黒岩重治衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○黒岩重治君 自由討議の問題につきまして、二回の経驗におきまして、最もお互い議員の関心をもつべき点が、ただいまの議場を見渡せば、判然といたすと存じます。開会当時の議員の数と数時間を経過しましたただいまの議員数といかなる差がございますか。確か三分のニの数のものは、すでに退席をしております。(拍手)これは議員諸君が、責任観念をおもちになつていないか、自由討議に対する御関心がきわめて薄いのではないか。(拍手)かく考えますときに、お互い議員として、自由討議につき、まず檢討を加えなければならぬことは、いかにして全員が協力一致心を合わせて自由討議を有意義になすかという点でなければならぬと思います。 次に……
○黒岩重治君 衆議院選挙法が明治二十二年制定いたされましてから、その後において、現在まで六回の改正をいたしておると承知しております。しかも、その六回のうち、あとの二回は、終戰後の短い期間において行われたものでございます。しかるに、さらに選挙法の改正をいたさなければならない議が、本委員会においても考えられておりますし、全國選挙管理委員会の方におきましても、これに対するところの参考案を作成しておられるのであります。 何ゆえに、かくも頻繁に選挙法を改正しなければならないか、この理由について考えてみますと、端的に申しますならば、選挙のために從來非常な費用を使つておつたということによりまして、しかも、……
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