このページでは小熊慎司参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。菅総理の報告に対して、みんなの党を代表して質問いたします。 今回のAPECにおいて横浜ビジョンが採択され、緊密な共同体、強い共同体、安全な共同体といったアジア太平洋地域内での将来像が示され、その実現のための道筋が確認されたところです。その中でも、食料安全保障、感染症、環境破壊、テロなどの人間の生存、尊厳に対する広範かつ深刻な脅威を包括的にとらえ、人間中心の視点での取組を目的とする人間の安全保障について議論がなされ、その重要性と強化が確認されたことは一定の評価をするところです。 とりわけ、数年来、日本外交の柱の一つとなっている人間の安全保障は、APEC……
○小熊慎司君 福島県のみんなの党の小熊慎司です。 まず初めに、今回の震災におかれまして亡くなられた皆様方に御冥福をお祈りするとともに、被災に見舞われた方々にお見舞いを申し上げ、また復興に際して数多くの御支援をいただいていることに感謝を申し上げる次第であります。 質問に先立って、過日の予算委員会で、福島県のイメージを損なうからと原発から福島という名前を外せと、そういう提案を公明党の浜田議員そして私からも総理に要請をして、総理は善処すると言っていたのにもかかわらず、今も福島原発という言葉を使ったということは大変な憤りを覚えております。 大きな憤りの中で、以下、質問に移らさせていただきます。 ……
○小熊慎司君 福島県在住、みんなの党の小熊慎司です。 先般の野田内閣総理大臣の所信表明演説について、総理に質問いたします。 冒頭、改めて、東日本大震災、度重なる台風、豪雨災害でお亡くなりになられた方々に対し、心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、衷心より哀悼の意を表します。また、被災された皆様、いまだ避難生活を余儀なくされている方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。 さらに、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムの洪水被害、トルコ共和国での地震被害で被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、我が国として一刻も早く最大限の支援を行うことを強く要望いたします。 質問に……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 三点ほど質問をさせていただきます。 まず初めに、来年三月に期限切れとなる在日米軍駐留経費負担、いわゆる思いやり予算の特別協定の改定についてお伺いをいたします。 まず確認させていただきますけれども、民主党としては過去に、野党時代にこの経費は高いという認識、またほかの判断もあったんでしょうけれども高いという認識の下で反対をされております。また、事業仕分の中でも基地の日本人労働者の給与が地域の他の労働者に比べて高いということでの見直しを、判断を迫っているところでありますけれども、そうした野党時代とこの政権を担ってからの経費負担に関しての認識というものの……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司でございます。 今般の尖閣諸島沖接触事案についてお伺いをいたします。 今回の事案は、海上保安庁の職員、領海で漁業、また生活を営む方々の命、安全、安心が脅かされたことはもとより、我が国の主権、外交及び国益が脅かされた重大な事案です。国民の生命と財産、国家国民の主権と利益はどこまで行っても守るんだという、そういう覚悟がなければ政治家として国は背負えないと、そういった覚悟があれば、官房長官自らが委員会を軽視せずに、委員会軽視どころか国民を軽視せずに、この委員会に出席をして堂々と説明責任を果たすべきであると。 僣越ながら、私であれば、私が総理大臣、官房長官であれ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。熊そのものの漢字の小熊慎司でございます。 良くも悪くも、尖閣諸島沖での中国船の衝突事案以後、国内はもとより国外からも日本の外交、防衛について日中の二国間の動きを注目されている中でこの参議院の外交防衛委員会が開かれているわけでありますけれども、政府においては、国家国民の皆さんへの真摯な態度、真剣な取組を示さなければならないときに官房長官がこの委員会に出席をされないということは大変残念なことでありますし、政治の王道を行く、逃げない政治ということをこれが政治の王道とすれば、忙しい中でもまた健康上の理由があったとしても、はってでも、五分でも十分でも、一問でも自……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 本日、委員会が開催された後に前原大臣も名古屋での閣僚級会合に出席されると。昨日の夕方まで、委員会を開くか会合に出席するか、ハムレットのような心境であったと思いますが、委員会がしっかりと開かれたことは大変良かったというふうに思いますし、しかしながら、この定例日に前原大臣が委員会の日程を調整してまでも御出席をされる、この午後に御出席をされる森林保全と気候変動に関する閣僚級会合の意義は、これは環境分野において日本が果たすべき役割、これをしっかり果たすということではあろうかと思いますけれども、改めて大臣にこの会合の意義をお伺いいたします。
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。幾つか質問をいたします。 過日我々も委員派遣で与那国の方に行ってまいりましたけれども、かねてから大臣におきましては島嶼部での防衛の在り方の重要性というのを認識しておられるところは御承知のとおりでもございます。委員の報告に関しては後ほど榛葉理事より完璧な報告がなされるというふうに思っておりますけれども。 この中で、我々も島国でありますから国境というものをなかなか意識できないこの国でもありますけれども、やはり与那国に行ったときにはその国境というものを強く意識を我々も持ったところでもあります。 こうした中で、来年度の予算要求の中にこの与那国を含めた島嶼部……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。
