三浦一雄衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○三浦一雄君 私は、改進党を代表いたしまして、昨日本議場において吉田総理大臣初め各大臣の演説したる政府の施政方針に対し質疑をなし、その所信をたださんとするものでございます。 政治の要諦は民に信あらしむということにあると信じます。信なければ国立たずと申します。すなわち、信頼の政治こそは民主政治の本義なりと考えられます。内外をめぐる諸情勢は真に重大であります。この際、政局を安定せしめ、日本再建の国策を断行するこそ最も緊要なるは論をまたぬところでございます。この危機を打開し、国民の輿望にこたうるためには、政府は深く顧み、国会を尊重し、公明なる政治を行うべきこと、これが当然の使命なりと考えられるので……
○三浦一雄君 ただいま議題となりました昭和三十年度特別会計予算補正(特第1号)の、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本補正予算案は、七月二日予算委員会に付託せられ、七月十四日政府より提案理由の説明を聞き、次いで質疑に入り、本日まで両日にわたり審議せられました。 本補正予算の要旨は、去る六月二十四日国会の承認を受けました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に基きまして、米国余剰農産物の購入に伴い、米国政府からの借り入れ資金を財源として、電源開発、農地開発その他わが国の経済発展に資するための資金の貸付を行うこととし、その経理を明確にするため、新たに特別会……
○三浦一雄君 ただいま議題となりました昭和三十年度特別会計予算補正(特第2号)に関しまして、その内容及び予算委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本補正予算案は、十二月六日予算委員会に付託されました。本案は交付税及び譲与税配付金特別会計についての補正であります。政府の説明によりますれば、地方財政の状況はは年々悪化し、近年赤字の累積により真に憂慮すべき状態にあります。これを打開するために、政府は、明年度以降において抜本的対策を講ずる予定でありますが、とりあえず、年度内の臨時措置として、地方に対し交付税の率三%に相当する百八十八億円の財源手当を行うことと決定されました。……
○三浦一雄君 ただいま議題となりました昭和三十年度特別会計予算補正(特第3号)について、予算委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 この補正予算案は、去る一月三十日委員会に付託せられ、本日討論、採決されたものでございます。 今回の補正は食糧管理、国債整理基金並びに漁船再保険の三特別会計に関するものでありますが、まず食糧管理特別会計の補正から順次申し上げます。 補正の内容は、三十年度米の政府買い入れ数量が、御承知のごとき豊作と集荷の好調によりまして当初の予定を大幅に増加したこと等のため、食糧買い入れ費、食糧管理費及び予備費等約千二百億円を歳出予算に追加し、その財源は……
○三浦一雄君 ただいま議題となりました昭和三十年度一般会計予算補正(第1号)、昭和三十年度特別会計予算補正(特第4号)、昭和三十年度政府関係機関予算補正(機第1号)につきまして、予算委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 この補正予算三案は、去る十四日委員会に付託されました。 まず、一般会計予算の補正について、その概要を申し上げます。 本補正は、第二十三回国会において実施されました地方財政についての臨時措置に伴う財源の補てん、食糧管理特別会計の損失補てん、義務教育費国庫負担金、生活保護費等の不足額補てん、その他必要最小限度の歳出の増加を見込み、歳出三百五十四億余……
○三浦一雄君 ただいま議題となりました昭和三十一年度一般会計予算外二案につきまして予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 本予算三案は、去る一月三十日予算委員会に付託せられ、本日討論、採決されたものであります。これらの予算案の内容につきましては、先般本議場において、大蔵大臣より、わが国が当面する内外の経済情勢と、これに対処すべき財政金融政策の基本方針並びに重要施策遂行に伴う予算上の配意等、詳細に説明されました。これによってすでに十分に御承知のことと思われますので、重複を避けるため、ここでは主として政府の重要施策を取り上げ、これをめぐって展開されました予算委員会における質疑……
