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中田吉雄 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

中田吉雄[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

中田吉雄参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



12回
67737文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

9回
49607文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
22024文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

3回
18259文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

1回
4625文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
28回
162252文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第12号(1950/07/31、2期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は日本社会党を代表いたしまして、本法案に対しまして反対の意見を開陳せんとするものであります。今回提案せられました法案の審議に当りまして、シヤウプ博士が日本の税制改革に対しまして適切なる勧告書を作成されるために拂われましたところの異常な努力と献身に対しましては、改めて満腔の敬意を表するものであります。更に勧告書に盛られましたところの高い識見と日本の実情に対しまする深い理解に対しましては、驚歎の念すら抱くものであります。併しながらシヤウプ博士も申されていますように、この勧告書を基としまして税の問題があらゆる角度から批判検討されることを歓迎されておることも又事実であります。我々はこの……

第10回国会 参議院本会議 第2号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題に供されましたる案に対しまして、政府案を批判いたしつつ修正案に賛成の趣旨を弁明いたしたいと存じます。  先ず第一に、政府は、第九国会に提案されたものと全く同一な法案をそのまま第十国会に提案されていますところの基本的な態度に対しまして、鋭く猛省を促さんとするものであります。衆議院におきまして可決ざれながら、参議院においてあえなくも審議未了になりましたことは、決して野党の徒らなる遷延策や政府に対するいやがらせではないのであります。それは本法案が極めて多くの矛盾と許しがたいところの欠点を有するからであり、そのことは地方行政委員会におきまして余す……

第10回国会 参議院本会議 第5号(1951/01/27、2期、日本社会党)

○中田吉雄君 ダレス特使を迎えまして、全国民注視のうちに開かれました第十国会は、まさに歴史的な国会だと思います。このときに当りまして、私は日本社会党を代表いたしまして、昨日の吉田総理の施政演説に関しまして、特に再軍備の問題と安全保障の問題を中心にいたしまして若干質問を試みたいと存じます。  先ず第一に、再軍備に対しまして吉田総理の本当の肚はどういうところにあるか。お伺いしたいわけでございます。昨日はこの問題に関しまして吉田総理は非常に愼重な御発言をなされまして、責任ある総理とされましては誠に当然かと思いますが、我々が当面しますところの講和の問題と真劍に取つ組んで行きますには、あの程度の御説明で……

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題になりました地方財政平衡交付金法の一部を改正する政府原案に対しまして反対し、修正案に賛成する意見を開陳せんとするものであります。  今回の改正は六つの主要点からなつておるのでありますが、改正の第一たる基準財政収入の標準税率を百分の七十から百分の八十に引上げることに対しまして反対し、現行法通りに据置くべきものであることを主張するもので、他は政府原案に賛成いたすものであります。  先ず第一に、昭和二十六年度の地方財政は、二十五年度の行政規模を維持いたしますためだけでも、教職員を含みますところの地方公務員の給與ベースの改訂等を考慮いたしますると……

第12回国会 参議院本会議 第16号(1951/11/12、2期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は日本社会党を代表し、(「どちらだ」「左派か」と呼ぶ者あり)日本社会党の正統派を代表いたしまして(笑声、拍手)只今上程されたる議題に対しまして、賛成の討論をいたさんとするものであります。  先ずこの際私は、戰後の破壞と混乱のうちに地方公共団体の首長と議員諸君が非常なる困難と鬪いながら、或いは供出の完了に、或いは新制中学の建設に、はた又災害復旧のために捧げられましたる異常なる努力を思わずにはいられないのであります。それがどんなに苦難に満ちたものであつたかは、昭和二十二年当選いたしました町村長のうち、四カ年間の任期の満了前にやめた人が如何に多かつたかを見れば、直ちに這般の消息はわか……

