国会議員白書トップ衆議院議員井上良二>本会議発言(全期間)

井上良二 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

井上良二[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP500(衆)
183位

本会議発言(非役職)歴代TOP100(衆)
100位
23期TOP50
46位
26期TOP25
25位
23期(政府)TOP25
24位
26期(非役職)TOP25
17位

井上良二衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクからページ内の各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

発言数
12回
40位
発言文字数
24441文字
46位
TOP50

発言数
11回
80位
発言文字数
36223文字
51位

25期
(1952/10/01〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

発言数
4回
45位
発言文字数
20207文字
25位
TOP25

発言数
3回
131位
発言文字数
10064文字
124位


衆議院在籍時通算
発言数
30回
255位
発言文字数
90935文字
183位
TOP500

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

議会
0回
0文字
-
政府
6回
6173文字
24位
TOP25
非役職
6回
18268文字
50位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
11回
36223文字
43位

25期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
4回
20207文字
17位
TOP25

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
10064文字
108位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
6回
6173文字
377位
非役職
24回
84762文字
100位
TOP100

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

23期
農林政務次官政府、第1回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 衆議院本会議 第34号(1947/09/20、23期、日本社会党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(井上良次君) 農林省所管に関する御質問のうち、大臣が差支えがありますので、私から御答弁を申し上げます。  今回関東・東北を襲いました水害は、実に未曽有のの大被害を各地に與えまして、特にまさにみのりを見ようとしております農作物の被害は、非常に甚大なものがあります。これら被害地の耕作農民の心情を考えますと、まつたく同情その極にわれわれはあるのであります。  そこで政府といたしましては、これら被害地の農民に対する應急施設といたしましては、それぞれ必要な手当を加えておりますが、今御質問の被害地の農作物、特に主要食糧の供出に対して免除するかどうかというお尋ねでございますが、これらの問題につき……

第1回国会 衆議院本会議 第37号(1947/09/27、23期、日本社会党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(井上良次君) 今秋の家庭燃料は、電力・ガス・薪炭・れんたん・豆炭を総合して需給計画を立て、危機を突破する方針を実行してまいつております。その有力なる一翼として、亞炭を増産すべしとの御意見でございますが、その御意見には、政府としてはまつたく同感でございます。  この冬の家庭燃料について、この際一言申し上げておきたいと存じます。薪炭の第一・四半期の供出成績は、昨年の同期に比較しまして、二割弱の良好な成績になつておりますが、第二・四半期以降の成績は、生産縣の食糧不足その他の惡条件のために、政府のつかみ得る数字は漸次減少する傾向にある状態であります。また今御指摘のように、東北・関東の水害の……

第1回国会 衆議院本会議 第56号(1947/11/07、23期、日本社会党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(井上良次君) ただいま中村議員より、目下國会で審議を願つております臨時農業生産調整法に含まれております二億円の予算の問題について、これがもし通らなんだ場合には、この予算を農業技術員育成に使つたらどうか、こういうお尋ねのように伺つたのでありますが、政府といたしましては、農業生産調整法は現下の供出制度の欠陷を是正いたしまして、農業生産力を高揚するために必要なる法律案として本國会に提出したのでありまして、この通過に対しましては、國会の皆さん方の御協力を願いたいと考えておりますし、なおこの法案の実施に伴いまして、当然その経費が農業技術員育成の費用として今お示しの一億九千万円近いものを含んで……

第1回国会 衆議院本会議 第57号(1947/11/11、23期、日本社会党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(井上良次君) 永井さん、加藤さん、成瀬さんの質問に、農林当局としてお答えをいたします。  冬季の家庭燃料の、特に重大な薪炭の問題でございますが、この薪炭の当面する一番大きな問題は、冬期間の生産も大事でありますが、何よりも山元に滯貨しておるものを一日も速やかに消費地に輸送してくるという問題であります。この問題に対しましては、安本の立てております輸送計画に基きまして、運輸当局の非常なるお力添えを得まして、今日、たとえば関東地方の状況を申し上げますと、京浜地区に対しましては、岩手縣から薪炭專用列車毎日四十四輛建を一本、福島縣から三十輛建一本、これを新設いたしまして、目下実行中でございます……

