国会議員白書トップ衆議院議員川崎秀二>本会議発言(全期間)

川崎秀二 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

川崎秀二[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP500(衆)
154位

本会議発言(非役職)歴代TOP100(衆)
87位
24期TOP25
17位
25期TOP10
9位
27期(政府)TOP25
13位
24期(非役職)TOP25
12位
25期(非役職)TOP5
3位

川崎秀二衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクからページ内の各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

23期
(1947/04/25〜)
発言数
5回
95位
発言文字数
21783文字
55位

24期
(1949/01/23〜)
発言数
11回
80位
発言文字数
54089文字
17位
TOP25

25期
(1952/10/01〜)
発言数
1回
63位
発言文字数
14048文字
9位
TOP10

26期
(1953/04/19〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

27期
(1955/02/27〜)
発言数
9回
31位
発言文字数
12305文字
99位

28期
(1958/05/22〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

30期
(1963/11/21〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

31期
(1967/01/29〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

32期
(1969/12/27〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

34期
(1976/12/05〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-


衆議院在籍時通算
発言数
26回
311位
発言文字数
102225文字
154位
TOP500

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

23期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
5回
21783文字
36位

24期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
11回
54089文字
12位
TOP25

25期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
14048文字
3位
TOP5

26期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

27期
議会
0回
0文字
-
政府
9回
12305文字
13位
TOP25
非役職
0回
0文字
-

28期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

30期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

31期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

32期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

34期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
9回
12305文字
264位
非役職
17回
89920文字
87位
TOP100

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

27期
厚生大臣政府、第22回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

23期(1947/04/25〜)

第2回国会 衆議院本会議 第29号(1948/03/23、23期、民主党)

○川崎秀二君 芦田内閣は、終戦後三年、敗戦國の戦後経済が当然にたどる苦悩と創痍が國民の台所生活にまで深く食い亡んでまいりました窮乏のさ中に誕生したのでありますから、その前途はまさに苦難に満ちていると覚悟しなければならぬのであります。しかしながら、國民生活を塗炭の苦しみより救い、祖国復興の大業に直進する機会を得たといふことは、政治家としてその抱負と計画に基いて眞の勇氣を振い得るところを得たというべきであります。  終戦後の政府は、いずれも経済施策に満足すべき業績を残さなかつたのでありまするが、一面、それぞれ内閣の構成と性格に應じた歴史的役割を遂げてまいりましたことを否定するわけにはまいらないので……

第2回国会 衆議院本会議 第52号(1948/05/29、23期、民主党)

○川崎秀二君 私は、民主党を代表して、簡單に賛成の理由を申し述ぶるものであります。  國際労働機関が信念といたしておるところは、ただいま提案者よりるる御説明がありました通り、世界の恒久平和は社会正義に基礎を置かなければならない、労働條件の改善は、あらゆる犠牲を拂つてもやらなければならないということを強く申しておるのでありまして、これこそは、まさにわが國の新憲法の精神と合致するものと言わなければならないのであります。  私は、この國際労働機関への復帰ということは、二つの大きな意義があると思うのであります。その意義の第一は、わが國が國際労働機関に復帰をいたしますことは、わが國の國際社会への復帰とい……

第3回国会 衆議院本会議 第22号(1948/11/27、23期、民主党)

○川崎秀二君 私は、野党側を代表しまして、國家公務員法と官公吏の新給與予算の関係は一体不可分のものであるという決議案の趣旨弁明をいたしたいと思うのであります。(拍手)  ただいま本院の人事委員会において審議中の國家公務員法と官公吏の新給與は表裏一体のものであるということは、きわめて明白であり、マツカーサー書簡を読んだ天下の良識人は、何人もこれを疑つておらないのであります。しかるに吉田総理大臣は、去る二十三日、衆議院の運営委員会において、これは必ずしも不可分のものでない、分けてもよいものであるというようなことを言明され、同日衆議院に対し、國家公務員法の審議を二十七日までに終了するようにという強硬……

第4回国会 衆議院本会議 第9号(1948/12/11、23期、民主党)