まず初めに、今回の砲撃事件で被害に遭われた方々に弔意を表しますとともに、けがをされた方々の一日も早い回復をお祈りを申し上げる次第であります。
これまでの質疑の中で様々明らかになってきましたけれども、やはりどのように総理が言葉を重ねても、初動の遅れ、その対応のまずさということは否めないというふうに思います。
あえて初めにお聞かせいただきたいと思いますけれども、五時十五分の記者団のぶら下がりに際して、なぜ北朝鮮に対する非難をできなかったのか、お聞きいたします。
【次の発言】 あれだけの映像が様々な報道によって流されて、私、ちょうどその五時過ぎの時間は……
○小熊慎司君 この度の災害に遭われた方々に深くお見舞いを申し上げます。 この言葉も何回言ってきたか分かりませんし、私も福島県ということでありまして、早々に委員長始め委員の皆様からは温かいお見舞いの言葉をいただきましたことをこの場をお借りしまして御礼申し上げます。ありがとうございます。 また、本来であれば新しい外務大臣に対しましてはお祝いの言葉を申し上げるところでありますが、こういう事態でありますので特段の言葉は控えさせていただきまして、質問に移らさせていただきます。 昨日、私もODAの特別委員会の委員でございます。ほぼ発言に立った委員全てがこういう事態になったとしてもODAの継続性という……
○小熊慎司君 外務省、防衛省におかれましては、両大臣を始めとして関係各位に、震災対応に連日、不眠不休で御精励されていますことにまず感謝を申し上げる次第であります。 私も地元福島県ということで、あちこち被災地を見て回っておりますけれども、昨日はどうしても寝れなくて、夜中散歩しておりまして、繁華街の方に行きますと、そこでは若者たちがお酒を飲んだりしていて楽しくしている姿を見ると、同じ日本でありながらというふうに自分の気持ちの中で整理が付かないわけでありますけれども、さりながら、やはり日常の経済活動というものをしっかりしていかなければ日本全体が駄目になってしまうということであります。 そういった……
○小熊慎司君 四条約についてお伺いをいたします。 租税条約に関してでありますけれども、今進展する世界経済の中で、この中で日本の経済がしっかりと活性化をしていくという意味においては、これは健全な投資活動、また技術移転等が必要でありまして、そのインフラ整備の一つとして租税条約があるわけでありますけれども、二重課税を排除したり調整、そしてまた脱税、租税の回避を抑止していくということでこの租税条約が結ばれていて、現在では、私の確認するところであれば四十八の条約で五十九か国と締結をしているところでもありますけれども、今回、この二つの締結の中で、これやはり、こうした経済の持続性、日本の発展を考えれば、こ……
○小熊慎司君 余震が続いていて、昨日も亡くなられた方がいらっしゃいますけれども、深く哀悼の意を表したいと思います。 今ほど来様々な観点から質問が出て、重複する部分もありますが、とにかく風評被害が大変ひどいというところでもあります。我が福島県のみならず、海外においては、日本全体がそういった影響を及ぼしていて、聞くところによれば今治のタオルまでイタリアで留め置かれたとか、そういった状況も聞いておりますが、外務省においては、農産物、食品はもちろんのことですが、それ以外のいわゆる工業製品とかそういったものの日本製品の輸入のこうした規制というか、留め置かれたり、こういった風評被害による影響について、状……
○小熊慎司君 今ほど余震もありましたけれども、今の余震でけが人や、また原発事故の対応に支障がないことを祈るばかりでありますけれども。 環境整備法についてですが、先ほど榛葉委員からもお話がありましたとおり、私も過日、東松島の方に調査に行きましたが、ひどい惨状でありましたけれども、先ほどいろんな使い勝手の話もありましたが、これはパッケージで復旧復興に向けてどうやっていくかということもありながら、やはり基地周辺のものに関してはまた特段の配慮が必要になってくるというふうに思います。全体の復旧復興に向けての事業の在り方とまた別建てでそうした特段の措置の、これ使い勝手だけではなくて金額的なものも含めて、……
○小熊慎司君 在外公館についてでありますけれども、今ほど山本委員からもありましたとおり、在外公館によっていろんな環境が違うということと同時に、また在外公館自体も、その国の政情また環境というものが激変していく国もあるというふうに思っております。そういった状況の変化に、こうした職員の手当も含め、給与も含めて、こうした環境変化にしっかり対応していっている仕組みになっているのか、またどういうふうに対応していくのかをまずお伺いいたします。
【次の発言】 あと一点指摘したいんですが、民間との調査の比較というものもありますが、いわゆる住宅の手当とか車の手当とか、そういったプラスアルファの部分もしっかり見て民……
○小熊慎司君 この間の委員会でも、今回の被災に関してNGO、国際的な諸外国のNGOの在り方について、マッチングがしっかりするように外務省としても力を発揮していただきたいということを申し伝えさせていただきましたが、その件についてでありますけれども、実際、被災地にどういった、この諸外国のNGOがどういった活動をされていたのか、まずお示しをください。
【次の発言】 今話に出たジャパン・プラットフォームとかでも、私の家内は御承知のとおり協力隊のOBで、福島県においてもOB会の役員やっているんですが、いろんなJANICとかからの問合せもあるんですけれども、ジャパン・プラットフォームで福島県内の活動が余り……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 まず初めに、委員長を始め理事、また委員の皆さんに風評被害にあえぐ福島県に御配慮をいただき、本当にありがとうございます。 質問に移らさせていただきますが、十五日の日に福島県知事が自衛隊、警察、消防が捜索活動をされている警戒区域内に視察に訪れて、関係各位に感謝を申し上げたところでもあります。これまでの委員会の中でも、この警戒区域内での捜索に関しては度々御意見を申し上げてきた次第でありますが、ようやく自衛隊の方々にも本当に厳しい条件の中で捜索活動をしていただいていることは、本当に改めまして感謝を申し上げる次第であります。 そこで、これまでのこの警戒区域……
