桜井志郎参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○櫻井志郎君 私は自由民主党を代表して、ただいま議題になりました内閣提出、衆議院送付の農業基本法案に賛成し、そのすみやかなる成立をこいねがうものであります。 日本再建の基礎をつちかう画期的な大事業でありました農地改革は、農村の民主化の進展、農業生産力の拡大及び農業者の地位の向上に大きな役割を果たし、ここに日本農業は戦前における姿を一新し、あすへの発展が大いに期待されたのであります。しかるに、戦後の復興段階がほぼ終局に近づいた昭和二十七、八年ごろから、内外の諸情勢が激しく移り変わり、その結果は、農業に大きな影響を与え、ここにわが国の農業はその危機をさえ唱えられるに至ったのであります。かような事……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました三つの法律案について、委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 これらの法律案は、前国会に提案され、審議未了となり、今国会に再び提出されたものであります。 第一に、肥料取締法の一部を改正する法律案は、最近における肥料の改良進歩の状況にかんがみ、現行法に次の改正を加えようとするものであります。すなわち、その一つは、葉面散布剤のように、植物の栄養に供するため直接植物に施されるものをも肥料として、肥料取り締まりの対象としようとするものであり、いま一つは、従来肥料に異物を混入するととが一般に禁止されておりますが、特定の肥料について、特定の場合は異物の混……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました漁業法の一部を改正する法律案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案について、委員会における審議の経過と結果について報告いたします。 これら両法律案は、前国会において、政府原案が本院を通過し、衆議院を継続審査となり、今国会において、漁業法の一部を改正する法律案について一部修正を行ない、本院に送付されたものであります。その内容を簡単に申し上げます。 まず、漁業法の一部を改正する法律案は、 第一に、漁業権制度について、漁業権の分類と内容を整理し、組合管理漁業権の行使方法を改め、また、定置漁業、組合管理区画漁業及び真珠養殖漁業の漁業権免許の優先順位の規定……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました公有林野の整備拡充に関する請願外三十四件について、農林水産委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 委員会におきましては、これらの請願を審査の結果、いずれも願意おおむね妥当と認め、これを議院の会議に付し、内閣に送付すべきものと決定いたしました。 右御報告申し上げます。(拍手)
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました請願四十八件について、委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 委員会におきましては、これらの請願を審査の結果、その願意おおむね妥当と認め、全会一致をもってこれを議院の会議に付し、内閣に送付を要するものと決定いたしました。 右報告いたします。(拍手)
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました法律案について、委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 この法律案は、最近、有益野生鳥獣が著しく減少する傾向に対処して、これが保護繁殖に努めるとともに、これに関連して、適正な狩猟の保続をはかろうとするものでありまして、その内容の要点は大略次のようであります。 すなわち、第一に、法律の題名を「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」と改め、目的規定を新設し、第二に、鳥獣保護に関する制度を整備して、新たに鳥獣保護事業計画制度を設け、これを中心として、国及び都道府県が計画的かつ積極的に野生鳥獣の保護繁殖の施策を実施することとし、第三に、狩猟の制度を改正して、狩……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました法律案について、委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 この法律案は、農業普及事業の充実に資するため、専門技術員の職務を明確にし、専門技術員及び改良普及員の研修を強化整備し、かつ、これらの職員に農業改良普及手当を支給することとしようとするものであります。 委員会におきましては、質疑にあたり、農業改良普及職員の現況、任用、待遇、活動状況及び研修、普及事業に対する国の補助、今回の普及手当の支給の経緯、性格、支給額及び支給方法、農業改良普及所の組織及び運営、林業、水産業、開拓営農及び蚕糸業等の普及職員の状況と、これらに対する普及手当の支給、普及職員……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました林業関係二法案について、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、森林組合合併助成法案は、森林組合の育成に資するため、その合併を促進することを目的とし、合併の対象を施設組合に置き、関係組合は、合併後適正な事業経営を行ならことができるよう合併及び事業経営計画を立て、所定の手続によって、その当否について都道府県知事の認定を求め、適当と認められた組合の合併後における事業経営の適正を期し、国及び都道府県が助成指導を行なうこととしようとするものであります。
