斎藤隆夫衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○齋藤隆夫君 僭越ながら、年長者のゆえをもちまして、議員一同を代表して、議長並びに副議長に対して御祝辞を申し述べたいと存じます。(拍手) 本日わが國会が歴史的発足をいたしまするにあたりまして、松岡駒吉君が議長に、田中萬逸君が副議長に御当選になりました。私どもは一同衷心よりお喜び申し上げる次第であります。(拍手)申し上げるまでもなく、新らしき國会における議長、副議長の地位、職責はきわめて重大でございまして、この際、練達なる議会の先輩者である御両君の御就任は、最もその所を得たるものと信ずるのであります。ただいま御丁重なる御挨拶をいただきましたが、正副議長におかれましては、眞に一丸となつて、衆議院……
○國務大臣(齋藤隆夫君) 行政機構の改革につきまして、大体お答えをいたします。 この問題は、前内閣以來の懸案でございまして、内閣に行政調査部を設けまして、各省の知能を集めて、及ばずながら私がその総裁となつて、爾來熱心に研究をいたしております。内外の制度にわたつて廣く研究いたして、希わくは、根本的に中央地方にわたつて、行政機構を改革いたしたいと思つております。しかしこれは、なかなかむつかしいことでございまして、日本の行政機構は、御承知の通りに明治以來の傳統の上に立てられたのでございまして、これを根本的に打壊してしまうことは、事実においても、理論においても、なかなかできないことであります。 し……
○國務大臣(齋藤隆夫君) 行政整理についてお尋ねがございましたが、これは昨日たしか総理大臣から大体お答えになつておる通りであります。すなわち、行政機構の改革、能率の増加、あるいは人員の整理等が行政整理の内容をなしておるのであります。行政調査部といたしましては、政局に対應するために、ただ下調べをしておるのが今日の現状であります。いろいろの方面から調べておりましたが、具体的に世上に発表するまでに実は至つておりません。行政整理ということは、御承知の通りに長い間の歴代政府の懸案でございまするが、これを実際に行いますについては、なかなか錯雑いたしておりまするのと、各方面にいろいろの影響を及ぼしますので、……
○國務大臣(齋藤隆夫君) 行政整理に関して御質問がありましたからして、私から大要をお答えいたします。 行政整理は、今日國論の要求でありますから、政府はどうしてもこれをやるつもりであります。御承知のごとく、行政整理には二つの方面がありまして、一つは人員の整理であります。また一つは行政機構の改革であります。この人員整理の方は割合に簡單であります。実行することになりますと、大分むずかしいことも起こりますが、やろうと思えば、やれないこともありません。歴代内閣がやりました行政整理は、もつぱら人員の整理に止まつております。二割を天引するとか、三割を天引するとかいうことでありましたが、今日は人員の整理だけ……
○齋藤隆夫君 芦田内閣が成立してようやく総理大臣の施政方針演説が済んだばかりで、これから政策の審議に移らんとするこのときにあたりまして、私はひとつ総理大臣の意見を質しておきたいことがある。それはほかのことではない。つまり、この内閣の成立に関することであります。 あらためて申すまでもないが、およそ立憲政治のもとにおきまして、内閣の組織は國政を運用する根本に関するものでありまするから、その組織はあくまでも合理的でなくてはならぬ、かつ民主的でなくてはならぬ。それでなくては、とても円満に、また強力に國政を進めていくことができないことは、これはわかりきつたことであります。それゆえに、新憲法は議院内閣制……
○齋藤隆夫君 僣越でございまするが、先例に從いまして、私からして、議員一同を代表して議長、副議長に対して御祝辞を申し述べます。 本日幣原喜重郎君が議長に、岩本信行君が副議長に就任いたされました。われわれ一同衷心より祝意を表する次第であります。(拍手) 思うに、わが國はただいま復興途上のきわめて重大なる時期に当面いたしております。從つて、わが國会に対する内外の関心と期待もきわめて切実なるものがあります。このときにあたりまして、議長、副議長に就任せられました両君は、ともに老練達織の適任者でございまして、われわれ厖大いに意を強くする次第であります。われわれは國家のために切に両君の御自愛と御健闘を……
○齋藤隆夫君 議題となつておりまする國家行政組織法の一部を改正する法律案、郵政省設置法の一部を改正する法律案及び電氣通信省設置法の一部を改正する法律案、この三案につきまして、内閣委員会の審査の経過並びに結果を簡單に御報告申し上げます。 これらの議案は、いずれも三月二十四日に本委員会に付託されまして、昨二十八日に、國家行政組織法の一部を改正する法律案につきましては本多國務大臣から、また郵政省設置法の一部を改正する法律案及び電氣通信省設置法の一部を改正する法律案につきましては小澤逓信大臣からそれぞれ提案理由の説明を聽取したのであります。 國家行政組織法の一部を改正する法律案の内容をきわめて簡單……
○齋藤隆夫君 ただいま議題となつておりますところの皇室経済法施行法の一部を改正する法律並びに日本國憲法第八條の規定による議決案、これに関する内閣委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず本法律案並びに本議決案の要旨を申し上げますると、本法律案は、皇室諸般の費用のうち内廷費及び皇族費は、皇室経済法施行法第七條、第八條によりまして、昨年度内それぞれ二千万円及び三十六万円となつておるのであります。ところが、経済情勢並びに物價水準等にかんがみまして、本年度はそれぞれこれを二千八百万円及び六十五万円に増額せんとするものであります。また本議決案は、天皇その他内廷にある皇族が、災害その……