○小熊慎司君 三協定について、賛成の立場から質疑をさせていただきます。 いわゆる日印の、日本、インドとのEPAについてでありますが、御承知のとおり、現時点におきましては、日本の貿易額に占めますインドとのシェアというのは〇・七%と低い水準にあります。しかしながら、本協定の締結によって、成長著しいインドと日本の経済発展、そしてインドと日本の二国間のみならず、東アジア地域での大きな利益に寄与するのではないかと期待されているところでありますが、この締結によって日本とインドとの貿易額をどのように目標として持っていくのかという点をお聞きいたします。
○小熊慎司君 今日は、六反田先生、下條先生、本当にありがとうございます。 今回のこの協定に関しては、表面上は日韓の友好、また日本の見返りを求めない大人の対応で引渡しという言葉を使っているわけでありますが、さりながら、現実的には一方で、先ほど下條先生がおっしゃったとおり、外交的な敗北というような評価もありますし、また、この後、実際、韓国に引渡しした後に国内でのプロパガンダに使われるということも想像に難くはないわけではあります。 また、近代日本においては非常に不得手なんですけれども、歴史の総括が非常に私は日本は下手だなというふうに思っております。私は会津でありますけれども、百四十三年前の戊辰戦……
○小熊慎司君 まだこの原発事故が収束しないことによって、私の地元福島県、私の住んでいる会津は百キロぐらい離れているんですけれども、なかなか非常に厳しい経済状況であります。ただ、それを嘆いてばかりいられないということで、私、地元で商工会議所の青年部のメンバーとして活動もさせていただいているんですが、会津若松の商工会議所青年部が、会津でこもっていてもしようがないので全国の様々なイベント、お祭り等に出向いて会津の産物を売ってこようという取組を始めまして、まず初めに静岡の藤枝市の方のお祭りでは大変お世話になりまして、相当の売上げを上げて、喜びの余りその夜に大分藤枝にも売上げの一部を置いていっていただい……
○小熊慎司君 まず初めに、租税条約、協定についてお伺いをいたします。 国際経済も日々刻々と変わっておりますし、また、この日本においても、内需、外需問わずしっかりと経済的な発展を遂げていかなければなりません。今回のこの協定、条約も、本来であればもっと早く締結をして、こうした国際経済の中で日本の経済が発展をしていく、一日も早く寄与すべき一つの材料ときっかけとすべきであったとは思いますが、そういった中でも、日本も租税条約ネットワークの拡充を取り組んでいるところでありますが、こうした変化の激しい国際経済の中で、こうした租税条約も状況が変化を日々しているというふうに認識をしているところであります。 ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 久しぶりの質疑でありますけれども、この間、佐藤委員長、また榛葉、岸両筆頭においては早急な委員会開催に努力をされていたところでありますけれども、政府の対応がよろしくなかったのかどうか分かりませんが、開かれなかったことに関しては非常に遺憾の意を表したいというふうに思います。この間にも本当に様々な質疑をしなければいけなかった重大な事項がありましたし、いまだに原発事故が収束していない、そして日本の信頼が低下しているということを考えれば本当に残念な結果であったというふうに思います。 また、私自身、残念ながらちょっと日程の調整付かず委員派遣に参加はできませんで……
○小熊慎司君 これまでの質疑でも風評被害について取り上げてまいりましたが、私の地元でこの日曜日には、会津若松市の市長選挙、市議会議員選挙、震災があったので延長してこの八月に行われたわけでありますけれども、その中でも、各候補者、やはりこの風評被害、払拭していかなければ地元が再生をしていかないという思いでそれぞれ選挙を戦っていたようでありますけれども、先週の委員会の中でも、風評被害の大きな責任は政府にあるということは認識を大臣とも共有したところではあるというふうに私も思っているところであります。 そこで、具体的にこれからお聞きしていきますけれども、外務省においてもそうした認識の下でしっかりとこれ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 まず初めに、今回の台風十二号の災害によって亡くなられた方々に御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方に深く心よりお見舞いを申し上げます。また、あわせて、七月末の新潟・福島豪雨でも亡くなられた方いらっしゃいます、また被災された方いらっしゃいますので、併せて心よりお見舞いを申し上げる次第であります。 さきの新潟・福島豪雨は、早期の激甚災害指定をいただきました。そういう意味においては、今回のこの十二号の災害においても早期の激甚災害指定がなされるというふうに思っておりますし、この新潟豪雨のときには、三十日の朝には、私、会津でありますので、南会津町から……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 私は福島県会津若松市在住でありますので、遠く原発からは百キロほど離れた地域ではありますが、先ほど来お話の出ているとおり、これは本当は国がやるべきだったと思いますけれども、県が全県民の健康調査をこれからしていく。こういった万全の体制を取りながら、しかし、万全の体制を取ることによって、遠く離れた会津もやっぱり駄目なのかなと、こうした不安も巻き起こしてしまうという両面の部分も持ったところでもありますし、私も子供が三人おりますが、やっとこの間、会津若松市の教育委員会が、校庭は使用禁止になったことはありませんけれども、プールの使用はやっと最近になって教育委員会……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。