藤森真治参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○藤森眞治君 本日一日本院の御指名によりまして、私共藤森眞治、中川幸平、内村清次、國井淳一、井上なつゑの五名は、北陸地方の大震災の状況を視察することに相成りまして、同夜直ちに東京を出発して震災地に参りまして、つぶさに現地の状況を視察いたしまして、でき得るならば本國会会期の終らない中に御報告いたしたいと存じまして、漸く本朝帰つて参りました次第でございます。何分にも、交通の杜絶しております各地を急いで視察しまして、先刻漸く帰京いたしましたばかりでございますので、報告事項の整理の暇もなく、又疲労も十分回復いたしておりませんため、甚だお聴き苦しい点が多々ございますと存じまするが、この点悪しからず御了承……
○藤森眞治君 只今議題となりました精神衛生法案は、本院厚生委員会全員並びに中山、谷口両議員の提出法案でありまして、一昨五日の厚生委員会におきまして中山壽彦議員より提案の理由及び内容の説明がありました。その審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 先ず本案の提出理由及びその内容の大要について簡單に御説明申上げますると、現在精神衛生に関する法律といたしましては精神病者監護法と精神病院法の二つがあります。精神病者監護法は明治三十三年の制定にかかるものであり、又精神病院は大正八年に作られたものであります。前者につきましては制定されましてから五十一年間、後者につきましては制定後三十三年間、その間……
○藤森眞治君 只今上程されました医療法の一部を改正する法律案及び健康保險法等の一部を改正する法律案に関する厚生委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 先ず医療法の一部を改正する法律案について申上げます。 本法案は本院が先議でございまして、その提出の理由を簡單に申上げますると、社会保障制度の具体的構想も漸く明確になろうとしておる際でありますので、医療機関の整備につきましては、いわゆる公的医療機関の整備と併せて、私的医療機関の協力態勢を整えることの緊急なことは申すまでもないのであります。一昨年の第二国会におきまして制定されました医療法は、近代医療を行うにふさわしい諸種の條件……
○藤森眞治君 只今議題となりました、結核予防対策確立に関する決議案につきまして、発議者を代表いたしまして提案の趣旨を御説明申上げます。 先ず案文を朗読いたします。 結核予防対策確立に関する決議 わが国における結核のまん延は、長期にわたり戰時状態の非常な悪條件に曝されたため今なお極めて優慮すべき現状にある。即ちその患者数は百数十万にのぼり、死亡数は年間十四万の多きを算え、欧米文化諸国の五、六倍に達している。 結核が患者及び家族に與える精神的、物質的苦痛は言をまたないが、これがひいては、国家経済に甚大な損失を及ぼし、文化国家の再建に一大障害となつている。 最近結核の死亡率は、徐……
○藤森眞治君 只今上程せられました兒童福祉法の一部を改正する法律案、公衆浴場法の一部を改正する法律案及びクリーニング業法案につきまして、厚生委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 先ず最初に兒童福祉法の一部を改正する法律案について申上げます。 先ず本改正案の内容を簡單に御説明申上げます。第一には、療育施設を虚弱兒施設と肢体不自由兒施設に分けたことであります。第二には、中央兒童福祉審議会の委員及び臨時委員は非常勤の国家公務員であり、任命権者である厚生大臣によつて任命せられるので、「委嘱する」という表現をやめたことであります。第三には、妊娠の届出を受理した市町村長の義務につ……
○藤森眞治君 只今議題となりました決議案につきまして、私は緑風会を代表いたしまして簡單に賛成の意見を申述べたいと存じます。 社会保障制度審議会が設置されまするや、国民はこれに対して非常な期待をかけてその成果を待つたのであります。漸く昨年十月審議会から政府に対して社会保障制度に関する勧告を行いますると、国民一般はこれがすぐにも実現されるものとして、それのためには、たとえそれが全面的に十分なものでないといたしましても、少くも国民生活の安定と福祉の向上の上に大きな光明を與えるものであると信じて、喜んで一日も早くその実現を希望したのであります。ところがこれに対する過去一年間における政府の態度はどうで……
○藤森眞治君 只今議題となりました医療法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。 この法律案の内容は、医療法第七十條の診療科名に更に新らしく気管食道科を追加しようとするものでございます。医療法第七十條の診療科名に関する規定は、医師の行いまする診療内容の正しい表示と、これによつて公衆が誤まりのない医療を受けることができることを目的として定められるものでなければならないのでございます。現代医学がますます專門分科的に深まつて進歩しつつありまする現状から見まして、診療科名も又公衆の利便を図るためには当然学問的基礎の上に立つて共に推移して行かなければならないと考えられるのでございます。昭和……