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私はこの際二つの中国政権と我が国の外交政策に関する緊急質問の動議を提出いたします。(「反対」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は(「しつかりやれ」と呼ぶ者あり)日本社会党を代表いたしまして、(「社会党は二つあるよ」と呼ぶ者あり)二つの(笑声)中国政権と(「右ですか左ですか」と呼ぶ者あり、笑声)我が国の外交政策に関しまして(「つまらんことを言うな」と呼ぶ者あり)吉田内閣に質問をいたしたいと存じます。  今回の平和條約は、国際情勢の複雑さに影響されまして極めて多くの重要な問題を将来の解決に委ねています。特に中国政権のうちどちらを選ぶかという問題と、再軍備の問題をどうするかということは、……

第13回国会 参議院本会議 第11号(1952/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私はこの際、防衛隊創設等に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、(「どつちだ」と呼ぶ者あり)防衛隊創設等に関する諸問題につきまして、吉田総理並びに関係各大臣に御質問いたしたいと存じます。  先ず第一に、自衛力漸増に関しまして憲法を改正する意思があるかどうかということをお伺いいたしたいと存じます。日本国憲法はこの国会において制定されたものでありますが、同時に米国の指導によりましてできたことは、多言を要しないところであります。特に憲法制定当時、米国におきまして、天皇制、軍隊及び財閥を温存して行くというグルー元大使の一派と、天皇を象徴と……

第13回国会 参議院本会議 第40号(1952/05/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私は只今議題になりました警察予備隊令の一部を改正する筆の法律案に対しまして、日本社会党を代表いたしまして反対の意見を申述べたいと思います。  反対の理由といたしましては二点ありますが、  第一点は本法律案が日本国憲法に違反するということであります。警察予備隊が軍隊であるということは今や疑いのない事実であります。(「独断独断」と呼ぶ者あり)特にアメリカの強い要請がありまして、日本の再軍備という形を自衛力漸増という方式によつてとるということが決定したことは、世界周知の事実であります。日本においては、国民の強力な反対があるから、再軍備であるということは言わないようにしなさいということは……

第13回国会 参議院本会議 第60号(1952/07/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私は日本社会党を代表し、緑風会修正案に対しまして質問せんとするものでございます。  我が党は、破防法に対しまする全国的な規模における反対に鑑みまして、(「誰が扇動しておるんだ」と呼ぶ者あり)是々非々の伝統を誇られますところの緑風会とされては、政府原案の撤回を求められるか、或いは広汎且つ徹底した修正案を用意されまして、世論にお応えになるであろうことをひそかに期待したものでございます。然るに、昨日提案されました緑風会の修正案なるものは、その本質において自由党の原案と何ら異なるところなく、我々の期待と去ること極めて遠く、(「その通り」と呼ぶものあり)かくて国民大衆が良識の府といたしまし……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 只今議題になりました案件につきまして、私のとりました立場の正当性を強く訴えたいと思うものであります。  先ずこの問題を正しく理解いたしますためには、参議院規則におきまして、懲罰動議は他の一切の動議に優先するという規定がなぜ入れられたかということを理解することが最も大切であるわけであります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)これは世界各国の国会の規則を見ましても共通いたしまして、懲罰事犯に関する動議は何物にも優先してその決定をなすということになつておるわけであります。我々はその規定がなぜそうなつたかということを正しく理解しなくては、この問題の適当な判断はできないわけであります。即ち国会は国……

第15回国会 参議院本会議 第23号(1953/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私はこれより、只今議題になりました地方財政の措置に関する決議案の趣旨を弁明いたしたいと思います。内容につきましては只今朗読があつた通りでございますので省略いたします。  先ず第一に、本問題は、政治的に極めて重大であり、且つその政治道徳と並びにその責任に関しまする多くの問題を含んでおるわけであります。それは昭和二十七年度の追加補正予算の審議の経過を見て頂きますならば、一目明瞭でございます。即ち昭和二十七年の十二月二十四日の予算委員会におきまして、公務員等の給与改善に関する決議が万場一致可決されておるからであります。それによりますと、今回の補正予算に見る公務員等の給与改善については、……