被災に遭われた方々にお見舞いを申し上げ、質問に入りたいと思います。 先ほど来お話も出ているとおり、地震直後には国連事務総長が、日本は世界に対して最も尽くしてくれている国です、被害に直面している日本の人々の立場に立ち、今度は世界があらゆる援助を行わなければなりませんというメッセージを発信していただきました。これも、日本の外交、また、これまでのJICAの取組、青年海外協力隊、四十五年間、三万五千人の活動のそのたまものであるというふうに多くの方々が認めるところであるというふうに思います。私の家内も、妻も青年海外協力隊の隊員OBであり、そして今でもOBとして、……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 常日ごろの皆様の御尽力に感謝を申し上げます。 昨年の十二月に、このODA委員会の派遣で大久保委員を団長としてメコン三か国を巡ってきました。その際に、私の友人がベトナムで政府のスタッフとして働いておりまして、ちょっとお話をしたんですけれども、先ほどの不正防止の問題にかかわってきますが、やっぱりベトナムでも二〇パーぐらいのそういう世界がある、隣、ラオスだと五パーだというような話も聞いてきたんですが、日本が、日本だけがこれをしっかり守ったとしても、ほかの国とかほかの国の企業がそういった不正な手段を使って仕事を取ってくるということであれば正直者がばかを見て……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 今回の改正法案についてですけれども、先ほど来お話も出ていますとおり、電波にしろ電気通信事業者にしろ、これは国家国民のためでなければならないわけでありますけれども、先ほど来お話出ているとおり、今回の災害時においては大変いろんな不具合も出てきましたし、私も三月十一日以来現地に行っておりましたが、相当長い期間携帯がつながらなかった。受けられるけど出れない、自分からは掛けられないとか、ツイッターはできるけど、あとは何もできなかったり、日によってはメールはできるけど通信ができないとか、いろんな状況が長く続いたわけであります。こうした不具合が、特にこの緊急時とい……
○委員以外の議員(小熊慎司君) 寺田委員にお答えを申し上げます。 寺田委員も秋田、私も福島で同じ東北、この東日本の大震災は、御承知のとおり、これはもう地震、津波においては千年に一度、そしてまたあの原発事故に関しては、これだけ広範囲で長期にわたるものは、これは史上初と言っても過言ではありません。そうした多層的な今被害が出ているところでありますので、現地においては、寺田委員も何度も足を運んで分かるとおり、様々な問題、課題が生じております。 そうしたものを的確に判断をし、この課題を克服していくためには、これは既存の客観的な指標ではこれはもう賄えないということは御承知のとおりであります。そうしたと……
○小熊慎司君 松田公太議員の関連質問をさせていただきます。 四月の訪日外国人の数は、前年同月と比べて六二・五%も減っております。そこで、外国人の観光の意識を調査した結果、やはり原発事故に起因する放射性物質の危機感から訪日を避けている。そして、その背景として、やはり情報がちゃんと出ていない。日本政府を信頼できると言った人は一四%です。これは国外だけではなくて、国内においても政府に対する信頼、政府だけではなくて、我々政治家自身に対する不信といったものが、本当に低下をしているところであります。復興のためには、政治に信頼を取り戻さなければその一歩も進めないというふうに私は思います。 そういった中で……
○小熊慎司君 松田公太議員の関連で質問させていただきます。 今ほどありました東京電力の問題、まさに被災者への賠償、そしてまた電力の安定供給というものは、東京電力が存在するかどうかとはまた別の問題でもあります。 昨日も質問させていただきましたが、私も福島県議会議員をやっているときに、一連の原発の不祥事の問題で当時の、今、現会長の勝俣さんが県議会に来られていろんな説明をしていた。その中でも、説明の翌日に新たな事実を公表したり、今の、三月十一日以降のこうした原発事故の対応と何ら変わりがない。そのときは、平成十五年、平成十六年と福島県議会に来られて全員協議会を開いたときに、様々、今後反省しますとい……
○小熊慎司君 立谷参考人にお聞きいたします。両参考人も本当にありがとうございます。 相馬市においては、相馬市自身が大きな被災を受けているにもかかわらず、立谷市長の御努力によって周辺の被災の市町村も支援をしていたという、まさに本当に驚愕すべき対応をされていましたし、被災直後にお邪魔したときから市役所も整然としていて、市長の命令一下、市の職員の方々もそして市民の方々も冷静に対応していたということで、本当にその対応、それぞれの被災地、皆さん頑張っていたわけでありますけれども、相馬市においてはとりわけこれはすばらしい対応をされていたというふうに思っております。 そういった中で、この復興に向けてであ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 我が党は、結党以来、増税なき財政再建、経済成長による増税なき財政再建を訴えて、そして様々政策を提案してまいりました。 今回のこの復興に対しましても、復興そのものにはこれは国会挙げて取り組むべきだという意思はありますが、やはりその復興の在り方、とりわけその財源をどこに求めるかということは非常に大きな問題であります。 そこで、今審議をされているこの法案には復興再生債のことが書かれてありますが、この財源が、どうしてもやはりそこに増税という選択肢が見受けられます。(資料提示) 資料も提出させていただいておりますが、我が党もこの参議院に基本法案を出させて……