第1回国会 衆議院本会議 第68号(1947/11/28、23期、日本社会党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(井上良次君) 多賀さんの御質問にお答えをいたします。多賀さんの御質問の要旨は、昭和二十五年度になりますと、日本の人口が八千二百万になる、現在でさえ食糧不足をしておる今日、この大きな人口になつた場合の食糧の見透しいかんということであると思いますが、現在わが國の食糧の不足は、皆樣御存じの通り、年間を通じまして大体小麦換算で百九十万トンほどの不足をいたしております。これが昭和二十五年になります場合には、どういう形に変るかと申しますと、食糧管理局で推定をいたしました需給計画によりますと、國内生産は大体千四百五十二万六千トン、これは玄米換算であります。これを内訳いたしますと、米で九百二十万六……

第1回国会 衆議院本会議 第69号(1947/11/29、23期、日本社会党)【政府役職:農林政務次官】

○政府委員(井上良次君) ただいま農家の保有米の確保の問題について御質問がございましたが、この問題について、政府の所信を申し上げておきたいと思います。  昭和二十三年度のわが國の食糧事情につきましては、すでに政府からその実情を詳細に発表いたしました通り、この年間において大体千二百万石、すなわち小麦換算で百九十三万トンほど不足をいたしますので、百九十三万トンの小麦換算の不足食糧を國内へ輸入いたしますためには、日本の國内産の食糧がいかに公正に供出され、これが政府の手に管理されているかということが、世界の各國によく認識されて、なるほど日本國民は國内産の食糧については総ざらいをいたし、よくこれを管理し……

第2回国会 衆議院本会議 第48号(1948/05/22、23期、日本社会党)

○井上良次君 ただいまより、本日議題となりました、内閣提出、農林委員会付託にかかる、農地開発営団の行う農地開発事業を政府において引き継いだ場合の措置に関する法律の一部改正をする法律案につきまして、その審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  農地開発営団は、さきに閉鎖機関に指定され、目下特殊整理を実施中でありまして、そのため、営団の行つて農地開発事業は政府がこれを引き継いだのであります。この場合に必要な措置に関しましては、第一回団会において、内閣提出の農地開発営団の行う農地開発事業を政府において引き継いだ場合の措置に関する法律案を審議し、これを可決しましたことは、すでに御承知のとおり……

第2回国会 衆議院本会議 第58号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○井上良次君 ただいま議題となりました、内閣提出、農林委員会付託にかかる農薬取締法案につきまして、その経過並びに結果の概要を御報告申しあげます。  御承知のごとく、農薬は重要生産資材といたしまして、農業生産上重要なる役割をもつものでございますが、近來資材不足に乗じ、殺菌殺虫の効果がないのみならず、かえつて農作物に薬害を及ぼす不正粗悪品が跋扈し、農家に対して甚大なる損害を與え、ひいては食糧増産に少からず支障を來しているのであります。そこで、今回新たに農薬取締法を制定し、不正粗悪品を一掃するとともに、農薬の品質の保持向上をはかりたいというのが、本法案提出の理由でございます。  次に、法案の要点を申……

第2回国会 衆議院本会議 第60号(1948/06/10、23期、日本社会党)

○井上良次君 私はただいまより、各派を代表いたしまして、各派共同提案にかかります米價改訂に関する決議案の趣旨弁明を行います。  決議案の内容をまず朗読いたします。    米價改訂に関する決議  政府は物價改訂に伴い米價の改訂を左の線にそつて改訂すべきである。  一、米價を他物價と均衡させるに足よう改訂すること  二、右によつて生じた差額金は供出数量を月割に按分し、改訂の月より本米穀年度末までの分を農民に還元支拂うこと    右決議する。  以上が本決議案の内容でございます。以下、これに関する趣旨弁明をいたさんとするものであります。  政府は、二十三年度予算の編成にあたり、運賃三倍半、通信料金四……