第15回国会 参議院本会議 第28号(1953/02/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私は日本社会党を代表し、警察法に対しまして吉田総理並びに関係者大臣に質問せんとするものである。  先ず第一に占領政策是正の基準は何であるかということをお伺いいたしたいのであります。吉田総理はその施政演説におきまして、占領政策の行過ぎの是正を内閣の重要なる施策とされまして今議題となりました警察法もその一環として取上げられたものであります。思えば、我が国が昭和二十年九月一日ミズーリ艦上で降伏文書に調印いたしまして、アメリカの軍事占領の下に置かれましたことは、まさに民族的な受難でありました。この間にとられました占領政策は真に徹底且つ広汎なものであり、我が国の実情に適しないもののあつたこ……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第15号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 議場を見ますと、定足数が欠けておるようですから……。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしましてMSAの援助に関しまして若干の質問をいたしたいと存じます。  先ず第一に、講和発効後の日本外交の基調につきまして吉田総理の御所見をお伺いいたしたい。吉田内閣は、去る六月二十六日、日米交換公文を発表いたしましてMSA援助の受諾の意思のあることを表明いたしまして、いま一つの新たなる対米外交協定を結ぼうとされています。元来このMSA援助は、アイゼンハワー大統領の、「アジアの戦いはアジア人の手で」という、中ソ両国を仮想敵国といたしました巻き返し政策の一環としての対日傭兵再軍備であり、新たな……

第16回国会 参議院本会議 第30号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、只今議題となりました昭和二十八年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算の政府案、並びに自由、改進及び鳩山自由三党の共同修正案に反対するものであります。  我がこの予算案に反対いたしまする第一の理由は、三年有余に亘ります朝鮮動乱の平和的解決をきつかけといたしまして、世界情勢は戦争から平和へと大きく転換しつつある昨今におきまして、さきの不成立予算を踏襲いたしまして、新情勢を全く無視いたしました予算であるからであります。(相手)若し政府が、真に日本経済の自立を図り、完全なる政治的独立への道を羨めますならば、この際、勇断を以て戦争経済から平和経済、特……

第16回国会 参議院本会議 第36号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、只今議題となりました日米友好通商航海条約に反対の意思を表明するものであります。  先ず第一に指摘いたさなくてはなりません点は、本条約が、衆議院解散下の吉田内閣の手によつて調印せられた点であります。言うまでもなく本条約は、外交、通商、経済、文化等の広汎な関係を律しまするところの基本的な条約であります。又講和発効後結ばれましたところの最も重要な条約であり、而も今後有効期間は十カ年の長きに亘るものであります。このように重要なる条約が、時あたかも、衆議院は解散せられ、全くの選挙管理内閣に過ぎない吉田内閣の下に、この四月二日調印されましたことは、越権行為……

第19回国会 参議院本会議 第48号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私はこの際、総理外遊に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表し、吉田総理の外遊に対し、その所信を質さんとするものであります。  かねて噂されていました吉田総理の外遊も、いよいよ去る五月十三日、パン・アメリカン機に座席を予約され、又出先大使に対し、相手国政府に、吉田総理が訪問する予定である旨の正式通告をする訓令を発せられたとのことであります。従つて政府自身とされまして、積極的にこの機会に、所信を表明され、国民の協力を求めらるべきであるにもかかわりませず、本員の質問通告に対し、荏苒今日まで遷延策をとられましたことは、吉田内閣の秘密独善外交とも言う……

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 只今議題となりました町村合併促進法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本法案は、党派を超越しての本院地方行政委員の発議によるものでありまして、町村合併の実情に鑑み、町村合併促進上必要と認められる数点について改正を行い今後の町村合併が更に円滑に行われるようにしようとする趣旨に出ずるものであります。  その内容の第一点は、都道府県会議員の選挙区に関する特例を設けようとするときは、明年四月に行わるべき一般選挙については明年一月末までに設けなくてはならないという時期を限ることとするものであります。第一、一点は、分村問題が円……

