橋本金一衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○橋本金一君 政府は常に耐乏と協力、血と汗の労力によつてのみ経済の安定、食糧危機の突破をはかり得ることを強調いたしておられるのであります。國民もとより、これらは首相の申すまでもなく、よく承知はいたしておりますればこそ、それら血となり肉となるべき食糧を求むるのに悩みある現実にあるのでございます。組閣以來、いろいろと食糧問題に対する対策は講ぜられたのでありまするが、遺憾ながらすべては蹉跌を來しまして、今日の非常危局を招來いたしてまいつたのであります。 さいわい今回連合軍の好意によりまして、二百三十万六千石の放出を許されたのではございますが、しかし必要なる食糧問題解決のためには、明日をはからなけれ……
○橋本金一君 司令部の食糧放出により一應緩和した感はありますが、少くとも食糧に関する限り、再三の施策は遺憾ながらほとんど不成功に終つておるのであります。しかして明日に備えるために、本日の討論会を機に、各方面からの生産供出に対する御意見を承つたのでございます。殊に菊池君の発言中にありました生産並びに供出の問題に対しましては、私ども理想とし、理論的には全面的賛意を表するのでありますが、ただ理想、理論によつてすべての政網が行われ得るならば、今日まで政府当路の計画はこれほど蹉跌を來すべきものではなかつたのであります。要は、人心の機徴をつかみ、そこに理論づけがなければ、ほんとうの実ある計画は立つものでは……
○橋本金一君 私は、民主党を代表いたしまして、二、三の希望を付して賛成をいたします。 御承知のごとく、近く廃止の対象となつております各種公團は、いずれも三箇月間の廃止延期となつておるのであります。しかるにかかわらず、ただいま上程になりました食糧並びに原材料貿易公團に限りまして三月三十一日をもつて即時整理されることとなり、しかも整理せられる職員は、退職について一箇月の予告手当も與えられず、労働基準法並の退職慰労金をも認められぬのであります。かかる結果、整理の対象となる二千七百余名の職員は、生活の保障もなく街頭に放り出されなければならない結果と相なるのであります。今後整理せらるる公團の関係者に、……
○橋本金一君 ただいま議題になりました配炭公團法一部改正に関しまする法律案のうち修正に対しましては、民主党を代表して賛成をいたします。(拍手) 本法案は、すでに三月末に有効期間満了に際しまして一應審議に相なつたのでございます。しかし、当時歩政府におきましても、まだ具体的な方針も立つておりませず、いろいろな複雑なる問題もありまして、六月一ぱいまで延長をいたされて來たのでございます。さらにこれが來年の三月まで重ねての延長と相なつておるのでありますが、その間におきまして一部改正をいたされまするのが、今回の低品位炭に対するところの除外の面であるのでございます。 この低品位炭に対しましては、もちろん……
○橋本金一君 各党各派を代表いたしまして、ただいま議題となりました金融梗塞打開に関する決議案の趣旨弁明をいたしたいと存じます。 まず決議案を朗読いたします。 金融こう塞打開に関する決議 政府は、経済の安定と産業の復興を企図し、一面企業の合理化を促進し、他面金融の引締め政策を強行しつつあるが、内外における経済事情の変化と政策転換の過渡的現象として、今や国内一般産業は、重大なる危局に当面しつつあり、特に年末金融の繁忙期を控えて、財界不安の兆漸く著しきものあるを認む。 よつて政府は、金融こう塞の現実にかんがみ、速やかに適正円滑なる金融的措置を講ずるとともに、その結果につき第七回国会の……
○橋本金一君 民主党を代表いたしまして、ただいま議題となつております各案件に対し反対の意を表します。 大体内容並びに数字につつきましては、ことに自由党の代表から感謝感激のうちに詳細にお述べになりましたから、つとめて簡單に私は反対の一、二を申し述べまして、皆さんの御了解を得たいと思います。 大体犯則につきましてもいろいろ解釈はございますが、最も重要な点、あまりに納税者を奴隷視してはおらないかという点であるのであります。従来は、一応調査あるいは捜査の場合におきましては、それぞれ必要な立会人を設けてあつたのでありますが、今回婦女子に至りましては、もちろん二十歳の成年者の立会いはあるとはいえども、……
○橋本金一君 ただいま議題となりました配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案につきましては、民主党を代表いたしまして反対をいたす次第でございます。 反対の理由といたしましては、今回の損失百十九億余万円は、不可抗力によつて生じたものはほとんど何もないのでございます。第一は経営の無責任により、あるいはまた不当なる支出により、さらに廃止直前におきまして不正なる取引によつて生じたるものが大半をなしておるのでございます。その二、三の内容を明らかにいたしたいと存じます。 各種公団の経営並びに余計経理につきましては、すでに昨年の春以来相当問題と相なつておつたのでぎざいますが、とわわけ配炭公……
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