このページでは猪口邦子参議院議員の24期(2016/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○猪口邦子君 ただいま議題となりました自由民主党・国民の声、立憲民主党・民友会・希望の会、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・希望の党、日本共産党、無所属クラブ及び沖縄の風の各派共同提案に係る国際労働機関(ILO)創設百周年に当たり、ILOに対する我が国の一層の貢献に関する決議案につきまして、発議者を代表し、案文を朗読いたします。 国際労働機関(ILO)創設百周年に当たり、ILOに対する我が国の一層の貢献に関する決議案 本年、国際労働機関(ILO)は記念すべき創設百周年を迎えた。 第一次世界大戦終了後の千九百十九年に創設されたILOは、憲章前文に掲げる「世界の永続する平……
○猪口邦子君 委員長、質問の機会をありがとうございます。 本日、私は、まず岸田外務大臣に北方領土についての質問を申し上げます。 北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結することは、大臣も所信的挨拶でおっしゃいましたとおり、我が国外交の最も重要な課題の一つであります。 私は、二〇一二年五月二十五日から二十八日まで、ビザなし渡航で択捉島に上陸し、戦没した方々のお墓参りをしてまいりました。様々なことが思い出されますけれども、管理していたロシア人がチシマザクラを植えてくれていて、寒風に耐えるために小ぶりでございますけれども、鮮やかで美しい枝ぶりの桜が咲いていました。 ロシアが実質的に支配し……
○猪口邦子君 自民党の猪口邦子でございます。 本日、私は、金田大臣が提案理由を述べられました刑法の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 今年の三月七日、閣議決定を経て、刑法の一部を改正する法律案が国会に提出されました。改正法案は、刑法制定以来百十年ぶりに性犯罪に係る諸規定を大きく改正するものであります。 趣旨説明で大臣も述べられましたが、この主たる内容は、強姦罪の構成要件の見直し及び罪名の変更、強制性交等罪となります。また、強制性交等罪の法定刑の引上げ、監護者であることによる影響力があることに乗じたわいせつな行為等の処罰の規定の新設、また、強盗強姦罪の構成要件の見直し、また、……
○猪口邦子君 ありがとうございます。私は自民党の猪口邦子でございます。 本日は、参考人のお二人からそれぞれ重要な御意見をいただき、私たちの考えを深めることができ、本当に感謝申し上げますが、私は、今、山本様のお話を伺って、質問する言葉を失うほどであると思っております。しかしながら、重要な内容をせっかく伺いましたので、質問してまいります。 私は、昨日の対政府質疑に引き続いての質問となりますが、昨日の質問でも、私は、声を上げること、レイズ・ザ・ボイスという努力、これがどれだけ大切かと、そして、とりわけ被害者によるレイズ・ザ・ボイス運動というものは人間社会の様々な分野の社会的発展の貴重な推進力にな……
○猪口邦子君 自民党の猪口邦子でございます。 本日は、主に河野外務大臣に質問いたします。 河野太郎大臣は、八月に外務大臣に就任され、また、十一月には第四次安倍内閣にて再任され、充実した外交、また良心的な外交を展開されてきました。 目下の北朝鮮問題に対しては、日米同盟関係の安定を基礎に、拉致、核、ミサイル、この問題解決への政策変更を求める整合性のある外交で安倍総理を支え、また、その問題の本質であります核拡散の問題、これについて、河野大臣は元々、国際的な核軍縮・不拡散議員連盟の日本代表を務めるなど、リーダーシップを既に発揮されてきています。 そこで、まず北朝鮮問題についてでございますが、北……
○猪口邦子君 ありがとうございます。自由民主党、猪口邦子でございます。本日は質問の機会をありがとうございます。 私はまず、日ロ首脳会談について伺います。 安倍総理は先週訪ロし、通算で二十一回目の首脳会談を行いました。プーチン大統領四期目の再選後初の日ロ首脳会談でありまして、新たな時間軸で日ロ関係の抜本改善、また、北方領土問題解決に取り組む早いスタートを日本の総理が促す機会であったと推測いたします。 安倍総理の外交の特徴は、タイミングよく大国間外交を展開するというところにあります。まさにその力量が出ていたと感じますけれども、成果を御報告いただければと思います。
○猪口邦子君 ありがとうございます。自由民主党、猪口邦子でございます。 本日は、河野外務大臣に多国間条約二本につき質問させていただきますが、その前に、防衛大臣に申し上げなければならないことがあります。 去る四月十六日午後九時頃、防衛省統合幕僚監部に所属する幹部自衛官が、参議院議員会館付近において、偶然遭遇した参議院議員小西洋之先生に対して暴言と受け取れる不適切な発言を行いました。 この件につきましては、昨日、当委員会の理事懇談会において、防衛省の豊田事務次官からおわびと状況の説明がなされました。 私たち国会議員は、立場や意見が異なることがあっても、それぞれ、主権在民の民主主義の中で主権……
