小高熹郎衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○小高熹郎君 私は水産省設置への意見を開陳いたします。 本年四月上旬より五月にかけまして、約四週間にわたり、米国陸軍省並びに国務省よりの推薦と同時に、総司令部マツカーサー元帥の招聘に応じ、米国漁業使節団として、水産業界を代表する一流人物ともいうべきエドワード・アレン、フレデリツク・バンディー、ドーナルド・ローカーの三氏が来朝いたされ、各地の漁業状態をつぶさに調査し、わが国水産業に対する十分なる検討と、あわせて将来対する警告とを與えられましたことは、日本水産業界にとりまして大きな收獲であり、右三氏に対しまして衷心より敬意をささげるものであります。 そもそも総合令部の対日漁業政策につきましては……
○小高熹郎君 ただいま上程されております漁業法案及び漁業法施行法案の修正案に対し、私は民主自由党を代表して賛成意見を開陳せんとするものであります。 世界経済への一環として、海国日本が漁業生産力を発展させ、同時に漁業の民主化をはかることは、けだし食糧問題、国民栄養に関する問題及び外貨獲得の見地からしても、当然のことと思われるのであります。かくのごとき見地から、現在行き詰まりを感じつつあります現行漁業関係の整理を前提として、新たに漁業生産に関する基本制度を確立し、漁業者及び漁業従事者を主体とする漁業調整機構の運用により水面の総合的高度利用をはかるため、漁業法案及び漁業法施行法案が立案され、政府提……
○小高熹郎君 ただいま議題となりました漁船保險法の一部を改正する法律案について、その概要と、水産委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず提案の理由と、そのおもなる内容について御説明いたします。近年支那東海及び北海道の近海においては、漁船の拿捕、抑留等の事故が頻発し、なおこの種の事故が、最近におきましても毎日のごとく起つている現状であります。これがため、関係漁業者の不安は申すまでもなく、金融機関その池に及ぼす悪影響のため、東支那海を漁場とする以西底びき網漁業はもちろん千島、樺太に面する北海道の漁業は、前途まことに暗澹たるものがあるのであります。このことにより、わが国漁業が……
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