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大屋晋三 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

大屋晋三[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言(政府役職)歴代TOP50(参)
34位
1期(政府)TOP5
5位

大屋晋三参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。

ページ更新日:2024/12/01
データ入手日:2024/10/10

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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

発言数
24回
19位
発言文字数
22955文字
74位

発言数
2回
161位
発言文字数
10474文字
125位

発言数
1回
184位
発言文字数
1307文字
200位


参議院在籍時通算
発言数
27回
196位
発言文字数
34736文字
514位

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

議会
0回
0文字
-
政府
22回
17179文字
5位
TOP5
非役職
2回
5776文字
153位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
10474文字
120位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
1307文字
194位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
22回
17179文字
34位
TOP50
非役職
5回
17557文字
832位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

1期
運輸大臣政府、第5回国会)
商工大臣政府、第4回国会)
商工大臣・大蔵大臣臨時代理政府、第4回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第14号(1947/07/09、1期、日本自由党)

○大屋晋三君 私は主として水田に商工大臣に石炭のことをお尋ねいたしたいと思います。石炭を三千万トンどうしても掘らなければ相成らないということは、既に皆樣も御承知の通り、現在國家の至上命令であるのであります。然るにその石炭がどうして増産が遅々として振はないかという問題は、その最も大なる障碍の一つは炭價の問題でございます。然るにこの炭價の問題が去る七月の五日に一應の解決をいたしましたにつきまして、石炭業を営んでおりますいわゆる経営者並びに労働組合の諸君も、この七月から九月に至る七、八、九のこの三ケ月の間におきましては、從來既に毎月二百十一万トン程生産が上つて参つておりまするが、これではまだ三千万ト……

第1回国会 参議院本会議 第65号(1947/12/08、1期、日本自由党)

○大屋晋三君 議長、同僚議員諸君、並びに政府閣僚諸君、私は本夕の本院の本会議におきまして、目下敗戰後の我が國國運再建の最大のキイ・ポイントでありますところの産業、分化、社会秩序の再建に対しまして最も緊要でありまするところの、あらゆる産業の根幹を形成いたしまするところの、我が國石炭の増産の件に対しまして、政府諸君並びに我が國民全体が最も精根を費やしまして、これこそ我が國再建の最大の急務であるといたしまして、ここに石炭の増産の法案が國会に提出されたことは、諸君御存知の通りでございます(笑声)(「反対か、賛成か」と呼ぶ者あり)御承知の通り衆議院におきましては、御承知の通りの経過を経まして、衆議院にお……

第4回国会 参議院本会議 第4号(1948/12/06、1期、民主自由党)【政府役職:商工大臣】

○國務大臣(大屋晋三君) 只今の田村君の御質問にお答えいたします。紙の行政の在り方に対する御質問でありますが、田村君のお説の通り、紙が文化國家に非常に重要であるということ、又現在の我が國の一人当りの消費高が、曽て四十数ポンドのものが現在十一ポンドであるという、この貧弱な状態を改善いたしますために、資材、資金その他の面におきましてこの産業を充実いたすということにつきましては、目下鋭意その方策を講じておるところであります。そうしてこれを行政いたしますこの現在の紙業課を局にまで引上げる考えはないかというお尋ねでございますが、御承知の通り、この戰争前まではこの紙業課というものは、繊維局の中の人造繊維課……

第4回国会 参議院本会議 第7号(1948/12/09、1期、民主自由党)【政府役職:商工大臣】

○國務大臣(大屋晋三君) 一松君の御質問にお答えいたします。  一松君の率直なる御意見につきましては、誠にいろいろな示唆を含んでおる御意見で、私も敬意を表して拜聽した次第であります。この重点産業の目下行われておる賃下げ要求その他に関しまして、労働政策の面において政府が余りこれに介入し過ぎる、これに対する政府の見解如何という御質問の要旨であつたかと思うのでありますが、私も現在の労働者並びに企業者に対しまして産業の自主性を強調いたしておりまするし、又いわゆる経済三原則の趣旨も、敗戰後の現在三年を経過しました今日におきましては、日本の産業の持つて行き方を、ここに一大修正する時期に到來したのであるとい……