○小熊慎司君 松田委員の質問にお答えをいたします。 御指摘の点、東電の救済にはなりません。また、一〇〇%被災者のための法案となっております。 御承知のとおり、この法案は、第九条第二項では、国は支払った仮払金の額の限度において、支払を受けた者が有する特定原子力損害の賠償請求権を取得し、同条第三項で、国は速やかに当該損害賠償請求権を行使するものとするとしておりますので、東京電力の損害賠償責任が減免されるわけでは決してありません。 そしてまた、この法案に規定するものとしては全て被災された方々のためになされる施策で、原子力災害に苦しむ人々の早期救済のために国が前面に立ち、国が責任を持って仮払いの……
○小熊慎司君 松田委員にお答えをいたします。 御承知のとおり、今回のこの原子力災害の問題は大規模にわたっておりますし、長期化もしております。そうした中でも、早期に被災者を救わなければなりません。そしてまた、この災害は現在進行形であり、損害も確定をしておりません。そうした観点から、東京電力に、損害賠償の支払には時間が掛かってしまうということは想像に難くはありません。 そしてまた、東電による仮払いの補償金は法律の規定には基づいていません。御承知のとおり、原子力損害の範囲の判定等に関する第一次の指針にもありますとおり、合理的かつ柔軟な対応が東電に求められるとしか書いていないんです。ということであ……
○小熊慎司君 関連の質問をさせていただきます。 私は会津に在住をしております。もう記憶が飛んでおりますけれども、昨年の暮れ、今年の年明けにかけては大雪に見舞われ、そして三月十一日、さらには先週末の豪雨、私も土曜日の早朝に南会津の方に赴きましたけれども、ひどいこの豪雨のつめ跡が残っておりました。 そうした中でも、しっかりとこの復興に向けてやっていかなきゃいけないという思いで地元の人も汗をしているところでもあるわけでありますけれども、これまでも議論のありました風評被害、先ほど公明党の浜田議員も会津を高校生の憧れの聖地と言っていただきましたが、小学校も中学校も数多くの修学旅行生来ていただいており……
○小熊慎司君 支援機構法案について質問をさせていただきます。 この法案は、我が党の主張、端的に言えばやはり東電の救済法案になってしまうという観点から非常に問題のある法案であるというふうに認識をしております。そういった中で、この法案に対する緊急要望といったものも今日中に我が党の方から総理に提出をさせていただく予定になっておりますので、総理、御検討のほどよろしくお願いをいたします。 また、総理は昨日の答弁でも、事故処理と賠償を優先するため、今東電を破綻処理させるべきではないというふうに言われております。我が党は、初めから特別公的管理方式で一時国有化をして会社更生型の破綻処理をすべきだと主張して……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案についてお伺いいたします。 これまでの質疑の中でも出ておりますが、重複する部分もあるかと思いますけれども、あえてお伺いをいたします。 今回の法律改正において、もう既に三十五人以下になっている一学年が七割を超えておりますし、私福島県でありますけれども、福島県はもう全国に先駆けて三十五人ではなくて三十人程度学級ということで取り組んでまいりました。この福島県の取組が全国に波及をして、今各地で取り組んでいるところでありますけれども、この少人数学級の狙い、これはもちろん大臣等……
○小熊慎司君 いわゆる三十五人学級の点でありますけれども、これまでも議論をされてきましたし、過日のこの委員会でも、私の経験上、福島県においては既に三十人学級をやっていると。議論の中でもあったとおり、量だけではなくて質がどうであるかということが問われていかなければなりませんし、この後の附帯決議にも入っていますけれども、私も山間部を多く抱えるのが地元でありますから、大きい教室を小さくするということではなくて、複式学級をどう解消していくかという課題もあります。今後は総合的に質と量のことについてしっかりと議論を重ねていくということが必要であると思いますが、御見解を求めます。
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 まず初めに、東北関東大震災で亡くなられた方々には心から哀悼の意を表します。被災者の皆様には重ねて心よりお見舞い申し上げ、質問に移らさせていただきます。 先ほど来議論がされておりますけれども、私も被災地に赴いて様々な活動をさせていただいている折に、やはりこの情報の混乱、市町村とそしてまた県、そして国との連携の不手際というものが、まだ二週間以上たった上でも存在しているという状況であります。昨日は相馬市において支援物資の搬入を手伝いましたが、物資はある程度届いておるんですが、その地元の要求のマッチングがまだまだなされていないという状況でもあります。 そ……
○小熊慎司君 福島県出身、福島県在住の小熊慎司です。 質問させていただく前に、今回の震災、原発事故で亡くなられた方々、そして被災をされた方々に深く哀悼の意とお見舞いを申し上げますとともに、そして全国から被災地に向けて様々な、国内外を問わず支援をいただいたことに心よりこの場をお借りして御礼を申し上げる次第であります。 質問に移らさせていただきます。 午前中の決算委員会、そしてこの午後の予算委員会でも様々出ておりますけれども、私も地元が会津ということで、昨日は満開の鶴ケ城の桜の下で復興を願うイベントが開催をされ、多くの人が集まり、そして県内外から御支援いただく方々に様々なイベントに協力をして……
○小熊慎司君 今話題となりました福島県会津出身の小熊慎司であります。会津を話題にしていただきまして、本当にありがとうございます。 さはさりながら、この福島県、東日本、考えてみれば、今年は豪雪で年が明け、そして三月十一日、そして七月の末には新潟・福島豪雨、そして先日の台風と、大変な自然災害、状況に陥っているところであります。私も会津若松市に在住をしておりますけれども、これは一日も早く復興に向けて取り組んでいかなければならない、まさに政治の真価が問われているところであります。 そこで質問させていただきますが、今日も種々質問が出て重なる部分もありますので、少し整理をして質問させていただきます。 ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 久しぶりの外交防衛委員会、若干メンバーも替わりましたけれども、能力、人格共にすばらしい委員の皆さんの下で、午前中に山本議員も、党の代表がいる、また委員長経験者、閣僚経験者もいる、そういう予算委員会以上に重要な委員会であるという認識を披露されましたけれども、そういう中で、私はビルの谷間の雑草みたいな立場ではありますけれども、しっかりと議論を尽くしてまいりたいというふうに思いますし、大臣も松下政経塾、宇都議員も松下政経塾、私はそろばん塾か河合塾ぐらいしか出ておりませんけれども、とにかくこの三月十一日以来、大変な局面にあるわけでありますし、この間これだけ重……