○川崎秀二君 私は、民主党を代表して、きわめて簡潔に賛成の意見を申し述べたいと思います。  現業官吏や公共企業体の職員が罷業権を禁止されるということは、基本的な人権の上から見ても、また労調法制定の趣旨から見ても、まことに遺憾なことでありまするが、マツカーサー書簡のよつて來りまするところのゆえんは、過去二年間における極左労働運動に対するところのきびしい反省を加えておるのであります。(拍手)從いまして私どもは、この段階に至りましては、國家の再建を重しとし、経済安定をより重要に考えて、本法案に賛成するものであります。(拍手)

第4回国会 衆議院本会議 第19号(1948/12/21、23期、民主党)

○川崎秀二君 私は、民主党を代表しまして、簡單に野党共同修正案に賛成の意見を述べるものであります。  今や國会におきましては、歴史上、憲政史上きわめて画期的な事件が進捗しておる。すなわち、政府が今國会に提案したところの重大法案であるところの給與法案が、みずからこれを否定し、野党の共同修正案が通過をしようということは、憲政史上まことに画期的なことであります。(拍手)政府は、この重大な段階にあつて、すでに政局担当の能力を喪失しておる。すなわち、現下最も重大な問題は何であるかと言うならば、言うまでもなく財政経済政策である。財政経済政策の中核体は何であるかというならば、賃金政策であります。賃金政策にお……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 衆議院本会議 第24号(1949/04/30、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 労働法規改正の是非が世論の対象となりましてから二年ほどになります。ここに吉田内閣によりまして労働組合法、労働関係調整法の一部を改正する法律案の提出を見たのでありまするが、この改正案は、去る二月中旬労働省試案として一般に公表されたものとは、著しい変貌を見ておるのであります。私は、まず政府はいかなる心構えと方向に基いて労働法規改正に手をつけ、さきに反労働者的性格の濃厚な試案をし、その後一轉して、今次の改正案になつたか、改正の重点をどの点に置いたか糾明いたしたいと思うのであります。  現行の労働三立法は、終戰後倉皇の間につくられたものでありますから、もちろん完璧な法律とは言いがたいもの……

第5回国会 衆議院本会議 第26号(1949/05/10、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 民主党としての簡單なる賛成の意思を表明いたします。  今日スポーツの振興について特に強調しなければならない問題に二つあると思うのであります。その一つは、スポーツの真髄でありますところの、先ほど以來御強調にはなりましたが、フエア・プレーの精神というものは、ひとり青少年のみでなく國民一般に浸潤をする、これが一番かんじんなスポーツ振興の眼目でなければならぬと考えるのであります。競技はもちろん勝敗がございます。しかしながら、勝ちさえすればいかなる手段を用いてもいいというような考え方は、戰後の日本からは拂拭されて行かなければならぬと、私は強く考えるのでります。オリンピツク大会の始祖でありま……

第6回国会 衆議院本会議 第17号(1949/11/26、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 民主党野党派は補正予算に反対するものでございます。(拍手)  今回の予算につきまして、政府はドツジ・ラインを堅持した均衡予算であると言つておりますが、その実体は、第五国会において成立を見ましたデフレ的総予算によつて起つたところの金融の逼迫、産業の萎靡沈滯、失業者の増加によりまして不景気と社会不安が起り、加えて全国各地の災害のために、遂にこれを修正せざるを得なくなつた政府の申訳的予算でありまして、依然としてデフレ傾向の強いことから、われらは反対するものでございます。  過ぐる第五国会におきまして、わが党は、この日あることを期し、すでに修正案を提出いたしておるのでございます。今回の補……

第6回国会 衆議院本会議 第20号(1949/11/29、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 私は、野党各派を代表し、幣原衆議院議長に対する不信任案の趣旨弁明をいたさんとするものでございます。
【次の発言】(続) 昨日の本会議におきまして、わが国漁業界の改革と発展に重大なる関連を持ちますところの委員長報告にあたりまして、石原水産委員長は、報告の終了に際し、漁民の陳情に言及し、━━━━━━━━━━━━━━━━━
【次の発言】(続) ━━━━━━━━━━━━━━━━、漁民諸君がさしあたる難局に屈せず、不撓不屈の精神をもつて御努力あらんことを祈る、というようなことを述べまして、満場を唖然とさせたのでございます。(拍手)  元来委員長報告なるものは、委員会における経過と結果につい……