第2回国会 衆議院本会議 第67号(1948/06/19、23期、日本社会党)

○井上良次君 ただいま議題となりました、内閣提出、農林委員会付託にかかりまする輸出入植物檢疫法案並びに農業災害補償法の一部を改正する法律案に関し、審議の経過並びに結果を簡單に御報告いたします。  まず輸出入植物檢疫法案でございますが、本法案の要旨といたしますところは、日本に輸入し、また日本より輸出されまする植物の検査は、大正三年以來輸出入植物取締宏によりまして、海運局の管掌するところでございましたが、昨年農林省に移管となりましたのを機会に、貿易の再開に備え、檢疫を徹底化しまして、病菌または害虫の傳播を防ぎ、よつてもつて國内生産の安全を確保し、あるいは輸出振興に寄與しようというのが、この案の趣旨……

第2回国会 衆議院本会議 第71号(1948/06/26、23期、日本社会党)

○井上良次君 ただいまより、本日の議題と相なりました、内閣提出、農林委員会付託にかかりまする獣医師会及び裝蹄師会の解散に関する法律案並びに家畜傳染病予防法の一部を改正する法律案に関しまして、委員会における審議の経過並びに結果の概要を簡單に御報告いたします。  まず獣医師会及び裝蹄師会の解散に関する法律案より申し上げます。  從來、中央及び地方にそれぞれ獣医師会並びに裝蹄師会が設立されておりまして、戰前戰時におきまして畜産対策の一翼を担当してまいたのでありまするが、いずれも強制設立、強制加入の團体でございまして、今日では私的独占禁止法の精神に抵触するおそれがありまするので、この際これらを解散いた……

第2回国会 衆議院本会議 第78号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○井上良次君 ただいま議題となりました、内閣提出、農林委員会付託にかかりまする食糧確保臨時措置法案に関しまして、委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告いたします。  すでに御承知のごとく、本法律案はわが國農業の中心たる主要食糧の生産と供出を目的とする重要法律案でありますので、昨年第一國会に、本法律案は臨時農業生産調整法案として提出せられ、九月以降農林委員会及び本会議の議題となりましたが、各派の態度はおおむね反対でありまして、遂に審議未了に終つた経緯に鑑みまして、その後國会並びに民間諸團体の意見を參酌し、屡次大幅の修正を施して、再び提出せられたものでございます。第一回國会以來の原案修正……


24期(1949/01/23〜)

第5回国会 衆議院本会議 第16号(1949/04/12、24期、日本社会党)

○井上良二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となつております決議案に賛成の意を表したいと存じます。  政府は昨年暮に、経済安定九原則の具体化に関する指令を受取つたのであります。この経済安定九原則の第九項目にあります食糧の集荷の能率化に関する具体化について、さらにこまかい指令を日本政府は受取つております。そのこまかい指令と申しますのは、食糧確保措置に関する指令でございます。この指令のうちに、食糧確保に必要なる増産の処置を継続してやれという指令が政府に來ております。同時に、この指令の次の項目にも、食糧集荷に関して政府は法律をもつて追加供出を強化せよというのがございます。  ところ……

第6回国会 衆議院本会議 第4号(1949/10/31、24期、日本社会党)

○井上良二君 ただいま議題となりました薪炭特別会計に関する緊急質問を試みたいと存じます。この薪炭特別会計の問題は、第三次吉田内閣ができまして始めて天下にその醜をさらした、腐敗きわまる内容でございますので、これから私が質問いたします数点に対しましては、総理大臣並びに各関係大臣の責任と誠意ある答弁を要求いたすのであります。  質問の第一は、政府は現行薪炭特別会計と物資需給調整法に基づく薪炭需給調整規則によつて薪炭の一定買上げと販売を行う責任があるにかかわらず、今春四月以来、全国的に薪炭の買上げを停止したのみならず、これまで政府が買い上げた代金を支払わず、生産者に重大な損害を与え、他方卸業者の売掛代……

第6回国会 衆議院本会議 第16号(1949/11/25、24期、日本社会党)

