このページでは堂故茂参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○堂故茂君 自民党の堂故茂です。 ちょっと連携が悪くて重複した質問もあるかと思いますが、できるだけしないように質問させていただきたいと思います。 二月十八日、委員派遣、委員の皆様と一緒にさせていただいて、福島第一原発を視察させていただきました。事故の収束に向け、東京電力始め多くの皆様の懸命の努力が続けられていることを目の当たりにしました。何としても事故を収束していかなければならないと強く思いました。 今国会では原子力損害賠償支援機構に新たに廃炉・汚染水対策支援を担わせることとする法律が成立したところでありますが、まずは原子力問題の原点である福島第一原発の事故収束に向けた政府の覚悟をお伺い……
○堂故茂君 議案に賛成する立場から質問をさせていただきます。 富山の堂故茂です。大変珍しい名前でありまして、どう書くんですかと、いつも説明に困ります。食堂の堂に交通事故の故をイメージしていただくと分かるかと思います。先日、総務省の担当の方から音読みだとドコモさんですねと言われまして、名付けていただきました。ありがとうございました。 寒ブリの町、氷見市の市長をいたしておりました。市長としての思い出、何といっても苦い思い出は三位一体の改革であります。財政力の弱い自治体にとって、市政の見通しが立てられないぐらい交付税の大幅な減額でありました。やむなく市民病院の公設民営化など大変な行革を断行せざる……
○堂故茂君 おはようございます。 二月二十四日、二十五日、兵庫、京都への総務委員会派遣がございました。そのことで二、三質問させていただきたいと思います。 視察は朝から夜まで大変充実した企画でありました。お世話いただきました山本委員長、二之湯、そして丸川、吉川理事始め皆様方に感謝申し上げたいと思います。特に、西宮市のICT活用による行政の効率化、それから住民の命を確保する防災体制といった取組は先進的で、とても参考になりました。ただし、リーダー養成など、相当気合を入れて取り組まないと、行政分野におけるICT導入は大変厳しいことも感じました。 そこで、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピッ……
○堂故茂君 自由民主党の堂故茂です。 放送の国際化について何点か質問をしたいと思います。 言葉の壁、それから控えめを美徳とする日本人の性格もありまして、日本は国際社会への情報発信力が弱いとも言われてきました。二〇二〇年、東京オリンピック・パラリンピックという明るい希望に向け、様々な国に日本の魅力を知ってもらうことや、外国からの観光客がようやく一千万人を超えまして、今後、三千万人を目指すとされております。そのためには、海外への発信力と外国人観光客への情報提供の質を高めていくことが大切であります。 放送と通信を融合したスマートテレビによる放送の普及とともに、英語はもちろん、多言語の字幕放送に……
○堂故茂君 おはようございます。早速幾つか質問させていただきたいと思います。 能力評価と業績評価から成る人事評価制度については、国家公務員に対して実施されてからもう七年となりますが、地方公務員への導入が現在に至った理由、この時間差についてちょっとお聞きしたいと思います。また、総務省が各省庁から約三万人を抽出して行った人事評価によりますと、二〇一一年から一二年実施の五段階能力評価で、特に優秀のS評価は五・八%、優秀のA評価が五三・八%、通常のBの評価が三九・八%、Cランクは〇・五%、Dランクは〇・一%となっておりまして、普通以上の評価が九九・四%となっております。 幾ら優秀な職員がそろってい……
○堂故茂君 自民党の堂故茂です。 第四次地方分権一括法案について、基礎自治体、市町村の立場にかなり偏った質問をさせていただきたいと思います。 国と地方六団体による国と地方の協議の場は、平成二十三年四月に法制化されて以来、十数回開催されているとお聞きしていますが、まだまだ地方分権に対して国と地方の間に温度差があると思います。 先日、全国市長会会長から、長年会長をしているけれども、全国市長会それから町村会の役員と総理との懇談が初めて官邸で開催されたと。大変有り難い思いと今更という複雑な思いを込めておっしゃっているのを聞いて、少し驚いた次第です。 分権については、最前線の市町村の意見がしっか……
○堂故茂君 おはようございます。 何か風雲急を告げる空気の中で、こんな穏やかでゆっくりした質問していいのかと思いながら、通告に従って質問させていただきます。 法人実効税率の引下げについて議論が本格化しているところでありますが、先日、宮沢経済産業大臣が経団連の会長らとの会談の中で、懇談の中で、来年度から少なくとも二・五%実効税率を下げることで関係方面に働きかける旨を発言されました。 法人実効税率の引下げ幅について閣僚から具体的な数字が示されたのは初めてのことであり、この引下げ幅が妥当か、代替財源をどう確保するのかなど、今後更なる議論が政府・与党において進められると思いますが、宮沢大臣の発言……