○小熊慎司君 来る十二月九日は国連腐敗防止デーという日になっております。 過日のこの委員会の中でも、ODAの在り方について、認識について大臣とやり取りをさせていただきました。これからもちろん日本が復興していくためには、この東日本の被災地をどうしていくかということもありながら、やはり世界を見渡せば、今、TPPの問題もありますけれども、国際社会の中で日本がどう役割を果たしていかなければならないのかということはますます大きな課題になっているというふうに認識をしているところであります。 そういったさなか、NGOのトランスペアレンシー・インターナショナルというのが、御承知のとおり腐敗の指数を出してい……
○小熊慎司君 メキシコ、ペルー、それぞれの協定についてお伺いをいたします。 過日の委員会でも、この貿易交渉上で今の原発事故後にいろんな輸入規制を設けている国々のことについて言及をさせていただきました。この度のペルー、メキシコ。ペルーは日本政府を信頼しているのか、それともおおような国なのかは分かりませんが、一切その原発事故の規制というものはないわけであります。一方でメキシコの方は税関の、これちょっと部分が絞られてしまっています。 この協定、これはお互いの経済の発展のための協定でもあります。しかしながら、もちろんメキシコでの規制の在り方というのは、これは内政にも通じますから言い切れない部分もあ……
○小熊慎司君 南スーダンのPKOについてお伺いをいたします。南スーダンそして日本の両国の発展が、国際平和、また国際社会の発展に寄与するためにも、官民挙げていろんな総合的にこの南スーダンの国づくりに対して日本が力を尽くすことは、全ての方々がこれは認識をしているところであるというふうに思っております。 これまでも議論もありましたけれども、まず初めに、この南スーダンの国づくりのためにも是非とも条件をしっかりクリアしていかなければいけない、体制を整えていかなければならないところにあるわけでありますけれども、残念ながら今、日本の対応はほかの国に比べて遅れている部分もあるというのも否めないというふうに思……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 冒頭、私は、これまで福島県議会の経験もある中で、原子力に関しては推進の立場を取ってきましたし、また、原子力の国際商戦の中においては日本の成長戦略の中に組み込んでしっかりと対応していくべきだということを三月十一日以前はこの委員会でも主張してまいりました。 しかし、やはり三月十一日以降、私自身も、大臣とは伊東正義先生の流れをくみ、福島県の出身者でもあり、そしてまた同じ県議会の出身、ある意味では党派を超えて、まさに大臣は私の兄貴分みたいな立場でありまして、そういう中で、また福島の現状を考えたときに、また国の政策の中でも原発の在り方、これが変わってきている……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 今日は、両先生方、本当にありがとうございました。 これまでも出てきましたけれども、ODAの国内の理解度という件に関しては、体験的に申しますと、今年の春先、震災以降、減額補正がなされたときに、当時、中村委員長でございましたけれども、超党派でこの減額は認められないと政府に申入れをさせていただきました。結果として、減額にはなったんですが、減額幅が大分少なくなったという経験がありましたけれども、その際、特に委員長、前委員長は大変だったと思いますけれども、私のところにも様々な批判のメールや電話、ファクス等が寄せられまして、中には売国奴とまでも言われました。私……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。復興庁の設置法案に対しまして質問させていただきます。 我が党は、これは衆議院の方では反対という立場でありました。復興そのもの、復興庁そのものに対してどうこうするということではなくて、やはり、今もう九か月になろうとしているところで進んでいないところも多々あって、また、進んでいたとしても、この被災者、被災地の思いに十分には残念ながらこたえられていないという厳しい現状もあるわけであります。 この復興庁はワンストップであるというふうになっているわけですが、我が党の見解としては、これまでも質疑の中でもありましたけれども、これやはり、修正案においてもかなり努力の……
○小熊慎司君 まず初めに、福山委員長を始め、広田筆頭、佐藤筆頭、理事の皆さんには、通例の質問順序ではなく、ちょっと諸会議が重なっていますので替えさせていただくことをまず御礼を申し上げる次第であります。 両大臣がそろって初めての私の質疑になりますが、私、個人的には感慨深いものがあります。私も福島県、玄葉大臣も福島県、そして田中大臣もかつては福島県であったということであり、また、私も新井将敬代議士の後、地元の伊東正義氏、世界に誇る福島県が生んだ代議士の後継の斎藤文昭代議士の秘書として地元に帰り、そのときは同じ流れをくむ玄葉代議士が誕生し、そして同じ流れの田中大臣も福島におったわけですが、その後、……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 玄葉外務大臣にお聞きいたします。 今年五月の二十五、二十六、皆様御承知のとおり、沖縄の名護市におきまして太平洋・島サミットが開催をされます。この親善大使には、玄葉大臣が委嘱をされましたけれども、私たちの地元である福島県いわき市のフラガールが親善大使となって今活躍をされている。今私の隣にも沖縄の山内先生、また島尻先生もいらっしゃいますけれども。こうした、かつては福島と沖縄、かつてはというか今もそうですけれども、うつくしま・ちゅらしま交流宣言というのを出して交流を図っている中での縁、こういう福島が大変なときに、この沖縄で開催されるサミットで活躍の場がで……
