深川栄左衛門参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○深川榮左エ門君 私はこの度参議院といたしまして炭鉱に贈られました石炭増産の感謝決議案を決定されますることにつきまして、民主党を代表いたしまして滿腔の賛意を表するものでございます。 思いますのに、石炭はいわゆる経営におきましても、或いは技術におきましても、或いは労務の点におきましても、誠に困難なる、危險を伴う事業であろうと思うのでございます。つきまして我が國におきまする炭鉱は、いわゆる火山系統より成つておりますので、その炭鉱の坑内におきましても非常に多くの断層があると私は聞き及んでおります。又その外或いは落盤も多いでありましようし、或いは又水も沢山出るというような最も危險なる状態にあるのであ……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました小型自動車競走法案について、通商産業委員会における審議の経過並びに結果の報告を申上げます。 本案は衆議院議員栗山長次郎君外四十一名の提案によるものでありまして、本委員会におきましては衆議院修正案を議題として審議したのであります。 先ず提案の理由並びに内容を御紹介申します。本法案の目的は、小型自動車の性能の向上等、品質の改善を図り、輸出対象として将来有望である小型自動車を海外に宣伝するためには、競走によるのが最も近道であること、並びにこの競走の施行によつて期待し得る收益を以て地方の財源に寄與し得ることであります。次に競走は都道府県並びに京都、大阪、横浜、……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました滅失鉱業原簿調製等臨時措置法案につきまして、通商産業委員会における審査の経過並びに結果につきまして御報告申上げます。 本法案は過般の戰災によりまして滅失いたしました鉱業原簿及び砂鉱原簿並びに鉱業に関する願書を調製し、現在不明確となつている鉱業又は砂鉱業に関する権利関係を明確にすることを目的としているものであります。本法案の骨子となる点は次の通りであります。第一には滅失した鉱業原簿の調製又は鉱業に関する願書等につきましては、原則として申請によつて処理することとしたことであります。第二点といたしまして、権利関係を確定するために、一定の期間内に申請をしない者の……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました商工会議所法案について、通商産業委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 本案は衆議院議員星島二郎君外八名の提案はかかるものでありまして、その目的を申上げますと、商工業の改善発達を促進し、併せて社会一般の福祉の増進を図るために、その基準となるべき法律として制定し、これによつて商工業者又は商工業の改善発達に寄與しようとするものであります。 その内容を御説明いたします。第一に、在来のように商工業の改善発達のみならず、社会一般の福祉の増進をも目的として活動範囲を拡げたこと、第二に会員の任意加入、脱退を認めたこと、第三に、全国的又は都道府県ごとの……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました商品取引所法案につきまして、涌商権業委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 さて本法案は前国会におきまして審議未了となつたものでありまするが、一部修正の上、本国会に再提出された次第であります。御承知の通りに近時重要商品の統制撤廃に伴いまして、大部分の商品の価格は需給のバランスで決定されるようになりました。そこで価格の形成を初めとし、売買その他の取引を公正なものにして、商品の生産と流通を円滑にするため、商品取引所の設立が極めて必要となつて参つたという考え方が本法案提出の根本動機であります。然るに商品取引所を設立するとして、その開設の根拠にな……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました日本製鉄株式会社法廃止法案につきましての委員会におきます審査の結果について御報告申し上げます。 御承知のごとく、日本製鉄株式会社は、本年三月三十一日、企業再建整備法により決定、整備計画によつて解散し、第二会社が発足いたしましたりで、本法案は日本製鉄株式会社法を廃止し、これに伴う経過的措置を規定したものであります。その経過措置を挙げますと、第一に、官営八幡製鉄所から日本製鉄株式会社に引継いだ従業員が退職した場合の退職手当につき、日本製鉄株式会社法で政府の負担とされた分をこの際補償する点、第二に、日本製鉄株式会社の第二会社である八幡製鉄株式会社及び富士製鉄株……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました鉱業法案、同施行法案、採石法案、土地調整委員会設置法案の四法案につきまして、当委員会におきまする審査の経過並びに結果について御報告申上げます。先ず各法案の内容について申上げます。 第一に鉱業法案についてでございます。 本法案は御承知のごとく、明治三十八年に制定せられました現行鉱業法が、時代の進歩、経済環境の推移により、又関係法律の改廃もあつて、全面的改正を必要とするに至つたので、政府は昭和二十一年からその立案に着手したのであります。本法案の目的といたしておるところは、現行法と同じく鉱物資源を合理的に開発することによりまして、公共の福祉の増進を図ることであ……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました中小企業信用保険法案について、通商産業委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 御承知の通り中小企業の振興は我が国経済の自立と安定にとりまして誠に重大な問題でありまするが、特にその金詰りは一般に極めて深刻でありまして、これが打開は頗る緊急を要する次第であります。つきましては、その対策の一つとしまして、即ち中小企業者の金融を円滑にすること、特に長期資金を確保することを目的といたしまして、ここに本法律案の提出を得ました。 そこで本法案の構成を要約して申上げますると、即ち金融機関が中小企業者に融通した貸付金に対して特に政府が信用保険を行う制度で……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました特許法の一部を改正する法律案、実用新案法の一部を改正する法律案、意匠法の一部を改正する法律案、商標法の一部を改正する法律案及び弁理士法の一部を改正する法律案について、通商産業委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申上げます。 