第4回国会 参議院本会議 第9号(1948/12/11、1期、民主自由党)【政府役職:商工大臣】

○國務大臣(大屋晋三君) 中平君の御質問に対しましてお答えいたします。  第一点は、中小工業の金融難に対して、すでに決定されておりまする二十億の融資の措置は過少に失するが故に、五十億見当までこれを増額する意思はないかという御質問のように拝聴いたしました。誠に中平君の御提案の通りでございまして、中小工業全体の要望は優に六、七十億にも達しておるような実情でございますので、政府といたしましても五十億見当ぐらいまでは是非これを増額いたしたいと考えておる次第でございます。尚、中小工業が輸出の方面に非常に重点を置いた生産であるが故に、速かに世界各地の見本を蒐集して展示会を各地に設けるような施設を考えていな……

第4回国会 参議院本会議 第16号(1948/12/18、1期、民主自由党)【政府役職:商工大臣・大蔵大臣臨時代理】

○國務大臣(大屋晋三君) 予算案並びに給與法案の審議につきまして、一昨日、昨日の二日間、当院におきまして御審議の続行を一時見合わせて頂かなければならなくなりましたことにつきましては、誠に恐縮に存じておる次第でございます。つきましてはその間の事情を概略申上げまして、諸君の御了承を得たいと存ずる次第でございます。  実は御承知の通り、本月の十五日までは、政府の方針といたしましては、給與ベースは五千三百円を採用いたしまして、從いましてその線に沿いました給與の額を二百六十二億円に算定いたしまして、予算案と共に当院に提出御審議を願つておつたのでございます。然るに十五日の晩に至りまして、吉田総理大臣が関係……

第5回国会 参議院本会議 第9号(1949/04/05、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○國務大臣(大屋晋三君) 只今岡本君から御質問のありました北九州並びに山口縣方面におきまする海上治安警備の点につきましては、只今総理大臣からお答を申上げた通りなんでありまするが、何分廣い水域のことでございまして、これらの警備に十分であるということが御指摘の通り不完全なのでありまするが、今年は目下國会に提出いたしました予算の中に、巡視船を六隻、港内艇を十隻の建造を見込みまして御協賛を願つておりますので、これらの船舶が建造の暁には、從來の不完全なる経費を相当充実もできるし、又或る程度の裝備の不完全も、目下関係方面にいろいろ交渉をいたしておりまするので、御指摘の警備不十分なる点は本年は着々と改善がで……

第5回国会 参議院本会議 第11号(1949/04/07、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○國務大臣(大屋晋三君) 帆足君の運輸省の支拂の遅延しておる問題についてお答をいたします。  昨二十三年度におきまして國鉄の買物の代金の総額は四百二十数億に上つております。その中で石炭代が百五十六億、一般物件が二百七十億円になつておるのであります。そうしまして、その一般物件の購入代金の中の約七%強に当りまする二十億円が、いわゆる運輸省といたしまして代金の未拂になつておるわけでありまして、これが債権者は、小は十数万円から六、七千万円まであり、その債務を運輸省といたしまして持つており、つまりそれだけ支拂が延びておるわけであります。これにはいろいろな理由がございますのですが、究極のところ、極く困つて……

第5回国会 参議院本会議 第24号(1949/05/11、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○國務大臣(大屋晋三君) 只今の決議案に対しまして、所管大臣といたしまして政府の所信を披瀝いたします。観光事業の振興は、現在の我が國の状態におきまして、最も実質的な、手つ取り早い我が國の経済再建に相成ることは、只今の決議案の趣旨に鑑みましても誠に明らかなことでございまするが、政府といたしましては、今回の、今年度の予算に十分これを盛り込むということに努力をいたしたわけでございますけれども、各種の制約のために十分その意を果すことができなかつたことを誠に遺憾に存ずる次第でございまするが、さりながら現在多数の、三万人にも近い外客が現実に参つておる実情に鑑みまして、予算の範囲内におきまして、鋭意施設の充……

