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森戸辰男 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

森戸辰男[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

23期TOP25
20位
23期(政府)TOP10
7位

森戸辰男衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

発言数
21回
14位
発言文字数
35239文字
20位
TOP25

発言数
2回
285位
発言文字数
5420文字
280位


衆議院在籍時通算
発言数
23回
379位
発言文字数
40659文字
519位

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

議会
0回
0文字
-
政府
21回
35239文字
7位
TOP10
非役職
0回
0文字
-

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
5420文字
261位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
21回
35239文字
119位
非役職
2回
5420文字
1971位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

23期
文部大臣政府、第1回国会)
國務大臣政府、第1回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 衆議院本会議 第9号(1947/07/02、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 加藤君の御質問に対してお答えいたします。  加藤君は、わが國が文化國家を目標として進んでおりますその重要なる方途として、六・三制をとつておる、この制度の実行には、多くの困難に当面しておるが、それについて文相はいかに考えるかということでございます。御承知のように、新しい日本は、文化國家を目標といたしたのであります。文化國家は、実は最も高い國家の理想でありますが、この理想を、敗戰窮乏の日本が現実の政治目標といたしたのであります。しかしながら、遺憾ながら実はこの高い理想は、敗戰窮乏のわが國に、即座には実現できないという事態にあることを、私どもは率直に認めざるを得ない。  わ……

第1回国会 衆議院本会議 第10号(1947/07/03、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 船田君の御質問にお答えいたします。第一に、文化國家を目ざす日本の國費のうち、教育文化に対する費用が割合に少いが、これはもつと重視されるべきものではないかという御意見でありましたが、これは私としては大いに賛成であります、ただ日本の今日の事情がありまするので、その間において、できる限り私は、教育文化が、この日本の立つておりまする國の理想に照らしつつ実現されることに、努力いたしたいと存じております。  第二点は、新制中学の意義と性格についての御質問でありました。新制中学は、在來の中学であつてはならぬ。これは上級の学校に行く踏台であつたのであるが、しかし性格は変つて高等小学、……

第1回国会 衆議院本会議 第11号(1947/07/04、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 大神君の御質問に対して、御答弁申し上げます。文化國家において、教育が重要なものであるとおつしやつた点については、まことに御同感であります。その点につきまして、この教育の重要な手段であります教科書が、思うように子供たちの手に渡らなかつたと言う事につきましては、まことに私は当局といたしましては、遺憾に存じ、責任も感じておるのであります。  實は教科書は、学んでおる子供にとりましては、精神的の主食でありまして、何としても、この主食の配給は遅配なくいたしたいと存じてをるのでありましたが、いろいろな事情から、殊にこのたびの教科書が、全面的に、まつたく根本的に新たに編纂せられなけ……

第1回国会 衆議院本会議 第32号(1947/08/30、23期、会派情報なし)【政府役職:國務大臣】

○國務大臣(森戸辰夫君) ただいまの福田君の御質問は、文教の衝に立つており、文化の保存と発達に関心をもつておりますると私といたしましては、まことに適切かつ緊急を要する御質問であつたと存じます。  敗戰の日本は文化國家を目ざしておるのでありますが、この文化國家を立てるには、わけてもうるわしい自然と、うるわしい藝術とをもたなければならないのであります。しかるに残念なことに、戰爭のために自然も、また傳來のうるわしい藝術も、幾多燒失破壊いされたのであります。殊にただいま福田君の言われたごとく、残りましたよい藝術品すらも、インフレ、財産税その他のために、隠匿、散逸あるいは流出する心配があるという事態にあ……

第1回国会 衆議院本会議 第47号(1947/10/18、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 米田君の御質問に答えます。文教政治の重要性についての御意見並びに御激励、まことに同感であります。教育制度の刷新は、新しい日本を建設する基本的な政策でありまして、六・三制は、この学制改革の急所であります。それでありますから政府は、いろいろな困難がありますけれども、この新しい新制中学を困難の中にも盛り立てていきたいという覚悟をもつて、追加予算の審議にあたりまして、三十一億の中央・地方の予算を含めたものを、実は内定いたしたのであります。これはしかし、そのときどきの行き当りばつたりではなく、年次計画に基きましたその一端の最小限度が現れておるのであると御了承を願いたいのでありま……