先ず本件の提案されました理由を申上げますと、元来特許庁は、開設以来、工業所有権制度による諸收入で支出を賄い、なお相当の余裕を生じたのでありまするが、終戰後はインフレの高進に伴いまして、その支出予算額は急激に高騰し、收支のバランスがとられず、審査事務の促進、発明奬励に関する諸施策の遂行上も支障が少くなかつたのであります。今……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました請願四件及び陳情一件について、通商産業委員会における審議の結果を御報告申上げます。 請願第百九十一号、南阿連邦の日本繊維製品輸入関税引上げ措置撤回に関する請願は、昨年八月下旬より、南阿連邦が我が国繊維製品の同国向け輸出品に対して最高税率及び特別関税を適用することとし、その輸入関税を、毛製品については一〇%から五〇%に、又綿製品については一五%より五〇%とそれぞれ大幅な引上げをいたしました。このことは我が国繊維製品輸出の振興にとり極めて重大な問題でありますから、それを撤回せしめるよう、官民一体の強力な調査団を現地に派遣する等、積極的な対策を講ぜられたいとの……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました輸出品取締法の一部を改正する法律案につき、通商産業委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 御承知の通り我が輸出貿易は逐年発展しておりまするが、遺憾なことに輸出品に対する海外からの苦情は依然として減少せず、殊に検査に関する苦情は極めて多いのであります。そこで我が輸出品の声価を維持向上せしめ、且つクレーム等による紛争を未然に防止する必要に迫られております。然るに現行の輸出品検査制度の基礎である輸出品取締法には不十分な点が多々あります。 よつてこれが緊急改正の必要を認め、衆議院議員により同法の改正が提案されました。 申上げるまでもなく、現行の輸……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案につき、通商産業委員会における審議の経過と結果につきまして御報告申上げます。 御承知の通りに中小企業等協同組合法は第五国会にて制定せられたものでありますが、商法中特に株式会社の規定を若干準用いたしております。然るに商法の一部が改正せられて本年七月一日より施行せられる予定になつておりますので、先ず右に伴つて本協同組合法の改正が必要となりました。同時に又本組合法の施行後二年近くの経験に徴しまして同法自体に若干改正を加える必要に迫られましたので、特に組合運営の円滑化を図る目的で、両者を併せてここに改正法案の提出を見るに……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました中小企業金融促進に関する決議案の提案の趣旨を説明いたします。 先ず決議案の全文を朗読いたします。 中小企業金融促進に関する決議 わが国産業構造の中に占むる中小企業の地位は極めて大なるものあり、政府も中小企業対策の重要性を常に唱えつつあるにも拘らず、その実効甚だ挙らざるの感なきを得ない。殊にそれは中小企業金融政策において著しく、大部分の中小企業者は金融機関より資金の融通を受けることが殆ど不可能に近い状態である。そのため中小企業の合理化は遅れ、日本経済自立の達成に大なる障害を来たす危険さえある。よつて、本院は政府に対し 一、日銀中小企業別枠資金、……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました高圧ガス取締法案に対する当委員会の審査の経過並びに結果について御報告申上げます。 従来より危險物としての高圧ガスの取締は、大正十一年に制定せられました圧縮ガス及び液化ガス取締法によつて運営せられて参つたのでありまするが、同法によりますと、取締機関は内務省であり、而も同法は旧憲法下の立法であるため、形式的にも、実質的にも現情勢にそぐわぬので、これを全面的に改正して、高圧ガスの製造、販売、貯蔵、移動、その他の取扱及び消費或いは容器の製造及び取扱を規制し、高圧ガスによる災害を防止し、公共の安全を確保することを目的として本法案は提出されたものであります。 次に……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました特別鉱害復旧臨時措置法の一部を改正する法律案について、委員会における審議の経過並びに結果について簡單に御報告申上げます。 先ず改正案の内容を説明いたします。改正案の第一点は、国税徴收法の一部を改正する法律の施行に伴いまして、現行法第三十二條中「第四條ノ七及び第四條ノ八」をそれぞれ二條ずつ繰下げられましたことです。第二点といたしまして、今まで督促手数料として十円を徴收していたのを、会計事務の繁雑を招くのみで実益がないので、これを廃止したことであります。 以上の二つの改正点に附加しまして、従来解釈運用によつて補つていた第十一條、自己復旧工事に関する括弧書き……
○深川榮左エ門君 只今議題となりました計量法案並びに計量法施行法案に関して、通商産業委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。 先ず計量法案でありますが、何分にも現行の度量衡法は明治四十二年に制定されたもので、大正十年のメートル法採用以来、数回の改正はありましたが、制定当時と大差のないもので、特に近時の社会情勢からしまして根本的な刷新を必要とするに至つたのであります。とかく学界、事業界並びに一般使用者等あらゆる方面から現行法の改正は強く要望されていましたので、行政当局でも昭和二十一年末から改正に着手し、各方面の協力を得つつ審議を重ねた結果、ここに計量法案として提案を見た次第であります……
○深川榮左エ門君 只今議題となりましたニツケル製錬事業助成臨時措置法案についての当委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 先ず本法案の提案理由について申上げます。御承知のごとくニツケルは、特殊鋼、電気通信機初め、種々なる重要用途に不可欠な基礎物資でありますが、遺憾ながら我が国の国内資源的には至極貧弱であつて、輸入に待つところ大なるにかかわらず、現在のところ米国初め各国ではニツケルの持つ戰路物資的性格から嚴格なる輸出統制が実施されており、従つて十分なる輸入は困難を極め、昨年下半期以降需給の甚だ不均衡を来たしているのであります。かかる状況下において、ただ幸いなことには、我が……
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