佐伯宗義衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○佐伯宗義君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする議案に対し、本案はしばらくこれを留保し、今次國会において決議することに対し、反対の意義を明らかにせんとするものであります。まず結論的に申しますると、本案は……。
【次の発言】(続) 近く日本國有鉄道の発足に伴いまして、わが國の鉄道事業のあり方に関する根本的政策を確立した上で、その内容を整え、次期國会にこれを提出されんことを要望するものであります。
その理由を簡單に率直に述べてみたいと思います。すなわち本法案は、主として戰時中に、戰爭と関連して政府が強制的に買收した地方鉄道を、再び民有に還元せしめようとするものであります……
○佐伯宗義君 私は、改進党を代表いたしまして、今回上程されました電源開発促進濃案に関し、わが党の所見を逃ぺまして、深く反省を求めんとするものであります。 電力がわが国経済自立の唯一の道であることは、輿論のひとしく認めるところであります。だからといいまして、ただちにもつて電源特殊会社をつくることによつて達せられるというがごとき安易なものではありません。 まず第一に、電気事業再編成の経過にかんがみまして、政党政治の責任上、自由党政府といたしましては本案を提出すべきものでないと考えるのであります。顧みまするに、過去六年八簡月におたる占領政策中、幾多の民主佑が行われましたが、そのうち最も重要かつ至……
○佐伯宗義君 ただいま議題となりました国土調査法の一部を改正する法律案について、委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 御承知のごとく、国土調査法は、国土の開発、保全等に資するため、国土の実態を科学的かつ総合的に調査することを目的とし、昭和二十六年六月一日から施行されましたが、本事業の進展に伴い、かつまた過去二箇年の実績にかんがみまして、補助金の交付及び国土調査の実施の手続に関し現行の規定を改める必要が痛感されるに至つたのであります。 すなわち、本案の改正の第一の点は補助金交付に関する規定でありまして、これまで国土調査を行う者のみに交付した補助金をば、国土調査を行う者に対し……
○佐伯宗義君 ただいま議題となりました離島振興法案について、委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 御承知のごとく、わが本土より隔絶した外海の離島は、幾多の海陸資源を蔵しながらも、自然的、社会的諸条件の制約によつて、いまなお未開発の部面が多く、しかも島民は文明の恩沢に浴することがはなはだ薄いのであり、その民度水準はきわめて低く、経済的にも想像以上のみじめな状態のまま取残されたところが多いのであります。かかる離島の開発のための基礎条件をすみやかに整備し、産業振興の施策を強力に推進して、離島の後進性を除去するとともに、島民生活の向上をはかり、国民経済と文化の発展に寄与せしむるため……
○佐伯宗義君 ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 御承知のごとく、昭和二十二年七月施行されました独占禁止法は、私的独占、不当な取引制限及び不公正な競争方法を禁止し、事業支配力の過度の集中を防止して、公正かつ自由な競争を促し、国民経済の民主的で健全な発達を促進することを目的とするものであり、わが国の経済民主化憲法とまで称せられた重要な法律であります。従つて、たといこれが占領中に施行された法律ではありましても、わが国民経済が国内的にもまた国際的にも健全な発展を達成するためには、……
○佐伯宗義君 ただいま議長から御指名を受けました通り、私は、諸君の御同意を得て、去る八月十四日逝去されました故衆議院議員正五位勲三等三鍋義三君に対し、議員一同を代表して、君が民主憲法を守り、世界の平和と国民の幸福をもたらさんがため、一身を国事に尽くされたことに対し、つつしんで哀悼の意を表するものであります。(拍手) 三鍋君とは同郷であるとはいえ、政治上の立場を異にしていた私が、数多くの先輩、同志の間から選ばれ、今この議場において君に対する追悼の辞を述べますことは、まことに感慨無量、痛惜の念にたえぬものがあります。 君は、明治三十一年富山市に生まれ、富山中学を経て京都武道専門学校に学び、卒業……
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