○藤森眞治君 只今議題になりました保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律案、あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法及び診療エツクス線技師法の一部を改正する法律案、以上二法案につきまして、厚生委員会におきまするところの審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 先ず保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律案につきまして、政府の提案理由の概要を申上げます。 旧看護婦規則によつて看護婦免許を受けた者で、新制度の保健婦学校、養成所又は助産婦学校、養成所を卒業した者につきましては、保健婦国家試験又は助産婦国家試験の受験資格がないのであります。そこで右の者に対しましてそれぞれの国家試験の受験資格を……
○藤森眞治君 只今議題となりました母子福祉資金の貸付等に関する法律案につきまして、厚生委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 御承知の通り、配偶者のない女子、なかんずく子供を抱えた母親が独力で生活して参りますには、物心両面に亘りまして幾多の困難が伴ないがちであることは申すまでもないところでございます。これら母子世帯に対しまして助成措置を講じ、以て母親の生活自立を助け、併せてその扶養する児童の福祉を増進いたしますことは最も緊急を要する問題でありまして、国及び地方公共団体はその責任上一日もこれをゆるがせにすることができないと存ずる次第であります。然るに、これらの母子世帯に対する従……
○藤森眞治君 只今議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案並びに船員保険法の一部を改正する法律案の二案につきまして、厚生委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 先ず戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正生る法律案について申上けます。 この法案は衆議院提出の法案で、ございまして、その趣旨といたしまするところは、終戦後、軍人軍属が内地に帰還いたしますると、その上陸地におきまして復員手続を終了いたしましてのち帰郷せしめていたのでございますが、その帰郷の途次、自己の責任に帰すべからざる事故によりまして死亡し又は傷湊を受け、若しくは疾病にかかるような事例が……
○藤森眞治君 只今上程せられました請願三十二件、陳情六件につきまして、厚生委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 これらの請願陳情を大別いたしますと、清掃事業に対する国庫補助、らい予防事業等、医務及び公衆衛生に関するもの十二件、社会福祉に関するもの四件、母子福祉に関するもの五件、国民健康保険事業の強化、日雇労働者健康保険法制定等、社会保険に関するもの五件、未帰還者留守家族及び遺族援護等に関するもの十二件でありまして、二十二日の厚生委員会におきまして慎重審議の結果、以上の請願純情はいずれも願意は妥当なものと認め、議院の会議に付して内閣に送付を要すべきものと決定いたしました……
○藤森眞治君 只今議題となりました、医師会、歯科医師会及び日本医療団の解散等に関する法律の一部を改正する法律案の厚生委員会におきまする審議の経過並びにその結果について御報告申上げます。 先ず、本案は衆議院亘四郎議員外二十九議員よりの提案でありますが、二月十六日の厚生委員会におきまして、亘議員から次のように提案理由が述べられました。 日本医療団は昭和十七年二月二十五日、法律第七十号、国民医療法によつて設立せられた特殊法人でありまして、医療の内容の向上と、その普及を図ることを目的として、医療体系の整備に当つて来たのでありますが、終戦後、厚生省の医療行政上の必要から、自発的に昭和二十二年十月三十……
○藤森眞治君 只今議題と相成りました消費生活協同組合資金の貸付に関する法律案並びに児童福祉法の一部を改正する法律案の二案につきまして、厚生委員会における審議の経過及び結果を御報告申上げます。 先ず消費生活協同組合資金り貸付に関する法律案について申上げます。 消費生活協同組合法が施行されましてから四年余を経過いたしているのでありまするが、組合の重要な仕事であるべき国民殊に都市生活者の生活改善のための事業につきましては、そのための施設の設備資金がないために、未だ極めて不十分でありますので、国と都道府県とが協力して、この資金を組合に貸付けて、事業の健全なる発達を図るため、本案の提出を見た次第であ……
○藤森眞治君 只今議題となりました麻薬取締法案ほか二法案につきまして、厚生委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 先ず麻薬取締法案について申上げます。 現行麻薬取締法は昭和二十三年に制定されたものでありまして、麻薬による保健衛生上の危害を防止することが社会的人道的に極めて重要でありますところから、これが取締につきましては、終戦以来、特に厳格に行われて参つたのであります。併しながら、当時の社会情勢と現在とは、かなりの相違があるのであります。即ち、取締の面におきまして申しますならば、麻薬取締の趣旨が周知徹底いたしまするに伴つて、麻薬取扱者の違反行為は逐年減少して参つておるのであ……
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