松浦周太郎衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○国務大臣(松浦周太郎君) 八木委員にお答えいたします。 完全雇用の達成のために、いかなる計画を持っているかというお問いでございますが、わが国の雇用問題の重要性にかんがみまして、政府は、今国会に雇用審議会設置法案を提案いたし、これに基きまして今後設置せられるところの雇用審議会を活用いたしまして、わが国における雇用の実態を徹底的に究明するとともに、目標となるべきわが国完全雇用の態様及びこれの達成の具体的方途を考えるつもりでございます。また、昨日来政府が表明し、諸君が質問応答せられました三十二年度の予算の拡大によりまして、これが積極的な事業が拡大せられますから、いわゆる公共事業あるいは財政の投融……
○国務大臣(松浦周太郎君) 野田議員にお答えいたします。 失業対策費が昨年まり減っておるが、これで大丈夫かといろお問いでございますが、最近は、経済の好況を反映いたしまして、雇用情勢は緩和し、完全失業者の数は減少いたしております。大体五十一万ないし五十二万の程度でございます。いわゆる日雇い労働者の登録数も最近は増加いたしておりません。民間事業に就労する者が多くなりましたので、失業対策事業に就労する人員は大体二十二、三万であろうと存じております。来年度の失業対策事業費は本年度よりやや減少いたしましたが、一日平均の吸収人員は二十二万五千人を予定いたしておりますので、来年度における経済規模の拡大によ……
○国務大臣(松浦周太郎君) 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 この改正案は、昨年七月十六日付の人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般職国家公務員の俸給制度の改正を行い、新制度への切りかえに当って必要な調整措置を講じようとするものであります。 すなわち、第一に、現行の五種類の俸給表を合理化して、職務の特性に応ずるように、行政職俸給表、税務職俸給表、公安職俸給表、海事職俸給表、教育職俸給表、研究職俸給表、医療職俸給表及び技能労務職俸給表の八種類十六表の俸給表を設けることといたしました。 第二に、現行の十五級の職務の級が職務の段階の実態……
○松浦周太郎君 私は、ただいま上程せられました自由民主党及び日本社会党共同提案にかかる災害等による農業窮状打開に関する決議案について、その趣旨弁明を行い、満場の諸君の御賛同を得たいと存ずるものであります。 まず、本案の内容を朗読いたします。 災害等による農業窮状打開に関する決議案 本院は、本年の異常なる気象現象による凍霜害、雨害、干害、塩害及び水害等の災害により、わが国農業が甚大なる被害をこうむり、さらにまた、昨今の需給関係の悪化から、繭糸、牛乳及びその他の農産物価格が安定を欠き、そのためわが国農業経営に重大なる支障を生じつつある事態にかんがみ、政府がすみやかに災害対策と農業経営安……
○松浦周太郎君 ただいま議題となりました、内閣提出、北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法案外三案について、農林水産委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法案について申し上げます。 北海道の農業、特に畑作農業は、一般に劣悪なる自然条件を持っておりますために、営農上各種の制約を受けるとともに、地力の低下傾向が著しく、しばしば冷害をこうむり、農家経済はきわめて不安定な状態に置かれておるのでありまして、その根本的な解決策の要望せられておりますことは、周知の通りであります。これにこたえ、政府は、昭和三十三年度から北海道畑作……
○松浦周太郎君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました三十七年度一般会計予算外二案に対し、賛成の意を表し、日本社会党予算組み替え案に反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 今日の経済の調整措置について、野党諸君は、その論拠をもっぱら池田内閣の高度経済成長政策に基づく所得倍増計画に求め、計画自体が失敗であると論難しておるのであります。事態の推移をつぶさに観察するならば、それはまことに皮相な見解と申さざるを得ません。経済の成長を高め、できるだけバランスのとれた形において実現していこうとする成長政策は、米、英、仏、伊等先進諸国においてかなり以前から採用されているところであ……
