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佐多忠隆 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

佐多忠隆[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP100(参)
70位

本会議発言(非役職)歴代TOP50(参)
45位
3期TOP25
20位
4期TOP25
22位

佐多忠隆参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

2期
(1950/06/04〜)
発言数
5回
102位
発言文字数
26394文字
62位

3期
(1953/04/24〜)
発言数
12回
49位
発言文字数
54050文字
20位
TOP25

4期
(1956/07/08〜)
発言数
4回
62位
発言文字数
23251文字
22位
TOP25

5期
(1959/06/02〜)
発言数
3回
81位
発言文字数
17776文字
29位

6期
(1962/07/01〜)
発言数
2回
115位
発言文字数
7746文字
97位

7期
(1965/07/04〜)
発言数
1回
132位
発言文字数
3510文字
130位


参議院在籍時通算
発言数
27回
196位
発言文字数
132727文字
70位
TOP100

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

2期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
5回
26394文字
60位

3期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
12回
54050文字
17位

4期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
4回
23251文字
20位

5期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
17776文字
25位

6期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
7746文字
91位

7期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
3510文字
126位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
27回
132727文字
45位
TOP50

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ここに提案されております昭和二十五年度補正予算に対しまして、私は日本社会党を代表し、はつきりと反対を表明いたします。(拍手)  それは次のような理由によるものであります。  政府はこのたびの予算案を閣議で審議するために過ぐる九月の一ヶ月を費しました。更にドイツ氏との折衝には二ヶ月を経過いたしております。併せて三ヶ月もかかつて審議をいたしておるのであります。然るにこれを国会の審議にかけてからは僅かに二週間を当てただけであります。短時日のうちに幕切れとして、審議を打切る態度をとつたのであります。ここに吉田内閣が国会の審議権を如何に軽視しておるかが明瞭に示されております。(「その通り」……

第10回国会 参議院本会議 第7号(1951/01/30、2期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ここに私は(「大蔵大臣はどうした」と呼ぶ者あり)日本社会党を代表しまして、政府の施政方針とその施策について、吉田総理大臣以下各大臣に対してお尋ねをいたします。  先ず第一にお尋ねしたいのは、現在の世界危局に直面して、吉田総理は今後の日本経済の体制を、システムをどの方向に持つて行こうとしておられるのか、この点であります。トルーマン大統領は、昨年の暮に非常事態宣言を発して、共産主義の脅威に対抗するために厖大な軍備拡張をする決意を示し、年頭の一般教書でその態度を更に全般的に明らかにしました。次いで一月十二日に議会へ送つた経済報告書において、アメリカとその同盟諸国の軍事力を増強し、アメリ……

第10回国会 参議院本会議 第28号(1951/03/23、2期、日本社会党)

○佐多忠隆君 私は日本社会党を代表して、(「大蔵大臣どうした」と呼ぶ者あり)ここに上程されております租税三法案に対して反対を表明するものであります。  政府が大蔵委員会において繰返し説明するところによりますると、昭和二十六年度の税法を改正したために、旧法によるよりも租税收入は七百四十三億円だけ減る、即ちそれだけ減税になると言つております。成るほど、所得税で控除額を引上げ、税率を引下げ、法人税で積立金に対する課税をやめ、特別償却を認めるなど、いろいろな減税措置をやるのでありますから、その意味で減税になることは勿論であつて、この点は誰も否定をいたしません。問題は、あらゆる面から見て、真に減税となり……

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○佐多忠隆君 只今議題となりました昭和二十六年度政府関係機関予算補正(機第一号)につきまして、その内容及び委員会における審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  この補正予算は近く設立を予定されております日本開発銀行に関するものであります。日本開発銀行は、長期資金の供給を行うことにより、経済の再建及び産業の開発を促進するため、一般の金融機関が行う金融を補完し又は奨励することを目的として設けられるものでありまして、その資本金は設立当初におきましては百億円とし、政府が昭和二十六年度において米国対日援助見返資金特別会計からその全額を出資することといたしております。なお必要があるときは、大蔵大臣の認……

第12回国会 参議院本会議 第26号(1951/11/30、2期、日本社会党第二控室(左))

