野田卯一参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○国務大臣(野田卯一君) 三輪議員の御質問にお答えいたします。 先ず第一に、最近災害が相次ぎまして、復興にいそしんでおる国民に甚大なる苦痛を與え、再建のテンポを遅らしておる点につきましては、全く遺憾に堪えません。又災害を受けられました各地域の皆さんに対しましては、深甚なる御同情を申上げる次第であります。 御質問の第一点の復旧率の問題でありますが、御指摘のように復旧率が甚だ低い点につきましては、建設大臣といたしましても甚だ残念に思つております。併しながら、御承知のように予算を見ますと、二十五年度の予算におきましては、災害復旧費は四百九十五億円になつております。又本年度、二十六年度の予算におき……
○国務大臣(野田卯一君) 先般のルース台風の被害は、最近におきまする我が国の台風被害中最大なるものでありまして、この被害を受けられました地方のかたがたに対しましては、心から御同情申上げます。特に今回の災害におきましては、千名近くのかたがたが或いは死なれ、或いは行方不明に相成られまして、このかたがたに対しましては心から哀悼の意を表するものであります。 政府におきましては、災害直後直ちに現地に調査官を派遣いたしまして、実情の調査を始めたのでありますが、同時に閣僚代表として私が参り、又各省から政務次官が出られまして、現地を観察すると共に、各地におきまして現地の知事その他のかたがたと会議を開きまして……
○国務大臣(野田卯一君) 五十里ダムに関する問題につきましては、月下検察当局で調査中でございまして、調査の結果に基きまして適当な処置をとる考えであります。なおこの際一言申上げておきたいのは、この五十里ダムの問題に関連いたしまして、工事に不正があつた、即ちダムが非常に脆弱なものが作られて、将来それが破壊いたしまして、下流に大きな被害を與えるだろうというような新聞記事が出まして、関係地方では非常に心配をいたしておりますが、この点につきましては、係官を派遣しまして特に愼重念入りに調べましたところ、工事上については何らの不正もなければ、欠陷もないということをこの際申上げておきたいのでございます。(拍手……
○国務大臣(野田卯一君) 堀木議員より、物価騰貴の情勢に照らし、既定の公共事業予算の中では当初予定した事業量ができないのではないかという御質問があつたと承わつております。この点につきましては、当局といたしましては、できるだけ工事を重点的に行い、或いは又能率の増進或いは請負契約を適正にいたしまして、できるだけ既定予算の範囲内におきまして予定された事業量を果すように最善の努力をいたす考えであります。(拍手)
○国務大臣(野田卯一君) 今回の鳥取大火は、御承知のように、四月十七日午後三時頃鳥取市永楽通り動源温泉附近から発火し、極度の乾燥と風速十五メートルに達する烈風のために、且つ又水道の水圧の低下、道路の狭小等により、消火作業意のごとくならず、ために遂に市の繁華街を中心として市街地の約六割を燒失するという大損害を生じ、翌十八日午前三時五十分頃鎮火したのであります。 被害の状況につき、取りあえず鳥取県庁等の資料に基いて御報告申上げますと、先ず人的損害につきましては、罹災人員は二万四千百四十三名、このうち死者一名、重傷者二名、軽傷者三百十二名を算しております。物的損害につきましては、被害総額は百九十三……
○国務大臣(野田卯一君) 只今お尋ねのありました災害の報告の問題でありますが、災害の報告につきましてはでき得る限り今後本会議を通じまして御報告申上げたいと存じます。若しそれができません際には直接書面を以て皆様に御報告いたしたいと考えております。 第二点のダイナ台風等につきまして今までにとつた措置でありますが、これは直轄の工事、即ちお示しの長良川の堤防の壊れたあとの仮締切工事その他の問題につきましては、直ちに国費を支出いたしまして、目下晝夜兼行で締切作業を遂行中であります。 なおその他の県工事、市町村工事等につきましては、資金運用部より繋ぎ資金を出すことに政府としては決定いたしまして、今その……
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