鬼丸義斉参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○鬼丸義齊君 私は講和問題と国内の治安問題につきまして、吉田総理大臣並びに主管大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 講和の問題につきましては前議会以来朝野最も深き関心を持ちまして、あらゆる角度から真劍に検討論議を盡されておるところでありますが、その根本ともいうべき二三の点について吉田総理大臣に御所見を伺いたいと思います。 第一、講和條約は、條約の当事国が対等の立場において自由なる意思に基き締結をせられるべきものであるかどうか。即ち連合国が戦時占領の権限に基き我が国に対する従来の終戰條約を更改するものであるかどうか。又これと離れて全然新たなる権利義務の設定をなすものであるかどうか。これらの問……
○鬼丸義齊君 私は国民民主党を代表いたしまして、吉田内閣総理大臣に対し、講和の問題につきまして、ダレス特使との会談に関しまして、以下数項目に分つて、最も重要であると思いまする点についてお伺いをいたしたいと思います。 第一に、講和の問題は日本将来の運命を決すべき超重要なる事項であつて、而もその内容の決定はすべて国民の意思に基礎を置かなければならないことは、民主国家として当然なことであります。吉田総理大臣は去る一月二十七日の衆議院本会議において、我が党の三木武夫君に対し、この問題については謙虚な気持で世論の赴くところに従う心境であるとお答えになつております。然るに講和條約の問題については、昨年の……
○鬼丸義齊君 私は憲法の全面的改正の問題に関しまして吉田総理大臣にお伺いをいたしたいと思います。 近来、新聞、ラジオそのほか各方面に亘つて、再軍備の問題について盛んに論議が行われております。而してこの憲法改正と言いますると、あたかも再軍備の別名のごとくに考えられておりますようであります。もとより憲法第九条の戦争放棄の問題につきましては、極めて重要なる問題でありますることは言うまでもありませんが、これは憲法改正の一部の問題でありまして、私がここにお伺いをいたしたいと思いますることは、しかく憲法第九条の問題には限らず、憲法全体の改正に関する問題であります。御承知の通り現行の憲法は、我が国が連合国……
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