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました二法案について、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案は、公庫に対する政府の出資を増額し、農林漁業経営構造改善資金融通制度の制定に伴って、公庫の業務の範囲を拡充し、公庫が貸し付ける農林漁業経営構造改善資金について、特別に有利な貸付条件を定め、従来、自作農維持創設資金融通法によって融資されていた土地取得資金の範囲を拡大し、その貸付を公庫本来の業務に加え、これに伴って法律の題名及び内容を改めたこと等であります。
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました法律案及び承認案件について、委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、漁港法の一部を改正する法律案は、漁港審議会の委員から水産庁長官を除くとともに、特定第三種漁港の基本施設の修築費の国の負担割合を引き上げようとするものであります。 次に、漁港整備計画の変更について承認を求めるの件は、現行の漁港整備計画を、漁業と漁港施設の現状を基礎とし、将来における漁業の推移その他を勘案して、これを全部変更し、指定漁港のうち、漁港施設の不足度の高いもの、あるいは経済効果の多いもので緊急整備の必要のあるものから、昭和三十八年度以降三百八十の漁港の基本施設等……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました法律案について、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この法律案は、既入植者の営農の振興に資するため提案され、政府の原案では、国からこれらの入植者に貸し付ける営農資金について、その利率を年五分に引き下げ、償還期間を据置期間六年以内を含めて二十一年以内に改めようとするものであります。 委員会におきましては、開拓政策の成果と開拓営農の現況、開拓営農振興審議会の答申と政府の方針、この法律案の意義と効果、農業構造改善事業と開拓事業との関連、開拓金融及びこれが金利等の条件、開拓者の旧債とその整理、不振開拓者の離農、開墾建設工事の状況等が問題になり……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました法律案について、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 現行農業災害補償制度については、最近における災害発生の状況及び農業経営の変化に伴って、その改正が要望されるに至り、政府はこれに対処して、第三十八、三十九及び四十国会に改正法案を提案したのでありますが、継続審査あるいは審議未了となり、その後、新たに検討を加え、本改正法案が提出されたのであります。 この改正法案のおもな内容は、概略次のようであります。 第一は、農業共済組合等の農作物共済の共済責任を拡充して、掛け捨てに対する農家の不満の緩和に資することとしたのであります。 第二は、農作……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました法律案について、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この法律案は、沿岸漁業及び中小漁業の発展及びその従事者の地位の向上をはかるため、沿岸漁業等に関する国の基本的施策の方向を示すとともに、その措置を定めるため提案されたものであります。 委員会におきましては、この法案の提出及び修正の経緯と、これが性格、国際及び国内漁業の現況と推移等の諸般の事項が問題になりました。 かくして質疑を終わり、討論に入り、日本社会党を代表して渡辺委員は、法律の目的、国の施策、動向報告、漁業構造の改革、魚価の支持等に関する規定の不備を指摘し、その整備を主張して反……
○櫻井志郎君 ただいま議題となりました法律案について、委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 この法律案は、農業基本法の趣旨に即して、土地改良事業の適正かつ円滑な実施をはかるため提案されたものでありまして、これがおもなる内容は、法律の目的を改めて、その所期するととろを明らかにし、土地改良事業を拡大整備して、草地の造成等をも事業の範囲に加え、新たに土地改良長期計画の制度を設け、土地改良事業の施行方式及び費用の徴収方法を改め、土地改良施設の維持管理を適正にし、土地改良区の管理及び組織を整備し、その他、特定土地改良工事特別会計の事業対象の拡大及び国営干拓地または埋め立て地の配分を受けた……
○櫻井志郎君 ただいま御説明のありました年次報告と農業施策に対し、自由民主党を代表して、内閣総理大臣、農林大臣及び関係大臣の御所見を承りたいと存じます。 わが国農業は、すでに三十八年度末において専業農家が二四%に減少したとなっておりますが、ここで、質問に先立ち、まず申し上げたいことは、この階層区分の定義の問題でございます。この定義のうち、専業農家とは、家族の何びとも自家農業以外の業務に携わらないものを言うのであります。この考え方自体が昔の発想をそのまま踏襲しているものであり、現代には全く適合しないものと思うのであります。かかる前時代的定義のままで農政の基本を論ずることは、農業に対する誤認を深……
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