○国務大臣(松浦周太郎君) 国鉄の運賃については、ただいま企画庁長官が答弁いたしましたとおりであります。 松平さんに一言申し上げたいのでありますが、先ほど、東海道新幹線の不手ぎわから経営上の穴埋めの不手ぎわを運賃に求めるのではないかというおしかりがあったのですが、これはあまり酷ではないかと思うのであります。皆さまの御存じのような状況でありまして、この国鉄運賃の問題については、収入の物価指数と支出の物価指数はまるでアンバランスなんです。昭和十一年を一として、運賃指数は一一六です。ところが、物価は五百倍です。人件費は六百倍です。そういう経営の中に、どれだけじょうずにやろうとしても、これは赤字が出……
○国務大臣(松浦周太郎君) お答えいたします。 ただいま大蔵大臣からガソリン税並びにガスのタクシー用のものについて御答弁がありましたが、私にお問いになったのは、LPGの新たな課税に対するタクシー料金の値上げはどうかという問題であったと思います。これはLPGに対する課税がタクシーの原価に対してある程度の影響を及ぼすことは否定できないものであります。これに対しましては、でき得る限り企業の合理化により吸収するよう、業界の協力を求めていきたいと思っております。なお、値上げ問題については、公共料金抑制の点もありますので、これらと見合いまして慎重に検討いたしたいと思っております。(拍手)
○国務大臣(松浦周太郎君) 新東京国際空港公団法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 最近におけるわが国経済の目ざましい発展に伴い、航空輸送需要は、国際線、国内線ともに激増の一途をたどりつつあります。現東京国際空港も、昭和四十五年ごろには、その能力の限界に達するものと予想されるのであります。加うるに、近時の科学技術の発展に伴う航空機の進歩は著しく、現在開発途上にある超音速旅客機も、早晩実用化されることは明白でありますが、現東京国際空港においては、これが受け入れは不可能と考えられるのであります。欧米主要国におきましても、超音速旅客機の出現に対処すべく、すでに新たな大空港の建設計画を立……
○国務大臣(松浦周太郎君) 牛乳の生産価格が消費価格の三分の一になっている、したがって、この流通及び消費価格のことについて考えはどうだ、抜本的な方策はないかということでありますが、大体いま農林大臣がお答えになりましたが、私の担当する遠距離輸送の問題についてお答えいたしたいと思います。 北海道及び東北地方は、夏季においては現地において過剰傾向になっておりますことは言うまでもありません。これを移出することを検討いたしておりましたが、三十九年度に冷蔵庫による試験輸送を行なったのでございます。本年度からは本格的に輸送を実行することにいたしまして、この輸送は冷蔵車を充当し、毎日二車程度を計画しておりま……
○国務大臣(松浦周太郎君) お答え申し上げます。 私に対しましては、まず第一に、観光資源の開発について、あるいは保全についての対策についてでございますが、観光資源の保全は、観光地の美化とともに観光の健全化のため、万全の配慮を要する問題であります。運輸省といたしましても、総理府、大蔵省、厚生省、建設省、文部省等関係各省と協力いたしまして、広範な国民運動を展開する等、促進に努力いたしておるのでございます。 それから、労働大臣が、港湾労働法の採決の関係でただいま参議院におりますので、この労働関係につきましては、先ほどお問いがありましたが、この問題はわれわれのほうと協力いたしておりますから、かわっ……
○国務大臣(松浦周太郎君) ただいまの御決議に対しまして、所管省として所信の表明を申し上げます。 現行日米航空協定の不平等を是正し、国民の宿願であるわが国航空企業による世界一周路線の実現をはかるため、昭和三十六年以降二回にわたり米国政府との間に交渉が行なわれてまいりましたが、いまだわが国の要求がいれられないことはまことに遺憾に存じております。私といたしましては、現在中断されておる交渉をなるべく早い機会に再開し、ただいまの御決議の御趣旨に沿い、現行航空協定の破棄をも辞せずという強い決意を持って交渉に当たり、もってニューヨーク以遠権を獲得し、全国民の御期待に沿うことのできるよう全力を尽くす所存で……
○松浦周太郎君 つつしんで一言ごあいさつを申し上げます。 ただいまは、私の本院在職二十五年に及びましたことに対し、御丁寧なる表彰の御決議を賜わりまして、まことに感謝にたえません。厚くお礼を申し上げます。(拍手)この御決議に対して、私は心から感激をいたしますとともに、同時に、新たなる決意がわき起こるのを覚えるのでございます。(拍手) 顧みますと、この二十五年間はわが国の歴史上かつてない変転盛衰の時期であり、混乱の時代であったと思います。このことは、私自身がこの目で見、このからだで経験をしてまいりました。 昭和に入りてより、次第に政党不信の声が高まり、ついに軍の横暴を押えることができず、わが……
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