○小熊慎司君 質問の冒頭に申し上げます。 今日は、本来であれば、本来というか、二十四年度の予算の委嘱審査でありますけれども、PKOの集中審議のようになっていますが、先ほど宇都議員もおっしゃられたように大事な問題でありますし、また委員長もこれは大事な問題だというふうに言われましたので、これは冒頭申し上げますけど、集中審議を是非お願いしたいというふうに思います。 私自身はまた別の質問をさせていただきますけれども、これまでの質疑の中でも、ちょっと適当な表現かどうか分かりませんが、私なりに表現をさせていただきましたけれども、福島の東電の原発の問題、これは、やはりこの制約された土地は国と東電の責任に……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 先週末、私もよわいを一つ重ねまして、ただ年を取るということだけではなくて、しっかりと、(発言する者あり)ありがとうございます、人間的にも成長して質問をさせていただきますので、大臣、どうぞよろしくお願いします。また、委員長、差し入れありがとうございます。誕生日プレゼントとして受け取らせていただいて、しっかり質疑をさせていただきます。 まず初めに、昨年の三月十一日、大震災、そして原発事故、この際には自衛隊の皆さんにおかれましては、大変これは任務外の、通常業務外の役割も果たしていただいて、震災の復旧復興に向けて尽力をいただいたところでありますし、また、と……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 大分委員会開かれなかったので大分たまっているんですけれども、ちょっと短いので。オスプレイはもうずっと続いて、また山内先生がいつもやるので。 外務大臣にお伺いをいたします。五月に行われました第六回島サミット、沖縄キズナ宣言を採択して、その後、この島々の国々の国家元首の方とかと会う機会があっていろんな感想をお聞きしましたけれども、一定程度の成功を収めた形になったというふうに思いますし、また、いろんな波及効果もあったのではないかなと思っています。 個人的には、いわゆる海底資源、海洋資源といったものに関しても、この太平洋地域で日本のプレゼンスが上がったこ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。四協定について質問させていただきます。 六番目ともなると、大分もう出がらしのようなものになって非常に、通告はしているんですが、大分重なっておりまして。それでは、偽造品の取引の防止に関する協定、ACTAについてさせていただきます。 我が党も、別にこれは知的財産ではないんですが、三年前に作った、増税する前にやるべきことがあるというキャッチコピーを使い回しをされて、やっぱり知的財産、こういったものというのも非常に重要なんだなということを身を持って感じているところでもございますので。ただ、目的は同じということで、別に訴えるわけでも何でもなく、あれなんですけれ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 尊敬する佐藤先輩の高尚な質問の後に非常にやりにくいんでありますけれども、私も、これ重要な問題ですから、竹島また尖閣のことについて順次お聞きをいたします。 昨日も予算委員会で様々質疑されていましたし、その中で我が党の松田公太議員も、教科書の記述が少ないと、国内でのそうした徹底した教育、理解度を上げていかなきゃいけないという指摘もありましたけれども、やはり国内、国外を問わず、これは正当な日本の主張をしっかりと、冷静な中に、要するに感情的にならずに、正しいことでありますから、韓国を刺激する刺激しないということではなくて、正しいことを冷静にもう少し国際社会……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 平成二十二年度の決算について質疑をさせていただきます。 平成二十二年度年度末、三月十一日には東日本大震災、東電の原発事故ということでございます。 この委員には、常日ごろ党派を超えて公私共に御指導いただいて、また、復興に原発事故対応、懸命にさせていただいている金子恵美委員もいらっしゃいますし、また、先ほど質疑した佐藤正久委員も、ちょっと今いませんけれども、同じ福島県でもございます。そしてまた、玄葉大臣においては私の尊敬する福島県議会の私の先輩でもあり、また、党派は違いますけれども、伊東正義先生の薫陶の中で政治家をさせていただいている同じ根っこの政治……
○小熊慎司君 冒頭、九州北部豪雨におきまして犠牲になられた皆様方に哀悼の意を表しますとともに、被災されました皆様にお見舞い申し上げて、質問に入ってまいります。
ずっと今日一日の質疑の中でも出てきましたけれども、甚大な被害、広範囲にわたっておりますので、九州各地で海岸に漂着物がもう上がっていて、まだ漂流しているものもあるということでございます。
まず初め、九州各県の現時点で把握している漂着物の量についてお示しをください。
【次の発言】 膨大な量なわけですね。これ、早急に処理しなきゃいけない。