第5回国会 参議院本会議 第36号(1949/05/27、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○國務大臣(大屋晋三君) 鉄道におきまする行政整理の基準如何という御質問でございまするが、鉄道におきましては、各業務機関ごとにその仕事の分量を檢討いたしまして、それに適当な要員の配置をいたす勘定で、結局十万内外の人員の整理と相成るわけでありますが、更にこの十万人の内容を如何なる基準に求めるかという御質問でありまするが、これは各從業員の技倆、或いは勤務振り、或いは人柄、(「人柄とは何だ」と呼ぶ者あり)或いは健康状態というような各般の状態を考査いたしまして、それぞれそれらの標準によりましていたすつもりであります。

第6回国会 参議院本会議 第2号(1949/10/26、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 内村君にお答えいたします。私に関する部分の第一、調停委員会の調停の賃金ベースで計算したならば全金額は幾らになるか、こういう点でございまするが、これは本年度におきまして大凡三十六億円、平年度におきまして七十三億円となります。第二問は、來年度の予算に調停委員会の勧告のベースを予算に組入れる処置をとつているかどうかという御質問でありまするが、これはとつておりません。第三の質問は、運輸大臣は鉄道從業員に対する生活の保証の責任者といたして如何ようの見解を持つているかということでございまするが、これは日本国有鉄道の賃金は、業績とやはり相関的関係がございますので、これから政府といた……

第6回国会 参議院本会議 第3号(1949/10/28、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) お答えいたします。  国鉄の職員に対しまする石炭手当の件は、只今官房長官の御答弁にもございました通り、一応の貸金を北海道の分に対しましてはいたしまして、当座困る人々に金融の途を付けております。尚、寒冷地手当の件につきましては、国鉄に関しまする限り、経費の節約を以て支弁することが可能であると国鉄では考えておりまするが、この点につきまして、大蔵省又は関係方面の多少の見解が熟しておりません関係で、今日まで解決が延引になつておる。從いまして一般の政府公務員に対しましてまだ実施が遷延されておる。こういうような実情に相成つております。そういたしまして、国鉄の分は、寒冷地手当と石炭……

第6回国会 参議院本会議 第7号(1949/11/10、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 波多野君の御質問は、国鉄の賃上要求の問題に対しまして、政府は調停委員会並びに仲裁委員会の意見を無視しておるが、これに対しては考えはどうかという御質問でありましたがこれは無視は決していたしておらないのでありまして、先ずこの調停委員会の議に関しましては、大方三つの理由によりまして、この意見は採用する時期にあらずという考えの下にこれを拒否いたしたのであります、(「同じことじやないか」と呼ぶ者あり)先ず第一に、公務員等の給與の関係並びに国鉄の予算の関係、又国鉄のいわゆる能率その他の点、かような点に鑑みまして、国鉄当局がこの賃上要求に対しまして、これを適当にあらずと判定いたし、……

第6回国会 参議院本会議 第10号(1949/11/14、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 運賃問題に関します物価との関係は青木安本長官からお答えいたしましたから、私は木材とか或いは石炭とかいうようなものに対して等級を変更する、等級に何らかの手心を加える意思はないかというようなお尋ねの分に対しましてお答えいたします。  只今も青木安本長官から御説明がありましたが、総体的に見まして国鉄が運搬しておりまする貨物の二十六品目について考えて見ましても、今回引上げをいたさんといたしておりまする八割の値上によりましても、現在の率が二%三になつておりまするが、これは運賃の物価に占めるパーセンテージでありますが、八割の値上によりまして四・三%上がる程度でございまするので、貨……

第6回国会 参議院本会議 第25号(1949/12/03、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 只今内村君の御質問の通り、国鉄職員の給與ベースの問題に関しまして、昨日仲裁委員会の裁定案が国鉄並びに国鉄労働組合の両当事者の間に交付いたされたのでありまして、私もそれを承知いたしておるのであります。只今御引例になりました公共企業体労働関係法第十六條の規定によりまして、或いは三十五條の規定によりまして、この裁定の勧告を受けました組合並びに日本国有鉄道は、いずれもこれに服従をいたす義務があるのでありまするが、政府の関係はこれとおのずから制限的な関係に置かれておりまして、直ちに政府がこれに対して義務を生ずるものではないのでありまして、政府といたしましては、この勧告案が果して……