○国務大臣(三浦一雄君) 米価を初め、蔬菜、乳価等の農産物価格安定に関する各般にわたります御質疑でございました。いずれ適当な機会をもちまして詳細にお話しする機会もあると思いますが、その大綱についてお答えを申し上げたいと存ずるのであります。 米麦価につきましては、生産の保持を目標としつつ、パリティ計算によりまして、そして均衡ある価格を取り来たったことは、皆様御承知の通りでありまして、このことは依然採用して参る考えであります。 さらに、最近になりまして問題になりました乳価等につきましては、生産の過程におきましても、あるいは流通の過程におきましても、価格安定の方策をとりたい考えであります。 さ……
○国務大臣(三浦一雄君) 繭糸価格の安定に関する臨時措置法案につきまして、趣旨の説明を申し上げたいと存じます。 政府は、昨年末以来の生糸の需給事情の悪化に対処いたしますために、つとに、三十三年生糸年度においても、生糸及び繭の最低価格は従前の水準を堅持する方針を明らかにいたしまして、これを実現するために必要な施策を逐次講じて参ったのであります。すなわち、本年三月には、内外市場の生糸価格に対する不安を解消いたしますために、例年より早く、生糸の最高、最低価格及び繭の最低価格を、従前通りこれを据え置くことを決定したのであります。さらに、本年初め以来、生糸の政府買い入れが急速に増加して参りました事態に……
○国務大臣(三浦一雄君) ただいま本院において御決議になりました災害等による農業窮状打開に関する決議につきましては、政府といたしましても、従来より、災害対策及び農産物価格安定措置につきまして、時宜に応じた各般の施策を講じておる次第でありますが、さらに所期の目的を達するよう施策の万全を期し、御決議の趣旨に沿うよう一段と努力をいたして参る所存でございます。(拍手)
○国務大臣(三浦一雄君) 勝間田君は、現在の農村問題を分析せられまして、過剰生産の傾向にあって、逐次不況の様相を呈している、この際価格体系を再検討すべきである、こういうことの要旨でございました。そして、麦、カンショ等の例をあげて御指摘でございましたから、これについてお答えを申し上げます。 御承知の通り、政府の、経済企画庁の発表いたしました経済白書にもあります通り、農産物の収入等は、その七割方が現行の価格支持制度によって保持されておりまして――不況の様相であると、こう申しますけれども、比較的安定しておりますことは、御承知の通りであります。そして、同時に、農村の消費水準の高まっておりますことも事……
○国務大臣(三浦一雄君) 田中君の御質疑に対しましてお答え申し上げます。 今回の法律改正につきましては農林団体等の反対の意向があるが、この渦中においていかなる対処をするかということにあったと思うのであります。今回の改正が、わが国の経済事情にかんがみまして、不況カルテル並びに合理化カルテルをいたすのでございますが、現状上、この程度の改正はやむを得ないものと思います。しこうして、これらの改正に当りましては、不況カルテル等につきましても、このカルテルの認可あるいは届出、公正取引規約の認定等の処置につきましては、一般消費者、さらにまた関連の中小企業者、関連の農林漁業者等の利益を害せざることを前提とし……
○国務大臣(三浦一雄君) 農業災害の復旧につきましては三年間で完了し得るか、こういうお尋ねでございます。農業災害に関しまして、その緊急なるものにつきまして、三年間でこれを完了するということは臨時措置法の建前にもなっておりまするし、かつまた、これに関連する国庫負担法の定めでもございます。従いまして、今回策定いたしました災害復旧の予算もこれに応じて編成しておりまするし、同時にまた、必要なる融資等もこれに応じて措置いたしますから、三年間をもって所要の復旧を完了し得る見込みでございます。(拍手)
○国務大臣(三浦一雄君) 来年度の予算の上に農林漁業の基本的問題の調査会を計画しておりますが、これに関するお尋ねでありました。最近の農林漁業の生産は顕著に拡大して参りまして、わが国の国民経済の発展の上にも大きな貢献をなしておることは申すまでもございません。しかしながら、反面におきまして、他の産業との所得の格差の増大して参りましたことも、われわれとして寒心にたえないところであります。従いまして、今後は、他産業との均衡をはかりつつ、農林漁業の安定した施策を求めたい、これが今回の調査会の目的でございまして、このためには、農林漁業に内在します諸事情、さらにまた流通の問題、価格等の支持政策をとつておりま……
○国務大臣(三浦一雄君) 昭和二十八年十二月最高裁から下されました判決の効果を乱すようなことは断じていたしませんことは、総理大臣のお答えの通りであります。同時に、また、この措置によりまして、補償を改定するとか、あるいはこれに類するような措置をとるということは予定しておりません。 第二には農地転用の問題でございますが、私たちは、日本の現状にかんがみまして、農地は、これは極度にまで尊重して参らなければなりません。これは保持しなければなりません。従いまして、この転用の場合におきまてしも、事情をよく調べまして、ほんとうにやむを得ざる場合のみにこれを転用するような方針をとって参っております。この場合に……
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