内藤友明衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○内藤友明君 ただいま議題となりました税に関する三法案に対しまして、私は新政治協議会を代表いたしまして、三法案中、所得税法の臨時特例等に関する法律案には反対、他の二案につきましては賛成するものであります。 反対の理由をきわめて簡單に申し上げたいと思います。それは農業者及び申告納税をする個人業者、自由職業者に対して減税の措置がとられていないからであります。御承知の通り、今回の改正は、シヤウプ税制使節団の勧告に基いて立案されたのであります。使節団が、一九四九年十月一日から農業者その他の所得税について一五%の減税をするようにとの勧告をされたのでありますが、これを政府が一方的に削除して実現させなかつ……
○内藤友明君 私は、国民協同党と新政治協議会を代表いたしまして、ただいま委員長から報告になりました八つの法案に対しまして、反対するものであります。ここに、他の諸君が反対理由を申し述べられたことと重複を避けまして、ごく簡單にその意見を申し述べたいと思います。 まず政府は、これらの税法によりまして国民の負担が公平になり、さらに著しく軽減されると説明されましたが、その内容を検討しますると、必ずしもさようではありません。なるほど、昭和二十五年度の予算措置におきまして、二十四年度に比べ九百十三億軽減となつておりますが、この金額は価格調整費の大幅の軽減から来るのでありまして、すなわち昭和二十四年度は二千……
○内藤友明君 ただいま議題となりました七法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、地方公共団体の負担金の納付の特例に関する法律案について申し上げます。この法律案は、最近における地方公共団体の財政状況にかんがみ、国の行う直轄事業について、地方公共団体が道路法、河川法、土地改良法及び港湾法等の法律に基いて負担する負担金については、当分の間政令で定めるところにより、当該地方公共団体の発行する地方債の証券をもつて納付することができることといたそうとするものであります。 次に、社等等に無償で貸し付けてある国有財産の処分に関する法律の一部を改正する法律案は……
○内藤友明君 ただいま議題となりました協同組合による金融事業に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会にお捗る審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この法律案は、千葉大蔵委員長外十一名提出の法律案でありまして、信用協同組合が行う金融を一層円滑にいたしますために、大蔵大臣の認可を受けまして、同組合が同組合員以外の者の預金業務を行うことができることにいたそうとするものでありまして、この場合におきましては、監督権も大蔵大臣に移管することになつております。 本案につきましては、去る七月三十日提案者から提案理由の説明を聴取いたしまして、質疑を省略し、福田赳男君から付帯決議を付……
○内藤友明君 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びにその結果について御報告申し上げます。 本法律案の内容は次の諸点であります。まず第一に、今次税制改正の一環として、資本蓄積の促進に資するため、個人の長期性預貯金などについて受ける利子所得については他の所得と分離して五%の税率で所得税を課することとし、また今後一年間のうちに支払いを受ける配当所得については、その源泉徴収税率を現行二〇%から一五%に引下げることであります。次に、価格変動準備金について、これを積み立て得る余地を多くして、価格変動に対処することができるようにしようと……
○内藤友明君 ただいま議題となりました証券取引法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この法案は、最近一部の貸金業者に見られますように、株券等の募集、売出しなどに際し、その株券などの額面価格が常に保証ざれ、または一定の配当などの支払いが保証されるものと誤認させるような誇大な宣伝方法を用いて投資を勧誘し、これを信頼して投資に応ずる一般大衆に不測の損害を与えている実情にかんがみまして、投資者保護のために、これらの勧誘行為の規制を一層強化しようとするものであります。 その内容について申し上げますと、第一に、株券などにつき、その投資額相当……
○内藤友明君 ただいま議題となりました出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この法案は、いわゆる町の金融と称して、最近の事例に見られるごとく、不特定かつ多数の者から金銭の受入れをして、後日出資者に不測の損失を与え、一般経済の秩序を乱した事態にかんがみ、出資金の性格を誤認せしめるような出資の受入れを禁止し、大勢の人人を惑おすような金銭の受入れの方法をなくして、金融秩序の維持をはかろうとするものであります。 この法案の内容の概略を申し上げますと、第一は、何人も不特定かつ多数の者に対して後日出資した金額以上を払いも……
○内藤友明君 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会の審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 この法律案は、従来の課税の経緯にかんがみまして、医師及び歯科医師の社会保険診療等による所得に対する所得税または法人税について特別の措置を講じようというのであります。 この内容は、社会保険診療による事業所得の計算上、その医療にかかる必要経費は、所得税法第十条第二項の規定にかかわらず、支払いを受ける金額の百分の七十二にすることができるようにするのであります。 その特別措置は、昭和二十六年及び二十七年分の課税について政府が閣議決定によつて行政措置……
○内藤友明君 ただいま議題となりました補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この法律案は、補助金等にかかる事業費について、過大にあるいは不実に積算したり、設計通りの工事を施行しなかったり、はなはだしいのは架空の工事や二重の申請をして国庫補助金等の交付を受けているもの等が多いことにかんがみ、かたがた、第十七回国会参議院予算委員会において決議されました予算の不正・不当支出防止に関する決議を尊重して、これら補助金等にかかる予算の執行の適正化をはかるため、政府においては、第十九回国会に補助金等に係る予算の執行の適正化……
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