このページでは上野通子参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。 私は、自由民主党、公明党を代表しまして、ただいま議題となりました個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律案について、山口大臣に質問いたします。 本法案は個人情報保護法とマイナンバー法の改正から成り立っていますが、どちらも利活用の促進と個人情報の保護をいかに両立するかという点が主題となっています。経済の活性化や行政サービスの効率化のためには、個人情報を適切に使えるような仕組みが必要です。他方、個人情報を勝手に利用されたり、悪用されたりする事態は防がなければなりません。……
○上野通子君 自由民主党の上野通子です。 冒頭に、この度の台風十八号により被害に遭われました皆様方に心からお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになりました皆様方に哀悼の誠をささげます。 また、私たちは国民の代表である国会議員です。しっかりとルールを守らなければいけないと思います。 私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となりました我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会委員長鴻池祥肇君問責決議案について、断固反対の立場から討論を行います。 まず、鴻池委員長に対する問責決議を提出するという野党の皆様の暴挙に対し、強く抗議するものです。 委員長の職責とは、公正中立……
○大臣政務官(上野通子君) 今委員がおっしゃられましたように、本条約の批准に向けて文科省としては、先ほどおっしゃったように、八月に学校教育法施行令を改正しまして、今大臣おっしゃったことなんですが、繰り返しにもなりますが、具体的には、障害のある児童生徒の就学先決定について、特別支援学校への就学を原則とし、例外的に小中学校への就学を可能にしていたというのがこれまでの仕組みでございますが、それを新たに、本人若しくは保護者の意見を最大限に尊重して、個々の障害の状況などを踏まえて総合的な観点から就学先を決定するという仕組みにしたところでございます。
○大臣政務官(上野通子君) 斎藤委員の御質問にお答えします。 五月十日、当委員会で義家政務官がお答えしたと思いますが、その後の文科省としての取組についてお話しさせていただきます。 文科省では、消費者教育推進法に基づいて、本年六月に策定された消費者教育推進基本方針について、七月に各教育委員会の担当者を集めた会議におきまして、例えば小中高別、各段階別、教科別の部会を開くなどして周知をしております。そして、学校教育における消費者教育の推進を更に図っているところでございます。 また、文科省としては、学校教育における消費者教育の推進を図るために教育委員会などに委託して実施している調査研究事業におい……
○大臣政務官(上野通子君) 上月先生、ありがとうございます。 今回の上月先生の御質問は、公設民営の学校に当たってのチャレンジがあってもいいんじゃないかという文科省に対しての励まし、それと同時に、しかし待てよと、検討して慎重に進めるべきだという御忠告、両方しかと受け止めさせていただいてございます。 そして、文科省としましては、さらに、先生の御指摘のように、新たな発想に向かって取組を推進していくことを大変重要だと認識しております。具体的なことをちょっと言わせていただきますと、例えば、不登校やまた発達障害の児童を含めて、なかなか、特別な学習のニーズが必要な、また能力のある子供たちに対して、その能……
○大臣政務官(上野通子君) この度、文部科学大臣政務官を拝命いたしました上野通子でございます。 大臣政務官としまして、大臣及び副大臣、そして冨岡政務官とともに、震災の復興を始めとして、教育の再生及び文化の振興のために尽くさせていただきたいと思います。 今後とも、委員長を始め委員の皆様方の一層の御指導と御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ありがとうございます。
○大臣政務官(上野通子君) 大島委員の御指摘の第四次提言が出された教育再生実行会議の、高等学校教育と大学教育の接続並びに大学入学者選抜の在り方についてですが、まず第一に高校教育の質の向上、さらには大学の人材育成機能の強化、そして能力、意欲、適性を多面的、総合的に評価する大学入学者選抜への転換、この三者を一体的に改革しようとしていることでございます。 その具体策としてですが、まず、御存じと思いますが、基礎レベルと発展レベルから成る高校における達成度テストを導入する。そして、それは、高校にいる間、複数回実施を検討しているということ。また、大学入学者選抜においては、達成度テスト、この達成度テストで……