第1回国会 衆議院本会議 第56号(1947/11/07、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 圓谷君の御質問にお答えいたします。御質問の中に、六・三制の完全実施をやると私が言つたというお話でありますが、これは間違いであります。私どもは、六・三制は今日の窮乏日本では完全にはできないが、あらゆる努力を拂つて完全に近い方に導いていかねばならぬと常に申しておるのであります。  第二には割当の点でありますが、これは実は七月十五日に予算が内定をいたしまして、冬になりますと実は工事も進みませんので、そういう事態を考えながら、実はかような事態であつて、まだ内閣ではきまつておらぬのであるけれども、しかし工事費等の関係があり、さような條件を心得ながら御承知願いたいというので、府縣……

第2回国会 衆議院本会議 第6号(1948/01/24、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 松原君の御質問にお答えいたします。文教政策に対する政府の根本方針と決意並びに当面の教育政策についての御意見には、全面的に賛成であります。政府は、先ごろの首相の施政演説にも明らかに述べましたように、幾多の困難を排しつつ、教育刷新の実をあげたいと存じておるのであります。松原君の御質問は非常に多くの面に触れておりますので、ここにことごとくお答えいたすことはできませんので、重要な諸点のみをお答えいたしまして、他は、他の機会にお譲りいたしたいと思うのであります。  第一点は、六・三制、殊に新制中学を中止あるいは延期するかという御質問でございました。これは重大な問題でありまして、……

第2回国会 衆議院本会議 第7号(1948/01/26、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 田中君の御質問にお答えいたします。  日本の民主化は、精神の食物ともいうべき國語國字の民主化を重大な條件といたすのであります。御質問にあつたように、教育の民主化ということも、國語國字の民主化なしには、行われることが難しいのであります。ところが御承知のように、日本には複雜な漢字があり、ややこしいかなづかいがありまして、これが非常に教育妨げになつておることは、お説の通りであります。しかし、今政府といたしましては、漢字をただちに全廃する考えはもつておりません。しかし、この複雜多岐な漢字をできる限り整理統合いたしまして、簡易なものにいたしたいという努力はいたしております。御承……

第2回国会 衆議院本会議 第28号(1948/03/22、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 淺沼君の御質問に対してのお答えいたします。  第一点は、日本再建において文教はきわめて重要な地位を占むべきものであると思うが、いかに考えるかということであります。まことにそうでありまして、民主的、平和的な文化國家を建設するに際しまして、文教の占める地位の重大なることは、たれ人にも異議はないのであります。ただ問題は、たれ人でも認めるこのことが、実際の政治の上にいかに実現されるかということが問題なのであります。  第二の点は、六・三制の残つた予算はいかになるかという当然な御質問であります。実は、この六・三制につきましては、その完全実施が第一國会で当院の決議となつておるので……

第2回国会 衆議院本会議 第30号(1948/03/24、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 竹山君の御質問にお答えいたします。  第一の問題は、六・三制の暫定予算の措置についてでございますが、これは昨日浅沼君の御質問に対してお答えいたしたと同じでございまして、片山内閣の後を受けた芦田内閣は、六・三制の実施をその政策の一つといたしておることは、総理の施政の演説にも明らかに現われておるのであります。この予算が追加予算に組まれなかつたことは、私どもといたしまして、きわめて遺憾に感じておるのでありますが、暫定予算の当初のものには、ぜひともこれを組みたいという方向に、單に財務当局のみならず、政府自身が最善の努力をいたしておることを御了承願いたいと思うのであります。  ……

第2回国会 衆議院本会議 第31号(1948/03/25、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 上林山君にお答えいたします。六・三制の残額の追加予算が通らなかつたことについての感想を聽かれたのであります。このことは、六・三制完遂を決議していただいた第一國会に、皆さんとともにきわめて遺憾に存じておるものであります。  それから、その感想にやや含めて、私がこれが通らなかつたらやめると言つたようなお話でございましたが、そういうことを言つた覚えはございません。責任の問題は、私は窮乏の日本で六・三制を実現することについてあらゆる責任をとつていこう、こういうようなことは繰返し申したのであります。今日もまた私は、追加予算に通らなかつたならば、暫定予算にこの点においてあらゆる努……

