町村金五参議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○町村金五君 ただいま議題となりました法律案四件につきまして御報告申し上げます。 まず、各法律案の要旨について申し上げます。 国家公務員災害補償法改正案は、本年三月、人事院から意見の申し出があったのに基づき、警察官、海上保安官等に対する災害補償の特例を設けようとするものであります。 恩給法等の改正案は、現在の恩給年額を本年十月分以降一〇・一%増額すること等であります。 共済関係法二件の改正案は、恩給法等の改正に準じて、それぞれ共済年金額の増額改定等を行なおうとするものであります。 委員会における各法律案の審査の詳細は、会議録で御承知願います。 各法律案とも質疑を終わり、それぞれ採決……
○国務大臣(町村金五君) さきに政府は、地方公共団体に対しまして、総需要抑制に協力していただくために、公共事業の繰り延べについて要請をいたしたのでありますが、社会福祉施設、生活環境施設など、国民福祉の観点からその整備を進める必要のある事業につきましては、繰り延べを最小限度にとどめたのであります。今後ともその整備に支障が起こらぬように配慮してまいりたいと考えております。 次に、今回御提案申し上げております地方交付税の補正増額は、交付税を凍結するものであるという御指摘でございますが、これは公務員の給与改定に要する経費や、さらに物価上昇に伴う所要経費など、現時点において必要とされる支出の財源に充て……
○国務大臣(町村金五君) 地方交付税の減額の問題につきましては、ただいま大蔵大臣から御答弁があったとおりに私どもも考えておる次第でございます。 次に、各省から地方団体に支出されておりまする零細補助金をまとめて包括補助金にしてはどうかという御所見でございます。これまで零細補助金につきましては整理を行なったところでございますが、なお相当に残っておるかと考えるのでございます。で、これをまとめて包括補助金にするということについては、確かに適切な御所見と考えますけれども、御承知のように、補助金というものはそれぞれ目的を異にしておりまするので、直ちにこれを包括するということにはかなりの難点がございますが……
○国務大臣(町村金五君) 租税特別措置法によりまして地方税が減収するという制度が存在をいたしておるわけでありますが、この特別措置の中には、地方税においても同様の軽減を行なうことが適当だと考えられるものもありまするし、また、地方税でその影響を回避することが課税技術上きわめて困難だというようなものもあるわけであります。ただ、一般的には、地方税については、国税の租税特別措置が自動的に地方税に影響するということは、可能な限りこれは避けるべきものであると考えております。従来から、できるだけその影響を遮断する措置を講じてきておるところでございますが、なお今後ともこの方向に沿って努力をしてまいりたいと存じま……
○国務大臣(町村金五君) 昭和四十九年度の地方財政計画の概要並びに地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。 昭和四十九年度の地方財政につきましては、最近における物価上昇、石油問題等内外の経済情勢の推移と地方財政の現状にかんがみ、地方財源の確保に配慮を加えつつ、国と同一の基調により、総需要の抑制に資するため、公共投資をはじめとする歳出を極力圧縮するとともに、財源の重点的配分と経費支出の効率化につとめ、地域住民の生活の安定と福祉の充実をはかるための施策を推進することを基本とし、あわせて経済情勢の推移に応じて地方財政の機動的、弾力的な運……
○国務大臣(町村金五君) 社会福祉対策などにつきまして国と地方公共団体との間に食い違いがいろいろ出ておるというのは、いわゆるナショナルミニマムということについての定見がないということから起こるのではないかという御指摘でありますが、御承知のとおり、国としては、福祉優先を基調といたしまして経済社会基本計画を策定いたしまして、福祉社会の実現をはかることにつとめておるわけであります。これに即応いたしまして、関係各省におきましても各種長期計画を策定して、計画的に国民の福祉充実をはかるための施策を推進しておるのでありまして、これに伴います国庫補助負担金等につきましても常にこれを勘案いたしまして適正に行なわ……
○町村金五君 ただいま議題となりました昭和五十三年度補正予算(第1号、特第1号、機第1号)三案の委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。 今回の補正予算は、最近の内外の経済情勢にかんがみ、九月二日政府が決定した総合経済対策を推進することによって景気の着実な回復と対外均衡に資するためのもので、一般公共事業費、文教・社会福祉施設等整備費の追加を初め、構造不況業種・中小企業対策費など歳出の追加額は七千百五十二億円となっております。 他方、既定経費の節減二千二百九十二億円、公共事業等予備費の減額二千億円等を行っており、修正減少額の合計は五千七百二億円となりますので、歳出予算の純追加額……