○猪口邦子君 自由民主党の猪口邦子でございます。 まず、議定書改正の目的と意義について大臣にお伺いしたいと思っております。 地球を取り巻くオゾン層は生物に有害な影響を与える紫外線の大部分を吸収していますけれども、オゾンは塩素系に弱く、破壊されやすく、冷蔵庫、エアコン等の冷媒あるいは電子部品の洗浄剤などに広く使われていますフロン、また消火剤として使われるハロン、そのような物質が大気中に放出されますと、成層圏に達してオゾン層を徐々に破壊していくという、こういう指摘があります。 そのような仮説に基づきまして、一九八五年、オゾン層保護を目的とする国際協力のための枠組みを設定するオゾン層の保護のた……
○猪口邦子君 ありがとうございます。自民党、猪口邦子でございます。 本日、私は、経済上の連携に関する日本国と欧州連合との間の協定の締結について承認を求めるの件及び日本国と欧州連合及び欧州連合構成国との間の戦略的パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件につきまして、河野外務大臣を中心に質問申し上げます。 まず、なぜ自由貿易が戦後世界の中心的価値となったかを考えますと、そもそも、史上最大の戦争である第二次世界大戦は、交易の範囲を政治的に規定するブロック経済が行き詰まったことに起因したという戦争原因認識が少なくても戦勝国側に共有されたからであります。よって、戦後、国際経済体制を決定して……
○猪口邦子君 自由民主党の猪口邦子でございます。 本日、私は、日本国の自衛隊とカナダ軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とカナダ政府との間の協定の締結に関することと、日本国の自衛隊とフランス共和国の軍隊との間におきます物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とフランス共和国政府との間の協定の締結に関して質問いたします。 政府間では、カナダ政府とは昨年四月二十一日に、またフランス政府とは昨年七月十三日に、それぞれの協定の署名が行われましたが、それぞれの協定の締結に際しましては、国会承認条約とする必要があります。 いわゆるACSAは、自衛隊と相手国の軍隊が活動を行う……
○猪口邦子君 ありがとうございます。 本日、私は、二千一年の燃料油による汚染損害についての民事責任に関する国際条約、いわゆる燃料油汚染損害の民事責任条約と、二千七年の難破物の除去に関するナイロビ国際条約、いわゆる難破物除去ナイロビ条約について、外務大臣に質問いたします。 国際政治においては様々なことがありますけれども、国際法を制定していく努力は、平和な努力により予測可能性の高い有意義な国際秩序を築いていくことでありまして、日本はそのような多国間条約の交渉、採択、批准、締結、発効のプロセスを大切にしていかなければなりません。河野外務大臣率いる外務省は、ここ二年間連続で船舶関連のマルチの条約締……
○猪口邦子君 ありがとうございます。 本日は、「アジア太平洋における平和の実現、地域協力及び日本外交の在り方」のうち、「信頼醸成と永続的平和の実現に向けた取組と課題」、とりわけ日本とASEAN、また日本とロシア関係等という観点から、大変有意義で参考になる御意見と分析をいただいたところでございます。三人の参考人に感謝申し上げます。 それぞれにお伺いしたいのですが、まず共通にお伺いしたいことは、国家間における信頼醸成、つまり行動の予測可能性の大切さということでございます。 信頼醸成及び信頼醸成措置、コンフィデンス・ビルディング・メジャーズ、CBM、これは安全保障の基本であり、平和の基本。私は……
○猪口邦子君 ありがとうございます。 本日は、アジア太平洋における平和の実現、地域協力及び日本外交の在り方のうち、信頼醸成と永続的平和の実現に向けた取組と課題、多国間協力枠組みの在り方等について、三人の参考人から、大変有意義で、また参考になる御意見、分析をいただきまして、まず感謝申し上げたいと思います。 先回、会長、私はここでやはり申し上げましたけれども、この信頼醸成ということは、基本的に国家間、主権平等で、お互いの予測可能性をできるだけ高めていきたい。主権平等でありますから、それぞれ非常に大きな権限を持って国際場裏で行動しますので、予測可能性を高めていく。そして、そのようなことを担うのは……
○猪口邦子君 ありがとうございます。自由民主党の猪口邦子でございます。 本日は、アジア太平洋における平和の実現、地域協力及び日本外交の在り方のうち、国境を越える諸問題の現状と解決に向けた課題、国際平和実現への取組についてという課題の下で、三人の参考人の皆様に、大変有意義で、また参考になる御意見と分析をいただいたところでございます。 それぞれに御質問申し上げますけれども、まず、鈴木参考人に質問申し上げます。 国家の役割は、このように民間が宇宙ベンチャーなどを立ち上げている時代に何なのかという御質問も提示されているわけですが、平和の本質は、予測可能性、予見可能性、そのような枠組みを国家として……
○猪口邦子君 三人の参考人には、大変重要な御指摘の数々をいただきましてありがとうございます。大変参考になったところでございます。 私は主として北岡先生にお伺いしてまいりたいと思いますが、北岡先生は研究者であり、教育者であり、また大使経験者であり、そして今JICAの責任者であるということでございまして、冒頭、正しくも、MDGsについては国内で知られることが少なかったけど、SDGsについては広く考えられているという御指摘です。この理由は、MDGsの場合は途上国を助ける、途上国の問題解決というような人ごと的な考え方があったかもしれませんが、このSDGsは自分たちの課題でもあると、先進国、途上国併せ……
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