第7回国会 参議院本会議 第3号(1949/12/14、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 只今御決議に相成りました件につきましては、政府も誠心誠意これが実現を期しておる次第であります。尚且つ本院の決議の趣旨に基きまして、万全の措置を講ずるつもりでおります。(拍手)

第7回国会 参議院本会議 第5号(1949/12/17、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 只今内村君の御質問は、第一点は、この仲裁委員会の仲裁の額に対しての御質問でございましたが、これは私はかように信じております。即ち国鉄仲裁は言うまでもなく国鉄の経営者並びに組合両方に対してなされた裁定でございますが、国鉄総裁といたしましては、予算上可能な面に対しましては、直ちにこの支払負担の義務が発生しておるということは言うまでもないのであります。而して総裁の立場におきましては、いわゆるその負担行為が可能である、いわゆる予算的措置を講じないで支拂い得る額と、而して予算的措置を講じなければ支拂いが困難であるという面と、両方を検討いたして、実は去る十二月十日に政府に対しまし……

第7回国会 参議院本会議 第6号(1949/12/21、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 只今から昭和二十四年十二月二日に公共企業体仲裁委員会が国鉄労働組合の提起いたしました賃金ベースの改訂及び年末賞與金の支給その他に関する紛争につき下しました裁定を国会に上程いたしますまでの経過その他につきまして、簡單に御説明申上げます。  本件は、国鉄労働組合が八月三十日国鉄当局に対し、現行給與ベースを九千七百円に改訂することと、年末賞與金を一ケ月分支給することの要求を提起したことに始まります。国鉄当局はこれに対しまして、国鉄財政の現状その他諸般の情勢を考えれば、現在の段階では組合の要求に応ずることができないと拒否いたしました。そこで組合は九月十四日この問題を国有鉄道中……

第7回国会 参議院本会議 第12号(1950/01/27、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 平岡君にお答えいたします。  現在の我が国の外航適格船はどういうふうに相成つておるか、或いは又新造、改造の状態はどうかという御質問でございますが、昭和二十五年一月現在の外航適格船は十八隻、十万二千トンでございます。更に昭和二十五年三月末日に相成りますると、これが二十二隻に増加いたしまして、十一万六千トンと相成ります。更に来年の昭和二十六年三月末日におきましては百三十二隻、八十六万七千トンの外航適格船が所有できるという目標の下に、目下新造並びに改造を続けておる次第であります。  尚又将来日本の保有し、保有せんとする船舶のトン数はどの程度かという御質問でございますが、現在……

第7回国会 参議院本会議 第14号(1950/01/30、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 小林君にお答えいたします。  我が国の船舶、海運に関しまする大方針につきましては、只今総理から御答弁申上げた通りでありまするが、その具体的の点につきましては、我が国の現在の海運の構成は戰後非常に脆弱に相成つております。御指順のように、外航適格船が非常に少いという意味合におきまして、後日自由にコンマーシヤル・ベーシスで我が国の船が外航に回り出し得られまする準備を只今営々としていたしておるわけであります。それは昨年度から本年度にかけまして、二十四年度、いわゆる第五次体造船計画におきまして、四十六隻約三十万総トンの新造船を企画いたして一部着手いたしております。又大型戰時標準……

第7回国会 参議院本会議 第19号(1950/02/17、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 我が国民経済に占める海運の重要性に鑑みまして、現在日本船舶に加えられておりまする諸種の制限の緩和を速かに実現するため、従来機会あるごとに関係方面に懇請して参つたのでありますが、未だに実現を見ず、誠に遺憾に存ずる次第であります。本日、本院におきまして、日本船舶の外航配船促進に関する決議案が採択せられ、政府に対し深い理解と積極的協力を寄せられましたことは、誠に感謝に堪えない次第であります。政府におきましては、今後一層この問題の解決に懸命の努力を拂い、この決議に副い、一日も速かに新船の建造及び戰時標準型船の改造により外洋適格船の整備を図りますと共に、これらの船舶を以て外航に……

第7回国会 参議院本会議 第20号(1950/02/27、1期、民主自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 只今の内村君の御質問に対しましてお答えいたします。  一昨日土曜日に国鉄裁定に対しまして仮処分の判決が下りましたが、政府といたしましては、何分一昨日の今日で、詳細な態度を決めておりません。尚、加賀山総裁の態度につきまして、不都合ではないかというような御質問であつたそうでありますが、政府は加賀山君の言動に対して何ら不都合の点を認めないのであります。(笑声、拍手)