○大臣政務官(上野通子君) ただいまの斎藤委員の質問にお答えしたいと思いますが、まず、御存じのように、教育再生実行会議の第四次提言において今おっしゃられた到達度テストについての提言がなされたところで、その内容につきまして、目的につきましては先ほど委員がお配りくださったところの目的のところに書いてあると思うんですが、その中で、到達度テストの中の基礎レベルまた発展レベルと二つに分けさせていただいております。 さらに、基礎レベルの方の到達度テストは、高校の基礎的、共通的な学習到達度を客観的に把握し指導改善に生かすとともに、本来の趣旨と異なり事実上学力不問の選抜になっている部分の推薦又はAOの入試の……
○大臣政務官(上野通子君) 小川委員御指摘のように、三月の二十一日に前義家文科大臣政務官の方に御質問いただきまして、そのときに、もうちょっと大規模校に対して支援をしたらどうだというお話がございましたが、そのときにも政務官の方から話があったと思うんですが、ほかの通常の修士課程で必要とされる研究指導教員の、教員ですね、教育者の一・五倍の教員の配置が義務付けられております。 また、専任教員一人当たりの学生の収容定員の算出において、通常の修士課程は二十人までとされているのに対し、十五人までとされているのは御存じと思います。さらには、百八十人までの専任の値が決まっていますが、最低限必要な専任教員を十二……
○大臣政務官(上野通子君) 議員御指摘のとおり、今回の改正によって、指定都市は、学級編制基準の設定や教職員定数の決定、市町村立小中学校の教職員給与費の負担等に関する事務を初めて取り扱うこととなります。このことから、各指定都市において、これらの事務を実施するための体制整備をしっかりと行うことが必要となります。 文科省としましては、指定都市における事務が円滑に実施できるよう、指定都市に対し、都道府県と同様の情報提供や、給与や定数業務のシミュレーションを行うとともに、事務体制について必要な内容や規模等の検討を促しているところでございます。その結果を踏まえて、体制整備のため、必要な財政措置の在り方に……
○大臣政務官(上野通子君) 神本委員にお答えいたします。 まず、委員がおっしゃったように、ある県では、その県の就学指導の手引等を改訂して、本人が望まなくても特別支援学校へ就学を検討するという記述があったりするのが問題になっているともお聞きしていますが、各都道府県の手引の改訂状況等について、現在、文科省としては網羅的な調査は行ってないというのが現時点での状況でございます。 文科省としては、引き続き、各都道府県また市町村委員会において制度改正の趣旨を踏まえた適正な教育相談等を行われるよう、説明会を通じて、理解、啓発に取り組むとともに、必要な指導を行ってまいりたいと思っているところでございます。
○大臣政務官(上野通子君) 今回の件で文科省では、従来実施している就学援助実施状況調査の内容の一部を前倒しして四月十七日に調査を開始し、四月の三十日締切りで千七百六十八教育委員会全て調査を実施して、政府の対応方針を踏まえた各自治体における対応等を確認したところであり、先生の御指摘にもありましたように、全体の千六百九十七自治体、九六%では生活扶助基準の見直しによる影響は生じていないという結果がありましたが、一方で、経済的に困窮している児童生徒に対する取組などの様々な対応を行っているものの、生活扶助基準の見直しに伴う就学援助制度の影響への対応を直接は行っていないと回答をした自治体は七十一自治体、四……
○大臣政務官(上野通子君) 藤巻先生の御質問にお答えいたします。 今、御指摘いただいたように、我が国最大の潜在力である女性が活躍できる社会をつくること、これは成長戦略の大きな柱でもあり、我が国の経済社会の再生、活性化に大きく貢献するものであると思います。このため文科省では、本年二月に女性の活躍推進タスクフォースを設置し、全省的に施策の検討を進めているところでございます。 具体的に申しますと、女性のライフステージに応じた多様なニーズに応えるため、厚生労働省と連携した、子育て中のお母さんたちの支援にもなりますが、放課後子どもプランの更なる充実による子育て支援や、復職に向けた学び直しの支援も行っ……
○大臣政務官(上野通子君) 議員がおっしゃいましたように、先ほどもお話ししましたが、ESDに関するグローバル・アクション・プログラムでは、二〇一五年以降は五つの優先的分野を設定して取り組んでいくことが盛り込まれております。繰り返しになりますけど、ちょっとお話させていただきますと、ESDの各国における政策への位置付け、そして機関全体としての取組、さらには教育者の養成、そして若者の関与、そして五つ目、地域コミュニティーとの連携でございます。 また、ユネスコとしては、ESD世界会議において、本プログラムに対する世界の多様なステークホルダーのコミットメントを大々的に打ち上げるとともに、二〇一五年以降……
○大臣政務官(上野通子君) 今回の法案が成立した際には、今回の制度改正の趣旨及び内容、留意事項等について施行通知を発出することとしており、文部科学省としての法令解釈について関係者に周知を図ることを予定しております。 施行通知の具体的な内容については、国会審議等も踏まえて検討していくこととなりますが、特に所轄庁が措置命令や解任勧告、報告及び検査を行うことができる場合について、それぞれの基本的な考え方やその具体例などについて盛り込むことを検討しており、どのような場合に報告や検査や措置命令を行うかについては各所轄庁がその権限と責任において判断するものであります。その際には、文部科学省が施行通知で示……
