西村英一衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○西村英一君 ただいま議題となりました、日本国との平和條約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條第三條に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、日本国との平和條約の効力の発生並びにアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴い、日本政府が雇用する連合国軍労務者について国家公務員法等の関係法律を整備する必要がありますこと及び日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊のために労務に服する駐留軍労務者の身分の取扱い及びこれら労務者の給與その他の勤務條件の取扱……
○西村英一君 ただいま議題となりました、遠藤三郎君外九名提出、伊東国際観光温泉文化都市建設法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 最初に、本法律案の趣旨について簡單に申し上げます。御承知のように、伊東国際観光温泉文化都市建設法は、第七国会において通過いたし、伊東市の住民の投票によつて確定いたしました、憲法第九十五條による特別法であります。この法律に基いて、伊東市におきましては、国際観光温泉文化都市としてその整備が推進されつつありますが、昨今、伊東市内において鉱物の採掘の出願がひんぴんとして起り、温泉の湧出、その他観光温泉資源の……
○西村英一君 ただいま議題となりました日本原子力研究所法の一部を改正する法律案につきまして、科学技術振興対策特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 本案は、日本原子力研究所の理事の定員を一名増加しようとするものであります。御承知の通り、日本原子力研究所は昭和三十一年に設立された特殊法人でありますが、発足以来三年半を経過した今日、国産一号炉の完成を初め、各種施設は急速に整備され、人員も大幅な増加を見たのでありまして、さらに今後の飛躍的発展が期待されるところでありますので、その拡大していく業務を円滑に運営するため、理事の定員を、現在の五名から六名に増加しようとするも……
○国務大臣(西村英一君) 社会保障の面についていろいろお尋ねがございましたが、第一点は、総理もいろいろお話をいたしましたが、低所得者に対する対策がないのではないかというお話でございました。もちろん、生活保護階層は別といたしまして、それに続く低所得者のことは十分考えなければならぬと思っておりまするが、これは、やはりあらゆる行政の分野で進めることでございまして、住宅、教育、その他あらゆる面で進めなければならぬと思っております。明年度におきましても、この点に特にかんがみまして、生活保護の基準も引き上げまするし、そういうような観点から、低所得者の多くを占めておりまする国民健康保険につきましても給付の引……
○国務大臣(西村英一君) 国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 御案内のように、国民年金法は昭和三十四年の第三十一回国会におきまして成立を見たのでありますが、その後拠出制年金につきましては、第三十九回及び第四十回国会におきまして御審議を願った結果、死亡一時金制度の創設、保険料の免除者に対する国庫負担の実現等により、基本的制度の仕組みも一応整い、年金制度の発展の基盤を確立しつつある次第であります。 他方、福祉年金につきましても、発足以来支給制限の緩和、準母子福祉年金の創設等の改善が行なわれ、すでに三百万人に近い低所得者の福祉に貢献をし……
○国務大臣(西村英一君) 私に対する御質問も、従業員五人未満の事業所に健康保険法を強制適用したらどうかというお話でございまするが、御承知の通り、従業員五人未満といえば、一般的にきわめて零細企業でありますから、経営も不安定でありますし、また、従業員の移動も非常に多いのでございます。そういうような企業を単位といたしまして保険料を徴収する、被保険者を把握するということは非常に困難でありますから、現在の健康保険法ではそれを適用していないのでございます。しかしながら、十分検討はいたしたいと思っております。しかし、今の法律でも任意包括制度がありまして、希望すればやはり健康保険に入り得るのでありまして、現在……
○国務大臣(西村英一君) 生活環境施設整備緊急措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 申し上げるまでもなく、下水やし尿、ごみ等の汚物を衛生的かつ効率的に処理することは、国民が健康で文化的な生活を営むため不可欠な条件でありまして、政府は、かねてから、地方公共団体が下水道事業や清掃事業を支障なく遂行することができますよう下水道、し尿処理施設等の生活環境施設の整備について深く意を用い、その促進をはかってまいっているのであります。 しかしながら、わが国においては、これら生活環境施設の整備が従来著しく立ちおくれていたばかりでなく、近年においては人口の都市集中あるいは国民の生活様式の変化……