○堂故茂君 自民党の堂故茂です。 石破大臣始め各省庁の皆さんには、通告が随分タイトになって申し訳ありませんでした。本人も今質問があることを実感しているところであります。 昨年まで、高齢化率において国の平均より十五、六年先行する、しかも財政力の弱い富山県の氷見市長をいたしておりました。地域医療を守るため、市民病院の公設民営化を進め、市の職員を四百人分限免職しなければならないという大変厳しい改革に取り組んだり、寒ブリのブランド化など食を切り口とした町おこしなんかにも取り組んでまいりました。一地方都市のちっちゃな行政経験でありますが、あえて申し上げますと、厳しい課題に臨むに当たっては、リーダーの……
○堂故茂君 おはようございます。自民党の堂故茂です。 先週、中国を一週間ほど訪問させていただきました。経済成長からくるこの国の国力、また、この国に対応していくには相当の胆力が求められると感じながら帰ってまいりました。 その際、総務省の外郭、情報通信研究機構、NICTが開発した音声翻訳アプリVoiceTra4Uをスマホにダウンロードして使ってみました。お手元にお配りしてあります。大変便利なものであると思いました。日本語から中国語へ、中国語から日本語へ、音声と文字でもう瞬時に伝わるわけでありまして、富山県出身の藤子不二雄・Fさん、ドラえもんの生みの親ですけれども、ドラえもんは世界的に有名ですけ……
○大臣政務官(堂故茂君) お答えします。 文部科学省としては、平成二十三年八月に各都道府県教育委員会に対し、観光庁の依頼に基づき、風評に惑わされることなく、現地の正確な情報によって東日本への修学旅行を実施していただきたい旨の観光庁の意向を周知させていただいたところです。 大野先生御指摘のように、東日本大震災の経験を踏まえた体験的な学習プログラムは大変有意義であると思います。文部科学省としては、被災地での災害ボランティア体験活動の推進に関するモデル事業なども含めた様々な取組を通じて、子供たちに被災地を訪れてもらうことで被災地を応援してまいりたいと考えています。 一方、学習指導要領における特……
○大臣政務官(堂故茂君) お答えいたします。 薬師寺先生御指摘のように、児童生徒の臨床心理に関する専門家であるスクールカウンセラーが教育相談において果たす役割は非常に重要であり、その拡充が必要であると考えます。 文部科学省としては、スクールカウンセラーの全公立小中学校への配置を進めるとともに、都道府県が行う研修への財政支援を行うなどにより、質の向上も図っているところです。 また、中央教育審議会においてスクールカウンセラーの職務内容等を法令上明確化することが答申されており、それを受けまして文部科学省としても、スクールソーシャルワーカーとともに、チーム学校に必要不可欠な存在としてスクールカウ……
○大臣政務官(堂故茂君) 学校教育においては、学習指導要領に基づきまして介護や保育に関する指導を行っているところです。 具体的には、介護については、高等学校家庭科において、介護など高齢者の生活の課題、あるいは家族や社会の果たす役割について認識してもらうこと、また、中学校社会科においては、社会保障の充実、あるいは高等学校の公民科においては、介護を含めた社会保障制度の意義や仕組みについて理解をしていただく教育を展開しています。 また、保育については、中学校技術・家庭科及び高等学校家庭科において、幼児と触れ合うなどの活動を通して、幼児の心身の発達と生活、親の役割と保育等について理解を深める指導を……
○大臣政務官(堂故茂君) 児童生徒の発達段階を踏まえ、経済や金融に関する基本的な仕組みや考え方等を身に付けるための教育を行うことは大変重要だと思います。小学校では金銭の大切さ、中学校では金融などの仕組みや働き、高等学校では金融制度やその動向等について指導を行っています。 こうした取組を促進するため、日本銀行が事務局を務める金融広報中央委員会と連携し、先生用の指導資料などの作成に協力もいたしております。投資に関する教育については、この資料の中学校における指導計画例の中で、例えば企業の生産活動などに関する資料を様々な情報手段を活用して収集し、役立つ情報を適切に選択し、望ましい会社への投資を模擬的……
○大臣政務官(堂故茂君) 医薬品に関する教育については、中学校では、作用と副作用があることや、使用法や使用量を守ることなど正しく使用することについて、高等学校では、医薬品の種類や、認証制度などの有効性や安全性の対策、個々の医薬品の特性を理解した上での適正な使用の必要性などを取り扱っております。 なお、先生御指摘のように、医薬品に関する教育には専門的知識を有する人材の活用が有効であります。学校薬剤師という制度もあります、とのチームティーチングや、薬剤師会や保健所との連携による指導を行うことにより効果を上げている学校も数多くあります。 今後、こうした効果を上げている事例を各種会議や研修の場にお……
○大臣政務官(堂故茂君) お答えします。 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた文化施設等の改修等が重なりまして、一時的に様々な公演を行うための会場が不足しているという御指摘はそのとおりでございます。 文部科学省としては、全国の公立文化施設に関する各種情報等について芸術団体等へきめ細かな情報提供を行っているところであります。また、既に文部科学省と東京都において実務担当者による打合せを行い、今後は首都圏の自治体へ呼びかけ、劇場、ホールに関する検討の場を立ち上げることとしています。文部科学省としても、劇場、ホール問題の解決を図るため、東京都、首都圏の各自治体、関係機関と連携……