第7回国会 衆議院本会議 第24号(1950/03/10、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 私は、民主党を代表し、昭和二十五年度総予算案に反対するものでのります。  今回の一般、特別両会計並びに政府関係機関の予算案を目して、政府は昭和六年以来の均衡予算と称し、復興と安定の両性格を滞びたものとして自画自賛をいたし、しきりに楽観説を放つておりまするが、その実体はまつたくこれに反し、二十四年度予算に引続くデフレの傾向は依然として濃厚であり、予算の根底をなす財政対策は、弱肉強食、冷酷無情の自由資本主義の姿を随所に現しているものと申さなければなりません。(拍手)  反対理由の開陳に先だちまして、わが党初め国民協同党並びに新政治協議会は、総予算の性格が、資本の蓄積に名をかりて、経済……

第7回国会 衆議院本会議 第35号(1950/04/08、24期、民主党(第九控室))

○川崎秀二君 私は、電波関係三法案の修正案に対しまして、大局的見地から賛成するものであります。  今回国会に上程になりました三法案は、いずれも終戦直後以来、電波と放送がいかにすれば最も民主的かつ公共の福祉に適合するかという角度から、政府当局と関係方面において四年越しにわたるところの折衝が重ねられて来たものでありまして、その間における立案者の苦心は、十分にこれを認むるものでございます。  電波法案並びに公聽会の論議を十分に絞り込みまして、各党の修正案が通つたわけでありまするから、もはや論議の余地は少ないようであります。ただ問題は、電波法は決して電波の統制法ではんくして、電波の保護法であり、かつ空……

第8回国会 衆議院本会議 第4号(1950/07/15、24期、国民民主党)

○川崎秀二君 私は、国民民主党を代表いたしまして、吉田内閣総理大臣の施政方針演説に対し総理並びに関係閣僚に総括的質問を行わんとするものであります。  参議院議員選挙後、わが国内外の情勢は著しく変貌を来し、講和問題の進展、共産党幹部追放問題を経て、最近隣邦韓国は北鮮軍の侵入を受けるに至りまして、わが国を囲繞する四辺の情勢は、まさに終戰以来最初の重大なる異変に包まれているのであります。このことは、世界のいずれの国にも劣らぬ平和国家たることを最高の理想とする日本にとりまして。試練の日が眼前に迫りつつあることを意味するのであつて、このときこそ、一国を率いて立つ総理大臣は、世界平和に対する燃ゆるがごとき……

第9回国会 衆議院本会議 第8号(1950/12/04、24期、国民民主党)

○川崎秀二君 目下今国会の中心題目として上程されております補正予算案は、日本を初め全世界の視聽を集めて、国民関心のもとにその審議が続行されておるのでございます。しかるに本委員会の最初から、與党側は数を頼んで暴力的なるところの運営を行つて参りました。しかして本日その最終的段階にあたつては、驚くなかれ、各党の党議決定を待つことなく、あまつさえ、占領下当然のこととして各政党が折衝を開始いたしておるところの修正案の成否をも見ずして突如として討論採決に至るなどというがごとき暴挙は、いまだかつてなき暴力的政治の出現でございます。  二、三日前から最も大きな政治問題となつて参りました地方財政に対する平衡交付……

第13回国会 衆議院本会議 第8号(1952/01/26、24期、国民民主党)

○川崎秀二君 目下国会に提出中の予算書は、明らかに財政法に背反し、憲法に背反するところの重大な疑義を含んでおるのであります。これは、今回提案を見ました昭和二十七年度一般会計予算書の第四十六ページに継続費というものがあります。その継続費は、北海道開発事業として、幾春別川総合開発事業費二十億を含みまして、本年度の費用として五億を計上し、また鬼怒川外二河川の総合開発事業費として四十六億四千二百四十万円を計上しまして、本年度十四億七千八百五十万円を計上いたしておるのでありますが、このことの出て来ました法律的根拠というものは、きわめて奇々怪々でありまして、想像するに、これはただいま参議院で審議中の財政法……

第13回国会 衆議院本会議 第18号(1952/03/04、24期、改進党)

