明礼輝三郎衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○明禮輝三郎君 今日における政治の中心をなすものは、食糧問題であります。しかして食糧問題につきましては、國民の胸を深刻に打つものがあるのであります。片山内閣におきましては、この点に思いをいたされまして、國会開会劈頭、平野農相により食糧危機突破対策なるものが発表せられたのでありますが、まことに私どもはこれを多とするところでありますけれども、その発表の時期、方法並びに内容が、当局として当を得ないものでありましたために、食糧品の予期せざる暴騰を続けつつありますることは、國民とともに遺憾の意を表するものであります(拍手)これと同時に、その責任たるやまた重大なることを痛感せられたいのであります。 私は……
○明禮輝三郎君 私は 自由党を代表いたしまして、民法の一部を改正する法律案の修正につきまして趣旨弁明をいたします。 民法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。 第一條中「総テ公共ノ福祉ノ爲メニ存ス」を「公共ノ福祉二反セサル限度二於テ存ス」と改める。 原案によりますれば、「私権ハ総テ公共ノ福祉ノ爲メニ存ス」とありまするけれども、これは一に社会主義的ないし共産主義的思想に基いたるものでありまして、私法上の権利は國民の個人的利益のために存するものでありまして、決して公共の利益のためには存し得ないのが原則であります。憲法第十三條において、すべて國民は個人として尊重される、生命、自由及……
○明禮輝三郎君 第二復員局が本年の十二月末日をもつて解散せられることになつておりまするが、これにつきましては諸説紛々といたしておりまする関係上、ここに和田安定本部長官、木村内務大臣、水谷商工大臣、西尾官房長官にお伺いをいたすのであります。 第一にお尋ねをいたしますることは、第二復員局が保管いたしておりました終戰当時の物資の総額はいかほどでありましたでありましようか。また、現在は何ほどの價格のものがございましようか。終戰当時の見積價格として、現在の総額をお伺いするのであります。でき得べくんば、食糧品何ほど、繊維品類何ほど、ワイヤーが何ほど、その他金属製品何ほどというように、各表をつくつていただ……
○明禮輝三郎君 私は、民主自由党を代表いたしまして、大阪・神戸地方朝鮮人学校問題につき実地調査の結果、緊急質問をいたします。今中村代議士から詳細に報告がございましたるがゆえに、その実情につきましてはこれを申し上げることを省きまして、要点だけ述べることにいたします。 第一に、文部省当局は、昭和二十三年一月二十四日附官学五号という通牒によりまして、今年度の新学期を期し、朝鮮人の子弟教育を日本人の教育と同樣に規制せんといたしましたが、かくも短期間に容易にできるものと考えておられましたかどうか。また右のごとく一定の方針を定めておきながら、他方ある地方においては、右期間に猶予を與えたということがありま……
○明禮輝三郎君 ただいま議題となりました議員外崎千代吉君懲罰事犯の件につきまして、懲罰委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本件は、昨十一日、田中織之進君提出の懲罰動議可決の結果、懲罰委員会の審査に付せられたのであります。懲罰委員会におきましては、本日委員会を開きまして、まず動議の提出者である田中織之進君から提出の趣旨の説明を聞き、次いで事犯者外崎千代吉君の出席を求めて一身上の弁明を求め、委員諸君より種々これに対して質疑がなされました。 しかして委員会は、協議のため暫時休憩し、四時十五分再開いたしまして、園田直君より、議員外崎千代吉君に対し、國今法第百二十二條第二号により、公……
○明禮輝三郎君 ただいま議題となりました議員外崎千代吉君懲罰事犯の件について、簡單に委員会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本件は、去る十八日、議長から本番委員会に付託せられたのであります。委員会は、二十日に会議を開きまして、議長からの説明はこれを省略いたし、委員長において速記録に基き説明を了した後、事犯者外崎千代吉君の身上弁明を聞きました上、種々協議いたしました結果、全会一致をもちまして、議員外崎千代吉君に対し社会法第百二十二條第二号により公会議場における陳謝を命ずべきものと決した次第であります。 今、委員会において起草いたしました陳謝文案を朗読いたします。 陳謝文案 ……
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