○佐多忠隆君 ここに上程されました昭和二十六年度補正予算に対し、私は日本社会党を代表して反対の意思を表明し、根本的な組替を要求いたします。その理由とするところは次の通りであります。  第一に、政府は予算編成の基礎をなす総合国力の判断を誤まつているからであります。本年度当初予算の審議に際しまして、私たちは公務員の給與ベース引上げ、地方財政平衡交付金の増額を強く要求いたしましたが、政府は財源がない、ない袖は振れないの一点張りで拒否いたしました。当時、私たちは、今後の日本経済の変化、物価騰貴などを適正に勘案するならば、その財源の捻出は可能でもあり、必要でもあるゆえんを力説したのでありますが、政府は自……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 私はこの際、日米通商航海条約並びに対比賠償に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表しまして、日米通商航海条約その他二、三の外交案件につきまして、吉田総理大臣、岡崎外務大臣並びに小笠原大蔵大臣に質問をいたします。  質問の第一は、去る四月二日にあわただしく調印されました日米通商航海条約についてであります。この条約は、私から申上げるまでもなく、我が国が戦後新らしく結ぶ通商条約としては最初のものであり、今後の条約交渉のモデルとなり、今後十年間に亘つて日米間の通商関係すべてを規制する極めて重要な条約であります。而も、たとえ今調印されましても、その発効の……

第16回国会 参議院本会議 第12号(1953/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 私は日本社会党を代表して、経済、財政、金融、文化の面から、第五次吉田内閣の施政について質問をいたします。  先ず最初にお伺いしたいのは、経済の総合的長期計画についてであります。吉田総理大臣は、日本の再建の基盤として経済自立の必要を唱え、経済審議庁長官も、大蔵大臣も、異口同音に日本経済の自立を達成すべきことを力をこめて主張されました。何よりも先ず完全な独立を念願する我々は、その限りにおいては吉田総理などの主張に全く同感であります。問題は、一体、吉田内閣は、その経済自立達成の政策を明確な長期的見通しの下に策定しているかどうかであります。朝鮮休戦の成立が更に政治的会談を経てどう展開をし……

第17回国会 参議院本会議 第6号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 只今議題となりました日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、私は日本社会党を代表して反対の意を表明いたします。  反対の第一の理由は、我が日本社会党は国際連合の軍隊が我が国に駐留すること自体について反対だからであります。我が国は、日米安全保障条約署名の際に行われた吉田・アチソン交換公文において、朝鮮における軍事行動に従事する国連加盟国が、その軍隊を日本国内とその附近において支持することを許し、且つ容易にすることを約したために、これに基いて現に若干の国連軍が我が国に滞留をいたしております。あの当時、日本社会党は、……

第19回国会 参議院本会議 第2号(1953/12/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 私は日本社会党を代表いたしまして、奄美群島に関する日米協定に対し承認の意思を表明いたします。  諸君のよく御承知の通り、古くから鹿児島県の一部であつた奄美大島が、ここにめでたく祖国日本に復帰したことを、日本国民として心から祝福をいたし、慶賀の至りに存じます。殊にこの復帰の日を本当に一日千秋の思いで待ち焦れている現地奄美大島の住民諸君の心情を思いますと、お喜びの言葉さえ胸に迫る思いがいたすのであります。まぎれもなく日本の鹿児島県の一部であつた奄美大島がアメリカの統治の下に置かれ、講和条約の発効後も依然としてアメリカの軍政下に置かれていたことは、不合理も甚だしく、遺憾の極みでありまし……

第19回国会 参議院本会議 第29号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 ここに上程されました原子力の国際管理、原子兵器の禁止に関する決議案に対して、私は日本社会党を代表して賛成の意を表します。  我々日本人が、人類として初めて広島において、又長崎において、二度も原爆による大量殺戮の憂き目をみたことは我々の絶対に忘れ得ないところであります。(拍手)この日本人がつい数日前に、又もや水爆の実験による災害を受け、全国に亘つて死の灰の恐怖に捲き込まれ、おののいております。原爆、水爆の非人道的惨害を身を以て経験をいたしました我々日本人こそは、原子兵器の禁止、原子力の平和的利用、それらの国際管理を率先し、力をこめて世界に呼びかけなければならぬ義務があると共に、権利……