○井上良二君 ただいま議題となりました森農林大臣の不信任案に関する趣旨弁明をいたします。  まず決議案を朗読いたします。    決 議  衆議院は森農林大臣を信任せず  右決議する  私は、この際、日本社会党、民主党野党派、新政治協議会、社会革新党、同時に労働者農民党、これら各派を代表いたしまして、森農林大臣不信任に関する趣旨を説明いたしたいと思うのであります。(拍手)  吉田内閣は、経済安定の基礎を労働者、農民を犠牲とする低賃金と低米価に置く方針をとり、この方針において、森農林大臣は、大臣就任以来、農業政策において、食糧増産の基本でありますところの開墾、開拓、土地改良、農業水利、災害復旧等に……

第7回国会 衆議院本会議 第18号(1950/02/11、24期、日本社会党)

○井上良二君 私は、昭和二十四年度産米の補正供出と、二十五年度産米の事前割当に関して、主として農林大臣にその所信をたださんとするものであります。  諸君も御承知のごとく、二十四年度の産米は、数回にわたる台風と病虫害の被害を相当広範囲に受けている実情から、政府みずから、例年の等級制による買上げでは、とうてい完遂の見込みがないと考えまして、新たに五等米制度なるものを設けて、被害米の一部を買い上げる措置をとつたのでありますが、被害がきわめて深刻なる関東、近畿、中国、四国、九州の各地域の農家に対する補正が適正に行われなかつたために、供出割当をめぐつて生産農民の政府に対する不満が急激に高まりますや、政府……

第7回国会 衆議院本会議 第43号(1950/04/27、24期、日本社会党)

○井上良二君  私は、日本社会党を代表いたしまして、本決議案に賛成の意を表明するものであります。  今や日本の農業は、戰後急激に回復しました世界の農業生産を前にして、一大転換期に直面しているのであります。いまさら申し上げるまでもなく、わが国の農業は、その経営があまりにも零細であり、その生産はきわめて原始的であつて、過重労働を中心とする生産手段で直接国際市場に立ち向わざるを得ない実情にあるにもかかわらず、吉田内閣は、その成立以来、いかなる対策を農村にとり来つたか。  御存じのごとく、低資金、低米価、重税を中心とする財政政策の実施は、外国食糧の大量輸入と食糧事情の緩和を景気とする農産物の低下と相ま……

第8回国会 衆議院本会議 第5号(1950/07/17、24期、日本社会党)

○井上良二君 私は、日本社会党を代表しまして、朝鮮事変をめぐる東亜の緊迫せる情勢下に、農村の恐慌のあらしの中に立つ農民の切実な要望と――全国民の不安を一掃するため、吉田内閣総理大臣の施政方針演説に対し、朝鮮事変の見通しと、特に農政並びに食糧政策について、以下数点質問せんとするものであります。(拍手)  まず質問の第一点は、今回の朝鮮事変の見通しと、国際情勢の変化に伴うわが国の食糧政策についてであります。去る六月二十五日、朝鮮に動乱が勃発いたしますや、韓国との貿易は杜絶し、韓国米の輸入は中止され、株式と米のやみ相場ははね上り、北九州から神戸にわたつて室員警報の発令があり、海岸線の警戒は強化され、……

第12回国会 衆議院本会議 第13号(1951/11/08、24期、日本社会党)

○井上良二君 ただいま議題となつております池田大蔵大臣、根本農林大臣不信任案に対する賛成の演説を行いたいと思います。  政府が與党の支援のもとに行わんとした米麦の統制撤廃は、米麦が国民生活の中核としての重要物資であるという立場から十分な検討を加えずに、軍に生産農民の強制供出に対する不満と、消費者大衆の配給上の不平の声を利用して、党略的に統制撤廃を断行せんとしたのが問題となつておるのであります。今回の米麦の統制撤廃が、働く国民大衆の犠牲の上に行われることを知つた大衆は、一齊に統制撤廃の反対に立ち上りまして、全国的に統制撤廃反対の運動を巻き起したのであります。この国民の統制撤廃反対の輿論の前に、政……

