横尾龍参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○横尾龍君 只今議題と相成つておりまする外航配船促進決議案に対し私は民主自由党を代表いたしまして賛意を表するものでございます。 提案の理由につきましては小林君より詳細に御説明がありました通りで、皆さんもよく御了承のことと存じますが、一言附加えたいのでございます。 第一次欧洲大戰後より昭和の初期までにおきましては、海運界並びにこれに関連がある造船工業は極度の苦境に陷つたのでありますが、たまたま船質改善即ち古船に代えるに優秀船の建造と海運界先輩諸氏の御努力により漸次回復いたしまして、我が国の商船は当時の国際水準に達しておつたのでございます。従いまして貿易外に多額の外貨を獲得いたしまして、我が国……
○国務大臣(横尾龍君) 私の所管についてお答えを申上げます。第一は、輸出の見通しとその対策のように思います。輸出は本年の初めから不振でありましたが、著しく回復いたしまして、五月、六月頃には六千万ドル台に伸びておるのでございます。而もこの好調子はドル区域の買付回復、米国の好景気等によるものであり、今後は国際情勢に関連して更に著しく伸びるものと思われる。政府としては更に一層輸出を増加するために、現在すでに二十ヶ国と通商協定を締結せられておりまするが、その更新の都度、協定量の増大、協定内容の改善に努力しております。現在におきましても、スターリング地域との通商協定についてもこの線に沿うて努力を続けつつ……
○国務大臣(横尾龍君) 只今御決議になりました電源開発の問題の決議に対し、政府の所信を披瀝したいと考えます。 政府におきましては、電力不足の現状を打開し、我が国の産業界の再建を図るために、電源開発を強力に推進することとし、昨二十四年度において水カ二十六ヶ所、三十五万七千キロワツト、火力七ヶ所、二十三万キロワツトの建設工事に対し、約百億の対日援助見返資金の融資を仰いだのでございます。これらの工事はいずれも順調に進捗し、一部発電所がすでに完成を見た状況でございます。本年度において、これら継続工事の進捗を図る外、更に将来の需用増加を考慮し、新規工事として約二十方キロワツトの開発を行うべく、これが資……
○国務大臣(横尾龍君) 島君にお答え申上げます。 私への御質問は信用協同組合設置の件かと思います。現在自由裁量によることになつております。これは組合の健全発達を願うため、その設立について愼重に考慮しておるのであります。併しながら現在の中小企業の相互金融円滑化のためにこの制度の普及を図りたいと思いますので、その設立の認可につきましては、大蔵省とも相談をいたしまして極力迅速に運びたいと思つておるのであります。さよう御了承願います。(拍手)
○国務大臣(横尾龍君) お答えいたします。輸出は我が国経済の本質から言つてもますます増進すべきものと考えます。そのためには輸出金庫の設立を早く進めて行きたいと思います。(「駄目だ」と呼ぶ者あり)輸出に対し、輸入は不振のようでありますけれども、これは対日援助物資輸入が減つておりますので、一般的には輸入は増しているのでございます。外貨の余裕ができましたので、長期予算等の実施と相待ちまして、極力輸入の増進に努力いたしたいと思います。つきましては、近々通商官以下の係官を関係各国に派遣いたしまして、海外の経済事情等についてよくその実情を把握して、輸入買付け等に資することにいたしたいと思います。 それか……
○国務大臣(横尾龍君) お答え申し上げます。 競輪につきましては国会の御趣旨に従い処置したいと思います。現在の段階におきましては、監督を厳重にいたしまして事故の起らぬようにしたいと思います。
○国務大臣(横尾龍君) お答え申上げます。 備蓄については成るたけ民間備蓄をさして行きたいと思います。そうして、これには金融円滑空等の裏付けをして参りたいと思いますが、まだその施策に対しましては目下考究中でございます。 それから外国から買込みまするものが、漸次困難になつて来たことは御説の通りでございます。つきましては、これの買付を円滑にするために、民間、政府協力いたして万全を期したいと思います。私は在外にこれらに対する機構を政府としても設けたいと考えておるのでございます。(拍手)
○国務大臣(横尾龍君) お答えいたします。 統制問題に関しましては、総理大臣、安本長官等により詳しく答弁がありましたので、さよう御了承願います。ただ私といたしましては、重要物資の輸入を確保することに努力したいと思うのでございます。備蓄のお話でございますが、これは相当国内にできない資源もありますので、そういうものに対しましては、極力輸入をいたしまして、多く、或る程度以上の量をストックしたいという考えであります。これらの金融につきましては、大蔵大臣の御説明で御了承を願います。 中共貿易に対してでありますが、只今の段階におきましては、現在とりつつある手段はいたしかたないと考えますので、これに対し……
○国務大臣(横尾龍君) 昨日余儀ない事情で欠席いたしましたので、今日御答弁を申上げます。 先ず藤野議員に対して御答弁申上げます。 食糧増産のため最も必要なる肥料につきましては、極力増産によりまして、そうして価格の上昇しないようにして行きたいと思うのでございます。現在におきまして、二十六年度内には、硫安は百七十五万トン、石灰は四十五万トン目標で増産を進めつつあるのであります。幸いに昨年末におきましても或る程度の増産を得ましたので、この際、原料の確保等をいたしまして、極力増産することにいたしたいと思うのであります。農機具の確保はこれはお話の通りでありまするから、これに対しましても極力努力をいた……
○国務大臣(横尾龍君) 中小企業が我が国の産業に占める位置の極めて重大なるに、これらに対しまして金融の途が、種々方策を講じておりましたにもかかわらず、その不円滑なることが多く、そのコンプレイントを抱くものでございます。政府といたしましては甚だ遺憾に考え、これの打開に苦慮しておるものでございます。本日只今上程され、満場一致を以て可決されましたる決議の趣旨を体しまして、且つ又賛成の議員のかたがたの申されたることごとをよく考えまして、その打開に今後一層積極的に努力をしたいと思うのであります。一言政府の所信を申上げて置きます。(拍手)
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