○国務大臣(西村英一君) 罹災者の方にはまことに御同情にたえないものがございます。罹災者の救済につきましては、第一次的には、今回の最もひどかった群馬県の尾島町には災害救助法を適用いたしております。災害救助法によって応急的な救済はいたしておりますが、さらに、今後の自力更生につきましては、本年度は世帯更生資金も昨年度よりは相当大幅に増額されております。また、母子世帯資金等の貸し付けの活用によりまして、なるべく生活保護者を出さないように注意をいたしたいと思います。しかし、なおかつ不幸な方々がございましたならば、生活保護法で十分な救済をしたい、かように考えておる次第でございます。(拍手)
○国務大臣(西村英一君) 炭鉱離職者につきまして、厚生省といたしましては、国立病院、国立療養所等につきまして、適職を見つけまして四十名ほど予定いたしておりますが、その予定に対しまして努力するつもりでございます。(拍手)
○国務大臣(西村英一君) 中小企業者に対する福祉対策はどうかということのお尋ねでございまするが、厚生行政として特にいつも問題にされますのは、中小企業者のうちでも五人未満の零細な方々に対する年金制度でございまするが、この年金制度は現在の法制のもとでも行政指導はいたしております。しかしながら、法令といたしましては、なおただいま検討いたしておりまして、五人未満の零細企業者も困らないように検討中でございます。(拍手)
○国務大臣(西村英一君) 憲法第二十五条にいいまする社会保障ということばは、国民生活の安定向上をはかるための所得保障、医療保障のことでございまするが、大蔵大臣が委員会において、どういう意味でこの金のことを御説明になりましたか、それをはっきり聞かないと、これが社会保障であるかどうかという断定はいま下せないと思います。(拍手)
○国務大臣(西村英一君) お答えいたします。
この法律によってこのような措置をとるよりも、社会保障制度でやるべきではないかというような御意見でございまするが、もちろん老齢者及び低所得者に対しましては、一般的社会保障の拡充をはかることに対しては、私は意見を異にするものではありませんが、この法律の目的といたしておるものは、社会保障の要素以外な目的もあるようでございますので、社会保障とは別個の問題と私は解するのでございます。(拍手)
【次の発言】 お答えいたします。
さいぜんも申しましたように、社会保障制度の拡充をいたすことは、これは異存はございません。ことに老齢の方々の老後の生活につきまして社……
○国務大臣(西村英一君) 大体総理から基本的にはお話がありましたが、私、首都圏整備委員長として、簡単に申し上げたいと存じます。 首都圏の整備につきましては、さきに基本計画をつくりまして、それに基づいて整備計画をつくりまして、その整備計画に基づきましてただいままでやったことは、市街地につきましては、工場等の集中することを抑制する、また、首都の周辺における都市の開発地域におきましては、これを育成するという方針でまいりました。そのために、今日まで産業の立地等につきましても相当な成績をあげておる次第でございます。 しかしながら、ただいまも田邊さんからお話がありましたように、やはり相変わらず、産業、人……
○国務大臣(西村英一君) 私に対するお尋ねは、現在の市町村道路の改修につきまして、補助方式によらず、特定財源を割愛して、それでもってやったらどうかというお尋ねでございます。しかし、御案内のように、わが国の道路はやはり現存でもまだ重要な府県道すらも整備が低い水準にあるのでございまして、これがある程度進みますれば、もちろん市町村道につきましても本格的に取り組みたいと私は思うのでございます。しかも、一口に市町村道と申しましても、現在八十数万キロあると申しておりますが、ただいま建設省といたしましてもこの調査に一生懸命になっておるところでございます。その結果を待ちまして、さいぜんも大蔵大臣が申しましたよ……
○国務大臣(西村英一君) 土地問題につきましては、総理が根本的な問題はお述べになりましたが、村山さんの御質問を要約いたしますと、いろいろお話はございましたけれども、地価対策についてあまり政策がないのじゃないか、こういうお尋ねが第一点でございます。 この点につきましては、政府といたしましては、緊急対策といたしまして、第一に、やはり宅地を大量に供給するということ、それは公的機関により、また民間宅地造成によってやるということ、第二番には、既成市街地における再開発をやる、高度的に土地を使う、第三番には、やはり土地の取得制度を改善するために、今般土地収用法も提案をいたしまして、総合的な政策をやっておる……
○国務大臣(西村英一君) 国土地理院におきまして地図をつくったそのいきさつにつきましては、外務大臣がお答えになりましたが、ただ、三十五年から三十九年までやったのでございまして、現在はその関係はないのでございます。ただいままだやっておるかのごとき印象でございましたが、これは地図のことでございまするから、アメリカのみならず、各国の方々が互いにその技術の交換をいたしておるのでございまして、多くの国の方々がやはり国土地理院といろいろな打ち合わせをしておるのでございまして、この関係に関する限り、三十九年で終わりを告げたのでございます。 また、地図は特殊軍用の地図である、こういうふうに申しますけれども、……
○国務大臣(西村英一君) 建設省所管の公共事業の施行にあたりましては、国費の適正かつ効率的な使用ができまするように指導改善をいたしてまいったのでございます。したがいまして多少指摘事項は減ったのでございますが、なお指摘事項がありますことに対しては遺憾の次第でございます。今後とも工事の施行体制の改善あるいは地方公共団体の指導監督を強化してまいりまして、指摘事項がないようにつとめてまいりたい、かように考えておる次第でございます。(拍手)