第19回国会 参議院本会議 第40号(1954/04/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 只今上程されました日米相互防衛援助協定の批准、農産物購入に関する協定、経済的措置に関する協定、投資の保証に関する協定の締結について私は日本社会党を代表して徹底的に反対する意思を表明いたします。(拍手)  反対の理由を申述べます前に、先ず国際的、国内的重要性を持つ協定や法案の審議を促進するためと称して、検察官をすら不当に弾圧をした吉田首相自身が、この極めて重要な日本の運命を決すべき協定を審議する当議場に出席しないことに対して誠に遺憾の意を表するものであります。(拍手)  この日米相互防衛援助協定に反対する理由の第一は、これらの協定が吉田内閣の誤つた国際情勢の見通しと外交方針の下に結……

第19回国会 参議院本会議 第53号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 只今議題となりました日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について、私は日本社会党両派を代表して反対の意思を表明いたします。(拍手)  反対の第一の理由は、吉田政府が宣伝するいわゆる侵略の危険なるものは、政府の単なるデマ宣伝に過ぎないからであります。政府はこの協定によつて合衆国から艦艇を借受けて、日本に艦隊を整備するのは、外国からの侵略の危険を防ぐためであると申しております。それならば艦隊を以て防がねばならん侵略とは、どんな種類の侵略なのか、どこの国の、どんな方式の、どんなコースをとる侵略なのか、それを必然ずけるその国の経済、政治情熱を明瞭に示せと追及すれば、政府は、そ……

第22回国会 参議院本会議 第5号(1955/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 私はこの際、当面の外交問題について緊急質問するの動議を提出いたします。
【次の発言】 日本社会党を代表して、私は当面の外交政策のうち、特に緊急を要する二、三の問題について鳩山総理大臣、重光外務大臣、一萬田大蔵大臣及び石橋通産大臣に対して質問をいたします。  第一に、中国との国交調整についてお尋ねいたします。昨年十月、わが党が提唱をしまして、さらにあっせんをして行われました各党代表訪華議員団と周恩来総理その他との会談の結果、中国国際貿易促進委員会の主席代理であります雷任民氏を団長とする中国通商使節団が、いよいよ一両日中に日本に来るようになったことは、まことに喜ばしいことであります。……

第22回国会 参議院本会議 第16号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○佐多忠隆君 私は、この際、米軍の沖繩農地買い上げに関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 日本社会党を代表しまして、私は沖繩における農地買い上げその他をめぐる人権じゅうりんに関して質問いたします。  沖繩は、わが党が反対いたしましたサンフランシスコ平和条約の第三条によって、アメリカ合衆国が行政、立法、司法上の権力を行使することとなり、従って仮装はされておりますが、事実上は割譲されたも同然な姿であります。アメリカは那覇市近郊の嘉手納基地を中心に近代的な軍事施設を構築いたしました。沖繩は今や太平洋のいしずえ、東洋のジブラルタルと言われております。アメリカ合衆国のハワイやカルフォルニ……

第24回国会 参議院本会議 第5号(1956/01/31、3期、日本社会党)

○佐多忠隆君 昨日、ここで行われました鳩山総理大臣、重光外務大臣、一萬田大蔵大臣、高碕経済企画庁長官の演説について、私は日本社会党を代表して、各閣僚に質問いたします。  鳩山総理大臣は、世界平和の確保をうたい、重光外務大臣は、平和外交の推進を強調されましたが、肝心の具体的方策になると、芒洋としてつかみどころのないお念仏に消え失せるか、たまたま具体策があれば、それはむしろ国際緊張を激化するものにほかなりません。  そこで私はまず第一に「世界平冠を実現する最も具体的な方途について鳩山総理大臣にお尋ねをいたします。戦争による破滅を避け、世界平和を確立するには、軍縮をおいてほかに道はありません。原子兵……

第24回国会 参議院本会議 第41号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ただいま重光外務大臣がなされた日比賠償交渉に関する報告に対して、私は日本社会党を代表し、数点について質問をいたします。  質問の前に、私はただいまの報告に対し非常に遺憾の意を表します。外務大臣は、単に交渉のいきさつを全く事務的に、おざなりに報告しただけです。交渉の内容、問題点について、ほとんど触れておりません。それは片々たる報告記事よりもお粗末なものであります。これでは国会を軽視し、むしろ愚弄しておるとしか思えません。今後はかかることのないように十分に注意さるべきことを厳重に警告をいたします。  わが国が対比賠償問題をすみやかに解決をし、フィリピンの経済復興、開発に積極的に協力を……

