筆坂秀世参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○筆坂秀世君 私は、日本共産党を代表して、現下の金融問題について、総理並びに大蔵大臣に質問いたします。 今、大和銀行の巨額損失事件、住専問題や膨大な不良債権など、今日の金融問題における政府・大蔵省と大銀行の責任が根本から問われています。 そこで、まず大和銀行ニューヨーク支店で発生した十一億ドル、一千百億円という巨額損失事件と、驚くべき隠ぺい工作について伺います。 アメリカ通貨当局が、この巨額損失を十一年間も放置し事件発覚後もひたすら組織ぐるみの隠ぺい工作に狂奔した大和銀行に対し、アメリカからの追放という厳罰を科しました。これは大和銀行の不正は言うに及ばず、アメリカヘの通報を怠った大蔵省の……
○筆坂秀世君 ただいま議題となりました金融機能の正常化に関する特別措置法案、預金保険法の一部改正案、金融監督委員会設置法案及び金融機能安定化緊急措置法廃止法案について、その提案理由を説明いたします。 金融機関の抱えている不良債権を道理ある方法で解決することは、日本経済が直面している重要課題の一つであります。問題は、そのコストをだれが負担するのかという点にあります。もともと不良債権は、バブルの時期に大銀行などが土地投機など乱脈の限りを尽くし、みずからつくったものであります。このツケを国民が負担させられるいわれはいささかもありません。 ところが、この間、政府は、銀行の責任を追及するどころか、超……
○筆坂秀世君 私は、日本共産党を代表して、小渕総理に質問いたします。 まず、日本経済についてであります。 今、日本経済と国民の暮らしが未曾有の危機に瀕しているという認識について、異論を差し挟む人はいないでしょう。経済であれ財政であれ、その破綻と傷が深ければ深いほど、そこから脱出するためには、その危機をもたらした原因を容赦なく究明し、それを正していく根本的な対策を講じるというのが鉄則であります。 九〇年代に入っての日本経済を大づかみに振り返ってみると、バブル崩壊後、九三年から九四年にかけては一%以下という低い成長率にあえいでいました。しかし、九五年には一・四%成長、九六年には五・一%成長を……
○筆坂秀世君 私は、日本共産党を代表して、日の丸・君が代を国旗・国歌とする法案について、総理に質問いたします。 まず、ただしたいことは、政府が言う国民的定着論についてであります。 言うまでもなく、今問われているのは日の丸・君が代を国旗・国歌として今国会で法制化すべきか否かです。この点で、法案が国会に提出されて以降どうでしょう。法制化に反対する声は日増しに高まり、先日も学者、文化人、宗教者等々、広範な人々の呼びかけによる日の丸・君が代法制化反対の一点での共同による大集会が行われました。 今国会での法制化について、国論が二分していることは世論調査でも明瞭であります。中でも特徴的なことの第一は……
○筆坂秀世君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました斎藤十朗議長不信任決議案に賛成の立場から討論を行うものであります。 斎藤議長が昨年七月三十日、第百四十三国会で議長に選任された際、「まことに身に余る光栄であり、心より皆様に御礼申し上げますとともに、その責任の重大さを痛感いたしております。この上は、公正無私を旨として、議院の正常かつ円満な運営を図る」と言明されました。我が党は、この言明を信頼して斎藤議長の選任に賛成をしました。ところが斎藤議長の議会運営は、みずからの言明も、我が党などの信頼も大きく裏切るものだったと言わなければなりません。 中でも看過できないことの第一は、斎藤……
○筆坂秀世君 私は、日本共産党を代表して、国政の幾つかの重要課題について森総理に質問いたします。 質問に先立ち、病床にある小渕前総理に対し、幾たびかの論戦を行った者としても、一日も早く回復されることを心から祈念するものであります。 また、小渕前首相が緊急入院されて以降の官房長官の発表に重大な虚偽や隠ぺいのあったことが明らかになっていますが、これは今後の内閣発表への信用にかかわる問題であり、事の経過を明確にすべきは森内閣の信頼性にかかわる重大事であることを冒頭指摘しておくものであります。 最初に、有珠山噴火対策についてです。 まず、被災され、苦闘されている住民の方々に心からお見舞いを申し……
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