第2回国会 衆議院本会議 第34号(1948/03/29、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 織田君の御質問にお答えいたします。  第一点は、國民道義の高揚と関連いたしまして、政府はその掲げた政策の実行についても道義的でなければならぬということに関連いたしまして、政府が教育を尊重するのであれば、六・三制の実現、また教育者の待遇について徹底した政策をとるべきではないかという御質問でありまして、まことにごもつともでございます。六三制の問題については、しばしばこの所から御説明申し上げたように、政府はいろんな困難な事情の中でもあらゆる努力をいたしておるのであります。なお、教育は建物でなく人間でありますので、教職員の待遇について特に留意をいたしておりまして、窮乏の財政の……

第2回国会 衆議院本会議 第43号(1948/04/27、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) お答えいたします。朝鮮人の騒擾事件が、教育と学校というきわめて平和な問題から発端したということは、まことに遺憾なことでございます。朝鮮人の兒童の教育の問題は、終戰とともに日本政府の特に関心を拂つた問題でありましたが、昨年学校教育法、教育基本法が行われまして以來は、さらにこの法令を朝鮮の子供たちに適用するか否かにつきまして愼重に考え関係方面ともいろいろ熟議をいたしました結果、民主化の方向に刷新された学校において、朝鮮の兒童も日本の兒童と並んで教育を受くべきことに決定をいたしたのであります。学校教育法、教育基本法は、御承知のように、新しい憲法に從つて平和主義と民主主義とを……

第2回国会 衆議院本会議 第46号(1948/05/07、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 明禮君の御質問にお答えいたします。  第一点は、文部省の通逹が一月二十四日に発せられて、新学期までに朝鮮人学校の問題を処理せよということは、あまり期間が短か過ぎたではないかという御質問でありますが、この点問題の重要性に鑑みますれば、もう少し長い期間があつた方がよかつたということは、確かであります。けれども、同時に事柄が一部の政治的な問題に轉化して激成せられなければ、この間でも十分に処理されたのではないかと思います。加うるに客観的な事態が、このことの割合に短期間な解決を必要としたという事態もありまして、実はかような取扱いをいたしたのでございます。  第二の点は、大阪、神……

第2回国会 衆議院本会議 第50号(1948/05/26、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 野本君の質問にお答えします。  日本再建のために政治並びに経済の改革が必要であるとともに、それに伴う基礎的なものとして教育の刷新が徹底しなければ、政治的、経済的な改革もその目的を達することはできないという御趣意には、まことに同感でございます。  かような立場に立ちまして、三点のご質問があつたのでありますが、第一点は、今日優秀な先生方が教団を去つて、教育崩壊の危機にあるように思われるが、これについていかなるどんな対策をもつているかという御質問であります。申すまでもございませんけれども、教育の最も大事なところは、建物や制度ではなく人間でございまして、よい先生がなくてよい教……

第2回国会 衆議院本会議 第57号(1948/06/07、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 井出君の御質問にお答えいたします。井出君の御質問は、公共事業費の中における六・三制の費用に関する問題でありまして、日本再建の基本的な政策の一つとしての教育刷新がいかに進行しておるかということは、内外のきわめて関心をもつておる質問でありまして、この点に触れた御質問と存じておるのであります。  公共事業費の中にありまする六・三制の費用は、中学の建設費の問題でありまして、人件費はこの中に含まれておりません。なお、建設費の予算に上りましたのは、國庫負担半額に当る額であります。これについての御質問の第一点は、公共事業費の中に計上することは、多くの誤解を生じ、また獲得に困難がある……

第2回国会 衆議院本会議 第61号(1948/06/11、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 藤田君の御質問にお答えいたします。六・三制の予算について不十分な点があることは、先ほど御指摘になつた通りでありますが、われわれはあらゆる努力をして、この範囲でできるだけのことをいたしまするし、さらに場合によりましては財源を見出して、これが完遂を期するという方向に努力いたしたいと思つております。詳細については、大藏大臣が予算について御説明になつた通りであります。(拍手)