○大臣政務官(堂故茂君) 疾病や発達障害のある児童生徒等に対して学校において適切に対応するために、養護教諭、学校医やスクールカウンセラーなど役割や専門性を異にする教職員等が総合的に関わるとともに、主治医等の医療関係者や福祉関係者など地域の関係機関との連携が図られることが大変大事だと思います。 文部科学省においては、養護教諭その他の職員相互の連携による保健指導や、地域の医療機関等と連携した健康相談等を新たに位置付けることなどを内容とする学校保健改正法を行っております。 同改正法の施行通知において、こうした保健指導や健康相談について、特定の教職員に限らず、養護教諭、学校医、学校歯科医、学校薬剤……
○大臣政務官(堂故茂君) 御指摘のように、学校における児童虐待の早期発見というのは非常に大事だと思います。児童生徒の身体、行動、家庭環境の変化について、児童虐待を疑うポイントを示した教職員用の研修教材を作成させていただいておりまして、各学校に周知させていただいているところです。 また、先ほどから議論なさっておられますように、学校保健安全法に基づいて行われる就学時の健康診断においては内科健診や歯科健診を始めとする各種の健診や検査が行われているほか、就学後に毎年行われている健康診断においても各種検査が行われています。虐待を発見しやすい機会でもあると思います。学校医、学校歯科医の役割は大変重要だと……
○大臣政務官(堂故茂君) 御答弁申し上げます。 意欲と能力のある学生が経済的理由により進学等を断念することがないよう、経済的負担の軽減に引き続き取り組んでいくことが重要であると思っています。 日本学生支援機構の大学奨学金等事業については、平成二十八年度予算案においても、有利子から無利子への流れを加速するため、無利子奨学金の貸与人員を一万四千人増員することとしています。このように、今、通告では、金額いただいておりませんでしたが、前提となる答弁をちょっとさせていただいておりまして申し訳ありませんが、また、奨学金の月額返済についても、所得連動返還型奨学金制度を今度二十九年度から採用することを計画……
○大臣政務官(堂故茂君) お答えします。 デジタル教科書については、現在、文部科学省において、その教育効果及びそれを踏まえた制度的な位置付けや費用負担の在り方等について検討を行っているところであります。平成二十八年度いっぱいにその方向を出したいと思っておりますが、そういう状況であります。 そのことを申し上げた上で、デジタル教科書の普及拡大だけでなく、電子黒板やタブレットパソコンを有効に活用しつつ、個々の子供の理解度に応じた丁寧な教育や課題解決力の育成を実現する観点からも、先生御指摘のようにネットワーク環境整備は重要と考えています。 ネットワーク環境の整備については、現在、地方財政措置の前……
○大臣政務官(堂故茂君) 答弁の機会を与えていただき、ありがとうございます。 一概に無償化の額は申し上げられませんが、対象範囲によってちょっと変わってきますので。例えば、三歳から五歳児の幼稚園、保育所、認定こども園の保育料として約七千億円。それから、公立、私立学校の授業料、これは就学支援金の対象になっていますが、この対象外の人、九百十万円以上の方を含めると追加として約三千億円。それから、国公立、私立大学の学生納付金としては三兆一千億円。これを合わせますと、約四兆一千億円が追加的に必要となると見込まれます。 以上です。
○大臣政務官(堂故茂君) 先ほどから御紹介いただいておりますように、大学における知的障害者の受入れについては、本当に少数ですけれども、大変大事な考え方だと思います。
この四月から予定されております障害者差別解消法の趣旨を踏まえ、知的障害者本人からの申出を受けて、どのような対応が可能かについての本人との調整を行った上で、各大学において適切に判断がなされるものと考えますが、文部科学省としては、知的障害者を含め、大学が障害者に対して多様な学びの機会を提供できるよう引き続き理解を促してまいりたいと思います。
以上です。
【次の発言】 検討させていただきたいと思います。
○大臣政務官(堂故茂君) この度、文部科学大臣政務官を拝命いたしました堂故茂です。 政務官として、大臣、副大臣の下、東日本大震災からの復興、そして教育再生、さらには文化の振興のため、全力を尽くしてまいります。 石井委員長を始め委員の先生方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○堂故茂君 自民党の堂故茂です。 日本国憲法の三原則を守るということを前提としながらも、前文の日本語表現とは思えない英訳的表現、それから、例えば八条では、皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が財産を譲り受け、若しくは賜与するときは云々と、皇室に財産を持ってもいいような表現をしながら、八十八条では全ての皇室財産は国に属するという、ちょっと矛盾したような表現など、憲法全般にやっぱり日本人の心に届く美しい日本語に表現を整える必要があるということが一点。 それから、私、自治体の長をしているときに、市民の、あるいは市の道しるべとなる市民憲章というのを作り直そうということで提案しました。最初は、美しい言葉が……
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