○川崎秀二君 ただいま私に対しまする懲罰の案件が出されておりまするが、元来国会議員は、議事の進行につきまして重大なる問題が惹起いたしました際には、発言を求める権利は自由に許されておるのであります。(拍手)私は、去る一月二十六日、再開後の国会の冒頭に起りました予算案の財政法背反並びに憲法違反の疑義の問題につきまして議事進行の発言を、議長の手元に正式の書類をもつて求めたのであります。従いましてこれは適時かつ適法の発言であるととは間違いありません。(拍手)  しかも、衆議院規則第百二十九條を見ますると、「議事進行に関する発言は、議題に直接関係があるもの又は直ちに処理する必要があると認めたものの外は、……

第13回国会 衆議院本会議 第41号(1952/05/13、24期、改進党)

○川崎秀二君 ただいま提案の趣旨弁明にもありましたように、労働三立法は、わが国終戰後にできましたるところの法律といたしまして、労働組合の結成を援助し、労働者の基本的人権を認め、かつ労働者の今後日本におけるところの地位を規定したものでありまして、これが終戰後のわが国の再建に著大なる効果を上げたということは、労働大臣みずからも認めておる通り、今日では国民の何人もこれに疑いをさしはさむものはないのであります。しかるにかかわらず、この労働三立法に関しまして今回政府は、一部の改正であるとはいうものの、労働関係調整法のごとく、労働者の基本的人権並びに中央労働委員会の中立性の維持というものに対して大きな疑点……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 衆議院本会議 第7号(1952/11/27、25期、改進党)

○川崎秀二君 私は、昨日重光総裁が大所高所から総理の所見をただされましたので、本日は内外施政の焦点につき具体的な問題をとらえて、政府の所信をたださんとするものであります。(拍手)  自衛力の強化を初め、幾多の案件をめぐつて、国民が最も関心を払つておる点は、講和成立後、日本が国際社会に伍して独立国家としての性格を完全に把持し得るかどうかという点であります。この意味で、現下国民の神経が集中しつつある問題は、国連軍との行政協定であります。この協定の締結が難航し、交渉中の日本代表が多数の関係各国の間に孤軍奮闘しつつある状況は、国民の目にいたくしく映じ、その御努力には敬意を払いますが、思えば、災いは、近……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 衆議院本会議 第10号(1955/03/31、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) 松前議員の御質問に対してお答えをいたします。  ビキニ被災によってなくなりました久保山さんの死因は、ビキニ被災によってなくなられたのでありまするから、これは国際的にも政治的にも当然ビキニ被災によるものであることは明らかであります。しこうして、これをこまかく申し上げまするならば、生前の診療及び死後の死体解剖に当った医学者の判定によりますると、放射能神肝硬変と名づくべきものだそうでありまして、放射能による重要な変化が肝臓、骨髄、淋巴系臓器などに現われておったそうであります。死後久保山氏の諸臓器に過剰放射能が認められ、その肝臓につきまして東京大学の理学部の木村研究室で検査を……

第22回国会 衆議院本会議 第13号(1955/04/27、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) ただいまの御質問の中に、防衛費膨張のために内政費、特に社会保障経費にしわ寄せが来ているのではないかというような御指摘がありましたが、さようなことはございません。むしろ、本年の社会保障経費は、失業対策費を含めまして一千六億となり、昨年に比べて五十一億も増加をいたし、わが国において初めて予算歳出総額の一〇%をこえるに至っております。(拍手)私は、これをもってしてもなお満足はいたしておりませんが、社会保険の強化を中心として現内閣の社会保障政策は、一兆円というワクの中においては、他の経費に比べ大幅に前進していると考えるのでありまして、この点十分に御了承願いたいと存じます。(拍……

第22回国会 衆議院本会議 第14号(1955/04/28、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) 成田議員からお尋ねのありました、ビキニ関係の慰謝料の配分について申し上げます。ビキニ関係の慰謝料の配分につきましては、根本官房長官を委員長といたしまして、各官庁の委員の打合会を十数次にわたり開会いたしました結果、本日次のように配分計画を決定いたしました。  第一、治療費二千五百四十七万四千円、第二、慰謝料及び傷病手当金五千四百二十六万二千円、第三、漁獲物廃棄による損害七千九百二十八万九千円、第四、危険区域設定による漁船の損害五千百十六万三千円、第五、魚価低落によるマグロ生産者の損害四億五千四十二万四千円、これが一番大きくなっております。第六、商船関係損害百二十七万二千……