第24回国会 参議院本会議 第51号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○佐多忠隆君 私はこの際、日ソ漁業協定に関する緊急質問の動議を提出します。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、去る五月十五日に調印された日ソ漁業条約について、鳩山総理大臣と重光外務大臣に対し、若干の質問をいたします。  日ソ漁業条約、海難救助協定、本年度暫定取りきめが結ばれて、一応北洋における安全操業が確保され、日ソ国交回復の糸口が開かれたことをわれわれは歓迎します。これをきっかけとして日ソ交渉がすみやかに再開され、国交が回復し、抑留邦人全部が一日も早く帰国し、経済、文化、技術、人間の交流が行われ、日ソ両国の友好関係が進み、平和への傾向が推進されることを切望するからであります。しかし私た……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 参議院本会議 第11号(1956/12/05、4期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ここに上程されました日ソ共同宣言等四件について、私は日本社会党を代表して賛成の意を表します。  第一に、日ソ間の戦争状態が終結をし、両国の平和を通じて国際緊張の緩和に寄与するからであります。今日まで、日ソ間は国際法上はいまだ戦争状態に置かれ、両国政府は、お互いに相手国の軍国主義と侵略の危険を憂える状態でありました。が、この日ソ共同宣言によって、日ソ間の戦争状態は終了し、両国の間に平和と友好親善関係が回復され、外交関係が成立することになりました。そして国際紛争は、武力を用うることなく、平和的手段によって解決することを約束しております。従って両国は、相手の国内事項に干渉することなく、……

第26回国会 参議院本会議 第36号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ただいま岸総理によってなされた所信表明について、私は日本社会党を代表し、岸総理大臣を初め関係大臣に対して二、三の質問をいたします。  第一に、東南アジア諸国との関係についてお尋ねいたします。まず、この地域における経済協力の問題について、岸総理は、すでに石橋内閣の外相就任当時から、東南アジア地域は日本外交の中心地であるとし、ここにおける経済協力の具体的方法を考究しておられます。そのねらいとするところは、アメリカの資金の援助のもとに、日本の技術、工業力をもって、アジア諸国の経済建設に協力しようとするものである。すなわち、日本の技術、アメリカの資本、東南アジアの資源の三位一体による開発……

第31回国会 参議院本会議 第9号(1959/01/28、4期、日本社会党)

○佐多忠隆君 昨日ここで行われた岸首相の施政方針演説その他に対して、私は日本社会党を代表し、二、三の質問をなし、われわれの積極的見解を述べ、あらためて岸内閣の所見をただすことにいたします。  昨年、世界は、中近東において、また台湾海峡をめぐつて、さらにベルリンを中心に、三たびにわたって、きわどい国際危機に脅かされました。これらの危機はいまだに完全には消え去らず、再発のおそれさえ残つております。東西両陣営の間には、軍備と科学技術の激しいつばぜり合いが続き、経済的な生産力の競争、貿易と経済協力の抗争が、さらに激化するきざしすらあります。しかし、競争の結果、ミサイル、ロケットの発展は果てしないものと……

第31回国会 参議院本会議 第10号(1959/01/29、4期、日本社会党)

○佐多忠隆君 田中君はただいま、私の昨日の演説の最終後段が不穏当であると思うから、これを調べて善処されたい、という御提議をなされたと言明されました。最終後段は、すでに昨日申しましたように、私は政治家の心がまえを申し上げた。政治家は責任を感ずることを最も大事に考えなければならない。この責任を感じないで政権を固執するところに政治家の堕落があるのだ、という言葉でございます。この言葉は少し政治を御存じの方は明瞭なことであると思います。そのとき明示いたしませんでしたが、これは皆さんもよく御承知の通り、有名なマツクス・ウエーバーの「職業としての政治」という本の中に書かれてある名言でございます。従って諸君は……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 参議院本会議 第2号(1959/06/23、5期、日本社会党)