第2回国会 衆議院本会議 第67号(1948/06/19、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) ただいま本院の御採択になりました教育勅語等排除に関する決議に対し、私は文教の責任者として深甚の敬意と賛意を表するとともに、一言所見を申し述べたいと思います。  敗戰後の日本は、國民教育の指導理念として民主主義と平和主義とを高く揚げましたが、同時に、これと矛盾せる教育勅語その他の詔勅に対しましては、教育上の指導原理たる性格を否定してきたのであります。このことは、新憲法の制定、それに基く教育基本法並びに学校教育法の制定によつて、法制上明確にされました。本院のこのたびの決議によつて、あらためてこの事実を確認闡明せられましたことは、まことにごもつともな次第であります。この際私……

第2回国会 衆議院本会議 第68号(1948/06/22、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 角田君の御質問にお答えいたします。  最近学生の犯罪が殖えたということは、新聞で私ども存じております。兇暴性のある集團的の犯罪が著しく目についたのでありますが、これは学生の多数ではございません。しかもこの傾向は、必ずしも殖えてはおらないのであります。大部分の学生は、今日非常な生活の窮乏にもかかわらず、涙ぐましい姿で勉強をいたしておることを御承知願いたいと思います。(拍手)  この学生が、かような状態になつたということは、いろいろな原因もありまするけれども、むしろ学園外における日本の社会状態に基因するところが多い。戦争とその結果が国民の精神の荒廃に及ぼした影響、また精神……

第2回国会 衆議院本会議 第71号(1948/06/26、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 早川君の御質問になりました南紀州の震災については、まことに同情にたえないのであります。学校におきましても被害がございまして、その報告はございましたけれども、未だ詳細な事情がわかりませんので、早速再調査を命じておりますから、不日正確な被害の状況と復旧の方途がわかると思つております。これらにつきましては、震災復旧の学校の中に加えまして、できるだけ急速に処置をとりたいと存じておるのであります。(拍手)

第2回国会 衆議院本会議 第74号(1948/06/30、23期、日本社会党)【政府役職:文部大臣】

○國務大臣(森戸辰男君) 長野君の学生と教育についての関心をもたれた御質問につきまして、心からの敬意を表するものであります。  第一点は、このたびの学生ストに対する文相の責任を問われておるのであります。学生ストはまことに遺憾なことでございますが、この蔓延の状態がますます燎原の火のごとく延びていくというお話でございましたが、必ずしもそうではございません。新聞に報道されておりまする百二校に問い合わせましたところ、今日まで八十二校返事が参つておりますが、そのうち六十二校のみが参加しておりまして、二十校は参加いたしておりません。参加いたしておるところも、漸次不参加に傾いておるのであります。かような状態……


24期(1949/01/23〜)

第6回国会 衆議院本会議 第22号(1949/12/01、24期、日本社会党)

○森戸辰男君 ただいま上程になりましたユネスコ運動に関する決議案について、共産党を除く各党有志を代表して、その提案の趣旨を弁明いたします。  まず案文を読みます。    ユネスコ運動に関する決議   日本国民が文化国家を理想とし、過去の戰争責任を反省して平和憲法を制定したるにかんがみ、本院は、教育科学文化を通して世界平和を実現しようとする国際連合教育科学文化機関の企図に対して、全幅的な賛意を表明し、ユネスコ精神の全国民の普及徹底を期する。   われらは、わが国に駐日代表を派したユネスコ本部の好意を謝するとともに、日本の速やかなる正式参加を要望する。政府は、民間ユネスコ運動と協力して、これが準備……

第7回国会 衆議院本会議 第38号(1950/04/18、24期、日本社会党)

○森戸辰男君 ただいま議題になりました私の議員辞任の件につき、事情を申し上げて諸君の御了承を得たいと思います。  実は昨年以来、広島大学から、また選挙区を含む広島県民並びにこれを代表する地位にある人々から、再三学長就任を要請されました。しかし、諸種の事情から私はこれを固辞して参りました。しかるに、今回熟慮の結果これを受諾するよう決意をいたしましたのも、おもに次のような事情によるのであります。  第一に、広島は私を育ててくれた、なつかしい郷土であります。それに私を国会に送つた選挙区の人々が私の就任を強く要望しているからであります。このいわば地方的な事情は別といたしまして、次に私は、青年とその教育……


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