第13回国会 衆議院本会議 第31号(1952/04/15、24期、日本社会党)

○井上良二君 「議員立法制限に関する野田国務相の発言に関して、日本社会党を代表いたしまして緊急質問を試みたいと存じます。野田建設大臣は、去る四月八日夜、福井県の災害観察に参ります途上、新聞記者団と会見して、国会を否定し、憲法を無視する重大発言を行つたのでありますが、このことに関し、当面の責任者たる野田国務大臣並びに総理の責任ある答弁を伺いたいと思うのであります。  野田国務大臣は、当時の車中談として、記者団に対し、総司令部の内政関與は講和発効とともになくなるが、今度は国会の立法権者としての専横をどう阻止し調整するかが重要な問題となつて来る、特に予算に関係ある法律案を議員立法でかつてにつくり上げ……

第13回国会 衆議院本会議 第39号(1952/05/08、24期、日本社会党)

○井上良二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました食糧管理法の一部を改正する法律案の原案及びその修正案に対し反対の意見を表明するものであります。  御承知の通り、本法律案は麦類の供出並びに配給統制を撤廃しようとするものであつて、わが国食糧政策の上に重大な変革をもたらすばかりでなく、主要食糧の増産と国民生活に直接影響するところもまたきわめて大きいので、ここに私は、次のような理由によつて政府原案に反対し、特にこの機会を通じまして、政府の食糧政策の無定見に対し重大な警告を発しておきたいと思うのであります。(拍手)  政府は、昨年十月、来麦の統制撤廃を閣議で決定し、その実施方法……

第13回国会 衆議院本会議 第47号(1952/05/29、24期、日本社会党)

○井上良二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました三法案のうち、農業災害補償法臨時特例法案に対し、強い希望を付して賛成するとともに、農業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、野党各派から共同提出いたしました修正案に賛成し、同法の政府原案並びに農業共済基金法案に反対するものであります。  農業災害補償法に基く農業共済保険制度が実施されましてここに四年、本制度の実施の跡を顧みますと、本制度が、わが国農業の特殊性と、天候自然に左右される農作物を保険の対象としている関係から、幾多の欠陷が指摘され、かつ本法運用の拙劣さと相まつて、本制度の根本的な改正が各方面から強く要望されるに……

第13回国会 衆議院本会議 第49号(1952/06/03、24期、日本社会党)

○井上良二君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました農林省設置法等の一部を改正する法律案の原案並びに自由党提出の修正案に反対し――わが党及び改進党、日本社会党第二十三控室から共同提出されました修正案に対して賛成の意思を明らかにいたしたいと思うのであります。(拍手)  すでに今回の行政機構の改革に対しましては、他の同僚議員によつて幾多指摘されました通り、この行政機構の改革は、どの部分を見ましても、一体何を目的とした機構改革であるか。まつたくその論拠となるところはきわめて薄弱であつて、日本が独立国家として再出発するための行政の民主化と能率化を目標とした改革にあらずして單に独立せる……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 衆議院本会議 第9号(1953/06/18、26期、日本社会党(右))

○井上良二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、吉田内閣の施政方針に対し、わが国の独立達成と平和を守るための基礎条件たる経済自立の具体的な方針について、以下数点質問を行わんとするものであります。(拍手)  政府は、先日、本議場において、施政方針の演説の中に、朝鮮動乱休戦後の外交、経済政策のうちで、特に経済自立態勢の確立をうたい、いかにも政府が経済自立に全力を注がんとするがごとき所見を述べているのでありますが、朝鮮動乱の休戦が伝えられますや、わが国産業と経済界に重大な影響を与え、特需の減少の予想と、国際的な物価の低落による海外への輸出の不振と相まつて、今やわが国綿紡、鉄鋼、石炭等の重要産業は、……

第17回国会 衆議院本会議 第8号(1953/11/06、26期、日本社会党(右))