○佐多忠隆君 私は、日本社会党、緑風会、無所属クラブを代表して、正副議長の党籍離脱に関する決議案の趣旨を説明いたします。  まず最初に決議案を朗読いたします。   正副議長の党籍離脱に関する決議案   参議院の正副議長は、院の公正な運営を期するため、党籍を離脱すべきである。   右決議する。     理 由  参議院議長及び副議長は、院の最高の責任者にして、其の言動は公平無私、いやしくも一党一派の制約をうけてはならない。ここに、党籍を離脱して院の運営についての絶対中正を期すべきである。  これが決議案提出の理由であります。  輝かしい希望をもって初めて出席された新議員諸君を迎えて開かれました第……

第33回国会 参議院本会議 第6号(1959/11/06、5期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ただいま提案されましたベトナム共和国への賠償と借款に関する協定の締結について、私は日本社会党を代表して、岸総理大臣、藤山外務大臣、池田通産大臣等に若干の質問をいたします。  政府は、一九五一年にサンフランシスコで対日平和条約に署名したベトナムに、条約第十四条に基づいて賠償支払いの義務を負ったからこれに支払う、しかも、このベトナム共和国、いわゆる南ベトナムが全ベトナムの唯一正統の政府であるから、これに支払えば全ベトナムヘの賠償義務は免れると主張します。なるほどベトナム共和国は現に四十九カ国から承認されております。しかしその成立からいえば、一九四九年に南ベトナムのバオダイ政権としてそ……

第34回国会 参議院本会議 第6号(1960/02/10、5期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ここに提案されました新安保条約と協定について、私は日本社会党を代表し、数個の基本的問題を質問をいたします。  一九六〇年代を迎えて、世界は明らかに新しい胎動を始めております。年初より頻繁に行なわれつつある東西首脳の多角的な訪問、話し合い、五月にパリで行なわれるはずの東西首脳会談、引き続く首脳間の交互訪問、三月十五日からジュネーヴで開かれる東西十カ国軍縮会議等々、冷戦の雪解けは徐々にではあるが進みつつあります。世界はもちろん、日本は特に従来の硬直した外交政策を再検討しなければならない段階に当面して参りました。そして、われわれは今や大きな選択の前に立たされたのです。一つは、力の均衡と……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 参議院本会議 第20号(1964/04/27、6期、日本社会党)

○佐多忠隆君 ただいま報告されました沖繩に関する日米協議委員会をめぐる諸問題について、私は日本社会党を代表して、若干の質問をいたします。  明四月二十八日は、一九五一年サンフランシスコで結ばれた講和条約が発効した日であります。この条約によって、沖繩は祖国日本から切り離され、沖繩住民は痛ましい占領政策のもとに呻吟しております。あす第十三回目のこの屈辱の日を迎えるにあたって、私は、われらの同胞沖繩島民の深い悲しみと痛ましい激しい憤りの声にかわって、質問をいたすものであります。(拍手)池田総理大臣以下各閣僚の誠意ある答弁を求めてやみません。  ダレス長官によれば、日本は、講和条約第三条により、沖繩に……

第48回国会 参議院本会議 第9号(1965/03/17、6期、日本社会党)

○佐多忠隆君 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となっております国連憲章の改正案に関連し、政府に対してその所信をただしたいと思います。  第一の問題は、現在の国連の欠陥是正の問題であります。発足以来二十年の歴史を経た国連が、今日重大な転機に立っておることは、御承知のとおりであります。制度の上でも、運営の面でも、是正改善を加えねばならぬ幾多の点があるわけであります。  一九四五年、国連が発足いたしました当時は、明らかに大国優位の原則に立って、国連の組織ができ上っておりました。当時五十一カ国の加盟国は、今日では百十四カ国に増加しております。しかも、加盟した国の大部分は、アジア・アフリカの新興諸……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 参議院本会議 第2号(1965/07/30、7期、日本社会党)

○佐多忠隆君 私は、日本社会党、公明党、民主社会党、共産党、第二院クラブを代表して、正副議長の党籍離脱に関する決議案の趣旨を説明いたします。  まず最初に、決議案を朗読します。    正副議長の党籍離脱に関する決議案  議長及び副議長は、院の公正な運営を期するため、党籍を離脱すべきである。  右決議する。      理 由   参議院議長及び副議長は、院の最高の責任者として、その言動は公平無私、いやしくも一党一派の制約を受けてはならない。ここに党籍を離脱して、院の運営についての絶対中正を期すべきである。


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