第22回国会 衆議院本会議 第15号(1955/04/30、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) 平野議員の御質問にお答えいたします。旧軍人恩給並びに遺家族援護につきましては、本予算におきましても十分考慮をいたしましたし、逐年これを強化いたしていく方針であります。ことに、予算編成の途上におきまして、民主党政調会よりも強い要求があったのと相待ちまして、ベース・アップの一部が実現をいたしました。いわゆる大蔵原案よりも、提出された本予算案は二十七、八億の増加となり、昨年度予算よりも実質上四十七億九千万円の増となっております。恩給受給資格喪失による当然の減少を除きましてもなお十三億の増加となっておることを、御承知おきを願いたいと思うのであります。もちろん、国家財政の制約か……

第22回国会 衆議院本会議 第18号(1955/05/19、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) 学童の修学旅行につきましては、平素から文部省とも連絡をとりまして、児童の社会的知識を広める機会として万遺憾のないよう、特に災害の起らぬよう措置をいたしておりますが、厚生省として特に注意をいたしておりますのは、旅行先における食品衛生を中心としてであります。一昨年あたり、かなり旅先では食中毒等の事故がありました。その後、各県の衛生部当局を指導督励いたしまして事故の絶滅に努めておりますが、本年に入りましては、幸いに今日までのところ全く皆無の状態であります。しかし、これから夏にかけましては食当りの起りやすいシーズンにもなりますので、一そう留意いたし、かかることのないように努力……

第22回国会 衆議院本会議 第26号(1955/06/09、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) 健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明いたします。  今回の改正案の具体的な提案理由に入ります前に、当面いたしておりまする健康保険の諸問題とこれの処理対策につき御説明いたしたいと思います。  健康保険制度は、昭和二年実施以来、わが国社会保険の中核として、労働者の生活に不可欠の制度として親しまれ、その制度内容も逐年充実を重ねてきておるのでありますが、昭和二十八年の末に至りまして、相次ぐ医療費の増高が収入を上回り、昨年度に入りまして以来、保険経済はきわめて困難なる事態に立ち至ったのであります。この情勢に対処して、政府は、昨秋以来、被保険者の報酬……

第22回国会 衆議院本会議 第33号(1955/06/25、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) ただいま総理大臣からも御答弁がありましたが、恩給法及び遺族援護法における年金等の支給は、国家補償の精神に基いたものでありますから、国民の最低生活を維持することを究極の目標といたしておりますいわゆる社会保障制度とは、一応出発点としては区別されるべきものであろうと考えております。私は、戦没者、遺族等の今日置かれている現状よりいたしまして、その心情と境遇を思うとき、今回の恩給法改正は、政府原案に加えて、自由党、民主党両党の熱烈なる御意見により修正を見たのでありますから、心より同意をいたしております。しかし、文官恩給との均衡がとれつつある今日では、次第にこの軍人恩給も限界に近……

第22回国会 衆議院本会議 第50号(1955/07/29、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) ただいま御決議になりました健康保険の赤字対策につきましては、本年度予算において一応の責任ある措置を講じたのでありますが、御趣旨の通り、これをもって足れりとせず、社会保障の中心課題であります健康保険制度の将来の健全なを発展をはかるためには、根本的施策の緊急性を感ずる次第であります。従って、この意味におきまして、学識経験者よりなる七人の委員に委嘱いたしまして、ただいま抜本的対策を考究してもらっておりますが、今秋早々には答申を得る運びになっていますので、その具体的対策の上に立ち、政府の成案を得て、御趣旨を尊重し、根本的解決をはかる所存でございます。(拍手)

第22回国会 衆議院本会議 第51号(1955/07/30、27期、日本民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(川崎秀二君) ただいま御質問の、第三国人戦犯の援護対策に対しましては、過ぐる戦争における経緯とその跡始末といたしまして、日本としても、これを放置することは――国の名誉上、逡巡することはできないと考えております。  山下議員の御指摘の通り、五月の中旬に二名の戦犯が釈放されたにもかかわりませず、日本の社会の受け入れ態勢が整っておらないということを理由といたしまして、本人たちは依然として巣鴨の方にいる方がよいというので、がんばっていることは、政府としても、はなはだ不面目でございます。  そこで、私は、直ちに法務大臣に積極的に連絡をいたしまして、昨日閣議の決定をもちまして、次のような措置を……


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ページ更新日:2024/10/21
データ入手日:2024/10/20

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