的場金右衛門衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
下記リンクからページ内の各項目に飛ぶことができます。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○的場金右衞門君 食糧供出制度に関する討議でありまするが、今日わが國のこの食糧危機は、どこに原因してこの食糧危機を來したのであるかということを、われわれは大いに反省しなければならぬと考えるものであります。わが國は、從來農本國と称しながら、農業および農民を軽蔑、侮蔑、軽視し、虐待してきた。この多年にわたる惡政の結果が、今日の食糧危機を來したのであります。 生産増強をはかろうとしますならば、生産者であります農業者を優遇し、尊重するところに、生産の増強はできるのでありますが、從來は農民を尊重するかのごとく、ためにせんとするときには非常におだてて、ごまかした。ほんとうのところはごまかしであつて、何も……
○的場金右衞門君 私は、國民協同党を代表いたしまして、ただいま上程せられました決議案に対し、賛成の意を表するものであります。 わが國の食糧問題解決の根本的方策は、今日をどうするかということではなしに、根本的な諸問題を愼重に檢討し、恆久的な方策を樹立実行し、もつてその実効をあげるようにせねばならぬのであります。しかるに今日の食糧危機は、今日の國民をどうして養うかということであつて、明日のことをのんびりと檢討し、論ずる余裕さえもないのであります。ゆえに私どもは、当面の緊急非常の措置として、本決議に示された方策の断行を政府に強く要請せざるを得えないのであります。 がしかし、それはわが國食糧問題に対……
○的場金右衞門君 私は、ただいま上程されました食糧の増産並びに供出促進に関する決議案に対し、國民協同党を代表いたしまして賛成の意を表明するものであります。 さきに八月十九日の本会議におきまして、食糧危機突破に関する決議案が上提されました時、私どもは、食糧増産並びに供出に関するわが党の態度を表明いたしました。しかるに、今また食糧増産並びに供出に関する決議を重ねてなさねばならぬほど、わが國の食糧問題、いな、世界の食糧事情は重大であるのであります。 食糧の増産は、鉄工業の生産、すなわち機械的生産とその性質をまつたく異にしているということをまず認識して、これが増産対策を施さねばなりません。すなわち……
○的場金右衞門君 私は、ただいま上程されました農業協同組合法案に対し、國民協同党を代表いたしまして賛成の意見を申し述べます。 私ども國民協同党は、多年協同主義を主張し、協同組合法案の制定に協力を続けてまいつたのでありますが、本日ここに本法案が上程され、今まさに協同組合法が成立せんとするは、わが党として、協同組合主義の徹底であり、まことに感慨深いものがあるのであります。第一條の目的を達することにより、わが國農業の発展を期待し、また農村農業者の生活の向上を望み得るものと信じます。 從來わが國では、農会及び産業組合が、長い間農業者の権益を擁護し、農業技術の指導、資金の調達等に努力してまいつたので……
○的場金右衞門君 私は、ただいま委員長より報告のありました農業災害補償法の一部を改正する法律案に対し、農林常任委員会に委員を送つております各党各派を代表いたしまして意見を申し述べたいと思います。(「各党の代表者は委員長じやないか」「黙つて聴け」と呼び、その他発言する者あり)意見を申し述べて、政府の適切なる処置を要望するものであります。
【次の発言】(続) 農業関係の法律案は、その多くが生産者を犠牲にし、圧迫することによつて生産を増強し、供出を強要するごときものであります。すなわち、農業者に対して好意的なものは、きわめて少いのでありますが、災害補償法だけは、再び起つ能わざるごとき災害を受けた農業……
○的場金右衞門君 私はただいま上程されました食糧確保臨時措置法案委員長報告の一部修正に対し、與党を代表いたしまして賛成の意見を申し述べるものであります。(拍手) 今日まで農業者たちは、食糧管理法及び食糧緊急措置令によりまして統制せられ、圧迫を受けておるのであります。この食糧緊急措置令によつて非常なる苦しみを受けつつあるのでありますが、これを緩和するために、管理法なり、あるいは緊急措置令なりによつて被害を受けておる農業者たちを救うために、農民を擁護するために、この法案に賛成をするのであります。農業者たちの苦しみを知るものといたしましては、何とかしてこの苦しみから農民を救いたいと念願しておるもの……
○的場金右衞門君 私は、供出の制度と農業課税のことにつきまして、大藏大臣及び農林大臣にお尋ねをいたします。 まず供出の制度のことでありますが、農家の自家食糧その他農家が自家で消費するものについては、許された限度の保有量が認められておるはずであります。今日米麦、甘藷等を供出いたしますのは、食糧管理法及べ食糧確保臨時措置法等によりまして供出せしめられておるのでありますが、これによりますと、法的には自家の食糧や自家の飼料等生産者の自家消費量は保有せしめて、その残余を全部政府に賣り渡すということに相なつておるのであります。從つて、自家消費量に不足する零細農家の供出を強要されるという場合はあり得ないは……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。