三浦寅之助衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○三浦寅之助君 政府が食糧緊急対策といたしまして、第一次、第二次、あるいは第三次の超対策を発表すると言つております。この第一次の小包米の失敗であることは、すでに指摘されております。一体この失敗はどこからくるのでありましようか。おそらく第三次の、いわゆる農林大臣の超非常時対策として、公定價格の四倍の價格の引上げ、あるいは莫大な報奬物資を出すということも、いくらかの効果はあるかもしれませんけれども、その効果は、私は断じて期待はできないと確信するのであります。 その理由は、この案はいずれも農家の立場を十分に把握しておらない。農家の立場から言うならば、供出した後の余剩米を、政府やあるいはその他の機関……
○三浦寅之助君 供出制度に対しまして、社会党のご意見を拜聽いたしました。およそ政治は、絵に描いた餅、理想案では、とうてい國民生活の安定を期することはできません。要は、必ず実行し得る建前をとらなければならぬのであります。社会党の供出制度に対する御意見は、いわゆる徹底的民主化をはかることが根本のようであります。 一体徹底的民主化をはかるというけれども、日本全國の農家の個々の実情を、南は九州から北は北海道、あるいは地方的に、地理的に耕地の便を考え、また都会に近いところの、あるいは遠いところの農家もあり、あるいはその土地の地力、その農家の耕作面積、農家の農業能力、また各特殊の事情による肥料の配給、あ……
○三浦寅之助君 ただいまの委員長の報告に対しまして、自由党を代表いたしまして反対の趣旨を申し上げます。 倉石忠雄君に対しては衞視長毆打、有田二郎君、山口六郎次君に対しましては速記妨害の事実によつて、議長が懲罰の提起をされたのが本事案であります。 一体私どもは、いやしくも衆議院議員を懲罰に付すということでありますならば、申し上げるまでもなく事実の眞相を十分に探究し、あらゆる角度からこの事実を判断しなければならないのであります。しかるに、懲罰委員会におきましてこの事実を調査する場合におきまして、遺憾ながら、その証拠がほとんど上つておらないのであります。(「写眞に載つておるぞ」と呼び、その他発言……
○三浦寅之助君 私は、職業安定法の一部を改正する法律案、緊急失業対策法案及び労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案の三件に対しまして、民主自民党を代表し贊成するものであります。 経済安定九原則を忠実に実施し、敗戰後のわが國経済を復興することは、きわめて緊要なことであります。かかる段階において、経済安定九原則の強行にあたつては、行政整理、企業の合理化を行うことは避くべからざることであります。さらに潜在失業の顧在化、引揚民の失業、学生の就職難等相当深刻なる失業の現出しますることは予想し得られることでございまして、わが党におきましては、早くより総合的失業対策の樹立を叫んで來ておるのでございます……
○三浦寅之助君 私は、民主自由党を代表いたしまして、このたび提案されました労働組合法改正法案並びに労調法一部改正法案に対しまして、修正案を含めまして賛成の意を表するものであります。 労働組合の目的使命は、労働條件の維持向上をはかるとともに、産業の民主化と経済の興隆をはからんとすることは当然であります。刻下の急務は、長期の戰爭によりまして崩壞に瀕した産業を復興し、生産の回復をはかることであります。しかして、その重大なる責務は國民の過半を占めまする労働階級に課せられているのであつて、労働者こそは実に日本再建の責任と使命に輝けるものというべきであります。この意味におきまして、産業復興が低賃金を労働……
○三浦寅之助君 ただいま議長から御報告のありました故議員中助松君に対し、院議をもつて弔詞を贈呈し、その弔詞はこれを議長に一任するの動議を提出いたします。 御承知のごとく、中君ば、去る七月三十一日、議院運営委員会に委員として出席中、にわかに病を得て、再起不能のまま、遂にわれわれ同僚と永遠にたもとをわかつに至つたのであります。まことに痛惜哀悼の至りにたえまえん。この際、僭越ながら、私は、諸君のお許しを得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼の辞を述べたいと存じます。(拍手) 中君は、富山県のご出身でありますが、横浜市を第二の故郷として、この地と人に親しまれたのであります。明治大学を終えて数年の後……
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