○国務大臣(西村英一君) 大都市の過密の弊害につきましてでございまするが、この問題につきましては、従来からも政府といたしましては、いろいろな方法で工場の分散あるいは業務センターの建設、流通業務団体等、やってまいりまして、都市の構造の改善につとめてまいったのでございます。しかし、現在におきましてはさらに一歩を進めまして、既成市街地における開発を進めまして、土地の高度の利用あるいは合理化を進めまして、りっぱな環境のよい都市づくりをしたいと思うのでございます。このためには、私は、都市再開発法をただいま検討いたしておるのでございまして、成案ができましたら不日また御審議を願うようなこともあると思うのでご……
○国務大臣(西村英一君) 今回政府が改定を予定いたしております第五次道路整備五カ年計画でございますが、これは、最近における自動車の激増に対しまして、従来の第四次計画では間に合わないようになりましたので、さらにこれを拡充してそれに対処したいのでございます。この場合に、やはり今後二十年後におけるわが国の社会、経済の水準による交通需要を一応想定いたしまして、それによる道路を考えまして、その一環として今回の新五カ年計画をしようとするものでございます。したがいまして、この五カ年間におきましては、自動車の増加に対しましておおむね対処し得るつもりでございます。 また、自動車の台数は、昭和四十六年度におきま……
○国務大臣(西村英一君) 都市計画法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 近年における人口及び産業の都市集中に伴い、都市及びその周辺の地域における市街地の無秩序な拡散が、公害の発生等都市環境の悪化と公共投資の非効率化の弊害を生ずるに至っており、この際、これらの弊害を除去し、都市の健全な発展と秩序ある整備をはかるための対策を確立することが緊要の課題となっております。 現行の都市計画法は、大正八年に制定されて以来半世紀を経てまいりましたが、その内容は、もはや昨今の都市の問題に十分に対処することができないものとなっております。すなわち、都市の秩序ある発展をはかるための総合的な土地利用計……
○国務大臣(西村英一君) 今回の災害は、御指摘のごとく、都市の周辺における中小河川を中心として起こった災害並びにがけくずれ等によることで、たいへん被害が大きくなったことはまことに遺憾に存ずる次第でございます。 政府といたしましても、こういうような方面に対しては、災害予防の観点から力をいたしておったのでございまするが、今回の災害にかんがみまして、特にこの点は将来とも重視しなければならぬと思うのでございます。したがいまして、現在の治山治水五カ年計画につきましても、こういうような点から新しい観点に立って再検討をいたしたい、かように考える次第でございます。 もう一つは、やはり宅地造成のために災害が……
○国務大臣(西村英一君) 今回の事故によりましてなくなられた方々並びに御遺族の方々に、私も心から御弔慰を申し上げる次第でございます。 このたびのローム台地のがけくずれに関する総合研究の一環として行なわれました人工降雨によるがけくずれの実験につきまして、建設省といたしましては、土木研究所から三名の職員と十五人の見学者が参加した次第でございます。 御質問は、建設省の職員の方には一人も犠牲者が出ないではないか、また、日常の経験によって危険なことを知っておったのではないかというようなことの御質問でございますが、実は三名の職員の方は、二人の方はメモモーションカメラの観測に従事し、一人の方は山の上で計……
○国務大臣(西村英一君) 新都市基盤整備法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 最近における人口、産業の都市集中に伴い、土地問題は、ますます緊要の課題となりつつあります。 このための対策としては、人口、産業の大都市への集中の抑制、市街化区域内の土地の有効利用の促進、地価形成の合理化、公的土地保有の拡大等の総合的施策を強力に推進するとともに、大都市及びその周辺の地域における宅地の大量かつ計画的な供給をはかる必要があります。 本法案は、大都市の周辺の地域における計画的な宅地開発を推進するため、新たな宅地開発制度を創設し、これに対処しようとするものであります。 人口集中の著しい市街地……
○国務大臣(西村英一君) お答えいたします。 行政改革をやることについて行管庁の決意いかん、こういうことであったと思います。政府といたしましては、従来とも行政改革の推進に真剣に取り組んでまいったつもりでございます。たとえば、定員の削減も数次にわたってやってまいりました。行政機構の膨張の抑制並びに特殊法人の整理合理化、補助金ないし許認可等につきましても真剣にいままで取り組んだつもりでございますが、現下の財政事情も非常に厳しくなっておりますし、かたがた、また社会経済情勢も大変な変化でござまいすので、この際、行政改革について徹底的にひとつやるべきだという総理の指示も私は受けておる次第でございますか……
○西村英一君 先例によりまして、私は、議員一同を代表して、ただいま御当選になりました議長及び副議長に対し、お祝いの言葉を申し述べたいと存じます。 ただいま灘尾弘吉君が本院の議長に、岡田春夫君が本院の副議長に当選されました。われわれ一同、衷心より祝意を表する次第であります。(拍手) 御承知のとおり、両君はともに、議会政治に対する豊かな経験と高潔な人格を有せられる練達の士でありまして、本院を代表する議長、副議長の重職にふさわしい方々であります。(拍手) 特別国会の開会に当たり、国民の国会に寄せられる期待と関心はいよいよ大なるものがありますが、われわれは、両君がその手腕と力量とを遺憾なく発揮し……
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