南条徳男衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○国務大臣(南條徳男君) ただいまの御質問に対しましてお答えいたします。 まず、過年度災害の問題でございますが、お説のように、二十六年度ないし二十九年度までの間の過年度災害が非常に多額に上っておりまして、これはまことに従来問題であつたのであります。国家財政の関係から、なかなか解決がおくれておりましたが、幸い三十年、三十一年が災害が少かった等の関係もありまして、三十一年度におきましては二百三十六億余円、三十二年度におきまして二百億余円以上の計上をいたしてありますので、大体残余は二割五、六分になっております関係から、三十三年度においては全部これが完済がつく見込みだと考えておりますので、先ほどお説……
○南條徳男君 ただいま議題となりました、昭和三十四年九月の暴風雨により塩害を受けた農地の除塩事業の助成に関する特別措置法案外十七件につきまして、災害地対策特別委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 右の各法律案は、本年累次にわたって発生した風水害等に関し、これが対策としてそれぞれ特別の措置を講じようとするものでありますが、その要旨を簡潔に申し述べることといたします。 まず、建設関係四件につき申し述べます。 公共土木施設の災害につきましては、すみやかな復旧をはかるため、復旧事業費に対しては、標準税収入を勘案して、十分の八ないし十分の十の高率国庫負担を行ない、さらに、……
○南條徳男君 ただいま議題となりました昭和三十四年七月及び八月の水害又は同年八月及び九月の風水害を受けた地域における公衆衛生の保持に関する特別措置法案外七件につきまして、本委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 右の各法律案は、本年の数次にわたる風水害等に関し、これが対策として、それぞれ特別の措置を講じようとするものでありますが、以下、その要旨を簡潔に申し述べることといたします。 公衆衛生の保持に関しては、伝染病予防費について、国の負担率を高め、上水道及び簡易水道の災害復旧費について国が二分の一の補助を行なうことができるようにし、また、保護施設及び児童福祉施設の復旧……
○国務大臣(南條徳男君) 農業問題につきまして、総理から重要な問題についての御答弁がございましたが、農業基本法の問題について政府はどのような考えであるかという御質疑がございましたので、お答え申しておきたいと思います。 この問題は、非常に画期的な重大な問題でございまして、農業収容人口と他産業との格差を縮める、あるいは農家の所得を伸ばしてその生活の安定をさせるために、政府は、御承知の通り、経済の成長をはかっておるのでございますが、そこでこれに対しまして、十分その基礎的な内容を作らねばならぬと思いまして、農業基本法を通常国会に提案すべく、ただいま準備中でございます。その内容等につきましては別な機会……
○国務大臣(南條徳男君) 米の統制の問題についての御質疑でございますが、政府としては、現行の米価の集荷並びに配給の統制はこのまま継続したいという方針でございます。ただし、配給の面におきましては、いろいろ消費者の側も考えまして、十分配給量をふやす、あるいは登録制度の改正、卸小売業者の登録制等の改正をいたしまして、そうして、消費者になるべく良質の米を配給するような方向にもしたいという考えでおるのであります。 そこで、かようなことを継続すれば一国の財政負担が非常に多くなるじゃないかという御質問、ごもっともでございます。今年でも未曽有の豊作でございまするから、四千万石も買い入れますと、それだけでも約……
○南條徳男君 ただいま、私が本院在職二十五年になりましたことに対し、院議をもって丁重なる表彰の御決議を賜わりましたことは、身に余る光栄であります。まことに感謝にたえません。つつしんでお礼を申し上げます。(拍手) 顧みますると、私は大正九年に大学を卒業し、弁護士となり、かたわら自由な立場から国家社会に貢献したいとの熱意を持っておりました。 北海道に生まれ、祖先の歩んだ開拓魂によってはぐくまれた私は、その血を受けて、時の国論であった海外移住に挺身しようと決意し、当時最も日本人を歓迎していた南米、ことにブラジルに百万人の人口移動を試みたのであります。 しかしながら、この計画は、当時数ある民間移……
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