第7回国会 参議院本会議 第25号(1950/03/08、1期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 只今の木下君に対する増田官房長官の答弁と全く私も同一に考えておる次第であります。そうして先週の土曜日に国鉄をしてこの東京地裁の仮処分の判決に対しまして控訴をいたさせましたが、その理由は、只今木下君が、当時国鉄公社から発表いたさせました控訴の理由を新聞に発表さしたうち一二御指摘になりまたが、その他数点の理由を以ちまして、木下君すでに御承知と思うのでありまするが、国鉄といたしまして、又政府といたしましても、あの仮処分の趣旨はこれは妥当でないという数点の理由によりまして、その理由はすでに新聞紙上に発表してある通りの理由によりまして控訴をいたさせた次第でございます。(拍手)

第7回国会 参議院本会議 第32号(1950/03/24、1期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(大屋晋三君) 内村君の御質問の要点にお答えいたします。  先ず昭和二十四年度の国鉄の予算の残額から平均六百円を支給する問題でありまするが、国鉄の総裁といたしましては目下二十四年度の予算の残額の計数の整理中でございます。そうして総裁はなにがしかの金額を従業員に分けてやりたいという希望を私の所に申達して参つておることは、内村君の仰せられて通り事実でございまするが、これに対して政府といたしましては目下愼重に研究中で、まだ決定を見ておりません。早急にこれを何とか考慮いたさねばならんと考えておる次第であります。  次に第二次の裁定の問題に関しまして、国鉄の総裁からは運輸大臣に対しまして、予算……


2期(1950/06/04〜)

第12回国会 参議院本会議 第4号(1951/10/15、2期、自由党)

○大屋晋三君 私は吉田内閣総理大臣に対し、国家将来の問題について質問申上げたいと思うのであります。質問に入るに先立ちまして、総理大臣が老躯を提げて、みずから対日講話会議の全権といたしまして、我が国には曽て見ない積極的な前例を作られましたことに対し、感謝と敬意を表するものであります。(「八百長」と呼ぶ者あり、拍手)  先にサンフランシスコで調印されました対日平和條約は、我が国が平和を愛好する世界の自由国家群の理解と協力によりまして国際社会に復帰して、独立国として再び世界の大道を行く資格を與えられたことを意味するものでありまして、御同慶に堪えない次第であります。(拍手)又平和條約に続いて調印されま……

第13回国会 参議院本会議 第34号(1952/04/28、2期、自由党)

○大屋晋三君 先ず只今上程になりました決議案の朗読をいたします。    平和條約発効に伴う決議   平和條約は本日をもつて発効し、我が国がいよいよ独立国家として国際社会に復帰するに至つたことは、日本国民として衷心喜びに堪えぬところであり、われわれは友好諸国に対し深甚なる感謝を表するものである。  一 日本は一貫して世界平和の維持と人類の福祉増進に貢献せんことを期し、国連加入の一日も速やかならんことを希う。  二 日本はアジヤの諸国と善隣友好の関係を樹立し、もつて世界平和の達成に貢献せんことを期する。  三 日本は領土の公正なる解決を促推し、機会均等、平等互恵の国際経済関係の確立を図り、もつて経……


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 参議院本会議 第2号(1953/12/24、3期、自由党)

○大屋晋三君 只今上程になりました決議案を朗読いたします。    奄美群島の日本復帰祝賀決議案   奄美群島は、沖縄、小笠原群島等とともに、米軍の管理下におかれて来たが、現地及び全国民の宿願が達せられて、いよいよわが国に復帰する日を迎えることとなつた。群島住民のよろこびは勿論全国民挙げて慶祝に堪えないところである。   参議院は、同群島の復帰を心から祝賀し、米国の好意ある措置に深く敬意を表するとともに、八年間にわたり苦難の途を歩み来つた奄美群島の同胞を深い同情をもつて迎え、同群島の民生の安定と経済の復興のため一層の努力を期するものである。   右決議する。  私はここに右決議案を提出いたしまし……


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