第21回国会 参議院本会議 第7号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案について、委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。  本法案は衆議院提出にかかるものでございまして、その提案理由は、公職選挙法の一部を改正する法律の施行に伴い関係法律を整理するとともに、選挙区の選挙期間中の特例を設ける必要があるというのであります。すなわち、先国会において成立し、すでに公布されました公職選挙法の一部改正に伴いまして、公職選挙法の規定を準用または引用いたしておりまする地方自治法、政治資金規正法、漁業法、町村合併促進法等の関係条文の事務的な整理を行うとともに、……

第22回国会 参議院本会議 第7号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 ただいま議題となりました町村合併促進法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  一昨年の第十六国会におきまして、各党一致の共同提案により制定をみました町村合併促進法は、同年十月一日より施行せられましたが、幸い国、都道府県及び市町村をあげての協力一致の体制により、合併は着々進み、促進法施行以来現在に至るまでに、合併件数千八百六十三件、減少町村数五千九十六に達し、すでに当初の計画の八一%強を達成し、わが国市町村数は、この一年有半の間に、実に大よそ九千八百から五千に減少され、その規模は飛躍的に拡大され、適正化されつつあるのであります。  この……

第22回国会 参議院本会議 第25号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○中田吉雄君 私は、ただいま提案されております地方財政再建促進特別措置法案、地方自治法の一部を改正する法律案外一件について、日本社会党を代表して総理大臣、自治庁長官並びに関係者大臣に対して、その重要な点をたださんとするものであります。  自治庁が最近発表いたしました数字によると、地方財政の赤字は、昭和二十九年度末で五百八十六億の膨大な額に達しています。地方団体は今やこの膨大な赤字のため、地方団体自身の自治行政の運営ができないだけでなく、地方団体の手を通じて行われる国の行政施策の遂行すら重大な支障を来たしています。従って、地方財政の再建整備と行政の根本的な改革は焦眉の急として久しく要望されていた……

第23回国会 参議院本会議 第5号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となっています二つの案件に対しまして質問をいたさんとするものであります。  自治庁の発表によりますると、昭和二十九年度末の地方団体の赤字は、実に六百四十八億円の巨額に達していますが、このような膨大なる赤字が地方団体に累積いたしましたことは、戦前戦後を通じて初めてのことでございます。しかもそれだけでなく、地方財政審議会の発表によりますると、本三十年度単年度だけで財源不足額は五百四億と推計され、これらを合計いたしますならば、本年度末には地方財政の赤字は優に一千億を突破することが予想されるわけであります。自治体はこの膨大なる赤字のために、地方団……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 参議院本会議 第5号(1957/02/06、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、日本社会党を代表し、石橋内閣の施政演説に対し、主として安全保障、地方財政を中心といたしまして質問いたします。  まず、第一に、原水爆時代におけるわが国の安全保障についてであります。今回の施政方針演説を拝聴いたしますると、国際政局に決定的な影響を与えつつある原水爆についての十分な認識がなく、また、外交においても、対米追随外交を対米協力という美名によって粉飾して、そうして鳩山外交より大きく後退いたしていますことは、まことに遺憾と言わなくてはなりません。先般イギリスの首相となりましたマクミランは、昨年外相としてジュネーブに参ってロンドンに帰りました際、記者団会見をやりまして「新聞……

第26回国会 参議院本会議 第30号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、ただいま議題となりました昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)に関しまして、日本社会党を代表し、反対討論を行わんとするものであります。  まず、反対をします第一の理由は、本予算補正によりまする駆逐艦二隻の建造は、わが国の独立と平和に対しまするわが党の基本方針と全く相いれないからであります。本予算補正は、新設されまする臨時受託調達特別会計に関するものであり、この会計は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基き、米国より無償で譲渡される予定の艦船二隻を日本国内で調達するため、新たに設けられるものであります。すなわち、これによっても明らかなように、これは日米間に取……

