次郎です。  ベトナムだと思うんですが、ODAの事業をめぐって鉄道コンサル会社、日本交通技術、JTCというんでしょうか、が不正リベートを提供した事件がありました。ベトナムの警察当局が捜査を終結して検察当局に事件を送致したということが報道されていますけれども、この事件発覚後の経過と、こういったことが繰り返し起きることがないように不正防止策についてどのようなことを考えておられるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういった不正の防止策というのは極めて重要だと私も思います。  それでは、次の質問に移りますが、昨年から政府開発援助大綱が開発協力大綱となったということであります……

第190回国会 予算委員会 第17号(2016/03/18、23期、維新の党)

○小野次郎君 小野次郎です。  私は、警察の出身でありますから、国政で活動を始めて十一年になりますけれども、世界一安心、安全な国日本を実現するというのをライフワークに取り組んでまいりました。今日も、集中審議のテーマもありますけれども、人間の安全保障も含めて様々な角度からお尋ねしてまいりたいと思います。  総理、春は、就学、進学、そして転校など、子供さんの環境が大きく変わる季節です。二〇一二年四月には、京都府亀岡市でたくさんの方が亡くなったり負傷する交通死亡事故もありました。  通学路の安全確保に関する法律案を我々野党は二〇一二年以来五回にわたって国会に提出してきました。子供の安全というのを考え……



各種会議発言一覧

22期(2010/07/11〜)

第177回国会 予算委員会公聴会 第1号(2011/03/23、22期、みんなの党)

○小野次郎君 こういう質問をさせていただく機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  まずもって、今回の震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りさせていただくとともに、今なお厳しい状況に置かれています被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また、自衛隊を始め、現地で今日も本当に命懸けの救難あるいは復興のための努力をされている全ての方々に心から敬意を表したいと思います。  それでは、まず森本公述人にちょっと御意見を聞かせていただきたいことがございます。  先ほど、まず、森本さんが有事法制の話、平成十二年か十三年かとおっしゃいましたけど、私の記憶では、小泉内閣ができたのが平成十三年の……

第180回国会 予算委員会公聴会 第1号(2012/03/22、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  村田公述人にお伺いしますけれども、昨年末に我が国会は日本と四か国の間の原子力協定を承認しました。それは、ジョルダン、ベトナム、韓国及びロシアでございました。原発輸出に関連する協定なわけですけれども、ほかにも、報道ではトルコだとかリトアニアなどとも政府は協議を開始しているようでございます。  こうした原発輸出先国について、私は、自然災害による事故、これは福島の場合には少なくとも原因は自然災害から始まったわけですけれども、このリスク以外に、原発の耐用年数というのは、造り始める段階から終わりまでを考えれば四、五十年あるわけですけれども、この非常に長い時間に……

第183回国会 予算委員会公聴会 第1号(2013/05/02、22期、みんなの党)

○小野次郎君 みんなの党の小野次郎です。  三人の公述人の方にはお忙しいところを来ていただきまして、大変有効な、有益な話を聞かせていただきました。特に孫崎さんには、私も、勤めた役所は違いますけれども、やはり国際畑が長かったものですから、孫崎国際情報局長ですかね、でおられたときにはインテリジェンスの世界として仰ぎ見る存在でありましたけれども、今日こうやって質問できる機会を与えていただいて大変光栄に思っています。  また、宮家さんとは、同い年生まれで共通の知り合いも大変多いんですが、世界中のいろんなところで一緒に仕事したり出会ったりしましたけれども、最近は何か安倍総理夫人の外交ブレーン、さらには安……


23期(2013/07/21〜)

第184回国会 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第1号(2013/08/07、23期、みんなの党)

○小野次郎君 私は、会長に鴻池祥肇君を推薦することの動議を提出いたします。

第187回国会 憲法審査会 第3号(2014/11/12、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  私は、日本国憲法の基本的な価値観というのは維持しつつも、特に統治機構を中心に憲法改正に取り組むべきだと考えています。その意味で、私は一院制というのが有効なのではないかと思っていますが、今日はその一院制の問題はちょっと横に置きまして、参議院の役割というものを私なりに、四年半参議院議員をやって感じるところを申し上げたいと思います。  一つは、同僚議員からも既に指摘が出ましたけれども、学生時代から憲法を習うときにいつも出てくる言葉でありながら、実際、国会議員になってみたら全く機能していないというのが両院協議会というやつだと思うんですね。必ずいろんな試験にも出……

第189回国会 予算委員会公聴会 第1号(2015/03/26、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  まず、柳澤公述人にお伺いしますが、去年の新三要件ですね、閣議決定、新三要件、これ公明党さんなんかかなり努力されて、かなり厳格に歯止めを掛けたという感じは私は持っているんですけど、今度出てくるであろう法案の中の他国軍隊の後方支援、後方支援というふうに捉えられていますが、これが後方支援にとどまるというのは、その七月の新三要件との関係でいうと、憲法上の制約、憲法上の歯止めになっているんだろうかと。何か時代が変われば後方支援じゃなくて前面にだって出るぞみたいな話になりかねないんじゃないかと思うんですが、その点についてはどんな認識をお持ちですか。

第190回国会 予算委員会公聴会 第1号(2016/03/10、23期、維新の党)

○小野次郎君 維新の党の小野次郎です。  林公述人にまずお伺いしますが、世の中ではデフレの話を、世の中というか国会の中でもしているんですけど、ただ一人、安倍総理はデフレではないというふうにいつも前置きで言われるんですけれども、デフレギャップがまだこんなにあるよという話をしているときにデフレではないという言い方は適当な表現なんでしょうか。そこをもう一遍説明していただければと思います。
【次の発言】 加藤公述人も何かちょっと反応がおありのようなので、同じ質問についてよろしくお願いします。
【次の発言】 ありがとうございます。  もう一つ、消費税の八%から一〇%に引き上げることについて、今の景気の動……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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