また、今日の委員の指摘もありました漁業とか、また、考えてみれば、今漁期に入っていないような漁業もあ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 今日は、荒木参考人、山田参考人、本当にありがとうございます。 まず、荒木参考人の方にお聞きいたしますけれども、先ほど日本のODA、人がいいという言葉もありましたが、私もそういう印象も持っていますし、各国と比較すると日本は比較的広域的に、多岐にわたって、いや、本当に牧歌的に、人道的にやっている感もあるわけですけれども、そうすれば、今後の日本のODAの在り方として、戦略的にやっていかなきゃいけないというのは承知しておりますが、フォーカスしていくべきなのか。私は、逆に日本は広く掛け値なしに各国いろんな国にやっているということが、日本のある一面、ODAはほ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司でございます。 私の妻も青年海外協力隊のOBでありまして、広尾で研修をいたしましたので、そのころから付き合っておりましたから休みのたびに広尾の訓練所に迎えに行ってあの辺でデートをしていたので私にとっても聖地ではあるんですが、ここでのろけてもしようがないんですけれども。 さはさりながら、妻とも広尾の移転に関しては家庭内で議論したことありますけれども、やむなしという考えもあったり、やはりODAとして何をやるのかということが一番大事であります。ただ、慰霊碑まで仕分の対象になってしまったのはいかがなものかなというのもありますけれども、何をやるのかという意味では、今……
○小熊慎司君 小熊慎司です。 緒方参考人、今日はどうもありがとうございます。また、長年にわたる重責遂行されて、本当に感謝を申し上げる次第であります。 私の方から、いろいろお聞きしたいんですが、一点だけお聞きします。 もう退任されるということではありますが、まだまだ緒方参考人には何十年も御活躍をいただきたいという気持ちでいっぱいでありますし、また、これまで緒方参考人に我々もある意味では頼り切って甘えていたのかなという反省もあるわけであります。ある意味では、緒方貞子の前に緒方貞子なし、緒方貞子の後に緒方貞子なしというような状況であって、この日本の国際的地位、国際貢献の地位を上げた立て役者の一……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司でございます。 震災から一年がたち、そして福島県も「がんばろう ふくしま!」ということでやってきたんですが、御承知のとおり「ふくしまから はじめよう。」というスローガンに変えて、今県民一丸となって復興に向けて努力をしているところであります。 これまでの質疑の中でもこの復興庁の在り方、種々議論されてまいりましたけれども、私も二月十日の設置の日に福島の復興局の方に赴きまして、忙しいさなかでも吉田政務官が対応していただきました。この間、いろんなことが言われて、既に査定庁とか査定局というような指摘もあるわけでありますし、今の質疑の中の谷合議員の指摘もあるとおり、一……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 私、十三年前に会津若松の市会議員からスタートしたんですが、その際に先輩議員に教えていただいたのは、一〇〇、ゼロじゃないんだと、やむなし賛成もあるし、やむなし反対というのもあるんだと。今回のこの特措法、昨日、森議員も、優しい顔しながら大変厳しい、百点満点中二十点だということも御指摘をされましたが、私、二十点とは言いませんが、やはりまだまだ足りていない部分があります。 ただ、百点を取ろうとして時間を掛けても、これは今の問題は何一つ解決しませんから、やはりしっかりと取り組んで、一つでも多く積み上げていきながら、また、さらには今顕在化していない問題も今後顕……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 まず冒頭、発議者の皆様にはこれまでの努力のことに敬意と感謝を申し上げる次第でありますし、これがゴールではなくて、先ほど森発議者からもありましたとおり、議連をつくって、しっかりとこの法律の実効性を高めていくということもありますので、まさにこれからが本当の取組であると思いますので、これは与野党が歩み寄った、知恵を出したという表現よりも、逆に与野党が共に被災地、被災者に寄り添った結果、全党一致でこの草案を得たというふうに私は評価をしたいというふうに思いますし、私としても、三月十一日以来、被災地を駆け巡って久々にこの国会に来たときに、川田議員が、小熊さん、子……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。
まず初めに、森林の除染について、まだ最終決定がされていないところではありますけれども、これまでの取組の経過と今後の見通し等についてお示しをください。
【次の発言】 そうした経過の中では、大臣御承知のとおり、方針が固まったやになったときに、県内市町村、県も含めて、私のところにも要望書来ましたけれども、それじゃいかぬだろうということで、また見直しを大臣指示されたという、こういった流れが、大臣よく福島県にも来ていただいていますけれども、大変一生懸命やっていただいているんですが、それ見ていたら、見直しする前に最初からそういう県と県内市町村との意見を踏まえなが……
○小熊慎司君 みんなの党、福島県の小熊慎司でございます。 福島県ということで、私も、会津が、福島県が生んだ伊東正義先生の流れをくむ国会議員として、それは玄葉大臣も同じであります。また、残念ながら、田中防衛大臣、今、棒読み大臣とも言われてしまいましたけれども、今、名前を出させていただきました伊東先生の座右の銘に誠実という言葉があります。誠実な答弁を期待して質問に移らさせていただきます。 震災から一年がたちました。いまだ原発も収束をしておらず、しかし、我々福島県人は県民一丸となって復興に努めていこうと新たに誓い合った次第であります。それまでの頑張ろう福島から、福島から始めようという、私も今日バ……
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。 私も、岩城委員、金子委員と同じように福島県でありますけれども、ちょっと選挙の話。 地域の復興に向けても、先ほど金子委員が言ったとおり、福島県内においてはそれすらも手付かずの状況にあって、さらには、今日も飯舘村の議会の皆さん陳情に来られていましたけれども、今まさに避難をまたしているという地域もあります。 こうした中で統一地方選挙が延長されて、できるところは先日の政令で決まったところでありますけれども、県議会も含めて、九月までにやれないところ、これ実際今後どうなるのかということをまず確認させていただきたいと思います。
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