○大臣政務官(上野通子君) 先生御指摘のように、学校図書館、現在は司書教諭が十二学級以上の学校には必ず必置となっておりますが、先生も二十年間小学校の先生をされたということなので、図書館の忙しさ、多忙さ、図書館の司書教諭の先生が今平均で週当たり約一時間しかいられないというこの忙しさは御存じと思います。 さらには、今学校の図書館にはもう一つの役割と機能が必要となっております。それは心の居場所でございます。子供たち、学校に登校してきても教室に入れない子供たち、いわゆる学校に来ても不登校の子供たち、また、いじめや虐待等様々な問題を抱えて相談相手の必要な子供たち、その居場所としての機能も強化されている……
○大臣政務官(上野通子君) 先生の御指摘のこと、よく分かっております。 文科省においては、最初の法科大学院について在り方を検討したときに、司法試験合格率や入学競争倍率などにおいて深刻な課題を抱える法科大学院、これですね、最近、法科大学院は御指摘のとおり深刻な課題がたくさんありまして、自主的な組織見直しを促進するために公的支援の見直しを実施しており、これまでに八校が学生募集停止を実施又は公表しているものの、いまだ深刻な課題を抱える法科大学院は存在していることから、現行の施策の効果を見極めつつ、これを更に促進する方策を加速、強化するとともに、また、法科大学院として今大変問題を抱えていて、一つの学……
○理事(上野通子君) 浜田和幸君、時間ですので。
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。 本日は、発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 次世代を担う青少年を健全に育成するためには、やはり私たち全ての大人が責任を持つということが必要であると思いますが、子供は社会を反映する鏡とも言われるように、成長の過程にある青少年は周囲の大人や社会環境などの影響を受けやすいものです。逆に言えば、大人のこのつくり上げた社会の中で、大人が生活する上で大変便利で豊かで二十四時間眠らないような社会環境は、果たして青少年にとって本当に安心で安全で居場所が良い環境となっているのだろうかという疑問が湧いてくるところです。 実際、深夜まで放映され……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。 本日は、質問の機会をいただき、本当にありがとうございます。 また、冒頭ですが、今回の台風十八号により被害に遭われた全ての皆様方に心からお見舞い申し上げます。 台風十八号による大雨は、私の地元、栃木県におきましても、九月十八日現在で被害総額二百三十七億円を超えることが明らかとなり、まさしく大災害となってしまいました。 資料の一を御覧ください。 これは日光市の二か所の降水量ですが、線状降水帯という今まで余り聞いたことのない気象情報の下、降り始めからの降水量は九月九日、十日の二日間で多いところでは六百ミリを超えました。これは平年の九月一か月……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。 御三人の参考人の皆様、貴重な御意見、大変ありがとうございます。 まず、山本参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほどおっしゃっていましたように、参考人は、医療におけるプライバシー保護、そして医療情報の安全管理が御専門ということでございまして、お話の中でも、人の命と健康を守るためには医療と介護の現場で情報の有効活用がなくてはならない、しかし、情報が有効活用されないのであれば集めない方がいいという御意見もございました。 今、地域における医療の様々な問題が出ている中で、まずお伺いしたいのは、参考人は、日本版EHRですね、エレクトリック・ヘルス・レ……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。本日は発言の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 安倍内閣発足以来、安倍総理は様々な場所で、そのスピーチの中で、女性の活躍推進についての強い意思を示してまいられました。もちろん、今回の施政方針演説の中でも、総理は、「私は、女性の力を強く信じます。家庭で、地域社会で、職場で、それぞれの場で活躍している全ての女性が、その生き方に自信と誇りを持ち、輝くことができる社会をつくり上げてまいります。」と強く明言されております。私は、全ての女性が活躍できる社会の実現に対して、本法案がその起爆剤となることを大変期待しております。 では、大臣に御質……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。本日は、三名の参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございます。 改めて質問をさせていただく前に、皆様方の御意見の中で、法整備は進んでいるがいまだに女性の離職率も高いのが現状であるということ、また両立支援から活躍の支援への充実をしていくべきであるということ、また非正規労働者の差別化、これをなくしていくということ、このようなことを聞き、大変重要だと思っていますが。 