池田恒雄参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○池田恒雄君 私は農業における生鮮食料品の問題につきまして、若干の所見を申述べて見たいと思うのであります。 まず第一に生鮮食料品を取扱う政策の根本的な考え方について申上げたいのであります。政府はこの国会に農業生産調整法案を提出するというのでありますが、その農業生産調整法案を政府発表の要綱によつて見ますと、それは戦時中の国家総動員法に基ずく農業生産統制令を中心として、その他の農業諸法令を改廃統合し、時局的な按配を加えたものであると見られるのであります。まず政府は、單に生鮮食料品というだけでなく、すべての農業生産物の生産や販賣の制度について、戦時中より持つていたこのような統制方式に関する考え方を……
○池田恒雄君 私は今回の予算案に対して反対いたします。そうして反対の理由を若干申し述べたいのでありますが、私の反対理由の大体のことは、只今民主党の小畑さんがお述べになつておるのであります。で、それに対して蛇足を加えるようでありますが、この予算は静態、平面上で観察いたしますというと、均衡の取れておる健全予算であると、こういう工合に見ることができるのであります。又さように政府の委員諸君が説明されておるのであります。併しながらこれを動態的に観察いたしまするというと、支出というものには極めて確実性を持つておるのでありますが、併し収入の方には確実性が極めて乏しいのであります。私は収入と支出の確実性の差異……
○池田恒雄君 私、無所属懇談会を代表いたしまして、この決議案に対して、賛成の意を表します。 戰爭はすべての國民にとつて悲劇であつたことは言うまでもありませんが、在外同胞引揚者は、更に深刻なる悲劇の中の人々であると思うのであります。すべての國民、又政府もこの悲劇の中の人々に、同情を寄せているということも事実でありますが、私はこの意義ある決議案を議決するに当りまして、國民も、國会も、政府も、同情を乗越えた積極的な態度を以て、(「そうだ」と呼ぶ者あり)引揚同胞に対策をしなければならないと、こう考えるのであります。(拍手) 終戰以来ここに三年、連合軍当局の絶大なる同情によつて、在外地域より一百万の……
○池田恒雄君 只今委員長から二つの法律案が報告されたのであります。私はこの中の農業改良助長法案につきましては賛成でありまして、この法律は内容を見ますると、相当未成熟なものがあるのでありまして、本当言うと、これは良い法律か、悪い法律かということに、私自信はないのであります。ところが農林省ばかりじやありませんが、今度の國会に政府から提出されて來る多くの法律は、非常に泥臭くて匂いが惡いのであります。ところが我が農林委員会に付託遣れた法律案の中、種畜法案というやつと、この農業改良助長法案というやつは多少でも文化の香りがするのであります。從つて私は未成熟なもので、よく読んで見まするというと、そつちもこつ……
○池田恒雄君 本員はこの際、纖維僞造需要者割当証明書の問題に関しまして緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 只今私の緊急質問をお許し下さつたことを感謝いたします。
最近指定生産資材でありますところの纖維僞造需要者割当証明書が横行いたしまして、業界を非常に混乱させているということの大体の眞相と、それに対する政府の責任並びに対策について質問いたしたいのであります。纖維と申しましても、特にマル公と闇の價格差の大きい綿糸、綿布等に僞造クーポンが多いというのであります。聞くところによりまするというと、今年の二月大阪市曾根崎警察署に檢挙されました商工省事務官、雇員、こういつた人々によつて構成さ……
○池田恒雄君 私はこの法案が本日この議場において決定されるということに対して反対するものであります。土地改良が必要であるということは、私は勿論人後に落ちない程認めておるのでございます。私はこの法案を見まして、土地改良が必要であり、急がなければならないから、この法案がより良いものに改められまして、そうしてこの國会を通過することを希望したのであります。それで若干の修正意見も申述べて見たのでございますが、帰するところ物にならなかつたわけであります。從つて私は本日この議場において、この法案が通過するということに反対しなければならないというようなことになつたわけであります。 私は、農民自身の組合によつ……
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