○井上良二君 ただいま議題となりましたうち、農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案に関し、私は、日本社会党を代表して附帯決議を除く委員長報告に反対するものであります。  そもそも今次国会は、大風水害と冷害にあえぐ罹災民の救援と災害地の復旧に必要な法的、予算的、資金的対策を講ずるために開かれておることは申すまでもありません。しかるに、今日まで本国会において明らかにされましたことは、この冷水害に対する政府並びに保守三派の予算的、資金的対策がいかに現実を無視したごまかしの対策であるかということが暴露され、寒さと年末を迎えつつある罹災民に大きな失望を与え……

第18回国会 衆議院本会議 第4号(1953/12/07、26期、日本社会党(右))

○井上良二君 私は、両派社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりましたうち、食糧管理特別会計の昭和二十八年産米穀に係る供出完遂奨励金の支払財源の一部に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案に反対の意思を表明するものであります。  御承知のように、両派社会党は、本年産米の価格決定にあたり、生産者価格を石当り一万二千円、消費者価格は十キロ当り六百八十円にすえ置くという二重米価制度の採用を強く要望して、国民の望むところを率直に訴えて来たのでありますが、依然として農民には低米価、消費者には高米価という吉田内閣の一貫した貧乏人いじめの政策に対しては、われわれ断固として容認し得ないところであ……

第19回国会 衆議院本会議 第28号(1954/03/27、26期、日本社会党(右))

○井上良二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま一括上程されました所得税法の一部を改正する法律案外七件の税制改正案に対し反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)  今回政府が行わんとしておる税制の改正案は、吉田内閣の過去五箇年余にわたる財政政策の失敗によつて国際収支が著しく悪化し、のままでは吉田内閣のよつて立つ資本家陣営の秩序と経済的支配力を維持することが困難となるのみならず、MSAを中心とするアメルカの要請にもこたえることができなくなるので、国際的に二割から三割高いわが国の物価を引下げ、対外競争力を高めて国際収支の均衡をはかることを目的として編成いたしました。いわゆる一兆円……


27期(1955/02/27〜)

第24回国会 衆議院本会議 第4号(1956/01/30、27期、日本社会党)

○井上良二君 私は、日本社会党を代表して、本日提案されました昭和三十一年度予算案の国会提出遅延に伴う国会審議権の侵害に対し、鳩山内閣の政治的責任を追及するとともに、総理の所信をたださんとするものであります。(拍手)  申すまでもなく、明年度の予算案は、わが国今後の政治、経済の方向を具体的に示すもので、特に、保守、革新の二大政党下に、保守党内閣の予算案として初めて提案されるだけに、われわれは、その審議に重大な関心を持ち、昨年末より予算案の提出の時期について政府に折衝して参つたところ、政府は、与党の方との打ち合せその他のことを考慮して、できれば一月二十日ごろまでにまとめ、おそくとも一月二十五日には……

第26回国会 衆議院本会議 第14号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○井上良二君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました衆議院解散要求決議案に対し賛成の意を明らかにせんとするものであります。(拍手)  すでに岸総理の所信表明に対するわが党の淺沼氏の質問、及び、ただいま細迫氏から述べられました本決議案の趣旨説明によりまして、わが党の主張せんとするところはほぼ明確にされたのでありますが、私は、さらに、民主憲法のもと、民主政治の確立のため、また憲政常道を貫くために、この際衆議院の即時解散を断行し、総選挙によって民心の一新をはかることこそ何よりも急務であり、世論もまた強くこれを要望していることを、あえてここに指摘しておきたいと思うのであります。(拍……

第28回国会 衆議院本会議 第22号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○井上良二君 ただいま議題となりました三法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果の御報告を申し上げます。  まず、酒税法の一部を改正する法律案について申し上げます。  この法律案は、最近における酒税負担の実情に顧みて国民大衆の税負担の軽減をはかるため、今次税制改正の一環として、清酒二級、合成清酒二級、しょうちゅう、雑酒二級等の酒類に対する酒税の税率をおおむね一割引き下げることといたそうとするものであります。  本案につきましては、横山利秋君外十二名提出の修正案が提出いたされたのであります。修正の趣旨は、ピールに対する酒税の税率を一五%程度引き下げようとするものであります。  本案……


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荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。