私から皆さんにお聞きしたい御意見は、ちょっと切り口が違いまして、現在、働く女性が都市部に集中している、移動しているということがございます。それに伴って、特に東京圏に一極集中しているん……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。 本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 既に本委員会におきましては本法案について十五時間以上の審議時間を重ねてきたところでございますが、御承知のように、日本年金機構への外部からの不正アクセスによる情報の流出事案が発生しまして、審議の方もストップしてしまいました。しかしながら、他党の皆さんの御協力により本日こうやって審議再開することができましたこと、私からも本当によかったなと感謝申し上げます。 そこで、本日は、かなり間が空いてしまったので、改めてこの改正法案の必要性、重要性等についてからまずお答えいただきたいと思います。 ……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。本日は質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。 冒頭に、この度の人質事件の犠牲になりました湯川様、そして後藤様のお二人に対し心からの御冥福をお祈り申し上げますとともに、御家族に対し深く哀悼の誠をささげます。 許してはならぬ悪質なテロに対する対策についてですが、後ほど質問させていただきたいと思いますが、まずは、安倍総理の目指す教育についてお伺いします。 総理は常々、安倍内閣における教育再生は経済再生と並ぶ最重要課題と位置付けてこられました。そして、第一次安倍内閣においては約六十年ぶりに教育基本法改正が実現されましたが、その背景には、一……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。本日は、決算委員会でこのように質問の機会をいただきましてありがとうございます。時間がありませんので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、平成二十六年度の掲記件数及び指摘金額について総理にお伺いいたします。 会計検査院からの御指摘では、全体で五百七十件、金額は一千五百六十八億円の御指摘がありました。平成二十六年度の予算は、自民党が政権に復帰してから二年目の予算であり、また前年度の二十五年度の決算報告と比べますと、件数は僅かですが二十五件減、金額については一千二百六十三億円減と大きな減少が見られるところでございます。 このような会……
○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。本日は発言の機会をいただきましてありがとうございます。 まず、うれしいことが昨日ありました。東京五輪の公式エンブレムが、最終候補の四作品の中から決定したわけでございます。決まったエンブレムは、皆さんも御存じだと思いますが、日本の伝統でもある市松紋をデザイン化した大変シンプルなものですが、色も日本の伝統の藍色を着用しており、実に日本的ですばらしいエンブレムだと思います。これでやっと、エンブレムも決まったことで、皆さん方心配されていましたが、エンブレムについては心配がなくなったと思いますが、もう一方で、新国立競技場の白紙撤回等の一連の問題は、まだま……
○大臣政務官(上野通子君) 宇都委員の御質問にお答えさせていただきます。 御指摘のとおり、現在の憲法改正の問題が出ている中、若者が主権者として主体的に政治参加を行う上で、やはりその資質、能力を身に付けられているという教員の能力も今上げなければいけないということが問題となっておるところです。 現在、大学等の教員養成課程におきましては、教員を目指す全ての者が日本国憲法について全員二単位を必修とするという学びをしていますが、そのほか社会科の先生を目指す者に対しては、中学校の社会科で法律学、政治学いずれか一単位以上、高等学校の公民科の教師を目指す者は法律学、政治学同じようにいずれか一単位以上を学ば……
○上野通子君 主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○上野通子君 自由民主党の上野でございます。 ただいま、大変詳しい御説明、内閣府、外務省、ありがとうございました。 今の御説明の中でちょっとまだ聞きたいところがありますので、その点を質問させていただきたいと思いますので、答弁よろしくお願いします。 まず、WTOについてなんですけど、我が国の繁栄の基盤が自由貿易体制にあることは疑いないことで、現在日本が交渉中のTPPやEPAの土台となっているのもその普遍的な自由貿易体制であるWTOであると私は思っております。しかしながら、御存じのように、二〇〇一年から始まったドーハ・ラウンド交渉はいまだに決着せずに、行き詰まったとも言える状況のようでござい……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。