斎藤晃衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○齋藤晃君 私は第一議員倶樂部の齋藤晃であります。新國会の性格が、少数者の意見を尊重するとともに、政党の立場を尊重するのは当然でございます。本議会におきましても、あるいは農民党、あるいは共産党、各小政党でありますことは、私ども喜ばしいのでございます。しかしながら、これらの政党というもの、議会の活動が、政治的活動にまつといたしましたならば、それはその政党の活動が、單にその所属する党員の数にのみよるものではないと考える次第でございます。 アメリカにおきましては、四百三十五名の議員の中におきまして、四百三十四名が両党に所属いたしまして、ただ一人が、第三党を組織しているそうでございます。すなわち、一……
○齋藤晃君 私は、第一議員倶樂部を代表いたしまして、平野農林大臣罷免に関する問題について質問いたしたいと存ずる次第であります。 平野農相の資格問題につきましては、片山内閣成立の当時において問題になつたけれども、重要な閣僚であるがゆえに一應これを認めるという結果になつて、その後平野農林大臣の行動というものが閣内の対立に拍車をかけるというために、追放が必至の情勢になつたということを、西尾長官が新聞記者團に言明しておりながら、農林大臣が絶対に辞職しないというて強硬なる意見を言えば、ただちに、しかも追放問題は別個として、閣内不統一の理由で罷免したのであるということを言うておるのであります。しかも審査……
○齋藤晃君 公職追放は、全國約二十万の該当者を指定したといわれまして、これこそ連合國最高司令官の覚書に従つて発せられました昭和二十二年勅令第一号によるものでありまして、最も嚴正かつ公平に行わるべきものであるにもかかわらず、かつて一世の疑惑の焦点となりましたあの平野農相の追放問題、あるいは当時の林國務大臣の追放、なお公職適否審査委員会の事務終了直前において、與党の大立物が突如として追放解除せられたがごとき、いずれも政治的策謀の具に供せられたにあらずやと考えられるのは、民主政治の汚点として、まことに遺憾にたえない次第であります。 公職追放は、個人の社会的生命を剥奪するものであつて、最も愼重を期さ……
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