○齋藤隆夫君 ただいま議題となりましたところの内閣法の一部を改正する法律案並びに國立世論調査所設置法案について、内閣委員会の審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 まず内閣法の一部を改正する法律案について申し上げますが、本案の要旨は國家行政組織法の施行に伴い内閣法の一部を改正しようとするのでありまして、その内容は、行政官廳法に規定されておりました内閣官房長官の規定を本法中に移し、かつ内閣官房長官は國務大臣をもつて充てることができることとし、從つて秘書官を置くことにいたしたのであります。なお從來政令で規定されていた内閣官房次長及び國務大臣秘書官に関する規定を本法に移して、内閣官房次長……
○齋藤隆夫君 ただいま議題となりました総理府設置法案、総理府設置法の制定等に伴う関係法令の整理等に関する法律案、建設省設置法の一部を改正する法律案、経済調査廰法の一部を改正する法案及び統計法の一部を改正する法案について、内閣委員会の審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 まず総理府設置法案について申し上げます。 本案の要旨は、國家行政組織法の施行と行政機構の改革に伴い、総理廳を総理府と改め、その所掌事務の範囲及び権限を明確に定めるとともに、その所掌する行政事務を能率的に遂行するに足る組織を設けました。すなわち、從夾総理廳の外局でありました新聞出版用紙割当事務廳と賞勳局とをそれぞれ……
○齋藤隆夫君 ただいま議題と相なりました法務廳設置法等の一部を改正する法律案、厚生省設置法案、厚生省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、農林省設置法案、農林省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、通商産業省設置法案及び通商産業省設置法の施行に伴う関係法令の整理等に関する法律案、以上七種の法律案につきまして、内閣委員会の審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 まず法務廳設置法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 六案は、國家行政組織法の施行と行政機構の改革に伴い、法務廳を法務府と改め、現在の一官房長、五長官、十六局を一官房長、三長官、十一局に縮小して……
○齋藤隆夫君 ただいま議題となりました経済安定本部設置法案、文部省設置法案、地方自治廳設置法案、外務省設置法案、以上四種の法案につきまして、内閣委員会の審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 本案は、國家行政組織法の施行及び行政機構の改革に伴い、從來総理廳の外局でありました経済安定本部を、現下のわが國における経済安定の基本的施策の立案とこれに関連する各行政機関の事務の総合的調整の任務を遂行するため、國家行政組織法第二十四條に基きまして、昭和二十五年五月三十一日をもつて終る臨時的の機関として設置しようとするものであります。すなわち、総裁には内閣総理大臣、総務長官には國務大臣をもつて充……
○齋藤隆夫君 ただいま議題となりました大藏省設置法案、郵政省設置法の一部を改正する法律案、電氣通信省設置法の一部を改正する法律案、郵政省設置法及び電氣通信省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案及び國家行政組織法の一部を改正する法律案について、内閣委員会の審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 まず、大藏省設置法案について申し上げます。 本案は、國家行政組織法の施行と行政機構改革の根本方針に基き、大藏省の任務及び権限を明確に定めるとともに、その所掌事務及び事業の遂行に能率的な組織を定めようとするものであります。すなわち内部機構としましては、現在より二局、一次長、五部を減じ……
○齋藤隆夫君 ただいま議題に供されました各種の法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 第一に労働省設置法案でございますが、本案は國家行政組織法の施行と行政機構の改革に伴う労働者の福祉と職業の確保をはかり、もつて経済の興隆と國民生活の安定に寄與する目的を持つ行政機関としての労働省の任務及び権限を明確にするとともに、その所掌事務及び事業の遂行に能率的な組織を定めようとするものであります。内部部局といたしましては、労働統計調査局う大臣官房の部とするのほかは、実質的に何ら現状に変更を加えておらないのであります。附属機関としましては産業安定研究所のほか十……
○齋藤隆夫君 ただいま議題となりました行政機関職員定員法案、行政機関職員定員法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案及び大藏省設置法の施行等に伴う法令の整理に関する法律案について、内閣委員会の審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 まず行政機関職員定員法案について申し上げます。 法案は、國家行政組織法の施行に伴い、各省設置法の制定による行政機構の簡素化と相並んで職員の縮減を行い、もつて行政整理を実施しようとするものであります。すなわち、総理府、法務府、各省、経済安定本部及びこれらの外局に常時勤務する國家公務員で一般職に属する者について定員を定め、この定員数にまで職員の数を本年六……
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