第28回国会 参議院本会議 第18号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、日本社会党を代表しまして昭和三十三年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算の三案に対し、反対討論をいたさんとするものであります。  岸内閣は、少くとも昨年の春、石橋内閣から引き継いだ予算案が国会を通過いたしましたならば、直ちに解散を行うか、おそくとも昨年の秋には解散を断行し、しかる後、昭和三十三年度予算に対処するのが民主政治のルールーであったと言わなくてはなりません。(拍手)しかるに、岸総理は、解散回避のための口実を設け、三度も外遊をし、内政をおろそかにし、アイクやダレスのごきげんをとることによって、岸政権のてこ入れをしようといたしましたことは、内政と外交の本末を転……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 参議院本会議 第7号(1959/11/11、5期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、ただいま行なわれました藤山外務大臣の安全保障条約改定に関する中間報告に対しまして、日本社会党を代表しまして、岸総理、藤山外相並びに関係各大臣に質問せんとするものであります。  安全保障条約の改定は、わが国の平和と独立にとって重大な問題であります。従って政府は、わが党の要求を待つまでもなく、政府の行なわんとするところを国会を通じ堂々と国民に訴え、また国民の一半を代表する社会党の主張に対しましても、これに謙虚に耳を傾け、野党と国民の理解と協力のもとに、誤りなき外交の推進を期すべきだと思う次第であります。しかるに岸内閣は、安保改定に関する日米の交渉は、ただいまの報告の通り、今やほ……

第39回国会 参議院本会議 第13号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○中田吉雄君 この際、私は、日米貿易経済合同委員会に臨む政府の基本方針に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表し、十一月二日から開かれます日米貿易経済合同委員会に対する政府の所信についてたださんとするものであります。  国際政局多端のおり、ラスク長官以下ケネディ政権の最高スタッフが遠路来朝されることに対しましては、日本社会党としても大いに歓迎の意を表するものであります。池田総理は、米国下院において、「私の今回の訪問は援助の要請に来たのではない」と演説されましたが、これはチャーチルが一九五三年一月十七日、米国上下両院合同会議で行なった「私がワシントンに来たの……

第40回国会 参議院本会議 第13号(1962/03/23、5期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、ただいま提案の石油業法案に対し、日本社会党を代表し、池田総理、佐藤通産大臣及び関係大臣に若干の質問をいたしたいと存じます。  本法案は、最終案に至るまで二転三転、大きく後退いたしました。すなわち、石油と他のエネルギーとの調整や販売価格変更の勧告権の削除、輸入業を許可制から届出制に変更、再検討条項の挿入等、重要な点はことごとく骨抜きになっています。この種法律には当然あるべき立ち入り検査権が削除されていますが、国内の産業には立ち入り検査ができるのに、なぜ外資系石油会社にはそれができないのでありましょう。かくて国際石油資本の意を迎え、国籍不明の石油業法案になりましたことは、わが党……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 参議院本会議 第18号(1964/04/22、6期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、ただいま提案されました肥料価格安定等臨時措置法案に対し、日本社会党を代表いたしまして、池田総理並びに関係閣僚に対して質問せんとするものであります。  池田総理は、昨年の総選挙の際に、農業の近代化に対して思い切った施策を講じたいと所信を表明されました。しかるに、昭和三十九年度の農業予算は、食管の赤字を差し引きますと、わずかに二千三百三十四億円、予算全体に対して七・二%にすぎません。また、肥料二法失効後の措置についても、合理的メリットの独占、輸出赤字の国内転嫁のため、法律無用論を主張します肥料資本にほんろうされまして、全購連等の運動によって、やっと成案を得ましたが、価格対策に明……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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