○町村金五君 ただいま議題となりました昭和五十四年度予算三案につきまして、予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 昭和五十四年度予算は、まず、各分野における均衡のとれた経済社会の実現と、第二に、世界経済の安定発展に積極的に貢献し、第三に、危機的状況にある財政再建に一歩を踏み出すことを目標に編成されております。 一般会計予算は、経常経費の節減合理化に努める一方、投資的経費は、国民生活の基盤整備を促進するとともに、景気の着実な回復に資するため、財源事情が許す限り、その拡大を図ることにしております。その結果、一般会計予算は、前年度当初予算に対し一二・六%増の三十八兆六千一億……
○町村金五君 本院議員向井長年君は、過日行われました第十二回参議院議員通常選挙に全国区から立候補されましたが、去る六月二十三日、開票結果を耳にすることなく、亜急性肝炎のため、大阪市福島区の関西電力病院において、御家族の方々、病院関係者の必死の御看護もむなしく、ついに不帰の客となられました。まことに痛惜哀悼にたえません。 私は、ここに、皆様の御同意を得て、議員一同を代表し、従三位勲一等故向井長年君のみたまに謹んで追悼の言葉をささげたいと存じます。 向井長年君は、明治四十三年十一月、奈良県室生村に生をうけ、少年時代から俊秀の誉れ高く、長じて東京への遊学を志され、日本大学専門部法科に学び、卒業さ……
○町村金五君 私は、本院議員を代表いたしまして、ただいま永年在職のゆえをもって表彰せられました田中正巳君に対し、一言お祝いの言葉を申し述べます。 田中正巳君は、昭和三十年二月二十七日執行の第二十七回衆議院議員総選挙に当選され、政界に入られました。以来、衆議院議員に当選されること連続八回に及び、在職二十四年十カ月の長きにわたり衆議院議員として御活躍されてまいりました。その後、今年六月に行われました参議院議員通常選挙に当選され七月八日本院議員に転ぜられて、このたび国会議員として在職二十五年に達せられたのであります。 この間、同君はその高邁なる御人格と御識見をもって衆議院社会労働委員長、大蔵委員……
○町村金五君 私は、本院議員を代表いたしまして、ただいま永年在職のゆえをもって表彰せられました江藤智君、阿具根登君、白木義一郎君並びに故市川房枝君に対しまして、一言お祝いの言葉を申し上げます。 江藤智君は、昭和三十一年第四回通常選挙に全国区より当選され、以来今日に至るまで本院議員として活躍されてまいりました。その間同君は、運輸委員長のほか、第二次池田内閣の経済企画政務次官、第二次田中内閣の運輸大臣として、また一方、党内におきましては、自由民主党政務調査会副会長、総務副会長、さらに参議院自由民主党議員副会長、同国会対策委員会委員長等の要職を歴任されたのであります。 阿具根登君は、昭和二十八年……
○町村金五君 お許しをいただきまして、私は、議員一同を代表し、ただいま永年在職のゆえをもって表彰せられました小柳勇君に対し、一言お祝いの言葉を申し述べます。 小柳勇君は、昭和三十三年参議院福岡地方区補欠選挙に当選され、自来四たびの通常選挙において選挙民の強い支持を得て当選を果たされ、今日まで二十五年の長きにわたり、本院議員として御活躍をされてまいりました。 この間、小柳君は、社会労働委員長、石炭対策特別委員長、災害対策特別委員長及び交通安全対策特別委員長を歴任されますとともに、党内におかれましては、日本社会党参議院議員会長の要職につかれ、現在は日本社会党中央執行副委員長を務めておられます。……
○町村金五君 はなはだ僣越ではございますが、慣例によりまして、私が年長のゆえをもちまして、来る七月九日をもって任期を満了する議員を代表し、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいまは、議長からわれわれに対し御丁重なごあいさつをいただき、まことに感謝にたえません。私どもが任を終えて今日に至りましたことは、ひとえに議長並びに同僚各位の深甚なる御厚情と絶大なる御支援のたまものでありまして、ここに謹んで御礼を申し上げる次第でございます。 現下、わが国の情勢は内外きわめて多事多端でございます。どうか、皆様方におかれましては、一層御自愛の上、わが国の揺るぎない発展と、参議院の使命達成のために御尽力あらん……
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